JP6219606B2 - 口唇化粧料 - Google Patents

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本発明はしわ隠し・改善効果に優れる口唇化粧料に関する。
従来、リップカラー等の口唇化粧料には、唇にツヤを与え、唇を美しく見せる等のメークアップ効果が主に求められていたが、唇の荒れを改善させる等の、いわゆるスキンケア効果も求められるようになってきた。これらの要求に応えるため、口唇化粧料に保湿効果を有する物質を配合することにより、唇にうるおいを与え、唇の荒れを改善し、唇を美しく見せる試みがなされている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、しわ等、唇のエイジング現象を改善させるためには、前記、保湿効果のみでは不充分であり、特に高年齢者が使用する口唇化粧料には、アンチエイジング効果が求められている。これらの要求に応えるため、しわ改善効果を有するレチノイドを口唇化粧料に配合しアンチエイジング効果を付与しようとする試みがなされている。(例えば、特許文献2参照)しかしながら、これらの技術においては、しわ改善効果が未だ不充分である、しわが改善されるまでにある程度の期間を有する等の課題があった。また、しわ改善効果を高めるため、ウルソール酸、ウルソール酸誘導体を配合する試み(例えば、特許文献3参照)もなされているが、効果が充分に得られるまでの期間ではしわの存在が目立つという課題が残されていた。
このような現状の中で、しわ改善効果が高く、効果が得られるまでの期間にしわを目立たなくさせるアンチエイジング効果に優れる口唇化粧料の開発が望まれていた。
一方、ウルソール酸、ウルソール酸誘導体及びしわ隠し効果を有する粉体を配合した化粧料が、しわ隠し効果及びしわ改善効果ともに優れることは知られていなかった。
特開2008−195695号 特開2003−183164号 特開2002−255781号
本発明はしわ隠し効果及びしわ改善効果ともに優れる口唇化粧料を提供することを課題とする。
前述した、従来技術の課題を鑑み、発明者等はしわ隠し効果及びしわ改善効果ともに優れる口唇化粧料を求めて鋭意研究した結果、ウルソール酸及びウルソール酸誘導体からなる群から選択される一種または二種以上としわ隠し効果を有する口唇化粧料が課題を解決することを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は以下に示すとおりである。
(1)下記成分A)、B)を含有することを特徴とする口唇化粧料。
A)ウルソール酸及びウルソール酸誘導体から選択される一種又は二種以上
B)一種又は二種以上のしわ隠し効果を有する粉体
(2)しわ隠し効果を有する粉体が、着色されていても良い、異形断面を有する繊維、球状粉体、半球状粉体、お椀型粉体からなる群から選択されることを特徴とする(1)記載の口唇化粧料。
(3)しわ隠し効果を有する粉体が、着色されていても良い、半球状粉体、お椀型粉体からなる群から選択されることを特徴とする(1)または(2)記載の口唇化粧料。
(4)しわ隠し効果を有する粉体が、アクリルポリマー粉体であることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載の口唇化粧料。
本発明によればしわ隠し効果及びしわ改善効果ともに優れる口唇化粧料を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
<1> 本発明の口唇化粧料の必須成分であるウルソール酸及びウルソール酸誘導体
本発明の口唇化粧料はその必須成分として、ウルソール酸及びウルソール酸誘導体からなる群から選択される一種又は二種以上を含有する。本発明のウルソール酸誘導体としては、具体的には、ウルソール酸の塩、ウルソール酸のアルキルエステル、ウルソール酸のアルケニルエステル、ウルソール酸のアリールエステル、ウルソール酸のリン酸エステルまたはその塩、ウルソール酸のアミド等が好適に例示できる。なかでも、しわ改善効果がたかいことから、ウルソール酸のアリールエステル、ウルソール酸のリン酸エステルまたはその塩が好ましい。なお、これらの誘導体は、例えば、国際公開公報WO1998/000093号、再公表特許公報WO06/132033号記載の方法で製造することができる。
本発明の口唇化粧料におけるウルソール酸及びウルソール酸誘導体からなる群から選択される一種又は二種以上の含有量は口唇化粧料全量に対して0.001〜0.5質量%であり、0.005〜0.1質量%であることが好ましい。下限値以下では、しわ改善効果が不充分である場合があり好ましくない。また、上限値以上では、配合量を増加させてもしわ隠し効果が頭打ちになる場合があり好ましくない。
<2>本発明の口唇化粧料の必須成分であるしわ隠し効果を有する粉体
本発明の口唇化粧料はその必須成分として一種または二種以上の、しわ隠し効果を有する粉体を含有することを特徴とする。本発明でのしわ隠し効果を有する粉体は、光の屈折や拡散等の光学効果により、しわを見えにくくする効果を有する粉体であれば、その材質、形状等は特に限定されないが、材質としては(メタ)アクリル酸エステルの重合体などのアクリルポリマー、ナイロン等の有機材料、シリカ、アルミナ、酸化鉄、二酸化チタン、酸化亜鉛、チッカ硼素等の無機材料等が好適に例示でき、その形状としては、繊維状、球状、半球状、お椀状及びこれらの形状の粉体とタルク、マイカ、セリサイト等の板状粉体との複合粉体等が好適に例示できる。透明性にすぐれ、素肌感としわ隠し効果に優れることから、材質としては、シリカ、(メタ)アクリル酸エステルの重合体などのアクリルポリマーが好ましい。
また、形状としては、異形断面を有する繊維状、球状、半球状、お椀型が好ましく、半球状、お椀型が好ましい。また、これらのしわ隠し効果を有する粉体は有機色素、無機色素で着色されていても良く、その表面が、シリカ、アルミナ等の無機物、シリコーン、シラン等の有機物で表面処理されていても良い。
なお、本発明における球状、半球状は、形状が真球状からやや外れた、略球状、略半球状をも含有する。
しわ隠し効果を有する粉体としては具体的には、特2005−154278号記載の単分散球状粉体、特開2008−31138号記載の半球状粉体、特開平6−172125号記載のお椀型粉体、特開2005−154280号記載の球状粉体と板状粉体の複合粉体、特開61−69708号記載の体質顔料の表面をアクリルポリマー粒子で被覆した複合粉体、特開2005−132723号記載の異形断面を有する繊維、特開2005−289932号記載の中空状繊維維等が好適に例示できる。また、市販品も多数存在するので、これらを入手して使用することもできる。このような市販品としては、具体的には、「SATINIER M5」(日揮触媒化成株式会社製)、「ジュリマーMB1」(日本純薬株式会社製)、「マツモトマイクロスフェアーM−100」(マツモト油脂製薬株式会社製)「マツモトマイクロスフェアーM−310」(マツモト油脂製薬株式会社製)、「3D−TECH PW」(大東化成工業株式会社)等が例示できる。
本発明の口唇化粧料におけるしわ隠し効果を有する粉体の含有量は、口唇化粧料全量に対して0.1〜10質量%であることが好ましく、0.3〜5質量%であることがより好ましい。下限値以下では、しわ隠し効果が不充分である場合があり好ましくない。また、上限値以上では、唇への塗布時にざらつきをおぼえる場合があり好ましくない。
<3>本発明の口唇化粧料
本発明の口唇化粧料は、その必須成分としてウルソール酸及びウルソール酸誘導体から選択される一種又は二種以上及び一種又は二種以上のしわ隠し効果を有する粉体を含有することを特徴とする。
また、本発明の口唇化粧料は上記必須成分以外に通常化粧料で使用される任意成分を発明の効果を損なわない範囲で含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン、部分架橋型ポリシロキサン、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、デキストリン脂肪酸エステル等のゲル化剤、表面処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面処理されていても良い、酸化コバルト、群青、紺青、酸化亜鉛の無機顔料類、表面処理されていても良い、酸化鉄二酸化チタン焼結体等の複合顔料、表面処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤等の紫外線吸収剤、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
本発明の口唇化粧料としてはリップカラー、リップグロス等が例示でき、その形態としては、ワックス、部分架橋型ポリシロキサン、デキストリン脂肪酸エステルを用いた油性固形化粧、カルボキシビニルポリマーを用いた水性ゲル状化粧料、乳化形化粧料等が例示できる。また、本発明の口唇化粧料は上記必須成分と任意成分とを常法にしたがって処理することにより得られる。
以下、実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明するが、本発明が以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1〜4、比較例1〜3>
下記、表1の処方に基づいて本発明の口唇化粧料であるリップスティック及び比較例のリップスティックを作成した。すなわち、成分(イ)を100℃で加熱溶解し、攪拌して均一に混合した。次に、温度を90℃に保ちながら、ボールミル中で24時間粉砕均一混合した成分(ロ)を前記成分(イ)に加え混合した。さらに、成分(ハ)を添加し、温度を90℃に保ちながら、ディスパーを用いて成分(ハ)を成分(イ)及び(ロ)の混合物に均一に分散させた。最終バルクを85〜90℃の加熱下、金型に流し込んだ後、冷却してリップスティックを得た。なお、表中の数字は質量%を表す。
Figure 0006219606
* 1)大東化成株式会社製「3D TECH PW」を赤色202号で着色した粉体。
* 2)松本油脂製薬株式会社製「マツモトマイクロスフェアーM−310」
* 3)日揮触媒化成株式会社製「SATINIER M5」
* 4)国際公開公報WO1998/000093号記載の方法で合成
* 5)再公表特許公報WO06/132033号記載の方法で合成
<試験例1>しわの目立ちやすさの評価
唇にこじわのあるパネラーに実施例1〜4、比較例1〜3のリップスティックを毎日塗布してもらい、一ヶ月経過後、三ヶ月経過後、六ヶ月経過後に、リップスティック塗布時及びリップスティック除去後の唇のしわの目立ちやすさを評価した。評価は熟練評価者5名による官能評価とし、以下の基準で評点を付け、5名の平均値を評価スコアーとした。結果を表2に示す。
評価基準 試験開始時の唇のしわの状態と比較して、しわが、
明らかに目立たない・・・・・・・5点
やや目立たない・・・・・・・・・4点
目立ちやすさは同等・・・・・・・3点
やや目立つ・・・・・・・・・・・2点
明らかに目立つ・・・・・・・・・1点
Figure 0006219606

表2から明らかなように、本発明のリップスティックはしわ改善効果に優れ、その効果が現れるまでのしわ隠し効果にも優れるため、総合的なアンチエイジング効果に優れることがわかる。また、半球型粉体、お椀型粉体がしわ隠し効果に優れていることもわかる。
<実施例5〜8、比較例4〜6>
下記、表1の処方に基づいて本発明の口唇化粧料であるリップグロス及び比較例のリップグロスを作成した。すなわち、成分(イ)を90℃で加熱溶解し、攪拌して均一に混合した。次に、温度を90℃に保ちながら、ディスパーを用いて成分(ロ)を成分(イ)及の混合物に均一に分散させた。最終バルクを85〜90℃の加熱下、中皿に流し込んだ後、冷却してリップグロスを得た。なお、表中の数字は質量%を表す。
実施例5〜8及び比較例4〜6のリップグロスを用いて、試験例1と同様にしわの目立ちやすさの評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 0006219606

* 1)大東化成株式会社製「3D TECH PW」を赤色202号で着色した粉体。
* 2)松本油脂製薬株式会社製「マツモトマイクロスフェアーM−310」
* 3)日揮触媒化成株式会社製「SATINIER M5」
* 4)国際公開公報WO1998/000093号記載の方法で合成
* 5)再公表特許公報WO06/132033号記載の方法で合成
Figure 0006219606

表4から明らかなように、リップグロスにおいても、本発明の口唇化粧料がしわ改善効果に優れ、その効果が現れるまでのしわ隠し効果にも優れるため、総合的なアンチエイジング効果に優れることが確認された。
本発明はリップカラー等として利用できる。

Claims (3)

  1. 下記成分A)及びB)を含有することを特徴とする口唇化粧料。
    A)ウルソール酸及びウルソール酸誘導体から選択される一種又は二種以上
    B)一種又は二種以上の、着色されていてもよい、球状粉体、半球状粉体及びお椀型粉体からなる群から選択される粉体を化粧料全量に対して0.3〜5質量%
  2. 前記成分B)が、着色されていてもい、お椀型粉体であることを特徴とする請求項1記載の口唇化粧料。
  3. 前記成分B)が、アクリルポリマー粉体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の口唇化粧料。
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