JP6219649B2 - 消火設備及び緊急遮断装置 - Google Patents
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本発明は、流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備に於いて、
防護区画に設けられ、所定以上の震度で作動して地震信号を出力する感震器と、
流水検知装置の一次側または二次側に設けられた緊急遮断装置と、
を備え、
緊急遮断装置は、
流水検知装置の一次側又は二次側に設けられた緊急遮断弁と、
感震器から地震信号を受信した場合に、防護区画の火災感知器が作動していなければ、緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に緊急遮断弁を開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
緊急遮断装置の制御部は、火災感知器が作動した場合に自火報受信機を経由して火災信号を受信し、緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、自火報受信機が火災信号を送信できない障害として、当該自火報受信機の連動停止、移報停止及び点検中の何れかを検出した場合、緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする。
緊急遮断装置は、緊急遮断弁、制御部及びバッテリーを、一つの一体化した装置として組み立てて、前記流水検知装置の一次側に設置可能とするアッセンブリィ構造(部品構造)を備える。
緊急遮断装置の制御部は、緊急遮断弁の閉止制御中又は閉止制御した後に、火災信号を受信した場合、緊急遮断弁を開放制御して復旧させる。
緊急遮断装置の制御部は、緊急遮断弁を閉止制御してから所定時間を経過した場合に、緊急遮断弁を開放制御して復旧させる。
緊急遮断装置の制御部は、緊急遮断弁の閉止制御中又は閉止制御した後に、感震器からの地震信号の受信がなくなった場合に、緊急遮断弁を開放制御して復旧させる。
緊急遮断装置の制御部は、緊急遮断弁を閉止制御してから所定時間を経過した場合に、記緊急遮断弁を開放制御して復旧させ、所定時間を経過する前に感震器からの地震信号の受信がなくなった場合にも、緊急遮断弁を開放制御して復旧させる。
緊急遮断装置の制御部は、緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、復旧スイッチによる復旧操作の受付けを検出した場合に、緊急遮断弁を開放制御して復旧させる。
緊急遮断装置の制御部は、緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、火災信号の受信、所定時間の経過、地震信号の停止、又は復旧スイッチによる復旧操作の受付け検出を含む所定の復旧条件を検出した場合、所定の遅延時間経過後に緊急遮断弁を開放制御して復旧させる。
本発明は、複数の流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備に於いて、
防護区画に設けられ、所定以上の震度で作動して地震信号を出力する感震器と、
流水検知装置の各々の一次側または二次側に設けられた複数の緊急遮断弁と、
複数の緊急遮断弁を共通に制御する緊急遮断装置と、
を備え、
緊急遮断装置は、
感震器から地震信号を受信した場合に、防護区画の火災感知器が作動していなければ、緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に複数の緊急遮断弁を同時に開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
緊急遮断装置の制御部は、バッテリーにより複数の緊急遮断弁を同時に駆動する制御が可能であることを特徴とする。
緊急地震速報を受信した場合に地震信号を出力する受信装置を備え、緊急遮断装置の制御部は、受信装置から地震信号を受信した場合に、防護区画の火災感知器が作動していなければ、緊急遮断弁を閉止制御する。
本発明は、流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備の、流水検知装置の一次側または二次側に設けられた緊急遮断装置に於いて、
流水検知装置の一次側または二次側に設けられた緊急遮断弁と、
外部から地震信号を受信した場合に、防護区画の火災感知器が作動していなければ、緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に緊急遮断弁を開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
制御部は、火災感知器が作動した場合に自火報受信機を経由して火災信号を受信し、緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、自火報受信機が火災信号を送信できない障害として、当該自火報受信機の連動停止、移報停止及び点検中の何れかを検出した場合、緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする。
ここで、緊急遮断装置は、緊急遮断弁、制御部及びバッテリーを、一つの一体化した装置として組み立てて、流水検知装置の一次側に設置可能とするアッセンブリィ構造(部品構造)を備える。
本発明は、複数の流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備の、流水検知装置の各々の一次側または二次側に設けられた複数の緊急遮断弁を共通に制御する緊急遮断装置に於いて、
外部から地震信号を受信した場合に、防護区画の火災感知器が作動していなければ、複数の緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に複数の緊急遮断弁を同時に開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
制御部は、バッテリーにより複数の緊急遮断弁を同時に駆動する制御が可能であることを特徴とする。
なお、緊急遮断装置のそれ以外の特徴は、消火設備に設けた緊急遮断装置の場合と同様である。
本発明の消火設備によれば、所定以上の震度で作動して地震信号を出力する感震器と流水検知装置の一次側または二次側に緊急遮断装置を設け、緊急遮断装置は、流水検知装置の一次側または二次側に設けた緊急遮断弁と、感震器から地震信号を受信した場合に防護区画の火災感知器が作動していなければ緊急遮断弁を閉止制御する制御部、及び緊急遮断弁を開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーを備えるようにしたため、感震器が作動して地震信号を受信した場合に、火災が発生してスプリンクーヘッドが作動している区画については、緊急遮断弁の閉止制御を行わず散水を継続して確実に初期消火し、一方、火災感知器が作動していない区画の緊急遮断弁を閉止制御し、地震により開放したスプリンクラーヘッド及び又は二次側配管からの漏水を二次側配管の充水量に抑え、水損被害を抑制可能とする。
緊急遮断装置は、緊急遮断弁、制御部及びバッテリーを、一つの一体化した装置として組み立てて、流水検知装置の一次側に設置可能とするアッセンブリィ構造(部品構造)を備えるようにしたため、例えば既設の消火設備にあっては、流水検知装置の1次側に設けている制水弁(仕切弁)を、制御部及びバッテリーを一体化した緊急遮断弁に付け替えるリニューアル工事を行うことで、既設の消火設備を基本的に変更することなく、震災対策機能を備えた緊急遮断装置を設置することを可能とし、既設の消火設備の耐震対策を容易に実現可能とする。
緊急遮断装置の制御部は、緊急遮断弁の閉止制御中又は閉止制御した後に、火災信号の受信、所定時間の経過、地震信号の停止、又は復旧スイッチによる復旧操作の受付といった所定の復旧条件の成立を検出した場合、緊急遮断弁を開放制御して復旧させるようにしたため、通常監視状態と同様に消火機能を回復し、火災が発生した場合に加圧水を散水して初期消火を可能とする。
図1は本発明の消火設備として湿式スプリンクラー消火設備の概要を示した説明図である。図1に示すように、建物の地下階などのポンプ室には消火ポンプ10を設置し、モータ12により駆動する。モータ12はポンプ制御盤14により起動・停止の運転制御を受ける。モータ12により駆動された消火ポンプ10は水源水槽15からの消火用水を吸入し、建物の高さ方向に配置した給水本管16に加圧した消火用水を供給する。
図1に示したスプリンクラー消火設備における震災対策の設備機器として、防護区画に感震器42を設けると共に、流水検知装置24の1次側に緊急遮断装置24を設けている。なお、必要に応じて、緊急地震速報を受信した場合に地震信号を出力する受信装置44を設けてもよい。
感震器42は、例えば防護区画毎に設置し、所定以上の震度で作動して地震信号E1を緊急遮断装置40に出力する。感震器42作動して地震信号E1を出力する震度は、防護区画の耐震強度や消火設備の耐震強度に応じて定め、例えば震度5以上で作動するように設定する。感震器42は例えば地震に伴う横揺れ及び縦揺れを検知する加速度センサや、移動する内蔵の球体でスイッチ接点をオンして検知する機械式の地震センサ等を使用する。
図2には図1の流水検知装置の1次側に設けた緊急遮断装置の概略構成を示した説明図である。
制御部48は、通常監視状態では、緊急遮断弁46を開放制御して開放状態としており、地震発生により感震器42から地震信号E1を受信した場合に、防護区画の火災感知器36が作動していなければ、即ち、自火報受信盤34から移報される火災信号E2を受信していなければ、緊急遮断弁46に閉止制御信号を出力して閉止制御する。
制御部48による復旧制御は、緊急遮断弁46の閉止制御中または閉止制御を行った後に、所定の復旧条件を検出した場合、緊急遮断弁46に開放制御信号を出力して開放制御し、通常監視状態に復旧させる。このため地震後に火災が発生した場合、通常監視状態と同様に、消火設備は、自動的に、ポンプ起動による加圧水を作動したスプリンクラーヘッド26から散水して初期消火可能とする。
バッテリー50は、緊急遮断弁46を開閉駆動する電力を蓄積しており、例えば充電可能な二次電池を使用し、通常監視状態で商用電源を使用して充電を行い、震災による商用電源の停電に備えるようにする。また、制御部48に対する動作電源の供給もバッテリー50から行う。
図2に示すように、緊急遮断装置40は、緊急遮断弁46、制御部48、バッテリー50及び復旧スイッチ52を、一つの一体化した装置として組み立てて、流水検知装置24の一次側に設置可能とするアッセンブリィ構造(部品構造)を備える。
図1の実施形態は、防護区画に設置した感震器42で地震を検出して地震信号E1を緊急遮断装置40に出力しているが、必要に応じて、更に、緊急地震速報を受信した場合に地震信号E3を出力する受信装置44を設けてもよい。
図3は2台の緊急遮断弁を制御部で制御する他の実施形態を示した説明図である。図3に示すように、防護区画に対しては、湿式スプリンクラー消火設備の流水検知装置24に加え、例えば乾式の予作動式スプリンクラー消火設備の流水検知装置(予作動弁装置)54を設けている。この場合、流水検知装置24,54の1次側の各々に緊急遮断弁46a,46bを設け、二台の緊急遮断弁46a,46bを共通に制御する制御部48を備えた緊急遮断装置40を設ける。また、緊急遮断装置40には、図2の場合と同様、バッテリー50と復旧スイッチ52を設けている。
(緊急遮断弁)
上記の実施形態は、緊急遮断弁を流水検知装置の一次側に設けているが、流水検知装置の二次側に設けるようにしても良い。
上記の実施形態は、受信装置で緊急地震速報を受信した場合にも急遮断装置で緊急遮断弁を閉止制御しているが、受信装置を設けず、感震器のみとしても良い。
上記の実施形態は、感震器は専用の電源供給で動作するようにしているが、緊急遮断装置に設けたバッテリーから感震器に電源を供給するようにしても良い。これにより停電時に地震が発生しても、バッテリーからの電源供給により感震器が動作し、確実な地震の検出が可能となる。
また、緊急遮断装置に表示部や移報部を設け、表示部に緊急遮断弁の閉鎖を表示することで、例えば復旧スイッチによる復旧操作や火災断定スイッチ等による閉鎖解除操作を行う際に、機器の状態を把握可能とする。また、移報部により緊急遮断弁の開閉状態を示す移報信号を自火報受信機などに出力して表示させることで、離れた場所でも緊急遮断装置の状態を把握可能とする。
上記の実施形態は、湿式のスプリンクラー消火設備、乾式の予作動式スプリンクラー消火装置を例にとっているが、乾式のスプリンクラー消火設備、湿式の予作動式スプリンクラー消火設備についても同様に使用できる。
上記の実施形態は、加圧送水装置として消火ポンプ設備を例にとるものであったが、これ以外に、高架水槽の落差を利用して送水するための圧力をえる高架水槽方式、加圧した水槽により給水する圧力水槽方式を使用してもよい。
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
14:ポンプ制御盤
16:給水本管
18:圧力タンク
20:圧力スイッチ
22:分岐管
24:流水検知装置
26:スプリンクラーヘッド
34:自火報受信機
36:火災感知器
38:スプリンクラー制御盤
40:緊急遮断装置
42:感震器
44:受信装置
46,46a,46b:緊急遮断弁
48:制御部
50:バッテリー
52:復旧スイッチ
Claims (13)
- 流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備に於いて、
前記防護区画に設けられ、所定以上の震度で作動して地震信号を出力する感震器と、
前記流水検知装置の一次側または二次側に設けられた緊急遮断装置と、
を備え、
前記緊急遮断装置は、
前記流水検知装置の一次側または二次側に設けられた緊急遮断弁と、
前記感震器から地震信号を受信した場合に、前記防護区画の火災感知器が作動していなければ、前記緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に前記緊急遮断弁を開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
前記緊急遮断装置の制御部は、前記火災感知器が作動した場合に自火報受信機を経由して火災信号を受信し、前記緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、前記自火報受信機が前記火災信号を送信できない障害として、当該自火報受信機の連動停止、移報停止及び点検中の何れかを検出した場合、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする消火設備。
- 請求項1記載の消火設備に於いて、前記緊急遮断装置は、前記緊急遮断弁、制御部及びバッテリーを、一つの一体化した装置として組み立てて、前記流水検知装置の一次側に設置可能とするアッセンブリィ構造(部品構造)を備えたことを特徴とする消火設備。
- 請求項1記載の消火設備に於いて、前記緊急遮断装置の制御部は、前記緊急遮断弁の閉止制御中又は閉止制御した後に、前記火災信号を受信した場合、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする消火設備。
- 請求項1記載の消火設備に於いて、前記緊急遮断装置の制御部は、前記緊急遮断弁を閉止制御してから所定時間を経過した場合に、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする消火設備。
- 請求項1記載の消火設備に於いて、前記緊急遮断装置の制御部は、前記緊急遮断弁の閉止制御中又は閉止制御した後に、前記感震器からの地震信号の受信がなくなった場合に、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする消火設備。
- 請求項1記載の消火設備に於いて、前記緊急遮断装置の制御部は、前記緊急遮断弁を閉止制御してから所定時間を経過した場合に、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させ、前記所定時間を経過する前に前記感震器からの地震信号の受信がなくなった場合にも、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする消火設備。
- 請求項1記載の消火設備に於いて、前記緊急遮断装置の制御部は、前記緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、復旧スイッチによる復旧操作の受付けを検出した場合に、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする消火設備。
- 請求項1記載の消火設備に於いて、前記緊急遮断装置の制御部は、前記緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、前記火災信号の受信、所定時間の経過、前記地震信号の停止、又は復旧スイッチによる復旧操作の受付け検出を含む所定の復旧条件を検出した場合、所定の遅延時間経過後に前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする消火設備。
- 複数の流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備に於いて、
前記防護区画に設けられ、所定以上の震度で作動して地震信号を出力する感震器と、
前記流水検知装置の各々の一次側または二次側に設けられた複数の緊急遮断弁と、
前記複数の緊急遮断弁を共通に制御する緊急遮断装置と、
を備え、
前記緊急遮断装置は、
前記感震器から前記地震信号を受信した場合に、前記防護区画の火災感知器が作動していなければ、前記緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に前記複数の緊急遮断弁を同時に開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
前記緊急遮断装置の制御部は、前記バッテリーにより前記複数の緊急遮断弁を同時に駆動する制御が可能であることを特徴とする消火設備。
- 請求項1又は9記載の消火設備に於いて、
緊急地震速報を受信した場合に地震信号を出力する受信装置を備え、
前記緊急遮断装置の制御部は、前記受信装置から地震信号を受信した場合に、防護区画の火災感知器が作動していなければ、前記緊急遮断弁を閉止制御することを特徴とする消火設備。
- 流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備の、前記流水検知装置の一次側または二次側に設けられた緊急遮断装置に於いて、
前記流水検知装置の一次側または二次側設けられた緊急遮断弁と、
外部から地震信号を受信した場合に、前記防護区画の火災感知器が作動していなければ、前記緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に前記緊急遮断弁を開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
前記制御部は、前記火災感知器が作動した場合に自火報受信機を経由して火災信号を受信し、前記緊急遮断弁を閉止制御中又は閉止制御した後に、前記自火報受信機が前記火災信号を送信できない障害として、当該自火報受信機の連動停止、移報停止及び点検中の何れかを検出した場合、前記緊急遮断弁を開放制御して復旧させることを特徴とする緊急遮断装置。
- 請求項11記載の緊急遮断装置に於いて、前記緊急遮断弁、制御部及びバッテリーを、一つの一体化した装置として組み立てて、前記流水検知装置の一次側に設置可能とするアッセンブリィ構造(部品構造)を備えたことを特徴とする緊急遮断装置。
- 複数の流水検知装置の二次側から防護区画に設置された閉鎖型スプリンクラーヘッドまで充水された消火設備の、前記流水検知装置の各々の一次側または二次側に設けられた複数の緊急遮断弁を共通に制御する緊急遮断装置に於いて、
外部から地震信号を受信した場合に、前記防護区画の火災感知器が作動していなければ、前記緊急遮断弁を閉止制御する制御部と、
停電時に前記複数の緊急遮断弁を同時に開閉駆動する電力を蓄積したバッテリーと、
を備え、
前記制御部は、前記バッテリーにより前記複数の緊急遮断弁を同時に駆動する制御が可能であることを特徴とする緊急遮断装置。
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