JP6221274B2 - データ受信装置及びデータ通信システム - Google Patents

データ受信装置及びデータ通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6221274B2
JP6221274B2 JP2013051442A JP2013051442A JP6221274B2 JP 6221274 B2 JP6221274 B2 JP 6221274B2 JP 2013051442 A JP2013051442 A JP 2013051442A JP 2013051442 A JP2013051442 A JP 2013051442A JP 6221274 B2 JP6221274 B2 JP 6221274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
clock
receiving device
sampling
oversampling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013051442A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013258681A (ja
Inventor
亮輔 西
亮輔 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013051442A priority Critical patent/JP6221274B2/ja
Priority to US13/893,575 priority patent/US9231803B2/en
Publication of JP2013258681A publication Critical patent/JP2013258681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6221274B2 publication Critical patent/JP6221274B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03178Arrangements involving sequence estimation techniques
    • H04L25/03312Arrangements specific to the provision of output signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/01Equalisers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

本発明は、データ受信装置及びデータ通信システムに関する。
大容量、高速データ伝送を満たすために多くの高速インタフェース規格が実用化されている。それらの多くはシリアル伝送方式を採用している。シリアル伝送では、予め定められた周波数を基にデータが伝送される。伝送されるデータにはその周波数のクロックが重畳され、データ受信部では、受信したデータからこのクロックを抽出し、抽出されたクロック信号に基づいて受信データを復元している。これらの復元動作を行う回路はクロックデータリカバリー(Clock Data Recovery、以下CDRと略す)回路と呼ばれている。
従来のCDR回路では、一般にPLL(Phase Locked Loop)回路が用いられ、PLL回路中のVCO(Voltage Controlled Oscillator)の発振クロックが受信データの位相に同期するように制御され、再生クロックとして抽出される。そしてこの再生クロックを基準として受信データをラッチすることにより正確に受信データが復元される。
しかし、データレートの増大によって、VCOの発信周波数も増大するため、そのようなVCOを組み込んだCDR回路は、チップサイズの増大、消費電流の増大、コストアップなどのデメリットが増大する。また高速化により配線遅延が無視できなくなるので、素子配置や配線レイアウトなどに関する充分な配慮が必要となり、設計が益々困難になっている。また、素子配置や配線遅延は使用するデバイスの特性に大きく依存するため、プロセス毎にレイアウトの再設計を行う必要が生じ、回路の再利用性が低下し、開発期間の増大を招く。
このような問題に対処したCDR回路として、オーバーサンプリング型のCDR回路がある(特許文献1参照)。オーバーサンプリング型のCDR回路では、基準となるクロックから等間隔に位相をずらした多相クロックを生成し、多相クロックによりそれぞれの位相で入力データをサンプリングすることでオーバーサンプリングデータを得る。このオーバーサンプリングデータのビット列から論理が反転するタイミングを検出し、その結果を基にクロックとデータをそれぞれ再生する。このような構成にすれば、多相クロック生成部以外はデジタル回路で構成できるので実現が比較的容易になる。
ところで、一般に、受信されるシリアルデータはケーブルやマイクロストリップラインなどの伝送路上を伝送され、受信端では様々な要因によりジッタと呼ばれるデータ遷移時刻の変動が生じる。このジッタの増大はデータ復元の安定性を低下させることになる。ゆえにジッタの低減が安定したデータ復元のために必要である。
伝送路が原因で発生するジッタとして、符号間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)がある。これは隣接するデータビットが干渉して生じるもので、伝送路の周波数特性などが影響する。高速伝送になると伝送路の周波数特性を高周波帯まで平坦にすることは困難であり、一般的には低域通過特性となる。それゆえ、この符号間干渉は避けられないジッタであり、このジッタ成分を低減することが重要となる。
従来はこの符号間干渉を低減するためにイコライザーを用いていた。このイコライザーでは符号間干渉の原因となる周波数特性の逆特性(例えば伝送路の周波数特性が低域通過特性の場合は高域通過特性)のフィルタを実現することで、データ帯域内のデータ伝送の周波数特性を平坦にする。これによって符号間干渉に起因するジッタを低減させる。
近年ではデータ伝送レートの多様化、データ伝送路の多様化に対応するために、適応的にイコライジング量を調整する適応型イコライジング技術が開発されている。特にシリアル伝送システムの受信回路では適応型イコライザーとして判定帰還等価回路(DFE:Decision Feedback Equalizer)が多く用いられている(特許文献2、3)。
また、オーバーサンプリング型のCDR回路と適応型イコライジング技術とを組み合わせた信号処理装置も知られている。即ち、特許文献4には、符号間干渉によるジッタの低減を目的とするオーバーサンプリング型のCDR回路のイコライジング処理装置が開示されており、このイコライジング処理装置によれば、受信データを2値化し、その2値化データにデジタル信号処理を施し、その信号処理結果を用いて再2値化を行うことで適応的なイコライジングを実現している。
しかし、特許文献4に記載されたイコライジング処理装置では、2値化データに含まれる符号間干渉によるジッタを低減することはできるが、2値化以前の符号間干渉によるジッタを低減することができない。
このため、データビットが消滅するほどの大きな符号間干渉が起きた場合にはたちまちジッタ低減能力がなくなってしまう。データ伝送速度の高速化によって2値化するまでにデータビットが消滅することはよくあるので、特許文献4に記載されたイコライジング処理装置はジッタの低減能力が十分とは言えない。
そこで、オーバーサンプリング型のCDR回路と組み合わせる適応型イコライジング技術として、判定帰還等価回路を用いることが考えられる。しかし、オーバーサンプリング型のCDR回路と判定帰還等価回路とを単に組み合わせるだけでは、2値化前の受信データに適応的なイコライジングを行うことが困難である。
その理由は、判定帰還等価回路ではCDRクロックを用いて2値化前の受信データのイコライジング処理を行うのに対し、オーバーサンプリング型のCDR回路ではCDRクロックは2値化後にデジタル回路上で復元されるため、2値化前の信号処理回路までCDRクロックを戻すことが困難なためである。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、オーバーサンプリング型のCDR回路を備えるデータ受信装置において、2値化前のシリアル受信データに対する適応的なイコライジングを可能にすることである。
本発明に係るデータ受信装置は、2値化前のシリアル受信データをイコライズして、イコライズ済みシリアル受信データを出力するイコライズ処理部と、前記イコライズ済みシリアル受信データを互いに異なる閾値で2値化する複数の2値化回路と前記複数の2値化回路に対応して設けられ、当該対応する前記2値化回路の出力を多相クロックでオーバーサンプリングして、多値オーバーサンプリングデータを生成する複数のオーバーサンプリング回路と、を有する多値オーバーサンプリング部と、前記多値オーバーサンプリングデータに基づき、前記イコライズ済みシリアル受信データのアイパターンを検出し、その検出の結果に基づいて前記イコライズ処理部のイコライズ特性を制御するイコライズ制御部と、を有するデータ受信装置である。
本発明によれば、オーバーサンプリング型のCDR回路を備えるデータ受信装置において、2値化前のシリアル受信データに対する適応的なイコライジングが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係るデータ通信システムの概略ブロック図である。 図1におけるデータ受信装置のブロック図である。 図2におけるイコライザー制御部の動作、及びアイパターンのアイ開口の第1の検出方法を説明するための図である。 アイパターンとその電圧方向のアイ開口と時間方向のアイ開口を説明するための図である。 アイパターンのアイ開口の第2の検出方法を説明するための図である。 図2におけるイコライザー制御部においてイコライズ量制御信号を決定する処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るデータ通信システムにおけるデータ受信装置のブロック図である。 図7におけるイコライザー制御部の動作を説明するための図である。 図7におけるイコライザー制御部においてイコライズ特性制御信号を決定する処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
〈データ通信システムの概略構成〉
図1は本発明の第1の実施形態に係るデータ通信システムの概略ブロック図である。
このデータ通信システムは、データ送信装置20と、データ受信装置10とからなる。データ送信装置20は、シリアライザー部(SER)200と、出力ドライバー部(DRV)201を備えており、データ受信装置10は、イコライザー部(EQ)100、多相クロック生成部(CKG)101、多値オーバーサンプリング部(MS)102、イコライザー制御部(EQC)104、CDR部105、パラレルシリアル変換部(P/S)109を備える。
データ送信装置20におけるシリアライザー部200は10ビットのパラレルデータDTSを入力してシリアルデータを出力する。パラレルデータのビット数は10でなくてもよい。出力ドライバー部201はシリアライザー部200で生成したシリアルデータを入力し、出力振幅、出力インピーダンスなどの出力波形仕様に準拠した波形を生成して、シリアルデータSDATAを出力する。
データ受信装置10におけるイコライザー部100、多相クロック生成部101、多値オーバーサンプリング部102、イコライザー制御部104、及びCDR部105については、図2を用いて後述する。パラレルシリアル変換部109は、CDR部105からのシリアルデータを入力して10ビットのパラレルデータDTRに変換して出力する。
《データ受信装置の構成》
図2は図1におけるデータ受信装置のブロック図である。
イコライザー部(イコライズ処理部)100は入力される2値化前のシリアル受信データRXDTに対してイコライズ処理を施し、イコライズ済みシリアル受信データEQDTを出力する。イコライザー部100のイコライズ特性はイコライザー制御部(イコライズ制御部)104からのイコライズ特性制御信号EQCNTによって決定される。イコライザー部100の例としては時間連続線形イコライザー(CTLE:Continuous Time Linear Equalizer)を用いることができる。このとき、イコライズ特性制御信号EQCNTはイコライザー部100の周波数特性のDCゲインとピーキング周波数を変化させる信号となる。
多相クロック生成部101は、基準となるクロックRCKに基づき互いに等間隔の位相差の8相の多相クロックCK[7:0]を生成する。この基準となるクロックRCKには、データ転送レートに応じて予め決められた周波数のクロックを用いる。
多値オーバーサンプリング部102は、3つの2値化回路106a,106b,106c、3つのオーバーサンプリング回路103a,103b,103c、及び3つの並列化部108a,108b,108cを備える。
各2値化回路は2値化する閾値電圧を複数段階切り替える機能を備えている。ここでは、2値化回路106aの閾値電圧Q0は通常閾値電圧(電源電圧の50%)、2値化回路106bの閾値電圧Q1は低閾値電圧(電源電圧の25%)、2値化回路106cの閾値電圧Q2は高閾値電圧(電源電圧の75%)となるように設定される。なお、この実施形態では3つの閾値電圧を備えているが、N個(Nは2、又は4以上の整数)の閾値電圧を備えるサンプリング素子を備えればN値の多値データを用いることも可能である。また、この実施形態では3値の閾値電圧を0.25*Vddの差を備えたが、この値も一例でありこの限りではない。
従って、多値オーバーサンプリング部102に入力されたイコライズ済みシリアル受信データEQDTは異なる閾値電圧を設定した2値化回路106a,106b,106cを通過することで、3値シリアルデータ(D0,D1,D2)となる。
3値シリアルデータの成分D0,D1,D2は、それぞれオーバーサンプリング回路103a,103b,103cに入力される。各オーバーサンプリング回路はオーバーサンプリング数だけのフリップフロップ(ここではF0〜F7の8個)を備え、入力された3値シリアルデータの成分D0,D1,D2を多相クロックCK[7:0]の各クロックの立ち上がり(または立ち下がり)のエッジのタイミングでデータを取り込み、3値のオーバーサンプリングデータを生成する。
オーバーサンプリング回路103a,103b,103cの出力である3値のオーバーサンプリングデータは並列化部108a,108b,108cに入力される。各並列化部は入力された3値のオーバーサンプリングデータを多相クロックの内の1つのクロックに同期させて出力する。
CDR部105は多値オーバーサンプリング部102で生成された多値オーバーサンプリングデータのうち、通常閾値電圧で2値化したデータ、即ち並列化部108aから出力されたデータOVSが入力される。そして、このオーバーサンプリングデータOVSを用いて、シンボルデータCDRDTとシンボルクロックCDRCKを再生する。オーバーサンプリングデータを用いたCDR方法は様々な方法が知られているので、ここで詳細は述べない。
イコライザー制御部104は多値オーバーサンプリング部102で生成された多値オーバーサンプリングデータ(通常閾値電圧で2値化したデータOVS、低閾値電圧で2値化したデータOVSL、高閾値電圧で2値化したデータOVSH)を用いて、イコライズ特性制御信号EQCNTを生成し、イコライザー部100のイコライズ特性をコントロールする機能を備える。
《イコライザー制御部の動作》
図3は図2におけるイコライザー制御部104の動作、及びアイパターンのアイ開口の第1の検出方法を説明するための図である。ここで、図3Aはイコライズ済みシリアル受信データEQDTと多値オーバーサンプリングビットの位置関係(サンプリング空間)を示している。また図3B、図3Cは、それぞれイコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイパターンのアイ開口が大きい場合、小さい場合を示している。
一般にシリアル通信における送受信データの信号品質を評価する指標としてアイパターンがある。アイパターンは信号を重ね書きして表示させることで時間遷移のばらつきを視覚的に表示するものである。信号の遷移に時間的な変化、ばらつきが少ない場合は、単位時間に占める信号が確定している部分が大きくなるためにアイパターンの開口部分(アイ開口)が大きくなる。一方、信号の遷移に時間的な変化、ばらつきが大きい場合は、単位時間に占める信号が確定している部分が小さくなるためにアイ開口が小さくなる。以上のように信号品質とアイ開口に相関がある。
図3Aに示すように、多値オーバーサンプリングデータは、通常閾値電圧(Vdd*0.5)で2値化したデータs0〜s7、高閾値電圧(Vdd*0.75)で2値化したデータh0〜h7、低閾値電圧(Vdd*0.25)で2値化したデータl0〜l7で構成される。ここで、s0〜s7、h0〜h7、l0〜l7の各々をオーバーサンプリングデータ又は多相サンプリングデータと言う。
イコライザー制御部104は、入力された24ビットの多値オーバーサンプリングデータ(3つの「8ビットの多相サンプリングデータ」)を用いて、イコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイパターンの電圧方向のアイ開口及び、時間方向のアイ開口を検出し、その検出結果に基づいてイコライザー部100のイコライズ特性制御信号EQCNTを調整する。
図4はアイパターンとその電圧方向のアイ開口と時間方向のアイ開口を説明するための図である。アイパターンの電圧方向のアイ開口は図4中のVで表され、一般的にはアイハイト(アイ開口高さ)と呼ばれている。またアイパターンの時間方向のアイ開口は図4中のHで表され、一般的にはアイウィドゥス(アイ開口幅)と呼ばれている。
[アイ開口の検出方法]
次にイコライザー制御部104によるアイパターンのアイ開口の検出方法について、第1の検出方法、第2の検出方法の順番で説明する。
〔第1の検出方法〕
入力された多値オーバーサンプリングデータ(h[7:0]、s[7:0]、l[7:0])のサンプリング空間において、隣り合うデータ(上下左右)との排他的論理和(Exclusive OR:xor)をとり、その全て加算したもの(加算値)をエッジカウントeとして定義する。
ここで排他的論理和は、論理演算対象である入力データが異なる場合は1、同じ場合は0になるから、エッジカウントeは隣り合うデータが一致するか否かを示すデータであると言える。
また、上下方向に隣り合うデータは、多相クロックCKの内の同一位相のクロックによりサンプリングされたデータ、即ち1つのシンボルを構成する同一時刻の多値オーバーサンプリングデータ(以下、多値サンプリングデータ)である。また、左右方向に隣り合うデータは、隣り合う位相のクロックによりサンプリングされたデータ、即ち1つのシンボルを構成する、時間方向に隣り合い、かつ同一閾値で2値化された多値オーバーサンプリングデータである。
例えば図3Aのs1のエッジカウントe(s1)は以下の式で表される。
e(s1)=(s1xors0)+(s1xors2)+(s1xorh1)+(s1xorl1)
全データのエッジカウントeを合計したものが1シンボルのエッジカウントEとなり、以下の式で表される。
E=Σe=e(s0)+e(s1)+…+e(s7)+e(h0)+e(h1)+…+e(h7)+e(l0)+e(l1)+…+e(l7)
アイパターンのアイ開口高さ及びアイ開口幅が大きくなると前記エッジカウントEが小さくなり、アイパターンのアイ開口高さ及びアイ開口幅が小さくなると前記エッジカウントEが大きくなる傾向がある。図3B、図3CにおけるエッジカウントEの値はそれぞれ0、6である。
複数シンボルにわたってエッジカウントEを積算することで、瞬間的なエッジカウントの変動を平滑化することができ、複数シンボルの平均的なアイパターンのアイ開口高さ及びアイ開口幅を検出することができる。
前記エッジカウント積算値のシステムからの要求値を予め設定しておき、動作したカウント値と比較を行う。予め設定した値よりも測定値が大きければ、多値オーバーサンプリング部102に入力されるイコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイパターンのアイ開口高さ及びアイ開口幅が小さいと判断して、イコライザー部100のイコライズ量を1段階引き上げる。イコライザー部100のイコライズ量の引き上げはイコライザー制御部104から出力されるイコライズ特性制御信号EQCNTをイコライズ量が1段階引き上がるように設定することで実現できる。イコライズ処理の変更を行った場合は、再度エッジカウントの積算と要求値との比較を行い、イコライズ量が適切かを判断する。
測定されたエッジカウント積算値が予め設定された要求値よりも小さければ、多値オーバーサンプリング部102に入力されるイコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイパターンのアイ開口高さ及びアイ開口幅が小さいと判断して、イコライザー部100のイコライズ量の設定値は適切と判断し、イコライズ量は確定する。
一般に、信号品質とアイパターンのアイ開口高さとアイ開口幅の大小は同様の傾向を示すので、両者をマージしたものでアイ開口を検出することが最適ではあるが、アイ開口高さまたはアイ開口幅の少なくとも一方の大小を検出することで全体のアイ開口に代用することも可能である。
〔第2の検出方法〕
図5はアイパターンのアイ開口の第2の検出方法を説明するための図である。ここで、図5Aはイコライズ済みシリアル受信データEQDTと多値オーバーサンプリングビットの位置関係(サンプリング空間)を示している。また図5B、図5Cは、それぞれイコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイパターンのアイ開口が大きい場合、小さい場合を示している。次に、この図を参照し、イコライザー制御部104において、前述した第1の検出方法とは別の方法でアイ開口高さを検出する手順について述べる。
入力された多値オーバーサンプリングデータ(h[7:0]、s[7:0]、l[7:0])において、同一クロックでサンプリングしたデータのうち閾値電圧が隣り合うものの排他的論理和をとり、それを加算したものを各クロックについて計算する。
即ち、図5Aに示す各クロックでサンプリングした多値サンプリングデータについてまとめると、以下の式で表される。
e0=h0(XOR)s0 + s0(XOR)l0
e1=h1(XOR)s1 + s1(XOR)l1
・・・
e7=h7(XOR)s7 + s7(XOR)l7
これらの式は同一クロックを用いて、閾値電圧の異なるサンプリングによって得られた多値サンプリングデータの隣接が一致するか否かを示している。即ち同一クロックサンプリングにデータ遷移点(データーエッジ)が存在するか否かを示している。これらe0からe7をすべて加算したものをエッジカウントEとして定義する。即ちEは、E=e0+e1+・・・+e7となる。
アイ開口高さが大きい場合(例えば図5B)では、前記エッジカウントEが小さくなる。図5Bの例ではEは最小値の2となっている。一方、アイ開口高さが小さい場合(例えば図5C)では、前記エッジカウントEが大きくなる。図5Cの例ではEは6となっている。
複数シンボルにわたってエッジカウントEを積算することで、瞬間的なエッジカウントの変動を平滑化することができ、複数シンボルの平均的なアイ開口高さを検出することができる。
前記エッジカウント積算値のシステムからの要求値を予め設定しておき、動作したカウント値と比較を行う。予め設定した値よりも測定値が大きければ、多値オーバーサンプリング部102に入力されるイコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイ開口が小さいと判断して、イコライザー部100のイコライズ量を1段階引き上げる。イコライザー部100のイコライズ量の引き上げはイコライザー制御部104から出力されるイコライズ特性制御信号EQCNTをイコライズ量が1段階引き上がるように設定することで実現できる。イコライズ処理の変更を行った場合は、再度エッジカウントの積算と要求値との比較を行い、イコライズ量が適切かを判断する。
測定されたエッジカウント積算値が予め設定された要求値よりも小さければ、多値オーバーサンプリング部102に入力されるイコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイ開口が大きいと判断して、イコライザー部100のイコライズ量の設定値は適切と判断し、イコライズ量は確定する。
図6はイコライザー制御部104においてイコライザー部100のイコライズ特性制御信号EQCNTを決定する処理のフローチャートである。このとき、アイ開口の検出方法は前述の2つの方法のいずれかの方法で検出する。
まず内部のエッジカウンタのカウント値(以下、エッジカウント)Eを初期化して0にする(ステップS1)。
次に多値オーバーサンプリングデータ(OVS,OVSL,OVSH)を用いて、前記エッジカウントEを算出する。エッジカウントEの算出は受信信号のNシンボル分連続して行い、エッジカウント結果を積算する。従ってエッジカウントEはE=E0+E1+・・・+EN−1となる。(ステップS2)。
次いでエッジカウントEの積算値が予めシステムに与えられた閾値(Val)を超えているか否かを判断する(ステップS3)。判断の結果、超えている場合(ステップS3:Yes)、イコライザー制御部104はイコライザー部100のイコライズ量をインクリメントするイコライズ特性制御信号EQCNTを出力し(ステップS4)、その後ステップS1に戻る。判断の結果、超えていない場合は(ステップS3:No)、終了となる。
終了時には、多値オーバーサンプリング部102に入力されるイコライズ済みシリアル受信データEQDTのアイパターンのアイ開口が予めシステムで設定したアイ開口よりも大きくなるようにイコライジングを行うイコライザー部100のイコライズ特性制御信号EQCNTがイコライザー部100に出力される。
このように本発明の第1の実施形態におけるデータ受信装置によれば、オーバーサンプリング型のCDR回路を備えるデータ受信装置において、2値化以前のシリアル受信データに対する適応的なイコライジングが可能になる。
また、1シンボルの多値サンプリングデータのエッジカウントEを複数シンボルに渡り平均化することで、瞬間的なエッジカウントの変動の影響を除去することができ、アイ開口の検出精度を上げることができる。
[第2の実施形態]
〈データ受信装置の構成〉
図7は本発明の第2の実施形態に係るデータ通信システムにおけるデータ受信装置のブロック図である。この図において、図2と同一又は対応する部分には、図2と同じ参照符号が付されている。また、このデータ通信システムの概略ブロック図は第1の実施形態(図1)と同じである。
図7と図2との比較から明らかなように、本実施形態に係るデータ受信装置は第1の実施形態に係る受信装置と共通部分が多いので、説明の重複を避けるため、相違する部分を中心に説明する。
本実施形態に係るデータ受信装置では、CDR部105は、シンボルデータCDRDTとシンボルクロックCDRCKの再生に採用したオーバーサンプリングデータの位相情報をイコライザー制御部104に位相選択信号PHとして出力する。この位相情報は通常閾値電圧で2値化したオーバーサンプリングデータOVSから抽出されたリカバリークロックの位相情報である。イコライザー制御部104は位相選択信号PHの情報に基づき、CDR部105がデータとして復元している位相を知ることができるので、第1の実施形態よりも簡便な方法で、アイパターンのアイ開口を検出することができる(詳細については後述)。
《イコライザー制御部の動作》
図8はイコライザー制御部104の動作を説明するための図である。ここで、図8Aはイコライズ済みシリアル受信データEQDTと多値オーバーサンプリングビットの位置関係(サンプリング空間)を示す図である。また、図8Bはサンプリングデータとアイ開口高さの検出結果を示す図である。
図8Aに示すように、多値オーバーサンプリングデータは、通常閾値電圧(Vdd*0.5)で2値化したデータs0〜s7、高閾値電圧(Vdd*0.75)で2値化したデータh0〜h7、低閾値電圧(Vdd*0.25)で2値化したデータl0〜l7で構成される。なお、この実施形態では3つの閾値電圧をそなえているが、N個(Nは2、又は4以上の整数)の閾値電圧を備えるサンプリング素子を備えればN値の多値データを用いることも可能である。また、この実施形態では3値の閾値電圧を0.25*Vddの差を備えたが、この値も一例でありこの限りではない。
イコライザー制御部104ではCDR部105から位相選択信号PHが入力され、CDR部105で復元されるオーバーサンプリング位相(CDR位相)が判るので、CDR位相の多値サンプリングデータ、即ちCDR位相と同じタイミング(時刻)のオーバーサンプリングデータを用いてアイパターンのアイ開口高さを検出して、イコライザー部100のイコライズ特性制御信号EQCNTを調整する。
アイ開口高さの検出方法について説明する。ここではCDR位相を4番目の位相とすると、CDR位相でサンプリングされるサンプリングデータはそれぞれl4、s4、h4となる。
このサンプリングデータからアイパターンのアイ開口高さを取得できる。図8Aに示すように、CDR位相はシンボルデータのほぼ中央に位置しているので、その位相における電源電圧Vddの25%、50%、75%の閾値電圧で2値化した多値サンプリングデータl4、s4、h4が全て一致すればアイパターンのアイ開口高さが確保されており、一致しなければ確保されていないことになる。ここではデータの一致を検出するために隣接データのエッジ検出を行い、隣接データ間にデータエッジがないことを判定基準とする。
従って、多値サンプリングデータl4、s4、h4の隣接データの排他的論理和(XOR)をとりそれらを加算することでアイパターンのアイ開口高さを取得できる。即ち、l4(XOR)s4+s4(XOR)h4を計算し、それが1であればアイパターンのアイ開口が確保されてないと判断し、イコライザー部100のイコライズ量を1段階引き上げるという処理を行う。
図9はイコライザー制御部104においてイコライザー部100のイコライズ特性制御信号EQCNTを決定する処理のフローチャートである。
まずCDR位相での多値サンプリングデータ(s、l、h)を取得する(ステップS11)。ここで、前記多値サンプリングデータs、l、hはそれぞれ電源電圧Vddの25%、50%、75%の閾値電圧で2値化した3値シリアルデータD0、D1、D2をCDR位相と同じ位相のオーバーサンプリングクロックでサンプリングしたデータであり、それらのデータエッジを計算する。データエッジは隣接データの排他的論理和を全加算することで計算できて、その判定値をXとする。即ち「X=l(XOR)s+s(XOR)h」である。
次に多値サンプリングデータのデータエッジ判定結果Xが1か否かを判断する。(ステップS12)。判断の結果、論理積Xが1の場合(ステップS12:Yes)、イコライザー制御部104はイコライザー部100のイコライズ量をインクリメントするイコライズ特性制御信号EQCNTを出力し(ステップS13)、その後ステップS11に戻る。判断の結果、論理積Xが1でない、即ち0の場合(ステップS12:No)、アイパターンのアイ開口高さが確保されていると判断し終了となる。
本実施形態では、CDR部105にてCDR位相が確定しているので、アイ開口幅の検出が不要である。そのため、アイ開口の検出方法は第1の実施形態における方法より簡単である。
10…データ受信装置、20…データ送信装置、100…イコライザー部、102…多値オーバーサンプリング部、104…イコライザー制御部、105…CDR部。
特開2005−192192号公報 特開2011−87236号公報 特開2009−225018号公報 特許4413664号公報

Claims (11)

  1. 2値化前のシリアル受信データをイコライズして、イコライズ済みシリアル受信データを出力するイコライズ処理部と、
    前記イコライズ済みシリアル受信データを互いに異なる閾値で2値化する複数の2値化回路と前記複数の2値化回路に対応して設けられ、当該対応する前記2値化回路の出力を多相クロックでオーバーサンプリングして、多値オーバーサンプリングデータを生成する複数のオーバーサンプリング回路と、を有する多値オーバーサンプリング部と、
    前記多値オーバーサンプリングデータに基づき、前記イコライズ済みシリアル受信データのアイパターンを検出し、その検出の結果に基づいて前記イコライズ処理部のイコライズ特性を制御するイコライズ制御部と、
    を有するデータ受信装置。
  2. 請求項1に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記多相クロック内の同一位相のクロックでサンプリングした多値サンプリングデータに基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  3. 請求項2に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記同一位相のクロックでサンプリングした多値サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値を各多相クロックにおいて算出したものに基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  4. 請求項3に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記同一位相のクロックでサンプリングした多値サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値を各多相クロックにおいて算出したものを、複数のシンボルデータにわたって算出し、その算出の結果を平均化したものに基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  5. 請求項1に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記多相クロック内の同一位相のクロックでサンプリングした多値サンプリングデータと、同一閾値電圧で2値化した多相サンプリングデータと、に基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  6. 請求項5に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記同一位相のクロックでサンプリングした多値サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値を各多相クロックにおいて算出したものと、同一閾値電圧で2値化した多相サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値を各閾値電圧において算出したものと、に基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  7. 請求項6に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記同一位相のクロックでサンプリングした多値サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値を各多相クロックにおいて算出したものと、同一閾値電圧で2値化した多相サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値を各閾値電圧において算出したものと、を複数のシンボルデータにわたって算出し、その算出の結果を平均化したものに基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  8. 請求項1に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、前記多値オーバーサンプリングデータから抽出されたリカバリークロックの位相情報を用いて、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記リカバリークロックと同一位相のクロックでサンプリングした多値サンプリングデータに基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  9. 請求項8に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、前記多値オーバーサンプリングデータから抽出されたリカバリークロックの位相情報を用いて、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記リカバリークロックでサンプリングした多値サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値に基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  10. 請求項9に記載されたデータ受信装置において、
    前記イコライズ制御部は、前記多値オーバーサンプリングデータから抽出されたリカバリークロックの位相情報を用いて、1つのシンボルデータを多値オーバーサンプリングしたデータの中から、前記リカバリークロックでサンプリングした多値サンプリングデータのその各々隣り合うデータの排他的論理和を算出して、各々の前記算出の結果のすべての加算値を複数のシンボルデータにわたって算出し、その算出の結果を平均化したものに基づいて、アイパターンを検出するデータ受信装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載されたデータ受信装置と、前記データ受信装置にシリアルデータを送信するデータ送信装置からなるデータ通信システム。
JP2013051442A 2012-05-14 2013-03-14 データ受信装置及びデータ通信システム Expired - Fee Related JP6221274B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013051442A JP6221274B2 (ja) 2012-05-14 2013-03-14 データ受信装置及びデータ通信システム
US13/893,575 US9231803B2 (en) 2012-05-14 2013-05-14 Data receiver, data communication system, and data communication method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012110860 2012-05-14
JP2012110860 2012-05-14
JP2013051442A JP6221274B2 (ja) 2012-05-14 2013-03-14 データ受信装置及びデータ通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013258681A JP2013258681A (ja) 2013-12-26
JP6221274B2 true JP6221274B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=49548588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013051442A Expired - Fee Related JP6221274B2 (ja) 2012-05-14 2013-03-14 データ受信装置及びデータ通信システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9231803B2 (ja)
JP (1) JP6221274B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201404105A (zh) * 2012-07-06 2014-01-16 Novatek Microelectronics Corp 時脈資料回復電路及方法
JP5844832B2 (ja) * 2014-02-03 2016-01-20 日本電信電話株式会社 ディジタルコヒーレント光受信装置および周波数特性調整方法
US9325536B2 (en) 2014-09-19 2016-04-26 Dell Products, Lp Enhanced receiver equalization
US9317649B2 (en) 2014-09-23 2016-04-19 Dell Products, Lp System and method of determining high speed resonance due to coupling from broadside layers
US9531569B2 (en) 2014-10-08 2016-12-27 Dell Products, Lp Power aware receiver/transmitter adaptation for high speed serial interfaces
US9313056B1 (en) 2014-11-07 2016-04-12 Dell Products, Lp System aware transmitter adaptation for high speed serial interfaces
US9785607B2 (en) 2014-11-10 2017-10-10 Dell Products, Lp In-situ die-to-die impedance estimation for high-speed serial links
TWI580215B (zh) * 2015-07-31 2017-04-21 群聯電子股份有限公司 訊號調變方法、可適性等化器及記憶體儲存裝置
JP2023506347A (ja) 2019-09-19 2023-02-16 メイコム テクノロジー ソリューションズ ホールディングス インコーポレイテッド イコライザ設定を適合させるためのisiまたはq計算の使用
FR3101218B1 (fr) 2019-09-23 2022-07-01 Macom Tech Solutions Holdings Inc Adaptation d’égaliseur sur la base de mesures de dispositif de surveillance de l’œil
WO2021076800A1 (en) 2019-10-15 2021-04-22 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Finding the eye center with a low-power eye monitor using a 3-dimensional algorithm
US11575437B2 (en) 2020-01-10 2023-02-07 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Optimal equalization partitioning
EP4088394A4 (en) 2020-01-10 2024-02-07 Macom Tech Solutions Holdings Inc OPTIMAL EQUALIZATION PARTITIONING
US11204888B2 (en) 2020-02-12 2021-12-21 Samsung Display Co., Ltd. System and method for controlling CDR and CTLE parameters
CN114765463A (zh) * 2020-12-30 2022-07-19 晶晨半导体(上海)股份有限公司 接收机和数据传输系统
US11616529B2 (en) 2021-02-12 2023-03-28 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Adaptive cable equalizer

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356095B2 (en) * 2002-12-18 2008-04-08 Agere Systems Inc. Hybrid data recovery system
JP4480536B2 (ja) 2003-12-05 2010-06-16 株式会社リコー データリカバリ方法およびデータリカバリ回路
JP4413664B2 (ja) 2004-03-18 2010-02-10 株式会社リコー 信号処理装置、適用等化器、データ受信装置及び信号処理方法
TWI322588B (en) * 2006-07-18 2010-03-21 Sunplus Technology Co Ltd Adaptive equalizer apparatus with digital eye-opening monitor unit and method thereof
US7916780B2 (en) * 2007-04-09 2011-03-29 Synerchip Co. Ltd Adaptive equalizer for use with clock and data recovery circuit of serial communication link
US8902963B2 (en) * 2007-09-28 2014-12-02 Agere Systems Inc. Methods and apparatus for determining threshold of one or more DFE transition latches based on incoming data eye
JP2009159256A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Fujitsu Ltd 伝送特性調整装置、回路基板、及び伝送特性調整方法
JP5286845B2 (ja) * 2008-03-12 2013-09-11 株式会社リコー データリカバリ回路
JP4956840B2 (ja) 2008-03-14 2012-06-20 日本電気株式会社 判定帰還等化装置及び方法
US8837626B2 (en) * 2011-12-09 2014-09-16 Lsi Corporation Conditional adaptation of linear filters in a system having nonlinearity
JP2010278720A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Renesas Electronics Corp 信号処理装置、信号処理方法、及び信号処理プログラム
JP2011087236A (ja) 2009-10-19 2011-04-28 Renesas Electronics Corp 判定帰還型等化器
US8238413B2 (en) * 2010-06-23 2012-08-07 Transwitch Corporation Adaptive equalizer for high-speed serial data
JP2012109931A (ja) 2010-10-25 2012-06-07 Ricoh Co Ltd オーバーサンプリング回路及びそれを用いたシリアル通信装置及びシリアル通信方法
US8687756B2 (en) * 2011-09-19 2014-04-01 Lsi Corporation CDR with digitally controlled lock to reference

Also Published As

Publication number Publication date
US9231803B2 (en) 2016-01-05
JP2013258681A (ja) 2013-12-26
US20130301695A1 (en) 2013-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6221274B2 (ja) データ受信装置及びデータ通信システム
US11277254B2 (en) Receiver with enhanced clock and data recovery
JP6912702B2 (ja) Cdr回路及び受信回路
KR102443822B1 (ko) 다중와이어 스큐를 교정하기 위한 방법 및 시스템
JP5353878B2 (ja) 波形等化回路および波形等化方法
US10892763B1 (en) Second-order clock recovery using three feedback paths
US11968287B2 (en) Data transition tracking for received data
US7447278B2 (en) Apparatus for transmitting and receiving data
JP4888393B2 (ja) クロック再生装置及び方法
US11070352B2 (en) CDR circuit and receiver of multilevel modulation method
CN110785936A (zh) 具有自适应时钟数据恢复的串化解串器
JP2021513280A (ja) 信号を処理する方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体
CN107370720A (zh) 多协议和多数据速率通信
CN110635805A (zh) 用于提供时序恢复的装置和方法
JP2012244537A (ja) データリカバリ方法およびデータリカバリ装置
JP2015115850A (ja) データ受信装置およびデータ送受信システム
US8218702B2 (en) System and method of adapting precursor tap coefficient
JP5540472B2 (ja) シリアルデータ受信機、利得制御回路および利得制御方法
WO2012029597A1 (ja) クロック再生回路およびクロック再生方法
JP4413664B2 (ja) 信号処理装置、適用等化器、データ受信装置及び信号処理方法
JP2006166229A (ja) データリカバリ方法及びデータリカバリ回路及びこれを用いたデータ受信装置
JP2008270864A (ja) 半導体集積回路およびイコライザの制御方法
US20100054382A1 (en) Recovering Data From An Oversampled Bit Stream With A Plesiochronous Receiver

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170918

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6221274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees