JPH0137733Y2 - - Google Patents

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JPH0137733Y2
JPH0137733Y2 JP6288785U JP6288785U JPH0137733Y2 JP H0137733 Y2 JPH0137733 Y2 JP H0137733Y2 JP 6288785 U JP6288785 U JP 6288785U JP 6288785 U JP6288785 U JP 6288785U JP H0137733 Y2 JPH0137733 Y2 JP H0137733Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシール部材を用いないで摺動部をシー
ルするようにした非接触シール式分級機に関する
ものである。
(従来の技術) 紛体原料等の粒状物質を微粒子と粗粒子に分級
する分級機として本出願人は先に特願昭58−
166075号他を提案した。
かかる分級機は分級スクリーンを筒状とし、こ
れに粒状物質からなる原料を投入し、スクリーン
の綱目を通過した微粒子を吸引装置等を介して回
収し、スクリーンの綱目を通過しない粗粒子を別
途回収するようにしたものである。
かかる分級機は分級エアが原料粒子と一緒に上
方から下方へ移送される過程でスクリーンにより
分級する構成のため粒子はスクリーンの綱目に斜
めに当り分級精度を向上させることは困難性を伴
なう。又スクリーンを円筒状に形成するため製作
その他で不利である。
そこで本出願人はスクリーンを平板状とし、ス
クリーンの内側に原料粒子を臨ませ、分級エアを
スクリーンと直角乃至略直角方向に流すことによ
り粒子はスクリーンに直角乃至直角方向に移送さ
れ、綱目に対し、粒子は順方向に移送されること
から分級精度、分級性能を向上させることができ
る分級機を提案した。
ところで分級スクリーンの外側にはエアパージ
管を設け、エアパージ管摺動させてスクリーンに
パージエアを吹き付け、スクリーンの目詰まりを
防止し、分級能力を確保、向上させている。
以上の分級機において、前記エアパージ管の摺
動部には金属や合成樹脂その他のシール部材が介
装され、かかるシール部材の押接によつてシール
している。
(考案が解決しようとする技術課題) 以上の分級機は摺動部がシール部材でシールさ
れているため分級される粒状物質とシール部材が
直接接触する虞れがあり、又シール部材の摩耗物
が粒状物質中に混入する虞れがあり、衛生的な見
地から好ましいシール方式とはいえない。
特に医薬品を取り扱う場合GMP(Good
Manifacturing Practice、医薬品の製造及び品
質に関する基準)にもとづいて生産する必要があ
り、従来の分級機のシール方式では間題がある。
本考案は以上の技術課題を解決すべくなされた
もので、その目的とする処は、シール部材による
シールをなくし、粒状物質のシール部材との接
触、シール部材の摩耗物の粒状物質への混入をな
くし、衛生的に分級を行わせ、併せて構造の簡単
化をも企図し得る如くした非接触シール式分級機
を提供するにある。
(技術課題を解決するための手段) 以上の技術課題を解決するための手段は、平板
状の分級スクリーンの内側に粒状物質からなる原
料を導入し、該原料を該スクリーン方向に流れる
エアで移送し、該原料の該スクリーンの通過で分
級するとともに、該スクリーンの外側にはエアパ
ージ管をスクリーン面と平行する方向に移動自在
に設け、前記エアパージ管と分級機のケーシング
との間にエアパージ管の摺動を許容する隙間を設
け、該隙間に圧気を供給するようにしたことであ
る。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、摺動部に必要なシール部材
に代つてこの部分に圧気を供給するため、摺動部
に分級された粒状物質が入り込むことがなく、摺
動部をールしつつこの部分への粒状物質の侵入や
外部への流出が防止され、分級される粒状物質へ
のシール部材摩耗物の混入の如き事態は全然な
く、従つて粒状物質の清浄が保たれ、衛生的で、
医薬品の処理工程にも用いることができ、そして
シール部材、これの保持、弾圧機構等を必要とし
ないので、構造が簡単化し、更にシール部材の摩
耗による交換等も必要がない。
(実施例) 次に本考案の好適一実施例を添付図面を参照し
つつ詳述する。
第1図は本考案に係る分級機の一例を示す模式
的縦断面図、第2図乃至第5図は第1図2−2線
乃至5−5線の拡大断面図である。
1は第5図の如く横断平面方形のケーシング
で、ケーシング1の中間部の前部には平板状のス
クリーン2が前部と中間部とを区画する如く縦設
され、第5図の如くケーシング1の左右の側片1
e,1f間を横断する如く設けられている。中間
部には上方に逆漏斗状の原料入口3が、又下方に
はケーシング1の下片1bを貫通する如く粗粒子
排出口4が各付設され、入口3上方には原料投入
バルブ5が、又排出口4下方には排出バルブブ6
が各付設されている。
ケーシング1の後部には後片1c、左右の側片
1e,1f、底片1bで囲まれた空間を形成し、
これの上部には逆漏斗状の分級エア入口部7を形
成し、入口部7をライン8を介して分級エア生成
用ブロワ9に連通接続する。かかる空間と前方の
スクリーン2との間に該スクリーン2と平行し、
且つこれと離間する如く多孔板からなるエア分配
板10を前後を区画する如く縦設し、分配板10
は多数の噴気孔10a…を備える。かかる分配板
10によりこれとスクリーン2との間に分級前室
Bを、又分配板10の内側に分級エア室Cを画成
し、更にスクリーン2外側(下流)でケーシング
前片1dとの間には分級された微粒子が臨む分級
後室Aを形成する。
分級後室A内にはパージエア導入パイプ11を
スクリーン2と平行する方向に昇降自在に縦通設
置する。パイプ11は上部11aを上片1a上に
突出し、上端部に近い部分の周りに第3図に示さ
れる如く複数のパージエア導入口12…を放射状
に形成し、導入口12…でパイプ11内の空間1
1bと外とを連通せしめる。
パイプ11の上端部には同軸上にスプライン軸
からなる小径のガイド軸13を延設し、一方、該
軸13を囲む如く上片1a上に筒状の上部ハウジ
ング14を起設し、ハウジング上端部にスプライ
ン軸受15を冠設し、軸受15の内周に設けた複
数の凹部15aに軸13の外周に設けた突部13
aを摺動自在に係合し、凹突間にはボール16…
を介装して摺動の円滑を図り、併せて軸13の回
転を規制する。この部分の横断面図を第2図で示
した。
パイプ11の下端部11cはこれの下限位置で
底片1b上に臨み、又上端部のエア導入口12も
上片1a上に臨み、パイプ11cの下端部には同
軸的に軸方向下方にガイド軸17を垂下延出し、
ジヨイント18を介して下方のエアシリンダ19
のロツド20と該軸17とを連結し、ロツド20
はスプライン軸とする。そして底片1b下には前
記ハウジング14と対向する如く下部ハウジング
21を垂下延出し、下端を塞ぐ既述と同様のスプ
ライン軸受22とロツド20とを摺動自在に嵌合
する。
上部ハウジング14の下部に臨むケーシング上
片1aにはパイプ11周を囲む如く遊合摺動孔2
3を形成し、孔23内径部には上方にリング状起
立片24を設けてこれの内径とパイプ11周間に
はリング状隙間25を形成し、隙間25で分級後
室A内とハウジング14内の室Dとを連通せしめ
る。そして軸受15下方のハウジング14内の上
部には区画板26を構架し、区画板26にはロツ
ド13周との間にリング状隙間27を保持するよ
うにしたリング状起片遊合孔部28を形成する。
以上の室Dはハウジング14の中間部に設けた
パージエア入口29を介してパージエア生成用ブ
ロワ30にライン31により接続し、区画板26
上の空間Eは排気口32を介して外気と連通す
る。
一方、底片1bにも下部ガイド軸17周との間
にリング状隙間33を保持するようにしたリング
状起片遊合孔部34を形成し、この下に前記区画
板26と同様に軸17周との間にリング状隙間3
5を保持するようにしたリング状起片遊合孔部3
6を備える区画板37をハウジング21内に横架
し、区画板37と底片1b間の空間Fとをパージ
エア入口38を介して既述のパージエア供給ライ
ン31の分岐ライン39に連通接続し、区画板3
7下の空間Gを排気口40を介して外気に連通せ
しめる。
以上のパイプ11の中間部にはエアパージノズ
ル41を設け、これは第5図に示される如く先端
の噴気口42がスクリーン2の幅と略同等の幅を
備えて該スクリーン2と離間して対向し、ノズル
は中間部41−1と下部41−2を備え、中間部
41−1がスクリーン2の上半を受け持ち、下部
41−2が下半部を受け持つ。
ケーシング1の前片1dの下部には微粒子排出
口43を設け、これをサイクロン44に接続し、
微粒子を下位の排出バルブ45を介して排出回収
する。
以上において、原料を投入バルブ5、入口3を
介して分級前室B内に供給し、原料粒子は室Bの
上から下へ自由落下する。一方、分級エアは室C
内に導入され、これが閉じられていることから分
級板10の噴気孔10a…から室B側に噴出し、
エアはスクリーン2に対して直角方向に流れ、か
かる気流に乗つて上から自由落下してくる粒子を
スクリーン2の綱目に対して順方向に送り、精度
の良い分級を行い、スクリーン2を通過した分級
粒子は室Aにいたり、出口43からサクロン4
4、バルブ45により回収される。
一方、パージエアはブロワ30で生成されて入
口29から室D内に導入され、導入口12…から
パイプ11内の空間11b内に流入し、ノズル4
1−1,41−2の噴気口からスクリーン2の表
面に吹き付けられ、パイプ11がエアシリンダ1
9により軸方向に昇降動することによりノズル4
1−1,41−2はスクリーン2の上半、下半に
分けてその全面を夫々エアパージし、スクリーン
2に詰つた粒子を室B方向に吹き飛ばす。これに
よりスクリーンの目詰りを防止し、粗粒子は出口
4、バルブ6を介して排出回収される。
ところでパージエアは室D内に導入されるため
パイプ11摺動部周の隙間25にも圧気として上
から室A内に作用し、これにより摺動部はエアシ
ールされ、分級された粒子が摺動部から上の室D
側に流出するのを防止する。一方、エアは区画板
26の隙間27から上方の室Eへも圧力をもつて
流出し、これによりこの部分もエアシールされ、
シールエアは出口32から排出され、又軸受15
と軸13間に隙間があるが、室Eからこの隙間を
通つて上方に噴出し、従つてスプライン軸受部も
エアシールされることとなる。
そして下位の隙間33の入口38から導入され
たエアでシールされ、区画板37の隙間35もエ
アシールされ、更に下部のスプライン軸受22も
エアシールされ、エアは排気口40から排出され
る。
このように摺動部の全てがエアシールされ、外
部からの異物の侵入を防止し、原料の流出を防止
することができる。
第6図は本考案の第2実施例で、基本構造は既
述と同様のため同一部分には同一符号を付し、詳
細な説明は省略する。
本実施例ではケーシング1の後片1cの上下に
分級エア導入口107,107を設け、これをフ
イルタ146を介して分級エアライン108に接
続した。従つて分級エアは分配板10に対し、直
角方向に供給されることとなる。そしてシール用
エアは専用のブロワ147を介して上下のハウジ
ング14,21の入口29,38に供給されて既
述のエアシールを行う。パージエア生成用ブロワ
130は別設し、これをライン131を介して中
空とした上部ガイド軸113に接続し、ブロワ1
30で直接軸113、パイプ11内にパージエア
を送り込むようにし、図中148,149はフイ
ルタ、150は分級ブロワである。
第7図は本考案の第3実施例を示し、基本構造
は既述と同様のため同一部分には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。
本実施例はケーシング後片1cに上下に多数の
分級エア導入口207…を設け、これをスクリー
ン2に対向させ、スクリーン2とエア導入口20
7との間に原料を供給したもので、エア分配板を
設けず、導入口207…を噴気口としたものであ
る。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、摺動部に
隙間を設けて直接接触によるシールを行うことな
く圧気でシールしたため、シール部に粒状物質が
入り込むことがなく、摺動部をシールしつつシー
ル部から粒状物質の流出が防止され、又外部から
塵埃等の侵入が全然なく、更にシール部材を用い
ないため摩耗粉の発生がなく。従つてこれの混入
等は全然ない。従つて粒状物質の清浄が高度に保
たれ、衛生的であり、医薬品の処理工程にも用い
ることができる。そしてシール部材を必要とせ
ず、従つてシール部材の保持機構、弾圧機構等を
必要とせず、構造が簡単であり、又シール部材の
摩耗による交換等も一切必要としない。
本考案は以上の如き多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案に係る分級機の一例を示す模式的縦断側
面図、第2図乃至第5図は第1図2−2線乃至5
−5線拡大断面図、第6図及び第7図は本考案の
他の実施例を示す図である。 尚図面中2は分級スクリーン、11はエアパー
ジ管、25,27,33,35はシール部であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 平板状の分級スクリーンの内側に粒状物質な
    らなる原料を導入し、該原料を該スクリーン方
    向に流れるエアで移送し、該原料の該スクリー
    ンの通過で分級するとともに、該スクリーンの
    外側にはエアパージ管をスクリーン面と平行す
    る方向に移動自在に設け、前記エアパージ管と
    分級機のケーシングとの間にエアパージ管の摺
    動を許容する隙間を設け、該隙間に圧気を供給
    するようにしたことを特徴とする非接触シール
    式分級機。 2 前記エアパージ管に導入されるパージエアの
    一部を分岐してシール用圧気とした前記実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の非接触シール式
    分級機。
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JPS61178982U JPS61178982U (ja) 1986-11-08
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