JP6914889B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
この種の遊技機として、下記の特許文献1を例示する。
ここでタッチボタンを操作してからステップアップするまでのタイミングに関して、特許文献1は特段の配慮がなされておらず、演出に関する興趣向上の改善を図る余地が未だ存在する。
まず、本実施形態の遊技機10の概要について、図1、図7、図12、図13または図15を用いて説明する。
図1は、遊技機10の正面図である。
図7は、遊技機10の主要な制御構成を示す機能ブロック図である。
図12と図13は、特典画像86を演出表示装置80に表示させる演出(特定演出)に係るタイムチャートである。
図15は、特典画像86を演出表示装置80に表示させた状態を示す図である。
本実施形態の遊技機10は、いわゆるパチンコ遊技機であり、操作検知手段と、期間移行手段と、演出用抽選手段と、特定演出制御手段と、を備える。
本実施形態における「遊技者による操作」とは、具体的にはプッシュボタン37の押下操作であるが、本発明の実施はこれに限られず、他の操作に置換して本発明を実施してもよい。
ここで「所定の条件」は特に制限されるものではないが、例えば、特定の演出期間の滞在中において特別図柄の変動が開始することである。
ここで「操作有効期間」とは、操作検知手段が遊技者による操作を有効に検知しうる期間である。なお、操作検知手段は、操作有効期間中に行われる遊技者による操作の全てを必ずしも有効に検知する必要はなく、例えば、連続して検知された複数の操作に係る時間間隔が所定時間より短い場合には複数の操作の一部または全部を無効扱いにしてもよい。
ここで「操作有効期間内に操作検知手段によって検知された操作」とは、操作有効期間内に操作検知手段によって有効に検知された操作のことである。
本実施形態では、特定演出の実施態様の一具体例として、特典画像86を演出表示装置80に表示させる演出(図15参照)について説明するが、本発明の実施はこれに限られない。
ここで「遊技状況」とは、遊技機10が実行する遊技(図柄変動ゲーム)に関連する状況が含まれる。例えば、遊技の有利/不利(大当り期待度等)、滞在している遊技状態(潜伏確変等)、予定されている演出の内容(リーチ演出等)、遊技時間や遊技中の時間帯(昼・晩)等が遊技状況の具体例として挙げられる。
第一操作を契機とする場合に示唆する遊技状況と第二操作を契機とする場合に示唆する遊技状況との組合せは特に制限されず、上記に挙げた例のいずれを組み合わせてもよい。
すなわち、特定演出が実行される場合において、連続した操作のうちいずれが演出用抽選の契機になったかによって特定演出の意味合いが異なりうる。このような演出は従来にはなく斬新であるため、遊技者の興趣向上を図りうる。
また、契機とする操作によって特定演出の意味合いが異なりうるので、遊技者はいずれの操作が契機になった特定演出であるかに留意するので、操作に対する慎重さや各特定演出に向けられる関心が向上する。この結果、遊技者は連続操作によって特定演出を無視するといった行為を行いがたくなる。
以下、本実施形態に係る遊技機10についてより詳しく説明する。
まず、図1から図3を用いて遊技機10の構造について説明する。
図1は、遊技機10の正面図である。
図2は、遊技機10内に設置される遊技盤50を示す図である。
図3は、遊技機10内に配設される図柄表示装置90を示す図である。
図4は、遊技機10が備える操作ボタン群及びその周辺を示す俯瞰図である。
前枠20は、遊技領域50aを覆うように配置された透明部材25を備え、透明部材25によって遊技領域50a及び遊技盤50を透視保護している。
前枠20は、遊技球を貯留する上球受け皿27及び下球受け皿29を備え、上球受け皿27と下球受け皿29は上下に離間して前枠20と一体的に設けられている。
前枠20は、下球受け皿29の右側方に操作ハンドル31を備え、操作ハンドル31の回動操作によって、上球受け皿27に貯留された遊技球が遊技領域50aに向けて発射されるようになっている。
前枠20は、上球受け皿27の前方部にプッシュボタン37が配設されている。プッシュボタン37は、遊技中に発生する演出を切り替えるまたは遊技者が遊技機10に関わる種々の情報を得るために行う遊技者の操作を受け付けることができる。
一般的に、遊技機10の遊技者は演出表示装置80に表示される演出図柄の変動演出により当該遊技の興趣を喚起されており、演出表示装置80は遊技者にとって視認しやすい位置に配置されている。
演出表示装置80としては、一般的には液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式やドットマトリックス式等、多様な方式の表示装置を採用し得る。
図柄表示装置90は、複数のランプが配列されてなり、発光するランプの配列によって種々の情報を示す。本実施形態において、当該ランプには、発光ダイオード(以下、LEDと称す)が利用される。本実施形態における図柄表示装置90は、第1特別図柄表示装置91、第2特別図柄表示装置92、及び普通図柄表示装置93を含んでいる。
普通図柄表示装置93は第1特別図柄表示装置91及び第2特別図柄表示装置92より少ない数(例:2個)のLEDの発光パターンにより普通図柄に係る図柄変動ゲームの抽選結果(普通図柄)を表示する。
「第1特別図柄」は、第1特別図柄表示装置91に表示するために選択されうるデータ群、又は、第1特別図柄表示装置91に表示されうる図柄(LEDの発光パターン)をいう。
「第2特別図柄」は、第2特別図柄表示装置92に表示するために選択されうるデータ群、又は、第2特別図柄表示装置92に表示されうる図柄(LEDの発光パターン)をいう。
第1特別図柄は、「特図1」と略称される場合があり、第2特別図柄は、「特図2」と略称される場合がある。また、特別図柄は、「特図」と略称される場合がある。
また、ここで「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」とは、特別電動役物65又は特別電動役物66(いわゆるアタッカー)を開放させるための抽選結果(当りの当否抽選結果)を示すために、第1特別図柄表示装置91又は第2特別図柄表示装置92を変動表示させた後に特定の特別図柄を停止表示させることをいう。本明細書において、「特別図柄に係る図柄変動ゲームの実行」とは、第1特別図柄表示装置91又は第2特別図柄表示装置92における特別図柄に係る図柄変動ゲームの表示(変動表示及び停止表示)をいう場合と、当該表示のために行われる一連の内部処理の実行をいう場合とがある。
なお、本実施形態において単に図柄変動ゲームと称する場合には、特別図柄に係る図柄変動ゲームを意味する。
また、「普通図柄に係る図柄変動ゲーム」とは、普通電動役物61(いわゆる電動チューリップ)を開放させるための抽選結果(普通図柄当りの当否抽選結果)を示すために、普通図柄表示装置93を変動表示させた後に特定の普通図柄を停止表示させることをいう。本明細書において、「普通図柄に係る図柄変動ゲームの実行」とは、普通図柄表示装置93における普通図柄に係る図柄変動ゲームの表示(変動表示及び停止表示)をいう場合と、当該表示のために行われる一連の内部処理の実行をいう場合とがある。
ここで風車52とは、遊技球の落下の方向に変化を与えるための機構で、くぎ状のものをいう。
本実施形態においては、上記の各種スイッチは遊技者が視認できない位置に配置されており、図1及び図2においては図示されていない。
第1始動口57の後方には入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW1が配置されている。
第1始動口57に入球した遊技球をカウントスイッチSW1で検知することにより、第1特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件と、予め定めた数の遊技球を賞球として払い出す払出条件と、が付与される。
本実施形態において、遊技領域50aは、遊技球が第2流路Yから転動したときよりも、遊技球が第1流路Xから転動したときに、第1始動口57に入球しやすくなるように、各種障害物が配置されている。つまり、第1始動口57は、遊技領域50aの左側を主とする第1流路Xに設けられている。
第2始動口59の後方には入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW2が配置されている。第2始動口59に入球した遊技球をカウントスイッチSW2で検知することにより、第2特別図柄に係る図柄変動ゲームの始動条件と、賞球の払出条件と、が付与される。
本実施形態において、遊技領域50aは、遊技球が第1流路Xから転動したときよりも、遊技球が第2流路Yから転動したときに、第2始動口59に入球しやすくなるように、各種障害物が配置されている。つまり、第2始動口59は、遊技領域50aの右側を主とする第2流路Yに設けられている。
なお、本実施形態の遊技機10においては、カウントスイッチSW4の検知は賞球の払出条件に含まれていない。すなわち、本実施形態の作動ゲート63に遊技球が入球しても賞球は零である。
また、作動ゲート63は通過した遊技球が通過後再び遊技領域50aを転動する、いわゆるゲートタイプの入賞口であってもよい。この場合において、作動ゲート63を通過することも、本明細書では「入球」と称する場合がある。
大入賞口55の後方には、入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW7が配置されている。カウントスイッチSW7が大入賞口55に入球した遊技球を検知することにより、賞球の払出条件が付与される。
大入賞口56の奧方には、入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW8が配置されている。カウントスイッチSW8が大入賞口56に入球した遊技球を検知することにより、賞球の払出条件が付与される。
大入賞口56は、特別図柄に係る図柄変動ゲームで当選して行われる大当り遊技中における特別電動役物66の開動作によって開放され、これに伴い、大入賞口56への遊技球の入球が許容される。
本実施形態において、特別電動役物65及び特別電動役物66は、第1始動口57への入球及び第2始動口59への入球のいずれに起因する大当り遊技においても開動作しうるように構成されている。但し、特別電動役物65又は特別電動役物66は、第1始動口57への入球又は第2始動口59への入球のいずれか一方に起因する大当り遊技においてのみ開動作しうるように構成されていてもよい。
第1始動口57への入球又は第2始動口59への入球のいずれに起因する大当り遊技が行われる場合にも、遊技者は賞球を獲得できる機会が大幅に増大しうる。なお、本実施形態において、遊技球が第2流路Yから転動するときには、第1流路Xから転動するときよりも、大入賞口55又は大入賞口56に入球しやすくなるように各種障害物が配置されている。
ここで「アウト球」とは、遊技領域50aから排出された遊技球である。
本実施形態では、このアウト球を検出する手段として、アウト口スイッチSW9が設けられている。アウト口スイッチSW9は、アウト口69及び各入賞口に入球した遊技球の流路(図示せず)に配置されている。これにより、アウト口スイッチSW9は、アウト口69に落入した遊技球又はいずれかの入賞口に入球した遊技球をアウト球として検知する。アウト口スイッチSW9は、アウト球の検知ごとに検知信号を出力してもよいし、所定数のアウト球が検知される度に、検知信号を出力してもよい。
また、上球受け皿27の側方には、図示しないモータ等のアクチュエータにより動作する可動装飾体22が設けられている。
続いて、遊技機10の制御構成について説明する。
図5は、遊技機10の主要な電気的構成を示すブロック図である。
図6及び図7は、遊技機10の主要な制御構成を示す機能ブロック図である。
なお、図5、図6及び図7で図示される各構成及び各機能は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成及び機能の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。
より具体的には、メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201、RAM102又はRAM202、ROM103又はROM203などを有している。メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201がROM103又はROM203から読み出した制御プログラムを実行し、RAM102又はRAM202に種々のデータを書き込み又は読み出しを行うことにより種々の機能を実現する。
図5では、一つのサブ制御基板200が図示されているが、サブ制御基板200は、複数の基板で形成されていてもよい。サブ制御基板200が複数の基板で形成される場合、メイン制御基板100に複数のサブ制御基板200が並列に接続されていてもよいし、メイン制御基板100に対して複数のサブ制御基板200が階層的に接続されていてもよい。
また、各機能構成を実現する基板は、図6及び図7に示される基板に限定されるものではなく、メイン制御基板100若しくはサブ制御基板200又は他の基板上で実現されてもよい。
特図抽選制御部130は、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関連して他の構成要素を制御する。
普図抽選制御部170は、普通図柄に係る図柄変動ゲームに関連して他の構成要素を制御する。
遊技状態制御部140は、大当り遊技を制御する機能、確変状態や変短状態を管理しこれらの付与や解除(通常遊技状態への移行)を制御する機能を有する。大当り遊技は、役物連続作動装置が特別電動役物65又は特別電動役物66を連続して作動させている遊技状態である。
図柄表示制御部150は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された特別図柄、又は、普通図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された普通図柄、を図柄表示装置90に表示させる。
変動パターン付与部160は、特別図柄に係る図柄変動ゲームにて図柄表示制御部150が変動表示を開始してから停止表示を行うまでの時間を示す変動時間情報を少なくとも含む変動パターンを付与する。変動パターン付与部160によって付与された変動パターンは、情報伝送部110を介して演出制御部210(サブ制御基板200)に伝達されて演出表示装置80における表示演出(リーチ演出等)を実行する際にも用いられる。
情報伝送部110は、メイン制御基板100で実現される各機能構成にて生成された制御情報(コマンド)をサブ制御基板200上で実現される機能構成(例えば、演出制御部210等)に伝送する。情報伝送部110によって伝送されるコマンドには、上述の変動パターンを示す情報の他にも、特図抽選や普図抽選の結果、確変状態の有無、変短状態の有無、保留されている乱数に関する情報、大当り遊技の実行に関する情報等が含まれてもよい。
演出制御部210は、照明装置35による点灯(点滅)演出、またはスピーカ33による音声演出についても制御することができ、これらの演出表示、点灯演出、音声演出等を組み合わせて遊技者の興趣を喚起することができる。また、演出制御部210は、プッシュボタン37にて受け付けた遊技者の操作に応じて各種演出を可変に切り替えることもできる。
以下、特図抽選に関わる機能構成について詳述する。
より具体的には、特図保留制御部115は、カウントスイッチSW1によって第1始動口57の入賞が検知されかつ他の始動条件が満たされていると乱数M1を取得し、専用の記憶領域に格納(保留)させる。また、特図保留制御部115は、カウントスイッチSW2によって第2始動口59の入賞が検知されかつ他の始動条件が満たされていると乱数M2を取得し、専用の記憶領域に格納(保留)させる。当該他の始動条件には、例えば、乱数M1又は乱数M2の保留上限数に達していないことなどがある。
乱数M1の保留上限数又は乱数M2の保留上限数は予め定められており、本実施形態では乱数M1及び乱数M2の各々について4個が保留上限数と設定されている。但し、各保留上限数は限定されない。
以降、第1始動口57又は第2始動口59の入賞を検知することを一つの条件として、その後に何らかの処理を実行することを、「第1始動口57又は第2始動口59の入賞を契機として何らかの処理を実行する」といった表現を行う場合もある。よって、当該入賞が検知されたとしても、必ずしも当該何らかの処理が実行されなくてもよい。
なお、後述する当否抽選部131は、乱数M1と乱数M2とが共に保留されている場合、乱数M2を先に用いて当否抽選するように構成されている。このような処理を、以下の説明において優先処理と称する場合がある。
特図保留制御部115は、特別図柄に係る図柄変動ゲームに係る制御又は大当り遊技に係る制御が行われていないとき、保留されている乱数M1又は乱数M2を所定の周期で読み出す。このとき、特図保留制御部115は、乱数M2の読み出しを優先的に実行し、乱数M2が読み出せなかった場合(保留されている乱数M2が零個である場合)に乱数M1を読み出す。このような制御によって、乱数M2が乱数M1より優先的に読み出される。特図保留制御部115により読み出された乱数は、後述の当否抽選部131により用いられて、当否抽選が行われる。結果、当否抽選部131においても乱数M1よりも乱数M2が優先的に処理されることになる。
当否抽選部131は、特図保留制御部115により取得された乱数M1又は乱数M2を用いて大当り遊技の当否抽選を行う。換言すれば、当否抽選部131(当否判定手段)は、カウントスイッチSW1及びカウントスイッチSW2による遊技球の検知を少なくとも一つの条件として当否判定を行う。
なお、上述のように、カウントスイッチSW1及びカウントスイッチSW2は、遊技領域50aに設けられた始動口(第1始動口57、第2始動口59)に入賞した遊技球を検出する始動検出手段である。
特図選択部132によって選択された特別図柄は、後述する第1特別図柄表示制御部151又は第2特別図柄表示制御部152によって、特別図柄に係る図柄変動ゲームの実行中に第1特別図柄表示装置91又は第2特別図柄表示装置92に表示される。
以下、普図抽選に関わる機能構成について詳述する。
普図保留制御部116は、普図抽選制御部170が普通図柄に係る図柄変動ゲームに係る制御を行っていないとき、保留されている乱数M3を所定の周期で読み出す。
開放抽選部171による抽選に当選したとき、普通電役制御部180はソレノイドコイルSOL4を作動させて所定の開放条件で普通電動役物61を開放させる。
遊技状態制御部140は、大当り遊技、確変状態、及び変短状態を制御する機能であり、確変制御部141と変短制御部142と大当り制御部145とを有している。
また、「変短状態」とは、以下の少なくとも一つが行われることをいう。
(i)普通電動役物61の開放抽選の当選確率が通常遊技状態より高確率になる。
(ii)普通電動役物61の一回当たりの開放時間が通常遊技状態より延長される。
(iii)普通電動役物61の開放抽選の当選に応じて普通電動役物61が開放される回数が通常遊技状態より増加される。
(iv)普通図柄表示装置93における一回あたりの変動表示時間が短縮される。
確変制御部141は、特別図柄に係る図柄変動ゲームにおいて確変状態の終了条件が成立した場合、または確変状態にて実行される特別図柄に係る図柄変動ゲームにて大当り遊技に当選した場合には、確変状態から通常遊技状態へと移行させる。
本実施形態における確変状態の終了条件は、確変状態に移行してから100回の特別図柄に係る図柄変動ゲームが行われることである。
変短制御部142は、すべての大当り遊技の終了時に通常遊技状態から変短状態へと移行させ、変短状態の終了条件が成立する特別図柄に係る図柄変動ゲームにおいて、変短状態から通常遊技状態へと移行させる。
本実施形態における変短状態は、変短状態に移行してから100回の特別図柄に係る図柄変動ゲームが行われることを終了条件としている。本実施形態においては全ての大当り遊技の終了時に変短状態が付与されるので、各大当り遊技の終了時からその後に行われた特別図柄に係る図柄変動ゲームの回数が100回に達するまで変短状態が維持される。
まず、当否抽選部131によって大当り遊技に当選した場合、大当り遊技に対応する特別図柄が特図選択部132によって選択され、選択された特別図柄が第1特別図柄表示装置91または第2特別図柄表示装置92に停止表示された後(特別図柄に係る図柄変動ゲームが終了した後)に、大当り制御部145は大当り遊技を開始させる。
大当り遊技が開始されると、大当り制御部145は演出制御部210に大当り遊技の開始を示すオープニング演出に関する指令を出す。演出制御部210は大当り制御部145の指令に従い所定時間(オープニング時間)にわたってオープニング演出を実行する。なお、オープニング演出において遊技者に右打ちを推奨する等して、大入賞口55及び大入賞口56に向かう第2流路Yへの遊技球の打ち出しを促すことが好ましい。
オープニング演出の終了後には、大入賞口55または大入賞口56が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定回数(ラウンド回数)を上限として複数回行われる。ラウンド遊技では、大入賞口55が所定回数(例えば1回)開放される。また、開放された大入賞口55または大入賞口56に規定個数の遊技球が入球した後、または規定時間(ラウンド遊技時間)が経過後に、大入賞口55または大入賞口56が閉鎖されてそのラウンド遊技が終了する。
ラウンド遊技の終了後には、大入賞口55または大入賞口56が所定の時間(インターバル時間)だけ閉鎖され、次のラウンド遊技の開始と共に再び大入賞口55または大入賞口56が開放される。
特別電役制御部190は、大当り制御部145から受けた指令に従って、特別電動役物65または特別電動役物66を開放させる。
特別電役制御部190は、特別電動役物65を開放させている間、1回のラウンド遊技中に大入賞口55に入球した遊技球の個数をカウントスイッチSW7の検知に基づいて監視している。そして、特別電役制御部190は、監視している入賞した遊技球が上限数に達したとき、ソレノイドコイルSOL1を作動させて特別電動役物65を閉鎖させる。
或いは、特別電役制御部190は、特別電動役物66を開放させている間、1回のラウンド遊技中に大入賞口56に入球した遊技球の個数をカウントスイッチSW8の検知に基づいて監視している。そして、特別電役制御部190は、監視している入賞した遊技球が上限数に達したとき、ソレノイドコイルSOL2を作動させて特別電動役物66を閉鎖させる。
規定のラウンド回数が終了すると、大当り制御部145は情報伝送部110を介して演出制御部210に大当り遊技の終了を示すエンディング演出に関する指令を出す。演出制御部210は大当り制御部145の指令に従い所定時間(エンディング時間)にわたってエンディング演出を実行し、大当り制御部145は大当り遊技を終了させる。
図柄表示制御部150は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの結果である特別図柄、または普通図柄に係る図柄変動ゲームの結果である普通図柄、を図柄表示装置90に表示させる。
ただし、複数回の特別図柄に係る図柄変動ゲームにわたって連続性を有している演出表示が実行される場合や、一回の特別図柄に係る図柄変動ゲームに対して複数回の変動を1セットとする演出表示が実行される場合もある。前者の代表例はいわゆる連続演出と称される演出表示であり、後者の代表例はいわゆる擬似連演出と称される演出表示である。
より詳細には、変動パターン付与部160は、特別図柄に係る図柄変動ゲームにて特別図柄が変動する時間を示す変動時間情報を少なくとも含む変動パターンを定め、変動パターンを図柄表示制御部150及び演出制御部210に伝達する。図柄表示制御部150は伝達された変動パターンに応じて特別図柄に係る図柄変動ゲームを表示させ、また演出制御部210は伝達された変動パターンに応じて演出表示を表示させることによって、これらの対応性を担保している。
演出制御部210は、図7に示すとおり、操作検知部211、期間移行部213、演出用抽選部215及び特定演出制御部217を有しており、これらの機能構成は特定演出の実行に寄与する。
或いは、期間移行部213は、特定の演出期間に滞在している場合に図柄変動ゲームが開始されることを契機として操作有効期間に移行させる。この場合、期間移行部213は、操作有効期間の中途にプッシュボタン37の押下が8回検知された時、または左右の演出図柄(演出図柄81a及び81c)の変動表示が仮停止される時のいずれか早い方が到来したタイミングで操作有効期間を終了させる。
ここで特定の演出期間は、例えば、実行中の図柄変動ゲームより後に行われる図柄変動ゲームにおいて大当りに当選する期待感を高める演出期間(いわゆる先読みゾーン)であってもよい。
なお、本実施形態では、特定の演出期間の滞在中の或る一回の操作有効期間において操作検知部211によって検知された7回目の押下操作が本発明における第一操作であり、8回目の押下操作が本発明における第二操作である。ただし、この実施態様は一具体例であり、本発明の実施はこれに限られない。すなわち、第一操作と第二操作とは、或る一回の操作有効期間において検知された連続の操作であれば足り、何回目の操作であるかは特に制限されない。なお、本実施形態に係る操作検知部211は、連続の操作を検知可能な最小時間があらかじめ定められており、第一操作の検知時から第二操作の検知時の時間間隔は最小時間以上である。
また、特定演出制御部217は、7回目の押下操作を契機として演出用抽選に当選した場合であって、当該押下操作の検知時から2秒経過する前に8回目の押下操作が検知された場合、当該押下操作の検知を契機として、一の遊技状況とは異なる他の遊技状況を示唆する特定演出を実行する。他の遊技状況の内容は特に制限されないが、例えば特定のリーチ演出(スペシャルリーチ演出等)が実行される期待度である。
或いは、特定演出制御部217は、7回目の押下操作を契機とする演出用抽選が非当選であって、かつ8回目の押下操作を契機とする演出用抽選に当選した場合、当該押下操作の検知を契機として、他の遊技状況を示唆する特定演出を実行する。すなわち、8回目の押下操作で当選したとしても一の遊技状況を示唆する特定演出が行われない。
図8は、特定の演出期間に移行する場合に行われる演出に係るタイムチャートである。
図9と図14は、演出図柄の変動が演出表示装置80において開始する様を示す図である。
図10と図11は、特定の演出期間に移行する場合に行われる演出を示す図である。
図12と図13は、特典画像86を演出表示装置80に表示させる演出(特定演出)に係るタイムチャートである。
図15は、特典画像86を演出表示装置80に表示させた状態を示す図である。
このとき、期間移行部213は操作有効期間に移行させ(図8(a)及び図8(b)に示す「操作有効期間」)、操作検知部211がプッシュボタン37の押下操作を有効に検知できるようにする。
また、操作有効期間において演出図柄81a及び81cの変動表示が仮停止される時(図8(b)の「テンパイ」で示すタイミング)、期間移行部213が操作有効期間を終了させると共に、演出制御部210は、図11に示すように、演出表示装置80に特定の演出期間への移行を表すカットイン画像84を表示させる(図8(b)に示す「ゾーン突入表示」)。
ここで図8(a)及び図8(b)を比べれば明らかであるように、プッシュボタン37の押下を契機としてカットイン画像84が表示された場合の方が、演出図柄81a及び81cの仮停止を契機としてカットイン画像84が表示された場合に比べて、操作有効期間が短く、カットイン画像84の表示時間が長い。
この状況において期間移行部213が操作有効期間に移行させた場合に、演出制御部210はプッシュボタン37の押下(遊技者による操作)を促す報知を行わない。すなわち、本実施形態に係る特定演出は、特定の演出期間に滞在中の図柄変動ゲームにおいてプッシュボタン37の押下が有効になることを知る遊技者のみが閲覧可能な構成になっている。
なお、遊技者による操作を促す報知とは、遊技者が操作する事前に何らかの演出を行うことによって遊技者の操作を促すものである。従って、遊技者の操作を契機としてプッシュボタン37が発光したり効果音がスピーカ33から発せられたりする演出は、遊技者による操作を促すものではない。
ここで図12(a)及び図12(b)を比べれば明らかであるように、7回目の操作の検知時から2秒経過したことを契機として特典画像86が表示される場合の方が、8回目の操作検知時の直後に特典画像86が表示される場合に比べて、操作有効期間が長く、特典画像86の表示時間が短い。
換言すれば、特定演出制御部217は、第一操作を契機として演出用抽選に当選した場合の少なくとも一部において、第二操作を契機として特定演出を開始するともいえる。
この場合においても、演出制御部210はプッシュボタン37の押下(遊技者による操作)を促す報知を行わない。
特典画像86が表示された後、演出制御部210は所定の演出を実行する(図13(a)に示す「所定演出」)。ここで演出制御部210によって実行される所定の演出は特典画像86の表示に対応する特定のリーチ演出であることが好ましい。
その後、演出制御部210は所定の演出を実行する(図13(b)に示す「所定演出」)。ここで演出制御部210によって実行される所定の演出は、例えば演出図柄のハズレ目の表示である。
換言すれば、一の遊技状況を示唆する特定演出が実行される場合に特定演出制御部217によって選択されうる演出パターンと、他の遊技状況を示唆する特定演出が実行される場合に特定演出制御部217によって選択されうる演出パターンと、が共通している。
次に、上記で説明した各種処理の処理手順について、図16又は図17を用いて説明する。なお、上述した図1から図7に図示されている各構成要素に触れて説明する場合があるので、これらの図面も適宜参照されたい。
なお、これらのフローチャートで図示される処理手順は、本発明の処理手順やその実行タイミングを限定するものではない。このため、本発明に関する処理を実施するときには、その複数の処理手順は内容的に支障のない範囲で変更することができ、また複数の処理の実行タイミングの一部または全部が互いに重複していてもよい。
また、図16又は図17に図示される各処理は、本発明の説明に必要な主たる処理であって、遊技機10によって実行される全ての処理を示すものではない。
第1始動口57又は第2始動口59への入球がカウントスイッチSW1又はカウントスイッチSW2で検知されるまで(ステップS102のNO)、ステップS104以降の処理は行われないまま待機となる。
また、第1始動口57又は第2始動口59への入球が検知されたとしても(ステップS102のYES)、特図保留制御部115による保留数が上限に達していれば(ステップS104のYES)、ステップS106以降の処理は行われないまま待機となる。
すなわち、ステップS102の肯定とステップS104の否定とが、上述の第1特別図柄又は第2特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件の成立を意味する。
まず、特図抽選制御部130は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する(ステップS202)。ここで「変動開始条件」とは、(i)ステップS202の判定時において特別図柄による図柄変動ゲームが実行されていないこと、(ii)ステップS202の判定時において大当り遊技が実行されていないこと、(iii)ステップS202の判定時において保留記憶が1個以上存在すること等が挙げられる。
ステップS202の判定が否定されるとき(ステップS202のNO)、ステップS204以降の処理は実行されずに、その図柄変動開始処理は終了となる。
ステップS204において、当否抽選部131は、特図保留制御部115に保留記憶されている順番で乱数M1又は乱数M2を読み出してもよいし、一方を他方に優先して読み出してもよい。
ここでステップS206に含まれる処理としては、具体的には、上述した当否抽選部131による当否抽選や特図選択部132による特別図柄の選択が少なくとも含まれる。また、(i)変短状態が付与されているか否か、(ii)演出図柄をリーチ目で停止させるか否か、(iii)特定の演出を行うか否か等の判定処理が、ステップS206の処理に含まれてもよい。
変動パターン付与部160は、ステップS206の処理結果及びステップS208で特定された保留数を用いて変動パターンを決定する(ステップS210)。
ここまで図1から図17を用いて説明される実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
例えば、特定演出制御部217は、第二操作の有無に関わらず第一操作を行った後に到来する所定タイミング(例えば、第一操作を行った図柄変動ゲームの停止時)に特定演出を実行する構成としてもよい。この構成において、特定演出制御部217は、第一操作の検知時と所定タイミングとの間において第二操作が検知されるか否かによって、実行する特定演出が示唆する遊技状況を異ならせてもよい。
例えば、特定演出を実行することにより、当該特定演出を実行した図柄変動ゲームより後に実行される図柄変動ゲームにおいて大当り当選する期待度を示してもよい。すなわち、特定演出の実行は、いわゆる先読み演出であってもよい。
例えば、演出用抽選部215による抽選に当選した図柄変動ゲームより後の図柄変動ゲームを対象として特定演出制御部217がその当選に基づく特定演出を実行する実施態様(先読み演出)を採用してもよい。或いは、当該変動を対象とする場合にも先読み演出である場合にも特定演出が実行されうる実施態様を採用してもよい。
後者の変形例において、例えば、当該変動を対象として特定演出が実行される場合には、上記の実施形態の構成を採用するが、先読み演出として特定演出が実行される場合には操作検知時から特定演出の開始時までの時間間隔が第一操作を契機とする場合にも第二操作を契機とする場合にも共通である等、それぞれの場合において相違点を設けてもよい。換言すれば、当該変形例に係る遊技機は、演出用抽選の契機となった操作の検知時から特定演出の開始時までの時間間隔が、第一操作を契機とする場合と第二操作を契機とする場合とによって異なる第一演出状態(当該変動を対象として特定演出を実行する演出状態)と、第一操作を契機とする場合にも第二操作を契機とする場合にも共通している第二演出状態(先読み演出として特定演出を実行する演出状態)と、を有してもよい。
或いは、第一演出状態で実行される特定演出が特典画像の表示であって、第二演出状態で実行される特定演出が特別な効果音の出力である等の相違点を設けてもよい。
このような相違点を設けることによって、各特定演出が当該変動を対象とするものか先読み演出であるかを遊技者に認識させることができる。
例えば、特定演出制御部217は、特別な効果音をスピーカ33から発して特定演出を実行してもよいし、特別な効果音をスピーカ33から発する演出と特典画像86を演出表示装置80に表示させる演出とが混在する特定演出を実行してもよい。
(1)遊技者による操作を検知する操作検知手段と、所定の条件を契機として操作有効期間に移行させる期間移行手段と、前記操作有効期間内に前記操作検知手段によって検知された複数回の操作のうち少なくとも一部を契機として演出用抽選を行う演出用抽選手段と、前記演出用抽選の結果に応じて特定演出を実行する特定演出制御手段と、を備え、前記特定演出制御手段によって実行される前記特定演出が、一の回の操作である第一操作を契機として前記演出用抽選に当選した場合、前記第一操作の次回の操作である第二操作が検知されるか否かによって、異なる遊技状況を示唆することを特徴とする遊技機。
(2)前記特定演出制御手段は、前記第一操作を契機として前記演出用抽選に当選した場合であって、当該第一操作の検知時から所定時間が経過した場合に、当該所定時間の経過を契機として一の遊技状況を示唆する前記特定演出を実行し、前記第一操作を契機として前記演出用抽選に当選した場合であって、当該第一操作の検知時から前記所定時間が経過する前に前記第二操作が検知された場合、当該第二操作の検知を契機として、前記一の遊技状況とは異なる他の遊技状況を示唆する前記特定演出を実行する(1)に記載の遊技機。
(3)前記特定演出制御手段は、前記第一操作を契機とする前記演出用抽選が非当選であって、かつ前記第二操作を契機とする前記演出用抽選に当選した場合、当該第二操作の検知を契機として、前記他の遊技状況を示唆する前記特定演出を実行する(2)に記載の遊技機。
(4)前記期間移行手段が前記操作有効期間に移行させた場合に、遊技者による操作を促す報知を行わないことを特徴とする(1)から(3)のいずれか一つに記載の遊技機。
(5)前記一の遊技状況を示唆する前記特定演出が実行される場合に前記特定演出制御手段によって選択されうる演出パターンと、前記他の遊技状況を示唆する前記特定演出が実行される場合に前記特定演出制御手段によって選択されうる演出パターンと、が共通している(1)から(4)のいずれか一つに記載の遊技機。
(a)遊技者による操作を検知する操作検知手段と、所定の条件を契機として操作有効期間に移行させる期間移行手段と、前記操作有効期間内に前記操作検知手段によって検知された複数回の操作のうち少なくとも一部を契機として演出用抽選を行う演出用抽選手段と、前記演出用抽選の結果を示す特定演出を実行する特定演出制御手段と、を備え、前記特定演出制御手段は、一の回の操作である第一操作を契機として前記演出用抽選に当選した場合の少なくとも一部において、前記第一操作の次回の操作である第二操作を契機として前記特定演出を開始することを特徴とする遊技機。
15 外枠
20 前枠
21 ヒンジ機構
23 シリンダ錠
25 透明部材
27 上球受け皿
29 下球受け皿
31 操作ハンドル
32 上枠部
33 スピーカ
34 左右側枠部
35 照明装置
37 プッシュボタン
38a、38b、38c、38d カーソルボタン
38e 玉貸ボタン
38f 返却ボタン
39 球抜き機構
50 遊技盤
50a 遊技領域
51 外レール
52 風車
53 内レール
55、56 大入賞口
57 第1始動口
59 第2始動口
61 普通電動役物
63 作動ゲート
65、66 特別電動役物
67(67a、67b) 普通入賞口
69 アウト口
80 演出表示装置
81a、81b、81c 演出図柄
82a、82b、82c、82d 保留表示
83 ボタン画像
84 カットイン画像
85 帯画像
86 特典画像
90 図柄表示装置
91 第1特別図柄表示装置
92 第2特別図柄表示装置
93 普通図柄表示装置
100 メイン制御基板
101 CPU
102 RAM
103 ROM
110 情報伝送部
112 RAMクリア部
115 特図保留制御部
116 普図保留制御部
130 特図抽選制御部
131 当否抽選部
132 特図選択部
140 遊技状態制御部
141 確変制御部
142 変短制御部
145 大当り制御部
150 図柄表示制御部
151 第1特別図柄表示制御部
152 第2特別図柄表示制御部
153 普通図柄表示制御部
160 変動パターン付与部
170 普図抽選制御部
171 開放抽選部
172 普図選択部
180 普通電役制御部
190 特別電役制御部
200 サブ制御基板
201 CPU
202 RAM
203 ROM
210 演出制御部
211 操作検知部
213 期間移行部
215 演出用抽選部
217 特定演出制御部
SOL1、SOL2、SOL4 ソレノイドコイル
SW1〜SW8 カウントスイッチ
SW9 アウト口スイッチ
X 第1流路
Y 第2流路
Claims (1)
- 演出画像を表示する演出表示手段と、
遊技者による操作を検知する操作検知手段と、
所定の条件を契機として一の図柄変動において操作有効期間を開始させて、該一の図柄変動内に該操作有効期間を終了させる期間移行手段と、
前記一の図柄変動において前記操作有効期間の後に特定の演出画像を前記演出表示手段に表示させる特定演出を実行するか否かを、演出用抽選によって決定する演出用抽選手段と、
前記演出用抽選の結果に応じて前記特定演出を実行する特定演出制御手段と、を備え、
前記操作有効期間内に第一の回数の操作を前記操作検知手段が検知した後に前記特定の演出画像が前記演出表示手段に表示される前記特定演出と、前記操作有効期間内に前記第一の回数より多い第二の回数の操作を前記操作検知手段が検知した後に前記特定の演出画像が前記演出表示手段に表示される前記特定演出と、を比べると、前記演出表示手段に表示される前記特定の演出画像が共通であるにも関わらず、前記特定演出の後に行われる演出によって示唆される、遊技機が実行する遊技に関連する遊技状況が異なりうるものであり、
前記操作有効期間内に前記第一の回数の操作を検知した後に前記特定の演出画像が表示される前記特定演出の後には、第一の遊技状況を示唆する演出が行われ、
前記操作有効期間内に前記第二の回数の操作を検知した後に前記特定の演出画像が表示される前記特定演出の後には、前記第一の遊技状況を示唆する演出が行われる場合と、前記第一の遊技状況とは異なる第二の遊技状況を示唆する演出が行われる場合と、がある、
ことを特徴とする遊技機。
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