JP6223218B2 - 内視鏡 - Google Patents
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Description
湾曲部12は、上下の二方向、或いは、上下左右の四方向に湾曲するように構成されている。
なお、符号8mは処置具チャンネル開口であり、符号13は可撓管部であり、符号14は対物レンズ、符号15は照明レンズ、符号16は先端硬質部である。
図2の(A)に示すように内視鏡内蔵物20の曲げ剛性をEI、内蔵物中心軸20aにおける曲率半径をρとしたとき、曲げモーメントMは、
M=EI/ρ で表せる。
M1=P1xL1 になり、
固定端から距離L2の位置に矢印で示す力P2という応力がかかったとき、曲げモーメントM2は、
M2=P2xL2 になる。
挿入部1の湾曲部12を例えば、図3の(A)、(B)に示すように同じ曲率半径Rで湾曲させた場合、チャンネルチューブ8が図3の(A)では湾曲された湾曲部12を構成する湾曲管(図1の符号12c参照)の外側内周面12foに当接して曲率半径Rより大きな曲率半径r1で湾曲される。これに対して、図3の(B)ではチャンネルチューブ8が湾曲管12cの内側内周面12fiに当接して曲率半径Rより小さな曲率半径r2で湾曲される。
そして、湾曲部12を一方側に湾曲させる場合と他方側に湾曲させる場合とで湾曲ワイヤを牽引する牽引力量が異なることによって、湾曲操作装置を手元操作した際に操作感に違和感が生じる。
図4−図8を参照して本発明の実施形態を説明する。
図4に示すように内視鏡40の挿入部41の先端面41fには例えば、観察用窓42、2つの照明窓43、44、ノズル45、及び開口46が設けられている。
開口46は、処置具を導出させるための開口と汚物等を吸引するための開口とを兼用している。照明窓は、2つに限定されるものでは無く、1つ又は2つ以上であってもよい。また、先端面41fに、ノズル45に加えて直噴ノズルを設ける、或いは、他の開口を設けるようにしてもよい。
先端部47は、先端硬質部51を有する。先端硬質部51の先端側には図示されていない先端カバーが設けられる。先端硬質部51には、複数の軸方向貫通孔が形成されている。軸方向貫通孔は、処置具挿通用孔51h1、観察ユニット用孔51h2、第1照明用孔(不図示)、第2照明用孔(不図示)、送気送水用孔(不図示)等である。
先端湾曲管52fの先端部分は、先端硬質部51に一体的に固設される。先端湾曲管52fの基端側には中間湾曲管52mの先端側が回動自在に連結されている。複数の湾曲管同士は、互いに回動自在に連結されている。最も基端側に回動自在に設けられた中間湾曲管52mの基端側には基端湾曲管52rの先端側が回動自在に連結されている。
本実施形態において、先端部47の直径、湾曲部48の直径、及び可撓管部49の直径は略同径である。
挿入部41の図示されていない基端側には操作部が設けられている。操作部は、把持部を兼ね、操作部には湾曲部48を湾曲動作させるための湾曲部操作装置として例えば上下ノブ(不図示)が設けられている。湾曲部48は、上下ノブを操作していない状態においてストレート状態である。
なお、符号61は上湾曲ワイヤ、符号62は下湾曲ワイヤである。符号63はリベットであり、隣接する湾曲管同士を回動自在に保持する。
そして、湾曲部48は、図7に示すように反転観察可能な最大下湾曲状態である第1の湾曲状態と、図8に示すように反転観察可能な最大上湾曲状態である第2の湾曲状態と、を得られるように構成されている。
本図において、チャンネルチューブ54は、湾曲部48の先端から130度付近から中間湾曲管52mの内周面から徐々に離間している。
本図において、チャンネルチューブ54は、湾曲部48の先端から90度を超えた付近から中間湾曲管52mの内周面から徐々に離間している。
R1=C−B/2+A/2 … 式1 で表せる。
R2=D+B/2−A/2 … 式2 で表せる。
R=R1=R2 であり、上記式1及び上記式2を代入することにより、
R=C−B/2+A/2=D+B/2−A/2 となり、
C−D=B−A … 式3 と、表せる。
なお、上述した実施形態と同様の構成については、同符号を付して説明を省略する。
そして、
L=(B/2−A/2)cosθ=1/2(B−A)cosθ …式4 と表せる。
R1=C1−L=C1−1/2(B−A)cosθ … 式5 で表せる。
ここで、C1は、湾曲部48の第1湾曲中心軸曲率半径であり、第1湾曲中心O1から挿入部中心軸41aと同軸である湾曲部48の中心軸までの距離である。
R2=D1+L=D1+1/2(B−A)cosθ … 式6 で表せる。
ここで、D1は、湾曲部48の第2湾曲中心軸曲率半径であり、第2湾曲中心O2から湾曲部48の中心軸までの距離である。
R=C1−1/2(B−A)cosθ=D1+1/2(B−A)cosθ となり、
C1−D1=(B−A)cosθ …式7 と、表せる。
4…信号ケーブル 5…ノズル 6…送気用チューブ 7…送水用チューブ
8…処置具チャンネルチューブ 8a…チューブ中心軸 8m…処置具チャンネル開口 9…湾曲ワイヤ 10…内視鏡 11…先端部 12…湾曲部 12c…湾曲管
12fi…内側内周面 12fo…外側内周面 13…可撓管部 14…対物レンズ
15…照明レンズ 16…先端硬質部 17…チャンネル用口金 20…内視鏡内蔵物 20a…内蔵物中心軸 40…内視鏡 41…挿入部 41Sd…湾曲部下領域
41a…挿入部中心軸 41f…先端面 42…観察窓 43…第1照明窓 44…第2照明窓 45…ノズル 46…開口 47…先端部 48…湾曲部 49…可撓管部
50…連結管 51…先端硬質部 51h1…処置具挿通用孔
51h2…観察ユニット用孔 52…湾曲部組 52f…先端湾曲管
52m…中間湾曲管 52r…基端湾曲管 53…湾曲チューブ
54f…チャンネル用口金 54…チャンネルチューブ 54a…チューブ中心軸
55…撮像装置 56…対物レンズ群 57…信号ケーブル
58a…第1照明用ファイバ 58b…第2照明用ファイバ 59a…送気チューブ
59w…送水チューブ 61…上湾曲ワイヤ 62…下湾曲ワイヤ 63…リベット
Claims (3)
- 先端側から先端部と、湾曲部と、可撓管部とを連設して構成される挿入部内に、該挿入部の軸方向に沿って複数の内蔵物を配置した内視鏡であって、
前記複数の内蔵物のうち最も曲げ剛性の高い第1の内蔵物の外径を予め定めた寸法に設定する一方、前記湾曲部を構成する湾曲管の内径を前記第1の内蔵物の外径より予め大きく設定する構成において、
前記挿入部の前記湾曲部内に挿通された前記第1の内蔵物の外周面を、前記挿入部の中心軸に直交する断面を二等分した一方の領域側に位置する前記湾曲管の内面に内接させて、
前記湾曲部を前記一方の領域が前記挿入部の中心軸より内側に位置するように湾曲させた第1の湾曲状態における前記第1の内蔵物の中心軸の第1の曲率半径と、前記湾曲部を前記一方の領域が前記挿入部の中心軸より外側に位置するように湾曲させた第2の湾曲状態における前記第1の内蔵物の中心軸の第2の曲率半径と、を同一に設定する際、
前記第1の湾曲状態における前記湾曲部を構成する湾曲管の中心軸の第1湾曲中心軸曲率半径を第1の寸法に設定し、前記第2の湾曲状態における前記湾曲部を構成する湾曲管の中心軸の第2湾曲中心軸曲率半径を第2の寸法に設定し、
前記第1の寸法と前記第2の寸法との差分を前記湾曲管の内径と前記第1の内蔵物の外径との差分に一致させたことを特徴とする内視鏡。 - 前記第1の内蔵物は、径寸法が大径で処置具が挿通される処置具チャンネルを構成するチャンネルチューブであって、
前記チャンネルチューブの先端部は、前記先端部を構成する先端硬質部に一体に固設されて、前記第1の湾曲状態及び前記第2の湾曲状態において、前記挿入部の湾曲管に内接しつつ基端側に延出されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 先端側から先端部と、湾曲部と、可撓管部とを連設して構成される挿入部内に、該挿入部の軸方向に沿って複数の内蔵物を配置した内視鏡であって、
前記複数の内蔵物のうち最も曲げ剛性の高い第1の内蔵物の外径を予め定めた寸法に設定する一方、前記湾曲部を構成する湾曲管の内径を前記第1の内蔵物の外径より予め大きく設定する構成において、
前記挿入部の前記湾曲部内に挿通された前記第1の内蔵物の外周面を、前記挿入部の中心軸に直交する断面を二等分した一方の領域側に位置する前記湾曲管の内面に内接させて、
前記湾曲部を前記一方の領域が前記挿入部の中心軸より内側に位置するように湾曲させた第1の湾曲状態における前記第1の内蔵物の中心軸の第1の曲率半径と、前記湾曲部を前記一方の領域が前記挿入部の中心軸より外側に位置するように湾曲させた第2の湾曲状態における前記第1の内蔵物の中心軸の第2の曲率半径と、を同一に設定する際、
前記第1の湾曲状態における前記湾曲部を構成する湾曲管の中心軸の第1湾曲中心軸曲率半径を第1の寸法に設定し、前記第2の湾曲状態における前記湾曲部を構成する湾曲管の中心軸の第2湾曲中心軸曲率半径を第2の寸法に設定し、
前記第1の寸法と前記第2の寸法との差分が前記湾曲管の内径と前記第1の内蔵物の外径との差分である湾曲中心とチャンネル中心を結ぶ線分と、前記二等分した線に直交し前記湾曲中心を通る直線と、が成す角度における余弦に一致することを特徴とする内視鏡。
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