JP6148169B2 - 配線支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、通信,送電等の電気ケーブルの建屋への引込みにおける配線支持構造に係る技術分野に属する。
最近、電気ケーブルの損傷等を防止するために、電気ケーブルを保護管に挿通して建屋の間に架設することが行われている。架設された電気ケーブルの建屋への引込みでは、建屋の外壁面に突出するように固定された支持ベースに保護管の端部を支持し、保護管の端口から引出された電気ケーブルが建屋の内部に引込まれるように配線される。
このような配線支持構造では、地震等で建屋が振動すると、建屋とともに振動する支持ベースによって保護管が損傷して電気ケーブルの保護機能が果たせなくなってしまうことがある。このため、保護管と支持ベースとの間に振動吸収構造を備えることが要求される。
従来、管体と支持部材との間の振動吸収構造としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、流体流通用の管体を上下2つ割のケーシングからなる支持部材で支持し、管体と支持部材との間にゴムブッシュを介装させた技術が記載されている。
特許文献1に係る技術は、ゴムブッシュの弾性によって振動を吸収し管体,支持部材の間の振動の伝達を阻止するものである。
特開2004−100821号公報
特許文献1に係る技術では、配線支持構造に適用すると、微小な振動には対応することができるものの大地震のような大きな振幅の振動には対応することができないという問題点がある。

本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、大地震のような大きな振幅の振動にも対応する振動吸収構造を備えた配線支持構造を提供することを課題とする。

前述の課題を解決するため、本発明に係る配線支持構造は、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。

即ち、請求項1では、電気ケーブルが保護管に挿通されて建屋の間に架設され、建屋の外壁面に突出するように固定された支持ベースに保護管の端部が支持され、保護管の端口から引出された電気ケーブルが建屋の内部に引込まれる配線支持構造において、保護管の端部は支持ベースに固定された支持部材によって支持され、支持部材は保護管を上下左右方向に非拘束状態で囲む枠体からなることを特徴とする。

この手段では、支持部材が保護管を上下左右方向に非拘束状態で囲む枠体からなることで、支持ベース,支持部材が振動しても、保護管が支持部材の内部で揺動して損傷するような応力が掛からなくなる。
また、請求項2では、請求項1の配線支持構造において、支持部材は保護管を定位置に非拘束状態で支持させる係止片が設けられていることを特徴とする。

この手段では、支持部材に係止片が設けられることで、支持部材の内部での保護管の無用の移動が防止される。

また、請求項3では、請求項1または2の配線支持構造において、保護管の端部は切断されて間隔を介して同軸に配置され、切断された保護管の建屋から離れた側に位置された端部前側部は支持部材で支持され 切断された保護管の建屋に近い側に位置された端部後側部は支持ベースに固定されていることを特徴とする。

この手段では、保護管の端部後側部が支持ベースに固定されることで、保護管の端部前側部が支持部材の内部で揺動しても、保護管の端部後側部の端口から引出される電気ケーブルの揺動を防止することができる。
本発明に係る配線支持構造は、支持部材が保護管を上下左右方向に非拘束状態で囲む枠体からなることで、支持ベース,支持部材が振動しても、保護管が支持部材の内部で揺動して損傷するような応力が掛からなくなるため、大地震のような大きな振幅の振動にも対応する振動吸収構造を備えることができる効果がある。
さらに、請求項2として、支持部材に係止片が設けられることで、支持部材の内部での保護管の無用の移動が防止されるため、複数本の保護管を1つの支持部材に並列支持する際に保護管を容易に整列させることができる効果がある。
さらに、請求項3として、保護管の端部後側部が支持ベースに固定されることで、保護管の端部前側部が支持部材の内部で揺動しても、保護管の端部後側部の端口から引出される電気ケーブルの揺動を防止することができるため、電気ケーブルの建屋への引込みに支障が生ずることがない効果がある。
本発明に係る配線支持構造を実施するための形態の第1例の要部の正面図である。 図1の側面図である。である。 図1の機能を説明するための部分拡大図である。 本発明に係る配線支持構造を実施するための形態の第2例の要部の正面図である。
以下、本発明に係る配線支持構造を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明に係る配線支持構造を実施するための形態の第1例を示すものである。
第1例では、電気ケーブル1が円筒形の保護管2に挿通されて建屋3の間に架設されるものを示してある。
建屋3の外壁面には、突出するように桁形の支持ベース4が固定されている。建屋3の外壁面の支持ベース4の上方には、電気ケーブル1を建屋3の内部に引込むための引込口(図示せず)が開口されてカバー5で覆われている。
支持ベース4には、建屋3から離れた側である前側に支持部材6が固定され、建屋3に近い側である後側に固定部材7が固定されている。
支持部材6は、上枠6a,下枠6b,左枠6c,右枠6dによって方形の枠体を構成している。上枠6a,下枠6bの間隔は、保護管2の直径よりもかなり大きくなっている。左枠6c,右枠6dの間隔は、5本の保護管2を余裕をもって並列することができる大きさになっている。上枠6a,下枠6bの保護管2と対面する内側面には、保護管2を定位置に係止させる台形片からなる係止片6e,6fが突出するように固定されている。なお、この係止片6e,6fは、支持部材6の内部で保護管2を完全に固定してしまうものではない。即ち、支持部材6は、保護管2の端部を上下左右方向に非拘束状態で囲んで支持している。
固定部材7は、保護管2に密着されるクランプ構造からなるもので、保護管2の端部を拘束状態で支持(固定)している。
支持部材6,固定部材7によって支持される保護管2の端部は、支持部材6,固定部材7の間で切断され、間隔Sを介して同軸に配置されている。なお、切断された保護管2の端部の端口には、電気ケーブル1を傷付けるのを防止するラバー等の縁部材8が取付けられている。
第1例によると、支持部材6に係止片6e,6fが設けられることで、支持部材6の内部での保護管2の無用の移動が防止される。従って、複数本の保護管2を1つの支持部材6に並列支持する際に保護管2を容易に整列させることができる。
さらに、支持部材6が保護管2を上下左右方向に非拘束状態で囲む枠体からなることで、支持ベース4,支持部材6が振動しても、保護管2が支持部材6の内部で揺動することになる(図3参照)。また、保護管2の端部では、支持部材6に支持されている端部前側部と固定部材7によって支持(固定)されている端部後側部とが切断されていることで、
建屋3側からの振動の伝達が遮断される。この結果、保護管2に損傷するような応力が掛からなくなるため、大地震のような大きな振幅の振動にも対応する振動吸収構造を備えることができる。
また、保護管2の端部後側部が固定部材7によって支持ベース4に固定されることで、保護管2の端部前側部が支持部材6の内部で揺動しても、保護管2の端部後側部の端口から引出される電気ケーブル1の揺動を防止することができる。この結果、電気ケーブル1の建屋3への引込みに支障が生ずることがない。
図4は、本発明に係る配線支持構造を実施するための形態の第2例を示すものである。
第2例は、第1例の支持部材6の左枠6c,右枠6dを省略して上枠6a,下枠6bをスペーサボルト6gで連結している。
第2例によると、支持部材6のスペーサボルト6gで係止片6e,6fを代用することができるため、支持部材6の構造が簡素化される。
また、支持部材6の上枠6a,下枠6bの間隔をスペーサボルト6gで調整することができるため、径の異なる各種の保護管2に適用することができて汎用性が高くなる。

以上、図示した各例の外に、支持部材6を保護管2の軸方向に複数個配置する構成とすることも可能である。

1 電気ケーブル
2 保護管
3 建屋
4 支持ベース
6 支持部材
7 固定部材

Claims (3)

  1. 電気ケーブルが保護管に挿通されて建屋の間に架設され、建屋の外壁面に突出するように固定された支持ベースに保護管の端部が支持され、保護管の端口から引出された電気ケーブルが建屋の内部に引込まれる配線支持構造において、保護管の端部は支持ベースに固定された支持部材によって支持され、支持部材は保護管を上下左右方向に非拘束状態で囲む枠体からなることを特徴とする配線支持構造。
  2. 請求項1の配線支持構造において、支持部材は保護管を定位置に非拘束状態で支持させる係止片が設けられていることを特徴とする配線支持構造。
  3. 請求項1または2の配線支持構造において、保護管の端部は切断されて間隔を介して同軸に配置され、切断された保護管の建屋から離れた側に位置された端部前側部は支持部材で支持され 切断された保護管の建屋に近い側に位置された端部後側部は支持ベースに固定されていることを特徴とする配線支持構造。
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