JP6223651B1 - 車載装置、警報出力方法及び警報出力プログラム - Google Patents

車載装置、警報出力方法及び警報出力プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6223651B1
JP6223651B1 JP2017540908A JP2017540908A JP6223651B1 JP 6223651 B1 JP6223651 B1 JP 6223651B1 JP 2017540908 A JP2017540908 A JP 2017540908A JP 2017540908 A JP2017540908 A JP 2017540908A JP 6223651 B1 JP6223651 B1 JP 6223651B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
adjacent preceding
preceding vehicle
lane
driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017540908A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017154213A1 (ja
Inventor
悠介 中田
悠介 中田
結佳 藤田
結佳 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6223651B1 publication Critical patent/JP6223651B1/ja
Publication of JPWO2017154213A1 publication Critical patent/JPWO2017154213A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q9/00Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling
    • B60Q9/008Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling for anti-collision purposes
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/166Anti-collision systems for active traffic, e.g. moving vehicles, pedestrians, bikes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • G06V20/58Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads
    • G06V20/584Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads of vehicle lights or traffic lights
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/59Context or environment of the image inside of a vehicle, e.g. relating to seat occupancy, driver state or inner lighting conditions
    • G06V20/597Recognising the driver's state or behaviour, e.g. attention or drowsiness
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/18Eye characteristics, e.g. of the iris
    • G06V40/19Sensors therefor
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/167Driving aids for lane monitoring, lane changing, e.g. blind spot detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/90Arrangement of cameras or camera modules, e.g. multiple cameras in TV studios or sports stadiums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/34Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30196Human being; Person
    • G06T2207/30201Face

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

監視部(20)は、車両(1)が走行している車線である走行車線の隣りの車線を車両(1)の走行方向と同じ方向に車両(1)に先行して走行する隣接先行車両が表される撮影画像で隣接先行車両の運転手の動作及び隣接先行車両のターンシグナルの点灯状況を監視し、隣接先行車両の運転手により走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたことを検出することなく走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、車両(1)の運転手への警報の出力を指示する。警報出力部(26)は、監視部(20)からの指示に基づき、警報を出力する。

Description

本発明は、車載装置に関する。
以下では、ある車両が走行している車線を走行車線という。また、走行車線の隣りの車線を前記車両の走行方向と同じ方向に前記車両に先行して走行する車両を隣接先行車両という。
隣接先行車両が走行車線への車線変更を行う際に、隣接先行車両の運転手がターンシグナルの表示や目視確認を怠ると、隣接先行車両と前記車両とが衝突することがある。このような衝突事故を防止するために、隣接先行車両に搭載されている機器が隣接先行車両の運転手の側方及び後方の安全確認動作の有無を検知し、隣接先行車両の後方に搭載したディスプレイや、車車間通信を用いて、安全確認動作の有無を隣接先行車両外へ通知する技術がある(例えば、特許文献1及び特許文献2)
特開2014−97456号公報 特開2015−222421号公報
特許文献1及び特許文献2の技術は、隣接先行車両に搭載した機器に依存している。このため、隣接先行車両に当該機器が搭載されていない場合は、隣接先行車両の斜め後方の車両の運転手は、隣接先行車両が安全確認動作なしに車線変更を行うことを予期することができない。従って、隣接先行車両と隣接先行車両の斜め後方の車両とが近接して走行している状況で隣接先行車両が安全確認動作なしに車線変更を行うと、隣接先行車両の斜め後方の車両の運転手は衝突回避行動をとれずに衝突事故が発生する。このように、特許文献1及び特許文献2の技術では、隣接先行車両に搭載した機器に依存しているため、隣接先行車両の車線変更に伴う衝突事故を有効に防止することができないという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的の一つとしており、隣接先行車両の車線変更に伴う衝突事故を有効に防止することを主な目的とする。
本発明に係る車載装置は、
車両に搭載される車載装置であって、
前記車両が走行している車線である走行車線の隣りの車線を前記車両の走行方向と同じ方向に前記車両に先行して走行する隣接先行車両が表される撮影画像で前記隣接先行車両の運転手の動作及び前記隣接先行車両のターンシグナルの点灯状況を監視し、前記隣接先行車両の運転手により前記走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたことを検出することなく前記走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、前記車両の運転手への警報の出力を指示する監視部と、
前記監視部からの指示に基づき、前記警報を出力する警報出力部とを有する。
本発明では、撮影画像で隣接先行車両の運転手の動作及び前記隣接先行車両のターンシグナルの点灯状況を監視する。そして、本発明では、隣接先行車両の運転手により走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたことを検出することなく走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、車両の運転手への警報を出力する。このため、本発明によれば、隣接先行車両が安全確認なしに車線変更を行う可能性を隣接先行車両の斜め後方の車両の運転手に認識させることができ、隣接先行車両の車線変更に伴う衝突事故を有効に防止することができる。
実施の形態1〜4に係る車両装置のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係る車載装置の機能構成例を示す図。 実施の形態1に係る車載装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る車載装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係る車載装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係る車載装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態3に係る車載装置の機能構成例を示す図。 実施の形態3に係る車載装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態4に係る車載装置の機能構成例を示す図。 実施の形態4に係る車載装置の動作例を示すフローチャート図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る車載装置10のハードウェア構成例を示す。図2は、本実施の形態に係る車載装置10の機能構成例を示す。車載装置10で行われる動作は、警報出力方法及び警報出力プログラムに相当する。
図1及び図2に示すように、車載装置10は車両1に搭載される。
先ず、図1を参照して、車載装置10のハードウェア構成例を説明する。
車載装置10は、コンピュータであり、プロセッサ11、メモリ12、カメラ13、スピーカー14及びディスプレイ15で構成されている。
プロセッサ11は、プログラムを実行する。
メモリ12には、図2に示す監視部20と警報出力部26の機能を実現するプログラムが記憶されている。
そして、プロセッサ11がこれらプログラムを実行して、後述する監視部20と警報出力部26の動作を行う。
カメラ13は、車両1の前方を撮影できる位置に設置され、車両1の前方を撮影する。本実施の形態では、カメラ13は、ルームミラーの近傍に設置される。
スピーカー14は、車両1の運転手に警報を音声にて提示する。
ディスプレイ15は、車両1の運転手に警報を文字、図形により提示する。
次に、図2の機能構成例を説明する。
本実施の形態に係る車載装置10は、監視部20と警報出力部26で構成される。
また、監視部20は、車両検出部21、サイドミラー検出部22、視野判定部23、安全確認動作検出部24、ターンシグナル検出部25で構成されている。
***動作の説明***
次に、図2に示す監視部20と警報出力部26の動作例を説明する。
監視部20は、カメラ13の撮影画像で、隣接先行車両の運転手の動作及び隣接先行車両のターンシグナルの点灯状況を監視する。隣接先行車両は、車両1が走行している車線である走行車線の隣りの車線を車両1の走行方向と同じ方向に車両1に先行して走行する車両である。カメラ13の撮影画像には隣接先行車両が表される。
監視部20は、隣接先行車両の運転手により走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたことを検出することなく走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、車両1の運転手への警報の出力を警報出力部26に指示する。
また、監視部20は、撮影画像に表される隣接先行車両の走行車線により近いサイドミラーに隣接先行車両の運転手の眼が映っているか否かを判定する。そして、監視部20は、サイドミラーに隣接先行車両の運転手の眼が映っていない状態で走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、警報出力部26に警報の出力を指示する。
また、監視部20は、サイドミラーに隣接先行車両の運転手の眼が映っている状態で、サイドミラーに映る隣接先行車両の運転手の眼の動きを解析して、隣接先行車両の運転手により走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたか否かを判定する。つまり、監視部20は、サイドミラーに映る隣接先行車両の運転手の眼がサイドミラーに向いた場合に、隣接先行車両の運転手により走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたと判定する。
警報出力部26は、監視部20からの指示に基づき、車両1の運転手への警報をスピーカー14又はディスプレイ15に出力する。警報出力部26は、スピーカー14には、音声により隣接先行車両が危険な車線変更を行う可能性があることを通知するメッセージを出力する。また、警報出力部26は、ディスプレイ15には、文字又は図形により、または文字及び図形により隣接先行車両が危険な車線変更を行う可能性があることを通知するメッセージを出力する。警報出力部26は、スピーカー14とディスプレイ15の双方に警報を出力してもよい。
また、警報出力部26は、音声、文字、図形以外の方法で、隣接先行車両が危険な車線変更を行う可能性を車両1の運転手に通知することもできる。例えば、警報出力部26は、車体の一部を振動させて、隣接先行車両が危険な車線変更を行う可能性を車両1の運転手に通知することもできる。
次に、監視部20に含まれる車両検出部21、サイドミラー検出部22、視野判定部23、安全確認動作検出部24及びターンシグナル検出部25の各々の動作を説明する。
車両検出部21は、カメラ13の撮影画像に対する画像処理によって、隣接先行車両の候補車両を選択し、選択した候補車両の中から隣接先行車両を検出する。隣接先行車両の候補車両を選択するための画像処理の方法には、任意の公知の方法を用いることができる。一例として、車両検出部21は、テンプレートマッチング法を用いることができる。また、候補車両の中から隣接先行車両を検出するための画像処理の方法も、任意の公知の方法を用いることができる。一例として、車両検出部21は、白線検知により走行車線と走行車線の隣の車線を識別して隣接先行車両を検出することができる。
また、車両検出部21は、隣接先行車両を検出した後、撮影画像中の隣接先行車両を映した領域を抽出する。
サイドミラー検出部22は、隣接先行車両に設置されたサイドミラーを検出する。より具体的には、車両検出部21が抽出した隣接先行車両の画像に対する画像処理によって、隣接先行車両の2つのサイドミラーのうち走行車線により近いサイドミラーを検出する。つまり、車両1が隣接先行車両の車線の右隣の車線を走行している場合は、サイドミラー検出部22は、右のサイドミラーを検出する。一方、車両1が隣接先行車両の車線の左隣の車線を走行している場合は、サイドミラー検出部22は、左のサイドミラーを検出する。そして、サイドミラー検出部22は、隣接先行車両の画像中の、検出したサイドミラーを映した領域を抽出する。なお、サイドミラーを検出するための画像処理の方法は、任意の公知の手法を用いることができる。一例として、サイドミラー検出部22は、テンプレートマッチング法を用いることができる。
視野判定部23は、隣接先行車両の運転手の視野内に車両1が存在するか否かを判定する。隣接先行車両の運転手が隣接先行車両のサイドミラーを介して車両1を視認できるとき、車両1からも隣接先行車両のサイドミラーを介して隣接先行車両の運転手の眼を視認できる。そこで、視野判定部23は、サイドミラー検出部22で検出されたサイドミラーの画像に対する画像処理によって、隣接先行車両のサイドミラー内に隣接先行車両の運転手の眼が検出できるか否かを判定する。そして、視野判定部23は、隣接先行車両の運転手の眼を検出できた場合は隣接先行車両の運転手の視野内に車両1が存在すると判定する。隣接先行車両の運転手の眼を検出するための画像処理の方法は、任意の公知の手法を用いることができる。一例として、視野判定部23は、テンプレートマッチング法を用いることができる。
安全確認動作検出部24は、隣接先行車両の運転手の側方及び後方の安全確認動作を検出する。より具体的には、安全確認動作検出部24は、サイドミラー検出部22により抽出されたサイドミラーの画像に対する画像処理により、隣接先行車両の運転手の眼がサイドミラーに向いたことを検出する。安全確認動作検出部24は、隣接先行車両の運転手が顔を動かさずに視線だけをサイドミラーに向けたことも、隣接先行車両の運転手が顔を動かして視線をサイドミラーに向けたことも、サイドミラーの画像に対する画像処理により検出することができる。安全確認動作検出部24は、隣接先行車両の運転手の眼がサイドミラーに向いたことを検出できた場合に、隣接先行車両の運転手が車線変更のための安全確認動作を行ったと判定する。隣接先行車両の運転手の眼の動きを検出するための画像処理の方法は任意の公知の手法を用いることができる。具体的には、安全確認動作検出部24は、テンプレートマッチング法、または顔の特徴点と虹彩の位置関係から視線を推定することができる。
ターンシグナル検出部25は、隣接先行車両のターンシグナルの点灯を検出することで、隣接先行車両の運転手の車線変更の意思を判定する。ターンシグナル検出部25は、車両検出部21が抽出した隣接先行車両の画像に対する画像処理によって、隣接先行車両のターンシグナルの点灯を検出する。ターンシグナル検出部25は、車両1が隣接先行車両の右車線を走行している場合は右ターンシグナルの点灯を、左車線を走行している場合は、左ターンシグナルの点灯を検出する。画像処理の手法は、任意の公知の手法を用いることができる。具体的には、ターンシグナル検出部25は、テンプレートマッチング法を用いることができる。
ターンシグナル検出部25は、安全確認動作検出部24が安全確認動作を検出していない状態でターンシグナルの点灯を検出した場合に、隣接先行車両の運転手が車両1を視認していない状態で走行車線への車線変更を行う可能性が高いと判定して、警報出力部26に警報の出力を指示する。
次に、図3及び図4のフローチャートを参照して、本実施の形態に係る車載装置10の動作例を説明する。なお、図3及び図4のフローは、一定の周期で繰り返される。
ステップST21は、車両検出部21により行われる。
先ず、車両検出部21は、カメラ13の撮影画像から、隣接先行車両の候補を探索する(ステップST211)。次に、車両検出部21は、隣接先行車両の候補の中から隣接先行車両を探索する(ステップST212)。隣接先行車両を検出できなかった場合は、車載装置10は処理を終了する。隣接先行車両を検出できた場合は、車両検出部21は、隣接先行車両が映った画像(以下、隣接先行車両が映った画像を、隣接先行車両画像という)を抽出する(ステップST213)。また、車両検出部21は、隣接先行車両画像をサイドミラー検出部22に出力する。
ステップST22はサイドミラー検出部22により行われる。
先ず、サイドミラー検出部22は、ステップST213で抽出された隣接先行車両画像からサイドミラーを探索する(ステップST221)。サイドミラーを検出できなかった場合は、ステップST25が行われる。なお、この場合は、サイドミラー検出部22は、ターンシグナル検出部25にサイドミラーが検出できなかったことを通知する。サイドミラーを検出できた場合は、サイドミラー検出部22は、隣接先行車両のサイドミラーが映った領域を抽出した画像(以下、隣接先行車両のサイドミラーが映った画像を、サイドミラー画像と称す)を抽出する(ステップST222)。また、サイドミラー検出部22は、サイドミラー画像を視野判定部23に出力する。
ステップST23は、視野判定部23により行われる。
先ず、視野判定部23は、ステップST222で抽出されたサイドミラー画像から隣接先行車両の運転手の眼を探索する(ステップST231)。隣接先行車両の運転手の眼を検出できなかった場合は、ステップST25が行われる。なお、この場合は、視野判定部23は、ターンシグナル検出部25に隣接先行車両の運転手の眼が検出できなかったことを通知する。一方、隣接先行車両の運転手の眼を検出できた場合は、ステップST24が行われる。また、視野判定部23は、安全確認動作検出部24に隣接先行車両の運転手の眼がサイドミラー内で検出できたことを通知する。
ステップST24は、安全確認動作検出部24により行われる。
先ず、安全確認動作検出部24は、安全確認動作を探索する(ステップST241)。つまり、安全確認動作検出部24は、サイドミラー画像を監視して、隣接先行車両の運転手の眼が車両1の走行車線の側のサイドミラーに向いたか否か、つまり、隣接先行車両の運転手がサイドミラーを見ることによって、側方及び後方の安全確認を行ったか否かを判定する。安全確認動作検出部24が、隣接先行車両の運転手による安全確認動作を検出できなかった場合は、ステップST25が行われる。なお、この場合は、安全確認動作検出部24は、ターンシグナル検出部25に安全確認動作を検出できなかったことを通知する。一方、安全確認動作を検出できた場合は、車載装置10は動作を終了する。
ステップST25は、ターンシグナル検出部25により行われる。
ターンシグナル検出部25は、サイドミラー検出部22からサイドミラーを検出できなかったことを通知された場合、視野判定部23から隣接先行車両の運転手の眼を検出できなかったことを通知された場合、安全確認動作検出部24により隣接先行車両の運転手による安全確認動作を検出できなかったことを通知された場合のいずれかにおいて、ステップST25を行う。
先ず、ターンシグナル検出部25は、隣接先行車両画像において、隣接先行車両のターンシグナルのうち、車両1の走行車線の側のターンシグナルの点灯を探索する(ステップST251)。ターンシグナルの点灯を検出しなかった場合は、車載装置10は動作を終了する。一方、ターンシグナルの点灯を検出した場合は、ターンシグナル検出部25は、警報出力部26に警報の出力を指示する(ステップST252)。
警報出力部26は、前述したように、ターンシグナル検出部25の指示に従って、スピーカー14又はディスプレイ15、またはスピーカー14及びディスプレイ15に警報を出力する。
***実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態では、車両1に搭載したカメラ13が隣接先行車両のサイドミラーを撮影する。そして、車載装置10が隣接先行車両の運転手の眼を検出し、隣接先行車両の運転手の視野内に車両1が存在するかを判定する。さらに、車載装置10が、隣接先行車両の運転手の眼の動きを検出することで、隣接先行車両の運転手の安全確認動作を検出する。さらに、車載装置10が、隣接先行車両のターンシグナルの点灯を検出することで、隣接先行車両の運転手の車線変更の意思を検出する。隣接先行車両の運転手に車線変更の意思があるにも関わらず、隣接先行車両の運転手が安全確認を行っていない場合は、車載装置10は、車両1の運転手に危険を報知する。
従って、本実施の形態によれば、隣接先行車両に搭載される機器に依存することなく、隣接先行車両の車線変更により隣接先行車両と衝突する可能性を車両1の運転手に警告することができる。そして、これにより、車両1と隣接先行車両との衝突を回避することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、安全確認動作を検出した場合に、ターンシグナルの点灯検出処理を行わないが、実施の形態2では、安全確認動作を検出した場合でも、ターンシグナルの点灯検出処理を実施する。
一般に、車線変更を行う場合は、運転手は側方及び後方の安全を確認する。このため、隣接先行車両の運転手の安全確認動作を検出した場合は、隣接先行車両の運転手に車線変更の意思があると考えられる。隣接先行車両の運転手の安全確認動作を検出したときに、隣接先行車両のターンシグナルの点灯を検出できなかった場合は、隣接先行車両の運転手は、車線変更の意思があるにも関わらず、ターンシグナルを点灯し忘れていると考えられる。
そこで、本実施の形態に係る車載装置10は、隣接先行車両の運転手の安全確認動作を検出したにもかかわらず、ターンシグナルの点灯を検出しなかった場合に、車両1の運転手へ衝突の危険性を警告する。
***構成の説明***
実施の形態2に係る車載装置10のハードウェア構成例と機能構成例は、実施の形態1と同様である。但し、本実施の形態では、監視部20は、隣接先行車両の運転手による走行車線への車線変更のための安全確認動作を検出した後に走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出しない場合に、警報出力部26に警報の出力を指示する。
***動作の説明***
実施の形態2に係る車載装置10の動作フローを図5及び図6に示す。
図5に示すステップST31〜ST33は、図3に示したステップS21〜ST23と同じであるため、説明を省略する。
ステップST34において安全確認動作検出部24が隣接先行車両の運転手の安全確認動作を検出できない場合は、ステップST35が行われる。この場合は、安全確認動作検出部24は、ターンシグナル検出部25に安全確認動作を検出できなかったことを通知する。一方、安全確認動作検出部24が安全確認動作を検出できた場合は、ステップST36が行われる。この場合は、安全確認動作検出部24は、ターンシグナル検出部25に安全確認動作を検出できたことを通知する。
ステップST35は、図4のステップST25と同じであるため、説明を省略する。
ステップST36は、ターンシグナル検出部25により行われる。
先ず、ターンシグナル検出部25は、隣接先行車両のターンシグナルのうち、車両1の走行車線の側のターンシグナルの点灯を探索する(ステップST361)。ターンシグナルの点灯を検出しなかった場合に、ターンシグナル検出部25は、ステップS352に進み、警報出力部26に警報の出力を指示する。一方、ターンシグナルの点灯を検出した場合は、車載装置10は動作を終了する。
***実施の形態の効果の説明***
このように、本実施の形態では、隣接先行車両の運転手が車線変更の際にターンシグナルの点灯を忘れている場合にも、車両1の運転手に警告を行うため、車両1と隣接先行車両との衝突を回避することができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2では、車載装置10は、隣接先行車両の運転手の眼を検出できない場合は、隣接先行車両の運転手から車両1を視認できないと判定している。カメラ13の撮影画像では隣接先行車両の運転手の眼を検出できなくても、車両1の他の位置から隣接先行車両の運転手の眼を検出できる場合には、隣接先行車両の運転手は車両1を視認できると考えられる。
そこで、本実施の形態では、隣接先行車両を検出するカメラ13を車両1の複数の異なる位置に複数台配置し、複数のカメラ13の複数の撮影画像に対する画像解析から隣接先行車両の運転手の眼を検出する。
***構成の説明***
実施の形態3に係る車載装置10のハードウェア構成例は実施の形態1と同様である。但し、本実施の形態では、カメラ13の台数が増えているため、カメラ13の装着位置は実施の形態1と異なる。車両1の様々な位置から隣接先行車両の運転手の眼を検知することが望ましいので、カメラ13の装着位置は互いに離れていることが望ましい。例えば、カメラ13を4つ装着する場合は、車両1のフロントバンパーとリアバンパーの左端と右端に装着することが望ましい。
図7は、本実施の形態に係る車載装置10の機能構成例を示す。
図7では、図2に示す機能構成に、同一車両判定部42が追加されている。
同一車両判定部42は、複数のカメラ13の複数の撮影画像で検出された隣接先行車両が同一の車両であるか否かを判定する。判定手法は、画像に映っている物体の同一性を判定する手法であればよく、任意の公知の手法を使用できる。具体的には、同一車両判定部42は、パターンマッチング法を用いることができる。
本実施の形態でも、視野判定部23は、隣接先行車両の運転手の視野内に車両1が存在するか否かを判定する。実施の形態1では、視野判定部23は、単一のカメラ13の撮影画像から、隣接先行車両の運転手の眼を検出できた場合に隣接先行車両の運転手の視野内に車両1が存在すると判定する。本実施の形態に係る視野判定部23は、複数のカメラ13の複数の撮影画像を解析し、同一の隣接先行車両の運転手の眼が、規定枚数以上の撮影画像から検出できた場合に、隣接先行車両の運転手の視野内に車両1が存在すると判定する。規定の枚数は1〜n(nは車両1に装着されているカメラ13の全台数)の間で任意に設定してよい。規定の枚数が多いほど、隣接先行車両の運転手が車両1を視認していると判定することが難しくなる。
このように、本実施の形態では、監視部20は、車両1の複数の位置に搭載された複数のカメラ13により得られた複数の撮影画像の中から隣接先行車両が表される撮影画像を選択し、選択した撮影画像において走行車線により近いサイドミラーに隣接先行車両の運転手の眼が映っているか否かを判定する。そして、監視部20は、サイドミラーに隣接先行車両の運転手の眼が映っている撮影画像の数が規定数未満である状態で走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、警報出力部26に警報の出力を指示する。
また、監視部20は、サイドミラーに隣接先行車両の運転手の眼が映っている撮影画像の数が規定数以上である場合に、車両1の複数の位置に搭載された複数のカメラ13により得られた複数の撮影画像で隣接先行車両の運転手の動作を監視する。
***動作の説明***
実施の形態3における車載装置10の動作フローを図8に示す。
図8では、図3と比較すると、ステップST42が追加され、ステップST44において、眼の検出の判定基準がステップST23から変化している。
ステップST41は、図3のステップST21と同じであるが、車両検出部21は、複数のカメラ13からの複数の撮影画像の各々について、隣接先行車両画像を抽出する。そして、車両検出部21は、抽出した複数の隣接先行画像を同一車両判定部42に出力する。
ステップST42は、同一車両判定部42により行われる。
同一車両判定部42は、複数のカメラ13の複数の撮影画像に表される隣接先行車両が同じ車両であるか否かを判定する。つまり、同一車両判定部42は、車両検出部21から取得した複数の隣接先行車両画像の中から同じ隣接先行車両が表される隣接先行車両画像を抽出する。そして、同一車両判定部42は、抽出した隣接先行車両画像(同じ隣接先行車両が表される隣接先行車両画像)をサイドミラー検出部22に出力する。
ステップST43は、図3のステップST22と同じであるが、サイドミラー検出部22は、同一車両判定部42から取得した隣接先行車両画像の各々からサイドミラー画像を抽出する。
ステップST44は、視野判定部23により行われる。
視野判定部23は、ステップST432で抽出されたサイドミラー画像から隣接先行車両の運転手の眼を探索する(ステップST441)。隣接先行車両の運転手の眼が、規定枚数以上の同一の隣接先行車両のサイドミラー画像から検出できた場合は、ステップST45が行われる。隣接先行車両の運転手の眼が、規定枚数以上の同一の隣接先行車両のサイドミラー画像でから検出できなかった場合は、図4のステップST25の処理が行われる。なお、この場合は、視野判定部23は、ターンシグナル検出部25に隣接先行車両の運転手の眼が検出できなかったことを通知する。
ステップST45は、図3のステップST24と同じであるが、安全確認動作検出部24は、複数のサイドミラー画像がある場合には、いずれか1つのサイドミラー画像において、隣接先行車両の運転手の眼がサイドミラーに向いた場合に、隣接先行車両の運転手による安全確認動作が検出されたと判定する。
***実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態では、複数の異なる位置に配置された複数のカメラ13の撮影画像を用いるため、隣接先行車両の運転手の安全確認動作の検出漏れを減らすことができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、隣接先行車両の運転手がサイドミラーを用いて安全確認動作を行うことを前提としている。しかし、車両1が隣接先行車両のサイドミラーの死角に存在するとき、隣接先行車両の運転手は目視確認によって、車両1を視認する。
そこで、本実施の形態では、サイドミラー画像での隣接先行車両の運転手の安全確認動作の検出に加えて、隣接先行車両画像内の運転手の画像を解析することで、隣接先行車両の運転手の目視による安全確認動作を検出する。
***構成の説明***
実施の形態4に係る車載装置10のハードウェア構成例と実施の形態1と同様である。つまり、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、カメラ13は1つである。
図9は、実施の形態4に係る車載装置10の機能構成例を示す。構成要素自体は、図2に示したものと同じであるが、本実施の形態では、図9に示すよう、車両検出部21から安全確認動作検出部24にも隣接先行車両画像が出力される。
また、安全確認動作検出部24は、サイドミラー画像での隣接先行車両の運転手の安全確認動作の検出に加えて、車両検出部21から取得した隣接先行車両画像内の運転手の画像を解析することで、隣接先行車両の運転手の目視による安全確認動作を検出する。
このように、本実施の形態では、監視部20は、撮影画像に表される隣接先行車両の運転手が車両1を目視する動作を行った場合に、隣接先行車両の運転手により走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたと判定する。
***動作の説明***
実施の形態4における動作フローを図10に示す。
図10に示すステップST51〜ST53は、図3に示したステップST21〜ST23と同じであるため、説明を省略する。
ステップST54は、安全確認動作検出部24により行われる。
本実施の形態では、安全確認動作検出部24は、サイドミラーでの安全確認動作と目視での安全確認動作を探索する(ステップST541)。つまり、安全確認動作検出部24は、実施の形態1と同様に、サイドミラー画像を監視して、隣接先行車両の運転手の眼がサイドミラーに向いたか否かを判定する。更に、安全確認動作検出部24は、車両検出部21から取得した隣接先行車両画像内の運転手の画像を監視して、隣接先行車両の運転手が目視により側方及び後方の安全確認を行ったか否かを判定する。
安全確認動作検出部24がサイドミラーでの安全確認動作も目視での安全確認動作も検出できなかった場合は、図4のステップST25の動作が行われる。本実施の形態でも、安全確認動作検出部24は、ターンシグナル検出部25に安全確認動作を検出できなかったことを通知する。一方、安全確認動作検出部24が、サイドミラーでの安全確認動作又は目視での安全確認動作を検出できた場合は、車載装置10は動作を終了する。
***実施の形態の効果の説明***
以上、本実施の形態では、隣接先行車両の運転手が目視による安全確認を行っている場合には警報を出力しないため、不要な警報の出力を回避することができる。
***付記***
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
***ハードウェア構成の説明***
最後に、車載装置10のハードウェア構成の補足説明を行う。
図1に示すプロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図1に示すメモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等である。
メモリ12には、監視部20及び警報出力部26を実現するプログラムの他に、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ11により実行される。
プロセッサ11はOSの少なくとも一部を実行しながら、監視部20及び警報出力部26の機能を実現するプログラムを実行する。
図1では、1つのプロセッサが図示されているが、車載装置10が複数のプロセッサを備えていてもよい。
また、監視部20及び警報出力部26の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、メモリ12、又は、プロセッサ11内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、監視部20及び警報出力部26の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
また、監視部20及び警報出力部26の「部」を、「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
また、車載装置10は、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)といった電子回路により実現されてもよい。
この場合は、監視部20及び警報出力部26は、それぞれ電子回路の一部として実現される。
なお、プロセッサ及び上記の電子回路を総称してプロセッシングサーキットリーともいう。
1 車両、10 車載装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 カメラ、14 スピーカー、15 ディスプレイ、20 監視部、21 車両検出部、22 サイドミラー検出部、23 視野判定部、24 安全確認動作検出部、25 ターンシグナル検出部、26 警報出力部、42 同一車両判定部。

Claims (10)

  1. 車両に搭載される車載装置であって、
    前記車両が走行している車線である走行車線の隣りの車線を前記車両の走行方向と同じ方向に前記車両に先行して走行する隣接先行車両が表される撮影画像で前記隣接先行車両の運転手の動作及び前記隣接先行車両のターンシグナルの点灯状況を監視し、前記隣接先行車両の運転手により前記走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたことを検出することなく前記走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、前記車両の運転手への警報の出力を指示する監視部と、
    前記監視部からの指示に基づき、前記警報を出力する警報出力部とを有する車載装置。
  2. 前記監視部は、
    前記隣接先行車両の運転手による前記走行車線への車線変更のための安全確認動作を検出した後に前記走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出しない場合に、前記警報出力部に前記警報の出力を指示する請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記監視部は、
    前記撮影画像に表される前記隣接先行車両の前記走行車線により近いサイドミラーに前記隣接先行車両の運転手の眼が映っているか否かを判定し、前記サイドミラーに前記隣接先行車両の運転手の眼が映っていない状態で前記走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、前記警報出力部に前記警報の出力を指示する請求項1に記載の車載装置。
  4. 前記監視部は、
    前記サイドミラーに前記隣接先行車両の運転手の眼が映っている状態で、前記サイドミラーに映る前記隣接先行車両の運転手の眼の動きを解析して、前記隣接先行車両の運転手により前記走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたか否かを判定する請求項3に記載の車載装置。
  5. 前記監視部は、
    前記サイドミラーに映る前記隣接先行車両の運転手の眼の動きを解析して、前記隣接先行車両の運転手の眼が前記サイドミラーに向いたことを検出した場合に、前記隣接先行車両の運転手により前記走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたと判定する請求項4に記載の車載装置。
  6. 前記監視部は、
    前記撮影画像に表される前記隣接先行車両の運転手が前記車両を目視する動作を行ったことを検出した場合に、前記隣接先行車両の運転手により前記走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたと判定する請求項4に記載の車載装置。
  7. 前記監視部は、
    前記車両の複数の位置に搭載された複数のカメラにより得られた複数の撮影画像で前記隣接先行車両の運転手の動作を監視する請求項1に記載の車載装置。
  8. 前記監視部は、
    前記車両の複数の位置に搭載された複数のカメラにより得られた複数の撮影画像の中から前記隣接先行車両が表される撮影画像を選択し、選択した撮影画像において前記走行車線により近いサイドミラーに前記隣接先行車両の運転手の眼が映っているか否かを判定し、前記サイドミラーに前記隣接先行車両の運転手の眼が映っている撮影画像の数が規定数未満である状態で前記走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、前記警報出力部に前記警報の出力を指示する請求項1に記載の車載装置。
  9. 車両に搭載されるコンピュータが、
    前記車両が走行している車線である走行車線の隣りの車線を前記車両の走行方向と同じ方向に前記車両に先行して走行する隣接先行車両が表される撮影画像で前記隣接先行車両の運転手の動作及び前記隣接先行車両のターンシグナルの点灯状況を監視し、
    前記隣接先行車両の運転手により前記走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたことを検出することなく前記走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯を検出した場合に、前記車両の運転手への警報を出力する警報出力方法。
  10. 車両に搭載されるコンピュータに、
    前記車両が走行している車線である走行車線の隣りの車線を前記車両の走行方向と同じ方向に前記車両に先行して走行する隣接先行車両が表される撮影画像で前記隣接先行車両の運転手の動作及び前記隣接先行車両のターンシグナルの点灯状況を監視させ、
    前記隣接先行車両の運転手により前記走行車線への車線変更のための安全確認動作が行われたことが検出されることなく前記走行車線への車線変更を通知するターンシグナルの点灯が検出された場合に、前記車両の運転手への警報を出力させる警報出力プログラム。
JP2017540908A 2016-03-11 2016-03-11 車載装置、警報出力方法及び警報出力プログラム Expired - Fee Related JP6223651B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/057819 WO2017154213A1 (ja) 2016-03-11 2016-03-11 車載装置、警報出力方法及び警報出力プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6223651B1 true JP6223651B1 (ja) 2017-11-01
JPWO2017154213A1 JPWO2017154213A1 (ja) 2018-03-15

Family

ID=59790216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017540908A Expired - Fee Related JP6223651B1 (ja) 2016-03-11 2016-03-11 車載装置、警報出力方法及び警報出力プログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20180326905A1 (ja)
JP (1) JP6223651B1 (ja)
CN (1) CN108604416A (ja)
DE (1) DE112016006386T5 (ja)
WO (1) WO2017154213A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6649178B2 (ja) 2016-05-24 2020-02-19 株式会社東芝 情報処理装置、および、情報処理方法
US10115025B2 (en) * 2016-06-13 2018-10-30 Ford Global Technologies, Llc Detecting visibility of a vehicle to driver of other vehicles
JP6897170B2 (ja) * 2017-03-07 2021-06-30 株式会社デンソー 走行制御装置
JP6722132B2 (ja) * 2017-04-27 2020-07-15 クラリオン株式会社 推奨運転出力装置、推奨運転出力方法、及び推奨運転出力システム
US20190367038A1 (en) * 2018-06-04 2019-12-05 Sharp Kabushiki Kaisha Driver monitoring device
JP2021105813A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 制御装置及び制御方法
JP7322724B2 (ja) * 2020-01-27 2023-08-08 いすゞ自動車株式会社 ふらつき警報装置およびふらつき警報制御方法
US11912267B2 (en) * 2020-07-20 2024-02-27 Harman International Industries, Incorporated Collision avoidance system for vehicle interactions
JP7272338B2 (ja) * 2020-09-24 2023-05-12 トヨタ自動車株式会社 自動運転システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069568A1 (ja) * 2005-12-14 2007-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 危険運転予測装置
JP2009211309A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Honda Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2013140558A (ja) * 2011-12-09 2013-07-18 Denso Corp 運転判定装置
JP2014222421A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 株式会社デンソー 運転支援装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511934A (en) * 1978-07-11 1980-01-28 Tokai Rika Co Ltd Signaling device for vehicle
KR0181427B1 (ko) * 1996-04-17 1999-04-01 양재신 측방차량의 차선변경 경고장치
JP2005199910A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Nissan Motor Co Ltd 車両用ミラー制御装置および車両用ミラー制御方法
US7444241B2 (en) * 2005-12-09 2008-10-28 Gm Global Technology Operations, Inc. Method for detecting or predicting vehicle cut-ins
CN102956045A (zh) * 2011-08-19 2013-03-06 徐菲 一种基于事件触发的车载监测、记录、提示装置及方法
JP2014097456A (ja) 2012-11-14 2014-05-29 Olympus Corp 粒子分散装置および方法
CN102991504B (zh) * 2012-12-07 2015-06-03 长安大学 一种对驾驶员换道安全性进行判断并预警的方法
CN103395391B (zh) * 2013-07-03 2015-08-05 北京航空航天大学 一种车辆换道警示装置及换道状态识别方法
CN105083291B (zh) * 2014-04-25 2018-11-09 歌乐株式会社 基于视线检测的驾驶员辅助系统
JP5740800B1 (ja) 2014-04-30 2015-07-01 Toto株式会社 光レセプタクル
DE102014211882A1 (de) * 2014-06-20 2015-12-24 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Ermittlung der Herzfrequenz des Fahrers eines Fahrzeugs
CN105329166A (zh) * 2015-11-24 2016-02-17 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车安全变道控制系统及方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069568A1 (ja) * 2005-12-14 2007-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 危険運転予測装置
JP2009211309A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Honda Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2013140558A (ja) * 2011-12-09 2013-07-18 Denso Corp 運転判定装置
JP2014222421A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 株式会社デンソー 運転支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017154213A1 (ja) 2017-09-14
DE112016006386T5 (de) 2018-10-25
JPWO2017154213A1 (ja) 2018-03-15
CN108604416A (zh) 2018-09-28
US20180326905A1 (en) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6223651B1 (ja) 車載装置、警報出力方法及び警報出力プログラム
JP4513318B2 (ja) 後側方画像制御装置および方法
US20190035280A1 (en) Lane change support method and apparatus
KR102092625B1 (ko) 차량 상태 경보 방법 및 이를 위한 장치
JP2014052883A (ja) 歩行者警告装置
KR20160075135A (ko) 자동차 물체인식 시스템 및 그 동작방법
KR101729486B1 (ko) Avm 시스템에서의 사각 지대 감시 방법 및 그 avm 시스템
JPWO2017126012A1 (ja) 運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
JP2008197720A (ja) 歩行者警報装置
JP2007164671A (ja) 障害物接近判断装置および障害物衝突警告システム
KR20210138463A (ko) 보행자 사고방지 방법 및 그 장치
JP6342074B2 (ja) 車両周辺監視装置及び運転支援システム
US20200247318A1 (en) Vehicle control device
WO2016194144A1 (ja) 車両ドア開放警告装置および車両ドア開放警告システム
JP2009146153A (ja) 移動体検出装置、移動体検出方法および移動体検出プログラム
JP2018148530A (ja) 車両用表示制御装置、車両用表示システム、車両用表示制御方法およびプログラム
JP5587068B2 (ja) 運転支援装置及び方法
JP2009070367A (ja) 車両走行状況警告方法および装置
JP6177632B2 (ja) 車両位置検出装置および車両後側方警報装置
KR20210081887A (ko) 차량 측후방에 대한 촬영 영상을 이용한 위험 감지 출력 장치 및 출력 방법
KR20180027904A (ko) 접근 차량의 충돌 예측 및 경고 기반의 스마트 미러리스 카메라 시스템
KR101622051B1 (ko) 차량 분별 시스템 및 방법
JP2012159989A (ja) 運転支援装置および運転支援方法
CN111886637A (zh) 信息处理装置、信息处理方法和信息处理程序
JP2019074776A (ja) 逆走報知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170802

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170802

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6223651

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees