JP6223606B2 - 通信装置および搬送波周波数制御方法 - Google Patents

通信装置および搬送波周波数制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光信号を周波数多重して通信を行う通信装置および搬送波周波数制御方法に関する。
従来、光伝送システムでは、幹線系光通信網の大容量化のため、複数のサブキャリアを高密度周波数多重するスーパーチャネル技術が注目されている。光伝送システムでは、コヒーレント検波による狭帯域受信、デジタル信号処理によるスペクトル整形および波形復元が高密度周波数多重の実現に寄与している一方、GHzオーダで発生する波長可変光源の発振周波数ずれがサブキャリア間クロストークの原因となり、特性劣化をもたらしている。周波数間隔を高密度に配置するスーパーチャネル技術では、この影響が顕著になる。
このため、下記特許文献1では、送信側から、特定波長の光パワーを低下させて送信し、受信側で特定波長の隣接チャネルのビット誤り率からチャネルクロストーク量を評価する技術が開示されている。チャネルクロストーク量に基いて光パワーを低下させたチャネルの波長のずれを検出し、送信側において光パワーを低下させたチャネルの波長ずれを補償する。
特開2007−104008号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、ビット誤り率に基いて搬送波周波数を制御しているが、ビット誤り率はクロストーク量だけではなく伝送路中のファイバ非線形光学効果による劣化で変動する可能性がある。そのため、周波数ずれを補正する上では正確さに欠ける、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、搬送波周波数を高精度に制御可能な通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、各々が異なる搬送波周波数で光信号を送受信する複数の送受信器を備えた光伝送装置と、前記複数の送受信器より入力された光信号を周波数多重し、周波数多重信号を出力する合波部と、前記周波数多重信号と、制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と同じ周波数設定の局発光信号とを混合干渉し、前記制御対象送受信器の搬送波周波数補正用の制御信号を生成して出力する、前記複数の送受信器の予備の送受信器である予備送受信器と、前記予備送受信器より入力された前記制御信号を前記制御対象送受信器へ出力する制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる通信装置は、搬送波周波数を高精度に制御できるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる通信装置を含む光伝送システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる予備送受信器の構成例を示すブロック図 実施の形態1にかかる送受信器の構成例を示すブロック図 実施の形態1にかかる通信装置において送受信器の搬送波周波数を補正する動作を示すフローチャート 実施の形態1にかかる送受信器において搬送波周波数f1を搬送波周波数f1´に補正後の状態を示す図 実施の形態1にかかる予備送受信器のハードウェア構成を示す図 実施の形態2にかかる通信装置を含む光伝送システムの構成例を示す図 実施の形態2にかかる予備送受信器の構成例を示すブロック図 実施の形態2にかかる通信装置において送受信器の搬送波周波数を任意の搬送波周波数間隔に制御する動作を示すフローチャート 実施の形態2にかかる通信装置における搬送波周波数間隔の制御方法のイメージを示す図 実施の形態2にかかる周波数間隔制御部において対応表を作成する動作を示すフローチャート 実施の形態2にかかる周波数間隔制御部が作成した対応表の例を示す図 実施の形態3にかかる通信装置を含む光伝送システムの構成例を示す図 実施の形態3にかかる通信装置における搬送波周波数間隔の制御方法のイメージを示す図 実施の形態3にかかる周波数間隔制御部が作成した対応表の例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる通信装置および搬送波周波数制御方法を図面に基いて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信装置1,3を含む光伝送システム100の構成例を示す図である。光伝送システム100では、通信装置1および通信装置3が、伝送路2を介して周波数多重した光信号により通信を行っている。ここでは、4つのサブキャリアを周波数多重した光伝送システム100を想定して説明するが、一例であり、周波数多重するサブキャリアの数は4つに限定するものではない。通信装置1,3は同一構成のため、以降、通信装置1を用いて構成および動作を説明する。
通信装置1は、各々が異なる搬送波周波数を用いて光信号の送受信を行う4つの送受信器11,12,13,14を備える光伝送装置10と、送受信器11〜14より入力された光信号を周波数多重した周波数多重信号を伝送路2および予備送受信器30へ出力する合波部21、および通信装置3から出力されて伝送路2経由で入力された周波数多重信号を各搬送波周波数に分波して対応する送受信器11〜14へ出力する分波部22を備える合分波部20と、周波数多重信号と、制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と同じ周波数設定の局発光信号とを混合干渉して制御対象送受信器の搬送波周波数補正用の制御信号を生成し、送受信器11〜14で使用される搬送波周波数f1〜f4を補正する制御を行う予備送受信器30と、予備送受信器30より入力された制御信号を制御対象の送受信器11〜14へ振り分けて送信する制御を行う送信制御部41を備える制御部40と、を備える。制御対象送受信器とは、送受信器11〜14のうち、搬送波周波数を補正する制御の対象となる送受信器である。
通信装置1では、送受信器11が、搬送波周波数f1で光信号を送受信し、送受信器12が、搬送波周波数f1と周波数間隔ΔFの搬送波周波数f2で光信号を送受信し、送受信器13が、搬送波周波数f2と周波数間隔ΔFの搬送波周波数f3で光信号を送受信し、送受信器14が、搬送波周波数f3と周波数間隔ΔFの搬送波周波数f4で光信号を送受信している。
通信装置1では、光伝送装置10の送受信器11〜14が、搬送波周波数f1〜f4の光信号を出力する。合分波部20の合波部21が、送受信器11〜14より入力された光信号を周波数多重し、周波数多重信号を伝送路2経由で通信装置3へ送信するとともに、モニタポートから予備送受信器30へ周波数多重信号を出力する。伝送路2経由で周波数多重信号を受信した通信装置3では、合分波部20の分波部22が、周波数多重信号を搬送波周波数f1〜f4に分波して対応する送受信器11〜14へ出力する。図1に示す光伝送システム100では、通信装置1,3が双方向で通信を行うため、上記同様、通信装置3の各送受信器11〜14が、搬送波周波数f1〜f4の光信号を出力し、合波部21が、周波数多重して通信装置1へ送信し、通信装置1では、分波部22が、周波数多重信号を搬送波周波数f1〜f4に分波して対応する送受信器11〜14へ出力する。
つぎに、予備送受信器30の構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態1にかかる予備送受信器30の構成例を示すブロック図である。予備送受信器30は、搬送波周波数を変えて光信号である局発光信号を出力可能な光源部である波長可変光源部31と、波長可変光源部31より入力された局発光信号を変調して送信信号を生成する変調部である光変調部32と、合分波部20の合波部21より入力された周波数多重信号と波長可変光源部31より入力された局発光信号とを混合干渉して抽出された光信号を周波数オフセット量算出用の電気信号に変換し、また、合分波部20の分波部22より入力された分波後の光信号と波長可変光源部31より入力された局発光信号とを混合干渉して抽出された光信号をデータ復調用の電気信号に変換する同期検波部であるコヒーレントレシーバ33と、コヒーレントレシーバ33で変換された周波数オフセット量算出用の電気信号を用いて、デジタル信号処理により、制御対象の送受信器の搬送波周波数と局発光信号の搬送波周波数との間の周波数オフセット量を算出し、周波数オフセット量の情報である制御信号を生成して制御部40へ出力し、また、コヒーレントレシーバ33で変換されたデータ復調用の電気信号を用いて、デジタル信号処理により、信号劣化を補償して元のデータに復調する信号処理部であるデジタル信号処理部34と、を備える。予備送受信器30では、波長可変光源部31から出力された局発光信号を2つに分岐し、光変調部32での光源およびコヒーレントレシーバ33での光源に用いている。
ここで、コヒーレントレシーバ33およびデジタル信号処理部34において分波後の光信号から元のデータを復元する処理は、従来から使用されているデジタルコヒーレント受信技術によるデータ復元処理と同じである。このとき、コヒーレントレシーバ33およびデジタル信号処理部34では、復元するデータが重畳されている光信号の搬送波周波数と局発光信号の搬送波周波数との間の周波数オフセット量を求め、周波数オフセット量の情報をデータの復元処理に用いている。そのため、本実施の形態のコヒーレントレシーバ33およびデジタル信号処理部34では、新規の演算機能を追加することなく、従来のデータ復元処理の際に実施されていた演算機能を利用することで、周波数オフセット量を求めることができる。
つぎに、送受信器11〜14の構成について説明する。送受信器11〜14は同一構成のため、送受信器11を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態1にかかる送受信器11の構成例を示すブロック図である。送受信器11は、制御部40より入力された制御信号に基いて搬送波周波数を変えて光信号である局発光信号を出力可能な波長可変光源部51と、波長可変光源部51より入力された局発光信号を変調して送信信号を生成する変調部である光変調部52と、合分波部20の分波部22より入力された分波後の光信号と波長可変光源部51より入力された局発光信号とを混合干渉して抽出された光信号を電気信号に変換する同期検波部であるコヒーレントレシーバ53と、コヒーレントレシーバ53で変換された電気信号を用いて、デジタル信号処理により、信号劣化を補償して元のデータに復調する信号処理部であるデジタル信号処理部54と、を備える。送受信器11では、波長可変光源部51から出力された局発光信号を2つに分岐し、光変調部52での光源およびコヒーレントレシーバ53での光源に用いている。
このように、予備送受信器30は送受信器11〜14と同様の構成を備えていることから、光伝送装置10では、送受信器11〜14のいずれかが故障した場合、予備送受信器30を故障した送受信器の代替えの送受信器で使用することが可能である。
つづいて、通信装置1において、送受信器11〜14の搬送波周波数を補正する動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態1にかかる通信装置1において送受信器11〜14の搬送波周波数を補正する動作を示すフローチャートである。
まず、通信装置1では、送受信器11〜14が、各々の搬送波周波数f1〜f4で光信号を送信する(ステップS1)。このとき、送受信器11〜14から送信される光信号の搬送波周波数f1〜f4は、各送受信器11〜14が備える別々の波長可変光源部51で生成されるため、GHzオーダの周波数ずれが含まれるおそれがある。
合波部21は、送受信器11〜14より入力された各光信号を周波数多重し、周波数多重信号を伝送路2経由で通信装置3へ送信するとともに、周波数多重信号をモニタポートから予備送受信器30へ出力する(ステップS2)。予備送受信器30では、コヒーレントレシーバ33が、合波部21から出力された周波数多重信号を入力する。
予備送受信器30では、波長可変光源部31において、搬送波周波数の識別番号n=1とし(ステップS3)、搬送波周波数f1´に設定して局発光信号を出力する(ステップS4)。搬送波周波数f1´は、送受信器11で使用される搬送波周波数f1と同じ周波数設定とするが、送受信器11の波長可変光源部51および予備送受信器30の波長可変光源部31の個体差により、GHzオーダの誤差が含まれる可能性があることを想定している。
予備送受信器30では、コヒーレントレシーバ33が、周波数多重信号と波長可変光源部31より入力された搬送波周波数f1´の局発光信号である局発光信号とを混合干渉する(ステップS5)。コヒーレントレシーバ33は、混合干渉して抽出された光信号を周波数オフセット量算出用の電気信号に変換し、デジタル信号処理部34へ出力する。
予備送受信器30では、デジタル信号処理部34が、コヒーレントレシーバ33から入力された電気信号を用いて、デジタル信号処理により、制御対象の送受信器11の搬送波周波数f1と局発光信号の搬送波周波数f1´との間の周波数のずれ量である周波数オフセット量Δf1を算出する(ステップS6)。デジタル信号処理部34は、算出した周波数オフセット量Δf1の情報を、送受信器11用の制御信号とし、制御部40へ出力する。
制御部40では、送信制御部41が、デジタル信号処理部34より入力された送受信器11用の制御信号を、制御対象の送受信器11へ出力する(ステップS7)。
そして、送受信器11では、波長可変光源部51が、制御部40より入力された送受信器11用の制御信号に基いて、周波数オフセット量Δf1だけ搬送波周波数を制御して、搬送波周波数f1を搬送波周波数f1´に補正する(ステップS8)。
図5は、実施の形態1にかかる送受信器11において搬送波周波数f1を搬送波周波数f1´に補正後の状態を示す図である。搬送波周波数f1´〜f4´は、送受信器11〜14において波長可変光源部51の誤差を考慮しない、本来使用される搬送波周波数である。搬送波周波数f1´〜f4´は、周波数のずれが無い場合、隣接する搬送波周波数と周波数間隔ΔFの関係にある。送受信器11では、搬送波周波数f1´を使用すべきところ、周波数オフセット量Δf1だけずれた搬送波周波数f1を使用していたため、搬送波周波数f1´に補正することで、送受信器12で使用される搬送波周波数f2´との間を周波数間隔ΔFに保つことができる。
予備送受信器30では、光伝送装置10が備える全ての送受信器11〜14について搬送波周波数f1´〜f4´の周波数オフセット量の算出が終了していない場合(ステップS9:No)、n=n+1、すなわちnをインクリメントしてn=1+1=2とし(ステップS10)、ステップS4に戻ってステップS8までの動作を行い、送受信器12の周波数オフセット量Δf2を算出して送受信器12の搬送波周波数f2を搬送波周波数f2´に補正する制御を行う。予備送受信器30では、ステップS4〜S8までの動作を繰り返し行い、送受信器13の周波数オフセット量Δf3を算出して送受信器13の搬送波周波数f3を搬送波周波数f3´に補正する制御を行い、送受信器14の周波数オフセット量Δf4を算出して送受信器14の搬送波周波数f4を搬送波周波数f4´に補正する制御を行う。
予備送受信器30では、光伝送装置10が備える全ての送受信器11〜14について搬送波周波数f1´〜f4´の周波数オフセット量の算出が終了した場合(ステップS9:Yes)、搬送波周波数を補正する動作を終了する。
本実施の形態では、通信装置1において、合波部21のモニタポートから周波数多重信号を入力して送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4の周波数オフセット量Δf1〜Δf4を算出可能であるため、光伝送システム100の運用時でも搬送波周波数の制御をリアルタイムに行うことが可能である。
一般的に、波長可変光源部31,51は、周期的な波長透過特性をもつ光学フィルタを用いて周波数情報を検出し、発振周波数を安定制御している。波長可変光源部31,51は、温度変動などに起因して透過特性に波長ずれが生じるが、周期のずれ量は絶対値のずれ量の1000分の1以下である。したがって、通信装置1では、温度が安定な環境下においては、1つの波長可変光源部31を基準にして送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4を補正することで、搬送波周波数f1〜f4の周波数間隔ΔFを50MHz以下のオーダで制御可能である。
さらに、通信装置1では、周波数多重信号を常時監視して送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4を制御することにより、経年による送受信器11〜14の各波長可変光源部51の周波数ずれを検出し、搬送波周波数f1〜f4の周波数間隔ΔFを安定して制御することができる。通信装置1では、例えば、予備送受信器30のデジタル信号処理部34において、周期的に送受信器11〜14の周波数オフセット量Δf1〜Δf4を算出し、周期的に送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4を補正する。
ここで、図2に示す予備送受信器30のブロック図の各構成を実現するハードウェア構成について説明する。図6は、実施の形態1にかかる予備送受信器30のハードウェア構成を示す図である。波長可変光源部31は、メモリ62に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ、および光信号生成部63により実現される。光変調部32は、メモリ62に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ、および出力部65により実現される。コヒーレントレシーバ33は、メモリ62に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ、および入力部64により実現される。デジタル信号処理部34は、メモリ62に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ、および出力部65により実現される。プロセッサ61、メモリ62、光信号生成部63、入力部64および出力部65は、システムバス66により接続されている。予備送受信器30では、複数のプロセッサ61および複数のメモリ62が連携して図2のブロック図に示す各構成の機能を実行してもよい。予備送受信器30については、図6に示すハードウェア構成により実現することができるが、ソフトウェアまたはハードウェアのいずれでも実装可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信装置1では、予備送受信器30が備える1つの基準となる波長可変光源部31の搬送波周波数に基いて、光伝送装置10の各送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4を補正することとした。これにより、通信装置1では、波長可変光源部31の周期特性とデジタル信号処理による周波数オフセット推定機能とを活用して、送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4を高精度に制御でき、搬送波周波数f1〜f4を周波数間隔ΔFで50MHz以下のオーダで高精度に配置することができる。
通信装置1では、各送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4の補正において、他の通信装置3との間で光信号の送受信は必要としないため、通信装置1内で搬送波周波数の制御を行うことができる。通信装置1では、光伝送システム100の運用時でも各搬送波周波数を消光する必要はないため、リアルタイムに搬送波周波数を制御でき、波長可変光源部51の経年による光周波数ずれを補正できる。
実施の形態2.
実施の形態2では、複数の搬送波周波数の周波数間隔を任意の周波数間隔に制御する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2にかかる通信装置1a,3aを含む光伝送システム100aの構成例を示す図である。光伝送システム100aでは、通信装置1aおよび通信装置3aが、伝送路2を介して周波数多重した光信号により通信を行っている。通信装置1a,3aは同一構成のため、以降、通信装置1aを用いて構成および動作を説明する。通信装置1aは、各々が異なる搬送波周波数で光信号を送受信する送受信器11〜14を備えた光伝送装置10と、光信号を受信する予備送受信器30aと、制御対象送受信器が送信する光信号の搬送波周波数を制御する制御部40aと、を備える。通信装置1aは、実施の形態1の通信装置1から予備送受信器30および制御部40を削除し、予備送受信器30aおよび制御部40aを追加したものである。
図8は、本発明の実施の形態2にかかる予備送受信器30aの構成例を示すブロック図である。予備送受信器30aは、実施の形態1の予備送受信器30から波長可変光源部31を削除し、波長可変光源部31aを追加したものである。波長可変光源部31aは、実施の形態1の動作の場合は波長可変光源部31と同様の動作を行い、実施の形態2では、後述する制御部40aからの制御信号により、搬送波周波数を変えて光信号である局発光信号を出力可能な光源部である。なお、実施の形態1の予備送受信器30と同様、予備送受信器30aは送受信器11〜14と同様の構成を備えていることから、光伝送装置10では、送受信器11〜14のいずれかが故障した場合、予備送受信器30aを故障した送受信器の代替えの送受信器で使用することが可能である。
図7に戻って、制御部40aは、送信制御部41aと、周波数間隔制御部42と、を備える。送信制御部41aは、実施の形態1の動作の場合は送信制御部41と同様の動作を行い、実施の形態2では、通信装置1aにおいて送受信器11〜14で使用される搬送波周波数f1〜f4を任意の搬送波周波数間隔にするよう、送受信器11〜14および予備送受信器30aの動作を制御する。周波数間隔制御部42は、送受信器11〜14で使用される搬送波周波数f1〜f4を任意の搬送波周波数間隔にするための設定を受け付けて、各搬送波周波数f1〜f4において使用されるチャネル番号および周波数オフセット量を算出する。
つづいて、通信装置1aにおいて、予備送受信器30aに内蔵された波長可変光源部31aを基準光となる局発光信号を出力する基準光源とし、送受信器11〜14の搬送波周波数を任意の搬送波周波数間隔にして、高精度に光信号を配置させる制御について説明する。通信装置1aでは、基準となる波長可変光源部31aで使用されるチャネル番号と、そのチャネル番号における周波数グリッドからの周波数シフト量とを算出することで、任意の搬送波周波数間隔で光信号を配置させることができる。ここで、予備送受信器30aの波長可変光源部31aは、周波数間隔が25GHzグリッドで発光し、±12.5GHzの周波数シフト幅をもつこととする。周波数間隔が25GHzグリッドとは、隣接するチャネル番号では光信号の周波数の差が25GHzになることである。送受信器11〜14の各波長可変光源部51および予備送受信器30aの波長可変光源部31aは、同一仕様のものとする。
図9は、本発明の実施の形態2にかかる通信装置1aにおいて送受信器11〜14の搬送波周波数を任意の搬送波周波数間隔に制御する動作を示すフローチャートである。
まず、通信装置1aでは、周波数間隔制御部42が、光伝送システム100aの管理者などから、光伝送システム100aにおいて目的とする送受信器11〜14の各波長可変光源部51から送信される光信号の搬送波周波数間隔A、および波長数Nの設定を受け付ける(ステップS11)。ここでは、一例として、搬送波周波数間隔A=40GHzとし、波長数Nは光伝送装置10内の送受信器の数と同じN=4とする。
図10は、実施の形態2にかかる通信装置1aにおける搬送波周波数間隔の制御方法のイメージを示す図である。本実施の形態では、波長可変光源部31aおよび送受信器11〜14の各波長可変光源部51は、前述のように周波数間隔が25GHzグリッドで発光する。例えば、ある送受信器の波長可変光源部51からの送信信号を基準とした場合、隣接する搬送波周波数で送信する送受信器では、周波数間隔25GHzグリッドの2つ分の間隔である周波数間隔50GHz大きい周波数を波長可変光源部51に設定し、予備送受信器30aの局発光信号との比較に基づく補正の指示により10GHzだけ周波数間隔を小さくするよう周波数シフトする。これにより、2つの送受信器の間で搬送波周波数間隔50−10=40(GHz)を実現できる。隣接する搬送波周波数で送信する2つの送受信器の間で同様の制御を行うことにより、各送受信器で使用される搬送波周波数間隔40GHzを実現することができる。
周波数間隔制御部42は、搬送波周波数間隔Aおよび波長数Nの設定を受け付けると、各搬送波周波数fnに対して配置する各光信号のチャネル番号C、および設定されたチャネル番号Cによる周波数fCn´に対する周波数シフト量であって、第1の周波数オフセット量である周波数オフセット量ΔFnを算出し、各搬送波周波数fnに対するチャネル番号Cおよび周波数オフセット量ΔFnを示す対応表を作成する(ステップS12)。なお、各周波数に付与する「´」の扱いは前述の実施の形態1と同様とする。
周波数間隔制御部42が対応表を作成する動作について詳細に説明する。図11は、実施の形態2にかかる周波数間隔制御部42において対応表を作成する動作を示すフローチャートである。周波数間隔制御部42では、まず、搬送波周波数の識別番号n=1に設定する(ステップS31)。
周波数間隔制御部42は、搬送波周波数f1に最も近い波長可変光源部31aの周波数のチャネル番号Cを算出する(ステップS32)。ここで、搬送波周波数f1は周波数多重する光信号の中で最小の周波数とし、搬送波周波数f1に最も近い波長可変光源部31aの周波数のチャネル番号C=1とする。
周波数間隔制御部42は、波長可変光源部31aにおいてチャネル番号C=1のときに周波数シフトせずに局発光信号を出力したときの周波数fC1´と搬送波周波数f1との間の周波数オフセット量ΔF1を算出する(ステップ33)。ここで、波長可変光源部31aの周波数fC1´は周波数多重信号の中で最小周波数のため、搬送波周波数f1と等しい周波数にする必要があるので周波数オフセット量ΔF1=0GHzとする。
周波数間隔制御部42は、対応表に、波長可変光源31aのチャネル番号C=1および周波数オフセット量ΔF1=0GHzの情報を追加する(ステップS34)。
周波数間隔制御部42は、全ての搬送波周波数f1〜f4について、チャネル番号Cおよび周波数オフセット量ΔFnの算出が完了していない場合(ステップS35:No)、n=n+1、すなわちnをインクリメントしてn=1+1=2とし(ステップS36)、ステップS32に戻ってステップS34までの動作を行い、搬送波周波数f2に対してチャネル番号Cおよび周波数オフセット量ΔF2を算出する。周波数間隔制御部42は、同様に搬送波周波数f3,f4についてもチャネル番号Cおよび周波数オフセット量ΔF3,ΔF4を算出し、対応表を完成させる。周波数間隔制御部42は、全ての搬送波周波数f1〜f4について、チャネル番号Cおよび周波数オフセット量ΔFnの算出が完了した場合(ステップS35:Yes)、対応表作成の動作を終了する。周波数間隔制御部42は、作成した対応表を周波数間隔制御部42内部で記憶するが、周波数間隔制御部42外部の図示しない記憶部に記憶させてもよい。
図12は、実施の形態2にかかる周波数間隔制御部42が作成した対応表の例を示す図である。対応表は、各搬送波周波数f1〜f4に対するチャネル番号Cおよび周波数オフセット量ΔFnを示すものである。基準となる搬送波周波数f1ではチャネル番号C=1、周波数オフセット量ΔF1=0GHzとなる。
搬送波周波数f1と隣接する搬送波周波数f2では、チャネル番号Cは2つ隣のチャネル番号C=3であり、波長可変光源部31aから出力される局発光信号の周波数fC3´は搬送波周波数f1のチャネル番号C=1のときの局発光信号の周波数fC1´より50GHz大きい。この場合、チャネル番号C=1とチャネル番号C=3とでは周波数間隔が50GHzになるため、周波数オフセット量ΔF2=−10GHzとする。これにより、搬送波周波数f1と搬送波周波数f2との間の周波数間隔は50−10=40(GHz)となる。
搬送波周波数f2と隣接する搬送波周波数f3では、チャネル番号Cは1つ隣のチャネル番号C=4であり、波長可変光源部31aから出力される局発光信号の周波数fC4´は搬送波周波数f1のチャネル番号C=1のときの局発光信号の周波数fC1´より75GHz大きい。この場合、チャネル番号C=1とチャネル番号C=4とでは周波数間隔が75GHzになるため、周波数オフセット量ΔF3=5GHzとする。これにより、搬送波周波数f1と搬送波周波数f3との間の周波数間隔は75+5=80GHzとなる。この結果、搬送波周波数f2と搬送波周波数f3との間の周波数間隔は、搬送波周波数f1と搬送波周波数f3との間の周波数間隔80GHzから搬送波周波数f1と搬送波周波数f2との間の周波数間隔40GHzを減算した80−40=40(GHz)となる。
搬送波周波数f3と隣接する搬送波周波数f4では、チャネル番号Cは2つ隣のチャネル番号C=6であり、波長可変光源部31aから出力される局発光信号の周波数fC6´は搬送波周波数f1のチャネル番号C=1のときの局発光信号の周波数fC1´より125GHz大きい。この場合、チャネル番号C=1とチャネル番号C=6とでは周波数間隔が125GHzになるため、周波数オフセット量ΔF4=−5GHzとする。これにより、搬送波周波数f1と搬送波周波数f4との間の周波数間隔は125−5=120(GHz)となる。この結果、搬送波周波数f3と搬送波周波数f4との間の周波数間隔は、搬送波周波数f1と搬送波周波数f4との間の周波数間隔120GHzから搬送波周波数f1と搬送波周波数f3との間の周波数間隔80GHzを減算した120−80=40(GHz)となる。
図9のフローチャートに戻り、周波数間隔制御部42において対応表の作成が完了すると、送信制御部41aが、送受信器11〜14の搬送波周波数f1〜f4の周波数間隔を制御する処理を開始する。送信制御部41aは、まず、搬送波周波数の識別番号n=1を設定する(ステップS13)。
送信制御部41aは、周波数間隔制御部42の対応表から、1番目の搬送波周波数f1のチャネル番号C=1および周波数オフセット量ΔF1=0GHzを取得する(ステップS14)。送信制御部41aは、1番目の搬送波周波数f1のチャネル番号C=1の情報を、1番目の送受信器11および予備送受信器30aへ制御信号により出力する。
送信制御部41aからの制御信号によるチャネル番号C=1の情報に基いて、1番目の送受信器11は、波長可変光源部51から搬送波周波数f1の光信号として、チャネル番号C=1による周波数fC1の光信号を送信する(ステップS15)。
送信制御部41aからの制御信号によるチャネル番号C=1の情報に基いて、予備送受信器30aは、波長可変光源部31aから搬送波周波数f1´の局発光信号として、1番目の送受信器11の波長可変光源部51で使用されるチャネル番号C=1と同じ設定のチャネル番号C=1による周波数fC1´の局発光信号を出力する(ステップS16)。
予備送受信器30aでは、コヒーレントレシーバ33が、合波部21のモニタポートからの出力である送受信器11の搬送波周波数f1の光信号と、波長可変光源部31aより入力された搬送波周波数f1´の局発光信号とを混合干渉する(ステップS17)。コヒーレントレシーバ33は、混合干渉して抽出された光信号を周波数オフセット量算出用の電気信号に変換し、デジタル信号処理部34へ出力する。
予備送受信器30aでは、デジタル信号処理部34が、コヒーレントレシーバ33から入力された電気信号を用いて、デジタル信号処理により、第2の周波数オフセット量である周波数オフセット量Δf1を算出する(ステップS18)。デジタル信号処理部34は、算出した周波数オフセット量Δf1の情報を、送受信器11用の制御信号とし、制御部40aへ出力する。
制御部40aでは、送信制御部41aが、デジタル信号処理部34より入力された制御信号による周波数オフセット量Δf1と、図12に示す対応表から取得した周波数オフセット量ΔF1とを比較する(ステップS19)。
周波数オフセット量Δf1と周波数オフセット量ΔF1との誤差が±0.01GHzの範囲内、すなわち、周波数オフセット量Δf1が0±0.01GHzの範囲内にならない場合(ステップS19:No)、送信制御部41aは、送受信器11に対して光信号の搬送波周波数f1をΔF1−Δf1分だけ補正させるための制御信号を生成し、制御対象の送受信器11へ出力する(ステップS20)。なお、誤差の範囲の±0.01GHzは一例であって、これに限定されるものではなく、光伝送システム100aの用途、目的によって異なる値を用いてもよい。
そして、送受信器11では、波長可変光源部51が、送信制御部41aで生成された送受信器11用の制御信号に基いて、搬送波周波数f1を周波数オフセット量ΔF1−Δf1分補正する(ステップS21)。
通信装置1aでは、ステップS15に戻って、周波数オフセット量Δf1と周波数オフセット量ΔF1との誤差が±0.01GHzの範囲内になるまでステップS15からステップS21までの処理を繰り返し実行する。誤差が±0.01GHzの範囲内になった場合(ステップS19:Yes)、送信制御部41aは、全ての送受信器について調整が完了したか否かを確認する(ステップS22)。
完了していない場合(ステップS22:No)、送信制御部41aは、n=n+1、すなわちnをインクリメントしてn=1+1=2とし(ステップS23)、ステップS14に戻って、周波数間隔制御部42の対応表から、最小周波数から2番目の搬送波周波数f2のチャネル番号C=3および周波数オフセット量ΔF2=−10GHzを取得する(ステップS14)。通信装置1aでは、ステップS14からステップS21までの動作を行い、送受信器12の周波数オフセット量Δf2を算出して送受信器12の搬送波周波数f2を補正する制御を行う。
具体的に、通信装置1aでは、送受信器12の波長可変光源部51から送信される搬送波周波数f2が、チャネル番号C=3のためチャネル番号C=1のときより50GHz大きい周波数fC3´に対して−10±0.01GHzの範囲内になるように制御する。詳細には、搬送波周波数f2の場合、送受信器12の波長可変光源部51は、最初に搬送波周波数f2として、チャネル番号C=1のときより50GHz大きい周波数fC3で光信号を送信する。予備送受信器30aでは、波長可変光源部31aから搬送波周波数f2´の局発光信号として、チャネル番号C=1のときより50GHz大きいチャネル番号C=3による周波数fC3´の局発光信号を出力する。デジタル信号処理部34では、送受信器12からの光信号および波長可変光源部31aからの局発光信号は、ともにチャネル番号C=1のときより50GHz大きい周波数を想定しているため、0GHz程度の周波数オフセット量Δf2を算出することが予想される。
制御部40aでは、送信制御部41aが、デジタル信号処理部34より入力された制御信号による周波数オフセット量Δf2と、周波数オフセット量ΔF2とを比較し、周波数オフセット量Δf2と周波数オフセット量ΔF2との誤差が±0.01GHzの範囲内、すなわち、周波数オフセット量Δf2が−10±0.01GHzの範囲内にならない場合、送信制御部41aは、送受信器11に対して光信号の搬送波周波数f2をΔF2−Δf2分だけ補正させるための制御信号を生成し、送受信器12へ出力する。最初に送受信器12が光信号を送信した場合、送信制御部41aは、ΔF2−Δf2分、すなわち前述のようにΔf2が0GHz程度のため、(−10)−0=−10(GHz)程度補正させるための制御信号を生成し、送受信器12へ出力する。
送受信器12では、送信制御部41aからの制御信号による補正指示により、チャネル番号C=1のときより50GHz大きい周波数fC3に対して−10GHz程度補正した周波数、すなわち、チャネル番号C=1のときより40GHz程度大きい周波数の光信号を送信する。予備送受信器30aでは、デジタル信号処理部34は、送受信器12からの光信号はチャネル番号C=1のときより40GHz程度大きい周波数を想定しているため、−10GHz程度の周波数オフセット量Δf2を算出することが予想される。制御部40aでは、送信制御部41aが、ΔF2−Δf2分、すなわちΔf2が−10GHz程度のため、(−10)−(−10)=0(GHz)程度補正させるための制御信号を生成し、制御対象の送受信器12へ出力する。通信装置1aでは、この動作を繰り返し行い、図9に示すフローチャートでステップS19:Yesになった場合、搬送波周波数f1と搬送波周波数f2との間の周波数間隔40GHzにより2つの光信号配置を実現できる。
通信装置1aは、同様に、搬送波周波数f3,f4について、ステップS14からステップS21までの動作を行って搬送波周波数間隔に制御し、全ての送受信器について搬送波周波数の調整が完了した場合(ステップS22:Yes)、任意の搬送波周波数間隔に制御する動作を終了する。
なお、本実施の形態では、デジタル信号処理部34は実施の形態1と同様の制御信号を生成し、制御部40aの送信制御部41aが、デジタル信号処理部34から取得した制御信号に基づく周波数オフセット量Δfnと、周波数間隔制御部42から取得した周波数オフセット量ΔFnとを比較し、比較結果に基いて、制御信号を生成して出力していたが、これに限定されるものではない。例えば、送信制御部41aは周波数間隔制御部42から取得した周波数オフセット量ΔFnの情報をデジタル信号処理部34へ制御信号により出力し、デジタル信号処理部34が、算出した周波数オフセット量Δfnと、周波数間隔制御部42から取得した周波数オフセット量ΔFnとを比較し、比較結果に基いて、制御信号を生成してもよい。この場合、送信制御部41aは、実施の形態1と同様、デジタル信号処理部34より入力された送受信器用の制御信号を、制御対象の送受信器へ出力する。
また、送信制御部41aは、周波数間隔制御部42から取得した周波数オフセット量ΔFnの情報を送受信器11〜14へ制御信号により出力してもよい。送受信器11〜14が最初から周波数オフセット量ΔFn分を補正して光信号を出力することで、通信装置1aでは、周波数間隔制御部42から取得した周波数オフセット量ΔFnの情報を送受信器11〜14へ出力しない場合と比較して、任意の搬送波周波数間隔に制御する動作を短時間で終了させることができる。
また、本実施の形態において、図8に示す予備送受信器30aのハードウェア構成については、図6に示す実施の形態1と同様のハードウェア構成により実現できる。また、送信制御部41aおよび周波数間隔制御部42を備える制御部40aについては、図6に示すプロセッサ61およびメモリ62により実現できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信装置1aでは、予備送受信器30aが備える波長可変光源部31aの搬送波周波数を基準とし、送受信器11〜14から送信される光信号を任意の搬送波周波数間隔に配置することとした。これにより、光伝送システム100aでは、搬送波周波数間隔を高精度に調整でき、システムに適した柔軟な搬送波周波数間隔を実現できる。通信装置1aでは、送受信器11〜14の波長可変光源部51および予備送受信器30aの波長可変光源部31aの周波数微調整機能を利用するため、各波長可変光源部のグリッドに制限されず、任意の搬送波周波数間隔に搬送波を配置することができる。また、通信装置1aでは、指定した周波数に搬送波を制御でき、100MHz以下の高精度で周波数制御が可能となる。
実施の形態3.
実施の形態2では、4つのサブキャリアである光信号を周波数間隔40GHzで配置する場合について説明した。本実施の形態では、光信号の周波数間隔が一定ではなく、周波数帯によって異なる場合、具体的に、4つの光信号を周波数間隔40GHzで周波数多重した波長番号1と、3つの光信号を周波数間隔33.3GHzで周波数多重した波長番号2とを周波数間隔50GHzで周波数多重する場合について説明する。
図13は、本発明の実施の形態3にかかる通信装置1b,3bを含む光伝送システム100bの構成例を示す図である。光伝送システム100bでは、通信装置1bおよび通信装置3bが、伝送路2を介して周波数多重した光信号により通信を行っている。通信装置1b,3bは同一構成のため、以降、通信装置1bを用いて構成および動作を説明する。
通信装置1bは、実施の形態2の通信装置1aから光伝送装置10を削除し、光伝送装置10aを追加したものである。光伝送装置10aは、送受信器11〜17を備える。光伝送装置10aは、光伝送装置10に送受信器15〜17を追加した構成である。送受信器15〜17の構成は、送受信器11〜14と同様とする。
図14は、実施の形態3にかかる通信装置1bにおける搬送波周波数間隔の制御方法のイメージを示す図である。波長番号1の搬送波周波数f1〜f4は送受信器11〜14に対応し、波長番号2の搬送波周波数f5〜f7は送受信器15〜17に対応するものとする。すなわち、波長番号1の部分については、実施の形態2と同様である。
実施の形態3において、通信装置1bが送受信器11〜17の搬送波周波数を任意の搬送波周波数間隔に制御する動作のフローチャートは、実施の形態2における図9のフローチャートと同様である。実施の形態2との違いは、ステップS11において設定される搬送波周波数間隔Aおよび波長数N、ステップS12において作成される対応表が、7つの搬送波周波数f1〜f7に対応したものになる。図15は、実施の形態3にかかる周波数間隔制御部42が作成した対応表の例を示す図である。搬送波周波数f1〜f4の部分は、実施の形態2のときの図12と同様である。
搬送波周波数f4と隣接する搬送波周波数f5では、チャネル番号Cは2つ隣のチャネル番号C=8であり、波長可変光源部31aから出力される局発光信号の周波数fC8´は搬送波周波数f1のチャネル番号C=1のときの局発光信号の周波数fC1´より175GHz大きい。この場合、チャネル番号C=1とチャネル番号C=8とでは周波数間隔が175GHzになるため、周波数オフセット量ΔF5=−5GHzとする。これにより、搬送波周波数f1と搬送波周波数f5との間の周波数間隔は175−5=170GHzとなる。この結果、搬送波周波数f4と搬送波周波数f5との間の周波数間隔は、搬送波周波数f1と搬送波周波数f5との間の周波数間隔170GHzから搬送波周波数f1と搬送波周波数f4との間の周波数間隔120GHzを減算した170−120=50(GHz)となる。
搬送波周波数f5と隣接する搬送波周波数f6では、チャネル番号Cは1つ隣のチャネル番号C=9であり、波長可変光源部31aから出力される局発光信号の周波数fC9´は搬送波周波数f1のチャネル番号C=1のときの局発光信号の周波数fC1´より175GHz大きい。この場合、チャネル番号C=1とチャネル番号C=9とでは周波数間隔が200GHzになるため、周波数オフセット量ΔF6=3.3GHzとする。これにより、搬送波周波数f1と搬送波周波数f6との間の周波数間隔は203.3GHzとなる。この結果、搬送波周波数f5と搬送波周波数f6との間の周波数間隔は、搬送波周波数f1と搬送波周波数f6との間の周波数間隔203.3GHzから搬送波周波数f1と搬送波周波数f5との間の周波数間隔170GHzを減算した203.3−170=33.3(GHz)となる。
搬送波周波数f6と隣接する搬送波周波数f7では、チャネル番号Cは1つ隣のチャネル番号C=10であり、波長可変光源部31aから出力される局発光信号の周波数fC10´は搬送波周波数f1のチャネル番号C=1のときの局発光信号の周波数fC1´より225GHz大きい。この場合、チャネル番号C=1とチャネル番号C=10とでは周波数間隔が225GHzになるため、周波数オフセット量ΔF7=11.6GHzとする。これにより、搬送波周波数f1と搬送波周波数f7との間の周波数間隔は236.6GHzとなる。この結果、搬送波周波数f6と搬送波周波数f7との間の周波数間隔は、搬送波周波数f1と搬送波周波数f7との間の周波数間隔236.6GHzから搬送波周波数f1と搬送波周波数f6との間の周波数間隔203.3GHzを減算した236.6−203.3=33.3(GHz)となる。
このように、周波数多重する光信号の中で最小の周波数である搬送波周波数f1を基準として考えれば、各光信号の配置を基準周波数からの距離で定義することができる。そのため、周波数間隔が周波数帯によって異なるシステムにおいても、柔軟に異なる周波数間隔に制御することが可能となる。
実施の形態3では、図9に示すフローチャートにおいて、ステップS22:Noの場合にステップS23を経由してステップS14へ戻る回数は、送受信器15〜17分の3回増えることになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信装置1bでは、予備送受信器30aが備える波長可変光源部31aの搬送波周波数を基準とし、送受信器11〜17から送信される光信号を任意の搬送波周波数間隔に配置することとした。これにより、光伝送システム100bでは、実施の形態2と同様の効果を得ることができ、さらに、搬送波周波数間隔を異なる間隔にすることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a,1b,3,3a,3b 通信装置、2 伝送路、10 光伝送装置、11,12,13,14,15,16,17 送受信器、20 合分波部、21 合波部、22 分波部、30,30a 予備送受信器、31,31a,51 波長可変光源部、32,52 光変調部、33,53 コヒーレントレシーバ、34,54 デジタル信号処理部、40,40a 制御部、41,41a 送信制御部、42 周波数間隔制御部、61 プロセッサ、62 メモリ、63 光信号生成部、64 入力部、65 出力部、66 システムバス、100,100a,100b 光伝送システム。

Claims (8)

  1. 各々が異なる搬送波周波数で光信号を送受信する複数の送受信器を備えた光伝送装置と、
    前記複数の送受信器より入力された光信号を周波数多重し、周波数多重信号を出力する合波部と、
    前記周波数多重信号と、制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と同じ周波数設定の局発光信号とを混合干渉して前記制御対象送受信器の搬送波周波数補正用の制御信号を生成して出力する、前記複数の送受信器の予備の送受信器である予備送受信器と、
    前記予備送受信器より入力された前記制御信号を前記制御対象送受信器へ出力する制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記予備送受信器は、
    搬送波周波数を変えて前記局発光信号を出力可能な光源部と、
    前記周波数多重信号と前記局発光信号とを混合干渉して抽出された光信号を電気信号に変換する同期検波部と、
    前記電気信号を用いて、前記制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と、前記制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と同じ周波数設定で前記光源部から出力された前記局発光信号の搬送波周波数との周波数オフセット量を算出し、前記周波数オフセット量の情報を前記制御信号とし、前記制御部へ出力する信号処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記信号処理部は、前記複数の送受信器について周期的に前記周波数オフセット量を算出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記予備送受信器は、前記局発光信号を変調する変調部を備え、前記複数の送受信器のうちの1つに代わって光信号の送受信をすることができる、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  5. 各々が異なる搬送波周波数で光信号を送受信する複数の送受信器を備えた光伝送装置と、前記複数の送受信器から出力された光信号が周波数多重された周波数多重信号を用いて制御対象送受信器の搬送波周波数補正用の制御信号を生成する、前記複数の送受信器の予備の送受信器である予備送受信器と、を備えた通信装置の搬送波周波数制御方法であって、
    前記光伝送装置の各送受信器が、異なる搬送波周波数で光信号を送信する光信号送信ステップと、
    合波部が、前記各送受信器より入力された光信号を周波数多重し、周波数多重信号を出力する周波数多重ステップと、
    前記予備送受信器の光源部が、前記制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と同じ周波数設定の搬送波周波数の局発光信号を出力する局発光信号出力ステップと、
    前記予備送受信器の同期検波部が、前記周波数多重信号と前記局発光信号とを混合干渉して抽出された光信号を電気信号に変換する混合干渉ステップと、
    前記予備送受信器の信号処理部が、前記電気信号を用いて、前記制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と、前記制御対象送受信器で使用される搬送波周波数と同じ周波数設定で前記光源部から出力された前記局発光信号の搬送波周波数との周波数オフセット量を算出し、算出した周波数オフセット量の情報を制御信号とし、出力する周波数オフセット量算出ステップと、
    前記制御対象送受信器が、前記制御信号に基いて搬送波周波数を補正する補正ステップと、
    を含むことを特徴とする搬送波周波数制御方法。
  6. 前記通信装置では、前記複数の送受信器について、周期的に前記周波数オフセット量を算出し、搬送波周波数を補正する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の搬送波周波数制御方法。
  7. 前記制御部は、前記複数の送受信器から送信される光信号の搬送波周波数の周波数間隔および前記送受信器の数である波長数の設定を受け付け、前記複数の送受信器が備える規定の周波数グリッドで搬送波周波数を変えて前記光信号を出力可能な光源部について、前記設定に基いて、各送受信器の前記光源部で使用されるチャネル番号および第1の周波数オフセット量を算出し、前記第1の周波数オフセット量と前記信号処理部からの制御信号で示される第2の周波数オフセット量とを比較し、前記第1の周波数オフセット量と前記第2の周波数オフセット量との誤差が規定された範囲内にないときは、前記制御対象送受信器に対して前記光信号の搬送波周波数を補正するための制御信号を生成して出力し、
    前記制御対象送受信器の光源部が、前記制御部で生成された制御信号に基いて前記光信号の搬送波周波数を補正する、
    ことを特徴とする請求項2,3または4に記載の通信装置。
  8. 各々が異なる搬送波周波数で光信号を送受信する複数の送受信器を備えた光伝送装置と、前記複数の送受信器の予備の送受信器であって前記光信号を受信する予備送受信器と、制御対象送受信器が送信する前記光信号の搬送波周波数を制御する制御部と、を備えた通信装置の搬送波周波数制御方法であって、
    前記制御部が、前記複数の送受信器から送信される各光信号の搬送波周波数の周波数間隔および前記送受信器の数である波長数の設定を受け付ける設定ステップと、
    前記制御部が、前記複数の送受信器が備える規定の周波数グリッドで搬送波周波数を変えて前記光信号を出力可能な光源部について、前記設定に基いて、各送受信器の前記光源部で使用されるチャネル番号および第1の周波数オフセット量を算出する算出ステップと、
    前記制御対象送受信器の光源部が、前記チャネル番号により光信号を出力する光信号出力ステップと、
    前記予備送受信器の光源部が、前記制御対象送受信器の光源部で使用されるチャネル番号と同じチャネル番号の設定で局発光信号を出力する局発光信号出力ステップと、
    前記予備送受信器の同期検波部が、前記光信号と前記局発光信号とを混合干渉して抽出された光信号を電気信号に変換する混合干渉ステップと、
    前記予備送受信器の信号処理部が、前記電気信号を用いて、前記制御対象送受信器が送信する光信号の搬送波周波数、および前記局発光信号の搬送波周波数との第2の周波数オフセット量を算出する周波数オフセット量算出ステップと、
    前記制御部が、前記第1の周波数オフセット量と前記第2の周波数オフセット量とを比較し、前記第1の周波数オフセット量と前記第2の周波数オフセット量との誤差が規定された範囲内にないときは、前記制御対象送受信器に対して前記光信号の搬送波周波数を補正するための制御信号を生成して出力する制御ステップと、
    前記制御対象送受信器の光源部が、前記制御部で生成された制御信号に基いて前記光信号の搬送波周波数を補正する補正ステップと、
    を含むことを特徴とする搬送波周波数制御方法。
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