JP6224506B2 - 粉粒体排出シュートにおける結露防止装置 - Google Patents

粉粒体排出シュートにおける結露防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、粉粒体供給機の排出口に設けた粉粒体排出シュートの下端部等に生ずる結露水分等が、該シュートの下開口部から排出される粉粒体内に進入することを防止する装置に関するものである。
従来、蒸気、湿気の発生する湿気の多い雰囲気内で、粉粒体用フィーダを使用する際(例えば特許文献1)、外面付着結露水、湿気等が流下して排出シュートの下端からシュート内に進入したため、シュートの内外筒間に間隙を設け、該間隙から空気を吹き出すことにより、結露水等のシュート内への侵入を防止した(特許文献2)。
また、上記特許文献2の空気吹出用の間隙は幅が大で空気消費量が多いため、より効率的な結露防止装置として、シュートの内面に空気溜りを設け、空気溜りに連続して極薄間隙の空気排出通路を設け、上記空気溜り内の空気を上記空気排出通路を通して粉粒体排出シュートの開口から噴出し得るように構成した(特許文献3)。
特公平6−51509号公報 特開平6−80190号公報 特開2011−255903号公報
ところで、上記特許文献3の装置は、排出シュート下部肉厚内に環状の空気溜りとそれに連続する極薄間隙の空気排出通路を加工する必要があるため、当該排出シュートの加工に高いコストが必要となり、より簡易な構成で効果的な結露防止装置の実現が望まれている。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、複雑な加工を必要とせず、簡易な構成でありながら、効果的な結露防止を行う得る粉粒体排出シュートにおける結露防止装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、インナーシュートと、該インナーシュートの上半部の外周面に挿嵌される上部アウターシュートと、上記インナーシュートの下半部の外周面に挿嵌される下部アウターシュートとから構成され、上記インナーシュートと上記上部アウターシュート間に上部空間を形成し、上記インナーシュートと上記下部アウターシュート間に下部空間を形成し、上記両空間の間をシール材によりシールして上記両空間を分離し、上記インナーシュートの上開口部近傍に上記上部空間に連通する上部空気排出口を設けると共に、該上部空気排出口から上記インナーシュートの内周面下方に空気を誘導するカバーを設け、上記下部空間は上記インナーシュートの下開口部に下部空気排出口を設けて下向きに開放し、上記上部アウターシュートの外周面に上記上部空間内に連通する上部空気導入孔を設け、上記下部アウターシュートの外周面に上記下部空間内に連通する下部空気導入孔を設け、上記上部アウターシュートの上記上部空気導入孔から上記上部空間内に導入した空気を上記上部空気排出口から上記インナーシュートの内周面の下向きに噴射し得るように構成し、上記下部アウターシュートの上記下部空気導入孔から上記下部空間内に導入した空気を上記下部空気排出口から下向きに噴射し得るように構成した粉粒体排出シュートにおける結露防止装置により構成される。
上記カバーは上部カバー(5)のカバー部(5b)により構成することができる。このように構成すると、上記上部空間内に導入された空気はインナーシュートの上部空気排出口からインナーシュート内周面に噴射され、インナーシュート下開口部から排出されるので、インナーシュート内を下降する粉粒体等の原料を円滑に下方に誘導し得るし、インナーシュート内周面の結露、水蒸気等の付着を防止して、原料としての粉粒体の塊状化を防止することができる。さらに、インナーシュート下端の下部空気排出口から空気が下向きに噴射されるので、シュートの下開口部からシュート内への結露水、水蒸気等の進入を効果的に防止して、粉粒体の塊状化を防止することができる。また、基本的にインナーシュートと上下のアウターシュートから装置を構成することができ、装置構成を簡略化することができる。
第2に、上記インナーシュートは逆截頭円錐形状であり、上記上部アウターシュート及び上記下部アウターシュートは上記インナーシュートと共通中心軸を有する径大の逆截頭円錐形状であり、上記インナーシュートの上記上開口部における上記上部空気排出口は、上記インナーシュートの上記上開口部の全周に亘り設けられており、上記インナーシュートの上記下開口部における上記下部空気排出口は、上記インナーシュートの上記下開口部の全周に亘り設けられているものである上記第1記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置により構成される。
上記上部空気排出口は、上記インナーシュートの上開口部の全周に亘って複数個設けることが好ましい。上記下部空気排出口は、上記インナーシュートの下開口部の全周に亘り環状に設けることが好ましい。このように構成すると、上記インナーシュートの内周面の全周に亘り下向きの膜状の空気を噴出することができ、インナーシュート内周面の結露等を効果的に防止することができる。また、下部空気排出口から環状に薄膜状に空気を下向きに噴射することができ、結露水等のシュート内への進入を効果的に防止できる。
第3に、上記上部アウターシュートにおける上記上部空気導入孔から上記上部空間内に導入される空気は、上記上部アウターシュートの外周面に対して横向き接線方向に導入されるものであり、上記下部アウターシュートにおける上記下部空気導入孔から上記下部空間内に導入される空気は、上記下部アウターシュートの外周面に対して横向き接線方向に導入されるものである上記第1又は2記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置により構成される。
このように構成すると、上記上部空間内及び上記下部空間内に導入された空気は、上記上下空間内を旋回しながら上記インナーシュート上端の上部空気排出口又はインナーシュート下端の下部空気排出口に円滑に誘導することができる。
第4に、上記インナーシュートの外周面と上記上部アウターシュートの内周面との間に複数のスペーサを周方向に等間隔で固定し、上記上部アウターシュートと上記下部アウターシュートをフランジにより結合固定したものである上記第2又は3に記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置により構成される。
上記フランジは、下部環状フランジ(3e)、上部環状フランジ(4a)により構成することができる。このように構成すると、上記上部アウターシュート側のスペーサのみにより上部空間及び下部空間の間隙(T1)を形成することができ、装置構成を簡略化することができる。
第5に、上記インナーシュートの上記上開口部近傍に周方向に等間隔で複数の貫通孔を設け、当該各貫通孔に上記スペーサを各々嵌合した状態において、上記各スペーサの各突出小片が上記各貫通孔を貫通してインナーシュート内周面側に突出するように構成し、上記カバーを逆截頭円錐形状に形成すると共に、当該カバーを上記インナーシュートの上記上開口部上に嵌合装着したとき、上記カバー外周面が上記突出小片に接触することにより、下向きの空気排出空間を形成するものである上記第4発明記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置により構成される。
このように構成すると、1種類のスペーサを利用して上部空間と空気排出空間を形成することができ、装置構成を簡略化することができる。
本発明によれば、上部空間内に導入された空気によるインナーシュート内周面を下降する噴射空気により、インナーシュート内を下降する粉粒体等の原料を円滑に下方に誘導し得るし、インナーシュート内周面の結露、水蒸気等の付着を防止して、原料としての粉粒体の塊状化等を防止することができる。
インナーシュートの下部空気排出口から空気が下向きに噴射されるので、シュートの下開口部からシュート内への結露水、水蒸気等の進入を効果的に防止して、粉粒体の塊状化を防止することができる。
また、基本的にインナーシュートと上下のアウターシュートから装置を構成することができ、従来装置のように複雑な加工を必要とせず、装置構成を簡略化することができる。
また、インナーシュートの内周面の全周に亘り下向きの膜状の空気を噴出することができ、インナーシュート内周面の結露等を効果的に防止することができる。また、下部空気排出口から環状に薄膜状に空気を下向きに噴射することができ、結露水等のシュート内への進入を効果的に防止することができる。
また、上記上部空間内及び上記下部空間内に導入された空気は、上記上下空間内を周方向に旋回しながら移動するため、上記空気を上記インナーシュート上端の上部空気排出口又はインナーシュートの下部空気排出口に円滑に誘導することができる。
また、上部アウターシュート側のスペーサのみにより上部空間及び下部空間の間隙を形成することができ、装置構成を簡略化することができる。
また、1種類のスペーサを利用して上部空間と空気排出空間を形成することができ、装置構成を簡略化することができる。
本発明に係る粉粒体排出シュートにおける結露防止装置の側面半断面図である。 同上装置の平面図である。 同上装置の分解半断面図である。 同上装置の側面図である。 同上装置の底面図である。 図1のX−X線端面図である。 図8のY−Y線断面図である。 図1のZ円部の拡大図であり、スペーサ近傍を示す図である。 リング板とインナーシュートとのシール状態を示すリング板近傍の拡大側面断面図である。 同上装置を粉粒体供給機の排出口に接続した状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る粉粒体排出シュートにおける結露防止装置について詳細に説明する。
図1に本発明に係る排出シュート1の一部断面側面図、図2は同上排出シュート1の平面図、図3は同上排出シュート1の分解側面図を示す。
本発明に係るシュート1は、図1、図3に示すように、内側のシュートを構成する一体型のインナーシュート2、該インナーシュート2の上半部外側に上部空間S2を介して位置する上部アウターシュート3、上記インナーシュート2の下半部外側に下部空間S3を介して位置する下部アウターシュート4、上記シュート1の上部に固定される上部カバー5、上記上部アウターシュート3と下部アウターシュート4の間に介挿される仕切用のリング板6により構成されている。
この排出シュート1は、図10に示すように、粉粒体供給機14の粉粒体排出口15に、上記上部カバー5の環状フランジ5a、上記インナーシュート2の環状フランジ2a及び上部アウターシュート3の上部環状フランジ3aにより構成される上部フランジ7を、ボルトBにより接続し、上記供給機14の上記排出口15から落下供給される粉粒体を下方に誘導するものである。
上記上部カバー5、上記インナーシュート2、上記上部アウターシュート3、上記下部アウターシュート4は何れも共通中心軸Cを中心とする逆截頭円錐形状(略逆円錐形状)をなすものである。尚、円錐形の頭部を所定位置にて水平に截ち、逆転させた形状を「逆截頭円錐形状」という。また、以下の説明において、特に断わらない限り、逆截頭円錐形の「半径」の「大小」は、インナーシュート2の上開口部2bの半径を基準とする。
上記インナーシュート2は(図3参照)、上記共通中心軸Cを中心とする上下開口の逆截頭円錐形状(略逆円錐形状)に形成されたシュートであり、上端部に径大の上開口部2b、下端部に径小の下開口部2cが形成されている。また、上記上開口部2bには上記共通中心軸Cを中心とする水平方向の環状フランジ2aが接続固定されている。この環状フランジ2aには周方向8か所の固定用のボルト挿入孔2dが貫通形成されている(図2参照)。
また、上記インナーシュート2の上記上開口部2bの上縁には、複数の凹部2’が一定間隔を以って全周に亘って凹設されており、上記インナーシュート2の上記上縁と、当該上縁上に接続固定された上記上部環状フランジ2aの下面との間に、複数の上部空気排出口2”が全周に亘って形成されている。この上部空気排出口2”は、図8に示すように、上記インナーシュート2外周面2eと上記上部アウターシュート3内周面3gとの間の間隙(T1)から上記上部空気排出口2”を通って上記インナーシュート2の内周面2fに至る空気通路(矢印A参照)を形成するものである。このように上記上部空気排出口2”は上記上部空間S2と空気排出空間S1とを連通するものである。
このインナーシュート2の上記上開口部2bより若干低位置の板面には、互いに90度の角度差を以って周方向4か所にスペーサ8を挿入するための長方形状の貫通孔2gが同一高さ位置に形成されている(図6、図7、図8参照)。この貫通孔2gは上記スペーサ8の突出小片8aが嵌合し得る大きさを有している。
上記各スペーサ8は図7、図8に示すように、幅T1(例えばT1=2mm)の直方体の本体8bと、該本体8b一方側中央部から突出する直方体形状の突出小片8aとから構成された側面視「凸」型の板状片により構成されている。尚、上記幅T1は1mm〜4mm程度の範囲が考えられるが、その他、搬送する粉粒体の物性、排出シュートの径によって各種の幅が考えられる。
上記4か所の貫通孔2gに、上記4つのスペーサ8の上記突出小片8aを嵌合挿入固定すると、上記本体8bは上記インナーシュート2外周面2eに接して抜け止め状態で固定される。これにより、当該スペーサ8の本体8bの半径方向の幅(T1=2mm)に相当する間隙T1(上部空間S2)を、当該インターシュート2外周面2eと上記上部アウターシュート3内周面3gとの間に形成し得るように構成されている(図7、図8参照)。
また、上記スペーサ8の上記突出小片8aは、上記貫通孔2gを貫通し、上記インナーシュート2の内周面2fより距離T2(例えばT2=1mm)だけ中心軸C方向に突出し、上記上部カバー5のカバー部5bとの間に距離T2の空気排出空間S1を形成し得るように構成されている(図1、図8参照)。尚、上記幅T2は0.5mm〜2mm程度が考えられるが、T1と同様に、搬送する粉粒体の物性、排出シュートの径によって各種の幅が考えられる。
上記上部カバー5は、上記共通中心軸Cを中心とする上下方向の幅の狭い逆截頭円錐状(逆円錐形状)のカバー部5bと、該カバー部5bの上縁から外半径水平方向に形成され、上記共通中心軸Cを中心とする上記環状フランジ5aとから構成されている。上記環状フランジ5aには周方向に一定間隔で8か所のボルト挿入孔5cが形成されている(図2参照)。
この上部カバー5は、上記インナーシュート2より径小であり、当該上部カバー5を上記インナーシュート2の上開口部2bに、上記共通中心軸Cを中心として挿入嵌合し、上記環状フランジ5aを上記インナーシュート2の上部環状フランジ2aに接すると、上記上部カバー5のカバー部5bの外周面5eの4か所が、上記スペーサ8の突出小片8aの内面に接することで、上記カバー部5bの外周面5eと上記インナーシュート2の内周面2fとの間に、距離T2の間隙(上記空気排出空間S1)が形成されるように構成されている(図8参照)。
上記上部アウターシュート3は(図3参照)、上記共通中心軸Cを中心とする上下開口の逆截頭円錐状(略逆円錐形状)に形成されたシュートであり、上端部に径大の上開口部3b、下端部に径小の下開口部3cが形成されている。また、上記上開口部3b周縁には上記共通中心軸Cを中心とする水平方向の上部環状フランジ3aが接続固定され、この上部環状フランジ3aには周方向8か所の固定用のボルト挿入孔3dが貫通形成されている(図3参照)。
また、上記上部アウターシュート3の下端部には、水平方向に上記環状フランジ3aより径小の下部環状フランジ3eが接続固定されており、この下部環状フランジ3eには周方向8か所の固定用ボルト挿入孔3fが貫通形成されている。
この上部アウターシュート3の円錐の半径は、上記インナーシュート2の円錐の半径より若干大に形成され、上下高さは上記インナーシュート2の上半部を外嵌し得る高さに形成されている。その結果、当該上部アウターシュート3の上記上開口部3bを、上記インナーシュート2の下開口部2c側から当該インナーシュート2の外側に被覆し、上記上部アウターシュート3の上記上部環状フランジ3aの上面を上記インナーシュート2の上記環状フランジ2a下面に接すると、上記上部アウターシュート3の上端部の内周面3gの周方向の4か所に上記スペーサ8の本体8aの外面が各々接触した状態となり、かつ上記下部環状フランジ3eが上記インナーシュート2の中間部に位置する。
この状態において、図1に示すように、上記インナーシュート2外周面2eと上記上部アウターシュート3内周面3gとの間には、上記外周面2eと上記内周面3gの全周に亘り、距離(幅)T1の間隙(上部空間S2)が形成された状態となるように構成されている(図8)。
そして、上記上部アウターシュート3の上記上部環状フランジ3a上面を、上記インナーシュート2の上部環状フランジ2a下面に接した状態で、図8に示すように、上記インナーシュート2外周面2eと上記上部アウターシュート3内周面3gにて形成される上部空間S2は、上記インナーシュート2の上端部の上記上部空気排出口2”を介して、上記インナーシュート2の内周面2f側の空気排出空間S1に連通した状態となるように構成されている。
上記仕切り用のリング板6は、上記共通中心軸Cを中心とするリング状に形成されており、上記インナーシュート2に挿嵌した上記上部アウターシュート3の上記下部環状フランジ3eと上記下部インナーシュート4の上部環状フランジ4aとの間に挟持されるものであり、その板面には周方向に一定間隔で8つのボルト挿入孔6aが貫通形成されている。このリング板6の内径は、上記下部環状フランジ3eと上記上部環状フランジ4aとの間に挟持され、各貫通孔をボルトで結合した状態において、図9に示すように、当該リング板6が位置する上記インナーフランジ2の略中間位置の外周面2e’の半径より若干(例えばT3=0.5mm)大となるように構成されている。尚、上記リング板6の外半径は上記下部環状フランジ3e及び上記上部環状フランジ4aと同一である。尚、上記幅T3は0.2mm〜1mm程度が考えられるが、搬送する粉粒体の物性、排出シュートの径によって各種の幅が考えられる。
そして、図9に示すように、上記リング板6の上記挟持固定状態において、上記リング板6の肉厚の上部内周縁6bと上記インナーシュート2の外周面2eとの間に、上記外周面2eの全周に亘りシール材(例えばオーリング又はマッシュシール等)16を嵌着固定して、当該上部空間S2と、上記下部空間S3(上記インナーシュート2の外周面2eと上記下部インナーシュート4の内周面4g間に構成される下部空間S3)とを隔離する。
上記下部アウターシュート4は(図3参照)、上記共通中心軸Cを中心とする上下開口の逆截頭円錐状(略逆円錐形状)に形成されたシュートであり、上端部に径大の上開口部4b、下端部に径小の下開口部4cが形成されている。また、上記上開口部4b周縁には上記共通中心軸Cを中心とする水平方向の上部環状フランジ4aが接続固定され、この上部環状フランジ4aには周方向8か所の固定用のボルト挿入孔4dが貫通形成されている。
また、上記下部アウターシュート4の下端部には、上記共通中心軸Cを中心とし、上記上部環状フランジ4aより径大で肉厚の大きい水平方向の下部環状フランジ4eが接続固定されており、この下部環状フランジ4eには周方向8か所の固定用のボルト挿入孔4fが貫通形成されている(図5参照)。
この下部アウターシュート4の円錐の半径は、上記インナーシュート2の円錐の上記中間位置の外周面2e’の半径より若干大に形成され、かつ当該シュート4の上下高さは、上記インナーシュート2の下半部の高さに相当する上下高さを有している。その結果、当該下部アウターシュート4の上記上開口部4bを、上記インナーシュート2の下開口部2c側から当該インナーシュート2の外側に被覆し、上部環状フランジ4aによって上記リング板6を上記上部アウターシュート3の下部環状フランジ3eと共に挟持すると、上記インナーシュート2外周面2eと上記下部アウターシュート4内周面4gとの間には、上記外周面2eと上記内周面4gの全周に亘り、距離T1の間隙(下部空間S3)が形成された状態となるように構成されている(図9参照)。上述のように、上記下部空間S3は、上記上部空間S2とは上記シール材16の介在により連通していない。
そして、上記下部アウターシュート4と上記上部アウターシュート3とを連結した図1に示す状態において、上記下部アウターシュート4の下開口部4cは上記インナーシュート2の下開口部2cより若干下方に位置しており(図1参照)、上記下部空間S3は、上記インナーシュート2の下開口部2cと上記下部アウターシュート4の下開口部4cとの間隙から環状に下方に開口し、環状の下部空気排出部11を形成するように構成されている。
尚、上部アウターシュート3と下部アウターシュート4とが中心軸Cを共通とする同一の円錐の底面、即ち、上記上部アウターシュート3の上開口部3bの半径からなる円形の面を底面(逆円錐なので底面が上に存在する)とする共通の母線M(図3参照)を有する逆円錐形状なので、これらのシュート3,4をフランジ(下部環状フランジ3eと上部環状フランジ4a)により接続することで、共通母線Mの逆截頭円錐形状を形成することができる。
従って、下部アウターシュート4を上記上部アウターシュート3に上記フランジにより接続するだけで、下部空間S3においても、上部空間S2と同様に、インナーシュート2の外周面2eと下部アウターシュート4の内周面4gとの間隙T1を上記上部空間S2の間隙T1と同一の間隙に維持することができる。これにより、装置構成を簡略化することができる。
図1、図2、図4に示すように、上記上部アウターシュート3の外周面3hには、互いに180度の角度差を持った対向位置に、上部空気導入孔9a,9bが同一高さ位置に貫通形成されており、当該上部空気導入孔9aには、左側水平方向(上記上部アウターシュート3の外周面に対して横向き接線方向)から空気導入管10aが接続されており、上記空気導入孔9bには右側水平方向(上記横向き接線方向)から空気導入管10bが接続されている。これらの空気導入管10a,10bにはコンプレッサー(図示せず)が接続されており、所定圧力の空気を上記空気導入孔9a,9bから上記上部空間S2内に、上記上部アウターシュート3の外周面3hに対して横向き接線方向(同一回転方向、矢印B方向)に導入し得るように構成されている。
従って、上記上部空気導入孔9a,9bから上記上部空間S2内に導入された空気は、何れも上部空間S2内に同一回転方向、即ち、上記上部空間S2内を矢印B方向(図2参照)に回転する方向に導入される。導入された空気は、上記上部空間S2を矢印B方向に旋回しながら、上部空間S2内を上方に向かい、上記インナーシュート2の上端の上記上部空気排出口2”から上記上部カバー5の上記カバー部5bに誘導されて、上記空気排出空間S1を介して、上記インナーシュート2の内周面2fの全周に亘り、該内周面2fに沿う下向き(矢印A方向、図1、図4参照)に旋回流となって膜状に噴射され、上記内周面2f全体に沿って薄い空気膜のような状態で、下方に噴射されるように構成されている。尚、上記上部空間S2と上記下部空間S3はシール材16により分離されているので、上記上部空間S2に導入された空気は上記下部空間S3に漏れることはない。
上記下部アウターシュート4の外周面4hには、互いに180度の角度差を持った対向位置に、下部空気導入孔12a,12bが同一高さ位置に貫通形成されており(図2参照)、当該下部空気導入孔12aには、左側水平方向(上記下部アウターシュート4の外周面に対して横向き接線方向)から空気導入管13aが接続されており、上記下部空気導入孔12bには右側水平方向(上記横向き接線方向)から空気導入管13bが接続されている。これらの空気導入管13a,13bにはコンプレッサー(図示せず)が接続されており、所定圧力の空気を上記空気導入孔12a,12bから上記下部空間S3内に、上記下部アウターシュート4の外周面4hに対して横向き接線方向(同一回転方向、矢印B方向)に導入し得るように構成されている。
従って、上記下部空気導入孔12a,12bから上記下部空間S3内に導入された空気は、何れも下部空間S3内に同一回転方向、即ち、上記下部空間S3内を矢印B方向に回転する方向に導入される。導入された空気は、上記下部空間S3を矢印B方向に旋回しながら、下部空間S3内を下方に向かい、上記インナーシュート2の下端の上記下部空気排出口11から下方に環状に旋回流となって噴射される(矢印D方向)。尚、上記下部空間S3と上記上部空間S2はシール材16により分離されているので、上記下部空間S3に導入された空気は上記上部空間S2に漏れることはない。
本発明は上述のように構成されるので、本発明の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置を構成するには、インナーシュート2(スペーサ8(4個)は装着済)の上開口部2b内に上部カバー5を嵌合すると共に、上記インナーシュート2の上半部に上部アウターシュート3を挿嵌し、各フランジ5a,2a,3a(上部フランジ7)を接合すると共に、各フランジをボルト締めして上記上部カバー5、インナーシュート2及び上部アウターシュート3を連結する。尚、このとき、粉粒体供給装置14の粉粒体排出口15の排出シュート取り付けフランジ15’に、ボルトBにより、上記上部フランジ7を同時に接続する(図10参照)。
この状態において、上記上部カバー5のカバー部5bと上記インナーシュート2内周面2fとの間に環状の空気排出空間S1が形成されると共に、上記インナーシュート2外周面2eと上記上部アウターシュート3の内周面3gとの間に上部空間S2が形成され、上記上部空間S2、上記上部空気排出口2”から上記空間S1を通る空気排出経路が形成される。
次に、上記上部アウターシュート3の下部環状フランジ3e下にリング板6を装着し、リング板6と上記インナーシュート2外周面2e(2e’)とをインナーシュート2全周に亘りシール材16によりシールし、かつ上記インナーシュート2の下半部に下部アウターシュート4を挿嵌し、上記下部環状フランジ3eと上記リング板6と上記上部環状フランジ4aを接合し、各フランジ及びリング板をボルト締めして固定する。すると、上記インナーシュート2の外周面2eと下部アウターシュート4の内周面4gとの間に、上記上部空間S2とは遮蔽され、かつインナーシュート2下端の環状の下部空気排出口11に連通した下部空間S3が形成される。
さらに上記上部アウターシュート3の上記空気導入孔9a,9bに空気導入管10a,10bを接続し、上記下部アウターシュート4の上記空気導入孔12a,12bに空気導入管13a,13bを接続し、各空気導入管10a,10b,13a,13bにコンプレッサーから高圧空気(例えば0.4MPa)を導入する。
上記空気が上記空気導入孔9a,9bから狭い間隙T1(=1mm)の上部空間S2に導入されると、上記上部空間S2の内圧が上昇し、導入された空気は矢印B方向に旋回しながら上部空間S1内を上昇し、上部空気排出口2”からインナーシュート2の内周面2fに沿って、上記インナーシュート2の内周面2f全周に亘り下方(矢印A方向)に旋回流となって全周から均等に噴射され、当該空気は、上記インナーシュート2の内周面2f上の表面全周を通過しながら、当該インナーシュート2の下開口部2cに至り、当該下開口部2cから下向きに排気される。即ち、上記内周面2f上に下向きの空気膜が形成された状態となる。
また、上記空気が上記空気導入孔12a,12bから狭い間隙T1(=1mm)の下部空間S3に導入されると、上記下部空間S3の内圧が上昇し、導入された空気は、矢印B方向に旋回しながら下部空間S3内を下降し、インナーシュート2の環状の下部空気排出口11から下向きに旋回流となって環状に噴射される。即ち、上記下部空気排出口11から下向きに薄い環状の空気膜のような状態で噴射される(矢印D方向)。
このような動作状態において、湿気の多い雰囲気内にて、粉粒体供給機14を駆動して、吸湿性の高い凝集剤又はセメント等の粉粒体の定量供給を行う。すると、粉粒体供給機14の排出口15からシュート1内に上記粉粒体が定量に落下供給される。この粉粒体は、上記インナーシュート2を下向きに落下して、当該インナーシュート2の下開口部2cから下方に落下供給され、例えば袋内に供給される。
このとき、上記下部空気排出口11から下向きに環状に膜状の空気が噴出しているので、当該環状の空気膜が上記下開口部2cから下方に排出される粉粒体の外周を均等に被覆して、上記空気膜の外側から上記下開口部2c内部に流入しようとする結露水、水蒸気、湿気等を遮断することができる。これにより、上記下開口部2cにおける結露水分、水蒸気と粉粒体との結合による上記下開口部2c付近の塊状体の発生、付着を効果的に防止することができる。
また、下部アウターシュート4の下開口部4c近傍に結露が発生したとしても、下部空気排出口11から噴射される上記薄膜環状噴射空気によって、上記インナーシュート2内への進入が阻止されるので、当該結露水が排出粉粒体内に進入することもなく、吸湿性の高い粉粒体であっても粉粒体の塊状化を防止して、円滑に排出することができる。
さらに、インナーシュート2の内周面2fには常時上開口部2b(空気排出空間S1)から下開口部2cに向けて下向きの空気膜(空気流)が形成されているので、上記インナーシュート2内を落下する粉粒体を円滑に下方に誘導し得ると共に、上記内周面2fに結露が発生することを効果的に防止することができる。
また、仮に、内周面2fに結露水分、水蒸気等による水分が付着したとしても、上記下向き空気膜流によって下方に排出することができ、インナーシュート2の内周面2fにおいても、結露水分、水蒸気と粉粒体との結合による内周面2fにおける塊状体の発生、付着を効果的に防止することができる。
また、本発明における結露防止装置は、逆截頭円錐形状のインナーシュート2に、径大の逆截頭円錐形状の上部アウターシュート3及び下部アウターシュート4を被覆することにより、上部空間S2と下部空間S3を形成する構成であるから、従来のように、円錐形シュートの肉厚内に複雑な形状の極薄空間を加工形成する必要はなく、低コストで効果的な結露防止装置を構成することができる。
以上のように、本発明によれば、上部空間S2内に導入された空気によるインナーシュート2内周面2fを下降する噴射空気により、インナーシュート2内を下降する粉粒体等の原料を円滑に下方に誘導し得るし、インナーシュート2内周面の結露、水蒸気等の付着を防止して、原料としての粉粒体の塊状化等を効果的に防止することができる。
また、インナーシュート2下端の下部空気排出口11から空気が下向きに噴射されるので、シュート1の下開口部からシュート1内への結露水、水蒸気等の進入を効果的に防止して、粉粒体の塊状化を防止することができる。
また、上部空間S2及び下部空間S3の間隙T1は非常に狭いので、比較的少量の空気であっても上記上部空間S2及び下部空間S3の内圧を容易に上昇させることができ、これにより上部空気排出口2”及び下部空気排出口11からシュートの全周に亘り均等に空気を噴射することができ、比較的少量の空気量又は比較的低圧の空気圧によって効果的に結露を防止することができる。
また、基本的に径小の逆截頭円錐形状のインナーシュート2と、母線を共通とする逆截頭円錐形状の径大の上下2分割されたアウターシュート3,4から装置を構成することができ、従来装置のようにシュートの肉厚内に複雑な加工を必要とせず、装置構成を簡略化して低コストで構成することができる。
また、インナーシュート2の内周面2fの全周に亘り下向きの膜状の空気流を噴出することができ、インナーシュート2内周面2fの結露等を効果的に防止することができる。また、下部空気排出口11から環状に薄膜状に空気を下向きに噴射することができ、結露水等のシュート1内への進入を効果的に防止することができる。
また、上記上部空間S2内及び上記下部空間S3内に導入された空気は、上記上下空間内を周方向に回転しながら移動するため、上記空気を上記インナーシュート2上端の上部空気排出口2”又はインナーシュート下端の下部空気排出口11に円滑に誘導することができる。
また、上部アウターシュート3と下部アウターシュート4とが中心軸Cを共通とする同一半径の底面(上記上部アウターシュート3の上開口部3bの半径)を構成する共通の母線Mを有する逆円錐形状なので、これらのシュート3,4をフランジ(下部環状フランジ3eと上部環状フランジ4a)により接続することで、共通母線Mの逆截頭円錐形状を形成することができる。従って、上部アウターシュート2側のスペーサ8のみにより上部空間S2及び下部空間S3の間隙T1を形成(維持)することができ、装置構成を簡略化することができる。
また、1種類のスペーサ8を利用して上部空間S2と空気排出空間S1を形成することができ、装置構成を簡略化することができる。
本発明によれば、定量排出粉粒体が排出シュートの内部又は下端排出口において、結露水の進入のおそれが少なく、かつ少量の圧縮空気皮膜によって該進入が阻止され、円滑安全に例えば吸湿性粉粒体等の定量供給を行うことができる。
1 排出シュート
2 インナーシュート
2” 上部空気排出口
2b 上開口部
2e 外周面
2f 内周面
2g 貫通孔
3 上部アウターシュート
3h 外周面
4 下部アウターシュート
4h 外周面
5 上部カバー
5e 外周面
8 スペーサ
8a 突出小片
9a,9b 上部空気導入孔
11 下部空気排出口
12a,12b 上部空気導入孔
16 シール材
S1 空気排出空間
S2 上部空間
S3 下部空間

Claims (5)

  1. インナーシュートと、該インナーシュートの上半部の外周面に挿嵌される上部アウターシュートと、上記インナーシュートの下半部の外周面に挿嵌される下部アウターシュートとから構成され、
    上記インナーシュートと上記上部アウターシュート間に上部空間を形成し、上記インナーシュートと上記下部アウターシュート間に下部空間を形成し、
    上記両空間の間をシール材によりシールして上記両空間を分離し、上記インナーシュートの上開口部近傍に上記上部空間に連通する上部空気排出口を設けると共に、該上部空気排出口から上記インナーシュートの内周面下方に空気を誘導するカバーを設け、
    上記下部空間は上記インナーシュートの下開口部に下部空気排出口を設けて下向きに開放し、
    上記上部アウターシュートの外周面に上記上部空間内に連通する上部空気導入孔を設け、上記下部アウターシュートの外周面に上記下部空間内に連通する下部空気導入孔を設け、
    上記上部アウターシュートの上記上部空気導入孔から上記上部空間内に導入した空気を上記上部空気排出口から上記インナーシュートの内周面の下向きに噴射し得るように構成し、
    上記下部アウターシュートの上記下部空気導入孔から上記下部空間内に導入した空気を上記下部空気排出口から下向きに噴射し得るように構成した粉粒体排出シュートにおける結露防止装置。
  2. 上記インナーシュートは逆截頭円錐形状であり、上記上部アウターシュート及び上記下部アウターシュートは上記インナーシュートと共通中心軸を有する径大の逆截頭円錐形状であり、
    上記インナーシュートの上記上開口部における上記上部空気排出口は、上記インナーシュートの上記上開口部の全周に亘り設けられており、
    上記インナーシュートの上記下開口部における上記下部空気排出口は、上記インナーシュートの上記下開口部の全周に亘り設けられているものである請求項1記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置。
  3. 上記上部アウターシュートにおける上記上部空気導入孔から上記上部空間内に導入される空気は、上記上部アウターシュートの外周面に対して横向き接線方向に導入されるものであり、
    上記下部アウターシュートにおける上記下部空気導入孔から上記下部空間内に導入される空気は、上記下部アウターシュートの外周面に対して横向き接線方向に導入されるものである請求項1又は2記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置。
  4. 上記インナーシュートの外周面と上記上部アウターシュートの内周面との間に複数のスペーサを周方向に等間隔で固定し、
    上記上部アウターシュートと上記下部アウターシュートをフランジにより結合固定したものである請求項2又は3に記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置。
  5. 上記インナーシュートの上記上開口部近傍に周方向に等間隔で複数の貫通孔を設け、
    当該各貫通孔に上記スペーサを各々嵌合した状態において、上記各スペーサの各突出小片が上記各貫通孔を貫通してインナーシュート内周面側に突出するように構成し、
    上記カバーを逆截頭円錐形状に形成すると共に、当該カバーを上記インナーシュートの上記上開口部上に嵌合装着したとき、上記カバー外周面が上記突出小片に接触することにより、下向きの空気排出空間を形成するものである請求項4記載の粉粒体排出シュートにおける結露防止装置。
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