JP6222241B2 - ロボットシステムおよび加工品の製造方法 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、ロボットシステムおよび加工品の製造方法に関する。
従来、加工や部品の組み付けが行われる製品の製造ラインなどにおいて、ロボットにワークを搬送させることで、製造ラインの効率化を図るロボットシステムが種々提案されている。
かかるロボットシステムでは、たとえば、ワークに対する加工を行う作業装置ごとにロボットが設けられ、これらのロボットがそれぞれ加工済みのワークを、後工程を担う下流側の作業装置へ搬送する。
ここで、作業装置とは、工作装置やロボットを備え、かかる工作装置やロボットを用いながらワークに対し、製造ラインの各工程における加工や部品の組み付けを行うものを指す。なお、工作装置やロボットは、無線信号などにより同期し、各装置がお互いにタイミングを合わせて連係しながら、上述のワークの加工や搬送を行う(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012−59119号公報
しかしながら、上述した従来技術には、効率よく加工品を製造するという点で更なる改善の余地がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、効率よく加工品を製造することができるロボットシステムおよび加工品の製造方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、上流装置および下流装置と、搬送路と、部材供給部と、切替制御部とを備える。前記上流装置および前記下流装置は、それぞれ少なくとも1基のロボットを含んで設けられ、それぞれ加工品の製造ラインにおける上流側および下流側に配置されるとともに、それぞれが前記ロボットを用いた所定の加工作業を行う。前記搬送路は、前記上流装置および前記下流装置の間に連ねて設けられ、前記上流装置における完成品を前記下流装置へ搬送する。前記部材供給部は、前記上流装置および前記下流装置のそれぞれに設けられ、前記所定の加工作業に用いられる部材を供給する。前記切替制御部は、前記完成品の搬送に前記搬送路および前記部材供給部のいずれを用いるかを切替制御する。
実施形態の一態様によれば、効率よく加工品を製造することができる。
図1は、実施形態に係るロボットシステムの構成および連動時における部材の流れを示す平面模式図である。 図2Aは、単動時における部材の流れを示す平面模式図(その1)である。 図2Bは、単動時における部材の流れを示す平面模式図(その2)である。 図3Aは、制御盤の構成の一例を示す斜視模式図である。 図3Bは、切替スイッチの構成の一例を示す模式図である。 図4は、作業装置のブロック図である。 図5Aは、ロボットの構成を示す正面模式図である。 図5Bは、ロボットの構成を示す平面模式図である。 図5Cは、ハンドの構成を示す斜視模式図(その1)である。 図5Dは、ハンドの構成を示す斜視模式図(その2)である。 図5Eは、ハンドの構成を示す斜視模式図(その3)である。 図6は、部材供給部の構成を示す平面模式図である。 図7Aは、台車の構成の一例を示す斜視模式図である。 図7Bは、パレットのベース部の構成の一例を示す平面模式図である。 図7Cは、パレットの固有部の構成の一例を示す平面模式図(その1)である。 図7Dは、パレットの固有部の構成の一例を示す平面模式図(その2)である。 図8Aは、部材供給部の動作を示す模式図(その1)である。 図8Bは、部材供給部の動作を示す模式図(その2)である。 図8Cは、部材供給部の動作を示す模式図(その3)である。 図9Aは、ロボットがパレットを移動させる動作を示す模式図(その1)である。 図9Bは、ロボットがパレットを移動させる動作を示す模式図(その2)である。 図9Cは、ロボットがパレットを移動させる動作を示す模式図(その3)である。 図10は、ロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボットシステムおよび加工品の製造方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下では、それぞれ加工品の製造ラインにおける上流側および下流側に配置され、それぞれがロボットを用いた所定の加工作業を行う「上流装置」および「下流装置」を含むロボットシステムを例に挙げて説明を行うが、これら「上流装置」および「下流装置」を総称する場合には「作業装置」と呼ぶ場合がある。
図1は、実施形態に係るロボットシステムの構成および連動時における部材の流れを示す平面模式図である。なお、図1には、説明を分かりやすくするために、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示す場合がある。
また、以下では、「上流装置」側の構成要素を示す場合には、符号に「−U」の形式の付番を付す場合がある。同じく、「下流装置」側の構成要素を示す場合には、符号に「−L」の形式の付番を付す場合がある。
また、以下では、複数個で構成される構成要素については、複数個のうちの一部にのみ符号を付し、その他については符号の付与を省略する場合がある。かかる場合、符号を付した一部とその他とは同様の構成であるものとする。
また、以下では、同じく複数個で構成される構成要素につき、符号に「−番号」の形式の付番を付して構成要素それぞれを識別する場合がある。かかる場合、これら構成要素を総称する際には、上記「−番号」の付番を用いずに符号のみを用いるものとする。
図1に示すように、ロボットシステム1は、それぞれ加工品の製造ラインにおける上流側および下流側に配置される少なくとも2つの作業装置10、すなわち、上流装置10−Uおよび下流装置10−Lを備える。
これら上流装置10−Uおよび下流装置10−Lは、たとえば、作業空間を形成するセル11によって互いに区画され、それぞれ少なくとも1基のロボット12を含んで設けられる。なお、図1に示すように、本実施形態では、ロボット12は双腕型であるものとする。
そして、これら上流装置10−Uおよび下流装置10−Lは、かかるロボット12を用いながら、互いに連動したそれぞれの所定の加工作業を行う。
具体的には、上流装置10−Uは、ロボット12−Uを用いた所定の加工作業によって完成品PDを生産する。そして、下流装置10−Lは、かかる上流装置10−Uの完成品PDに対して、ロボット12−Lを用いてさらに加工を施す所定の加工作業を行う。
なお、完成品PDは、上流装置10−Uおよび下流装置10−Lの間に連ねて設けられる搬送路20によって上流装置10−Uから下流装置10−Lへ搬送される。搬送路20は、たとえば、コンベア機構等を含んで構成される。
また、ロボットシステム1は、部材供給部30を備える。部材供給部30は、上述の所定の加工作業に用いられる部材を運搬する台車31が着脱可能となる共通の機械的構造を有して上流装置10−Uおよび下流装置10−Lのそれぞれに設けられる。
具体的には、部材供給部30は、上流装置10−Uおよび下流装置10−Lそれぞれの所定の加工作業において用いられる部材を、上流装置10−Uおよび下流装置10−Lそれぞれに供給するユニットである。
かかる部材供給部30は、部材が載置され台車31に搭載されたパレット32を介して部材を供給する。この部材供給部30のより具体的な構成については、台車31およびパレット32の説明も含め、図6以降を用いて詳しく述べる。なお、台車31は、作業装置10の種別を問わず使用可能な汎用品を用いることができる。
また、部材供給部30の近傍には、2つのジグ33が備えられる。ジグ33は、移動用ジグの一例であり、ロボット12がパレット32を移動させるのに用いられる。また、ロボットシステム1は、作業台40を備える。作業台40は、パレット32を載置するための架台を含む、ロボット12の作業スペースである。
また、ロボットシステム1は、作業装置10それぞれのセル11の外部に制御装置50を備える。制御装置50は、ロボット12や部材供給部30といったセル11内部の各種装置と情報伝達可能に接続される。また、制御装置50は、セル11外部にある他の作業装置10の制御装置50とも相互に情報伝達可能に接続することが可能である。
ここで、制御装置50は、接続されたロボット12や部材供給部30の動作を制御するコントローラであり、種々の制御装置や演算処理装置、記憶装置などを含んで構成され、たとえば、切替制御部51a(後述)を備える。制御装置50の構成の詳細については、図4を用いて後述する。
なお、図1では、1つの作業装置10につき1筐体の制御装置50を示しているが、これに限られるものではなく、たとえば、ロボットシステム1全体につき1筐体としてもよい。また、制御対象となる各種装置のそれぞれに対応付けられた複数個の筐体で構成されてもよい。また、セル11の内部に配設されてもよい。
また、ロボットシステム1は、同じく作業装置10それぞれのセル11の外部に制御盤60を備える。制御盤60は、制御装置50に接続された入出力ユニットである。
このような構成において、本実施形態では、上流装置10−Uおよび下流装置10−Lが連動する連動時には、次に説明するように各部材が流れる。まず、上流装置10−Uの部材供給部30−Uが、パレット32−Uの搭載された台車31−Uを収納する(図中の矢印101参照)。
ここで、部材は、あらかじめパレット32−Uの規定位置へ位置決めされて載置されている。そして、部材供給部30−Uは、収納された台車31−Uからパレット32−Uを独立させて、ロボット12−Uに対するパレット32−Uの所定の受け渡し位置へ位置付ける。
そして、ロボット12−Uが、ジグ33−Uを用いてかかる所定の受け渡し位置からパレット32−Uを作業台40−Uへ移動させる(図中の矢印102参照)。
そして、ロボット12−Uは、作業台40−Uへ載置されたパレット32−Uから適宜必要となる部材を取り出しながら、所定の加工作業を行う。そして、かかる加工作業における完成品PDを、搬送路20を介して下流装置10−Lへと流す(図中の矢印103参照)。また、不要となったパレット32−Uは、供給時とは逆の手順で台車31−Uに搭載され、搬出される(図中の矢印104参照)。
一方、下流装置10−Lでは、上流装置10−Uと同様の手順で、台車31−Lに搭載されたパレット32−Lが作業台40−Lまで移動される(図中の矢印105および106参照)。
そして、ロボット12−Lは、作業台40−Lへ載置されたパレット32−Lから適宜必要となる部材を取り出しながら、搬送路20を受け入れ元として受け取った完成品PDに対する所定の加工作業を行う。なお、不要となったパレット32−Lは、供給時とは逆の手順で台車31−Lに搭載され、搬出される(図中の矢印107参照)。
ところで、従来の製造ラインでは、たとえば、ある作業装置で加工不良や故障等が発生した場合にこの作業装置を停止させる必要がある。このため、かかる作業装置の前工程を担う上流側の作業装置(本実施形態の上流装置10−Uに対応)は、完成品を下流側へ搬送することができなくなる。また、停止させた作業装置の下流側の作業装置(本実施形態の下流装置10−Lに対応)は、前工程における完成品の搬送を受けることができなくなる。
すなわち、製造ライン自体が停止するため、作業員等が、停止させた作業装置からワークを取り出すなどの作業を行う必要がある。ここで、このような作業に時間がかかると製造ラインの稼働率が大きく低下してしまうため、効率よく加工品を製造するうえでは難点があった。
そこで、本実施形態では、通常の「連動」時(図1参照)と、上述のように故障等で連動させられない「単動」時とで、前述の完成品PDの搬送に搬送路20および部材供給部30のいずれを用いるかを切替制御することとした。
本実施形態における「単動」時の部材の流れを図2Aおよび図2Bに示す。図2Aおよび図2Bは、単動時における部材の流れを示す平面模式図(その1)および(その2)である。
図2Aに示すように、下流装置10−Lのロボット12−Lの故障等で下流装置10−Lが完成品PDの搬送を受け入れられない場合(図中の矢印201参照)、本実施形態では、上流装置10−Uは、完成品PDをたとえばパレット32−Uに載置して部材供給部30−Uへ排出する(図中の矢印202および203参照)。
そして、完成品PDが載置されたパレット32−Uを搭載した台車31−Uが、作業員等により搬出され(図中の矢印204参照)、完成品PDは、たとえば下流装置10−Lの代替装置等へ台車31−Uを用いて送られる(図中の矢印205参照)。
また、図2Bに示すように、上流装置10−Uのロボット12−Uの故障等で上流装置10−Uが完成品PDの搬送を行えない場合(図中の矢印206参照)、本実施形態では、下流装置10−Lは、完成品PDを部材供給部30−Lから受け入れる。
具体的には、上流装置10−Uの代替装置等からパレット32−Uに載置され台車31−Uを用いて送られてきた完成品PDを、部材供給部30−Lから作業台40−Lまで移動されたパレット32−Uを介してロボット12−Lに受け取らせる(図中の矢印207〜209参照)。
そして、下流装置10−Lは、たとえばロボット12−Lに完成品PDを搬送路20まで搬送させて(図中の矢印210参照)、「連動」時の場合と同様に完成品PDに対する所定の加工作業を行う。なお、下流装置10−Lがかかる加工作業に用いる部材は、「連動」時と同様に、台車31−Lおよびパレット32−Lを介して部材供給部30−Lから供給される。
「単動」時にはこのように部材をやり取りすることによって、製造ラインが停止した場合であっても、作業員等による完成品PDの取り出しなどに要する時間を大幅に低減させ、製造ラインの稼働率が低下するのを防止することができる。すなわち、「連動」時および「単動」時に関わらず、効率よく加工品を製造することができる。
なお、図2Aに示すように、ロボット12−Lの故障等で下流装置10−Lが完成品PDの搬送を受け入れられない場合、たとえば、下流装置10−Lの制御装置50−Lは、上流装置10−Uの制御装置50−Uへ、完成品PDの搬送を受け入れられない旨を通知する。
そして、上流装置10−Uでは、かかる下流装置10−Lからの通知を受け取ったならば、切替制御部51a−Uが、上流装置10−Uに完成品PDを部材供給部30−Uへ排出させる制御を行う。
また、図2Bに示すように、ロボット12−Uの故障等で上流装置10−Uが完成品PDの搬送を行えない場合、たとえば、上流装置10−Uの制御装置50−Uは、下流装置10−Lの制御装置50−Lへ、完成品PDの搬送を行えない旨を通知する。
そして、下流装置10−Lでは、かかる上流装置10−Uからの通知を受け取ったならば、切替制御部51a−Lが、下流装置10−Lに完成品PDを部材供給部30−Lから受け入れさせる制御を行う。
また、たとえば、制御装置50−Uおよび制御装置50−Lが、上流装置10−Uおよび下流装置10−Lの稼動状態を相互に監視することとしたうえで、一方が他方の異常状態を検出したならば、切替制御部51a−Uあるいは51a−Lが、これに応じた完成品PDの搬送先あるいは受け入れ元の切替制御を行うようにしてもよい。
また、作業装置10それぞれは、共通の機械的構造を有する部材供給部30を有し、汎用の台車31を用いながら、かかる部材供給部30を介して完成品PDを含む各種部材を供給可能であるので、やはり「連動」時および「単動」時に関わらず、効率よく加工品を製造することができる。
また、台車31の使用により、各種部材が重量物であっても、作業員等はそれらを容易に運搬することができる。すなわち、効率よく加工品を製造するのに資することができる。
なお、図1〜図2Bを用いて説明した「連動」時および「単動」時における完成品PDの搬送先の切り替えは、たとえば、制御盤60に設けられた切替スイッチ61によって行うことが可能である。
図3Aは、制御盤60の構成の一例を示す斜視模式図である。また、図3Bは、切替スイッチ61の構成の一例を示す模式図である。
図3Aおよび図3Bに示すように、たとえば、切替スイッチ61は、制御盤60の前面に設けられたキースイッチとして備えられる。切替スイッチ61は、完成品PDの搬送に搬送路20および部材供給部30のいずれを用いるかを選択可能とするものである。
たとえば、図3Bに例示の切替スイッチ61の場合、作業員等の手により、「連動」が選択されれば、作業装置10において、完成品PDの搬送には搬送路20が用いられる設定が行われることとなる。
また、図3Bに示す「単動」が作業員等の手により選択されれば、作業装置10において、完成品PDの搬送には部材供給部30が用いられる設定が行われることとなる。なお、図3Aおよび図3Bでは、切替スイッチ61がキースイッチであるものとしたが、スイッチ装置の形態を限定するものではない。
また、かかる切替スイッチ61は、図2Aおよび図2Bに示したような故障が発生した場合等に限定して用いられるものではない。たとえば、生産上の都合等により、上流装置10−Uの完成品PDを部材供給部30−Uへ排出させたい、あるいは、下流装置10−Lに完成品PDを部材供給部30−Lから受け入れさせたいといった、任意に完成品PDの搬送経路を選択したい場合等にも用いることができる。
次に、上流装置10−Uまたは下流装置10−Lである作業装置10の構成について、図4を用いて説明する。図4は、作業装置10のブロック図である。なお、図4では、作業装置10の説明に必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。また、図4を用いた説明では、主として制御装置50の内部構成について説明することとし、既に説明した各種装置については説明を簡略化する場合がある。また、図4を用いた説明では、切替制御部51aが、切替スイッチ61から「連動」あるいは「単動」の指示を受け付ける場合について説明する。
図4に示すように、制御装置50は、制御部51と、記憶部52とを備える。制御部51は、切替制御部51aと、指示部51bとをさらに備える。
記憶部52は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリといった記憶デバイスであり、装置種別情報52aと、教示情報52bとを記憶する。装置種別情報52aは、作業装置10が上流装置10−Uまたは下流装置10−Lのいずれであるかといった作業装置10の種別を示す内容を含む情報である。
教示情報52bは、所定の加工作業におけるロボット12の動作経路をあらかじめ規定するプログラムである「ジョブ」を含む情報である。
制御部51は、制御装置50の全体制御を行う。切替制御部51aは、切替スイッチ61からの信号および装置種別情報52aに基づき、完成品PDの搬送に搬送路20および部材供給部30のいずれを用いるかを切替制御する。
具体的には、切替制御部51aは、下流装置10−Lが完成品PDの搬送を受け入れられない場合に、上流装置10−Uに完成品PDを部材供給部30−Uへ排出させるよう指示部51bに通知する。
また、切替制御部51aは、上流装置10−Uが完成品PDの搬送を行えない場合に、下流装置10−Lに完成品PDを部材供給部30−Lから受け入れさせるよう指示部51bに通知する。
より具体的には、切替制御部51aは、作業装置10自体が上流装置10−Uである場合に、切替スイッチ61−Uから搬送路20の使用(すなわち、「連動」)を指示する信号を受け付けたならば、指示部51bにロボット12−Uの完成品PDの搬送先を搬送路20へ切り替えさせる。
また、切替スイッチ61−Uから部材供給部30の使用(すなわち、「単動」)を指示する信号を受け付けたならば、指示部51bにロボット12−Uの完成品PDの搬送先を部材供給部30−Uへ切り替えさせる。
また、切替制御部51aは、作業装置10自体が下流装置10−Lである場合に、切替スイッチ61−Lから搬送路20の使用を指示する信号を受け付けたならば、指示部51bにロボット12−Lの完成品PDの受け入れ元を搬送路20へ切り替えさせる。
また、切替スイッチ61−Lから部材供給部30−Lの使用を指示する信号を受け付けたならば、指示部51bにロボット12−Lの完成品PDの受け入れ元を部材供給部30−Lへ切り替えさせる。
指示部51bは、切替制御部51aから通知された情報および教示情報52bに基づき、ロボット12および部材供給部30を動作させる動作信号を生成して、ロボット12および部材供給部30へ向け出力する。
なお、動作信号は、たとえばロボット12であれば、ロボット12の有するアーム部123(後述)やハンド124(後述)の各関節部等に搭載されたサーボモータへのパルス信号として生成される。
また、動作信号は、たとえば部材供給部30であれば、固定部38(後述)や昇降機構39(後述)を制御する制御信号として生成される。
具体的に、指示部51bは、切替制御部51aから通知された情報を教示情報52bに含まれたジョブに反映することで、ロボット12の完成品PDの搬送先あるいは受け入れ元を切り替えた状態で、ロボット12が所定の加工作業を行うよう動作させる。
また、指示部51bは、台車31が部材供給部30へ収納され、作業員によって作業開始スイッチ(図示略)が押下される等、所定の加工作業の開始の指示を制御装置50が受け付けたならば、部材供給部30の固定部38に台車31を所定位置へ固定させる。
また、指示部51bは、台車31の固定後、部材供給部30の昇降機構39にパレット32を台車31から持ち上げさせ、所定の受け渡し位置へ位置付けさせる。
また、指示部51bは、パレット32が適正であれば、ロボット12にハンド124を用いてジグ33を把持させる。そして、ロボット12にジグ33でパレット32を掬い上げて支持させ、支持されたパレット32を作業台40へ移動させる。
以下、このような指示部51bの指示に基づいて動作するロボット12の構成例、部材供給部30の構成例およびこれらの具体的な動きについて、図5A〜図9Cを用いて順次説明する。
まず、ロボット12の構成例について、図5Aおよび図5Bを用いて説明する。図5Aは、ロボット12の構成を示す正面模式図であり、図5Bは、ロボット12の構成を示す平面模式図である。
図5Aに示すように、ロボット12は、双腕型の多軸ロボットである。具体的には、ロボット12は、基台部121と、胴部122と、左アーム部123Lと、右アーム部123Rとを備える。
基台部121は、セル11(図1参照)内部の床面などに固定され、先端部において胴部122を軸SWまわりに旋回が可能となるように支持する(図5A中の軸SWまわりの両矢印参照)。
胴部122は、基端部を基台部121によって支持され、右肩部において右アーム部123Rの基端部を軸Sまわりに回動が可能となるように支持する。同様に、左肩部において左アーム部123Lの基端部を軸Sまわりに回動が可能となるように支持する(いずれも図中の軸Sまわりの両矢印参照)。
左アーム部123Lおよび右アーム部123Rはそれぞれ、複数個のリンクと関節部によって構成され、基端部から先端部にかけての各関節部において、軸S、軸Eおよび軸Tまわりの回動が可能となるように設けられる(図中の軸S、軸Eおよび軸Tまわりの両矢印参照)。
また、図5Bに示すように、左アーム部123Lおよび右アーム部123Rはそれぞれ、軸L、軸U、軸Rおよび軸Bまわりの回動が可能である(図中の軸L、軸U、軸Rおよび軸Bまわりの両矢印参照)。すなわち、ロボット12は、1個のアーム部123につき7軸を有する。
そして、ロボット12は、制御装置50からの動作指示に基づき、かかる7軸のアーム2個分と、軸SWまわりの旋回を組み合わせた多様な多軸動作を行うこととなる。
なお、左アーム部123Lの先端部である軸Tまわりの終端可動部には左ハンド124Lが、右アーム部123Rの先端部である軸Tまわりの終端可動部には右ハンド124Rが、それぞれ取り付けられる。
つづいて、かかる左ハンド124Lおよび右ハンド124Rの構成例について、図5C〜図5Eを用いて説明する。なお、以下では、左ハンド124Lおよび右ハンド124Rが同一構成であるものとし、これらを総称する場合には「ハンド124」と呼びながら説明を進める。
図5C〜図5Eは、ハンド124の構成を示す斜視模式図(その1)〜(その3)である。なお、説明を分かりやすくするために、図5C〜図5Eでは、ハンド124が、T軸をZ軸と、駆動軸124bをY軸と、それぞれ平行にしている場合を例に挙げて説明する。
図5Cに示すように、ハンド124は、駆動部124aと、駆動軸124bと、ガイド軸124cと、ブラケット124dと、共通把持部124eおよび124fと、工程把持部124gとを備える。
駆動部124aは、アーム部123の終端可動部に取り付けられる。駆動軸124bは、軸心をY軸方向に向けてT軸に関して対称に配置された、それぞれ一対のシャフトである。駆動軸124bは、駆動部124aによりY軸方向に進退可能に設けられ、それぞれの先端にはブラケット124dが取り付けられる。
また、ガイド軸124cは、かかるガイド軸124cとT軸に関して反対側の駆動軸124bと軸心を一致させて設けられた、それぞれ一対のシャフトであり、ブラケット124dの基端部と摺動自在に備えられる。すなわち、ブラケット124dは、駆動軸124bの動作に伴い、ガイド軸124cにガイドされながらY軸方向に進退可能に設けられている(図中の矢印501参照)。
また、図5Cに示すように、ブラケット124dの他端部には、共通把持部124e、124fおよび工程把持部124gが、ブラケット124dのY軸方向への進退に伴い、開閉可能に設けられている。
共通把持部124eおよび124fは、作業装置10の種別を問わずロボット12に共通して備えられる把持爪である。かかる共通把持部124eおよび124fによっては、たとえば、カメラ70(後述)やジグ33等が把持される。
なお、図5Dに示すように、共通把持部124eには、把持面に切り欠き124hが設けられている。また、図5Eに示すように、共通把持部124fには、把持面に突起部124iと孔部124jとが設けられている。すなわち、カメラ70やジグ33等は、これら共通把持部124eおよび124fに嵌合可能な形状を有して設けられることとなる。
ところで、本実施形態では、部材供給部30が、上流装置10−Uおよび下流装置10−Lのそれぞれに設けられ、かかる部材供給部30は、汎用の台車31が着脱可能となる上流装置10−Uおよび下流装置10−Lに共通の機械的構造を有するという点については既に述べた。
これにより、ロボットシステム1で台車31を使い回すことができるので、ロボット12の用いる部材を効率よく供給でき、効率よく加工品を製造することが可能となる。
次に、かかる部材供給部30の具体的な構成について図6を用いて説明する。図6は、部材供給部30の構成を示す平面模式図である。なお、図6では、上流装置10−Uを作業装置10の主たる例として例示している。また、図6では、図1等を用いて既に説明した構成要素については、あえてその説明を省略する場合がある。
図6に示すように、部材供給部30は、収納室34と、開口部35と、奥部36と、誘導部37と、固定部38と、昇降機構39とを備える。
収納室34は、台車31全体を収納可能に設けられる。開口部35は、かかる収納室34に開口される、台車31の出入口である。また、かかる開口部35の周縁部の少なくとも一部には、検知センサ35aが設けられる。
検知センサ35aは、ロボット12による所定の加工作業中に収納室34への物体の侵入を検知する。これにより、所定の加工作業中における作業員等への安全措置をとることができる。また、台車31が外部からの物体の接触を受けて、部材の位置決め精度を低下させるのを防ぐことができる。
誘導部37は、開口部35から開口部35に対向する奥部36まで台車31を誘導する。かかる誘導部37は、たとえば、ガイドレール等を用いて構成される。
固定部38は、奥部36に台車31と係合可能に設けられ、誘導部37を介して誘導された台車31と係合して収納室34内の所定位置に台車31を固定する。かかる固定部38の具体的な動作については、図8Aを用いて後述する。
昇降機構39は、固定部38によって台車31が所定位置に固定された場合にパレット32の下方に位置付くように配置され、鉛直方向に沿って昇降するロッド部39a(後述)を有し、パレット32を台車31から持ち上げて前述の所定の受け渡し位置へ位置付ける。かかる昇降機構39の具体的な動作については、図8Bを用いて後述する。
なお、ロボット12の左アーム部123Lおよび右アーム部123Rのいずれか一方(図6では右アーム部123R)の近傍には、カメラ70が備えられる。かかるカメラ70は、ハンド124によって把持可能に設けられており、パレット32の有する識別記号32d(後述)の撮像に用いられる。この点の詳細については、図7Cおよび図7Dを用いて後述する。
次に、台車31およびパレット32の構成について説明する。図7Aは、台車31の構成の一例を示す斜視模式図である。また、図7Bは、パレット32のベース部32aの構成の一例を示す平面模式図である。また、図7Cおよび図7Dは、パレット32の固有部32cの構成の一例を示す平面模式図(その1)および(その2)である。
台車31は、複数の作業装置10の間で共通に用いることができる汎用品として構成される。たとえば、図7Aに示すように、台車31は、少なくとも上面側と前面側とが開口された内部空間を有する筐体に把手と車輪とを取り付けて構成される。
また、筐体の上部には、図7Aに示すように、係止ブロック31aが設けられる。かかる係止ブロック31aは、たとえば、後述のベース部32aの角部に応じた位置に、かかる角部に応じた形状を有して形成される。なお、角部以外の部位に応じて設けられてもよい。
また、台車31は、筐体の内部に被固定部31bを備える。たとえば、被固定部31bは、台車31の筐体の内部に架け渡されたバー状の部材として設けられる。
かかる台車31には、パレット32が搭載される。図7Bの紙面右側に示すように、パレット32は、ベース部32aを有する。ベース部32aは、汎用の台車31に搭載可能となるように、作業装置10を問わず同一形状に形成される。
たとえば、図7Bには、1組の角部が切り欠かれた略矩形状に形成されたベース部32aを例示している。なお、このように1組の角部を切り欠くことによって、パレット32の前後方向を識別することができる。
また、ベース部32aは、孔部32bを有する。孔部32bは、前述の所定の受け渡し位置から作業台40へパレット32が移動される際に用いられる部位であり、ジグ33の先端部と嵌合可能な形状を有して形成される。
なお、孔部32bは、図7Bに示すように、ベース部32aの略矩形の対向する2辺それぞれの近傍に互いに斜向かいとなるように形成されることが好ましい。かかる点を含めた孔部32bの用いられ方については、図9Bを用いた説明で後述する。
そして、図7Bに示すように、パレット32は、かかるベース部32aが、台車31の開口された上面側に載置され、その角部を係止ブロック31aに係止されることによって、台車31に搭載されることとなる。
なお、既に述べたように、作業装置10それぞれにおいては、それぞれに割り当てられた所定の加工作業が行われる。したがって、作業装置10ごとに必要となる部材に対応可能となるように、パレット32はさらに固有部32cを有する。
たとえば、図7Cおよび図7Dにそれぞれ示すのは、異なる2つの作業装置10においてそれぞれ用いられる、言い換えれば、種別の異なるパレット32の一例である。
たとえば、図7Cに示す上流装置10−U用のパレット32−Uには、少なくとも部材P1が載置されるが、この場合、パレット32−Uには、かかる部材P1を規定位置に位置決め可能な固有の形状の固有部32cが形成される。固有部32cは、たとえば、部材P1に脚部があれば、かかる脚部を差し込み可能な孔部として形成される。
同様に、図7Dには、少なくとも部材P2が載置される下流装置10−L用のパレット32−Lを例示しているが、かかるパレット32−Lについては、少なくとも部材P2を規定位置に位置決め可能な固有の形状の固有部32cが形成される。
なお、図7Cおよび図7Dでは符号を略し、破線の閉曲線として示しているが、このような固有部32cは、パレット32の種別に応じて載置されるすべての部材について設けられる。
このように、パレット32は、ベース部32aを有することによって、汎用の台車31への搭載が可能となり、効率よく部材の供給を行うのに資することができる。また、パレット32は、固有部32cを有することによって、作業装置10ごとに必要となる部材を規定位置に位置決めしつつ供給することが可能となり、精度よく部材の供給を行うのに資することができる。
また、図7Cおよび図7Dに示すように、パレット32は、作業装置10ごとの所定の加工作業の種別(すなわち、パレット32の種別)を識別する識別記号32dを有する。識別記号32dは、たとえば図7Cおよび図7Dに示すように、QRコード(登録商標)として設けられ、前述のカメラ70を用いたパレット32の正否判定に用いられる。
具体的に、かかる正否判定では、ロボット12が、ハンド124を用いてカメラ70を把持しつつ識別記号32dを撮像し、撮像後はカメラ70を元の位置へ戻して把持を解く動作を行う。そして、制御装置50が、ロボット12の撮像した撮像結果に基づいてパレット32が所定の加工作業に応じた適正なものであるか否かを判定する。
次に、部材供給部30の具体的な動作について、図8A〜図8Cを用いて説明する。図8A〜図8Cは、部材供給部30の動作を示す模式図(その1)〜(その3)である。なお、図8Aには、固定部38の動作の一例を、図8Bおよび図8Cには、昇降機構39の動作の一例を、それぞれ図示している。
既に図4を用いた説明で述べたが、指示部51bは、台車31が部材供給部30へ収納され、作業開始スイッチが押下されるといった所定の加工作業の開始の指示を制御装置50が受け付けたならば、部材供給部30の固定部38に、台車31を所定位置へ固定させる。
具体的には、図8Aに示すように、固定部38はたとえば、その先端部が略鉤状に形成されており、かかる先端部を回転させるとともに(図中の矢印801参照)、かかる略鉤状の先端部を前述の被固定部31bに係合させて引くことによって台車31を所定位置へ固定する(図中の矢印802参照)。
これにより、台車31に係止されたパレット32を少なくとも図中のXY平面方向において精度高く位置決めすることができる。なお、固定部38は、たとえば、磁石等を用いて構成され、磁力等によって台車31を固定することとしてもよい。
そして、指示部51bは、台車31が固定された後、部材供給部30の昇降機構39にパレット32を台車31から持ち上げさせ、所定の受け渡し位置へ位置付けさせる。
具体的には、図8Bに示すように、昇降機構39は、鉛直方向に沿って昇降するロッド部39aと、かかるロッド部39aの先端部に設けられたテーブル部39bとを有している。
そして、昇降機構39は、ロッド部39aを上昇させてテーブル部39bをパレット32の下面に当接させ、さらにロッド部39aで押し上げることによって、パレット32を台車31から持ち上げて所定の受け渡し位置へ位置付ける(図中の矢印803および804参照)。
なお、かかる昇降機構39の動作に関し、図8Cに示すように、テーブル部39bの上面には係止ブロック39cが設けられ、パレット32の下面にはかかる係止ブロック39cと嵌合可能な形状に形成された嵌合部32eが設けられることが好ましい。
すなわち、昇降機構39が、かかる係止ブロック39cおよび嵌合部32eを嵌合させながら台車31からパレット32を持ち上げることで、所定の受け渡し位置でXYZすべての方向において精度高くパレット32を位置決めすることが可能となる。すなわち、ロボット12に対し、精度高く部材の供給を行うのに資することができる。
なお、前述のパレット32の正否判定によってパレット32が適正でないと判定された場合には、部材供給部30は、指示部51bの指示に基づき、図8Bに示したのとは逆の動作によってパレット32を下降させて台車31へ載置させる。
そして、部材供給部30は、図8Aに示したのとは逆の動作によって、固定部38による台車31の固定を解除させる。そして、固定を解除された台車31は、作業員等によって部材供給部30から搬出される。
次に、ロボット12がハンド124を用いて所定の受け渡し位置からパレット32を作業台40へ移動させる場合の動作について説明する。図9A〜図9Cは、ロボット12がパレット32を移動させる動作を示す模式図(その1)〜(その3)である。
図9Aに示すように、ジグ33は、たとえば、ブラケット331の主面同士がお互いにパイプなどの部材で連結された枠体を含んで構成される。図9Aに示すように、Z軸方向の上側にある一方のブラケット331の上面には、2つの共通把持ブロック333が、所定の間隔を設けて取り付けられる。
なお、図9Bに示すように、2つの共通把持ブロック333の一方である共通把持ブロック333aは、ハンド124の共通把持部124eの切り欠き124hと嵌合可能な形状を有して形成されている。
また、図9Cに示すように、2つの共通把持ブロック333の他方である共通把持ブロック333bは、同じく共通把持部124fの突起部124iおよび孔部124jと嵌合可能な形状を有して形成されている。
また、図9Aに示すように、Z軸方向の下側にある他方のブラケット331には、突起部332が設けられる。すなわち、かかる他方のブラケット331側をジグ33の先端側とみなした場合、ジグ33は、その先端部が突起部332によって略鉤状に形成されている。
かかる突起部332は、パレット32の孔部32bと嵌合可能な形状を有する。なお、ジグ33は、作業装置10を問わず同一形状である。そして、ロボット12は、ハンド124を用いてジグ33を把持しながら、かかる突起部332をパレット32の孔部32bに嵌合させてジグ33でパレット32を支持し、作業台40へパレット32を移動させる。
具体的には、左アーム部123Lが、その終端可動部に取り付けられた左ハンド124Lを用いて、2つのジグ33のうちの一方であるジグ33−1の共通把持ブロック333を把持する(図中の矢印901参照)。また、右アーム部123Rが、その終端可動部に取り付けられた右ハンド124Rを用いて、2つのジグ33のうちの他方であるジグ33−2の共通把持ブロック333を把持する(図中の矢印902参照)。
そして、左アーム部123Lおよび右アーム部123Rが協調しながら、それぞれの把持するジグ33の突起部332をパレット32の孔部32bへ差し込みつつ、2つのジグ33でパレット32を掬い上げてパレット32を支持する。
なお、ここで、図7Bを用いて既に述べたように、孔部32bは、ベース部32aの略矩形の対向する2辺それぞれの近傍に互いに斜向かいとなるように形成されているので、パレット32がXY平面に対して傾くのを抑えることができる。すなわち、精度高く部材を供給するのに資することができる。
そして、左アーム部123Lおよび右アーム部123Rは、所定の受け渡し位置から掬い上げ、支持したパレット32を、引き続き協調しながら作業台40の方向へ移動させて作業台40へ載置する。
なお、所定の加工作業が終わり、パレット32が不要となった際には、左アーム部123Lおよび右アーム部123Rは、これまで説明したのとは逆の動作経路を辿り、パレット32を台車31上方の所定の受け渡し位置へ戻すこととなる。
次に、実施形態に係るロボットシステム1が実行する処理手順について図10を用いて説明する。図10は、実施形態に係るロボットシステム1が実行する処理手順を示すフローチャートである。
なお、図10では主に、切替制御処理の処理手順について説明する。かかる切替制御処理は、完成品PDの搬送に搬送路20および部材供給部30のいずれを用いるかを切替制御してから所定の加工作業を開始するまでとする。
図10に示すように、まず装置種別が判定される(ステップS101)。ここで、装置種別が上流装置10−Uである場合(ステップS101,上流装置)、つづいて動作モード、すなわち「連動」であるか「単動」であるかが判定される(ステップS102)。
ここで、動作モードが「連動」である場合(ステップS102,連動)、完成品PDの搬送先が搬送路20へ切り替えられる(ステップS103)。また、動作モードが「単動」である場合(ステップS102,単動)、完成品PDの搬送先が部材供給部30−Uへ切り替えられる(ステップS104)。
一方、装置種別が下流装置10−Lである場合(ステップS101,下流装置)、つづいて動作モード、すなわち「連動」であるか「単動」であるかが判定される(ステップS105)。
ここで、動作モードが「連動」である場合(ステップS105,連動)、完成品PDの受け入れ元が搬送路20へ切り替えられる(ステップS106)。また、動作モードが「単動」である場合(ステップS105,単動)、完成品PDの受け入れ元が部材供給部30−Lへ切り替えられる(ステップS107)。
そして、このように完成品PDの搬送先あるいは受け入れ元が切り替えられた後、所定の加工作業が開始され(ステップS108)、切替制御処理が終了する。
上述してきたように、実施形態に係るロボットシステムは、上流装置および下流装置と、搬送路と、部材供給部と、切替制御部とを備える。
上流装置および下流装置は、それぞれ少なくとも1基のロボットを含んで設けられ、それぞれ加工品の製造ラインにおける上流側および下流側に配置されるとともに、それぞれがロボットを用いた所定の加工作業を行う。
搬送路は、上流装置および下流装置の間に連ねて設けられ、上流装置における完成品を下流装置へ搬送する。部材供給部は、上流装置および下流装置のそれぞれに設けられ、上記の所定の加工作業に用いられる部材を供給する。
切替制御部は、上記の完成品の搬送に搬送路および部材供給部のいずれを用いるかを切替制御する。
したがって、実施形態に係るロボットシステムによれば、効率よく加工品を製造することができる。
なお、上述してきた実施形態では、1基の双腕ロボットが設けられた作業装置を主たる例に挙げて説明を行ったが、作業装置内のロボットの数やロボットの腕の数を限定するものではない。
したがって、たとえば、1基の双腕ロボットに代えて2基の単腕ロボットを用いてもよい。かかる場合、単腕ロボットは、それぞれの腕に移動用ジグを把持してパレットを掬い上げ、パレットを作業台へ搬送する動作を行うこととなる。
また、上述した実施形態では、1つの腕につき7軸を有するロボットを例に挙げたが、ロボットの軸数を限定するものではない。
また、上述した実施形態では、たとえば図1において、上流装置および下流装置それぞれに同種のロボットが設けられている場合を図示したが、これらには、所定の作業それぞれに応じた異なるタイプのロボットが設けられてよい。
また、上述した実施形態では、たとえば図1において、上流装置および下流装置が互いに隣接するように配置されている場合を図示したが、これらの配置レイアウトを限定するものではない。
また、上述した実施形態では、製造ラインに2つの作業装置を備えるロボットシステムを例に挙げて説明したが、作業装置を3つ以上備え、それらが相対的に上流装置にも下流装置にもなりうるものであってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボットシステム
10 作業装置
10−L 下流装置
10−U 上流装置
11 セル
12、12−L、12−U ロボット
20 搬送路
30、30−L、30−U 部材供給部
31、31−L、31−U 台車
31a 係止ブロック
31b 被固定部
32、32−L、32−U パレット
32a ベース部
32b 孔部
32c 固有部
32d 識別記号
32e 嵌合部
33 ジグ
34 収納室
35 開口部
35a 検知センサ
36 奥部
37 誘導部
38 固定部
39 昇降機構
39a ロッド部
39b テーブル部
39c 係止ブロック
40、40−L、40−U 作業台
50 制御装置
51 制御部
51a、51a−L、51a−U 切替制御部
51b 指示部
52 記憶部
52a 装置種別情報
52b 教示情報
60 制御盤
61 切替スイッチ
70 カメラ
121 基台部
122 胴部
123 アーム部
123L 左アーム部
123R 右アーム部
124 ハンド
124L 左ハンド
124R 右ハンド
124a 駆動部
124b 駆動軸
124c ガイド軸
124d ブラケット
124e、124f 共通把持部
124g 工程把持部
124h 切り欠き
124i 突起部
124j 孔部
331 ブラケット
332 突起部
333 共通把持ブロック
333a 共通把持ブロック
333b 共通把持ブロック
PD 完成品

Claims (9)

  1. それぞれ少なくとも1基のロボットを含んで設けられ、それぞれ加工品の製造ラインにおける上流側および下流側に配置されるとともに、それぞれが前記ロボットを用いた所定の加工作業を行う上流装置および下流装置と、
    前記上流装置および前記下流装置の間に連ねて設けられ、前記上流装置における完成品を前記下流装置へ搬送する搬送路と、
    前記上流装置および前記下流装置のそれぞれに設けられ、前記所定の加工作業に用いられる部材を供給する部材供給部と
    前記完成品の搬送に前記搬送路および前記部材供給部のいずれを用いるかを切替制御する切替制御部と
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  2. 前記切替制御部は、
    前記下流装置が前記完成品の搬送を受け入れられない場合に、前記上流装置に前記完成品を前記部材供給部へ排出させること
    を特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記切替制御部は、
    前記上流装置が前記完成品の搬送を行えない場合に、前記下流装置に前記完成品を前記部材供給部から受け入れさせること
    を特徴とする請求項2に記載のロボットシステム。
  4. 前記完成品の搬送に前記搬送路および前記部材供給部のいずれを用いるかを選択可能な切替スイッチ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  5. 前記上流装置の前記ロボットは、
    前記切替スイッチから前記搬送路の使用を指示する信号を受け付けたならば、前記完成品を前記搬送路へ移動させ、前記切替スイッチから前記部材供給部の使用を指示する信号を受け付けたならば、前記完成品を前記部材供給部へ移動させること
    を特徴とする請求項4に記載のロボットシステム。
  6. 前記下流装置の前記ロボットは、
    前記切替スイッチから前記搬送路の使用を指示する信号を受け付けたならば、前記完成品を前記搬送路から受け入れ、前記切替スイッチから前記部材供給部の使用を指示する信号を受け付けたならば、前記完成品を前記部材供給部から受け入れて、それぞれ前記完成品に対して前記所定の加工作業を施すこと
    を特徴とする請求項5に記載のロボットシステム。
  7. 前記部材供給部は、
    前記所定の加工作業に用いられる前記部材を運搬する台車が着脱可能となる前記上流装置および前記下流装置に共通の機械的構造を有すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のロボットシステム。
  8. 前記部材供給部は、
    前記部材が載置され前記台車に搭載されたパレットを介して前記部材を供給し、
    前記パレットは、
    前記上流装置および前記下流装置のそれぞれに必要となる前記部材を位置決め可能な固有の形状に形成された固有部と、
    前記上流装置および前記下流装置を問わず同一形状であり、かつ、前記台車に搭載可能な形状に形成されたベース部と
    を備えることを特徴とする請求項7に記載のロボットシステム。
  9. それぞれ少なくとも1基のロボットを含んで設けられ、それぞれ加工品の製造ラインにおける上流側および下流側に配置されるとともに、それぞれが前記ロボットを用いた所定の加工作業を行う上流工程および下流工程と、
    前記上流工程および前記下流工程の間に連ねて設けられ、前記上流工程における完成品を前記下流工程へ搬送する搬送工程と、
    前記上流工程および前記下流工程のそれぞれに設けられ、前記所定の加工作業に用いられる部材を供給する部材供給工程と
    前記完成品の搬送に前記搬送工程および前記部材供給工程のいずれを用いるかを切替制御する切替制御工程と
    を含むことを特徴とする加工品の製造方法。
JP2015548905A 2013-11-19 2013-11-19 ロボットシステムおよび加工品の製造方法 Active JP6222241B2 (ja)

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