JP6224976B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に車両の変速機に用いられる動力伝達装置に関する。
従来、例えば特許文献1に示されるように、ドグクラッチ式の変速機を採用した車両が広く普及している。こうしたドグクラッチ式の変速機においては、ギヤに複数のドグが形成されるとともに、セレクタ機構に複数のドグ(係合バー)が形成されている。そして、セレクタ機構をシフトフォークで可動して、ドグ同士を近接させて噛合させた動力伝達状態や、ドグ同士を離隔させて噛合を解除した切り離し状態に切り換えることで変速がなされることとなる。
特許文献1に記載の変速機においては、切り離し状態から動力伝達状態に切り換えるとき、ドグ同士に差回転が生じたまま、セレクタ機構のドグをギヤのドグに近接させる。このとき、ドグ同士の回転方向の位置によっては、セレクタ機構のドグがギヤのドグ側に十分に移動しないまま、ドグが浅い噛み合い状態となってしまうことがある。
そこで、特許文献1に記載の変速機においては、セレクタ機構に、ガードアームを設けている。ガードアームは、セレクタ機構の複数のドグの一部を遮蔽しており、セレクタ機構の複数のドグの間にギヤのドグが入り込むとき、ガードアームによってドグが弾かれる。セレクタ機構を可動するシフトフォークは、電動アクチュエータによって可動されるとともに、押しバネなどで可動方向に付勢されており、ガードアームによってドグが弾かれ続けている間に、付勢力が蓄積されていく。そして、所定以上の付勢力が蓄積されると、バネの付勢力によって、ギヤのドグがガードアームを押しのけてセレクタ機構のドグの間に進入し、ドグ同士が噛み合うこととなる。
特表2007−504413号公報
上記のように、ドグクラッチ式の変速機などの動力伝達装置では、ギヤとセレクタ機構といった、ドグが設けられた回転体の噛合において、両回転体の差回転や両回転体を近接させるタイミングによっては、浅い噛み合い状態となってしまう。そのため、ドグ同士の接触面積が小さくなって面圧が高くなることから、十分な安全性を確保するためには、ドグに要求される強度が高くなってしまう。
また、上記の特許文献1に記載のように、ガードアームを設ければドグの噛み合いが浅くなる事態を回避することができる。しかし、バネの付勢力が十分に蓄積されるまで、ドグとガードアームが衝突を繰り返すため、摩耗や騒音が大きくなってしまう。
そこで、本発明は、摩耗や騒音の発生を抑えつつ、ドグの噛み合いを適切に遂行可能な動力伝達装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の動力伝達装置は、複数の第1ドグが回転方向に配列された第1回転体と、第1回転体と同軸上に設けられ、第1ドグに噛合可能な複数の第2ドグが回転方向に配列された第2回転体と、を備え、第1回転体および第2回転体が回転軸方向に近接する近接方向に相対移動すると、第1ドグおよび第2ドグが噛合して第1回転体と第2回転体とが一体回転する動力伝達状態となり、第1回転体および第2回転体が回転軸方向に離隔する離隔方向に相対移動すると、第1ドグおよび第2ドグの噛合が解除されて第1回転体と第2回転体とが相対回転する切り離し状態となる動力伝達装置であって、第1ドグから第1回転体の径方向の内側もしくは外側に突出し、第1回転体と一体回転する突起部と、突起部と接触可能に第2回転体に設けられ、一端から他端まで回転方向に延在するとともに、突起部よりも回転方向に長さを有し、第1回転体と第2回転体とが近接方向に相対移動する過程において、第1ドグおよび第2ドグが互いに噛合する前に突起部に接触する規制部と、を備え、突起部と規制部とが回転軸方向に対向した状態で第1回転体と第2回転体とが近接方向に相対移動すると、突起部が規制部に接触して近接方向への相対移動が規制されるとともに、突起部と規制部との接触状態を維持したまま第1回転体と第2回転体とがさらに相対回転し、突起部と規制部とが回転軸方向に非対向となると、突起部と規制部との接触が解除されて、第1回転体と第2回転体とがさらに近接方向に相対移動して第1ドグと第2ドグとが噛合することを特徴とする。
突起部は、複数の第1ドグのうち、いずれか1つに設けられていてもよい。
回転軸に固定されるハブと、第1回転体を構成し、ハブと一体回転するとともに回転軸方向に移動自在にハブに組み付けられ、第1ドグおよび突起部が先端に形成されたスリーブと、第2回転体を構成し、第2ドグおよび規制部が設けられたドグギヤと、を備えてもよい。
本発明によれば、摩耗や騒音の発生を抑えつつ、ドグの噛み合いを適切に遂行することができる。
自動車用の変速機の概略を示す図である。 動力伝達装置の分解斜視図である。 動力伝達装置の側面図である。 本実施形態の待機ドグおよび飛込ドグの噛み合いを説明するための説明図である。 比較例の待機ドグおよび飛込ドグの噛み合いを説明するための説明図である。 規制部と突起部との接触を説明するための説明図である。 動力伝達装置の正面図である。 待機ドグおよび飛込ドグの噛み合いにおける規制部と突起部の作用を説明するための第1の図である。 待機ドグおよび飛込ドグの噛み合いにおける規制部と突起部の作用を説明するための第2の図である。 待機ドグおよび飛込ドグの噛み合いにおける規制部と突起部の作用を説明するための第3の図である。 変形例における動力伝達装置を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(変速機の概要)
図1は自動車用の変速機1の概略を示す図である。エンジンEの駆動力を駆動輪に伝達する変速機1は、ミッションケースに保持されたベアリングbに回転自在に軸支され、互いに平行に配されたメインシャフト2およびカウンタシャフト3を備えている。メインシャフト2は、発進クラッチ4を介してエンジンEのクランクシャフトに接続されており、発進クラッチ4を介して伝達されるエンジンEの駆動力によって回転する入力シャフトとして機能する。
メインシャフト2には、複数(本実施形態では4つ)のメインギヤ10が相対回転自在に装着されている。メインシャフト2に設けられるメインギヤ10の数は特に限定されるものではないが、ここでは、説明の都合上、4つのメインギヤ10を、それぞれ、1速メインギヤ11、2速メインギヤ12、3速メインギヤ13、4速メインギヤ14として説明する。また、カウンタシャフト3には、複数(本実施形態では4つ)のカウンタギヤ20が相対回転不能に装着されている。ここでは、説明の都合上、4つのカウンタギヤ20を、それぞれ、1速カウンタギヤ21、2速カウンタギヤ22、3速カウンタギヤ23、4速カウンタギヤ24として説明する。
この1速カウンタギヤ21は1速メインギヤ11に噛合しており、これら1速メインギヤ11および1速カウンタギヤ21によって、メインシャフト2およびカウンタシャフト3間で動力伝達を行う第1歯車列31を構成している。同様に、2速メインギヤ12および2速カウンタギヤ22によって第2歯車列32が構成され、3速メインギヤ13および3速カウンタギヤ23によって第3歯車列33が構成され、4速メインギヤ14および4速カウンタギヤ24によって第4歯車列34が構成されている。
これら第1歯車列31〜第4歯車列34は、各メインギヤ11〜14および各カウンタギヤ21〜24のギヤ比を異にしており、本実施形態では、第1歯車列31が最も低速段側となり、第4歯車列34が最も高速段側となっている。
また、メインシャフト2には、動力伝達経路を切り換える動力伝達装置50(50a、50b)が複数(本実施形態では2つ)設けられている。動力伝達装置50は、メインシャフト2に対して1速メインギヤ11〜4速メインギヤ14のいずれかを一体回転させる動力伝達状態、もしくは、メインシャフト2に対して1速メインギヤ11〜4速メインギヤ14を相対回転させる切り離し状態(ニュートラル状態)のいずれかを選択可能である。
動力伝達装置50aは、1速メインギヤ11および2速メインギヤ12の間に配されており、動力伝達装置50bは、3速メインギヤ13および4速メインギヤ14の間に配されている。
また、動力伝達装置50は、メインシャフト2の軸方向(以下、単に軸方向と称す)に移動自在なドライブ側スリーブ51(第1回転体)およびコースト側スリーブ52(第1回転体)を備えている。ドライブ側スリーブ51およびコースト側スリーブ52は、それぞれ、軸方向の両端から突出する飛込ドグ51a、52a(第1ドグ)を有するとともに、メインシャフト2と一体回転する。
さらに、動力伝達装置50は、1速メインギヤ11〜4速メインギヤ14に連結して一体回転するドグギヤ53(第2回転体)を含んで構成されている。ドグギヤ53には、飛込ドグ51a側に突出する待機ドグ53a(第2ドグ)が周方向(回転方向)に等間隔に複数(ここでは3つ)配列されている。すなわち、ドグギヤ53は、ドライブ側スリーブ51と同軸上に設けられている。
ドライブ側スリーブ51およびコースト側スリーブ52にはシフトフォーク5が係合しており、シフトフォーク5は電動アクチュエータ6によって軸方向に可動する。シフトフォーク5と電動アクチュエータ6の間にはコイルばねで構成される弾性部材7が介在しており、弾性部材7によってシフトフォーク5の可動方向への押圧力が蓄積される。弾性部材7の作用については後に詳述する。そして、シフトフォーク5の可動によって、飛込ドグ51a、52aと待機ドグ53aとを噛合させたり、あるいは、その噛合を解除したりする。
例えば、動力伝達経路として第1歯車列31が選択されている場合、動力伝達装置50aは、1速メインギヤ11に連結されたドグギヤ53の待機ドグ53aに、飛込ドグ51a、52aのいずれかを噛合させる。そして、メインシャフト2に対して1速メインギヤ11を一体回転させる。このとき、動力伝達装置50aは、第2歯車列32を切り離し状態としている。また、動力伝達装置50bは、第3歯車列33、および、第4歯車列34を切り離し状態としている。したがって、この場合には、エンジンEの駆動力は、発進クラッチ4→メインシャフト2→第1歯車列31→カウンタシャフト3を介して矢印の順に駆動輪に伝達され、メインシャフト2およびカウンタシャフト3間で第1歯車列31を介した動力伝達がなされることとなる。
なお、本実施形態では、メインギヤ10がメインシャフト2に対して相対回転自在に設けられるとともに、カウンタギヤ20がカウンタシャフト3に対して相対回転不能に設けられる。そして、動力伝達装置50がメインシャフト2に設けられている。ただし、これとは逆に、メインギヤ10がメインシャフト2に対して相対回転不能に設けられるとともに、カウンタギヤ20がカウンタシャフト3に対して相対回転自在に設けられ、動力伝達装置50がカウンタシャフト3に設けられてもよい。
(動力伝達装置50の構成)
次に、上記の動力伝達装置50の構成について詳細に説明する。上述したように、動力伝達装置50は、2つのメインギヤ10の間に配され、両側に配されたメインギヤ10のいずれかを、メインシャフト2に対して動力伝達状態とすることができる。動力伝達装置50は、両側に配された2つのメインギヤ10をそれぞれ動力伝達状態とする機構として、実質的に同等な2つの機構を有する。以下では、動力伝達装置50のうち、一方のメインギヤ10をメインシャフト2に対して動力伝達状態とする機構についてのみ図示して説明し、他方のメインギヤ10をメインシャフト2に対して動力伝達状態とする機構については、重複説明を避けて説明を省略する。
また、動力伝達装置50は、ドライブ側スリーブ51とコースト側スリーブ52の双方を備えている。双方のいずれに対しても、後述する規制部と突起部は同様に作用するため、ここでは、コースト側スリーブ52については図示および説明を省略する。
図2は、動力伝達装置50の分解斜視図である。図2に示すように、動力伝達装置50は、メインシャフト2に固定されメインシャフト2と一体回転する略円筒状のハブ54を備えている。ハブ54の外周面には、ハブ54の径方向内側に窪み、軸方向に延在する溝54aが、メインシャフト2の周方向(以下、単に周方向と称す)に等間隔に複数形成されている。
複数の溝54aのうちの1つには、溝54aからハブ54の径方向内側にさらに窪んだ窪み部54bが形成されている。窪み部54bは、溝54aの軸方向の全長に亘って延在する。
ドグギヤ53は、軸方向に貫通する貫通孔53bを有する。そして、ドグギヤ53は、貫通孔53bにメインシャフト2が挿通され、ハブ54に対して軸方向に対向して配置される。また、ドグギヤ53の外周側には、ハブ54側に突出する待機ドグ53aが、周方向(回転方向)に等間隔に複数(ここでは3つ)、配列されている。
また、ドグギヤ53におけるハブ54側の面には、貫通孔53bよりドグギヤ53の径方向外側であって、待機ドグ53aよりドグギヤ53の径方向内側に、規制部53cが形成されている。規制部53cは、待機ドグ53aと同程度にハブ54側に突出し、一端53dから他端53eまで、ドグギヤ53の周方向(回転方向)に、約240度に亘って延在している。すなわち、規制部53cの一端53dから他端53eまでのドグギヤ53の周方向の対向間隔によって、約120度に亘る切り欠き部53fが形成されることとなる。
ドライブ側スリーブ51は、環状のリング部51bを有し、リング部51bの中心にハブ54が挿通される。また、ドライブ側スリーブ51は、キー部51cを有する。キー部51cは、リング部51bからリング部51bの径方向内側に突出するとともに、ドグギヤ53に向かって軸方向に延在する。
キー部51cは、周方向(回転方向)に等間隔に複数(ここでは3つ)配列されており、キー部51cの先端には、待機ドグ53aと噛合可能な飛込ドグ51aが形成されている。そして、キー部51cは、ハブ54の溝54aに嵌合しており、ドライブ側スリーブ51は、キー部51cがハブ54の溝54aを摺動することで、軸方向に移動する。
複数のキー部51cのうち1つには、キー部51c(飛込ドグ51a)からリング部51bの径方向内側に突出する突起部51dが形成されている。突起部51dは、ドライブ側スリーブ51の一部であることから、ドライブ側スリーブ51と一体回転する。ドグギヤ53の径方向における規制部53cの位置は、ドライブ側スリーブ51の径方向における突起部51dの位置と少なくとも一部が重なる位置関係を有しており、ドグギヤ53に設けられた規制部53cは、突起部51dよりも、周方向(回転方向)に長く延在している。
また、突起部51dは、キー部51cの軸方向の全長に亘って延在し、ハブ54の溝54aに形成された窪み部54bに摺動自在に嵌合する。
そして、ドライブ側スリーブ51は、キー部51cがハブ54の溝54aに嵌合し、突起部51dが窪み部54bに嵌合していることから、ハブ54に対する相対回転が規制され、メインシャフト2およびハブ54とともに一体回転することとなる。
図3は、動力伝達装置50の側面図であり、ドライブ側スリーブ51の飛込ドグ51aと、ドグギヤ53の待機ドグ53aの近傍を抽出して示す。図3(a)では、ドライブ側スリーブ51の飛込ドグ51aと、ドグギヤ53の待機ドグ53aが噛合していない。この状態では、ドライブ側スリーブ51は、ハブ54とともに、メインシャフト2と一体回転する。一方、ドグギヤ53は、メインシャフト2と相対回転自在となっている。
そして、上述したシフトフォーク5が、ドライブ側スリーブ51をドグギヤ53側に移動させる。すると、図3(b)に示すように、ドライブ側スリーブ51の飛込ドグ51aが、ドグギヤ53に設けられた複数の待機ドグ53aの周方向の隙間に入る。
このように、図3(a)から図3(b)へと、ドグギヤ53およびドライブ側スリーブ51が互いに近接する近接方向に相対移動すると、待機ドグ53aおよび飛込ドグ51a、52aが噛合して待機ドグ53aと飛込ドグ51a、52aが一体回転する動力伝達状態となる。
また、図3(b)から図3(a)へと、ドグギヤ53およびドライブ側スリーブ51が互いに離隔する離隔方向に相対移動すると、ドグギヤ53およびドライブ側スリーブ51の噛合が解除されて待機ドグ53aと飛込ドグ51aが相対回転する切り離し状態となる。
図4は、本実施形態の待機ドグ53aおよび飛込ドグ51a、52aの噛み合いを説明するための説明図である。図4(a)に示すように、待機ドグ53aは、ドグギヤ53(メインギヤ10)の回転方向前方側に位置するトレーリング面53afと、回転方向後方側に位置するリーディング面53arと、を備えている。待機ドグ53aは、ドグギヤ53(メインギヤ10)の回転方向(図4(a)中、上下方向)の幅が、基端側よりも先端側の方が広い、先端幅広の形状となっている。
そして、飛込ドグ51aは、ドグギヤ53側の端部に、待機ドグ53aのリーディング面53arに係合可能なリーディング爪51rを備えている。リーディング爪51rは、リーディング面53arに面接触状態で係合するように、テーパ状に形成されている。
一方、飛込ドグ52aは、ドグギヤ53側のトレーリング爪52fが、待機ドグ53aのトレーリング面53afに係合可能となっている。トレーリング爪52fは、トレーリング面53afに面接触状態で係合するように、テーパ状に形成されている。
そして、図4(b)に示すように、飛込ドグ51a、52aがドグギヤ53側に移動する。例えば、エンジンEによる車両の加速時のアップシフトでは、ドライブ側スリーブ51の飛込ドグ51a、コースト側スリーブ52の飛込ドグ52aの順に移動する。
そうすると、ドグギヤ53のリーディング面53arと、飛込ドグ51aのリーディング爪51rが係合する。これにより、メインシャフト2からカウンタシャフト3へと動力が伝達している状態(加速状態)となる。なお、このとき、ドグギヤ53と飛込ドグ52aとは非係合状態に維持されている。
また、エンジンE側の回転モーメントによる車両の減速(所謂、エンジンブレーキ)時のダウンシフトでは、コースト側スリーブ52の飛込ドグ52a、ドライブ側スリーブ51の飛込ドグ51aの順にドグギヤ53側に移動する。そうすると、図4(c)に示すように、ドグギヤ53のトレーリング面53afと、飛込ドグ52aのトレーリング爪52fが係合する。これにより、メインシャフト2からカウンタシャフト3へと、駆動輪側の慣性力を抑える力が伝達している状態(減速状態)となる。なお、このとき、ドグギヤ53と飛込ドグ51aとは非係合状態に維持されている。
本実施形態において、「加速」とは、エンジンEの駆動力によって車両が加速する状態をいうものであり、例えば、坂を下るときに、自重によって車両が加速する状態をいうものではない。また、「減速」とは、エンジンブレーキによる車両の減速状態をいうものであり、例えば、坂を上るときに車両が減速する状態をいうものではない。
図5は、比較例の待機ドグDおよび飛込ドグDの噛合を説明するための説明図である。ここでは、図5(a)に示すように、飛込ドグDの方が待機ドグDよりも高速で回転しているとき、不図示のシフトフォークによってドライブ側スリーブがドグギヤDG側に移動する場合を例に挙げる。
図5(b)に示すように、飛込ドグDが待機ドグDに衝突せずにドグギヤDGの本体まで到達すれば、図4(b)に示した状態と同様に、飛込ドグDと待機ドグDは、噛み合いが適切になされる。しかし、飛込ドグDと待機ドグDの差回転やシフトフォークの移動タイミングによっては、図5(c)に示すように、飛込ドグDが待機ドグDの飛込ドグD側の面に衝突し、飛込ドグDは待機ドグDから弾かれてしまう。
図1に示したシフトフォーク5と同様、比較例のシフトフォークには不図示の電動アクチュエータとの間にコイルばねが介在している。飛込ドグDが弾かれると、飛込ドグDが弾かれたことによるシフトフォークの変位は、コイルばねの伸縮によって吸収され、コイルばねの反発力によって、再び、飛込ドグDがドグギヤDGの本体に向かって移動する。飛込ドグDと待機ドグDが噛合するまで、この衝突が繰り返される。
飛込ドグDが待機ドグDから弾かれて、待機ドグDと噛合されずに停滞している間、電動アクチュエータはシフトフォークを可動させるように変位し続け、コイルばねによってシフトフォークの可動方向への押圧力が蓄積される。そして、コイルばねの付勢力が徐々に増加し、飛込ドグDが待機ドグD側に移動する速度が上昇するため、飛込ドグDが待機ドグDに衝突せずにドグギヤDGの本体まで到達し易くなる。それでも、飛込ドグDと待機ドグDの差回転やシフトフォークの移動タイミングによっては、図5(d)に示すように、飛込ドグDがドグギヤDGの本体に到達する前に待機ドグDと噛合し、浅い噛み合い状態となってしまう。
このように、比較例においては、飛込ドグDと待機ドグDが噛合するとき、飛込ドグDと待機ドグDが衝突を繰り返して、摩耗や騒音が発生したり、浅い噛み合い状態となって、噛み合い部分に作用する面圧が大きくなったりするといった課題があった。以下、このような課題を解決する本実施形態の動力伝達装置50の構造について詳述する。
図6は、規制部53cと突起部51dとの接触を説明するための説明図であり、動力伝達装置50の側面図について、ドライブ側スリーブ51の3つのキー部51cのうち、突起部51dが形成されたキー部51cの先端の飛込ドグ51a近傍を抽出して示す。
上述したように、ドグギヤ53の径方向における規制部53cの位置は、ドライブ側スリーブ51の径方向における突起部51dの位置と一部が重なっている。そのため、ドライブ側スリーブ51とドグギヤ53とが近接方向に相対移動する過程において、図6に示すように、待機ドグ53aと飛込ドグ51aが噛合する前に、規制部53cと突起部51dが接触することがある。
この場合、ドライブ側スリーブ51は、規制部53cと突起部51dが接触したときの位置から、ドグギヤ53に向かって移動できなくなる。
図7は、動力伝達装置50の正面図であり、動力伝達装置50をハブ54側から見た図を示す。理解を容易とするため、図7において、動力伝達装置50からハブ54を除外して示し、ドグギヤ53の規制部53cをハッチングで示し、待機ドグ53aをクロスハッチングで示す。
上述したように、規制部53cは、ドグギヤ53の周方向に、約240度に亘って延在している。そのため、ドグギヤ53に対するドライブ側スリーブ51の回転軸周りの位置(以下、位相差と称す)によっては、規制部53cと突起部51dが接触する。
ここでは、規制部53cと突起部51dが軸方向に対向する位相差の範囲を、規制範囲とする。位相差が規制範囲内の場合、ドライブ側スリーブ51とドグギヤ53とが近接方向に相対移動すると、規制部53cと突起部51dが接触する。そして、ドライブ側スリーブ51とドグギヤ53は、規制部53cと突起部51dが接触した位置から、近接方向への相対移動が規制される。すなわち、ドライブ側スリーブ51は、規制部53cと突起部51dが接触した位置から、ドグギヤ53側に移動できなくなる。
一方、切り欠き部53fと突起部51dが軸方向に対向する位相差の範囲を、規制範囲外とする。位相差が規制範囲外の場合、ドライブ側スリーブ51がドグギヤ53側に移動した際、規制部53cと突起部51dが接触せず、ドライブ側スリーブ51は、規制部53cと突起部51dによって何ら規制されることなく、ドグギヤ53に向かって移動可能となる。
図8〜図10は、待機ドグ53aおよび飛込ドグ51aの噛み合いにおける規制部53cと突起部51dの作用を説明するための図である。図8〜図10には、動力伝達装置50のうち、ドグギヤ53を周方向に360度に亘って展開し、ドグギヤ53の径方向外側から見た状態を示す。
図8(a)に示すように、待機ドグ53aと飛込ドグ51aが切り離し状態となっているとき、待機ドグ53aと飛込ドグ51aを噛合させるべく、飛込ドグ51aが待機ドグ53a(ドグギヤ53)に向かって移動する。
このとき、車両は加速状態であって、待機ドグ53aおよび飛込ドグ51aは、図8中、矢印で示す向きに回転しており、飛込ドグ51aは待機ドグ53aよりも高速で回転しているものとする。すなわち、飛込ドグ51aは、待機ドグ53aに対して、図8中、矢印で示す向きに相対回転していることとなる。
そして、位相差が上述した規制範囲内であるとき、図8(b)中、飛込ドグ51aの径方向内側に隠れている突起部51dの先端が、規制部53cに接触し、飛込ドグ51aがドグギヤ53側に移動できなくなる。
その後、突起部51dが、規制部53cに接触したまま、飛込ドグ51aが、待機ドグ53aに対して相対回転し、図9(a)に示すように、突起部51dが切り欠き部53fの手前(回転方向の後方側)に至る。
さらに、飛込ドグ51aが、待機ドグ53aに対して相対回転すると、位相差が規制範囲外となる。すなわち、突起部51dと規制部53cとが軸方向に非対向となる(対向しない状態となる)。そうすると、突起部51dと規制部53cとの接触が解除され、ドグギヤ53とドライブ側スリーブ51とがさらに近接方向に相対移動する。そして、図9(b)に示すように、突起部51dが切り欠き部53fに飛び込むと同時に、飛込ドグ51aが、ドグギヤ53の周方向に隣り合う待機ドグ53aの間に飛び込む。
その後、飛込ドグ51aが、待機ドグ53aに対して相対回転し、図10に示すように、待機ドグ53aと飛込ドグ51aが噛合することとなる。
上述したように、位相差が規制範囲内の場合、位相差が規制範囲外となるまで、飛込ドグ51aは、ドグギヤ53の周方向に隣り合う待機ドグ53aの間に飛び込まずに待機する。
その間に、電動アクチュエータ6による可動量分は、弾性部材7によって吸収される。弾性部材7には、シフトフォーク5の可動方向への押圧力が蓄積される。そして、弾性部材7の付勢力が徐々に増加しドライブ側スリーブ51がドグギヤ53側に移動する速度が上昇する。
そのため、位相差が規制範囲外となると、待機ドグ53aと飛込ドグ51aが十分な深さで噛み合う位置まで、ドライブ側スリーブ51がドグギヤ53側に移動する。このとき、弾性部材7の付勢力によって、ドライブ側スリーブ51の移動速度が十分に高められることから、飛込ドグ51aが浅い噛み合い状態では待機ドグ53aに衝突し難く、待機ドグ53aと飛込ドグ51aが十分な深さで噛み合う位置まで移動し易くなる。
また、位相差が規制範囲内となっている時間が短く、位相差が規制範囲内の間に弾性部材7に十分な押圧力が蓄積されない場合がある。さらに、偶然、突起部51dが切り欠き部53fに臨んでいたりして、突起部51dが規制部53cに接触しないで、飛込ドグ51aが、ドグギヤ53の周方向に隣り合う待機ドグ53aの間に飛び込む場合もある。
これらの場合において、飛込ドグ51aが待機ドグ53aに弾かれて、その後、1または複数回に亘って、位相差が規制範囲内となってから規制範囲外となるまで、待機ドグ53aと飛込ドグ51aが噛合されないことも考えられる。このような場合であっても、規制範囲内の間、飛込ドグ51aの待機ドグ53a側への飛び込みが停止する。そのため、飛込ドグ51aが待機ドグ53aに弾かれる頻度が抑制される。本実施形態では、規制部53cは、ドグギヤ53の周方向に、約240度に亘って延在しているため、大凡、1/3に抑止されることとなる。こうして、動力伝達装置50は、摩耗や騒音の発生を抑えつつ、ドグの噛み合いを適切に遂行することが可能となる。
図11は、変形例における動力伝達装置150、250、350を説明するための説明図であり、図7に対応する正面図を示す。上述した実施形態では、突起部51dは、ドライブ側スリーブ51のキー部51cに、ドライブ側スリーブ51の径方向内側に形成される場合について説明した。また、規制部53cは、ドグギヤ53の待機ドグ53aの径方向内側に形成される場合について説明した。
図11(a)に示すように、第1変形例における動力伝達装置150では、突起部151d(図11(a)中、ハッチングで示す)は、キー部51cの軸方向の全長に亘って、飛込ドグ51aよりも、ドライブ側スリーブ51の径方向外側に形成されている。また、規制部153cは、待機ドグ53a(図11(a)中、クロスハッチングで示す)よりも、ドグギヤ53の径方向外側に、約240度に亘って延在している。
また、図11(b)に示すように、第2変形例における動力伝達装置250では、突起部253dは、ドグギヤ53(第1回転体)において、待機ドグ53a(第1ドグ)よりも、ドグギヤ53の径方向外側に形成される。また、規制部251cは、ドライブ側スリーブ51(第2回転体)において、飛込ドグ51a(第2ドグ)におけるドライブ側スリーブ51の径方向外側に、約240度に亘って延在している。
また、図11(c)に示すように、第3変形例における動力伝達装置350では、突起部353dは、ドグギヤ53(第1回転体)において、待機ドグ53a(第1ドグ)よりも、ドグギヤ53の径方向内側に形成される。また、規制部351cは、ドライブ側スリーブ51(第1回転体)において、飛込ドグ51a(第2ドグ)におけるドライブ側スリーブ51の径方向内側に、約240度に亘って延在している。
第1〜第3変形例に示すように、規制部は、ドライブ側スリーブ51とドグギヤ53のいずれか一方に設けられ、突起部は、ドライブ側スリーブ51とドグギヤ53のいずれか他方に設けられていればよい。また、規制部および突起部は、待機ドグ53aおよび飛込ドグ51aのドライブ側スリーブ51またはドグギヤ53における径方向外側に設けられていてもよいし、径方向内側に設けられていてもよい。
上述した実施形態では、電動アクチュエータ6によってシフトフォーク5が可動する場合について説明したが、電動アクチュエータ6の代わりに、手動で駆動されるシフトレバーによってシフトフォーク5が可動する構成であってもよい。
また、上述した実施形態および変形例では、突起部は待機ドグ53aまたは飛込ドグ51aに、1つ設けられる場合について説明したが、突起部を複数設けてもよい。また、突起部は、待機ドグ53aまたは飛込ドグ51aに近接して設けずともよいし、ドライブ側スリーブ51やドグギヤ53と一体回転すれば、ドライブ側スリーブ51やドグギヤ53から着脱可能な部材であってもよい。
また、上述した実施形態および変形例では、規制部53cは、ドグギヤ53の周方向に約240度に亘って延在している場合について説明したが、規制部53cは、ドグギヤ53の周方向に延在する角度は何度であってもよい。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
本発明は、主に車両の変速機に用いられる動力伝達装置に利用できる。
50、50a、50b 動力伝達装置
51 ドライブ側スリーブ(第1回転体、スリーブ)
51a 飛込ドグ(第1ドグ、第2ドグ)
51d、151d、253d、353d 突起部
52 コースト側スリーブ(第1回転体、スリーブ)
52a 飛込ドグ(第1ドグ、第2ドグ)
53 ドグギヤ(第2回転体)
53a 待機ドグ(第1ドグ、第2ドグ)
53c、153c、251c、351c 規制部

Claims (3)

  1. 複数の第1ドグが回転方向に配列された第1回転体と、
    前記第1回転体と同軸上に設けられ、前記第1ドグに噛合可能な複数の第2ドグが回転方向に配列された第2回転体と、
    を備え、
    前記第1回転体および前記第2回転体が回転軸方向に近接する近接方向に相対移動すると、前記第1ドグおよび前記第2ドグが噛合して該第1回転体と該第2回転体とが一体回転する動力伝達状態となり、該第1回転体および該第2回転体が回転軸方向に離隔する離隔方向に相対移動すると、該第1ドグおよび該第2ドグの噛合が解除されて該第1回転体と該第2回転体とが相対回転する切り離し状態となる動力伝達装置であって、
    前記第1ドグから前記第1回転体の径方向の内側もしくは外側に突出し、該第1回転体と一体回転する突起部と、
    前記突起部と接触可能に前記第2回転体に設けられ、一端から他端まで回転方向に延在するとともに、該突起部よりも回転方向に長さを有し、前記第1回転体と該第2回転体とが近接方向に相対移動する過程において、前記第1ドグおよび前記第2ドグが互いに噛合する前に該突起部に接触する規制部と、
    を備え、
    前記突起部と前記規制部とが回転軸方向に対向した状態で前記第1回転体と前記第2回転体とが近接方向に相対移動すると、該突起部が該規制部に接触して該近接方向への相対移動が規制されるとともに、該突起部と該規制部との接触状態を維持したまま該第1回転体と該第2回転体とがさらに相対回転し、該突起部と該規制部とが回転軸方向に非対向となると、該突起部と該規制部との接触が解除されて、該第1回転体と該第2回転体とがさらに近接方向に相対移動して前記第1ドグと前記第2ドグとが噛合することを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記突起部は、複数の前記第1ドグのうち、いずれか1つに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 回転軸に固定されるハブと、
    前記第1回転体を構成し、前記ハブと一体回転するとともに回転軸方向に移動自在に該ハブに組み付けられ、前記第1ドグおよび前記突起部が先端に形成されたスリーブと、
    前記第2回転体を構成し、前記第2ドグおよび前記規制部が設けられたドグギヤと、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達装置。
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