JP5627326B2 - 接地抵抗計および接地抵抗測定方法 - Google Patents

接地抵抗計および接地抵抗測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、接地抵抗計および接地抵抗測定方法であって、交流電位差計方式を利用した接地抵抗計および接地抵抗測定方法に関するものである。
この種の接地抵抗計として、下記特許文献において従来の技術として開示された接地抵抗計が一般的な接地抵抗計として知られている。この接地抵抗計の基本構成について、図5を参照して説明する。この接地抵抗計51は、交流電圧V1を発生する信号生成部52と、交流電流計53と、交流電圧計54と、接地抵抗Reの測定が行われる被測定接地極としてのアース極Eから予め規定された距離(5〜10m以上)だけ離間して大地Gに接地された第1補助接地極Pと、アース極Eおよび第1補助接地極Pを結ぶ仮想直線上であってアース極Eとの間で第1補助接地極Pを挟む位置(第1補助接地極Pから5〜10m以上離間した位置)において大地に接地された第2補助接地極Cとを備え、3電極法によって接地抵抗Reを測定可能に構成されている。
この場合、信号生成部52は、一対の出力端子(不図示)のうちの一方の出力端子が交流電流計53を介してアース極Eに接続され、他方の出力端子が第2補助接地極Cに接続されている。また、交流電圧計54は、アース極Eと第1補助接地極Pとの間に接続されている。この構成において、アース極Eの接地抵抗がReであり、第1補助接地極Pの接地抵抗がRpであり、第2補助接地極Cの接地抵抗がRcであるものとする。
この接地抵抗計51では、信号生成部52がアース極Eと第2補助接地極Cとの間に交流電圧V1を印加している状態において、交流電流計53が、信号生成部52から第2補助接地極C、大地Gおよびアース極Eを介して信号生成部52に戻る経路(電流ループ)に流れる交流電流I1を測定する。また、交流電圧計54は、交流電流I1が大地G中を流れることに起因してアース極Eと第2補助接地極Cとの間に発生する交流電圧Veを測定する。この状態において、第1補助接地極Pには交流電流I1が流れないため、交流電圧Veは、下記式(1)で表される。
Ve=I1×Re ・・・ (1)
また、アース極Eの接地抵抗Reは、式(1)を変形することにより、下記式(2)で表される。
Re=Ve/I1 ・・・ (2)
したがって、この接地抵抗計51によれば、交流電流計53で測定される交流電流I1の電流値と、交流電圧計54で測定される交流電圧Veの電圧値とに基づいて、アース極Eの接地抵抗Reの抵抗値を測定することができる。
また、アース極Eの接地抵抗Reの測定に際しては、各補助接地極P,Cが予め規定された基準抵抗値以下の低い抵抗値で大地Gに接地されている必要がある。このため、この接地抵抗計51では、図5に示すように、原理的に2つの切替スイッチ55,56を備え、上記の接地抵抗Reを測定可能な接続状態、アース極Eと第1補助接地極Pとの間の合成接地抵抗Rep(=Re+Rp)を測定可能な接続状態、およびアース極Eと第2補助接地極Cとの間の合成接地抵抗Rec(=Re+Rc)を測定可能な接続状態に移行可能に構成されている。
この場合、切替スイッチ55は、同図に示すように、交流電圧計54を信号生成部52および第1補助接地極Pのうちのいずれか一方に接続可能に配設されている。また、切替スイッチ56は、信号生成部52を第1補助接地極Pおよび第2補助接地極Cのうちのいずれか一方に接続可能に配設されている。
この構成により、この接地抵抗計51では、接地抵抗Reの測定時には、切替スイッチ55を実線で示す状態に切り替えて交流電圧計54を第1補助接地極Pに接続し、かつ切替スイッチ56を実線で示す状態に切り替えて、信号生成部52を第2補助接地極Cに接続する。
一方、この接地抵抗計51では、合成接地抵抗Repの測定時には、切替スイッチ55を破線で示す状態に切り替えて交流電圧計54を信号生成部52に接続し、かつ切替スイッチ56を破線で示す状態に切り替えて、信号生成部52を第1補助接地極Pに接続する。これにより、この接地抵抗計51では、信号生成部52がアース極Eと第1補助接地極Pとの間に交流電圧V1を印加している状態において、交流電圧計54がアース極Eと第1補助接地極Pとの間に発生する交流電圧Vepを測定することができる。したがって、この接地抵抗計51によれば、交流電流計53で測定される交流電流I1の電流値と、交流電圧計54で測定される交流電圧Vepの電圧値とに基づいて、合成接地抵抗Repを測定することができ、この合成接地抵抗Repが予め規定された基準抵抗値以下のときには、第1補助接地極Pの大地Gへの接地状態が良好であり、この基準抵抗値を超えているときには、第1補助接地極Pの大地Gへの接地状態が良好でないと判別することができる。
他方、この接地抵抗計51では、合成接地抵抗Recの測定時には、切替スイッチ55を破線で示す状態に切り替えて交流電圧計54を信号生成部52に接続し、かつ切替スイッチ56を実線で示す状態に切り替えて、信号生成部52を第2補助接地極Cに接続する。これにより、この接地抵抗計51では、信号生成部52がアース極Eと第2補助接地極Cとの間に交流電圧V1を印加している状態において、交流電圧計54がアース極Eと第2補助接地極Cとの間に発生する交流電圧Vecを測定することができる。したがって、この接地抵抗計51によれば、交流電流計53で測定される交流電流I1の電流値と、交流電圧計54で測定される交流電圧Vecの電圧値とに基づいて、合成接地抵抗Recを測定することができ、この合成接地抵抗Recが予め規定された基準抵抗値以下のときには、第2補助接地極Cの大地Gへの接地状態が良好であり、この基準抵抗値を超えているときには、第2補助接地極Cの大地Gへの接地状態が良好でないと判別することができる。
この構成により、この接地抵抗計51では、接地抵抗Reを検出するに先立って、補助接地極の接地抵抗の良否を判断することができるため、各補助接地極の補助接地抵抗の値が土質などの影響を受けて大きくなり、これによって測定ループを流れる測定電流が小さくなり、ひいては接地抵抗に発生する電圧降下が小さくなることに起因して交流電流計の検出感度が不足するといった理由や、ノイズの影響を受けやすいといった理由による測定精度の低下や測定値のふらつきのおそれのある状況下での測定を回避できる結果、信頼性の高い接地抵抗Reの測定が可能となっている。
特開平11−118851号公報(第2−3頁、第6図)
ところが、この従来の接地抵抗計51には、以下の改善すべき課題が存在している。すなわち、この接地抵抗計51では、第1補助接地極Pの接地状態および第2補助接地極Cの接地状態を判別するため、信頼性の高い接地抵抗の測定が可能となるものの、各切替スイッチ55,56を設けると共に切替スイッチ55,56に対する切替制御を行う必要があることから、装置コストが上昇するという解決すべき課題が存在している。
本発明は、かかる課題を改善すべくなされたものであり、装置コストの上昇を抑制しつつ、測定される抵抗値のふらつきを低減し得る接地抵抗計を提供することを主目的とする。また、測定される抵抗値のふらつきを低減し得る接地抵抗測定方法を提供することを他の主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項記載の接地抵抗計は、交流電圧を生成すると共に、大地にそれぞれ接地された被測定接地極および補助接地極間に当該交流電圧を供給する信号生成部と、前記交流電圧の供給に起因して、前記信号生成部、前記被測定接地極、前記大地および前記補助接地極を含む電流経路に流れる交流電流を測定する電流測定部と、前記交流電流が流れることに起因して、前記被測定接地極および前記補助接地極間に発生する交流電圧を測定する電圧測定部と、前記電流測定部で測定された前記交流電流の測定電流値を複数個平均することによって当該交流電流の平均電流値を算出する電流平均処理、前記電圧測定部で測定された前記交流電圧の測定電圧値を複数個平均することによって当該交流電圧の平均電圧値を算出する電圧平均処理、並びに前記平均電流値および前記平均電圧値に基づいて前記被測定接地極の接地抵抗を算出する接地抵抗算出処理を繰り返し実行する処理部とを備えた接地抵抗計であって、前記測定電流値の取り得る電流値範囲を分割して構成された複数の電流判定範囲と前記電流平均処理において前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての個数とが、当該測定電流値のより小さい当該電流判定範囲に対応する当該測定電流値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けられて予め記憶されると共に、前記測定電圧値の取り得る電圧値範囲を分割して構成された複数の電圧判定範囲と前記電圧平均処理において前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての個数とが、当該測定電圧値のより小さい当該電圧判定範囲に対応する当該測定電圧値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けられて予め記憶された記憶部を有し、前記処理部は、前記電流測定部で測定された前記測定電流値と前記記憶部に記憶されている前記複数の電流判定範囲とを比較して、当該複数の電流判定範囲のうちの当該測定電流値が含まれる1つの電流判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電流平均処理における前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての前記個数とし、前記電圧測定部で測定された前記測定電圧値と前記記憶部に記憶されている前記複数の電圧判定範囲とを比較して、当該複数の電圧判定範囲のうちの当該測定電圧値が含まれる1つの電圧判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電圧平均処理における前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての前記個数として規定する個数決定処理を実行する。
また、請求項記載の接地抵抗計は、請求項1記載の接地抵抗計において、前記補助接地極は第1補助接地極および第2補助接地極で構成されると共に、当該第2補助接地極は当該被測定接地極との間で当該第1補助接地極を挟む位置に接地され、前記信号生成部は、前記被測定接地極および前記第2補助接地極間に前記交流電圧を供給し、前記電流測定部は、前記信号生成部、前記被測定接地極、前記大地および前記第2補助接地極を含む電流経路に流れる交流電流を測定し、前記電圧測定部は、前記被測定接地極および前記第1補助接地極間に発生する前記交流電圧を測定する。
上記目的を達成すべく請求項記載の接地抵抗測定方法は、大地にそれぞれ接地された被測定接地極および補助接地極間に交流電圧を供給し、前記交流電圧の供給に起因して前記被測定接地極、前記大地および前記補助接地極を含む電流経路に流れる交流電流を測定し、前記交流電流が流れることに起因して前記被測定接地極および前記補助接地極間に発生する交流電圧を測定し、前記測定した前記交流電流の測定電流値を複数個平均することによって当該交流電流の平均電流値を算出する電流平均処理、前記測定した前記交流電圧の測定電圧値を複数個平均することによって当該交流電圧の平均電圧値を算出する電圧平均処理、並びに前記平均電流値および前記平均電圧値に基づいて前記被測定接地極の接地抵抗を算出する接地抵抗算出処理を繰り返し実行する接地抵抗測定方法であって、前記測定電流値の取り得る電流値範囲を分割して構成された複数の電流判定範囲と前記電流平均処理において前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての個数とを、当該測定電流値のより小さい当該電流判定範囲に対応する当該測定電流値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けて予め記憶していると共に、前記測定電圧値の取り得る電圧値範囲を分割して構成された複数の電圧判定範囲と前記電圧平均処理において前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての個数とを、当該測定電圧値のより小さい当該電圧判定範囲に対応する当該測定電圧値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けて予め記憶している記憶部内の当該複数の電流判定範囲と前記測定した前記測定電流値とを比較して、当該複数の電流判定範囲のうちの当該測定電流値が含まれる1つの電流判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電流平均処理における前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての前記個数として規定すると共に、当該記憶部内の当該複数の電圧判定範囲と前記測定した前記測定電圧値とを比較して、当該複数の電圧判定範囲のうちの当該測定電圧値が含まれる1つの電圧判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電圧平均処理における前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての前記個数として規定する個数決定処理を実行する。
請求項記載の接地抵抗計および請求項の接地抵抗測定方法では、測定した測定電流値と記憶部に記憶されている複数の電流判定範囲とを比較して、この測定電流値が含まれる1つの電流判定範囲に対応付けられた個数を電流平均処理において平均電流値を算出する際に平均する測定電流値についての個数とし、測定した測定電圧値と記憶部に記憶されている複数の電圧判定範囲とを比較して、この測定電圧値が含まれる1つの電圧判定範囲に対応付けられた個数を電圧平均処理において平均電圧値を算出する際に平均する測定電圧値についての個数として規定する個数決定処理を実行する。また、各電流判定範囲と個数とは、測定電流値のより小さい電流判定範囲に対応する個数がより大きくなるように一対一で対応付けられ、また、各電圧判定範囲と個数とは、測定電圧値のより小さい電圧判定範囲に対応する個数がより大きくなるように一対一で対応付けられている。
したがって、この接地抵抗計およびこの接地抵抗測定方法によれば、補助接地極の接地抵抗の値が土質などの影響を受けて大きくなり、これによって大地を経由して被測定接地極および補助接地極間を流れる交流電流が小さくなり、ひいては被測定接地極の接地抵抗に発生する電圧降下(つまり測定される交流電圧)が小さくなったときには、平均電流値を算出する際の測定電流値の個数、さらには平均電圧値を算出する際の測定電圧値の個数を増加させることができるため、測定電流値および測定電圧値が小さくなることに起因する電流測定部および電圧測定部の検出感度の不足やノイズの影響を受け易くなるといった理由による測定精度の低下や各測定値(電流値、電圧値)のふらつきを低減することができ、これにより、接地抵抗の測定精度の低下やふらつきをより一層低減することができる。また、測定電流値や測定電圧値が大きくなり、検出感度の不足やノイズの影響を受け難くなったときには、測定電流値の個数や測定電圧値の個数を減少させることができるため、被測定接地極の接地抵抗の測定時間を短縮することができる。また、従来の接地抵抗計とは異なり、切替スイッチが不要なため、その分装置コストを抑制することができる。
請求項記載の接地抵抗計によれば、第1補助接地極および第2補助接地極を使用する3電極法によって被測定接地極の接地抵抗を測定することにより、この接地抵抗をより正確に測定することができる。
接地抵抗計1の構成図である。 各電流判定範囲についての電流値範囲および測定電流値Diの個数Mを示すデータテーブルである。 各電圧判定範囲についての電圧値範囲および測定電圧値Dvの個数Nを示すデータテーブルである。 接地抵抗計1による抵抗測定処理を説明するためのフローチャートである。 従来の接地抵抗計51の構成図である。
以下、添付図面を参照して、接地抵抗計1の実施の形態について説明する。
最初に、接地抵抗計1の構成について、図1を参照して説明する。
接地抵抗計1は、図1に示すように、信号生成部2、電流測定部3、電圧測定部4、接続端子5,6,7、処理部8、記憶部9および表示部10を備え、第1補助接地極Pおよび第2補助接地極Cを用いて、被測定接地極(本例では、アース極E)の接地抵抗Reを3電極法によって繰り返し測定する。
信号生成部2は、処理部8によって制御されて、一定の周波数(既知の周波数)で、かつ一定の振幅の交流電圧(一例として正弦波電圧)V1を生成して一対の出力端子(不図示)から出力する。また、信号生成部2は、一対の出力端子のうちの一方の出力端子が接続端子7に接続されている。
電流測定部3は、一例として交流電流計で構成されて、一対の入力端子(不図示)のうちの一方の入力端子が信号生成部2の一対の出力端子のうちの他方の出力端子に接続され、かつ他方の入力端子が接続端子5に接続されることにより、信号生成部2に直列に接続されて、信号生成部2、各接続端子5,7を含む電流経路(測定ループ)を流れる交流電流I1の電流値Diを予め決められた周期(一例として、交流電圧V1の周期に同期した周期)で測定する。また、電流測定部3は、電流値Diを測定する都度、測定した電流値(以下、「測定電流値」ともいう)Diを処理部8に出力する。
電圧測定部4は、一例として交流電圧計で構成されて、一対の入力端子(不図示)のうちの一方の入力端子が接続端子6に接続されると共に、他方の入力端子が接続端子5に接続されて、各接続端子5,6間に発生する交流電圧Veの電圧値Dvを予め決められた周期(一例として、交流電圧V1の周期に同期した周期)で測定する。また、電圧測定部4は、電圧値Dvを測定する都度、測定した電圧値(以下、「測定電圧値」ともいう)Dvを処理部8に出力する。
処理部8は、CPUおよび内部メモリを備えて構成されて、図4に示す抵抗測定処理30(電流・電圧仮測定処理、個数決定処理、電流平均処理、電圧平均処理、接地抵抗算出処理、接地抵抗表示処理を含む処理)を実行する。この場合、内部メモリは、CPUのワークメモリとして機能する。
記憶部9は半導体メモリやハードディスク装置などで構成されて、記憶部9には、CPUの動作プログラムと、個数決定処理で使用される電流判定範囲テーブル(図2参照)および電圧判定範囲テーブル(図3参照)とが予め記憶されている。電流判定範囲テーブルは、図2に示すように、電流測定部3で測定される測定電流値Diの取り得る電流値範囲を分割して構成された複数の電流判定範囲(本例では一例として、4つの電流判定範囲1,2,3,4)と、電流平均処理において平均電流値Diavを算出する際に平均する測定電流値Diについての個数M(2以上の整数。平均個数Mともいう)とが、電流値のより小さい電流判定範囲に対応する平均個数Mがより大きくなるように一対一で対応付けられて構成されている。また、電圧判定範囲テーブルは、図3に示すように、電圧測定部4で測定される測定電圧値Dvの取り得る電圧値範囲を分割して構成された複数の電圧判定範囲(本例では一例として、4つの電圧判定範囲1,2,3,4)と、電圧平均処理において平均電圧値Dvavを算出する際に平均する測定電圧値Dvについての個数N(2以上の整数。平均個数Nともいう)とが、電圧値のより小さい電圧判定範囲に対応する平均個数Nがより大きくなるように一対一で対応付けられて構成されている。
表示部10は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ装置で構成されて、処理部8が実行した各処理での結果を画面上に表示させる。
次に、接地抵抗計1の動作について、図1〜図4を参照して説明する。なお、図1に示すように、第1補助接地極Pおよび第2補助接地極Cが、大地Gに接地されたアース極Eを基準として背景技術で説明した位置に予め接地されているものとする。また、抵抗Reはアース極Eの接地抵抗を示し、抵抗Rpは第1補助接地極Pの接地抵抗を示し、抵抗Rcは第2補助接地極Cの接地抵抗を示すものとする。また、接続端子5がアース極Eに、接続端子6が第1補助接地極Pに、接続端子7が第2補助接地極Cに予め接続されているものとする。
接地抵抗計1では、処理部8が、図4に示す抵抗測定処理30を繰り返し実行して、アース極Eの接地抵抗Reを繰り返し測定すると共に、測定の都度、新たに測定した接地抵抗Reを表示部10に更新表示させる。
この抵抗測定処理30では、処理部8は、まず、電流・電圧仮測定処理を実行する(ステップ31)。この電流・電圧仮測定処理では、処理部8は、一例として、電流測定部3から交流電流I1の測定電流値Diを1個だけ入力して(測定電流値Diを1回だけ測定して)内部メモリに記憶する。また、処理部8は、一例として、電圧測定部4から交流電圧Veの測定電圧値Dvを1個だけ入力して(測定電圧値Dvを1回だけ測定して)内部メモリに記憶する。なお、測定電流値Diおよび測定電圧値Dvの少なくとも一方について、複数個入力して(複数回測定して)、それらの平均値をメモリに記憶する構成を採用することもできる。
次いで、処理部8は、個数決定処理を実行する(ステップ32)。この個数決定処理では、処理部8は、測定した測定電流値Di(内部メモリに記憶されている測定電流値Di)に基づいて平均個数Mを決定すると共に、測定した測定電圧値Dv(内部メモリに記憶されている測定電圧値Dv)に基づいて平均個数Nを決定して記憶部9に記憶させる。具体的には、処理部8は、平均個数Mについては、この測定電流値Diと記憶部9に記憶されている電流判定範囲テーブル(図2参照)を構成する各電流判定範囲1〜4とを比較して、言い換えれば、電流判定範囲テーブルを参照して、電流判定範囲1〜電流判定範囲4のうちからこの測定電流値Diが含まれる電流判定範囲を特定し、特定した電流判定範囲に対応する平均個数を読み出して、この読み出した平均個数を平均個数Mとして記憶部9に記憶させる。一例として、測定電流値Diが15[mA]のときには、この測定電流値Diは電流判定範囲4に含まれるため、この電流判定範囲4に対応する2回を平均個数Mとして決定し、測定電流値Diが0.3[mA]のときには、この測定電流値Diは電流判定範囲2に含まれるため、この電流判定範囲2に対応する10回を平均個数Mとして決定する。
また、処理部8は、平均個数Nについても上記した平均個数Mと同様にして、この測定電圧値Dvと記憶部9に記憶されている電圧判定範囲テーブル(図3参照)を構成する各電圧判定範囲1〜4とを比較して、言い換えれば、電圧判定範囲テーブルを参照して、電圧判定範囲1〜電圧判定範囲4のうちからこの測定電圧値Dvが含まれる電圧判定範囲を特定し、特定した電圧判定範囲に対応する平均個数を読み出して、この読み出した平均個数を平均個数Nとして記憶部9に記憶させる。これにより、個数決定処理が完了する。一例として、測定電圧値Dvが15[mV]のときには、この測定電圧値Dvは電圧判定範囲3に含まれるため、この電圧判定範囲3に対応する5回を平均個数Nとして決定し、平均電圧値Dvavが0.3[mV]のときには、この測定電圧値Dvは電圧判定範囲1に含まれるため、この電圧判定範囲1に対応する20回を平均個数Nとして決定する。
続いて、処理部8は、電流平均処理を実行する(ステップ33)。この電流平均処理では、処理部8は、記憶部9に記憶されている平均個数Mを読み出して、電流測定部3から交流電流I1の測定電流値Diをこの平均個数Mと同じ個数だけ入力し(測定電流値DiをM回だけ測定し)、入力したM個の測定電流値Diを平均することにより、平均電流値Diavを算出して記憶部9に記憶させる。
次いで、処理部8は、電圧平均処理を実行する(ステップ34)。この電圧平均処理では、処理部8は、記憶部9に記憶されている平均個数Nを読み出して、電圧測定部4から交流電圧Veの測定電圧値Dvをこの平均個数Nと同じ個数だけ入力し(測定電圧値DvをN回だけ測定し)、入力したN個の測定電圧値Dvを平均することにより、平均電圧値Dvavを算出して記憶部9に記憶させる。
続いて、処理部8は、接地抵抗算出処理を実行する(ステップ35)。この接地抵抗算出処理では、処理部8は、算出した平均電流値Diavおよび平均電圧値Dvavに基づいて、アース極Eの接地抵抗Reを算出する。具体的には、処理部8は、上記した式(2)に対して、交流電流I1に代えて平均電流値Diavを代入すると共に、交流電圧Veに代えて平均電圧値Dvavを代入することにより、接地抵抗Reを算出して、記憶部9に記憶させる。
最後に、処理部8は、接地抵抗表示処理を実行する(ステップ36)。この接地抵抗表示処理では、処理部8は、算出したアース極Eの接地抵抗Reを記憶部9から読み出して、表示部10の画面上に表示させる。これにより、1回の抵抗測定処理30が完了する。その後、処理部8は、この抵抗測定処理30を繰り返し実行する。これにより、表示部10には、最新の接地抵抗Reが、更新されつつ、ふらつきを十分に低減した状態で表示される。
このように、この接地抵抗計1では、処理部8は、測定した1回分の測定電流値Di(測定が複数回の場合には平均の測定電流値Di)と記憶部9に記憶されている各電流判定範囲1〜4とを比較して、この測定電流値Diが含まれる1つの電流判定範囲に対応付けられた平均個数を電流平均処理において平均電流値Diavを算出する際に平均する測定電流値Diの平均個数Mとし、測定した1回分の測定電圧値Dv(測定が複数回の場合には平均の測定電圧値Dv)と記憶部9に記憶されている各電圧判定範囲1〜4とを比較して、この測定電圧値Dvが含まれる1つの電圧判定範囲に対応付けられた平均個数を電圧平均処理において平均電圧値Dvavを算出する際に平均する測定電圧値Dvの平均個数Nとして規定する個数決定処理を実行する。また、各電流判定範囲と平均個数Mとは、電流値のより小さい電流判定範囲に対応する平均個数Mがより大きくなるように一対一で対応付けられ、また、各電圧判定範囲と平均個数Nとは、電圧値のより小さい電圧判定範囲に対応する平均個数Nがより大きくなるように一対一で対応付けられている。
したがって、この接地抵抗計1によれば、第2補助接地極Cの接地抵抗Rcの値が土質などの影響を受けて大きくなり、これによって大地Gを経由してアース極Eおよび第2補助接地極C間(測定ループ)を流れる交流電流I1(測定電流)が小さくなり、ひいては接地抵抗Reに発生する電圧降下(つまり交流電圧Ve)が小さくなったときには、平均電流値Diavを算出する際の平均個数M、さらには平均電圧値Dvavを算出する際の平均個数Nを増加させることができるため、交流電流I1の測定電流値Diおよび交流電圧Veの測定電圧値Dvが小さくなることに起因する電流測定部3および電圧測定部4の検出感度の不足やノイズの影響を受け易くなるといった理由による測定精度の低下や測定値(測定電流値Di、測定電圧値Dv)のふらつきを低減することができ、これにより、接地抵抗Reの測定精度の低下やふらつきを低減することができる。また、交流電流I1の測定電流値Diや交流電圧Veの測定電圧値Dvが大きくなり、検出感度の不足やノイズの影響を受け難くなったときには、平均個数Mや平均個数Nを減少させることができるため、接地抵抗Reの測定時間を短縮することができる。また、従来の接地抵抗計とは異なり、切替スイッチが不要なため、その分装置コストを抑制(低減)することができる。
また、この接地抵抗計1によれば、第1補助接地極Pおよび第2補助接地極Cを使用する3電極法によって接地抵抗Reを測定することにより、接地抵抗Reを正確に測定することができる。
なお、上記の接地抵抗計1では、第1補助接地極Pおよび第2補助接地極Cを使用する3電極法を採用しているが、第1補助接地極Pおよび第2補助接地極Cをまとめて1つの補助接地極として、信号生成部2がこの補助接地極に対して交流電圧V1を供給し、電流測定部3が補助接地極、大地Gおよびアース極Eを経由して流れる交流電流I1の測定電流値Diを測定すると共に、電流測定部3がこの補助接地極とアース極Eとの間に発生する交流電圧Veの測定電圧値Dvを測定し、処理部8がこの測定電流値Diおよびこの測定電圧値Dvに基づいて接地抵抗Reを測定するより簡易な構成の2電極法を採用することもできる。この構成においても、上記したように、測定電流値Diが小さくなり、ひいては測定電圧値Dvが小さくなったときには、平均電流値Diavを算出する際の平均個数M、さらには平均電圧値Dvavを算出する際の平均個数Nを増加させることができるため、接地抵抗Reの測定精度の低下や測定値のふらつきを低減することができる。
また、平均電流値範囲および平均電圧値範囲をそれぞれ4つに分割して、4つの電流判定範囲1〜4で電流判定範囲テーブルを構成すると共に、4つの電圧判定範囲1〜4で電圧判定範囲テーブルを構成する例について上記したが、平均電流値範囲および平均電圧値範囲を分割する数は2以上の任意の数とすることができ、例えば平均電流値範囲を3つに分割し、平均電圧値範囲を5つに分割するというように両範囲を異なる数に分割することもできる。また、各電流判定範囲を規定する平均電流値範囲の上限値や下限値、並びに各電圧判定範囲を規定する平均電流値範囲の上限値や下限値については、図2,3に示す数値に限定されるものではなく、また各電流判定範囲に対応する平均個数Mおよび各電圧判定範囲に対応する平均個数Nの数についても、図2,3に示す数値に限定されるものではなく、任意の数値に規定することができる。
また、電流平均処理において平均電流値Diavを算出する際に平均する測定電流値Diの平均個数Mを測定電流値Diに基づいて決定し、かつ、電圧平均処理において平均電圧値Dvavを算出する際に平均する測定電圧値Dvの平均個数Nを測定電圧値Dvに基づいて決定するという好ましい構成を採用しているが、電流平均処理において平均電流値Diavを算出する際に平均する測定電流値Diの平均個数Mを測定電流値Diに基づいて決定する構成のみを採用することもできるし、また電圧平均処理において平均電圧値Dvavを算出する際に平均する測定電圧値Dvの平均個数Nを測定電圧値Dvに基づいて決定する構成のみを採用することもできる。これらの構成を採用した場合においても、交流電流が小さくなることに起因する電流測定部の検出感度の不足やノイズの影響を受け易くなるといった理由による測定電流値Diの測定精度の低下やふらつきを低減することができたり、また測定される交流電圧が小さくなることに起因する電圧測定部の検出感度の不足やノイズの影響を受け易くなるといった理由による測定電圧値Dvの測定精度の低下やふらつきを低減することができたりするため、接地抵抗Reの測定精度の低下やふらつきを低減することができる。また、従来の接地抵抗計とは異なり、切替スイッチが不要なため、その分装置コストを抑制(低減)することができる。
1 接地抵抗計
2 信号生成部
3 電流測定部
4 電圧測定部
8 処理部
9 記憶部
10 表示部
C 第2補助接地極
E アース極
G 大地
I1 交流電流
Diav 平均電流値
M,N 平均個数
P 第1補助接地極
V1 交流電圧
Dvav 平均電圧値

Claims (3)

  1. 交流電圧を生成すると共に、大地にそれぞれ接地された被測定接地極および補助接地極間に当該交流電圧を供給する信号生成部と、
    前記交流電圧の供給に起因して、前記信号生成部、前記被測定接地極、前記大地および前記補助接地極を含む電流経路に流れる交流電流を測定する電流測定部と、
    前記交流電流が流れることに起因して、前記被測定接地極および前記補助接地極間に発生する交流電圧を測定する電圧測定部と、
    前記電流測定部で測定された前記交流電流の測定電流値を複数個平均することによって当該交流電流の平均電流値を算出する電流平均処理、前記電圧測定部で測定された前記交流電圧の測定電圧値を複数個平均することによって当該交流電圧の平均電圧値を算出する電圧平均処理、並びに前記平均電流値および前記平均電圧値に基づいて前記被測定接地極の接地抵抗を算出する接地抵抗算出処理を繰り返し実行する処理部とを備えた接地抵抗計であって、
    前記測定電流値の取り得る電流値範囲を分割して構成された複数の電流判定範囲と前記電流平均処理において前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての個数とが、当該測定電流値のより小さい当該電流判定範囲に対応する当該測定電流値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けられて予め記憶されると共に、前記測定電圧値の取り得る電圧値範囲を分割して構成された複数の電圧判定範囲と前記電圧平均処理において前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての個数とが、当該測定電圧値のより小さい当該電圧判定範囲に対応する当該測定電圧値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けられて予め記憶された記憶部を有し、
    前記処理部は、前記電流測定部で測定された前記測定電流値と前記記憶部に記憶されている前記複数の電流判定範囲とを比較して、当該複数の電流判定範囲のうちの当該測定電流値が含まれる1つの電流判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電流平均処理における前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての前記個数とし、前記電圧測定部で測定された前記測定電圧値と前記記憶部に記憶されている前記複数の電圧判定範囲とを比較して、当該複数の電圧判定範囲のうちの当該測定電圧値が含まれる1つの電圧判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電圧平均処理における前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての前記個数として規定する個数決定処理を実行する接地抵抗計。
  2. 前記補助接地極は第1補助接地極および第2補助接地極で構成されると共に、当該第2補助接地極は当該被測定接地極との間で当該第1補助接地極を挟む位置に接地され、
    前記信号生成部は、前記被測定接地極および前記第2補助接地極間に前記交流電圧を供給し、
    前記電流測定部は、前記信号生成部、前記被測定接地極、前記大地および前記第2補助接地極を含む電流経路に流れる交流電流を測定し、
    前記電圧測定部は、前記被測定接地極および前記第1補助接地極間に発生する前記交流電圧を測定する請求項1記載の接地抵抗計。
  3. 大地にそれぞれ接地された被測定接地極および補助接地極間に交流電圧を供給し、
    前記交流電圧の供給に起因して前記被測定接地極、前記大地および前記補助接地極を含む電流経路に流れる交流電流を測定し、
    前記交流電流が流れることに起因して前記被測定接地極および前記補助接地極間に発生する交流電圧を測定し、
    前記測定した前記交流電流の測定電流値を複数個平均することによって当該交流電流の平均電流値を算出する電流平均処理、前記測定した前記交流電圧の測定電圧値を複数個平均することによって当該交流電圧の平均電圧値を算出する電圧平均処理、並びに前記平均電流値および前記平均電圧値に基づいて前記被測定接地極の接地抵抗を算出する接地抵抗算出処理を繰り返し実行する接地抵抗測定方法であって、
    前記測定電流値の取り得る電流値範囲を分割して構成された複数の電流判定範囲と前記電流平均処理において前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての個数とを、当該測定電流値のより小さい当該電流判定範囲に対応する当該測定電流値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けて予め記憶していると共に、前記測定電圧値の取り得る電圧値範囲を分割して構成された複数の電圧判定範囲と前記電圧平均処理において前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての個数とを、当該測定電圧値のより小さい当該電圧判定範囲に対応する当該測定電圧値についての当該個数がより大きくなるように一対一で対応付けて予め記憶している記憶部内の当該複数の電流判定範囲と前記測定した前記測定電流値とを比較して、当該複数の電流判定範囲のうちの当該測定電流値が含まれる1つの電流判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電流平均処理における前記平均電流値を算出する際に平均する前記測定電流値についての前記個数として規定すると共に、当該記憶部内の当該複数の電圧判定範囲と前記測定した前記測定電圧値とを比較して、当該複数の電圧判定範囲のうちの当該測定電圧値が含まれる1つの電圧判定範囲に対応付けられた前記個数を前記電圧平均処理における前記平均電圧値を算出する際に平均する前記測定電圧値についての前記個数として規定する個数決定処理を実行する接地抵抗測定方法。
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