JP5436724B2 - サブキャリアアクセス制御装置、光ネットワークシステムおよび光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御方法 - Google Patents

サブキャリアアクセス制御装置、光ネットワークシステムおよび光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば光サブキャリアを光伝送路上の受動的光学素子により多重化するPON(Passive Optical Network)システム、特に、既存光サブキャリアに加えて新たな光サブキャリアの追加挿入を行う際のサブキャリア制御に関する。
例えば下記特許文献1に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交波周波数分割多重)によるサブキャリア無線通信装置において、一部のサブキャリアにパイロット信号を割り当て、このパイロットサブキャリアを利用して信号周波数偏差および位相回転を緩和し、復調器の同調を行う方法が開示されている。
さらに複数の送信機から同時に同一のサブキャリアにおいてパイロット信号が発せられることによりサブキャリアが衝突を起こすこと、および何番目のサブキャリアを何番目の時間帯で使うのかといった論理的アクセス制御によりその衝突確率を低減させる方法が開示されている。
特表第2008−526126号公報
サブキャリアアクセス制御装置において、論理的アクセス制御を行う場合では、特許文献1におけるサブキャリア無線通信装置がそうであるようにその前提として、システムにより割り当てられたサブキャリアおよび時間帯が、物理的に十分な精度で対応しており、論理的に異なるサブキャリアおよび時間帯に割り当てられた信号が互いに衝突しないようシステムが構成されているという条件を満たしている必要があった。しかしながら、レーザ光源の発振周波数、すなわち発振波長の精度は、無線通信の発信器の発振周波数に比べて劣り、複数の送信光源から生成された光サブキャリア信号を多重化する光サブキャリア多重アクセス通信装置では、一例として、送信光源の中心周波数が温度の精密な調整により190THzの近傍+/−1ppmつまり+/−190MHzの再現精度で設定され、線幅10kHzの狭線幅送信光源に対して30GHz程度の帯域の電気変調信号により30MHz間隔の1024本のサブキャリアによる変調を行う光サブキャリア通信において、サブキャリア間隔30MHzに対して380MHz程の範囲で中心周波数の変動があることになり、つまり、各々の送信光源から新たにあるいは改めて生成開始される光サブキャリア信号周波数が互いに12サブキャリアグリッド以上の範囲にわたる不確定な領域に投入されてしまう程中心周波数の再現精度が低く、例えば新たに起動した送信機からの初期サブキャリアを他の送信機からのサブキャリアと衝突させずに投入することは困難であるという課題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、サブキャリア初期投入時あるいはまれに発生する送信光源周波数の大きな変動等何らかの理由によりサブキャリアの再投入が行われる際の狭線幅送信光源およびそれに由来するサブキャリアの初期投入周波数精度の条件を緩和したサブキャリアアクセス制御装置、光ネットワークシステムおよび光ネットワークのサブキャリアアクセス制御方法を提供することを目的とする。
この発明に係るサブキャリアアクセス制御装置は、各端末側装置から送信され光伝送路途中の受動的光学素子により多重化されたサブキャリア多重光信号を局側装置で受信する光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御装置であって、受信された前記サブキャリア多重光信号に基づいて、割り当てられたサブキャリアとの周波数偏差を示す送信CFO補償制御情報を求めるシステム制御器と、前記送信CFO補償制御情報に基づいて、送信される前記サブキャリア多重光信号のキャリア周波数オフセット補償を行うキャリア周波数オフセット補償部と、を備えたものである。
この発明では、送信光源に由来するサブキャリアの周波数精度の条件を緩和できる。
この発明の実施の形態1によるPONシステムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるサブキャリアアクセス制御を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるCFO補償とLD温度制御の周波数特性の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるサブキャリアクセス制御手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるPONシステムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるPONシステムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるPONシステムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるPONシステムの一例を示す構成図である。
以下、この発明によるサブキャリアアクセス制御装置、光ネットワークシステムおよび光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御方法を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるPONシステムの一例を示す構成図である。局側装置(OLT:Optical Line Terminal:電話局側終端端末)に複数の端末側装置(ONU:Optical Network Unit:加入者宅側終端端末)が光伝送路L1,L2を介して接続されている。1つのONUは下りPON受信機1104からなる受信機と、符号1111−1117で示される部分からなる送信機(上りPON送信機)で構成されている。受信機1105,1106はそれぞれ下りPON受信機1104と同じ構成を有し、送信機1101,1102はそれぞれ符号1111−1117で示される部分と同じ構成を有する。そして例えば、受信機1105と送信機1101、受信機1106と送信機1102でそれぞれ1つのONUを構成する。OLTは下りPON送信機1103で構成される送信機と、符号1121−1128で示される部分からなる受信機(上りPON受信機)で構成されている(1127,1128で示される部分は受信機、送信機どちら設けられていてもよい)。
サブキャリア変調器1111は送信データ系列信号と、変調器制御信号であるサブキャリア割り当て情報とを受け、サブキャリア割り当て情報に従って送信データ系列信号である送信データ系列またはパイロット信号のような同期・同調制御情報が載せられたサブキャリア多重変調電気信号を出力する。サブキャリア多重変調電気信号は送信CFO(Carrier Frequency Offset)補償器1112により変調周波数がシフトされる。光変調部としての外部光変調器1113では、CFO補償後のサブキャリア多重変調電気信号により狭帯幅送信LD(送信光源)1114からの送信キャリア光に変調が施され、その後、送信光信号である上りPON信号(サブキャリア多重光信号)として光伝送路L1へ出力される。
送信キャリア光は狭帯幅送信LD(Laser Diode)1114により生成される。送信LD温度制御器(送信電源温度制御器)1115は例えば内蔵する温度制御機構(図示省略)を介して送信キャリア光の中心周波数を制御する。上りPON信号は他の上りPON送信機1101や1102等からの上りPON信号と共に、上りPONカプラ1001により光伝送路L1中で多重化され、上りPON受信機の光復調器1121に入力される。局発LD温度制御器(局発電源温度制御器)1126は例えば内蔵する温度制御機構(図示省略)を介して狭帯幅局発LD(局発光源)1125の発する局発光の中心周波数を一定に制御する。光復調器1121は伝送されてきた上りPON信号を受け、局発光で復調してサブキャリア多重復調電気信号を生成出力する。
CFO検出器1127はサブキャリア多重復調電気信号からCFO(送信キャリア周波数偏差である偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs))を求める。受信CFO補償器1122はこの偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)に基づきCFOを打ち消すよう周波数のシフト演算を行う。CFO補償後のサブキャリア多重復調電気信号はサブキャリア復調器1123により電気的復調が行われサブキャリア多重電気復調信号である複素周波数領域情報に変換される。複素周波数領域情報はサブキャリア位相補償器1124によりその偏角が補正される。そして偏角が補正された複素周波数領域情報は、サブキャリア位相補償器1124の出力側に接続された復号器(図示省略)により受信データ系列復号が行われる。
CFO検出器1127は各上りPON送信機(1111−1117、1101、1102)各々の偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)を判定し、その偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)をシステム制御器1128に送る。システム制御器1128は偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)、システム制御器1128自らが発生して各上りPON送信機に対して指定しているサブキャリア割り当て情報に基づき、各々の上りPON送信機へそれぞれの、PON送信機での送信CFOの補償のための送信CFO補償制御情報や、サブキャリア割り当て更新に関するサブキャリアアクセス制御情報(サブキャリア割り当て情報)を、例えば下りPON信号としてPONカプラ1002を含む光伝送路L2を介して各ONUへ、それぞれ受信機1104,1105,1106経由で各々の送信機制御器1117に送る。送信CFO補償制御情報とサブキャリア割り当て情報を受けた送信機制御器1117は、送信CFO補償制御器1116に対して送信CFO補償制御情報を指示し、送信CFO補償制御器1116は送信CFO補償制御情報に基づき送信CFO補償量を求め送信CFO補償器1112と送信LD温度制御器1115に分配の上指示する。サブキャリア割り当て情報はサブキャリア変調器1111へ送られる。
なお、送信CFO補償制御器1116、送信CFO補償器1112、送信LD温度制御器1115はキャリア周波数オフセット補償部を構成する。送信LD温度制御器1115は分配された送信CFO補償量に基づく狭帯幅送信LD1114(送信光源)の温度調整により送信光源周波数の調整を行う。送信CFO補償器1112は分配された送信CFO補償量に基づくサブキャリア多重復調電気信号に対する周波数シフト補償を行うことで送信光源周波数の調整を行う。送信CFO補償制御器1116は送信CFO補償制御情報に基づき送信LD温度制御器1115と送信CFO補償器1112に対する制御量の分配を行う。送信CFO補償制御器1116により送信光源周波数とサブキャリア多重復調電気信号に対する周波数シフトを併用してキャリア周波数オフセット補償を行う。
さらに送信機制御器1117からの送信CFO補償制御情報等の制御信号に基づく送信CFO補償制御器1116、送信CFO補償器1112、送信LD温度制御器1115、さらに外部光変調器1113、狭帯幅送信LD1114での制御方式は種々の形式をとることが可能であり、図1等の矢印はこれを概略的に示したものである。また一般的に、送信強度制御系は送信機制御器1117から狭帯幅送信LD1114への制御、変調度制御は送信機制御器1117からサブキャリア変調器1111への制御となる。
なお、送信CFO補償制御器1116で行う送信CFO補償量の計算や分配は線形的でありその処理順序に依存しないため、これらの処理をOLT側のシステム制御器1128で予め行い、送信CFO補償量を送信CFO補償制御情報としてそれぞれのONU側に送るようにしてもよいし、送信CFO補償制御器1116、または送信CFO補償器1112や送信LD温度制御器1115で各々のCFO補償量の計算を行ってもよい。
また、光伝送路L1,L2は1つの双方向光伝送路を使用してもよい。また一方で、光伝送路L2を介している下りの通信は光伝送路に限定されず、光信号あるいは電気信号、無線、有線その他いかなる通信形態であってもよい。
図2はこの発明の実施の形態1におけるサブキャリアアクセス制御、すなわち各ONUのサブキャリアと狭帯幅送信LD1114の送信キャリア光、およびOLTの狭帯幅局発LD1125の局発光の周波数と強度の制御、を説明するための図である。図2において、横軸は光周波数、縦軸は上りPON信号光の強度を示している。ここでは例えば、図1のそれぞれ送信機1101と受信機1105、送信機1102と受信機1106で示される2つのONUが確立済みのONUで、1111−1117の部分からなる送信機と下りPON受信機1104で示されるONUが新規投入される場合を考える。
実線で表された多数のスペクトルピークは既存のONUの送信機(1101,1102)からの既存の確立済み上りPONサブキャリア、同じく実線で表された矢印が上記既存の送信機(例えば1101,1102)の狭線幅送信LD(1114に相当する)による既存の確立済み上りPONキャリア光源(送信光源)の周波数である。破線で表された低い強度のスペクトルピークは、例えば新規投入されるONUの送信機(1111−1117)からの新規投入中の上りPONのパイロットサブキャリア(新規投入サブキャリア)であり、同じく破線で表された矢印が上記新規投入されるONUの送信機の狭線幅送信LD1114による新規投入中の上りPONキャリア光源(送信光源)の周波数である。
ここで、サブキャリア変調器1111は、信号処理回路にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を用いることが実装効率上非常に有利であるが、その場合、基本的にそのFFT変換長の逆数に比例して決まるサブキャリアグリッド間隔のN倍(Nは整数)だけ上りPONキャリア光源周波数からシフトした周波数にサブキャリアを配置することができる。FFTを用いない場合でも信号処理回路の実装法に応じて制約条件は異なるものの、同様に上りPONキャリア光源周波数を基準としてそこからシフトした周波数にサブキャリアを配置することができる。
また、図2においては、各ONUの送信機の各々の上りPONキャリア光源周波数を上りPON受信機(1121−1128)の狭線幅局発LD1125による局発光源の周波数に等しく揃えた場合の配置を簡明な構成例として示している。この場合、COF検出器1127において、新規投入中の上りPONキャリア光源周波数(破線矢印)の上りPON受信機の局発光源周波数(実線矢印)に対する偏差が、サブキャリアグリッド間隔を単位として幾つの偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)(送信キャリア周波数偏差)に相当するかは、下記の式(1)、(2)により求めることができる。
N_ofs=N_rx−N_tx (1)
N_ofs=N’_rx−N_tx (2)
N_txは、上りPON送信機側のサブキャリア変調器1111において、新規投入中の上りPONのパイロットサブキャリア(破線の波)の自らの上りPONキャリア光源(1114)の周波数(破線矢印)からシフトさせた量のサブキャリアグリッド相当数を示す。
N_rxは、新規投入中の上りPONのパイロットサブキャリア(破線の波)の上りPON受信サブキャリアグリッドの上りPON受信機の局発光源(1125)の周波数に対する偏差量の受信サブキャリアグリッド相当数(N_rx)を示す。
N’_rxは、新規投入中の上りPONのパイロットサブキャリア(破線の波)を含む新規投入サブキャリア系列と相関する誤りまたは誤り率変動が検出されたサブキャリアグリッドの上りPON受信サブキャリアグリッドの上りPON受信機の局発光源(1125)の周波数に対する偏差量に当たる誤り相関検出サブキャリアグリッド相当数(N’_rx)を示す。
但し、各グリッド相当数(N_tx、N_rx、N’_rx)は周波数増加方向を「+」、減少方向を「−」とする。
なお、N_txが送信サブキャリアグリッド情報、N_rxおよびN’_rxが受信サブキャリアグリッド情報となる。
また、CFO検出器1127は、受信したサブキャリアに関してサブキャリアグリッド間隔単位あるいはそれよりさらに細かい分解能で送信キャリア周波数偏差を推定する。
図3は、この発明の実施の形態1における送信CFO補償器1112のCFO補償および送信LD温度制御器1115のLD温度制御の周波数特性の一例を示す図である。
図3において、横軸は制御応答周波数、縦軸は開ループ利得を示している。制御量が大きく取れる一方で応答速度を高速にすることが困難な温度制御系(LD温度制御)はDC(周波数0)から低周波帯で積分制御動作させ、制御量が送信CFO補償器1112の帯域に制限されるため大きく取れない一方で応答速度の高速な送信CFO補償器1112をより高い周波帯で動作させることで良好な実装性を得ることができる。
すなわち、送信CFO補償制御器1116は、低周波領域で送信LD温度制御器1115による制御量が優位、高周波領域で送信CFO補償器1112による制御量が優位、となるよう制御する(すなわち送信CFO補償器1112は、高周波領域で送信光源(1114)の温度制御より制御量が大きい)。
図4はこの発明の実施の形態1におけるサブキャリアクセス制御手順を示すフローチャートである。図4において、システム制御器1128からの下りの制御で、新規投入したONUの上りPON送信機を起動させる(ステップS1)。次にシステム制御器1128からのサブキャリア割り当て情報等に従って、新規投入した上りPON送信機の新規投入サブキャリアを予め定められたサブキャリアグリッド(N_tx)、時間帯に割り当てる(ステップS2)。さらにパワー最小かつ変調度最大となるよう上りPON送信機(外部光変調器1113)の初期化を行い、設定されたパワーと変調度によりパイロット信号系列(新規投入サブキャリア)を送信させる(ステップS3)。パワーと変調度の設定は、システム制御器1128からの制御信号(送信CFO補償制御情報の利用も可)に従って、例えば外部光変調器1113の変調度を制御する。必要に応じて狭帯幅送信LD1114のパワーを制御してもよい。この新規投入サブキャリアの初期の信号強度は、既存サブキャリアと衝突が起きた場合に、例えば1.0e−3といった、図示しないFEC(Forward Error Correction)における訂正限界以下となる誤り率しか生じさせない強度以下とする。ここにおいてFECは例えば、サブキャリア変調器1111の前段において送信データ系列に対して冗長性を持った誤り訂正符号化を行い、図示しない復号器においてはこの冗長性を利用することにより、受信データ系列の誤りを訂正するもので、FEC訂正限界以下の誤り訂正前誤り率の受信符号に対し、この復号過程において例えば1/1000000の誤り訂正後誤り率を得ることができ、最終的にユーザが転送し利用するデータ系列として実質的に誤りがないと見做される10e−9から10e−15といった極めて低い誤り率を下回ることとなる。このため、既存サブキャリアとの衝突によるFEC訂正限界以下の訂正前誤り率の発生を前提とした光ネットワークシステムであっても、最終的にユーザが転送し利用するデータ系列の誤り訂正後誤り率は実質的に誤りがないと見做され許容される誤り率以下に抑えられる一方、この誤り訂正復号過程で得られる訂正前誤り率値を既存の通信を維持したままバックグラウンドで利用することができる。また、誤り率の替りに例えばQ値を受信信号の誤りの程度を反映する受信品質情報として用いても同様の効果を得ることができる。ここでQ値はサブキャリア復調器1123の符号判定閾値より細かい解像度の多値出力から容易に判定することができ、データ系列自体の誤り率が大きく悪化していない場合でも、受信品質の変化を敏感に検出することができる。
OLT側のCFO検出器1127において、何れかのサブキャリアグリッドにてパイロット信号系列(新規投入サブキャリア)が検出されると(ステップS4)、受信サブキャリアと判定し、そのグリッドからN_rx(受信サブキャリアグリッド情報)を求め(ステップS5)、上記式(1)よりN_ofs(送信キャリア周波数偏差である偏差サブキャリアグリッド数)を推定する。N_tx(送信サブキャリアグリッド情報)はシステム制御器1128の例えばサブキャリア割り当て情報から得る(ステップS6)。そしてN_ofsが新規投入サブキャリアの既存サブキャリアとの有害な衝突を回避するための所定範囲内の値より小さければ(例えばグリッドを跨がない程度の偏差、または絶対値が半グリッド(0.5グリッド)分未満)(ステップS7)、キャリア周波数の粗調整完了とする(ステップS8)。
また、ステップS4でパイロット信号系列が検出されない場合でも、パイロット信号系列と相関したシンボル誤り(衝突による誤り)または誤り率変動が検出されると(ステップS9)、受信サブキャリアの存在を判定し、そのグリッドからN’_rx(受信サブキャリアグリッド情報)を求め(ステップS5)、上記式(2)よりN_ofs(送信キャリア周波数偏差である偏差サブキャリアグリッド数)を推定し(ステップS6)、以降、ステップS7,S8を行う。
パイロット信号系列もパイロット信号系列と相関したシンボル誤りまたは誤り率変動も検出されなかった場合(ステップS9)は、未試行の送信サブキャリアグリッドの有無を判定し(ステップS10)、未試行の送信サブキャリアグリッドがあれば、送信サブキャリアグリッドを更新して(ステップS13)、ステップS4からパイロット信号系列の検出を始める。未試行の送信サブキャリアグリッドがなければ、システム制御器1128が変調器出力を増加(信号強度増加)させる制御信号(送信CFO補償制御情報等を含む)を生成して新規投入ONUの送信機制御器1117に送る(ステップS11)。新規投入ONUの送信機は新たな制御信号に従って変調器出力を設定して再度、パイロット信号系列を送信する。OLT側のCFO検出器1127はステップS4から再度、パイロット信号系列の検出を始める。なお、ステップS11で変調器出力を増加させた後、例えば内蔵するメモリに送信サブキャリアグリッドの試行履歴を採っている場合には該試行履歴をクリアする(ステップS12)。
またステップS7でN_ofsが上記所定範囲内の値にない場合には、システム制御器1128が、新規投入ONUの上りPON送信機の波長制御量を更新する制御信号(送信CFO補償量情報等)を生成して新規投入ONUの送信機制御器1117に送る(ステップS14)。新規投入ONUの送信機は新たな制御信号に従った設定に従って再度、パイロット信号系列を送信する(ステップS3)。OLT側のCFO検出器1127はステップS4で再度、パイロット信号系列の検出を行う。
ここでパイロット信号に相関したシンボル誤りの発生率または誤り率変動はシステム上許容できる程度に低くなるよう初期のパイロット信号強度は十分低くし、またパイロット信号強度を引き上げる際にも同様にシンボル誤りの発生率または誤り率変動がシステム上許容できる程度に抑えられるよう徐々に変化させることで、既存サブキャリアに許容以上の誤りが生じることを回避できる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2によるPONシステムの一例を示す構成図である。サブキャリア変調器1111は送信データ系列信号と、変調器制御信号であるサブキャリア割り当て情報とを受け、サブキャリア割り当て情報に従って送信データ系列信号である送信データ系列またはパイロット信号のような同期・同調制御情報が載せられたサブキャリア多重変調電気信号を出力する。サブキャリア多重変調電気信号は、送信CFO補償器を経ずに直接、外部光変調器1113に入力され、サブキャリア多重変調電気信号により送信キャリア光に変調が施された後、送信光信号である上りPON信号(サブキャリア多重光信号)として光伝送路L1へ出力される。送信CFO補償器が省かれている点以外はこの発明の実施の形態1と同様でよい。
このように構成することで送信CFO補償器1112を省略でき、回路サイズと消費電力(送信CFO補償器1112は消費電力が大きい)が削減でき、また、外部光変調器1113における変調度を上げることができるため送信信号強度を上げることができ、結果としてパワーロスバフェットを大きくすることができる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3によるPONシステムの一例を示す構成図である。この実施の形態では、各ONU側でサブキャリア変調器1111の代わりに、送信CFO補償器1112と組み合わされてIFDM変調器を構成し、周波数領域において一定のグリッド間隔でインタリーブ配置されたサブキャリア信号を変調する反復多重器1131が設けられ、送信CFO補償器1112が送信CFO補償器の機能を担うと同時に前記インタリーブ配置されたサブキャリア信号を所定のグリッド位置にシフトさせるIFDM変調器の後段部機能を構成する。またこれに対応して、OLT側ではサブキャリア復調器1123の代わりに、受信CFO補償器1122と組み合わされ前記インタリーブ配置されたサブキャリア信号を時間領域信号に復調するIFDM復調器の後段部機能を構成する反復分離器1143が設けられ、受信CFO補償器1122が受信CFO補償器の機能を担うと同時に前記所定のグリッド位置にシフトされたインタリーブ配置サブキャリア信号を再度当初の位置にシフトするIFDM復調器の前段部機能を構成する。これにより、変調側、復調側でそれぞれに、IFDM回路の回転子演算器にCFO補償器を流用することにより、回路規模、消費電力を削減することができる。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4によるPONシステムの一例を示す構成図である。上記各実施の形態では、受信CFO補償器1122のためのCFO検出器1127により送信キャリア周波数偏差である偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)を推定している。これに対しこの実施の形態4では、システム制御器1128の制御によりこの発明の制御のために専門に設けた第2のCFO検出器1157で、CFO補償後のサブキャリア多重復調電気信号を電気的に復調したサブキャリア多重電気復調信号であるサブキャリア復調器1123の出力する複素周波数領域情報から受信パイロット系列の検出を行って受信サブキャリアグリッド情報を求めることにより、簡易的にCFO検出、すなわち偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)の検出を行うようにした。
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5によるPONシステムの一例を示す構成図である。送信CFO補償器1112を含まない上記実施の形態2、4において、光変調部としての外部光変調器1113と送信光源としての狭帯域送信LD1114を、LDの駆動電流にて直接電気信号から変調光信号を生成する光変調部および送信光源としての直接変調送信LD1118にて代替したもので、発光キャリア周波数は例えば内蔵された温度調節機構を介して制御することができ、より簡易で安価な構成で同様の効果を得ることができる。
なお、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の特徴の可能な組み合わせを全て含むことは云うまでもない。
以上により、この発明においては、ONU新規投入時等におけるサブキャリア初期投入時のONUの送信機の狭線幅送信光源およびそれに由来するサブキャリアの初期投入周波数精度の条件を緩和することができる。
すなわち、この発明の実施の形態1〜5では図4に示した制御により、図2に示す送信キャリア周波数偏差である偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)を小さくして、図2の破線矢印で示された新規投入ONUの上りPONキャリア光源周波数を、実線矢印で示された上りPON受信機の局発光源周波数および既存のONUのPONキャリア光源周波数に近づけて光源の周波数を共通にすることで、各光源の周波数および該各光源を光源として生成されたサブキャリアの周波数のそれぞれの精度の条件を緩和することができる。なお、ここではすべてのONUに対して共通のPONキャリア光源周波数を与えることとしているが、必ずしも全てのONUにおいてPONキャリア光源周波数を等しくする必要はなく、例えば、半数のONUのキャリア光源周波数を局発LD1125より10GHz小さい周波数、残り半数のONUのキャリア光源周波数を局発LD1125より10GHz大きい周波数とし、各々のキャリア光源周波数グループ毎に同様の制御を行ってもよく、その場合には狭帯域送信LD1114の送信キャリア光源周波数と局発LD1125の光源周波数の周波数差が所望の値になるようになればよく、これは偏差サブキャリアグリッド数(N_ofs)の収束目標を0ではなく例えば+100と−100といった値とすればよい。また、前記キャリア光源周波数グループは単一のONUで構成されてもよい。
産業上の利用の可能性
この発明によるサブキャリアアクセス制御装置、光ネットワークシステムおよび光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御方法は、多くの分野のPONシステムを初めとする光ネットワークシステムに適用することができる。
1001、1002 PONカプラ、1101,1102、1003 送信機、1104,1105,1106 受信機、1111 サブキャリア変調器、1112 送信CFO補償器、1113 外部光変調器、1115 送信LD温度制御器、1116 送信CFO補償制御器、1117 送信機制御器、1118 直接変調送信LD、1121 光復調器、1122 受信CFO補償器、1123 サブキャリア復調器、1124 サブキャリア位相補償器、1127 CFO検出器、1128 システム制御器、1131 反復多重器、1143 反復分離器、1157 第2のCFO検出器。

Claims (13)

  1. 各端末側装置から送信され光伝送路途中の受動的光学素子により多重化されたサブキャリア多重光信号を局側装置で受信する光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御装置であって、
    受信された前記サブキャリア多重光信号に基づいて、割り当てられたサブキャリアとの周波数偏差を示す送信CFO補償制御情報を求めるシステム制御器と、
    前記送信CFO補償制御情報に基づいて、送信される前記サブキャリア多重光信号のキャリア周波数オフセット補償を行うキャリア周波数オフセット補償部と、
    を備えたことを特徴とするサブキャリアアクセス制御装置。
  2. 各端末側装置から送信され光伝送路途中の受動的光学素子により多重化されたサブキャリア多重光信号を局側装置で受信する光ネットワークシステムであって、
    前記各端末側装置のPON送信機が、
    前記局側装置からの送信CFO補償制御情報とサブキャリア割り当て情報を受けて送信機の制御を行う送信機制御器と、
    前記サブキャリア割り当て情報に従ってサブキャリア多重変調電気信号を生成するサブキャリア変調器と、
    送信キャリア光を発生する送信光源と、
    前記サブキャリア多重変調電気信号により前記送信光源の送信キャリア光を変調し前記サブキャリア多重光信号を生成する光変調部と、
    前記送信CFO補償制御情報に従って少なくとも前記送信光源の温度制御によりキャリア周波数オフセット補償を行うキャリア周波数オフセット補償部と、
    を含み、
    前記局側装置が、
    局発光源と、
    前記サブキャリア多重光信号を受け前記局発光源の局発光からサブキャリア多重復調電気信号を生成する光復調器と、
    前記サブキャリア多重復調電気信号に基づく受信サブキャリアグリッド情報N_rxと、前記サブキャリア割り当て情報から得られる送信サブキャリアグリッド情報N_txにより前記各PON送信機の偏差サブキャリアグリッド数N_ofsを求めるCFO検出器と、
    前記サブキャリア割り当て情報を発生すると共に、前記偏差サブキャリアグリッド数N_ofsから求めた前記送信CFO補償制御情報と前記サブキャリア割り当て情報を前記PON送信機の送信機制御器に送って送信キャリア周波数偏差補償制御を行うシステム制御器と、
    を含み、端末側装置の新規投入時に、
    前記CFO検出器が新規投入サブキャリアに対し前記偏差サブキャリアグリッド数N_ofsを求め、
    前記システム制御器が前記偏差サブキャリアグリッド数N_ofsを所定範囲の内の値に小さくするための前記送信CFO補償制御情報を新規投入された端末側装置へ送り、
    前記キャリア周波数オフセット補償部が前記送信CFO補償制御情報に従って前記新規投入サブキャリアのキャリア周波数オフセット補償を行って既存の前記端末側装置の既存サブキャリアとの衝突を回避する、
    ことを特徴とする光ネットワークシステム。
  3. 前記システム制御器は、前記新規投入サブキャリアの送信サブキャリアグリッド情報を順次更新して送信キャリア周波数偏差補償制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の光ネットワークシステム。
  4. 前記送信機制御器は、前記新規投入サブキャリアの初期の信号強度を、既存サブキャリアと衝突が起きた場合に、所定値以下となる誤り率しか生じさせない強度以下とすることを特徴とする請求項2に記載の光ネットワークシステム。
  5. 前記CFO検出器は、前記新規投入サブキャリアとの衝突による誤りを検出した受信サブキャリアグリッド情報と送信サブキャリアグリッド情報から前記偏差サブキャリアグリッド数を推定することを特徴とする請求項2に記載の光ネットワークシステム。
  6. 前記CFO検出器は、前記新規投入サブキャリアおよび前記新規投入サブキャリアとの衝突による誤りを検出しなかった場合、前記システム制御器が前記新規投入サブキャリアの送信サブキャリアグリッドを異なる値に更新した後、前記新規投入サブキャリアおよび前記新規投入サブキャリアとの衝突による誤りの検出を行うことを特徴とする請求項2に記載の光ネットワークシステム。
  7. 前記CFO検出器は、前記新規投入サブキャリアおよび前記新規投入サブキャリアとの衝突による誤りを検出しなかった場合、前記システム制御器が前記新規投入サブキャリアの信号強度を初期より引き上げた後、改めて前記新規投入サブキャリアおよび前記新規投入サブキャリアとの衝突による誤りの検出を行うことを特徴とする請求項2に記載の光ネットワークシステム。
  8. 前記キャリア周波数オフセット補償部は、前記サブキャリア多重変調電気信号に対して周波数シフト補償を行う送信CFO補償器を含み、前記送信CFO補償器と前記送信光源の温度制御を併用してキャリア周波数オフセット補償を行うことを特徴とする請求項2に記載の光ネットワークシステム。
  9. 前記送信CFO補償器は、高周波領域で前記送信光源の温度制御より制御量が大きいことを特徴とする請求項8に記載の光ネットワークシステム。
  10. 前記サブキャリア変調器の代わりに、前記送信CFO補償器と組み合わされてIFDM変調器を構成する反復多重器を含み、前記送信CFO補償器がIFDM変調器に流用されることを特徴とする請求項9に記載の光ネットワークシステム。
  11. 前記システム制御器から前記送信機制御器への制御情報の伝達が前記光伝送路を介して行われることを特徴とする請求項2に記載の光ネットワークシステム。
  12. 各端末側装置から送信され光伝送路途中の受動的光学素子により多重化されたサブキャリア多重光信号を局側装置で受信する光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御方法であって、
    受信された前記サブキャリア多重光信号に基づいて、割り当てられたサブキャリアとの周波数偏差を示す送信CFO補償制御情報を求めるシステム制御工程と、
    前記送信CFO補償制御情報に基づいて、送信される前記サブキャリア多重光信号のキャリア周波数オフセット補償を行うキャリア周波数オフセット補償工程と、
    を備えたことを特徴とする光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御方法。
  13. 端末側装置の新規投入時に、
    新規投入された端末側装置の新規投入サブキャリアの受信サブキャリアグリッド情報N_rxと送信サブキャリアグリッド情報N_txから偏差サブキャリアグリッド数N_ofsを推定するCFO検出工程と、を備え、
    前記システム制御工程は、前記偏差サブキャリアグリッド数N_ofsを所定範囲の内の値に小さくするための前記送信CFO補償制御情報を新規投入された端末側装置へ送り、
    前記キャリア周波数オフセット補償工程は、前記送信CFO補償制御情報に従って前記新規投入サブキャリアのキャリア周波数オフセット補償を行って既存の前記端末側装置の既存サブキャリアとの衝突を回避する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の光ネットワークシステムのサブキャリアアクセス制御方法。
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