JP6219201B2 - 交流インピーダンス測定装置および交流インピーダンス測定方法 - Google Patents

交流インピーダンス測定装置および交流インピーダンス測定方法 Download PDF

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本発明は、電池の交流インピーダンスを測定する交流インピーダンス測定装置および交流インピーダンス測定方法に関するものである。
この種の交流インピーダンス測定装置として、下記特許文献1に開示されている交流インピーダンス測定装置(交流インピーダンス測定システム)が知られている。この交流インピーダンス測定装置は、被測定物に印加されている電圧と被測定物に流れている電流の少なくとも一方が勾配を含む被測定物についての交流インピーダンスを演算(測定)するように構成されている。また、この交流インピーダンス測定装置は、開始位相が異なる電圧データ(被測定物に印加されている電圧をサンプリングして得られるデータ)および電流測定データ(被測定物に流れている電流を測定すると共にサンプリングして得られるデータ)から複数の交流インピーダンスを求め、それらの交流インピーダンスの差分から、上記の勾配(勾配成分)を除去するための補正値を求める演算処理部を備えて構成されている。
この交流インピーダンス測定装置では、勾配成分が1次式(一次関数)で近似できる場合、勾配成分による交流インピーダンス演算への影響を大幅に軽減できることから、高精度の交流インピーダンス測定が可能になっている。
特開2011−47666号公報(第3−7頁、第1図)
ところが、この交流インピーダンス測定装置には、以下のような解決すべき課題が存在している。すなわち、この交流インピーダンス測定装置では、勾配成分が1次式で近似できる場合に、この勾配成分による交流インピーダンス演算への影響を大幅に軽減して、高精度で交流インピーダンスを測定することが可能である。
ところで、電池を被測定物としてその充電状態や放電状態において交流インピーダンスを測定する場合には、被測定物の両端間の電圧(電池の両極間の電圧。以下、両極間電圧ともいう)は、一例として放電状態を例に挙げて説明すると、図2に示すように、放電開始からの所定の期間は、ほぼ指数的(指数関数的)に変化(放電であるから下降)し、その後の期間は、ほぼ線形的(一次関数的)に変化(放電であるから下降)するようになる。なお、充電中の両極間電圧も同様にして、充電開始後の所定の期間は指数的に変化(充電であるから上昇)し、その後の期間は、ほぼ線形的に変化(充電であるから上昇)するようになる。
しかしながら、この交流インピーダンス測定装置では、電池の両極間電圧が指数的に変化しているのか、線形的に変化しているのかの検出を行っていない。したがって、この交流インピーダンス測定装置には、両極間電圧が線形的に変化しているときではなく、指数的に変化して状態での電圧データおよび電流データに基づいて、交流インピーダンスを測定する場合も起こり得ることから、交流インピーダンスを高精度で測定できないおそれがあるという解決すべき課題が存在している。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、電池の交流インピーダンスを常に高精度で測定し得る交流インピーダンス測定装置および交流インピーダンス測定方法を提供することを他の主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の交流インピーダンス測定装置は、一定の振幅で、かつ一定の周波数の試験交流電圧を測定対象の電池に供給する交流電圧源と、前記試験交流電圧の供給時に前記測定対象に流れる試験交流電流を検出すると共に検出電圧に変換して出力する電流検出部と、前記試験交流電流が流れることによって前記測定対象の両極間に発生する両極間交流電圧に当該測定対象の充電電圧が重畳されてなる両極間電圧を検出して出力する電圧検出部と、前記電流検出部から出力される前記検出電圧を前記試験交流電圧の周期の整数倍の長さの検波期間において検波して電流検波値として算出する電流検波処理、前記電圧検出部から出力される前記両極間電圧を前記検波期間において検波して電圧検波値として算出する電圧検波処理、および前記電流検波値と前記電圧検波値とに基づいて前記測定対象の交流インピーダンスを算出するインピーダンス算出処理を実行する処理部とを備えて、充電状態および放電状態のうちのいずれかの状態において前記充電電圧が線形的に変化する線形変化状態での前記交流インピーダンスを測定する交流インピーダンス測定装置であって、前記処理部は、処理の開始タイミングを前記試験交流電圧の半周期分ずつずらしながら前記電流検波処理および前記電圧検波処理を実行して前記電流検波値および前記電圧検波値を算出しつつ、新たな前記電圧検波値を算出する都度、直近の3つの前記電圧検波値のうちの連続する2つの電圧検波値で構成される2組の電圧検波値についての平均値を算出すると共に当該算出した2つの平均値についての差分の絶対値が予め規定された基準範囲内に入っているか否かを判別する判別処理を実行し、前記判別処理において前記差分の絶対値が前記基準範囲内に入っていると判別したときには前記線形変化状態にあると特定して、直近の前記電流検波値と直近の前記電圧検波値とに基づいて前記インピーダンス算出処理を実行して前記交流インピーダンスを算出する。
また、請求項2記載の交流インピーダンス測定方法は、一定の振幅で、かつ一定の周波数の試験交流電圧を測定対象の電池に供給している時に前記測定対象に流れる試験交流電流を検出すると共に検出電圧に変換する電流検出処理と、前記試験交流電流が流れることによって前記測定対象の両極間に発生する両極間交流電圧に当該測定対象の充電電圧が重畳されてなる両極間電圧を検出する電圧検出処理と、前記検出電圧を前記試験交流電圧の周期の整数倍の長さの検波期間において検波して電流検波値として算出する電流検波処理と、前記両極間電圧を前記検波期間において検波して電圧検波値として算出する電圧検波処理と、前記電流検波値と前記電圧検波値とに基づいて、充電状態および放電状態のうちのいずれかの状態において前記充電電圧が線形的に変化する線形変化状態での交流インピーダンスを算出するインピーダンス算出処理とを実行する交流インピーダンス測定方法であって、処理の開始タイミングを前記試験交流電圧の半周期分ずつずらしながら前記電流検波処理および前記電圧検波処理を実行して前記電流検波値および前記電圧検波値を算出しつつ、新たな前記電圧検波値を算出する都度、直近の3つの前記電圧検波値のうちの連続する2つの電圧検波値で構成される2組の電圧検波値についての平均値を算出すると共に当該算出した2つの平均値についての差分の絶対値が予め規定された基準範囲内に入っているか否かを判別する判別処理を実行し、前記判別処理において前記差分の絶対値が前記基準範囲内に入っていると判別したときには前記線形変化状態にあると特定して、直近の前記電流検波値と直近の前記電圧検波値とに基づいて前記インピーダンス算出処理を実行して前記交流インピーダンスを算出する。
請求項1記載の交流インピーダンス測定装置および請求項2記載の交流インピーダンス測定方法では、インピーダンス算出処理に先立ち、判別処理を実行して、測定対象である電池が線形変化状態にあるか否かを判別し、線形変化状態にあると判別したときにインピーダンス算出処理を実行して、電池の交流インピーダンスを測定する。
したがって、この交流インピーダンス測定装置および交流インピーダンス測定方法によれば、電池が線形変化状態にあるときにインピーダンス算出処理を実行して、電池の交流インピーダンスを測定することができるため、交流インピーダンスを常に高精度で測定することができる。
交流インピーダンス測定装置1の構成を示す構成図である。 放電状態における電池100についての充電電圧Vchおよび両極間電圧V1の時間的な変化を示す説明図である。 指数変化状態における判別処理の動作を説明するための説明図である。 線形変化状態における判別処理の動作を説明するための説明図である。
以下、交流インピーダンス測定装置および交流インピーダンス測定方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、交流インピーダンス測定装置の一例としての図1に示す交流インピーダンス測定装置1(以下、単に「測定装置1」ともいう)の構成について説明する。測定装置1は、交流電圧源2、電流検出部3、電圧検出部4、処理部5および出力部6を備え、交流インピーダンス測定方法を実行することにより、測定対象としての電池100の充電状態および放電状態のうちのいずれかの状態において、電池100の充電電圧Vchが線形的(一次関数的)に変化する状態(以下、線形変化状態ともいう)での交流インピーダンスZを測定可能に構成されている。電池100の充電電圧Vchは、一例として放電状態のときには、図2において破線で示すように、ほぼ指数的(指数関数的)に変化する状態(以下、指数変化状態ともいう)を経由して、線形変化状態に移行する。測定装置1は、充電電圧Vchがこの線形変化状態に移行したことを自動的に検出して、線形変化状態での交流インピーダンスZを測定するように構成されている。
交流電圧源2は、一例として、試験交流電圧Vacを出力する交流電源21、交流電源21から出力される試験交流電圧Vacを入力すると共に低インピーダンスで出力するバッファ回路22、および出力抵抗23を備え、出力抵抗23の抵抗値で規定される出力インピーダンスで試験交流電圧Vacを電池100の一方の電極(例えば、プラス極)に供給可能に構成されている。この場合、試験交流電圧Vacは、予め規定された一定の振幅(本例では一例として、0.5V)で、かつ予め規定された一定の周波数(例えば、100Hz)の交流電圧である。
電流検出部3は、一例として、演算増幅器31を用いた電流電圧変換回路で構成されている。具体的には、演算増幅器31は、非反転入力端子がグランド電位に規定され、反転入力端子が不図示のプローブを介して電池100の他方の電極(例えば、マイナス極)に接続され、かつ反転入力端子と出力端子との間に帰還抵抗32が接続されている。
この構成により、電流検出部3は、電池100の他方の電極をグランド電位に規定すると共に、試験交流電圧Vacの供給時に電池100に流れる電流(試験交流電圧Vacの印加に起因して流れる試験交流電流Iac)を帰還抵抗32で検出電圧Viに変換して処理部5に出力する。なお、このようにして電池100の他方の電極が電流検出部3によってグランド電位に規定されるため、電池100の両極間には、電池100に試験交流電流Iacが流れることによって電池100の両極間に発生する両極間交流電圧V1acに電池100の充電電圧Vchが重畳された電圧が両極間電圧V1として現れる。
電圧検出部4は、一例として、不図示の計装アンプを備えて構成されて、両極間電圧V1を入力すると共に、両極間電圧V1に含まれている同相ノイズなどを除去して処理部5に出力する。
処理部5は、一例として、試験交流電圧Vacの周期よりも十分に短いサンプリング周期で検出電圧Viをサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換器、および検出電圧Viに対するサンプリング周期に同期したサンプリング周期で両極間電圧V1をサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変換器を備えている。また、処理部5は、検出電圧Viを同期検波して得られる電流検波値DIを検出電圧Viのデジタル信号に基づいて算出する電流検波処理と、両極間電圧V1を同期検波して得られる電圧検波値DVを両極間電圧V1のデジタル信号に基づいて算出する電圧検波処理と、電池100の充電電圧Vchが線形変化状態に移行したか否かを電圧検波値DVに基づいて判別する判別処理と、電流検波値DIおよび電圧検波値DVに基づいて電池100の交流インピーダンスZを算出するインピーダンス算出処理とを実行するコンピュータを備えている。
また、処理部5は、メモリを備え、検出電圧Viおよび両極間電圧V1の各デジタル信号をメモリに記憶する記憶処理を実行する。また、メモリには、所定の周波数の交流電圧である試験交流電圧Vacの位相が180°だけ変化するのに要する時間T1(試験交流電圧Vacの半周期)を示す時間データと、試験交流電圧Vacについての周期の整数倍の長さ(時間)T2(検波期間Pの長さ)を示す時間データとが予め記憶されている。なお、本例では、時間T2(検波期間Pの長さ)を示す時間データについては、一例として、試験交流電圧Vacの周期の1倍(整数倍の一例)の長さを示す時間データが記憶されている。なお、検波期間Pの長さについては、試験交流電圧Vacの周期の1倍に限定されず、2倍以上の任意の整数倍とすることができる。また、処理部5は、メモリに記憶されているこの時間T1の計測を繰り返す計測処理を実行する。
出力部6は、一例としてLCDなどの表示装置で構成されて、処理部5で算出された交流インピーダンスZを画面上に表示する。
次に、測定装置1の動作について説明する。なお、一例として、放電状態での電池100の交流インピーダンスZを測定する例について説明する。このため、測定装置1には、電池100が予め充電された状態で接続されているものとする。
測定装置1では、交流電圧源2が、設定された一定の振幅(本例では一例として、0.5V)で、かつ一定の周波数の試験交流電圧Vacを生成して電池100の一方の電極(この例では、プラス電極)に出力する。
この場合、電池100は、他方の電極(マイナス電極)が電流検出部3によってグランド電位に規定されているため、電池100には、プラス電極から、交流電圧源2の出力抵抗23およびバッファ回路22を経由してグランドGに至る経路で放電電流が流れる。これにより、電池100は放電状態となって、その充電電圧Vchは、図2において破線で示すように下降する。一方、電池100には、交流電圧源2から供給されている試験交流電圧Vacに起因して、試験交流電流Iacが流れる。このため、電池100の両極間には、試験交流電流Iacが流れることによって両極間に発生する両極間交流電圧V1acに充電電圧Vchが重畳された電圧が両極間電圧V1(図2参照)として現れる。
この状態において、電流検出部3は、この試験交流電流Iacを入力すると共に検出電圧Viに変換して処理部5に出力し、電圧検出部4は、この両極間電圧V1を検出して処理部5に出力する。
処理部5は、入力している検出電圧Viおよび両極間電圧V1を同じサンプリング周期でサンプリングすることにより、それぞれの瞬時電圧値を示すデジタル信号に変換する。また、処理部5は、記憶処理を実行することにより、変換された各デジタル信号をメモリに順次記憶する。
また、処理部5は、計測処理を実行することにより、時間間隔が時間T1(試験交流電圧Vacの半周期)の内部トリガを発生させる。処理部5は、この内部トリガを発生させる都度、電流検波処理および電圧検波処理を実行して、電流検波値DIと電圧検波値DVとを算出してメモリに記憶する。
具体的には、電流検波処理では、処理部5は、まず、メモリに記憶されている検出電圧Viについてのデジタル信号のうちから、内部トリガの発生タイミングを終期として長さがT2の期間(検波期間P)に含まれているデジタル信号(本例では、検出電圧Viについての直近の1周期分のデジタル信号)を読み出す。次いで、処理部5は、この読み出したデジタル信号に対して同期検波演算を実行することにより、検出電圧Viについての検波期間P内での平均値(つまり、検出電圧Viで表される試験交流電流Iacの平均値)を電流検波値DIとして算出してメモリに記憶する。なお、本明細書での検出電圧Viなどの交流信号の平均値とは、交流信号の絶対値の平均値をいうものとする。
また、電圧検波処理では、処理部5は、まず、メモリに記憶されている両極間電圧V1についてのデジタル信号のうちから、内部トリガの発生タイミングを終期として長さがT2の期間(検波期間P)に含まれているデジタル信号(本例では、両極間電圧V1についての直近の1周期分のデジタル信号)を読み出す。次いで、処理部5は、この読み出したデジタル信号に対して同期検波演算を実行することにより、両極間電圧V1についての検波期間P内での平均値を電圧検波値DVとして算出してメモリに記憶する。
これにより、処理部5のメモリには、図2に示すように、実質的に、時間T1(試験交流電圧Vacの半周期)毎に開始する長さT2の検波期間Pにおける試験交流電流Iacについての電流検波値DI(平均値)と両極間電圧V1についての電圧検波値DV(平均値)とが時系列で記憶される。
また、処理部5は、内部トリガを発生させる都度、上記の電流検波処理および電圧検波処理の実行と併せて、判別処理を実行する。この判別処理では、処理部5は、先の内部トリガの発生から試験交流電圧Vacの半周期が経過して新たな内部トリガを発生させたとき(つまり、電圧検波処理において新たな電圧検波値DVを算出したとき)には、まず、メモリに記憶されている電圧検波値DVの中から直近の3つの電圧検波値DVを読み出す。ここで、直近の3つの電圧検波値DVのうちの最も新しい電圧検波値DVをDVとし、次に新しい電圧検波値をDVn−1、最も古い電圧検波値をDVn−2とする。
次いで、処理部5は、この直近の3つの電圧検波値DVn−2,DVn−1,DVのうちの連続する2つの電圧検波値DVで構成される2組の電圧検波値(DVn−2,DVn−1),(DVn−1,DV)についての平均値Dav1(=(DVn−2+DVn−1)/2),Dav2(=(DVn−1+DV)/2)を算出する。
続いて、処理部5は、算出した2つの平均値Dav1,Dav2についての差分の絶対値|Dav1−Dav2|を算出し、次いで、この絶対値|Dav1−Dav2|と、予め規定された基準範囲W(具体的には、予め規定された基準値Drefを含む所定の幅の範囲)とを比較することにより、絶対値|Dav1−Dav2|がこの基準範囲W内に入っているか否かを判別する。
ここで、充電電圧Vchがほぼ指数関数的に変化する指数変化状態における判別処理での直近の3つの電圧検波値DVを、図3に示すようにDVn−2,DVn−1,DVとしたときには、算出される絶対値|Dav1−Dav2|は、|(DVn−2−DV)/2|となる。この場合、電圧検波値DVn−2は、両極間交流電圧V1acに基づいて算出される電圧検波値(両極間交流電圧V1acについての電圧検波値)An−2と、充電電圧Vchに基づいて算出される電圧検波値(充電電圧Vchについての電圧検波値)Bn−2とで構成されている。同様にして、電圧検波値DVn−1は、両極間交流電圧V1acについての電圧検波値An−1と、充電電圧Vchについての電圧検波値Bn−1とで構成され、電圧検波値DVは、両極間交流電圧V1acについての電圧検波値Aと、充電電圧Vchについての電圧検波値Bとで構成されている。
なお、この電圧検波値An−2,An−1,Aと後述する電圧検波値An+1とについては、特に区別しないときには電圧検波値Aともいう。また、この電圧検波値Bn−2,Bn−1,Bと後述する電圧検波値Bn+1とについては、特に区別しないときには電圧検波値Bともいう。
また、電圧検波値DVn−2を算出した検波期間Pと電圧検波値DVを算出した検波期間Pとは、試験交流電圧Vacの1周期分だけずれた期間である。このため、この2つの検波期間Pには、両極間交流電圧V1acが、同じ位相関係で1周期分だけ含まれている。これにより、(DVn−2−DV)の演算では、電圧検波値DVn−2を構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値An−2と、電圧検波値DVを構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値Aとがほぼ相殺される。したがって、値(DVn−2−DV)は、図3に示すように、電圧検波値DVn−2を構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bn−2と、電圧検波値DVを構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bとの差分Cとなり、値|(DVn−2−DV)/2|は、この差分Cの半値を示すものとなる。
また、この指数変化状態における次の判別処理では、図3に示す電圧検波値はDVn−1,DV,DVn+1が直近の3つの電圧検波値になることから、絶対値|Dav1−Dav2|は、|(DVn−1−DVn+1)/2|となる。この場合も、電圧検波値DVn−1を算出した検波期間Pと電圧検波値DVn+1を算出した検波期間Pとは、試験交流電圧Vacの1周期分だけずれた期間であることから、(DVn−1−DVn+1)の演算では、電圧検波値DVn−1を構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値An−1と、電圧検波値DVn+1を構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値An+1とがほぼ相殺される。したがって、値(DVn−1−DVn+1)は、図3に示すように、電圧検波値DVn−1を構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bn−1と、電圧検波値DVn+1を構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bn+1との差分Cn+1となり、値|(DVn−1−DVn+1)/2|は、この差分Cn+1の半値を示すものとなる。
このように、充電電圧Vchが指数関数的に大きく変化しているこの指数変化状態では、試験交流電圧Vacの1周期分だけずれた2つの検波期間Pでの充電電圧Vchの差が、後述する線形変化状態での差よりも常に大きくなることから、指数変化状態での絶対値|Dav1−Dav2|も、線形変化状態での絶対値|Dav1−Dav2|よりも常に大きくなる。
一方、充電電圧Vchがほぼ一次関数的に変化する線形変化状態における判別処理での直近の3つの電圧検波値を、図4に示すようにDVn−2,DVn−1,DVとしたときには、算出される絶対値|Dav1−Dav2|は、|(DVn−2−DV)/2|となる。この場合も、電圧検波値DVn−2を算出した検波期間Pと電圧検波値DVを算出した検波期間Pとは、試験交流電圧Vacの1周期分だけずれた期間であることから、(DVn−2−DV)の演算では、電圧検波値DVn−2を構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値An−2と、電圧検波値DVを構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値Aとがほぼ相殺される。したがって、値(DVn−2−DV)は、図4に示すように、電圧検波値DVn−2を構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bn−2と、電圧検波値DVを構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bとの差分Cとなり、値|(DVn−2−DV)/2|は、この差分Cの半値を示すものとなる。
また、この線形変化状態における次の判別処理では、図4に示す電圧検波値はDVn−1,DV,DVn+1が直近の3つの電圧検波値になることから、絶対値|Dav1−Dav2|は、|(DVn−1−DVn+1)/2|となる。この場合も、電圧検波値DVn−1を算出した検波期間Pと電圧検波値DVn+1を算出した検波期間Pとは、試験交流電圧Vacの1周期分だけずれた期間であることから、(DVn−1−DVn+1)の演算では、電圧検波値DVn−1を構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値An−1と、電圧検波値DVn+1を構成する両極間交流電圧V1acについての電圧検波値An+1とがほぼ相殺される。したがって、値(DVn−1−DVn+1)は、図4に示すように、電圧検波値DVn−1を構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bn−1と、電圧検波値DVn+1を構成する充電電圧Vchについての電圧検波値Bn+1との差分Cn+1となり、値|(DVn−1−DVn+1)/2|は、この差分Cn+1の半値を示すものとなる。また、この差分Cn+1は、充電電圧Vchがほぼ一次関数的に変化しているため、差分Cとほぼ等しくなっている。
このように、充電電圧Vchが一次関数的に変化している線形変化状態では、試験交流電圧Vacの1周期分だけずれた2つの検波期間Pでの充電電圧Vchの差が、指数変化状態のときよりも少ない状態でほぼ一定となることから、線形変化状態での絶対値|Dav1−Dav2|もまた、ほぼ一定の値になると共に、上記したように、指数変化状態のときの絶対値|Dav1−Dav2|よりも常に小さくなる。
したがって、実験やシミュレーションなどにより、良品の電池100についての線形変化状態のときの絶対値|Dav1−Dav2|を予め求めて基準値Drefとして規定すると共に、良品の電池100についてのこの絶対値|Dav1−Dav2|のばらつきを考慮して、例えばこの基準値Drefを中心とした所定の幅の基準範囲Wを規定しておくことにより、処理部5は、判別処理において、算出した差分の絶対値|Dav1−Dav2|が、この基準範囲W内に入っているか否かを判別することにより、差分の絶対値|Dav1−Dav2|がこの基準範囲W内に入っていないときには、電池100(電池100の充電電圧Vch)は指数変化状態にあると正確に判別し、また差分の絶対値|Dav1−Dav2|がこの基準範囲W内に入っているときには、電池100(電池100の充電電圧Vch)は線形変化状態にあると正確に判別することが可能になっている。
また、処理部5は、判別処理において、電池100が指数変化状態にあると判別したときには、次の内部トリガの発生のための計測処理を開始することで、電池100が線形変化状態にあると判別するまで、電流検波処理、電圧検波処理および判別処理を繰り返し実行する。
一方、処理部5は、判別処理において、電池100が線形変化状態にあると判別したときには、内部トリガの発生のための計測処理を再開することなく、インピーダンス算出処理を実行する。このインピーダンス算出処理では、処理部5は、まず、メモリに記憶されている直近の検波期間Pにおける両極間電圧V1についてのデジタル信号に基づいて、この検波期間Pにおける充電電圧Vchについての電圧検波値Bを算出する。一例として、この両極間電圧V1についてのn個のデジタル信号に基づいて、まず、両極間電圧V1についての同相成分Vcと直交成分Vsとを算出し、次いで、下記の式に基づいて電圧検波値Bを算出する。
電圧検波値B=√(Vc+Vs)×√2/n
次いで、処理部5は、この算出した充電電圧Vchについての電圧検波値Bを、直近の電圧検波値DVから減算することにより、この検波期間Pにおける両極間交流電圧V1acについての電圧検波値Aを算出する。続いて、処理部5は、この算出した両極間交流電圧V1acについての電圧検波値Aと、メモリに記憶されているこの検波期間P(算出した充電電圧Vchに対応する検波期間P)における検出電圧Viについての電流検波値DI(つまり、検出電圧Viで表される試験交流電流Iacについての電流検波値)とに基づいて、電池100の交流インピーダンスZを算出してメモリに記憶させる。最後に、処理部5は、この算出した交流インピーダンスZを出力部6に出力する。出力部6は、一例として表示装置で構成されているため、入力した交流インピーダンスZを画面上に表示する。
このように、この測定装置1では、処理部5が、インピーダンス算出処理に先立ち、まず、判別処理を実行して、電池100が線形変化状態にあるか否かを判別し、線形変化状態にあると判別したときにのみインピーダンス算出処理を実行して、電池100の交流インピーダンスZを算出(測定)する。
したがって、この測定装置1およびこの測定装置1が実行する交流インピーダンス測定方法によれば、電池100が線形変化状態にあるときにのみインピーダンス算出処理を実行して、電池100の交流インピーダンスZを算出(測定)することができるため、交流インピーダンスZを常に高精度で測定することができる。
なお、上記の測定装置1では、処理部5が、判別処理において、算出した差分の絶対値|Dav1−Dav2|が基準値Drefを中心として規定された基準範囲W内に入っているか否かを判別する構成を採用しているが、上記したように、線形変化状態のときには、各検波期間Pで算出されるこの絶対値|Dav1−Dav2|はほぼ等しくなる。したがって、処理部5は、この絶対値|Dav1−Dav2|をメモリに記憶させると共に、新たな絶対値|Dav1−Dav2|を算出する都度、メモリに記憶されている直前の(1つ前の)絶対値|Dav1−Dav2|との差を算出し、算出した差が零と見なせるときに(具体的には、零を中心とする基準範囲W内に入っているときに)、電池100が線形変化状態にあると判別する構成を採用することもできる。
また、電池100が放電状態のときの交流インピーダンスZを算出(測定)する例について説明したが、充電状態のときの交流インピーダンスZについても、放電状態のときと同様にして、線形変化状態になっていることを検出することができるため、この線形変化状態において、電池100の交流インピーダンスZを算出することで、交流インピーダンスZを常に高精度で測定することができる。
1 測定装置
2 交流電圧源
3 電流検出部
4 電圧検出部
5 処理部
100 電池
A 両極間交流電圧についての電圧検波値
B 充電電圧についての電圧検波値
DI 電流検波値
DV 電圧検波値
Iac 試験交流電流
V1 両端間電圧
Vi 検出電圧
Z 交流インピーダンス

Claims (2)

  1. 一定の振幅で、かつ一定の周波数の試験交流電圧を測定対象の電池に供給する交流電圧源と、
    前記試験交流電圧の供給時に前記測定対象に流れる試験交流電流を検出すると共に検出電圧に変換して出力する電流検出部と、
    前記試験交流電流が流れることによって前記測定対象の両極間に発生する両極間交流電圧に当該測定対象の充電電圧が重畳されてなる両極間電圧を検出して出力する電圧検出部と、
    前記電流検出部から出力される前記検出電圧を前記試験交流電圧の周期の整数倍の長さの検波期間において検波して電流検波値として算出する電流検波処理、前記電圧検出部から出力される前記両極間電圧を前記検波期間において検波して電圧検波値として算出する電圧検波処理、および前記電流検波値と前記電圧検波値とに基づいて前記測定対象の交流インピーダンスを算出するインピーダンス算出処理を実行する処理部とを備えて、充電状態および放電状態のうちのいずれかの状態において前記充電電圧が線形的に変化する線形変化状態での前記交流インピーダンスを測定する交流インピーダンス測定装置であって、
    前記処理部は、
    処理の開始タイミングを前記試験交流電圧の半周期分ずつずらしながら前記電流検波処理および前記電圧検波処理を実行して前記電流検波値および前記電圧検波値を算出しつつ、新たな前記電圧検波値を算出する都度、直近の3つの前記電圧検波値のうちの連続する2つの電圧検波値で構成される2組の電圧検波値についての平均値を算出すると共に当該算出した2つの平均値についての差分の絶対値が予め規定された基準範囲内に入っているか否かを判別する判別処理を実行し、
    前記判別処理において前記差分の絶対値が前記基準範囲内に入っていると判別したときには前記線形変化状態にあると特定して、直近の前記電流検波値と直近の前記電圧検波値とに基づいて前記インピーダンス算出処理を実行して前記交流インピーダンスを算出する交流インピーダンス測定装置。
  2. 一定の振幅で、かつ一定の周波数の試験交流電圧を測定対象の電池に供給している時に前記測定対象に流れる試験交流電流を検出すると共に検出電圧に変換する電流検出処理と、
    前記試験交流電流が流れることによって前記測定対象の両極間に発生する両極間交流電圧に当該測定対象の充電電圧が重畳されてなる両極間電圧を検出する電圧検出処理と、
    前記検出電圧を前記試験交流電圧の周期の整数倍の長さの検波期間において検波して電流検波値として算出する電流検波処理と、
    前記両極間電圧を前記検波期間において検波して電圧検波値として算出する電圧検波処理と、
    前記電流検波値と前記電圧検波値とに基づいて、充電状態および放電状態のうちのいずれかの状態において前記充電電圧が線形的に変化する線形変化状態での交流インピーダンスを算出するインピーダンス算出処理とを実行する交流インピーダンス測定方法であって、
    処理の開始タイミングを前記試験交流電圧の半周期分ずつずらしながら前記電流検波処理および前記電圧検波処理を実行して前記電流検波値および前記電圧検波値を算出しつつ、新たな前記電圧検波値を算出する都度、直近の3つの前記電圧検波値のうちの連続する2つの電圧検波値で構成される2組の電圧検波値についての平均値を算出すると共に当該算出した2つの平均値についての差分の絶対値が予め規定された基準範囲内に入っているか否かを判別する判別処理を実行し、
    前記判別処理において前記差分の絶対値が前記基準範囲内に入っていると判別したときには前記線形変化状態にあると特定して、直近の前記電流検波値と直近の前記電圧検波値とに基づいて前記インピーダンス算出処理を実行して前記交流インピーダンスを算出する交流インピーダンス測定方法。
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