JP6217253B2 - 吸引搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は吸引搬送装置及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)を記録ヘッドとして用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。
このような画像形成装置において、被記録媒体である用紙を、エアー吸引によって、用紙を案内する搬送ガイド部材(プラテン部材ともいう。)に吸着させて搬送する吸引搬送装置を使用するものが知られている。
従来、プラテン部材と、プラテン部材の複数のエアー吸引孔が通じる空気室と、空気室を封止するように設けられ、複数の空気室に接続される複数の接続孔が形成された封止部材と、空気室に接続された封止部材上の空間を吸引する吸引部と、空気室に設けられ接続孔と封止部材の一部とを覆う被覆部材と、接続孔が閉塞されるように被覆部材を封止部材側へ付勢する付勢部材と、接続孔が開くように被覆部材を封止部材から離れる方向へ押圧可能な押圧部と、空気室において支持部材と封止基板との間に設けられ、支持部材とは異なる部分に保持され、付勢部材を支持する付勢部材支持部を備える記録媒体支持装置が知られている(特許文献1)。
特開2012−061813号公報
ところで、エアー吸引で被記録媒体を搬送する吸引搬送装置にあっては、中空の吸引室に接する搬送ガイド部材の領域が広くなると、エアー吸引によって搬送ガイド部材が変形し、安定した搬送を行うことができず、画像品質も低下することになる。
一方で、搬送ガイド部材の変形を抑えるためには、吸引室を細かく隔壁で区切り、一つ当たりの吸引室の面積を小さくすることが有効であるが、このようにした場合、隔壁部に吸引孔を形成できないことから、吸引不可領域が増えて吸引力が減少し、また搬送位置によって変動してしまう。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、エアー吸引よる吸引力を維持しつつ搬送ガイド部材の変形を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る吸引搬送装置は、
被記録媒体を案内する搬送ガイド部材と、
前記搬送ガイド部材に形成された複数の吸引孔が通じる吸引室と、
前記吸引室の空気を吸引する吸引手段と、を備え、
前記吸引室内には、前記搬送ガイド部材が前記吸引室内部に向かう方向に変形したときに、所定量以上の変形を規制する規制手段が設けられ
前記規制手段は、前記吸引室の壁面に対向する前記搬送ガイド部材の対向面に設けられた規制部材を有し、
前記規制部材は、前記吸引室の壁面に所定のギャップを置いて対向している
構成とした。
本発明によれば、エアー吸引よる搬送ガイド部材の変形を抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の外観斜視説明図である。 同装置の模式的側面説明図である。 同装置の印字機構部の要部平面説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する側面説明図である。 同じく作用説明に供する要部側面説明図である。 同じく搬送ガイド部材の一例を示す斜視説明図である。 同じく搬送ガイド部材の取り付け構造の説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する要部側断面説明図である。 同じく作用説明に供する要部側断面説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する要部側断面説明図である。 同じく作用説明に供する要部側断面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する要部側断面説明図である。 同じく作用説明に供する要部側断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同画像形成装置の外観斜視説明図、図2は同装置の模式的側面説明図、図3は同装置の印字機構部の要部平面説明図である。
この画像形成装置は、シリアル型画像形成装置であり、装置本体101と、装置本体101の下側に配置した給紙装置102とを備えている。なお、給紙装置102は装置本体101と別体で装置本体101の下側に配置されるものであるが、図2のように装置本体101と一体で設けてもよい。
装置本体101の内部には、給紙装置102から給紙されるロール状媒体であるロール紙120に画像を形成する印字機構部103が配置されている。
また、装置本体101の前面側(印刷され切断されたロール紙120が排出される側を前面とする)には、内部の印字機構部103を開放する開閉可能な開閉カバー104が設けられている。また、装置本体101の前面側には、排出されるロール紙120をガイドする排紙ガイド部材105が設けられている。
印字機構部103は、図3にも示すように、図示しない両側板にガイド部材であるガイドロッド1及びガイドステー2が掛け渡されている。そして、これらのガイドロッド1及びガイドステー2にキャリッジ5が図3の主走査方向(キャリッジ移動方向)に移動可能に保持されている。
キャリッジ5は、主走査方向の一方側に配置される駆動源である主走査モータ6によって、駆動プーリ7、従動プーリ8及びタイミングベルト9を介して移動される。
キャリッジ5には、図3にも示すように、複数(ここでは5個)の記録ヘッド11a〜11e(区別しないときは「記録ヘッド11」という。他の用語についても同様とする。)を搭載している。記録ヘッド11は、液体吐出ヘッド及びこの液体吐出ヘッドに液体を供給するヘッドタンクを一体にしたものである。
複数の記録ヘッド11は、例えば、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のインク液滴を吐出する。また、記録ヘッド11は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。
ここで、記録ヘッド11aと記録ヘッド11b〜11eは主走査方向と直交する方向である副走査方向に1ヘッド分(1ノズル列分)位置をずらして配置されている。また、記録ヘッド11a〜11eはいずれも2列のノズル列を有している。そして、記録ヘッド11aと11bはいずれも同色である黒色の液滴を吐出し、記録ヘッド11c〜11eはそれぞれマゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y)の液滴を吐出する。
これにより、モノクロ画像については記録ヘッド11a、11bを使用して1スキャン(主走査)で2ヘッド分の幅(印字幅)で画像を形成でき、カラー画像については例えば記録ヘッド11b〜11eを使用して形成することができる。
つまり、本実施形態では、記録ヘッド11c〜11eが第1記録ヘッドに、記録ヘッド11a、11bの2つで第1記録ヘッドよりも印字幅が広い第2記録ヘッドを構成する。
なお、モノクロ画像を形成する印字幅の広い第2記録ヘッドを、上記のような記録ヘッド11a、11bの2つのヘッドで構成するのではなく、1つのヘッドで構成してもよい。
記録ヘッド11のヘッドタンクには、メインタンクであるインクカートリッジ10k、10c、10m、10yから供給チューブ16を介して各色のインクが供給される。インクカートリッジ10は、図1に示す装置本体101の前方側に設けられたカートリッジ装着部107に交換可能に装着される。このとき、同じ色の液滴を吐出する2つの記録ヘッド11a、11bには1つのインクカートリッジ10kからインクが供給される。
一方、キャリッジ5の主走査領域のうち、記録領域では、後述する給紙装置102からロール紙120が給送され、搬送手段21によってキャリッジ5の主走査方向と直交する方向(副走査方向、用紙搬送方向)に間欠的に搬送される。
搬送手段21は、給紙装置102から給紙されるロール状媒体であるロール紙120を搬送する搬送ローラ23及び搬送ローラ23に対向配置した加圧ローラ24を有する。そして、後述するように、複数の凹形状部及び吸引穴が形成されたガイド部材である搬送ガイド部材25と、搬送ガイド部材25の吸引穴から吸引を行う吸引機構部26とを有している。
この搬送手段21の下流側には、図2に示すように、記録ヘッド11で画像が形成されたロール紙120を所定の長さで切断する切断手段としてのカッタ27が配置されている。
このカッタ27は、例えばワイヤ或いはタイミングベルト28に取り付けられている。このタイミングベルト28は、図示しない駆動モータで駆動される駆動プーリと従動プーリとの間に掛け回され、駆動モータにより駆動プーリを介してタイミングベルト28を主走査方向に移動することで、カッタ27でロール紙120を所定の長さに切断する。
さらに、キャリッジ5の主走査方向の一方側には搬送ガイド部材25の側方に記録ヘッド11の維持回復を行う維持回復機構30が配置されている。また、キャリッジ5の主走査方向の他方側には、搬送ガイド部材25の側方に記録ヘッド11から画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出を行う空吐出受け34がそれぞれ配置されている。
維持回復機構30は、装置本体101のフレーム部材に保持された第1維持回復部31と、維持回復機構30のフレーム部材に副走査方向に往復移動可能に保持された第2維持回復部32とを有している。第2維持回復部32は記録ヘッド11aの維持回復を行うときには図3の位置にあり、記録ヘッド11b〜11eの維持回復を行うときには第1維持回復部31と同じ副走査方向位置まで移動する。
この維持回復機構30は、例えば記録ヘッド11のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングする吸引キャップ41及び保湿キャップ42を備えている。また、ノズル面を払拭するワイパ部材43、画像形成に寄与しない液滴(空吐出滴)を受ける空吐出受け44などを備えている。
給紙装置102は、上下段にロール体112A、112B(以下、上段の部材には符号に「A」を付して、下段の部材には符号に「B」を付して区別する。他の部材も同様とする。)を有している。
ロール体112は、芯部材である管114に長尺のロール状媒体であるシート(これを上述したように「ロール紙」という。)120をロール状に巻き付けたものである。なお、ロール体は管114及びロール紙120を合わせた部材の総称とする。
そして、装置本体101側には、給紙装置102のロール体112から引き出されるロール紙の下面をガイドするガイド部材130と、ロール紙120を湾曲させて上方に給送する搬送ローラ対131とが配置されている。
搬送ローラ対131を回転駆動することで、ロール体112から繰り出されるロール紙120は、搬送ローラ対131とロール体112間で張られた状態で搬送される。そして、ロール紙120は、搬送ローラ対131を経て、搬送手段21の搬送ローラ23と加圧ローラ24との間に送り込まれる。
このように構成したこの画像形成装置においては、記録ヘッド11を画像情報(印字情報)に応じて駆動して液滴を吐出させながらキャリッジ5を主走査方向に移動して画像形成を行う。キャリッジの移動が完了すると、給紙装置102から給送されるロール紙120を、搬送手段21によって送る。そして、このようなキャリッジ(記録ヘッド)移動による画像形成と搬送手段による送りとを繰り返すことによって、ロール紙120上に所要の画像形成が完了する。画像形成後のロール紙120は、カッタ27で所定の長さにカットされ、装置本体101の前面側の排紙ガイド部材105に案内されて排出される。
次に、本発明の第1実施形態について図4ないし図7も参照して説明する。図4は同実施形態の説明に供する側面説明図、図5は同じく作用説明に供する要部側面説明図、図6は搬送ガイド部材の一例を示す斜視説明図、図7は搬送ガイド部材の取り付け構造の説明図である。
搬送ガイド部材25には、図6に示すように、複数の吸引孔125が形成されている。この搬送ガイド部材25は、図6及び図7に示すように、吸引機構部26の外部に配置された例えば平行棒などの平面度調整部材28を用いて4点(あるいは、3点でもよい)の支持点25aが支持されて取付けられている。
この搬送ガイド部材25と、搬送ガイド部材25の記録ヘッド11と反対側(下面)に配置した吸引機構部26によって吸引搬送装置を構成している。
吸引機構部26は、吸引孔125が通じる吸引室126を形成する吸引室形成部材127と、吸引室126に接続路128を介して接続され、吸引室126の空気を吸引する吸引手段である吸引ファン129とを有している。
そして、吸引室126内には、搬送ガイド部材25が吸引室126内部に向かう方向に変形したときに、所定量以上の変形を規制する規制手段として圧縮スプリングなどの弾性部材131が設けられている。
また、搬送ガイド部材25には、弾性部材151内を配置したロッド部材152が固定されている。
このロッド部材152は吸引室126の壁面部126aを移動可能に貫通し、ロッド部材152の吸引室126の外部に出た先端部には止め具153が設けられている。例えば、ロッド部材152の先端部にはネジを形成して止め具153はナットとすることできる。
ここで、弾性部材151は、吸引室126に対応する搬送ガイド部材25の領域の媒体搬送方向中央部に配置することが好ましい。また、複数の弾性部材151を配置するときには、媒体搬送方向中央部から対称になるように搬送方向に等間隔で配置することが好ましい。
このように構成したので、エアー吸引によって搬送ガイド部材25が吸引室126内部に向かう方向に変形するとき、図5に示すように、搬送ガイド部材25の変形量が所定量を越えると、弾性部材151の復元力が吸引力よりも大きくなる。
したがって、搬送ガイド部材25は所定量以上の変形が抑制される。
このようにして、エアー吸引よる搬送ガイド部材25の変形を抑制することができ、画像品質の低下を抑制できる。
なお、本実施形態では、弾性部材151の復元力が常時搬送ガイド部材25に作用している。しかしながら、搬送ガイド部材25と吸引室126の壁面部126aとの間隔は、広がる方向では、ロッド部材152と止め具153によって規制されている。したがって、搬送ガイド部材25の搬送面が凸方向に(記録ヘッド11側に)歪むことはない。
次に、本発明の第2実施形態について図8及び図9を参照して説明する。図8は同実施形態の説明に供する要部側断面説明図、図9は同じく作用説明に供する要部側断面説明図である。
本実施形態では、搬送ガイド部材25の吸引室126の壁面部126aに対向する対向面には、規制手段を構成する規制部材141が設けられている。ここでは、規制部材141は搬送ガイド部材25に設けた保持部140に固定されている。
規制部材141は、吸引室126の壁面部126aに所定のギャップGを置いて対向している。ギャップGは、例えば0.1mmである。
なお、規制部材141の配置位置などは前記第1実施形態における弾性部材151の配置位置などと同様である。
このように構成したので、エアー吸引によって搬送ガイド部材25が吸引室126内部に向かう方向に変形するとき、変形量が所定量(ギャップG)を越えると、図9に示すように、規制部材141が吸引室126の壁面部126aに突き当たる。
これによって、搬送ガイド部材25の変形が抑えられる。そして、前記第1実施形態のように搬送ガイド部材25に対して吸引室126の内部側から記録ヘッド11側の加圧する力がないので、搬送ガイド部材25の搬送面が凸方向に(記録ヘッド11側に)歪むことを防止する必要がなく、構成が簡単になる。
また、吸引ファン129の回転数変更や、幅の違うロール紙120を用いることによる吸引孔125の閉塞数の変化に伴い、吸引室126の負圧が変化した場合でも、弾性部材151で支える第1実施形態とは異なり、搬送ガイド部材25の変形量が変化することはない。したがって、負圧変動によらず安定した画像品質の維持が可能となる。
次に、本発明の第3実施形態について図10及び図11を参照して説明する。図10は同実施形態の説明に供する要部側断面説明図、図11は同じく作用説明に供する要部側断面説明図である。
本実施形態では、搬送ガイド部材25に対向する吸引室126の壁面部126aに、規制手段を構成する規制部材141が設けられている。ここでは、規制部材141にナット143、143をねじ込んで壁面部126aに固定している。
規制部材141は、搬送ガイド部材25の対向面に所定のギャップGを置いて対向している。
このように構成したので、エアー吸引によって搬送ガイド部材25が吸引室126内部に向かう方向に変形するとき、変形量が所定量(ギャップG)を越えると、図11に示すように、搬送ガイド部材25が規制部材141に突き当たる。
これによって、搬送ガイド部材25の変形が抑えられる。そして、本実施形態でも、搬送ガイド部材25に対して吸引室126の内部側から記録ヘッド11側の加圧する力がないので、搬送ガイド部材25の搬送面が凸方向に(記録ヘッド11側に)歪むことを防止する必要がなく、構成が簡単になり、また負圧変動により搬送ガイド部材25の変形量が変わらないため、安定した画像品質を維持できる。
また、搬送ガイド部材25の吸引面に規制部材141が固定されていない構造であるため、吸引孔125の形成位置が制約されず、全面に吸引孔125を形成して、ロール紙120の位置によらず安定した吸引が可能となる。
次に、本発明の第4実施形態について図12及び図13を参照して説明する。図12は同実施形態の説明に供する要部側断面説明図、図13は同じく作用説明に供する要部側断面説明図である。
本実施形態では、搬送ガイド部材25とこれに対向する吸引室126の壁面部126aとの間に、規制部材141を移動可能に配置している。ここでは、搬送ガイド部材25に設けた保持部144にて規制部材141の端部を移動可能に保持している。
このとき、規制部材141の端面と搬送ガイド部材25との間にはギャップGが形成される。
このように構成したので、エアー吸引によって搬送ガイド部材25が吸引室126内部に向かう方向に変形するとき、変形が所定量(ギャップG)を越えると、図13に示すように、搬送ガイド部材25が規制部材141に突き当たる。
これによって、搬送ガイド部材25の変形が抑えられる。
つまり、搬送ガイド部材25とこれに対向する吸引室126の壁面部126aとの間に、搬送ガイド部材25とこれに対向する吸引室126の壁面部126aの距離よりも短い部材を配置することで、搬送ガイド部材25が所定量以上変形することを防止できる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味である。また、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
さらに、上記実施形態ではロール紙を使用する画像形成装置で説明しているが、シートを使用する画像形成装置にも同様に適用することができる。
5 キャリッジ
11、11a〜11e 記録ヘッド
10、10k、10c、10m、10y インクカートリッジ
25 搬送ガイド部材(ガイド部材)
26 吸引機構部
51、51A、51B ヘッドホルダ
101 装置本体
102 給紙装置
103 画像形成部
125 吸引孔
126 吸引室
129 吸引ファン
131 弾性部材
132 ロッド部材
133 止め具
141 規制部材
G ギャップ

Claims (3)

  1. 被記録媒体を案内する搬送ガイド部材と、
    前記搬送ガイド部材に形成された複数の吸引孔が通じる吸引室と、
    前記吸引室の空気を吸引する吸引手段と、を備え、
    前記吸引室内には、前記搬送ガイド部材が前記吸引室内部に向かう方向に変形したときに、所定量以上の変形を規制する規制手段が設けられ
    前記規制手段は、前記吸引室の壁面に対向する前記搬送ガイド部材の対向面に設けられた規制部材を有し、
    前記規制部材は、前記吸引室の壁面に所定のギャップを置いて対向している
    ことを特徴とする吸引搬送装置。
  2. 被記録媒体を案内する搬送ガイド部材と、
    前記搬送ガイド部材に形成された複数の吸引孔が通じる吸引室と、
    前記吸引室の空気を吸引する吸引手段と、を備え、
    前記吸引室内には、前記搬送ガイド部材が前記吸引室内部に向かう方向に変形したときに、所定量以上の変形を規制する規制手段が設けられ、
    前記規制部材は、前記搬送ガイド部材に対向する前記吸引室の壁面に設けられた規制部材を有し、
    前記規制部材は、前記搬送ガイド部材に所定のギャップを置いて対向している
    ことを特徴とする吸引搬送装置。
  3. 請求項1又は2に記載の吸引搬送装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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