JP6220941B2 - 誘導電動機のパラメータ推定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導電動機のパラメータ推定方法に関し、より詳細には、誘導電動機の電圧方程式と信号処理技法を用いて、ハードウェアを追加することなく、停止状態での誘導電動機のパラメータを比較的正確に推定することができるようにするための誘導電動機のパラメータ推定方法に関する。
誘導電動機(Induction machine)は、ファン(Fan)、ポンプ(Pump)を始めとして、クレーン(crane)、エレベータ(elevator)、工業用洗濯機(washing machine)、サーボ(servo)などの様々な分野で広く用いられている。
誘導電動機の駆動方法としては、一定空隙磁束(V/f)運転を始めとして、ベクトル制御(Field Oriented Control:FOC)、直接トルク制御(Direct Torque Control:DTC)などの様々な方法が用いられている。かかる様々な方式の駆動方法を用いた誘導電動機の駆動性能を向上させるためには、誘導電動機のパラメータ(parameter)が必要である。
誘導電動機のパラメータを推定するための方法は、誘導電動機が回転している状態でパラメータを推定する回転型推定方式と、停止状態でパラメータを推定する停止型推定方式とに大別される。
応用分野やインバータの設置条件、または誘導電動機の運転方式などによっては、回転型推定方式が不可能な場合が発生することがある。したがって、停止型推定方式の必要性が増大している。
本発明は、停止状態で誘導電動機のパラメータを推定するための停止型推定方法に関する。より具体的には、誘導電動機の電圧方程式と信号処理技法を活用して、停止状態でも誘導電動機のパラメータ、特に、誘導電動機の回転子時定数(rotor time constant)及び相互インダクタンス(mutual inductance)を推定できるようにするための新しい方法を提案する。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、電動機の電圧方程式と信号処理技法を用いて、ハードウェアを追加することなく、停止状態での誘導電動機のパラメータを比較的正確に推定できるようにするための誘導電動機のパラメータ推定方法を提供することを目的とする。
本発明の目的は上述の目的に制限されず、言及されていない本発明の他の目的及び利点が、下記の説明から理解されることができ、本発明の実施形態によってさらに明確に理解されるであろう。また、本発明の目的及び利点は、特許請求の範囲に記載の手段及びその組合せによって実現され得ることが容易に理解されるであろう。
上記の目的を達成するための本発明は、停止状態で誘導電動機のパラメータ(parameter)を推定するための方法であって、前記誘導電動機の停止状態の電気的モデルによって求められた固定子磁束及び回転子磁束から固定子電圧を求めるために、静止座標系(stationary reference frame)の一方向に直流電圧を印加する直流電圧印加ステップと、前記直流電圧印加ステップにより求められた前記固定子電圧から固定子抵抗を計算する固定子抵抗計算ステップと、前記直流電圧印加ステップにより求められた前記固定子電圧から固定子過渡インダクタンスを計算する固定子過渡インダクタンス計算ステップと、前記固定子抵抗計算ステップにより計算された前記固定子抵抗の値と、前記固定子過渡インダクタンス計算ステップにより計算された前記固定子過渡インダクタンスの値とを用いて、回転子時定数(rotor time constant)及び磁化インダクタンスを含む誘導電動機のパラメータを計算するパラメータ計算ステップと、を含む、誘導電動機のパラメータ推定方法を提供することができる。
ここで、前記固定子抵抗計算ステップでは、インバータの非線形性と、半導体スイッチ及びダイオードの導通抵抗を考慮して測定された2以上の電流値から、その傾きを用いて計算されることが好ましい。
ここで、前記固定子過渡インダクタンス計算ステップは、前記固定子電圧を短パルス(short pulse)電圧で印加して生成された結果値から前記固定子過渡インダクタンスを計算するように構成されることが好ましい。
ここで、前記パラメータ計算ステップは、積分法により前記回転子時定数及び前記磁化インダクタンスを計算するように構成され、さらに、固定子漏れインダクタンスと回転子漏れインダクタンスとの比率を考慮して磁化インダクタンスを計算するように構成されることが好ましい。
一方、本発明は、前記固定子過渡インダクタンス計算ステップの完了後、下記の式(1)のような形態を有するd軸電流指令、または0を出力するq軸電流指令を印加するように構成されることができる。
Figure 0006220941
上述の本発明によれば、電動機の電圧方程式と信号処理技法を活用して、ハードウェアを追加することなく、停止状態で誘導電動機のパラメータを比較的正確に推定することができるなどの利点がある。
これにより、エンコーダ(encoder)やレゾルバ(resolver)及びホールセンサ(hall sensor)などのような誘導電動機の回転子の位置を測定するためのセンサが不要となる。したがって、一定空隙磁束運転、ベクトル制御及びセンサレス制御(sensorless control)などの様々な駆動方法に適用可能であるという付加的な利点がある。
従来技術による誘導電動機の回転型パラメータ推定方法を説明するための概念図である。 本発明の一実施形態による誘導電動機のパラメータ推定方法を説明するための概念図である。 図2のd軸電流制御器の構成を示す説明図である。 図2のq軸電流制御器の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態による誘導電動機のパラメータ推定方法を説明するためのフローチャートである。
上述の目的、特徴及び利点は、添付図面を参照して詳細に後述される。これにより、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が、本発明の技術的思想を容易に実施できる。本発明を説明するにあたり、係る公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にする可能性があると判断される場合には、詳細な説明を省略する。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図面において同一の参照符号は同一または類似の構成要素を示す。
図1は従来技術による誘導電動機IMの回転型パラメータ推定方法を説明するための概念図であって、誘導電動機IMが回転する状態で、固定子電圧(stator voltage)と固定子電流(stator current)を用いて誘導電動機IMのパラメータを推定する方式を説明するための一例示図である。
先ず、図1のそれぞれの構成要素について、その機能を簡略に説明すると次のとおりである。
速度命令生成部110は、誘導電動機IMの運転速度を決定し、誘導電動機IMが定速で運転するようにする機能を担う。
電圧命令生成部120は、速度命令生成部110の出力から3相電圧指令(three phase voltage reference)を生成する。
相電流(phase current)測定部140は、インバータ130と誘導電動機IMとの間の相電流を測定する機能を担う。この際、それぞれの3相電流に対する測定部142、144、146のうち一つの測定部は省略可能である。
電圧変換部150は、電圧命令生成部120の3相電圧を静止座標系(stationary reference frame)上のd軸、q軸電圧に変換する機能を担う。
第1電流変換部160は、相電流測定部140の3相電流を静止座標系上のd軸、q軸電流に変換する機能を担う。
第2電流変換部170は、第1電流変換部160と開ループ磁束観測器180の出力から同期座標系(synchronous reference frame)上のd軸、q軸電流に変換する機能を担う。
開ループ磁束観測器180は、電圧変換部150及び第1電流変換部160の出力から回転子磁束角(rotor flux angle)を求める機能を担う。
パラメータ推定器190は、電圧変換部150、第1電流変換部160、及び第2電流変換部170の出力から誘導電動機IMの回転子時定数(rotor time constant、τ)と相互インダクタンス(mutual inductance、L)を推定する機能を担う。
以下では、上記のそれぞれの構成要素を用いて誘導電動機IMの回転型パラメータを推定する方法についてより詳細に説明する。
図1に示すような誘導電動機IMの回転型パラメータ推定方法は、固定子抵抗(stator resistance、R)と過渡インダクタンス(transient inductance、σL)を知っているという仮定の下で行われる。
すなわち、開ループ磁束観測器180で行われる、任意の角速度(ω)で回転する同期座標系において誘導電動機IMの固定子と回転子の電圧方程式は次の式で表されることができる。
Figure 0006220941
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ここで、Rは固定子抵抗を、ωは回転子の回転速度を示す。
そして、固定子と回転子の磁束方程式は次のように表される。
Figure 0006220941
Figure 0006220941
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ここで、Lは固定子自己(Self)インダクタンスである。また、Lは回転子自己インダクタンスであり、Lは相互(Mutual)インダクタンスである。
式(1)及び式(2)において、固定子座標系における固定子のd‐q磁束は次のように表されることができる。
Figure 0006220941
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式(9)及び式(10)で表された開ループ磁束観測器(open‐loop flux observer)180は、フィードバック(feedback)成分なしに電圧と電流情報を用いて純粋積分するため、測定オフセットなどに起因する発散(divergence)が起こる可能性がある。
したがって、このような問題を避けるために、純粋積分に代えて、低域通過フィルタ(Low Pass Filter、LPF)を用いることができる。低域通過フィルタで発生する位相及び大きさの変動は、低域通過フィルタの遮断周波数を知っているため、それに対応して適宜補償することができる。
したがって、静止座標系における回転子磁束は、次のように誘導することができる。
Figure 0006220941
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そして、回転子磁束を用いて、回転子磁束角(θ)が次のように表されることができる。
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図1に示すようなパラメータ推定器190は回転子時定数(τ)と磁化インダクタンス(L)を求めるためのパラメータ推定器であって、パラメータ推定器190に適用されるアルゴリズムは、次の式のように具現されることができる。
この際、開ループ磁束観測器180の回転子磁束角の推定が正確であるように、誘導電動機IMを定格速度まで加速させる。回転子磁束角が正確であれば、回転子の磁束は全てd軸に存在するため、λqr は理論的に0である。したがって、式(8)によって次の関係が成立する。
Figure 0006220941
ここで、誘導電動機IMの滑り周波数(slip frequency)は、次の式(15)で表されることができる。
Figure 0006220941
誘導電動機IMの運転が定常状態(steady state)に至ると、d軸回転子磁束(λdr )が一定であるといえる。したがって、式(15)は次のように表されることができる。
Figure 0006220941
式(16)に示すように、回転子時定数τは、滑り周波数と同期座標系d‐q電流によって求めることができる。しかし、実際の演算においては、電流の測定ノイズに敏感であり、滑り周波数の脈動が生じて、回転子時定数τの正確な演算値は知り難い。
かかる影響を排除するために、積分技法を用いることができる。すなわち、式(16)の両辺を積分すると、回転子時定数τを次のように求めることができる。
Figure 0006220941
ここで、[t1、t2]は積分区間を示し、積分区間における磁束角と回転子角の移動距離が回転子時定数τの演算に用いられる。積分区間を長くすると、測定ノイズの影響が消える効果があって、正確な推定が可能となる。
磁化インダクタンスLの推定は回転子磁束が定格磁束値であるときに推定することがよいため、誘導電動機IMの運転速度が定格速度であるときに磁化インダクタンスLの推定を行う。
回転子磁束の大きさは式(11)及び式(12)により求めることができ、回転子自己インダクタンスLと磁化インダクタンスLが略等しいと仮定すると、磁化インダクタンスLは次のように求めることができる。
Figure 0006220941
ここで、電流測定ノイズの影響を減少させるために低域通過フィルタを用いることができ、同期座標系の値が直流(Direct Current:DC)値であるため、時‐遅延(time delay)が起こることなくノイズのみを除去することができる。
したがって、パラメータ推定器190は、回転子時定数(τ)と磁化インダクタンス(L)を推定するために、式(17)及び式(18)を用いて具現することができる。
なお、上述のような誘導電動機IMのパラメータ推定方法は、「Wook‐Jin Lee,Young‐Doo Yoon,Seung‐Ki Sul、Yoon‐Young Choi and Young‐Seok Shim,“A simple induction motor parameter estimation method for vector control.”Conf.rec. on EPE2007,2007.」を参照したことを明らかにしておく。
しかし、上述のような従来技術による誘導電動機IMのパラメータ推定方法は、誘導電動機IMが定格速度付近まで運転可能な状態でのみパラメータ推定が可能であるというなどの問題点がある。
換言すれば、インバータ駆動の誘導電動機IMの実際の応用分野では、システム構成上の特徴などによって、誘導電動機IMの回転が不可能な場合が発生し得る。この場合、上記のような従来技術の適用が不可能であるため、誘導電動機IMの停止状態でのパラメータを推定するための新しい方法を提案する。
図2は本発明の一実施形態による誘導電動機IMのパラメータ推定方法を説明するための概念図である。
先ず、図2のそれぞれの構成要素の機能について簡略に説明すると次のとおりである。
電流指令生成部210は、静止座標系(stationary reference frame)上のd軸、q軸電流指令を生成する機能を担う。この際、q軸電流指令は、誘導電動機IMがトルク(torque)を生成して回転しないように0(zero)を出力し、d軸電流指令は、一定の値を有するようにする。
電流制御器220は、電流指令生成部210の出力電流を制御する機能を担うものであって、通常の比例‐積分(Proportional and Integral:PI)電流制御器が用いられることができる。電流制御器220のd軸電流制御器の構造及びq軸電流制御器の構造をそれぞれ図3及び図4に示した。
電圧指令変換部230は、電流制御器220の出力を3相電圧指令(three‐phase voltage reference)に変換する機能を担う。
電流変換部260は、相電流測定部250で測定した電動機の相電流(phase current)を静止座標系上の電流に変換する機能を担って、これは電流制御器220のフィードバック信号(feedback current)の入力となる。
その他に、説明していない図面符号240は電圧形インバータ(voltage source inverter)、270はパラメータ推定器などを示す。
それぞれの構成要素を用いて誘導電動機IMのパラメータを推定する方法について詳細に説明する。その前に、図3及び図4を参照して電流制御器220のd軸電流制御器及びq軸電流制御器の構成について簡略に説明すると次のとおりである。
図3の310は電流指令生成部210のd軸電流指令と電流変換部260のフィードバックd軸電流の誤差(error)を求める機能を担う。
320は、310により計算された誤差に対する比例ゲインを乗じる機能を担うものであり、330は積分(integral)を行う。
340は、320と330の出力値を合算(summation)する機能を担う。
350はフィードフォワード(feedforward)補償項を合算する機能を担う。
そして、図4の410は、電流指令生成部210のq軸電流指令と電流変換部260のフィードバックq軸電流との誤差を求める機能を担う。
420は、410により計算された誤差に対する比例ゲインを乗じる機能を担うものであって、430は積分を行う。
440は、420と430の出力値を合算する機能を担う。
450はフィードフォワード(feedforward)補償項を合算する機能を担う。
以下では、上記の構成要素を用いて停止状態で誘導電動機IMのパラメータを推定する過程について詳細に説明する。すなわち、下記の式を用いて、本発明の実施形態による誘導電動機IMのパラメータ推定方法に適用されるパラメータ推定器270を具現するためのアルゴリズムを説明する。
誘導電動機IMの停止状態の電気的モデルをみれば、次のような電圧と磁束方程式を示すことができる。
誘導電動機IMの回転を防止するためには、電流を静止座標系の一方にのみ流さなければならない。そのため、ここでは、説明の便宜のために、電流をd軸に流すと仮定し、d軸についての方程式のみで表現した。但し、電流を静止座標系上の他方に注入してもよいことはいうまでもない。
Figure 0006220941
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ここで、式(21)と式(22)を連立すると、固定子磁束は次のように表される。
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そして、式(20)と式(22)を連立すると、回転子磁束は固定子電流として表現され、次のように表される。
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次いで、式(23)を式(19)に代入すると、固定子電圧vds は次のように表される。
Figure 0006220941
また、式(24)を式(25)に代入すると、固定子電圧vds は次のように表される。
Figure 0006220941
ここで、式(26)は、静止座標系で表現された固定子のd軸電圧と電流のみで表現されているため、停止状態で誘導電動機IMのパラメータを推定するに適する。式(26)に直流(DC)電流を印加すると、式(26)は次のように簡単に表される。
Figure 0006220941
したがって、固定子抵抗Rは次の式(28)のように求めることができる。
Figure 0006220941
式(28)の測定方法は、実際の実験においては、インバータの非線形性と半導体スイッチ及びダイオードの導通抵抗(conduction resistance)などを考慮して、複数の電流を測定し、その傾きを用いて固定子抵抗Rの値を求めることが、より正確な推定性能を奏することができる。これは、次の式(29)のように求めることができる。
Figure 0006220941
式(29)中、1、2の数字は互いに異なる測定点を意味する。
そして、式(26)において、固定子電圧(vds )を短パルス(short pulse)で印加すると、式(26)は次のように簡単に表されることができる。
Figure 0006220941
この際、vds の大きさが大きいと、抵抗による電圧降下成分を無視することができる。したがって、固定子過渡インダクタンスσLを次のように推定することができる。
Figure 0006220941
ここで、ΔTはパルス(pulse)電圧の印加時間であり、Δids は電圧の印加によって示される電流の傾きである。
式(28)と式(31)を用いて固定子抵抗Rと過渡インダクタンスσLを推定する方式は、既存の方法と同様である。したがって、式(26)が直流(DC)状態から高い周波数まで有効な式であることが分かる。
回転子時定数τと磁化インダクタンスLは式(26)を用いて推定することができる。すなわち、式(26)において、(L /L )×RをR’と定義すると、次のように表されることができる。
Figure 0006220941
式(32)の右辺の一番目、二番目の項を左辺に移動させると、次のように整理される。
Figure 0006220941
この際、左辺の項において、vds は電流制御器220の出力値を用いて知ることができ、Rds +sσLds は、電流値と固定子抵抗R、過渡インダクタンスσLの値を用いて演算することができる。したがって、左辺全体を求めることができ、これをXと定義する。
右辺のsids も求めることができ、これをYと定義すると、式(33)は次のように簡単に表されることができる。
Figure 0006220941
式(34)は、その値を知り得るX、Y信号とτ及びR’で表現された式であるため、X、Y信号の関係により、τ及びR’を求めることができる。
しかし、毎瞬間ごとにX、Y信号の値を用いて演算を行う場合、測定ノイズ及び電流制御器220の出力電圧のノイズなどによって、正確なパラメータの推定が困難であるという問題がある。
そのため、この問題を解決するために、積分技法を活用して、ノイズ(noise)に強く(robust)且つ再現性(repeatability)の高い推定を行うことができる。
式(34)を展開すると、さらに次のように表されることができる。
Figure 0006220941
式を簡単にするために係数を整理すると、次のように表されることができる。
Figure 0006220941
式(36)の両辺にYを乗じて両辺を積分すると、次のようになる。
Figure 0006220941
また、式(36)の両辺に∫ ToYdτtを乗じて両辺を積分すると、次のようになる。
Figure 0006220941
積分区間、[T、T]を∫ ToYdτtが0になるように設定すると、式(37)及び式(38)は次のように簡単になる。
Figure 0006220941
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また、式(39)と式(40)を簡単に整理すると、それぞれ次の式(41)及び式(42)のように表されることができる。
Figure 0006220941
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式(41)と式(42)において、A、B、C、Eは、積分区間が増加するにしたがって増加する値である。Dは、∫ ToYdτtが0になるように設定すると数学的には0であるが、実験を行う場合には0に近い値になる。したがって、積分区間が長くなるほど、測定ノイズの影響が少なくなる。
A、B、C、D、E値を計算すると、未知数が2つである二元一次連立方程式であるため、a、b値を次のように求めることができる。
Figure 0006220941
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式(36)中、aとbは次のように定義される。
Figure 0006220941
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すなわち、式(43)及び式(44)により演算したa、b値を用いて、回転子時定数τ、固定子自己インダクタンス、磁化インダクタンスLを次のように演算することができる。この際、固定子漏れインダクタンスLlsと回転子漏れインダクタンスLlrは、固定子過渡インダクタンスσLの半分であると仮定(Lls=Llr=σL/2)する。このような仮定は、対象となる誘導電動機IMの特性によって変わり得る。誘導電動機IMのNEMA電動機の類型によって、固定子漏れインダクタンスLlsと回転子漏れインダクタンスLlrの比率が変わるためである。
例えば、A型誘導電動機とD型誘導電動機の固定子漏れインダクタンスLlsと回転子漏れインダクタンスLlrの比率は5:5であり、B型誘導電動機の場合は4:6、C型誘導電動機の場合は3:7などの比率を有する。
Figure 0006220941
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上述のように、図2に示すパラメータ推定器270は、式(41)〜式(50)により具現される。すなわち、式(41)と式(42)で表されたA、B、C、D、Eを求めた後、式(43)と式(44)によりa、bを求めることができる。次に、式(47)〜式(50)により、回転子時定数(τ)と磁化インダクタンス(L)を停止状態で求めることができる。
ここで、パラメータ推定のための注入電流としては、次の式(51)のような形態の電流が用いられることが好ましい。
Figure 0006220941
図5は、本発明の一実施形態による誘導電動機IMのパラメータ推定方法を説明するためのフローチャートである。
図5を参照すると、本発明の実施形態による誘導電動機IMのパラメータ推定方法は、D軸に直流電圧を印加するステップ(S510)、固定子抵抗Rを計算するステップ(S520)、D軸に短パルス電圧を印加するステップ(S530)、固定子過渡インダクタンスσLを計算するステップ(S540)、電流指令を印加するステップ(S550)、回転子時定数τを計算するステップ(S560)、及び磁化インダクタンスを計算するステップ(S570)などからなることを確認することができる。
D軸に直流電圧を印加するステップ(S510)は式(26)及び式(27)、固定子抵抗Rを計算するステップ(S520)は式(28)及び式(29)を用いて説明したとおりである。
また、D軸に短パルス電圧を印加するステップ(S530)は式(30)、固定子過渡インダクタンスσLを計算するステップ(S540)は式(31)を用いて説明した。また、回転子時定数τを計算するステップ(S560)及び磁化インダクタンスを計算するステップ(S570)は、式(47)〜式(50)を用いて詳細に説明した。尚、電流指令を印加するステップ(S550)により、式(51)のような形態を有する電流が用いられることができることも上述のとおりである。
上述のような本発明の実施形態においては、説明の便宜のために、電流を静止座標系のd軸にのみ流すと仮定し、d軸についての方程式のみを用いて説明した。しかし、電流を静止座標系上の他方に注入してもよいことは、上述のとおりである。
上述のような本発明の実施形態によれば、電動機の電圧方程式と信号処理技法を活用して、ハードウェアを追加することなく、停止状態で誘導電動機IMのパラメータを比較的正確に推定することができるというなどの利点がある。
これにより、エンコーダ(encoder)やレゾルバ(resolver)及びホールセンサ(hall sensor)などのような誘導電動機の回転子の位置を測定するためのセンサが不要となる。したがって、一定空隙磁束運転、ベクトル制御及びセンサレス制御(sensorless control)などの様々な駆動方法に適用可能であるというなどの付加的な利点がある。
上述のような本発明は、本発明が属する技術分野における通常の技術者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能であるため、上述の実施形態及び添付図面により限定されるものではない。
本発明は、誘導電動機のパラメータ推定方法に利用することが可能である。
IM 誘導電動機
ls 固定子漏れインダクタンス
lr 回転子漏れインダクタンス
磁化インダクタンス
固定子抵抗
ds 固定子電圧
σL 固定子過渡インダクタンス
τ 回転子時定数

Claims (5)

  1. 停止状態で誘導電動機のパラメータを推定するための方法であって、
    前記誘導電動機の停止状態の電気的モデルによって求められた固定子磁束及び回転子磁束から固定子電圧を求めるために、静止座標系のd軸とq軸のうちの一方向にのみ直流電圧を印加する直流電圧印加ステップと、
    前記回転子磁束から求められた固定子電流と、前記直流電圧印加ステップにより求められた前記固定子電圧から固定子抵抗を計算する固定子抵抗計算ステップと、
    前記直流電圧印加ステップにより求められた前記固定子電圧を短パルス電圧で印加して生成された結果値から固定子過渡インダクタンスを計算する固定子過渡インダクタンス計算ステップと、
    前記固定子抵抗計算ステップにより計算された前記固定子抵抗の値と、前記固定子過渡インダクタンス計算ステップにより計算された前記固定子過渡インダクタンスの値と、前記固定子電流とを用いて、誘導電動機のパラメータである回転子時定数及び磁化インダクタンスを計算するパラメータ計算ステップと、を含む、誘導電動機のパラメータ推定方法。
  2. 前記固定子抵抗計算ステップでは、インバータの非線形性と、半導体スイッチ及びダイオードの導通抵抗を考慮して測定された2以上の電流値から、その傾きを用いて計算されることを特徴とする、請求項1に記載の誘導電動機のパラメータ推定方法。
  3. 前記パラメータ計算ステップでは、積分法により前記回転子時定数及び前記磁化インダクタンスを計算することを特徴とする、請求項1または2に記載の誘導電動機のパラメータ推定方法。
  4. 前記パラメータ計算ステップでは、固定子漏れインダクタンスと回転子漏れインダクタンスとの比率を考慮して前記磁化インダクタンスを計算することを特徴とする、請求項に記載の誘導電動機のパラメータ推定方法。
  5. 前記固定子過渡インダクタンス計算ステップの完了後、下記の式(1)のような形態を有するd軸電流指令、または0を出力するq軸電流指令を印加することを特徴とする、請求項1乃至の何れか一項に記載の誘導電動機のパラメータ推定方法。
    Figure 0006220941
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