JP6222005B2 - パワートレインの制御装置 - Google Patents
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Description
アイドル回転数を通常のアイドル運転時よりも高い目標アイドル回転数に制御するアイドルアップ制御が可能なエンジンと、変速機構をニュートラル状態とするニュートラル制御が可能な自動変速機とを有するパワートレインの制御装置であって、
前記エンジンのアイドルアップ制御が必要であるか否かを判断する判断手段と、
車両の減速中で、且つ、前記判断手段によって前記アイドルアップ制御が必要であると判断されている状態で、エンジン回転数が目標アイドル回転数に関連する所定回転数まで低下したとき、又は、車速が前記所定回転数に相当する所定車速まで低下したとき、前記ニュートラル制御を実行すると共に、前記アイドルアップ制御を開始する制御手段と、を備え、
前記自動変速機は、発進変速段を形成する2つの摩擦締結要素のうちの1つとして、クリアランス調整用油圧室への油圧供給時にクラッチクリアランスを小クリアランス状態とするクリアランス調整用ピストンと、締結用油圧室への油圧供給時に摩擦板を押圧する締結用ピストンとを有するブレーキを備え、
前記制御手段は、走行レンジでの車両の減速中に行われる前記ニュートラル制御において、前記2つの摩擦締結要素のうちの前記ブレーキ以外の摩擦締結要素を締結すると共に、前記ブレーキの前記2つの油圧室のうちのクリアランス調整用油圧室にのみ油圧を供給することにより、変速機構をニュートラル状態にすることを特徴とする。
車両の減速中における前記目標アイドル回転数を車速の低下に従って低くなるように設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
前記制御手段は、車両の減速中に前記アイドルアップ制御を開始した後、停車しても前記アイドルアップ制御を継続することを特徴とする。
図1に骨子を示すように、本発明の実施の形態に係るパワートレインは、エンジン1と、トルクコンバータ3を介してエンジン1の出力軸2に連結された自動変速機4とを備えている。
図3に示すように、LRブレーキ60は、締結時の応答性向上のためのクラッチクリアランス調整機能を有する複動式の油圧アクチュエータ61を備えている。油圧アクチュエータ61は、変速機ケース5に設けられたシリンダ5a内に軸方向に移動可能に嵌合されたクリアランス調整用ピストン62と、該クリアランス調整用ピストン62の内側に設けられたシリンダ62a内に該クリアランス調整用ピストン62に対して軸方向に相対移動可能に嵌合された締結用ピストン63とを備えている。
図6に示すように、エンジン1及び自動変速機4の油圧回路100に関する各種制御は、車両に搭載された制御装置200によって行われる。なお、制御装置200は、例えば、エンジン1に搭載されたECU(Engine Control Unit)と、自動変速機4に搭載されたTCM(Transmission Control Module)とで構成される。
制御装置200は、エンジン1の駆動中において、所定のアイドルアップ条件の成否によってアイドルアップ制御が必要であるか否かを判断し、アイドルアップ制御が必要であると判断した場合は、停車中であるとき、及び、Dレンジ状態での車両減速中に下記の開始要件が成立したときに、エンジン回転数を目標アイドル回転数に制御するアイドルアップ制御を実行する。
図7に示すフローチャートを参照しながら、制御装置200によるアイドルアップ制御に関するエンジン1及び自動変速機4の制御動作の一例について説明する。
3 トルクコンバータ
4 自動変速機
40 ロークラッチ
50 ハイクラッチ
60 LRブレーキ
62 クリアランス調整用ピストン
63 締結用ピストン
64 クリアランス調整用油圧室(クリアランス室)
65 締結用油圧室(締結室)
70 26ブレーキ
80 R35ブレーキ
90 燃料供給装置
200 制御装置
201 アクセルセンサ
202 エンジン回転数センサ
203 ブレーキスイッチ
204 レンジセンサ
205 車速センサ
220 油圧スイッチ
Claims (3)
- アイドル回転数を通常のアイドル運転時よりも高い目標アイドル回転数に制御するアイドルアップ制御が可能なエンジンと、変速機構をニュートラル状態とするニュートラル制御が可能な自動変速機とを有するパワートレインの制御装置であって、
前記エンジンのアイドルアップ制御が必要であるか否かを判断する判断手段と、
車両の減速中で、且つ、前記判断手段によって前記アイドルアップ制御が必要であると判断されている状態で、エンジン回転数が目標アイドル回転数に関連する所定回転数まで低下したとき、又は、車速が前記所定回転数に相当する所定車速まで低下したとき、前記ニュートラル制御を実行すると共に、前記アイドルアップ制御を開始する制御手段と、を備え、
前記自動変速機は、発進変速段を形成する2つの摩擦締結要素のうちの1つとして、クリアランス調整用油圧室への油圧供給時にクラッチクリアランスを小クリアランス状態とするクリアランス調整用ピストンと、締結用油圧室への油圧供給時に摩擦板を押圧する締結用ピストンとを有するブレーキを備え、
前記制御手段は、走行レンジでの車両の減速中に行われる前記ニュートラル制御において、前記2つの摩擦締結要素のうちの前記ブレーキ以外の摩擦締結要素を締結すると共に、前記ブレーキの前記2つの油圧室のうちのクリアランス調整用油圧室にのみ油圧を供給することにより、変速機構をニュートラル状態にすることを特徴とするパワートレインの制御装置。 - 車両の減速中における前記目標アイドル回転数を車速の低下に従って低くなるように設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパワートレインの制御装置。
- 前記制御手段は、車両の減速中に前記アイドルアップ制御を開始した後、停車しても前記アイドルアップ制御を継続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパワートレインの制御装置。
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JP2014170827A JP6222005B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | パワートレインの制御装置 |
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JP2014170827A JP6222005B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | パワートレインの制御装置 |
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Family Applications (1)
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