JP4685500B2 - 絶縁抵抗計 - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象体の絶縁抵抗を測定する絶縁抵抗計に関するものである。
この種の絶縁抵抗計として、特開平5−172881号公報に開示された絶縁抵抗計が知られている。この絶縁抵抗計は、絶縁抵抗測定のための直流高圧を出力する直流高圧発生部と、測定対象体に流れる電流を電圧に変換する電流/電圧変換部と、直流高圧発生部の出力電圧を電流/電圧変換部の出力電圧で割り算することにより絶縁抵抗値を計算するA/D変換器と、直流高圧発生部を直接オン・オフ制御する測定スイッチと、CPUに接続され測定スイッチがオフの状態のときCPUを介して直流高圧発生部をオン・オフ制御すると共にA/D変換器による最新の測定データ(絶縁抵抗値)を外部に出力するように制御するリモートスイッチとを備えて構成されている。
特開平5−172881号公報(第1頁、第1図)
しかしながら、上記の従来の絶縁抵抗計には、次のような問題点が存在する。すなわち、この絶縁抵抗計では、直流高圧発生部の出力電圧を電流/電圧変換部の出力電圧で割り算することにより測定対象体の絶縁抵抗値を計算している。この場合、測定対象体が抵抗性負荷のときには、測定対象体の両端電圧は、直流高圧発生部による直流高圧の印加後、直ちにこの直流高圧とほぼ等しい電圧になり、かつ測定対象体に流れる電流もほぼ一定になる。このため、A/D変換器によって計算される絶縁抵抗値もほぼ一定となって、絶縁抵抗値が短時間の間に増減して一定値とならないふらつきの現象が生じることは殆どない。一方、測定対象体が容量性負荷のときには、測定対象体の両端電圧は、測定対象体の静電容量値と直流高圧発生部の出力抵抗値とで決定される時定数に基づいて徐々に上昇していくが、上記の絶縁抵抗計では、電流/電圧変換部が交流的に非常に大きな増幅率となるため、その出力電圧が大きくふらつくという現象が発生する。このため、計算された絶縁抵抗値も大きくふらつくこととなる。したがって、このふらつきを改善して、絶縁抵抗値を読み取り易くするのが好ましい。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、測定対象体が容量性負荷のときの絶縁抵抗値の読取りを容易に行い得る絶縁抵抗計を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の絶縁抵抗計は、測定対象体に試験電圧を印加する電源部と、前記測定対象体に印加されている前記試験電圧の電圧値を印加電圧として検出する電圧検出部と、前記試験電圧が印加されているときに前記測定対象体に流れる電流を検出する電流検出部と、前記印加電圧の電圧値および前記検出された電流の電流値に基づいて絶縁抵抗の測定値を算出する演算部とを備え、前記演算部は、前記測定対象体が抵抗性負荷であるか容量性負荷であるかを判別して、抵抗性負荷であると判別したときに、第1の所定数の前記測定値を平均した平均値を前記測定対象体の絶縁抵抗値とし、容量性負荷と判別したときに、前記第1の所定数よりも多い数の第2の所定数の前記測定値を平均した平均値と、検出した前記第2の所定数の電圧値および検出した前記第2の所定数の前記電流値の少なくとも一方の平均値に基づいて算出した前記絶縁抵抗の測定値とのいずれかを前記測定対象体の絶縁抵抗値とする。
また、請求項2記載の絶縁抵抗計は、請求項1記載の絶縁抵抗計において、前記演算部は、前記試験電圧の印加開始から第1の所定時間を経過したときの前記印加電圧が予め設定された所定電圧以下のときに前記測定対象体が容量性負荷であると判別する。
また、請求項3記載の絶縁抵抗計は、請求項1または2記載の絶縁抵抗計において、前記演算部は、前記測定対象体が容量性負荷と判別したときには、第2の所定時間を経過したときの前記印加電圧の高低に応じて前記平均値を算出するための前記第2の所定数を増減する。
また、請求項4記載の絶縁抵抗計は、請求項1または2記載の絶縁抵抗計において、前記演算部は、前記測定対象体が容量性負荷と判別したときには、前記印加電圧が所定電圧に達するまでの時間の長短に応じて前記平均値を算出するための前記第2の所定数を増減する。
また、請求項5記載の絶縁抵抗計は、請求項1または2記載の絶縁抵抗計において、前記演算部は、前記測定対象体が容量性負荷と判別したときには、当該測定対象体の静電容量の大小に応じて前記平均値を算出するための前記第2の所定数を増減する。
請求項1記載の絶縁抵抗計によれば、演算部が、例えば印加電圧の変動状態に基づいて測定対象体が容量性負荷であるか否かを判別し、容量性負荷と判別したときには、算出した第2の所定数の測定値を平均した平均値と、検出した第2の所定数の電圧値および検出した第2の所定数の電流値の少なくとも一方の平均値に基づいて算出した絶縁抵抗の測定値とのいずれかを測定対象体の絶縁抵抗値とすることにより、抵抗性負荷のときと比較して大きくなり易い容量性負荷の絶縁抵抗値のふらつきを自動的に軽減させることができる。したがって、測定者は、測定対象体が容量性負荷のときの絶縁抵抗値の読取りを確実かつ容易に行うことができる。
請求項2記載の絶縁抵抗計によれば、演算部が試験電圧の印加開始から第1の所定時間を経過したときの印加電圧が所定電圧以下のときに測定対象体が容量性負荷であると判別することにより、測定対象体が容量性負荷であるか抵抗性負荷であるかを確実に判別することができる。
請求項3記載の絶縁抵抗計によれば、測定対象体が容量性負荷と判別したときには、演算部が第2の所定時間を経過したときの印加電圧の高低に応じて平均値を算出するための第2の所定数を増減することにより、静電容量が大きい測定対象体を測定するときには、絶縁抵抗値のふらつきを一層軽減させて表示させることができ、静電容量が小さい測定対象体を測定するときには、測定値の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値を算出して表示することができる。
請求項4記載の絶縁抵抗計によれば、測定対象体が容量性負荷と判別したときには、演算部が印加電圧が所定電圧に達するまでの時間の長短に応じて平均値を算出するための第2の所定数を増減することにより、静電容量が大きい測定対象体を測定するときには、絶縁抵抗値のふらつきを一層軽減させて表示させることができ、静電容量が小さい測定対象体を測定するときには、測定値の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値を算出して表示することができる。
請求項5記載の絶縁抵抗計によれば、測定対象体が容量性負荷と判別したときには、演算部が測定対象体の静電容量の大小に応じて平均値を算出するための第2の所定数を増減することにより、静電容量が大きい測定対象体を測定するときには、絶縁抵抗値のふらつきを一層軽減させて表示させることができ、静電容量が小さい測定対象体を測定するときには、測定値の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値を算出して表示することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る絶縁抵抗計の最良の形態について説明する。
最初に、絶縁抵抗計1の構成について説明する。
絶縁抵抗計1は、図1に示すように、電源部2、電圧検出部3、電流検出部4、A/D変換部5、制御部6、操作部7、記憶部8および表示部9を備え、測定対象体11についての絶縁抵抗値Rを測定可能に構成されている。
電源部2は、制御部6の制御に従い、測定対象体11に印加するための所定の試験電圧(例えば数kV)Vtを生成する。また、電源部2は、一例として、出力電流制限機能を備えた定電圧源として構成されている。このため、電源部2は、測定対象体11が抵抗性負荷のときには、上記の試験電圧Vtを測定対象体11に対して印加し続ける。一方、測定対象体11が容量性負荷のときには、電源部2は、所定の試験電圧Vtのままでは規定値以上の大きな電流が流れようとすることに起因して出力電流制限機能が作動するため、測定対象体11の両端電圧がほぼ試験電圧Vtに近い電圧に達するまで(測定対象体11の静電容量に電荷が満充電されるまで)定電流源として機能して、一定の電流を測定対象体11に継続して供給する。電圧検出部3は、電源部2から出力されて測定対象体11に印加される印加電圧Vvを測定対象体11の両端に印加される電圧として検出して出力する。この場合、電圧検出部3が測定対象体11の両端の電圧を検出してA/D変換部5に出力することもできるが、電圧検出部3と電源部2とを接続するためのリード線の抵抗値や、測定対象体11と電流検出部4とを接続するリード線の抵抗値が測定対象体11の抵抗値に対して十分に低く、四端子法で測定対象体11の両端の電圧を測定する必要がないため、電源部2の出力端における電圧を等価的に測定対象体11の両端電圧として検出することができる。さらに、測定対象体11の両端の電圧を測定する測定方法は特に限定されるものではなく、任意の手法を採用することができる。また、電源部2が印加電圧Vvを検出して制御部6に出力する構成を採用することもできる。また、電流検出部4は、I/V変換機能を備え、試験電圧Vtの印加時において測定対象体11に流れる電流を検出すると共に電圧Viに変換して出力する。A/D変換部5は、印加電圧Vvおよび電圧Viを所定の周期でサンプリングして電圧データDvおよび電流データDiに変換して出力する。
制御部6は、本発明における演算部に相当し、操作部7に対する操作内容に基づいて、絶縁抵抗計1の各構成要素に対する制御、試験電圧Vtの印加開始からの経過時間Tについての計測処理、測定対象体11についての絶縁抵抗値Rの算出処理、および算出した絶縁抵抗値Rの表示処理などを実行する。操作部7には、測定開始スイッチおよび測定終了スイッチ(図示せず)などの各種の操作スイッチが配設されている。また、操作部7は、各操作スイッチに対する操作内容に応じた指示信号を制御部6に出力する。
記憶部8には、所定時間Tr(本発明における第1の所定時間)および所定電圧Vrについてのデータと、絶縁抵抗値Rの算出処理において使用される第1の平均個数N1(本発明における第1の所定数に相当し、抵抗性負荷用で、一例として5)および第2の平均個数N2(本発明における第2の所定数に相当し、容量性負荷用で、一例として50)とが予め記憶されている。この場合、所定時間Trおよび所定電圧Vrとしては、図3に示すように、上記の所定時間Trを経過したときの印加電圧Vvが、測定対象体11が抵抗性負荷のとき(一点鎖線で示す波形のとき)には所定電圧Vrを超え(同図では最終電圧Vfに達する)、かつ、測定対象体11が容量性負荷のとき(実線で示す波形のとき)には所定電圧Vr以下となるように(同図では電圧V1)それぞれ設定されている。表示部9は、液晶パネル等で構成されて、制御部6によって算出された測定対象体11についての絶縁抵抗値Rなどを表示する。
次いで、絶縁抵抗計1による測定対象体11の絶縁抵抗値Rの測定動作について、図2を参照して説明する。なお、測定対象体11には、電源部2の電圧印加用のプローブおよび電流検出部4の電流検出用のプローブが予め接続されているものとする。
まず、操作部7の測定開始スイッチに対する操作に応じて操作部7から制御部6に測定開始指示信号が出力されたときには、制御部6は、最初に、電源部2を制御することにより、測定対象体11に対する試験電圧Vtの印加を開始させる(ステップ51)。次いで、制御部6は、試験電圧Vtの印加の開始に合わせて(同期して)、試験電圧Vtの印加開始からの経過時間Tについての計測を開始する(ステップ52)。この試験電圧Vtの印加により、測定対象体11に電流が流れ始める。この場合、測定対象体11が抵抗性負荷のときには、測定対象体11に流れる電流が規定値未満となるため、電源部2は、定電圧源として機能して所定の試験電圧Vtの印加を継続する。したがって、電圧データDvに基づいて制御部6が検出する測定対象体11の印加電圧Vvは、図3において一点鎖線で示すように、最終電圧Vfまで短時間のうちに上昇し、その後、最終電圧Vfで一定となる。一方、測定対象体11が容量性負荷のときには、測定対象体11の静電容量が満充電されるまでは、測定対象体11に流れる電流が規定値以上になるため、電源部2は定電流源として機能する。したがって、電圧データDvに基づいて制御部6によって検出される測定対象体11の印加電圧Vvは、図3において実線で示すように、経過時間Tにほぼ比例して上昇し、所定時間Trよりも遅い時間において最終電圧Vfに達し、その後、最終電圧Vfで一定となる。
ステップ52での経過時間Tの計測開始に続いて、制御部6は、図2に示すステップ53,54を実行することにより、例えば、電圧データDvによって特定される印加電圧Vvの変動状態に基づいて、本例では、計測している経過時間Tが所定時間Trに達したときの印加電圧Vvが予め設定された所定電圧Vr以下であるか否かに基づいて、測定対象体11が容量性負荷であるか抵抗性負荷であるかを検出する。具体的には、制御部6は、所定時間Trに達したときの印加電圧Vvが所定電圧Vrを超えるときには、抵抗性負荷であると検出し、所定電圧Vr以下のときには、容量性負荷であると検出する。次いで、測定対象体11が容量性負荷であるか抵抗性負荷であるかの負荷の種類に応じて、実行する処理内容を変更することにより、各種類のときにおける測定対象体11の絶縁抵抗値Rを算出する。
具体的には、制御部6は、計測している経過時間Tが記憶部8に記憶されている所定時間Trに達したか否かを検出し(ステップ53)、経過時間Tが所定時間Trに達していないときには、ステップ54〜56を実行することなく、印加電圧Vvが最終電圧Vfに達したか否かを判別する(ステップ57)。この際に、達していないと判別したときには、制御部6は、絶縁抵抗値Rの算出処理を実行する(ステップ58)。この絶縁抵抗計1では、電圧検出部3が測定対象体11の印加電圧Vvを繰り返し検出して出力し、電流検出部4が測定対象体11に流れる電流を繰り返し検出して電圧Viを出力し、A/D変換部5が各電圧Vv,Viを所定の周期でサンプリングして電圧データDvおよび電流データDiに変換して出力する。したがって、この絶縁抵抗値Rの算出処理では、制御部6は、この所定の周期でA/D変換部5から出力される電圧データDvおよび電流データDiに基づいて、絶縁抵抗値Rの計算の基となる絶縁抵抗の測定値R1(仮絶縁抵抗値)をこの所定の周期で算出して記憶部8に例えば最大100個までをリング式に順次記憶させる。ここで、「リング式に測定値R1を記憶させる」とは、新たな測定値R1を記憶させる都度、最も古い測定値R1を削除することにより、最新の測定値R1を所定数記憶させる記憶方式をいう。
また、制御部6は、記憶部8にリング式に記憶されている測定値R1の個数Nnが記憶部8に記憶されている第1の平均個数N1に達したか否かを判別する(ステップ59)。この際に、第1の平均個数N1に達しているときには、第1の平均個数N1と同じ個数の測定値R1(この例では最新の5個の測定値R1)を平均して絶縁抵抗値Rを算出して記憶部8に記憶させる(ステップ60)。一方、第1の平均個数N1に達していないときには、最新のNn個の測定値R1を平均して絶縁抵抗値Rを算出して記憶部8に記憶させる(ステップ61)。このようにして算出された絶縁抵抗値Rは、測定値R1についての移動平均となる。したがって、測定値R1が多少ふらついたとしても、絶縁抵抗値Rのふらつきが軽減される。次いで、制御部6は、上記のステップ60,61を実行した後に、算出した絶縁抵抗値Rを記憶部8から読み出して表示部9に表示させる(ステップ62)。この後、制御部6は、上記のステップ53,57〜62を繰り返し実行する。
次いで、経過時間Tが所定時間Trに達したときには、制御部6は、経過時間Tが所定時間Trに達したことをステップ53において検出し、続いて、電圧データDvによって特定される印加電圧Vvが記憶部8に記憶されている所定電圧Vr以下であるか否かを検出する(ステップ54)。この場合、所定時間Trに達したときの印加電圧Vvが所定電圧Vrを超えるときには、上記したように、測定対象体11は抵抗性負荷である。したがって、制御部6は、印加電圧Vvが所定電圧Vrを超えていると判別したときには、上記のステップ57を実行して、印加電圧Vvが最終電圧Vfに達していないと判別したときには、上記の絶縁抵抗値Rの算出処理を実行する(ステップ58〜62)。
また、上記のステップ54において、所定時間Trに達したときの印加電圧Vvが所定電圧Vr以下のときには、上記したように、測定対象体11は容量性負荷である。この際には、制御部6は、平均する測定値R1の数を第1の平均個数N1から既に増加させているか否かを判別する(ステップ55)。この例では、増加させていないため、制御部6は、第1の平均個数N1に代えて、記憶部8から読み出した第2の平均個数N2を使用することにより、平均する測定値R1の数を所定数に(本例では一例として50)増加させて(ステップ56)、上記のステップ57を実行し、印加電圧Vvが最終電圧Vfに達していないと判別したときには、上記の絶縁抵抗値Rの算出処理を実行する(ステップ58〜62)。
また、ステップ54において、印加電圧Vvが所定電圧Vr以下であって、ステップ55において、平均する測定値R1の数を第1の平均個数N1から増加させているときには、制御部6は、上記のステップ57を実行して、印加電圧Vvが最終電圧Vfに達していないと判別したときには、制御部6は、上記の絶縁抵抗値Rの算出処理を実行する(ステップ58〜62)。
この後、絶縁抵抗値Rの表示の処理(ステップ62)を繰り返して、制御部6は、上記のステップ57において、印加電圧Vvが最終電圧Vfに達していると判別したときには、絶縁抵抗値Rの算出処理を実行する(ステップ63)。この処理では、制御部6は、最初に、平均する測定値R1の数を第1の平均個数N1から増加させているか否かを判別する(ステップ64)。次いで、増加させていないとき、つまり測定対象体11が抵抗性負荷のときには、制御部6は、記憶部8にリング式に記憶されている測定値R1の個数Nnが記憶部8に記憶されている第1の平均個数N1に達したか否かを判別する(ステップ65)。この際に、第1の平均個数N1に達していると判別したときには、第1の平均個数N1と同じ個数の測定値R1(この例では最新の5個の測定値R1)を平均して絶縁抵抗値Rを算出して記憶部8に記憶させた後に(ステップ66)、算出した絶縁抵抗値Rを記憶部8から読み出して表示部9に表示させる(ステップ67)。この場合、測定対象体11が抵抗性負荷のときには、容量性負荷のときと比較して、印加電圧Vvのふらつきが小さいために、ふらつきをさらに軽減させるべく、平均する測定値R1の数を増加させる処理が不要である。このため、制御部6は、第1の平均個数N1の使用を続行して、平均する測定値R1の数を少ない数に維持することにより、測定値R1の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値Rを算出する。この後、制御部6は、第1の平均個数N1を使用しつつ、操作部7から測定停止指示信号が出力されるまで、ステップ63〜67を繰り返し実行する。一方、上記のステップ64において第1の平均個数N1に達していないと判別したときには、最新のNn個の測定値R1を平均して絶縁抵抗値Rを算出して記憶部8に記憶させた後に(ステップ68)、算出した絶縁抵抗値Rを記憶部8から読み出して表示部9に表示させる(ステップ67)。なお、上記した平均処理(ステップ60,61,66,68)において第1の平均個数N1(またはNn個)を使用して平均化することなく、最新に測定した1つの測定値R1を絶縁抵抗値Rとすることもできる。
また、上記のステップ64において平均する測定値R1の数を第1の平均個数N1から増加させていると判別したとき、つまり測定対象体11が容量性負荷のときには、制御部6は、記憶部8にリング式に記憶されている測定値R1の個数Nnが記憶部8に記憶されている第2の平均個数N2に達したか否かを判別する(ステップ69)。この際に、第2の平均個数N2に達していないときには、最新のNn個の測定値R1を平均して絶縁抵抗値Rを算出して記憶部8に記憶させた後に(ステップ68)、算出した絶縁抵抗値Rを記憶部8から読み出して表示部9に表示させる(ステップ67)。一方、ステップ69において第2の平均個数N2に達していると判別したときには、制御部6は、第2の平均個数N2と同じ個数の測定値R2(この例では最新の50個の測定値R1)を平均して絶縁抵抗値Rを算出して記憶部8に記憶させる(ステップ70)。したがって、このステップ70では、制御部6は、測定値R1を50回測定した後に平均して絶縁抵抗値Rを算出する。次いで、制御部6は、算出した絶縁抵抗値Rを記憶部8から読み出して表示部9に表示させる(ステップ67)。このようにして算出されて表示される絶縁抵抗値Rは、測定値R1についての移動平均となる。したがって、測定対象体11が容量性負荷であり、抵抗性負荷のときと比較して算出される測定値R1のふらつきが大きいときであっても、より多くの測定値R1を平均することにより、最終的に算出する絶縁抵抗値Rのふらつきが十分に軽減される。この後、制御部6は、一旦、平均する測定値R1の数を第2の平均個数N2とした後には、再度の平均個数の増加は行わずに、操作部7から測定停止指示信号が出力されるまで、この絶縁抵抗値Rの算出処理(ステップ63〜69)を繰り返し実行する。
このように、この絶縁抵抗計1によれば、制御部6が、測定対象体11が容量性負荷であるか否かを判別し、容量性負荷と判別したときには、所定数(一例として50)の測定値R1の平均値を算出して測定対象体11の絶縁抵抗値Rとすることにより、抵抗性負荷のときと比較して大きくなり易い容量性負荷の絶縁抵抗値Rのふらつきを自動的に軽減させることができる。したがって、測定者は、測定対象体が容量性負荷のときの絶縁抵抗値Rの読取りを確実かつ容易に行うことができる。また、測定対象体11が抵抗性負荷のときには、平均する測定値R1の個数を少なくして測定対象体11の絶縁抵抗値Rを算出することにより、測定値R1の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値Rを算出することができる。
また、制御部6が試験電圧Vtの印加開始から所定時間Trを経過したときの印加電圧Vvが所定電圧Vr以下のときに測定対象体11が容量性負荷であると判別することにより、測定対象体11が容量性負荷であるか抵抗性負荷であるかを確実に判別することができる。
なお、印加電圧Vvの変動状態に基づいて測定対象体11が容量性負荷であるか否かを判別する他の方法を採用することもできる。一例として、印加電圧Vvが予め設定された電圧(例えば、上記した所定電圧Vr)に達したときの経過時間Tの長短に基づいて判別する。この場合、予め規定した所定時間(例えば、上記した所定時間Tr)以下の時間で予め設定された所定電圧に達したときには抵抗性負荷であり、逆に所定時間を超える時間で所定電圧に達したときには容量性負荷と判別する。この構成であっても、測定対象体11が容量性負荷であるか抵抗性負荷であるかを確実に判別することができる。ただし、この方法に対して、上記の絶縁抵抗計1によれば、制御部6が、試験電圧Vtの印加開始から所定時間Trを経過したときの印加電圧Vvが予め設定された所定電圧Vr以下であるか否かに基づいて測定対象体11が容量性負荷であるか否かを判別することにより、上記した他の方法を採用した構成と比較して、常に一定の時間(所定時間Tr)で測定対象体11が容量性負荷であるか否かを判別することができる。したがって、測定対象体11が容量性負荷のときには、測定対象体11の容量の大小に拘わらず、例えば、短時間に規定した一定の時間(所定時間Tr)の経過後から、絶縁抵抗値Rのふらつきを常に軽減させることができる。
また、絶縁抵抗計1において、制御部6が、測定対象体11を容量性負荷と判別したときには、例えば所定時間Tr(本発明における第2の所定時間)を経過したときの印加電圧Vvの高低に応じて、平均値を算出するための測定値R1の数(本発明における所定数)を増減する構成を採用することもできる。つまり、測定対象体11の静電容量が大きいために、所定時間Trを経過したときの印加電圧Vvが低い測定対象体11については、静電容量が大きいことに起因して絶縁抵抗値Rのふらつきも大きくなると想定される。したがって、制御部6は、印加電圧Vvが低い測定対象体11については、平均する測定値R1の数を記憶部8に記憶されている第2の平均個数N2よりも増加させ(例えば第2の平均個数N2が50のときには100に増加させ)ることにより、絶縁抵抗値Rのふらつきを軽減させる。逆に、測定対象体11の容量が小さいために、所定時間Trを経過したときの印加電圧Vvが高い測定対象体11については、静電容量が小さいことに起因して絶縁抵抗値Rのふらつきも小さくなると想定される。したがって、制御部6は、印加電圧Vvが高い測定対象体11については、平均する測定値R1の個数を第2の平均個数N2よりも減少させる(例えば30に減少させる)。これにより、測定値の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値Rが算出されて表示される。したがって、この構成によれば、静電容量が大きい測定対象体11を測定するときには、絶縁抵抗値Rのふらつきを一層軽減させて表示させることができ、静電容量が小さい測定対象体11を測定するときには、測定値の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値Rを算出して表示することができる。
さらに、上記の構成と同様にして、制御部6が、測定対象体11が容量性負荷と判別したときには、印加電圧Vvが所定電圧(例えば、上記した所定電圧Vr)に達するまでの時間の長短に応じて平均値を算出するための測定値R1の数(本発明における所定数)を増減する構成を採用することもできる。具体的には、制御部6は、所定電圧に達するまでの時間が長い測定対象体11については、測定対象体11の容量が大きいため、平均する測定値R1の数を記憶部8に記憶されている第2の平均個数N2よりも増加させる(例えば第2の平均個数N2が50のときには100に増加させる)。逆に、制御部6は、所定電圧に達するまでの時間が短い測定対象体11については、測定対象体11の容量が小さいため、平均する測定値R1の個数を第2の平均個数N2よりも減少させる(例えば30に減少させる)。この構成によっても、静電容量が大きい測定対象体11を測定するときには、絶縁抵抗値Rのふらつきを一層軽減させて表示させることができ、静電容量が小さい測定対象体11を測定するときには、測定値の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値Rを算出して表示することができる。
また、電源部2によって測定対象体11に供給される電流の電流値を試験電圧Vtの印加開始から積分した積分値と測定対象体11の印加電圧Vvとに基づいて、測定対象体11の概算の静電容量を算出し、算出した静電容量の大小に応じて平均値を算出するための測定値R1の数(本発明における所定数)を増減する構成を採用することもできる。この構成では、制御部6は、静電容量が大きい測定対象体11については、平均する測定値R1の数を記憶部8に記憶されている第2の平均個数N2よりも増加させる(例えば第2の平均個数N2が50のときには100に増加させる)。逆に、制御部6は、静電容量が小さい測定対象体11については、平均する測定値R1の個数を第2の平均個数N2よりも減少させる(例えば30に減少させる)。この構成によっても、静電容量が大きい測定対象体11を測定するときには、絶縁抵抗値Rのふらつきを一層軽減させて表示させることができ、静電容量が小さい測定対象体11を測定するときには、測定値の変化が反映され易い形で絶縁抵抗値Rを算出して表示することができる。なお、測定対象体11の静電容量の大小に応じて平均する測定値R1の測定回数を増減する構成について上記したが、これに限定されない。例えば、測定対象体11が容量性負荷のときに平均する基となる測定値R1の測定最低回数を第1の平均個数N2(この例では50)として、静電容量が大きい測定対象体11についての測定回数を増加させ、静電容量の小さい測定対象体11については上記の第1の平均個数N2(この例では50)に維持する構成を採用することもできる。
また、上記の構成では、測定対象体11が容量性負荷と判別したときに、制御部6が、所定数(上記の例では50)の測定値R1の平均値を算出して測定対象体11の絶縁抵抗値Rとしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、検出した所定数の電圧値(上記の例では印加電圧Vv)および検出した所定数の電流値(上記の例では電圧Vi)の少なくとも一方の平均値に基づいて算出した絶縁抵抗の測定値を測定対象体11の絶縁抵抗値Rとすることもできる。具体的には、例えば、所定数(一例として、上記の例と同数の50)の電流データDiの値を平均化して、その平均値と直前に検出された印加電圧Vvとに基づいて絶縁抵抗値Rを算出することができる。この構成であっても、上記の絶縁抵抗計1と同様にして、抵抗性負荷のときと比較して大きくなり易い容量性負荷の絶縁抵抗値Rのふらつきを自動的に軽減させることができる。この場合、印加電圧Vvもふらつくときには、検出した所定数の電圧値の平均値と、検出した所定数の電流値の平均値とに基づいて算出した絶縁抵抗の測定値を測定対象体11の絶縁抵抗値Rとすることもできる。さらに、これらの構成においても、平均値を算出するための上記の所定数を増減できるのは勿論である。
また、上記の構成では、出力電流制限機能を備えた定電圧源として構成された電源部2を使用して、測定対象体11が容量性負荷のときに印加電圧Vvが経過時間Tに比例して上昇するようにしたが、出力電流制限機能を備えない定電圧源を電源部2に使用することもできる。この構成では、印加電圧Vvは、経過時間Tと共に図3において破線で示すように上昇するが、所定時間Trを経過したときの印加電圧Vvが、測定対象体11が抵抗性負荷のとき(一点鎖線で示す波形のとき)には所定電圧Vrを超え(同図では最終電圧Vfに達する)、かつ、測定対象体11が容量性負荷のとき(破線で示す波形のとき)には所定電圧Vr以下となるように(同図では電圧V2)、所定時間Trおよび所定電圧Vrを規定する。これにより、出力電流制限機能を備えていない電源部を使用する構成においても、制御部6は、上記の電源部2を使用する構成と同様にして、計測している経過時間Tが所定時間Trに達したときの印加電圧Vvが所定電圧Vr以下であるか否かに基づいて、測定対象体11が容量性負荷であるか抵抗性負荷であるかを検出することができる。また、制御部6は、測定対象体11が容量性負荷のときには、平均する測定値R1の数を増加させることにより、ふらつきを一層軽減させた状態の絶縁抵抗値Rを算出することができる。
絶縁抵抗計1の構成を示す構成図である。 絶縁抵抗計1の動作を説明するためのフローチャートである。 測定対象体11の経過時間Tと印加電圧Vvとの関係を示す特性図である。
符号の説明
1 絶縁抵抗計
2 電源部
3 電圧検出部
4 電流検出部
6 制御部
8 記憶部
9 表示部
R 絶縁抵抗値
R1 測定値
T 経過時間
Tr 所定時間
Vt 試験電圧
Vv 印加電圧

Claims (5)

  1. 測定対象体に試験電圧を印加する電源部と、
    前記測定対象体に印加されている前記試験電圧の電圧値を印加電圧として検出する電圧検出部と、
    前記試験電圧が印加されているときに前記測定対象体に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記印加電圧の電圧値および前記検出された電流の電流値に基づいて絶縁抵抗の測定値を算出する演算部とを備え、
    前記演算部は、前記測定対象体が抵抗性負荷であるか容量性負荷であるかを判別して、抵抗性負荷であると判別したときに、第1の所定数の前記測定値を平均した平均値を前記測定対象体の絶縁抵抗値とし、容量性負荷と判別したときに、前記第1の所定数よりも多い数の第2の所定数の前記測定値を平均した平均値と、検出した前記第2の所定数の電圧値および検出した前記第2の所定数の前記電流値の少なくとも一方の平均値に基づいて算出した前記絶縁抵抗の測定値とのいずれかを前記測定対象体の絶縁抵抗値とする絶縁抵抗計。
  2. 前記演算部は、前記試験電圧の印加開始から第1の所定時間を経過したときの前記印加電圧が予め設定された所定電圧以下のときに前記測定対象体が容量性負荷であると判別する請求項1記載の絶縁抵抗計。
  3. 前記演算部は、前記測定対象体が容量性負荷と判別したときには、第2の所定時間を経過したときの前記印加電圧の高低に応じて前記平均値を算出するための前記第2の所定数を増減する請求項1または2記載の絶縁抵抗計。
  4. 前記演算部は、前記測定対象体が容量性負荷と判別したときには、前記印加電圧が所定電圧に達するまでの時間の長短に応じて前記平均値を算出するための前記第2の所定数を増減する請求項1または2記載の絶縁抵抗計。
  5. 前記演算部は、前記測定対象体が容量性負荷と判別したときには、当該測定対象体の静電容量の大小に応じて前記平均値を算出するための前記第2の所定数を増減する請求項1または2記載の絶縁抵抗計。
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