JP6225305B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
また従来のパチンコ機には、発射された遊技球が始動口へ入球すると遊技者にとって賞球の獲得に有利な遊技状態に移行するか否かの抽選を行なうものがある。即ち、前記始動口への入球に起因して乱数値が抽出され、抽出された乱数値が予め定められた値であった場合には、特別図柄の変動開始後、大当りを示す図柄で確定表示してから大入賞口が開放される大当り遊技を開始するように構成している。尚、特別図柄は遊技領域の隅に小さく表示させ、特別図柄の擬似演出を遊技領域の中央に設けられた演出図柄表示装置にて表示させることで、擬似演出にて遊技者に抽選結果に対しての期待感を与えている。
また従来の演出ボタン(操作手段)として、操作部や操作検出部の破損を防止するために、操作手段の操作量を検出し、検出された操作量が所定の条件に達した場合、操作手段を操作不能にする構成が提案されている(下記特許文献2参照)。
そこで本発明は上記事情に鑑み、演出ボタンなどの操作手段を利用した演出が単調となることを解消して、遊技者の操作手段の操作への意欲や関心度を高め、もって操作手段を有効に活用し、操作手段の価値を高めることができる弾球遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
前記当否判定の結果を特別図柄が確定表示されることによって報知する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の擬似演出を表示する演出図柄表示装置と、
遊技の演出に用いるように遊技者が操作可能な操作手段と、を備え、
予め設定された特定の演出表示の所定期間中に前記操作手段が操作されると、前記演出図柄表示装置に前記大当り判定手段の判定結果を示唆する示唆演出が行われる弾球遊技機において、
前記大当り判定手段の判定結果に基づいて前記操作手段を操作不能にロックするか否かを判定するロック判定手段と、
前記操作手段を操作不能にロックせしめるロック手段と、
前記操作手段が操作不能にロックされること又はロックされていることを報知するロック報知手段と、
遊技に対する遊技者の行動により予め設定された所定の条件が満たされることで、前記ロックされた操作手段のロックを解除する、又は、操作手段のロックを回避させる解除手段と、
前記所定の条件を報知する条件報知手段と、
該報知された条件が成立したか否かを判定する条件判定手段と、を備え、
前記所定の条件が成立しなかった場合には、前記操作手段を操作不能にロックせしめ、該操作手段の操作に起因して実行する前記示唆演出を行わないようにし、
かつ、前記ロック判定手段によりロックしないと判定した時よりもロックすると判定した時の方が大当りとなる信頼度が高くなるように構成する。
尚、信頼度とは、ある特定の演出が行われた時の大当りになる場合の出現率とはずれになる場合の出現率を合算した全体出現率に対し、大当りになる場合の出現率の割合を示すものである。このため、大当り信頼度は、全体出現率に対して大当りになる場合の出現率の割合が高いほど高くなる。
また解除手段によりロックの解除又はロックを回避する所定の条件として、「始動口へ2個入賞させる」や「いずれかの普通入賞口へ入賞させる」や「遊技球を10球発射したら、一旦は発射を止め、その後に5球発射する」など、その他に遊技者が可及的に行動することでクリアできる条件を設定する。勿論、制限時間を設ける。
ロック報知手段による報知と、条件報知手段による報知を同時に同じ画面に表示する構成としてもよい。
また前記特定の演出表示として前記図柄の変動のリーチ演出とすることが望ましい。
前記当否判定の結果を特別図柄が確定表示されることによって報知する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の擬似演出を表示する演出図柄表示装置と、
遊技の演出に用いるように遊技者が操作可能な操作手段と、を備え、
予め設定された特定の演出表示の所定期間中に前記操作手段が操作されると、前記演出図柄表示装置に前記大当り判定手段の判定結果を示唆する示唆演出が行われる弾球遊技機において、
予め複数種類準備された前記特定の演出表示の中からひとつの演出表示を選択する演出選択手段と、
前記操作手段を操作不能にロックするか否かを判定するロック判定手段と、
前記操作手段を操作不能にロックせしめるロック手段と、
前記操作手段が操作不能にロックされること又はロックされていることを報知するロック報知手段と、
遊技に対する遊技者の行動により予め設定された所定の条件が満たされることで、前記ロックされた操作手段のロックを解除する、又は、操作手段のロックを回避させる解除手段と、
前記所定の条件を報知する条件報知手段と、
該報知された条件が成立したか否かを判定する条件判定手段と、を備え、
前記所定の条件が成立しなかった場合には、前記操作手段を操作不能にロックせしめ、該操作手段の操作に起因して実行する前記示唆演出を行わないようにし、
かつ前記ロック判定手段により前記操作手段を操作不能にロックすると判定する確率を、前記演出選択手段により選択された特定の演出表示毎に相違せしめるように構成してもよい。
また解除手段によりロックの解除又はロックを回避する所定の条件として、「始動口へ2個入賞させる」や「いずれかの普通入賞口へ入賞させる」や「遊技球を10球発射したら、一旦は発射を止め、その後に5球発射する」など、その他に遊技者が可及的に行動することでクリアできる条件を設定する。勿論、制限時間を設ける。
ロック報知手段による報知と、条件報知手段による報知を同時に同じ画面に表示する構成としてもよい。
また前記特定の演出表示として前記図柄の変動のリーチ演出とすることが望ましい。
前記当否判定の結果を特別図柄が確定表示されることによって報知する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の擬似演出を表示する演出図柄表示装置と、
遊技の演出に用いるように遊技者が操作可能な操作手段と、を備え、
予め設定された特定の演出表示の所定期間中に前記操作手段が操作されると、前記演出図柄表示装置に前記大当り判定手段の判定結果を示唆する示唆演出が行われる弾球遊技機において、
前記操作手段を操作不能にロックせしめるロック手段と、
前記操作手段が操作不能にロックされること又はロックされていることを報知するロック報知手段と、
遊技に対する遊技者の行動により予め設定された所定の条件が満たされることで、前記ロックされた操作手段のロックを解除する、又は、操作手段のロックを回避させる解除手段と、
前記所定の条件を報知する条件報知手段と、
該報知された条件が成立したか否かを判定する条件判定手段と、を備え、
前記所定の条件が成立しなかった場合には、前記操作手段を操作不能にロックせしめ、該操作手段の操作に起因して実行する前記示唆演出を行わないようにし、
かつ前記条件判定手段により条件が成立したと判定しなかった場合には、条件が不成立のために前記操作手段がロックされて操作ができないことを報知する操作不能報知手段を備えた構成にしてもよい。
また解除手段によりロックの解除又はロックを回避する所定の条件として、「始動口へ2個入賞させる」や「いずれかの普通入賞口へ入賞させる」や「遊技球を10球発射したら、一旦は発射を止め、その後に5球発射する」など、その他に遊技者が可及的に行動することでクリアできる条件を設定する。勿論、制限時間を設ける。
ロック報知手段による報知と、条件報知手段による報知を同時に同じ画面に表示する構成としてもよい。
また前記特定の演出表示として前記図柄の変動のリーチ演出とすることが望ましい。
前記大当り判定手段よりも先に前記大当り遊技の当否の先読みを行う先読み判定手段を備え、
前記先読みの判定結果に応じて、前記ロック報知手段による報知、前記条件報知手段による報知、前記条件判定手段による判定を、前記特定の演出表示が行われる図柄の変動よりも前の図柄の変動中に行うように構成してもよい。
尚、弾球遊技機は始動口への入賞により抽出された乱数を記憶する保留記憶手段が設けられており、先読み判定は、大当り判定手段による判定が行われていない保留記憶(乱数値)の内容を確認し、該確認結果に基づき、当該確認された保留記憶が抽選される前に、大当りの期待が持てるものであることを示す演出を行う。つまり本構成では、先読み判定で、記憶手段に記憶された乱数値が特定の値であった場合には、特定の値よりも前に記憶手段に記憶されている乱数値に対する擬似演出中に、ロック報知手段による報知、条件報知手段による報知、条件判定手段による判定を行い、特定の値に対する擬似演出中にて特定の演出表示を行う構成となる。
遊技者が操作可能な操作手段として、第1の操作手段と第2の操作手段とを備え、
前記特定の演出表示の所定期間中に前記第1の操作手段を操作することにより前記示唆演出を実行するように構成する一方、
前記条件報知手段によって報知する前記所定の条件を複数種類の条件の中から選択する選択手段を設け、
前記複数種類の条件の中に、前記第2の操作手段を操作させる条件を含むように構成してもよい。
尚、第1および第2の操作手段の他、第3の操作手段を設け、第3の操作手段の操作で条件が成立されるように構成してもよい。また第2の操作手段の操作と第3の操作手段の操作を組み合わせて、条件が成立される構成でもよい。
前記条件報知手段は、前記所定の条件として前記第2の操作手段の操作回数が異なる複数種類の条件を一度に報知するようにし、
前記条件判定手段は、前記操作回数が異なる複数種類の条件のうち、何れの条件が達成された場合でも条件が成立したと判定するが、前記操作回数が少ない条件が達成された場合よりも操作回数が多い条件が達成された場合の方が、前記第1の操作手段の操作により実行される前記示唆演出により、大当り遊技の当否判定の結果が明確に表示されるように構成してもよい。
制限時間内に条件を成立させる操作を行わなければならないので、当然、操作回数が少ない条件よりも操作回数の多い条件の方が、条件を成立させることが難しくなる。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
また上皿12の中央位置には遊技者が操作可能な遊技の演出ボタン15とジョグダイヤル16とが設置されている。更に上皿12の左側でパチンコ機1の側端部には遊技者が操作可能な4つのプッシュ式押しボタンからなる十字ボタン18が設けられている。
センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の直下には特別図柄(以下、単に特図という)の抽選を実行する始動口として、常時入球(入賞)可能な第1特図始動口23Aと、チューリップ式普通電動役物からなる第2特図始動口23Bとが上下位置に設置されている。
該第2特図始動口23Bは普通電動役物(以下、単に普電役物という)の開放時にのみ入球(入賞)可能である。普電役物は、遊技球が作動ゲート22を通過したことに起因して実行される普通図柄(以下、単に普図という)の抽選で当りとなると所定時間開放する。
尚、遊技盤2の遊技領域20には、多数の遊技釘や風車が植設されている。
また遊技盤2の右下部の遊技領域20外には、特図が変動表示される特図表示装置26、普図が変動表示される普図表示装置27、特図の保留記憶が表示される特図保留数表示装置28、普図の保留記憶が表示される普図保留数表示装置29が配設されている。
また、パチンコ機1の裏側には、主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43、発射制御装置44、電源基板45が設けられている。
盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用(枠側(外
枠10、前枠11、内枠30)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施形態では、ひとつの外部接続端子板38を介して遊技状態や遊技結果を示す信号をホールコンピュータへ送信する。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
またサブ統合制御装置42は、演出ボタン15を操作不能な状態にロックする演出ボタンロックソレノイド554と接続されこれを駆動制御可能である。
更にサブ統合制御装置42は、主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて、スピーカ112を作動させて音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
図6および図7(a)に示すように、演出ボタン15は、通常、バネ部材の付勢により上方へ持ち上げられており、ボタンリフレクタの中央下端部151が、その直下位置に設けられた演出ボタン基板上の前記演出ボタン検出SW550から離間している。そして遊技者が演出ボタン15を押圧操作してこれを押し下げると、ボタンリフレクタの中央下端部151が演出ボタン検出SW550と接触して該検出SW550によりボタン操作が検出される。
ジョグダイヤル16が逆方向に回転されると、前記検出SW551,552の出力がHi−Hi→Lo−Hi→Lo−Lo→Hi−Lo→・・・と変化していく。つまり、前記検出SW551,552の出力が、これらのいずれのパターンで変化したかを検出することにより、ジョグダイヤル16が左右いずれの方向に回転されたかを知ることができ、Hi−HiまたはLo−Loが何回発現したかにより、ジョグダイヤル16が何度回転されたかを検出することが可能に構成されている。
第1又は第2特図始動口23A,23Bへの入賞があると、これに起因して乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて特図の当否判定を行い、特図表示装置26、および演出図柄表示装置21の図柄変動を開始する。抽選結果が大当りであれば、各表示装置21,26に大当り図柄を確定表示して大入賞口24の開放を伴う大当り遊技(特別遊技)を実行する構成である。また大当り遊技終了後に、大当りとなった特図に応じて、特図の当選確率が高確率に変更される確変遊技状態や、特図の変動時間を短縮するとともに特図変動の発生に有利な時短遊技状態へと移行可能である。
図9は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
図10に示す「始動入賞確認処理」は前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、第1および第2特図始動口23A,23Bへの入球があれば(S200:yes)、入球に対応する特図の保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な保留記憶数は第1特図、第2特図いずれも4個である。
確変中でなければ(S312:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S314)。
大当りであれば(S315:yes)、S316の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
S317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、特図表示装置26に表示される特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
尚、実質的に確変および時短の付与、確変カウンタおよび時短カウンタの設定は「特別遊技処理」で設定され、ここでの処理は仮設定がなされる。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、確定図柄表示終了の処理(S341)により特図表示装置26の特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
そして大当り開始演出処理(S349)によりサブ統合制御装置42へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
続く処理で時短フラグが「1」であり(S353:yes)、時短カウンタ(回数)が「0」であれば(S354:yes)、時短フラグを「0」にセットする(S355)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
S401の処理で大入賞口が開放中でなければ(S401:no)、インターバル中か確認し(S402)、インターバル中でなければ(S402:no)、大当り終了演出中か確認し(S403)、大当り終了演出中でなければ(S403:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S404)、大当り開始演出時間が経過していれば(S404:yes)、S405の大入賞口開放処理で大入賞口25を開放してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ(S415:no)、大入賞口25の開放処理(S417)を実行してリターンする。
図18に示す「演出内容決定処理」は、演出図柄表示装置21の演出内容の決定、演出ボタン15やジョグダイヤル16、十字ボタン18などの操作手段を用いる特定の演出を行なうか否か、更に操作手段を用いる特定の演出の内容などの決定を行う。
この処理では先ずS500の処理において、主制御装置40より前記「当否判定処理」のS321の処理(図12)で発信された特図変動開始コマンド(変動コマンド)を受信したか否かの確認を行う。コマンドの受信が確認できれば(S500:yes)、特図の当否判定の結果が大当りか否かを確認し(S501)、大当りであれば(S501:yes)、S502の大当り時演出決定処理において大当り時の演出内容を決定し、大当りでなければ(S501:no)、S503のハズレ時演出決定処理においてハズレ時の演出内容を決定する。
S502の処理又はS503の処理の後、S504の変動開始処理において、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21にて特図の変動ともに演出表示を開始させる。
複数の条件は、操作回数の少ない条件から多い条件へと三段階(操作回数3回、4回、5回)の条件が設けてある。これらの条件の相違点は、条件を達成して演出ボタン15を操作した後の前記当否判定の示唆演出の内容が異なる。例えば、操作回数3回の条件達成後の示唆演出では前記示唆演出をキャラクタ(キャラ)の表情で示す簡単な演出であり、操作回数の多い条件を達成するほど、前記示唆をセリフで表したり信頼度(数字)で表して示唆を明確にする構成としてある。このように遊技者は望む示唆演出を目指して条件を選択する。
そして、演出図柄表示装置21へ前記条件操作表示211を表示する際に、各段階からそれぞれ一つずつの条件を選ぶ。
次にS604の処理において、演出図柄表示装置21に演出ボタン15が操作不能にロックされたことを表示する(図23(a)(b)のテロップ表示210を参照)。
またS605の処理において、遊技者が前記条件を選択する制限時間を設定し、カウントを開始する(図23(a)の制限時間表示212を参照)。
尚、条件選択表示が行われてから、演出ボタン15がロックされたことを報知する制御構成となっているが、ほんの僅か時間で、これらの処理が行われるため、遊技者には、選択条件の表示とボタンがロックされたことの報知が同じタイミングで行われたように思える。
実際に、条件選択表示とボタンがロックされたことの報知を同時に行う構成にしてもよい。
そしてS706の処理において、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に、前記条件を達成することができ、演出ボタン15のロック解除が成功したことを表示せしめる。また前記ロックフラグを「0」にリセットする(S707)。
このように、前記条件が達成されている、いないに関わらず、演出ボタン15の検出SW550を有効にされるが、前記条件が達成されていなければ演出ボタン15の押圧操作ができず前記検出SWを作動させることができない。よって前記当否判定の示唆を行なう信頼度は表示されない。
尚、前記条件が達成されていなければ、前記S804の前記操作指示表示において操作ができないことを表示する。
演出ボタン15の操作が確認できれば(S902:yes)、続くS903の処理において、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に前記当否判定の示唆を行なう信頼度を報知させる。この場合表示される信頼度は、遊技者が選択した条件によって、前記キャラクタ、又は前記セリフ、又は数値で示される。その後、前記有効期間を終了する(S904)。
続くS907の処理において、前記ロックフラグが「1」であるか確認し、「1」であれば(S907:yes)、前記演出ボタンロックソレノイド554により前記ロック部材555を後退させて演出ボタン15のロックを解除する(S908)。そしてロックフラグを「0」にリセットする(S909)。
前記操作指示の演出の開始では、図25(a)に示すように、演出表示装置21の表示画面に、選択された「上下右」の操作表示211と、十字ボタン18により前記操作表示211通りの操作を要求するテロップ表示210、十字ボタン18を操作可能な制限時間表示212、および前記特図に対応する三桁の擬似図柄のリーチ表示213を表示する。
続いて、図25(c)に示すように、演出ボタン15の操作を指示するボタン操作表示214と、演出ボタン15の操作が有効な有効期間を示す有効期間表示215を表示する(図21のS804の演出ボタン操作指示演出開始処理を参照)。
続いて、図25(f)に示すように、解除条件が達成されず演出ボタンが操作不能であることを示すテロップ表示210と、演出ボタン15が操作不可であることを示すボタン操作不可表示217と、演出ボタン15の操作が有効な有効期間を示す有効期間表示215を表示する(図21のS802の理由報知処理を参照)。
尚、図25(f)に示すように、演出ボタン15がロックされても有効期間は発生するので、図25(c)と同様、有効期間表示215は時間経過とともに変化していく。
また、図25(c)で演出ボタンが押されなかったら、図25(g)と同様の表示を行うようにしてもよいし、演出ボタン15の操作を指示するボタン操作表示214と、演出ボタン15の有効期間表示215とが消え、キャラクタ216がそのまま残っている表示を行うようにしてもよい。
図26(a)に示すように、前記操作指示の演出の開始では、演出表示装置21の表示画面の中央に、選択された操作表示211として「右左右下」の操作指示が表示される。
また、図26(c)で演出ボタン15が押されなかったら、図26(g)と同様の表示を行うようにしてもよいし、演出ボタン15の操作を指示するボタン操作表示214と、演出ボタン15の有効期間表示215とが消え、キャラクタ216がそのまま残っている表示を行うようにしてもよい。
図27(a)に示すように、前記操作指示の演出の開始では、演出表示装置21の表示画面の中央に、選択された操作表示211として「下左上右左」の操作指示が表示される。
また、図27(c)で演出ボタン15が押されなかったら、図27(g)と同様の表示を行うようにしてもよいし、演出ボタン15の操作を指示するボタン操作表示214と、演出ボタン15の有効期間表示215とが消え、キャラクタ216がそのまま残っている表示を行うようにしてもよい。
図28(a)に示すように、C演出中において前記操作指示の演出の開始時(a時点)で、演出ボタン15がロックされたことの報知と前記解除条件の操作指示が表示されると同時にロック手段(ロック部材555とロックソレノイド554)が作動して演出ボタン15がロックされる。
即ち、図28(c)に示すように、C演出中において前記操作指示の演出の開始時(a時点)で、演出ボタン15がロックされることの報知と前記解除条件の操作指示を表示し、判定期間を開始する。
また、演出ボタン15を操作不能にロックするのに、進退可能に設けられたロック部材555により演出ボタン15の押圧操作による下方への移動を阻止して接点同士の接触やセンサによる検知を不可としたので、遊技者に明らかに演出ボタン15が操作できないと認識させることができる。
演出ボタン15のロックを解除(回避)する条件を達成するのに十字ボタン18の操作を用いたので、解除(回避)条件を達成するのに遊技者の頑張り次第で達成させることができ、遊技者の条件達成に対する意欲を向上させることができる。
尚、演出ボタン15のロックを解除(回避)する条件として、十字ボタン18の操作に限らず、始動口へ所定の数の遊技級を入賞させる条件や、所定の普通入賞口へ入賞させる条件など、その他に遊技者が可及的に行動することで達成が可能なできる条件を設定する。勿論、制限時間を設ける。
図例では、「犬リーチ」で演出ボタン15をロックする演出の信頼度を60%、非ロックでは15%とされ、「猫リーチ」のロック時では50%、非ロックで10%とされ、「猿リーチ」のロック時で40%、非ロックで5%とされる。
尚、図30の説明でロックとは、演出ボタン15をロックすると決定された場合、つまり、条件が解除されなかったらロックする場合のことであり、条件成立してロックを解除又は回避された場合も含まれる。
尚、信頼度とは、あるリーチ演出が行われた時の大当りになる場合の出現率とはずれになる場合の出現率を合算した全体出現率に対し、大当りになる場合の出現率の割合を示すものである。このため、大当り信頼度は、全体出現率に対して大当りになる場合の出現率の割合が高いほど高くなる。
図31(a)に示すように、A演出のa時点で、演出ボタン15がロックされたことの報知と前記解除条件の操作指示が表示されると同時にロック手段(ロック部材555とロックソレノイド554)が作動して演出ボタン15がロックされる。
即ち、図31(c)に示すように、A演出のa時点で、演出ボタン15がロックされることの報知と前記回避条件の操作指示を行い、判定期間を開始する。
そしてA演出の判定期間内に、十字ボタン18により前記操作指示通りの操作がなされて条件が達成された場合、演出ボタン15はロックされず、その後、B演出を行い後のC演出の有効期間b内に演出ボタン15が操作されれば大当りになるか否かの信頼度を示す示唆演出が行なわれる。
この場合、ジョクダイヤル16を操作不能にロックするロック部材が必要であり、該ロック部材として図32に示すように、ジョグダイヤル16の四方に円弧上のブレーキ161を設ける。これらのブレーキ161は、通常、ジョグダイヤル16から離間しており、ロック時にジョグダイヤル16を四方ら締め付けるように当接してジョグダイヤル16の回転操作を不能とする。
また本発明は、機台内に所定数の遊技球が封入され、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の所定数の遊技球を循環的に使用して遊技を行う封入式パチンコ機に適用してもよい。
15 演出ボタン(操作手段、第1の操作手段)
16 ジョグダイヤル(操作手段)
18 十字ボタン(第2の操作手段)
2 遊技盤
21 演出図柄表示装置
23A 第1特別図柄始動口(始動口)
23B 第2特別図柄始動口(始動口)
26 特別図柄表示装置
40 主制御装置(大当り判定手段、先読み判定手段)
42 サブ統合制御装置(ロック報知手段、解除手段、条件報知手段、条件判定手段、選択手段、演出選択手段、ロック判定手段、操作不能報知手段、)
554演出ボタンロックソレノイド(ロック手段)
555 ロック部材(ロック手段)
Claims (1)
- 始動口への遊技球の入球に起因して抽出した乱数値によって遊技者に有利な大当り遊技を発生させるか否かの当否判定を行う大当り判定手段と、
前記当否判定の結果を特別図柄が確定表示されることによって報知する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の擬似演出を表示する演出図柄表示装置と、
遊技の演出に用いるように遊技者が操作可能な操作手段と、を備え、
予め設定された特定の演出表示の所定期間中に前記操作手段が操作されると、前記演出図柄表示装置に前記大当り判定手段の判定結果を示唆する示唆演出が行われる弾球遊技機において、
前記大当り判定手段の判定結果に基づいて前記操作手段を操作不能にロックするか否かを判定するロック判定手段と、
前記操作手段を操作不能にロックせしめるロック手段と、
前記操作手段が操作不能にロックされること又はロックされていることを報知するロック報知手段と、
遊技に対する遊技者の行動により予め設定された所定の条件が満たされることで、前記ロックされた操作手段のロックを解除する、又は、操作手段のロックを回避させる解除手段と、
前記所定の条件を報知する条件報知手段と、
該報知された条件が成立したか否かを判定する条件判定手段と、を備え、
前記所定の条件が成立しなかった場合には、前記操作手段を操作不能にロックせしめ、該操作手段の操作に起因して実行する前記示唆演出を行わないようにし、
かつ、前記ロック判定手段によりロックしないと判定した時よりもロックすると判定した時の方が大当りとなる信頼度が高くなるように構成したことを特徴とする弾球遊技機。
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