JP6126372B2 - 接地抵抗計および接地抵抗測定方法、ならびにプログラム - Google Patents

接地抵抗計および接地抵抗測定方法、ならびにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、接地抵抗計および接地抵抗測定方法、ならびにプログラムに関する。
電気設備に施される接地工事は、人体への保安および機器の保全のために必要不可欠とされている。接地工事の際には、地面に埋められる接地体の接地抵抗の大きさを測るために、接地抵抗計を用いる。この接地抵抗計には、交流電位差法によるものがある。
従来、補助接地抵抗の良否判定を簡単に行なうことができ、地面に埋め込まれた接地体の接地抵抗を高精度に測定し得るようにした接地抵抗計が用いられていた(例えば、特許文献1)。
また、従来、接地抵抗計においては、装置コストの上昇を抑制しつつ、測定される抵抗値のふらつきを低減し得る技術が用いられていた(例えば、特許文献2)。
特開平11−118851号公報 特開2012−26896号公報
同期検波方式を用いている接地抵抗計は、同期周波数付近以外の周波数のノイズを除去することができるため、同期周波数付近以外のノイズが多いノイズ環境に強い。換言すれば、同期検波方式を用いた接地抵抗計は、同期周波数と一致するノイズを除去することができないため、測定値がふらつかない、ノイズの少ない同期周波数となるように、ユーザが同期周波数を切り替えながら、接地抵抗を測定するようになされている。
しかしながら、上述した従来の接地抵抗計を用いて被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を測定するユーザは、測定を実施し、その測定結果を確認して初めて、測定に用いられている同期周波数付近にはノイズが多いか否かを知ることができるので、同期周波数を切り替えて、何度も測定をする必要がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、ノイズの少ない同期周波数を自動的に検出し、その同期周波数を用いて、被測定接地体の接地抵抗を測定することができる、接地抵抗計および接地抵抗測定方法、ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の接地抵抗計の一側面は、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定する電圧測定手段と、電圧測定手段による電圧値の測定に用いられる周波数の切り替えを制御する周波数制御手段と、周波数制御手段により制御された周波数を用いて電圧測定手段により測定された、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較する電圧比較手段と、電圧比較手段による電圧値の比較において最も小さな測定値となった周波数を用いて、被測定接地体の接地抵抗を算出する算出手段とを備え、電圧測定手段は、入力される電圧信号を通過させる複数のバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタを順次切り替えて複数のバンドパスフィルタを通過するそれぞれの周波数の電圧信号の電圧値を測定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明の他の側面は、電圧比較手段が、電圧測定手段よって複数の周波数における同期検波により測定された電圧値を取得し、取得された複数の電圧値を比較することを特徴とする。
本発明の他の側面は、電圧比較手段が、電圧測定手段よって測定された複数の周波数近辺の信号のピーク電圧値を取得し、取得された複数の電圧値を比較することを特徴とする。
本発明の接地抵抗測定方法の一側面は、電圧値の測定に用いられる周波数の切り替えを制御する周波数制御ステップと、周波数制御ステップの処理により切り替えられた複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定する電圧測定ステップと、電圧測定ステップの処理により測定された、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較する電圧比較ステップと、電圧比較ステップの処理による電圧値の比較において最も小さな測定値となった周波数を判断する判断ステップと、判断ステップの処理により最も小さな測定値となった周波数であると判断された周波数を用いて、被測定接地体の接地抵抗を算出する算出ステップとを含み、電圧測定ステップは、複数のバンドパスフィルタを順次切り替えて、複数のバンドパスフィルタを通過するそれぞれの周波数の電圧信号の電圧値を測定するステップを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムの一側面は、電圧値の測定に用いられる周波数の切り替えを制御する周波数制御ステップと、周波数制御ステップの処理により切り替えられた複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定する電圧測定ステップと、電圧測定ステップの処理により測定された、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較する電圧比較ステップと、電圧比較ステップの処理による電圧値の比較において最も小さな測定値となった周波数を判断する判断ステップと、判断ステップの処理により最も小さな測定値となった周波数であると判断された周波数を用いて、被測定接地体の接地抵抗を算出する算出ステップとを含み、電圧測定ステップは、複数のバンドパスフィルタを順次切り替えて、複数のバンドパスフィルタを通過するそれぞれの周波数の電圧信号の電圧値を測定するステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ノイズの少ない同期周波数を自動的に検出し、その同期周波数を用いて、被測定接地体の接地抵抗を測定することができる。
接地抵抗計1の構成を示す図である。 電圧測定部13の構成を示す図である。 制御部14が有する機能を示す図である。 接地抵抗測定処理1について説明するためのフローチャートである。 接地抵抗測定処理1について説明するためのフローチャートである。 接地抵抗計101の構成を示す図である。 電圧測定部111の構成を示す図である。 制御部112が有する機能を示す図である。 接地抵抗測定処理2について説明するためのフローチャートである。 接地抵抗測定処理2について説明するためのフローチャートである。
図1を参照して、接地抵抗計1の構成について説明する。
接地抵抗計1は、信号生成部11、電流測定部12、電圧測定部13、制御部14、記憶部15、表示部16、操作入力部17、および、接続端子31,32,33を備えている。接地抵抗計1は、接地抵抗の測定において、接続端子31に接続される第1補助接地極P、および、接続端子32に接続される第2補助接地極Cを用いて、接続端子33に接続される被測定接地体Eの接地抵抗Reを、3電極法によって繰り返し測定する。
信号生成部11は、後述する制御部14の制御に基づいて、後述する処理により求められる、ノイズの影響を最も受けにくいと推定される一定の周波数で、かつ一定の振幅の交流電圧(一例として正弦波電圧)V1を生成して一対の出力端子(不図示)から出力する。また、信号生成部11は、一対の出力端子のうちの一方の出力端子が接続端子32に接続され、他方の出力端子が、後述する電流測定部12に接続されている。
電流測定部12は、一例として交流電流計で構成されて、一対の入力端子(不図示)のうちの一方の入力端子が信号生成部11に接続され、かつ他方の入力端子が接続端子33に接続されることにより、信号生成部11に直列に接続されて、信号生成部11、接続端子32、および、接続端子33を含む電流経路(測定ループ)を流れる交流電流I1の電流値を予め決められた周期(一例として、交流電圧V1の周期に同期した周期)で測定する。また、電流測定部12は、電流値を測定する都度、測定した電流値(以下、「測定電流値」とも称する)を、後述する制御部14に出力する。
電圧測定部13は、複数のバンドパスフィルタと、複数の同期検波部を有している。電圧測定部13は、一対の入力端子(不図示)のうちの一方の入力端子が接続端子31に接続されると共に、他方の入力端子が接続端子33に接続されて、接続端子33と接続端子31との間に発生する交流電圧Veの電圧値を、制御部14の制御に基づいた同期周波数を用いて、同期検波方式にて測定する。また、電圧測定部13は、電圧値を測定する都度、測定した電圧値(以下、「測定電圧値」とも称する)を後述する制御部14に出力する。電圧測定部13の詳細な構成については、図2を用いて後述する。
制御部14は、例えば、CPUなどの演算素子、および、内部メモリなどを備えて構成され、後述する操作入力部17からユーザの操作入力に対応する信号の入力を受け、電流測定部12から供給される測定電流値、および、電圧測定部13から供給される測定電圧値に基づいて、図4および図5を用いて後述する接地抵抗測定処理1を含む処理を実行する。この場合、内部メモリは、CPUのワークメモリとして機能する。
すなわち、制御部14は、電圧測定部13を制御して、被測定接地体Eと第1の補助接地極Pとの間に発生する地電圧を測定することにより、ノイズの影響が少ない周波数は、図2を用いて後述する複数のバンドパスフィルタのうちのいずれの周波数帯域であるかを自動的に検出する。そして、制御部14は、信号生成部11を制御して、ノイズの影響が少ない周波数帯域を有するバンドパスフィルタの中心周波数を、信号生成部11から出力される電圧の周波数に設定するとともに、電圧測定部13を制御して、その同期周波数を用いて、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を測定することができる。制御部14が有する機能の詳細については、図3を用いて後述する。
記憶部15は、例えば、半導体メモリやハードディスクなどで構成され、CPUなどの制御部14の演算素子が実行する動作プログラムなどが予め記憶されている。
表示部16は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ装置で構成されて、制御部14が実行した各処理での結果を画面上に表示させる。
操作入力部17は、例えば、ボタン、レバー、ダイヤル、タッチパネルなどの入力デバイスにより構成され、ユーザからの操作入力を受け、ユーザからの操作入力を示す信号を制御部14に供給する。
接続端子31には、第1補助接地極Pが接続され、接続端子32には、第2補助接地極Cが接続され、接続端子33には、被測定接地体Eが接続される。
図2に、同期検波方式を用いた電圧測定部13の構成例を示す。
電圧測定部13は、n個のバンドパスフィルタ51−1〜51−n、n個の同期検波部52−1〜52−n、スイッチ53、および、電圧用A/D変換部54を含んで構成されている。
バンドパスフィルタ51−1〜51−nには、それぞれ異なる周波数が定められ、入力された信号のうち、対応する周波数付近の信号のみを、同期検波部52−1〜52−nに出力する。例えば、n=3のとき、バンドパスフィルタ51−1〜51−3は、それぞれ、375Hz、525Hz、および、575Hzの周波数付近の信号のみを出力するものとすると好適である。
同期検波部52−1〜52−nのそれぞれは、バンドパスフィルタ51−1〜51−nから出力された信号を、バンドパスフィルタ51−1〜51−nのそれぞれに対応する所定の周波数の同期信号で同期検波し、スイッチ53に出力する。
スイッチ53は、制御部14の制御に基づいて、電圧用A/D変換部54に出力する信号を、同期検波部52−1〜52−nのうちのいずれかの出力となるように切り替える。
電圧用A/D変換部54は、スイッチ53から入力された同期検波出力をデジタル信号に変換して、制御部14に供給する。
図3は、制御部14が有する機能について説明するための機能ブロック図である。
制御部14は、電圧印加制御部71、スイッチング制御部72、電圧比較部73、演算部74、および、表示制御部75の機能を有している。
電圧印加制御部71は、信号生成部11を制御して、ノイズの影響が少ない周波数帯域を有するバンドパスフィルタ51−1〜51−nのうちいずれかの中心周波数を出力電圧の周波数に設定して、接続端子33に接続されている被測定接地体Eと接続端子32に接続されている第2の補助接地極Cとの間に電圧V1を印加させる。
スイッチング制御部72は、電圧測定部13のスイッチ53のスイッチングを制御するための制御信号を生成し、電圧測定部13のスイッチ53に供給する。
電圧比較部73は、電圧用A/D変換部54から供給される信号に基づいて、n個の同期検波部52−1〜52−nうちのいずれの出力が最も小さいかを検出する。
n個の同期検波部52−1〜52−nの出力は、すべて、同一カ所の電圧測定値であるので、その測定値が高いことは、対応する周波数付近にノイズが多いことを示すものである。すなわち、n個の同期検波部52−1〜52−nうち、最も出力が小さな同期検波部52の同期周波数は、最もノイズの影響を受けない同期周波数である。被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値は、最もノイズの影響を受けない同期周波数で同期検波されて得られる電圧値をもとに測定される。
演算部74は、電圧測定部13から供給される、もっともノイズの影響を受けない同期周波数により同期検波されて得られる被測定接地体E−第1の補助接地極P間の電圧の測定値、および、電流測定部12から供給される、第2の補助接地極Cに流れる電流の測定値に基づいて、3電極法に基づいて、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を求め、表示制御部75に供給する。
具体的には、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値の測定において、スイッチング制御部72は、電圧比較部73の処理により検出された、最もノイズの影響を受けない同期周波数で同期検波を行う同期検波部52の出力が電圧用A/D変換部54に供給されるよう、電圧測定部13のスイッチ53のスイッチングを制御する。したがって、電圧測定部13は、もっともノイズの影響を受けない同期周波数により同期検波されて得られる被測定接地体E−第1の補助接地極P間の電圧の測定値を出力するので、演算部74は、この測定電圧値と、電流測定部12から供給される測定電流値とに基づいて、3電極法に基づいて、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を求め、表示制御部75に供給する。
表示制御部75は、演算部74から供給された被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値の表示部16への表示を制御する。
次に、図4および図5のフローチャートを参照して、接地抵抗測定処理1について説明する。
ステップS1において、電圧測定部13は、接続端子33に接続されている被測定接地体Eと接続端子31に接続されている第1の補助接地極Pとの間に発生する地電圧Veの測定を開始する。
このとき、信号生成部11は、電圧V1を印加しない。そして、電圧測定部13は、接続端子33に接続されている被測定接地体Eと第1の補助接地極Pとの間に発生する地電圧の値を測定する。n個のバンドパスフィルタ51−1〜52−nは、それぞれ、入力される信号のうちの所定の周波数帯域の信号のみを、対応する同期検波部52−1〜52−nに出力する。n個の同期検波部52−1〜52−nは、それぞれ、バンドパスフィルタ51−1〜51−nのそれぞれに対応する所定の周波数の同期信号で同期検波し、スイッチ53に出力する。
ステップS2において、制御部14のスイッチング制御部72は、同期検波の周波数を切り替えるための変数Nの値を、N=1とする。
ステップS3において、制御部14のスイッチング制御部72は、電圧測定部13のスイッチ53を切り替えて、電圧用A/D変換部54へ入力される信号を、同期検波部52−Nの出力信号に切り替える。電圧用A/D変換部54は、供給された電圧値をデジタル信号に変換して、制御部14に出力する。
ステップS4において、制御部14の電圧比較部73は、N番目の測定周波数によって得られる同期検波部52−Nからの出力電圧値、すなわち、N番目の測定周波数における地電圧の測定値を得て、一時記録する。
ステップS5において、制御部14のスイッチング制御部72は、同期検波の周波数を切り替えるための変数Nの値がN=nであるか否かを判断する。
ステップS5において、変数Nの値が、N=nではなく、N<nであると判断された場合、ステップS6において、制御部14のスイッチング制御部72は、同期検波の周波数を切り替えるための変数Nの値を、N=N+1とし、処理は、ステップS3に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS5において、変数Nの値がN=nであると判断された場合、ステップ7において、制御部14の電圧比較部73は、一時記録された同期検波部52−1〜52−nからのn個の出力電圧値を比較し、最も低い値を検出する。
n個の同期検波部52−1〜52−nの出力は、すべて、同一カ所の地電圧の測定値であるので、その測定値が高いことは、対応する周波数付近にノイズが多いことを示すものである。すなわち、n個の同期検波部52−1〜52−nのうち、最も出力が小さな同期検波部52の同期周波数は、最もノイズの影響を受けない同期周波数である。
ステップS8において、制御部14の電圧比較部73は、ステップS7において検出された最も低い出力電圧値を出力したのは、同期検波部52−1〜52−nのいずれであるかを判断し、判断結果をスイッチング制御部72に供給する。
ステップS9において、制御部14のスイッチング制御部72は、最も低い出力電圧値を出力した同期検波部52の出力が、電圧用A/D変換部54に供給されるように、スイッチ53を切り替える。
ステップS10において、制御部14の電圧印加制御部71は、信号生成部11を制御して、最も低い地電圧の測定値を出力した同期検波部52に接続されているバンドパスフィルタ51、すなわち、ノイズの影響が少ない周波数帯域を有するバンドパスフィルタ51の中心周波数を出力電圧の周波数に設定する。
ステップS11において、制御部14の電圧印加制御部71は、信号生成部11を制御して、接続端子33に接続されている被測定接地体Eと接続端子32に接続されている第2の補助接地極Cとの間に電圧V1を印加させる。
ステップS12において、制御部14の演算部74は、被測定接地体Eの接地抵抗Reを求め、演算結果を表示制御部75に供給する。表示制御部75は、演算部74から供給された被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値の表示部16への表示を制御し、処理が終了される。
具体的には、制御部14の電圧印加制御部71が、信号生成部11を制御して、その両端に、最もノイズの影響を受けにくい同期検波の周波数と同じ周波数の電圧V1を印加させる。そして、電流測定部12は、第2の補助接地極Cに流れる電流の電流値を測定し、得られた測定電流値を制御部14の演算部74に供給する。そして、電圧測定部13は、最も低い出力電圧値を出力した同期検波部52により検出された電圧測定値、すなわち、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数による同期検波が行われて検出された電圧測定値を、制御部14の演算部74に供給する。制御部14の演算部74は、3電極法を用いて、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を演算し、演算結果を表示制御部75に供給する。表示制御部75は、演算部74から供給された被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値の表示部16への表示を制御し、処理が終了される。
以上のように、電圧値の測定に用いられる周波数を切り替えて、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定し、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較して、最も小さな測定値となった周波数を用いて、被測定接地体の接地抵抗を算出するようにし、特に、複数の周波数における同期検波により測定された電圧値を比較するようにしたので、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数の検出が自動的に行われ、検出された周波数を用いた同期検波による電圧測定値に基づいて被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値が算出される。すなわち、ユーザが手動で同期周波数を変更する手間がなくなる。
また、ピークホールド回路を用いることにより、ノイズによる電圧値のふらつきを、地電圧の最大値により比較することができ、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数を求める精度を向上させることができる。
次に、図6を参照して、ピークホールド回路を用いて、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数を求めることができる、接地抵抗計101について説明する。
なお、図1を用いて説明した接地抵抗計1と同一の部分については、同一の番号を付し、その詳細な説明は省略する。すなわち、接地抵抗計101には、電圧測定部13に代えて、電圧測定部111が備えられ、制御部14に代えて、制御部112が備えられている。他の構成は、図1に示した接地抵抗計1と同様の構成を有する。
電圧測定部111は、複数のバンドパスフィルタと、複数の同期検波部に加えて、複数のピークホールド回路を有している。電圧測定部111は、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数を求める場合、ピークホールド回路を用い、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を求める場合、同期検波を用いて、電圧を測定し、測定電圧値を制御部112に供給する。電圧測定部111の詳細な構成については、図7を用いて後述する。
制御部112は、例えば、CPUなどの演算素子、および、内部メモリなどを備えて構成され、操作入力部17からユーザの操作入力に対応する信号の入力を受け、電流測定部12から供給される測定電流値、および、電圧測定部111から供給される測定電圧値に基づいて、図9および図10を用いて後述する接地抵抗測定処理2を含む処理を実行する。この場合、内部メモリは、CPUのワークメモリとして機能する。
すなわち、制御部112は、電圧測定部111を制御して、被測定接地体Eと第1の補助接地極Pとの間に発生する地電圧のピーク値を測定することにより、ノイズの影響が少ない周波数は、複数のバンドパスフィルタのうちのいずれの周波数帯域であるかを自動的に検出する。そして、制御部112は、信号生成部11を制御して、ノイズの影響が少ない周波数帯域を有するバンドパスフィルタの中心周波数を、信号生成部11から出力される電圧の周波数に設定するとともに、電圧測定部111を制御して、その同期周波数を用いて、同期検波により、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を測定することができる。制御部112が有する機能の詳細については、図8を用いて後述する。
図7に、図6の電圧測定部111の構成例を示す。
なお、図2を用いて説明した電圧測定部13と同一の部分については、同一の番号を付し、その詳細な説明は省略する。すなわち、図7に示される電圧測定部111には、新たに、ピークホールド処理部121−1〜121−n、および、スイッチ122−1〜122−nが設けられている。他の構成は、図2を用いて説明した電圧測定部13と同様の構成を有する。
ピークホールド処理部121−1〜121−nは、バンドパスフィルタ51−1〜51−nの出力を受け、出力値の最大値を更新、保持し、その値を、スイッチ122−1〜122−nを介して、電圧用A/D変換部54に供給する。
スイッチ122−1〜122−nは、制御部112の制御に基づいて、電圧用A/D変換部54へ入力される信号を、同期検波部52−1〜52−nとピークホールド処理部121−1〜121−nとで切り替える。
次に、図8を参照して、図6の制御部112が有する機能について説明する。
なお、図3を用いて説明した制御部14と同一の部分については、同一の番号を付し、その詳細な説明は省略する。すなわち、図8に示される制御部112には、スイッチング制御部72に代えてスイッチング制御部131が設けられ、電圧比較部73に代えて電圧比較部132が設けられている。他の機能は、図3を用いて説明した制御部14と同様の機能を有する。
スイッチング制御部131は、電圧測定部111のスイッチ53のスイッチングを制御するための制御信号を生成し、電圧測定部111のスイッチ53に供給するとともに、電圧測定部111のスイッチ122−1〜122−nのスイッチングを制御するための制御信号を生成し、電圧測定部111のスイッチ122−1〜122−nに供給する。
電圧比較部132は、電圧用A/D変換部54から供給される信号に基づいて、n個のピークホールド処理部121−1〜121−nうちのいずれの出力が最も小さいかを検出する。
次に、図9及び図10のフローチャートを参照して、接地抵抗計101が実行する接地抵抗測定処理2について説明する。
ステップS21において、電圧測定部111は、接続端子33に接続されている被測定接地体Eと接続端子31に接続されている第1の補助接地極Pとの間に発生する地電圧Veの測定を開始する。
ステップS22において、制御部112のスイッチング制御部131は、電圧測定部111のスイッチ122−1〜122−nのスイッチングを制御して、スイッチ53に入力される信号を、ピークホールド処理部121−1〜121−nからの出力信号とする。
このとき、信号生成部11は、電圧V1を印加しない。そして、電圧測定部111は、接続端子33に接続されている被測定接地体Eと第1の補助接地極Pとの間に発生する地電圧の値を測定する。n個のバンドパスフィルタ51−1〜51−nは、それぞれ、入力される信号のうちの所定の周波数帯域の信号のみを、n個のピークホールド処理部121−1〜121−nに出力する。n個のピークホールド処理部121−1〜121−nは、それぞれ、バンドパスフィルタ51−1〜51−nの出力を受け、出力値の最大値を更新、保持し、その値を、スイッチ53に出力する。
ステップS23において、制御部112のスイッチング制御部131は、周波数を切り替えるための変数Nの値を、N=1とする。
ステップS24において、制御部112のスイッチング制御部131は、電圧測定部111のスイッチ53を切り替えて、電圧用A/D変換部54へ入力される信号を、ピークホールド処理部121−Nの出力信号に切り替える。電圧用A/D変換部54は、供給された電圧値をデジタル信号に変換して、制御部112に出力する。
ステップS25において、制御部112の電圧比較部132は、N番目の測定周波数によって得られるピークホールド処理部121−Nからの出力電圧値、すなわち、N番目の測定周波数における地電圧の測定値を得て、一時記録する。
ステップS26において、制御部112のスイッチング制御部131は、周波数を切り替えるための変数Nの値がN=nであるか否かを判断する。
ステップS26において、変数Nの値が、N=nではなく、N<nであると判断された場合、ステップS27において、制御部112のスイッチング制御部131は、周波数を切り替えるための変数Nの値を、N=N+1とし、処理は、ステップS24に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS26において、変数Nの値がN=nであると判断された場合、ステップ28において、制御部112の電圧比較部132は、一時記録されたピークホールド処理部121−1〜121−nからのn個の出力電圧値を比較し、最も低い値を検出する。
n個のピークホールド処理部121−1〜121−nの出力は、すべて、同一カ所の地電圧の測定値のピーク値であるので、ピーク値が高いことは、対応する周波数付近にノイズが多いことを示すものである。すなわち、n個のピークホールド処理部121−1〜121−nのうち、最も出力が小さなピークホールド処理部121と接続されているバンドパスフィルタの周波数は、最もノイズの影響を受けない周波数である。
ステップS29において、制御部112の電圧比較部132は、ステップS28において検出された最も低い出力電圧値を出力したのは、ピークホールド処理部121−1〜121−nのいずれであるかを判断し、判断結果をスイッチング制御部72に供給する。
ステップS30において、制御部112のスイッチング制御部131は、電圧測定部111のスイッチ122−1〜122−nのスイッチングを制御して、スイッチ53に入力される信号を、同期検波部52−1〜52−nからの出力信号とする。
ステップS31において、制御部112のスイッチング制御部131は、最も低い出力電圧値を出力したピークホールド処理部121に対応する同期検波部52の出力が、電圧用A/D変換部54に供給されるように、スイッチ53を切り替える。
ステップS32において、制御部112の電圧印加制御部71は、最も低い地電圧のピーク電圧値を出力したピークホールド処理部121に接続されていたバンドパスフィルタ51、すなわち、ノイズの影響が少ない周波数帯域を有するバンドパスフィルタ51の中心周波数を出力電圧の周波数に設定する。
ステップS33において、制御部112の電圧印加制御部71は、信号生成部11を制御して、接続端子33に接続されている被測定接地体Eと接続端子32に接続されている第2の補助接地極Cとの間に電圧V1を印加させる。
ステップS34において、制御部112の演算部74は、被測定接地体Eの接地抵抗Reを求め、演算結果を表示制御部75に供給する。表示制御部75は、演算部74から供給された被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値の表示部16への表示を制御し、処理が終了される。
具体的には、制御部112の電圧印加制御部71が、信号生成部11を制御して、その両端に、最もノイズの影響を受けにくい同期検波の周波数と同じ周波数の電圧V1を印加させる。そして、電流測定部12は、第2の補助接地極Cに流れる電流の電流値を測定し、得られた測定電流値を制御部112の演算部74に供給する。そして、電圧測定部111は、最も低い出力電圧値を出力したピークホールド処理部121に対応する同期検波部52により検出された電圧測定値、すなわち、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数による同期検波が行われて検出された電圧測定値を、制御部112の演算部74に供給する。演算部74は、3電極法を用いて、被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値を演算し、演算結果を表示制御部75に供給する。表示制御部75は、演算部74から供給された被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値の表示部16への表示を制御し、処理が終了される。
以上のように、電圧値の測定に用いられる周波数を切り替えて、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定し、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較して、最も小さな測定値となった周波数を用いて、被測定接地体の接地抵抗を算出するようにし、特に、複数の周波数近辺の信号のピーク電圧値を比較するものとしたので、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数の検出が自動的に行われ、検出された周波数による同期検波による電圧測定値に基づいて被測定接地体Eの接地抵抗Reの抵抗値が算出される。したがって、ユーザが手動で同期周波数を変更する手間がなくなる。
上述した接地抵抗計1、または、接地抵抗計101を用いることにより、例えば、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)などの複雑な演算処理を行うことなく、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数の検出を自動的に行うことができる。
また、上述した接地抵抗計1および接地抵抗計101においては、電圧用A/D変換部54に入力される信号を、スイッチ53により切り替えるものとして説明したが、例えば、電圧用A/D変換部54をn個備えることにより、最もノイズの影響を受けにくい同期周波数の検出にかかる時間を短縮することができるようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、接地端子を2つ有する接地抵抗計を用いて、2電極法により接地抵抗を用いる場合においても、本発明が適用可能であることは言うまでもない。なお2電極法の場合、地電圧測定と、接地抵抗測定用の交流出力/電圧の測定は、同じ端子が用いられる。
1…接地抵抗計
11…信号生成部
12…電流測定部
13…電圧測定部(電圧測定手段)
14…制御部
15…記憶部
16…表示部
17…操作入力部
31,32,33…接続端子
51−1〜51−n…バンドパスフィルタ
52−1〜52−n…同期検波部
53…スイッチ
54…電圧用A/D変換部
71…電圧印加制御部
72…スイッチング制御部(周波数制御手段)
73…電圧比較部(電圧比較手段)
74…演算部(算出手段)
75…表示制御部
101…接地抵抗計
111…電圧測定部(電圧測定手段)
112…制御部
121−1〜121−n…ピークホールド処理部
122−1〜122−n…スイッチ
131…スイッチング制御部(周波数制御手段)
132…電圧比較部(電圧比較手段)

Claims (5)

  1. 被測定接地体の接地抵抗を測定する接地抵抗計において、
    複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定する電圧測定手段と、
    前記電圧測定手段による電圧値の測定に用いられる周波数の切り替えを制御する周波数制御手段と、
    前記周波数制御手段により制御された周波数を用いて前記電圧測定手段により測定された、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較する電圧比較手段と、
    前記電圧比較手段による電圧値の比較において最も小さな測定値となった周波数を用いて、前記被測定接地体の接地抵抗を算出する算出手段と
    を備え、
    前記電圧測定手段は、
    入力される電圧信号を通過させる複数のバンドパスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタを順次切り替えて複数のバンドパスフィルタを通過するそれぞれの周波数の電圧信号の電圧値を測定する手段と
    を備える
    ことを特徴とする接地抵抗計。
  2. 請求項1に記載の接地抵抗計であって、
    前記電圧比較手段は、前記電圧測定手段よって複数の周波数における同期検波により測定された電圧値を取得し、取得された複数の電圧値を比較する
    ことを特徴とする接地抵抗計。
  3. 請求項1に記載の接地抵抗計であって、
    前記電圧比較手段は、前記電圧測定手段よって測定された複数の周波数近辺の信号のピーク電圧値を取得し、取得された複数の電圧値を比較する
    ことを特徴とする接地抵抗計。
  4. 被測定接地体の接地抵抗を測定する接地抵抗計の接地抵抗測定方法において、
    電圧値の測定に用いられる周波数の切り替えを制御する周波数制御ステップと、
    前記周波数制御ステップの処理により切り替えられた複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定する電圧測定ステップと、
    前記電圧測定ステップの処理により測定された、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較する電圧比較ステップと、
    前記電圧比較ステップの処理による電圧値の比較において最も小さな測定値となった周波数を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの処理により最も小さな測定値となった周波数であると判断された周波数を用いて、前記被測定接地体の接地抵抗を算出する算出ステップと
    を含み、
    前記電圧測定ステップは、複数のバンドパスフィルタを順次切り替えて、複数のバンドパスフィルタを通過するそれぞれの周波数の電圧信号の電圧値を測定するステップを含む
    ことを特徴とする接地抵抗測定方法。
  5. 被測定接地体の接地抵抗を測定する接地抵抗計において実行されるプログラムであって、
    電圧値の測定に用いられる周波数の切り替えを制御する周波数制御ステップと、
    前記周波数制御ステップの処理により切り替えられた複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を測定する電圧測定ステップと、
    前記電圧測定ステップの処理により測定された、複数の周波数におけるそれぞれの電圧値を比較する電圧比較ステップと、
    前記電圧比較ステップの処理による電圧値の比較において最も小さな測定値となった周波数を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの処理により最も小さな測定値となった周波数であると判断された周波数を用いて、前記被測定接地体の接地抵抗を算出する算出ステップと
    を含み、
    前記電圧測定ステップは、複数のバンドパスフィルタを順次切り替えて、複数のバンドパスフィルタを通過するそれぞれの周波数の電圧信号の電圧値を測定するステップを含む
    ことを特徴とするプログラム。
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