JP6223867B2 - 計装用ケーブルの取付構造 - Google Patents

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本発明は、流体が流通する車室内部の内面に計装用ケーブルを着脱自在に取り付ける、計装用ケーブルの取付構造に関するものである。
従来、回転流体機械の内部に装着されるセンサと、センサの出力信号を外部へ導くリード線とを備える計測装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この計測装置において、リード線は、保護板によって覆われ、保護板は、点溶接によって所定の部材に固着されている。
実開平7−29697号公報
ここで、特許文献1の計測装置において、センサによる計測後、保護板を取外す場合、保護板は点溶接されていることから、グラインダを用いた機械加工によって、保護板を取り外す必要がある。しかしながら、機械加工によって保護板を取り外す場合、切粉等の異物が発生し、この異物が回転流体機械の内部に混入する可能性がある。
そこで、本発明は、異物を発生させることなく、車室の内部の内面に計装用ケーブルを着脱自在に取り付けることが可能な配線構造を提供することを課題とする。
本発明の計装用ケーブルの取付構造は、流体が流通する車室内部の内面に計装用ケーブルを取り付ける、計装用ケーブルの取付構造において、前記車室内部の内面に設けられ、固縛ワイヤによって前記計装用ケーブルが縛り付けられる取付部材と、前記取付部材に固縛される前記計装用ケーブルの両側に設けられ、前記計装用ケーブルを収容する収容空間を形成する一対の収容台座と、一対の前記収容台座に架け渡されて取り付けられ、前記収容空間に収容される前記計装用ケーブルを覆うカバーと、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、計装用ケーブルを固縛ワイヤにより取付部材に固縛することで、計装用ケーブルを収容空間に収容することができ、カバーを収容台座に取り付けることで、計装用ケーブルを覆うことができ、これにより、計装用ケーブルを車室内部の内面に取り付けることができる。このため、車室の内部に、蒸気等の高温流体が流通しても、カバーによって計装用ケーブルを保護することができる。そして、計装用ケーブルを取り外す場合には、収容台座からカバーを取り外し、固縛ワイヤによる計装用ケーブルの取付部材への固縛を解除することで、機械加工等を行うことなく、計装用ケーブルを容易に取り外すことができる。
また、前記収容台座には、前記固縛ワイヤを挿通可能な貫通孔が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、固縛ワイヤによって計装用ケーブルを収容台座に縛り付けることが可能となる。このため、取付部材の他、収容台座に固縛することが可能となるため、計装用ケーブルの配置に応じた適切な固縛を行うことができる。
また、前記取付部材は、前記車室内部の内面から突出して設けられる複数の突起台座と、隣接する前記突起台座の間に架け渡され、前記固縛ワイヤによって前記計装用ケーブルが縛り付けられる棒材と、を有することが好ましい。
この構成によれば、計装用ケーブルの本数または太さによる制約を受けることなく、計装用ケーブルを棒材の所定の位置に好適に固縛することができる。
また、前記棒材には、前記固縛ワイヤを係止する係止溝が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、棒材に固縛された固縛ワイヤの移動を、係止溝により規制することができる。
また、前記取付部材は、前記車室内部を流れる前記流体の流れ方向に沿って設けられることが好ましい。
この構成によれば、計装用ケーブルの他、一対の収容台座及びカバーを、流体の流れ方向に沿って設けることができるため、車室内部を流通する流体を阻害することなく、流体を好適に流通させることができる。
本発明の他の計装用ケーブルの取付構造は、流体が流通する車室内部の内面に計装用ケーブルを取り付ける、計装用ケーブルの取付構造において、前記計装用ケーブルを収容可能な計装配管を、前記車室内部の内面に接合することを特徴とする。
この構成によれば、計装配管の内部に、計装用ケーブルを挿通させることで、計装用ケーブルを車室内部の内面に取り付けることができる。このため、車室の内部に、蒸気等の高温流体が流通しても、計装配管によって計装用ケーブルを保護することができる。そして、計装用ケーブルを取り外す場合には、計装配管から計装用ケーブルを引き抜くことで、機械加工等を行うことなく、計装用ケーブルを容易に取り外すことができる。
また、前記計装配管は、蛇行して設けられることが好ましい。
この構成によれば、車室内部を流通する流体によって計装配管が加熱されることにより、計装配管が熱伸びしても、計装配管の蛇行によって熱伸びを吸収することができるため、熱伸びによる計装配管への負荷を抑制することができる。
また、前記車室内部の内面から突出して設けられる複数の突起台座を、さらに備え、前記計装配管は、隣接する前記突起台座の間に架け渡されることが好ましい。
この構成によれば、計装配管を車室内部の内面から離して設けることができるため、車室内部の内面からの輻射熱によって、計装配管が加熱されることを抑制することができ、輻射熱による計装用ケーブルへの影響を低減することができる。
図1は、実施例1に係る計装用ケーブルの取付構造を正面から見たときの断面図である。 図2は、実施例1に係る計装用ケーブルの取付構造を側面から見たときの断面図である。 図3は、実施例1に係る計装用ケーブルの取付構造に関する配置パターンの一例を示す説明図である。 図4は、実施例1に係る計装用ケーブルの取付構造に関する配置パターンの一例を示す説明図である。 図5は、実施例2に係る計装用ケーブルの取付構造を正面から見たときの断面図である。 図6は、実施例2に係る計装用ケーブルの取付構造に関する配置パターンの一例を示す説明図である。 図7は、実施例2の変形例に係る計装用ケーブルの取付構造を正面から見たときの断面図である。
以下に、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせることも可能である。
図1は、実施例1に係る計装用ケーブルの取付構造を正面から見たときの断面図である。図2は、実施例1に係る計装用ケーブルの取付構造を側面から見たときの断面図である。図3及び図4は、実施例1に係る計装用ケーブルの取付構造に関する配置パターンの一例を示す説明図である。
実施例1の計装用ケーブル5の取付構造10は、ガスタービンまたは蒸気タービン等のタービン車室の内部に設けられており、タービン車室の内面に計装用ケーブル5を取り付けるための構造となっている。ここで、計装用ケーブル5は、検査時においてタービン車室の内部に取り付けられる一方で、検査後においてタービン車室の内部から取り外される。また、タービン車室の内部は、蒸気等の高圧・高温の流体が流通しており、取付構造10は、この流体から計装用ケーブル5を保護する機能も有している。以下、図1及び図2を参照して、取付構造10について具体的に説明する。
取付構造10は、計装用ケーブル5を取り付ける取付部材11と、取付部材11の両側に設けられる一対の収容台座12と、計装用ケーブル5を覆うカバー13とを備えている。
取付部材11は、計装用ケーブル5が固縛ワイヤ15によって固縛される部材となっている。この取付部材11は、タービン車室の内面に設けられる複数の突起台座21と、隣接する突起台座21の間に架け渡される棒材22とを有している。
複数の突起台座21は、長方体状のブロックであり、溶接によりタービン車室の内面にそれぞれ接合されることで、タービン車室の内面から高さ方向に突出して設けられる。複数の突起台座21は、タービン車室の内面から棒材22を離して、タービン車室の内面と棒材22との間に固縛ワイヤ15を通すために設けられる。
棒材22は、円柱形状に形成され、固縛ワイヤ15が括り付けられる。円柱形状の棒材22は、軸方向の一端が、隣接する突起台座21の一方に溶接によって接合され、軸方向の他端が、隣接する突起台座21の他方に溶接によって接合されている。この棒材22には、括り付けられる固縛ワイヤ15を係止するための係止溝22aが複数形成されている。複数の係止溝22aは、棒材22の軸方向に所定の間隔を空けて並べて形成されている。各係止溝22aは、タービン車室の内面と対向する棒材22の外周面に形成されている。
このように構成された取付部材11に対し、計装用ケーブル5は、棒材22に沿って配置される。この状態において、固縛ワイヤ15は、計装用ケーブル5と共に棒材22に巻きかけられる。そして、固縛ワイヤ15によって、計装用ケーブル5と棒材22とを締め上げることにより、計装用ケーブル5が棒材22に固縛される。
一対の収容台座12は、取付部材11の両側に設けられることで、取付部材11に固縛される計装用ケーブル5を収容する収容空間31を形成する。各収容台座12は、タービン車室の内面から高さ方向に突出する側部12aと、側部12aの先端からタービン車室の内面に沿って幅方向の外側(取付部材11から離れる側)に突出するフランジ部12bとによって、L字状に一体に形成されている。
側部12aは、その基端側(高さ方向におけるタービン車室側)が、タービン車室の内面に溶接により接合される。この側部12aは、高さ方向における高さが、取付部材11に固縛された計装用ケーブル5の高さよりも高くなっている。また、側部12aには、幅方向に貫通する貫通孔32が複数(実施例1では2つ)形成されており、2つの貫通孔32は、高さ方向に並べて設けられている。この貫通孔32は、計装用ケーブル5を収容台座12に固縛するための孔となっており、貫通孔32には、固縛ワイヤ15が挿通される。
フランジ部12bは、締結部材35によって後述するカバー13と一体に締結される部位である。このフランジ部12bには、計装用ケーブル5が延在する長さ方向において、締結部材35が2つ締結される。
カバー13は、耐高熱用素材を用いて、方形の板状に形成されている。カバー13は、一対の収容台座12のそれぞれのフランジ部12bに架け渡され、4つの締結部材35によって、一対の収容台座12と一体となるように締結される。これにより、収容空間31に収容された計装用ケーブル5は、一対の収容台座12とカバー13とによって取り囲まれることによって、タービン車室の内部を流通する高温流体からの影響を低減することが可能となる。ここで、締結部材35は、ボルト及びナットを用いて構成されており、一対の収容台座12に対するカバー13の着脱を容易なものとしている。
このように構成された取付構造10は、タービン車室の内部を流通する高温流体の流れ方向に沿って設けられている。つまり、取付構造10に取り付けられる計装用ケーブル5は、高温流体の流れ方向に沿って取り付けられている。
次に、上記の取付構造10に対して、計装用ケーブル5を取り付ける取付作業について説明する。計装用ケーブル5を取り付けるにあたって、タービン車室の内部には、取付部材11と一対の収容台座12とが設けられている。作業者は、一対の収容台座12によって形成される収容空間31に、計装用ケーブル5を配置する。この後、作業者は、固縛ワイヤ15によって、取付部材11に計装用ケーブル5を固縛する。そして、作業者は、カバー13を一対の収容台座12に当てがい、締結部材35によって一対の収容台座12に対しカバー13を締結することで、計装用ケーブル5の取付作業を終了する。
続いて、上記の取付構造10から計装用ケーブル5を取り外す取外し作業について説明する。作業者は、締結部材35による締結を解除し、この後、一対の収容台座12からカバー13を取り外す。この後、作業者は、固縛ワイヤ15の固縛を解除することで、計装用ケーブル5を取付部材11から取り外すことで、計装用ケーブル5の取外し作業を終了する。
次に、図3及び図4を参照して、取付構造10を複数設けた場合における、複数の取付構造10の配置パターンについて説明する。複数の取付構造10を配置するにあたり、計装用ケーブル5の取り回しによっては、図3に示すように、複数の取付構造10の長さ方向が同方向となるように直列に配置したり、図4に示すように、複数の取付構造10の長さ方向が直交するように配置したりする。このとき、収容空間31に収容される計装用ケーブル5は、その固縛位置が、取付部材11であったり、または収容台座12であったりする。
具体的に、図3に示す配置パターンの場合、計装用ケーブル5は、直線状に配線されることから、この計装用ケーブル5を取り付ける複数の取付構造10は、計装用ケーブル5に沿って、長さ方向に同方向となるように直列に配置される。この場合、計装用ケーブル5は、複数の取付構造10のそれぞれの取付部材11に対して、固縛ワイヤ15により固縛される。
図4に示す配置パターンの場合、計装用ケーブル5は、曲がって配線されることから、この計装用ケーブル5を取り付ける複数の取付構造10は、計装用ケーブル5に沿って、長さ方向に直交するように配置される。このとき、計装用ケーブル5の屈曲部は、タービン車室の内部に露出することから、この露出部分を少なくすべく、曲率半径を小さくして屈曲部の内周側に寄せて取付構造10に取り付けることが好ましい。この場合、計装用ケーブル5は、複数の取付構造10のそれぞれの収容台座12に対して、固縛ワイヤ15により固縛される。
以上のように、実施例1によれば、計装用ケーブル5を固縛ワイヤ15により取付部材11に固縛することで、計装用ケーブル5を収容空間31に収容することができ、カバー13を一対の収容台座12に取り付けることで、計装用ケーブル5を覆うことができ、これにより、計装用ケーブル5をタービン車室内部の内面に取り付けることができる。このため、タービン車室の内部に、高温流体が流通しても、カバー13によって計装用ケーブル5を保護することができる。そして、計装用ケーブル5を取り外す場合には、収容台座12からカバー13を取り外し、固縛ワイヤ15による計装用ケーブル5の取付部材11への固縛を解除することで、機械加工等を行うことなく、計装用ケーブル5を容易に取り外すことができる。
また、実施例1によれば、収容台座12に貫通孔32を形成することで、固縛ワイヤ15によって計装用ケーブル5を収容台座12に縛り付けることが可能となる。このため、取付部材11の他、収容台座12に計装用ケーブル5を固縛することが可能となるため、計装用ケーブル5の配置に応じた適切な固縛を行うことができる。
また、実施例1によれば、取付部材11を、突起台座21及び棒材22を含んで構成することができるため、計装用ケーブル5の本数または太さによる制約を受けることなく、計装用ケーブル5を棒材22の所定の位置に好適に固縛することができる。
また、実施例1によれば、固縛ワイヤ15を係止溝22aに係止することができるため、棒材22に固縛された固縛ワイヤ15の移動を規制することができる。
また、実施例1によれば、計装用ケーブル5の他、取付部材11、一対の収容台座12及びカバー13を、タービン車室の内部を流れる高温流体の流れ方向に沿って設けることができるため、高温流体の流通を阻害することなく、高温流体を好適に流通させることができる。
次に、図5及び図6を参照して、実施例2に係る計装用ケーブル5の取付構造50について説明する。図5は、実施例2に係る計装用ケーブルの取付構造を正面から見たときの断面図である。図6は、実施例2に係る計装用ケーブルの取付構造に関する配置パターンの一例を示す説明図である。なお、実施例2では、重複した記載を避けるべく、実施例1と異なる部分について説明し、実施例1と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。
図5に示すように、実施例2の計装用ケーブル5の取付構造50は、計装配管51をタービン車室の内部の内面に、溶接により接合することで構成されている。計装配管51は、耐高熱用素材を用いて円筒状に形成されている。また、図6に示すように、計装配管51は、管軸方向において蛇行するように複数の屈曲部が形成されている。このため、計装配管51は、タービン車室の内部を流通する高温流体によって加熱されて熱伸びする場合であっても、屈曲部における屈曲によって熱伸びを吸収可能となっている。
次に、上記の取付構造50に対して、計装用ケーブル5を取り付ける取付作業について説明する。計装用ケーブル5を取り付けるにあたって、タービン車室の内部には、計装配管51が設けられている。作業者は、計装用ケーブル5を、計装配管51の一端から他端へ向かって挿通させることで、計装用ケーブル5を配線し、これにより、計装用ケーブル5の取付作業を終了する。
続いて、上記の取付構造50から計装用ケーブル5を取り外す取外し作業について説明する。作業者は、計装用ケーブル5を、計装配管51の一端から引き抜くことで、計装用ケーブル5を取り外し、これにより、計装用ケーブル5の取外し作業を終了する。
以上のように、実施例2によれば、計装配管51の内部に、計装用ケーブル5を挿通させることで、計装用ケーブル5をタービン車室の内部の内面に取り付けることができる。このため、タービン車室の内部に、高温流体が流通しても、計装配管51によって計装用ケーブル5を保護することができる。そして、計装用ケーブル5を取り外す場合には、計装配管51から計装用ケーブル5を引き抜くことで、機械加工等を行うことなく、計装用ケーブル5を容易に取り外すことができる。
また、実施例2によれば、計装配管51を蛇行して設けることで、タービン車室の内部を流通する高温流体によって計装配管51が加熱されることにより、計装配管51が熱伸びしても、計装配管51の蛇行によって熱伸びを吸収することができるため、熱伸びによる計装配管51への負荷を抑制することができる。
なお、実施例2の取付構造50では、計装配管51をタービン車室内部の内面に溶接により接合したが、図7に示す変形例としてもよい。図7は、実施例2の変形例に係る計装用ケーブルの取付構造を正面から見たときの断面図である。図7に示すように、変形例の取付構造50は、実施例2の構成に加え、複数の突起台座52をさらに備えている。
複数の突起台座52は、実施例1の突起台座21と同様に、長方体状のブロックであり、溶接によりタービン車室の内面にそれぞれ接合されることで、タービン車室の内面から高さ方向に突出して設けられる。複数の突起台座52は、タービン車室の内面から計装配管51を離すために設けられる。そして、計装配管51は、突起台座52に溶接によって接合される。
以上のように、変形例によれば、計装配管51をタービン車室の内部の内面から離して設けることができるため、タービン車室内部の内面からの輻射熱によって、計装配管51が加熱されることを抑制することができ、輻射熱による計装用ケーブル5への影響を低減することができる。
5 計装用ケーブル
10 取付構造
11 取付部材
12 収容台座
12a 側部
12b フランジ部
13 カバー
15 固縛ワイヤ
21 突起台座
22 棒材
22a 係止溝
31 収容空間
32 貫通孔
35 締結部材
50 取付構造(実施例2)
51 計装配管(実施例2)
52 突起台座(実施例2)

Claims (5)

  1. 流体が流通する車室内部の内面に計装用ケーブルを取り付ける、計装用ケーブルの取付構造において、
    前記車室内部の内面に設けられ、固縛ワイヤによって前記計装用ケーブルが縛り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に固縛される前記計装用ケーブルの両側に設けられ、前記計装用ケーブルを収容する収容空間を形成する一対の収容台座と、
    一対の前記収容台座に架け渡されて取り付けられ、前記収容空間に収容される前記計装用ケーブルを覆うカバーと、を備えることを特徴とする計装用ケーブルの取付構造。
  2. 前記収容台座には、前記固縛ワイヤを挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の計装用ケーブルの取付構造。
  3. 前記取付部材は、
    前記車室内部の内面から突出して設けられる複数の突起台座と、
    隣接する前記突起台座の間に架け渡され、前記固縛ワイヤによって前記計装用ケーブルが縛り付けられる棒材と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の計装用ケーブルの取付構造。
  4. 前記棒材には、前記固縛ワイヤを係止する係止溝が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の計装用ケーブルの取付構造。
  5. 前記取付部材は、前記車室内部を流れる前記流体の流れ方向に沿って設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の計装用ケーブルの取付構造。
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