JP6225090B2 - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施例1における画像処理装置1の機能を示すブロック図である。
画像処理装置1は、例えば、画像データを入力する複合機(Multi Function Printer;MFP)である。この画像処理装置1は、入力部2から出力される入力画像データIDを入力し、画像処理後の下地除去後画像データUDを出力部3へ出力する構成になっている。
平滑化フィルタ31は、平滑化フィルタ処理に用いられる数値からなるオペレータ31aを有している。オペレータ31aは、入力画像データIDの所定の画素及び前後左右2画素の輝度値に掛け合わせて平滑化するための重み係数である。例えば、平滑化フィルタ31は、所定の画素と、その所定の画素に対して前後左右方向に2画素ずつと、を均等に重み付けをするフィルタ(以下「移動平均フィルタ」という。)であり、全ての画素に対して等しいオペレータ31aを有している。
ヒストグラムHGは、図1の平滑化画像データSDの各画素の輝度値Yを読み取り、輝度値Y毎の画素数を数えて作成した分布曲線であり、横軸は輝度値Yを示し、縦軸は画素数を示し、輝度値Ys、Yt、及び閾値レベルYthを有している。輝度値Ysは、ヒストグラムHGを輝度値Yが255から減少する方向に参照し、最初に画素数が1以上の値になったときの輝度値である。輝度値Ytは、最も画素数が大きいときの輝度値である。閾値レベルYth(例えば、200)は、
Yth=Yt−(Ys−Yt)
の式にて得られた輝度値である。
図5の横軸は入力画像データIDの各画素の入力輝度値Yiを示し、縦軸は輝度値変換画像データKDの各画素の出力輝度値Yoを示している。輝度値変換テーブル51aにおける実線L1は、図5のヒストグラムHGから算出された閾値レベルYthに基づき、入力画像データIDの各画素の輝度値Yを変換して輝度値変換画像データKDを作成するための変換前後の輝度値の関係を示すグラフである。入力輝度値Yiが0から閾値レベルYthまでの場合、入力輝度値Yiと出力輝度値Yoは、等しい値とする。入力輝度値Yiが閾値レベルYthから255までの場合、出力輝度値Yoは、入力輝度値Yiの値に関わらず255とする。
図6は、図1の画像処理装置1の画像処理方法を示すフローチャートである。
図1の入力部2が画像を読み取って入力画像データIDに変換し、画像処理装置1に対して入力画像データIDが入力されると、図6のステップS1の入力画像読み込み処理へ進む。ステップS1において、制御部10は、入力部2から入力画像データIDを読み込み、ステップS2の入力画像記憶処理へ進む。ステップS2において、制御部10は、読み込んだ入力画像データIDを入力画像記憶部20に記憶し、ステップS3の前処理としてのフィルタ変換処理へ進む。
図6のステップS5の下地除去処理が開始されると、図1の下地除去部50は、図7のステップS51の輝度値変換テーブル作成処理へ進む。ステップS51において、下地除去部50の輝度値変換部51は、入力した閾値レベルYthに基づき、入力輝度値Yiと出力輝度値Yoとの対応を示す輝度値変換テーブル51aを作成し、ステップS52の入力画像輝度値変換処理へ進む。
図8は、図1中の輝度値変換画像データKD及び平滑化画像データSDの例を示す図である。
比較例として、実施例1におけるステップS3のフィルタ変換処理を行わずにステップS5の下地除去処理を行った場合を説明する。
本実施例1の画像処理装置1及び画像処理方法によれば、下地画素判定部52は、入力画像データIDを平滑化した平滑化画像データSDの輝度値Y5、Y6と、閾値レベルYthと、を比較する。その比較結果が輝度値Y5、Y6が大きいと判定された場合、下地画素置換部53は、対応する輝度値変換画像データKDの輝度値Y3,Y4を最大値に置換して下地画素を除去した下地除去後画像データUDを出力する。これにより、下地除去後画像データUDは、文字画像UD1の輝度値Y7が入力画像データIDの輝度値Y1と同じ値となり、下地画像UD2の輝度値Y8が最大値となるので、文字画像ID1に影響することなく下地画像ID2が除去されるので、画質が劣化することを防止できる。
本発明の実施例2の画像処理装置の構成は、実施例1の輝度値変換画像テーブル51aに代えて、これとは構成の異なる輝度値変換画像テーブル51bが作成される点を除き、実施例1の画像処理装置1と同様である。そのため、実施例2については、輝度値変換画像テーブル51bについてのみ説明する。
実施例2の画像処理方法は、輝度値変換画像テーブル51bに基づいて図7のステップS52の入力画像輝度値変換処理が行われる点を除き、実施例1の画像処理装置1の画像処理方法と同様である。
本実施例2の画像処理装置及び画像処理方法によれば、輝度値変換画像テーブル51bを用いることにより、出力輝度値Yoが急激に変化することを抑制できる。これにより、入力画像データIDと輝度値変換画像データKDとの輝度値の差(諧調ギャップ)がなくなることにより、画質が劣化することを防止できる。
本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。
2 入力部
3 出力部
30 前処理部
31 平滑化フィルタ
40 閾値レベル検出部
50 下地除去部
51 輝度値変換部
51a 輝度値変換テーブル
52 下地画素判定部
53 下地画素置換部
ID 入力画像データ
SD 平滑化画像データ
HG ヒストグラム
KD 輝度値変換画像データ
UD 下地除去後画像データ
Yth 閾値レベル
Claims (12)
- 複数の第1画素からなる画像データを入力し、この入力画像データに対応する前処理後の複数の第2画素からなる処理済み画像データを出力する前処理と、
前記処理済み画像データを入力し、前記複数の第2画素における濃度を示す画素値の閾値レベルを検出して出力する検出処理と、
前記入力画像データ、前記処理済み画像データ及び前記閾値レベルを入力し、前記入力画像データの下地画素を除去した出力画像データを出力する下地除去処理と、
を有し、
前記下地除去処理は、
前記複数の第2画素における前記画素値と、前記閾値レベルと、を比較してその比較結果に基づき、前記複数の第2画素に対応する前記複数の第1画素を前記下地画素と判定して前記下地画素を除去することを特徴とする画像処理方法。 - 複数の第1画素からなる画像データを入力し、この入力画像データに前処理を施して、前処理後の複数の第2画素からなる処理済み画像データを出力する前処理部と、
前記処理済み画像データを入力し、前記複数の第2画素における濃度を示す画素値の閾値レベルを検出して出力する検出部と、
前記入力画像データ、前記処理済み画像データ及び前記閾値レベルを入力し、前記入力画像データの下地画素を除去した出力画像データを出力する下地除去部と、
を有し、
前記下地除去部は、
前記複数の第2画素における前記画素値と、前記閾値レベルと、を比較してその比較結果に基づき、前記複数の第2画素に対応する前記複数の第1画素を前記下地画素と判定して前記下地画素を除去することを特徴とする画像処理装置。 - 前記下地除去部は、
前記閾値レベルに基づき、前記複数の第1画素の前記画素値を変換して複数の第3画素からなる画素値変換データを出力する画素値変換部と、
前記複数の第2画素における前記画素値と、前記閾値レベルと、を比較し、前記比較結果が前記複数の第2画素における前記画素値が大きい場合には、前記複数の第2画素に対応する前記複数の第1画素を前記下地画素と判定して判定結果を出力する判定部と、
前記画素値変換データ及び前記判定結果を入力し、前記判定結果が前記下地画素である前記複数の第1画素に対応する前記複数の第3画素の前記画素値を最大値に置換する画素値置換部と、
を有することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 前記画素値変換部は、
前記閾値レベルに基づき、前記複数の第1画素の前記画素値を変換するための画素値変換テーブルを作成し、前記画素値変換テーブルを用いて前記画素値変換データを出力することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。 - 前記前処理は、フィルタ処理であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記フィルタ処理では、移動平均フィルタ又はガウシアンフィルタを用いることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
- 前記検出部は、
前記複数の第2画素における前記画素値毎の画素数を示すヒストグラムを作成し、前記ヒストグラムに基づき前記閾値レベルを検出することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 請求項2〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置は、更に、
前記入力画像データを記憶する入力画像記憶部と、
前記出力画像データを記憶する出力画像記憶部と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記入力画像データは、
画像を読み取る読み取り部により、前記画像が前記画像データに変換されて入力されることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記出力画像データは、
現像剤によって記録媒体に出力画像を形成する画像形成部に出力されることを特徴とする請求項2〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記入力画像データは、グレースケールにより表された白黒の画像データ、又はCIELAB色空間により表されたカラー画像データであることを特徴とする請求項2〜10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記画素値は、前記第1画素、前記第2画素又は前記第3画素の輝度を示す輝度値であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像処理装置。
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