JP6216427B1 - 隙間閉塞体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取付け作業が容易であって、正確な位置に取付けることができる隙間閉塞体の提供。【解決手段】 隙間閉塞体1は、先行貼着部14および後続貼着部16を備え、先行貼着部14を後続貼着部16に先行して天井面6に貼着することで積層体の設置位置を決めて保持させた状態とし、この状態で後続貼着部16を貼着するから、基材10の貼着作業が容易であり、しかも所定の位置に正確に貼着できて、床スラブ2にある隙間を確実に閉塞することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、床スラブ等の壁体に形成した挿通穴を配管が挿通した状態において、挿通穴と配管の間を閉塞する隙間閉塞体に関する。
高層階建築物のスラブに排水管等の配管を挿通させる際に、スラブに挿通穴(「スリーブ穴」とも称する)を形成し、この挿通穴に配管を挿通させる。挿通穴に配管を挿通した後には、挿通穴をモルタルで埋戻すことが行われる。しかしながら、施工時のモルタルは未硬化で流動性があるためその場に留める必要性があって、このため従来から、挿通穴と配管の間を閉塞するようにしてモルタルをその下側で受けるようにした隙間閉塞体が用いられる。
例えば特許文献1に、この種の隙間閉塞体である、埋戻し補助体が提案されている。特許文献1の隙間閉塞体は、全体をシート状として一方の面の全面に粘着層が施され、粘着層の全面が一枚の剥離紙で覆われている。剥離紙は、粘着層に剥離可能に貼付けられている。
隙間閉塞体には、その面方向中心部に放射状の切込み部が形成されており、これら切込み部によりフラップとなるフラップ予定部を、複数箇所に備えている。切込み部のうちの一本は、隙間閉塞体の縁まで延長されて、隙間閉塞体の一部を分割する切割り部を兼用している。隙間閉塞体の一部は、切割り部を介して、一方側領域部分および他方側領域部分を備える。
特許文献1の隙間閉塞体は、次のようにして配管およびスラブに固定される。例えば、
(1)隙間閉塞体を切割り部で分割するよう開き、面方向中心部に配管を嵌め込むよう、隙間閉塞体を配管に外嵌させる。
(2)切割り部に対する一方側領域部分をスラブの下面に当てて支えた状態としつつ、切割り部に対し、フラップのうちの幾つかを含む他方側領域部分に貼着された一部の剥離紙を剥離させて、粘着層の一部を露出させる。
(3)露出させた粘着層のうち、フラップに施された部分を配管の外周面に貼り付け、それ以外の部分をスラブの表面に下方から貼り付ける。
(4)切割り部に対し、残りのフラップ含む一方側領域部分に貼着された、残りの一部の剥離紙を剥離させ、粘着層を露出させる。
(5)露出させた粘着層のうち、残りのフラップに施された部分を配管の外周面に貼り付け、それ以外の部分をスラブの表面に下方から貼り付ける。
という取付け手順である。
実開平06−61944号公報
特許文献1の隙間閉塞体では、粘着層の全面が一枚の剥離紙で覆われている。このため、上記のように、隙間閉塞体の設置に際し、隙間閉塞体を切割り部で開いて配管を嵌め込み、切割り部に対する一方側領域部分をスラブの下面に当てて支えた状態としつつ、切割り部に対し、フラップのうちの幾つかを含む他方側領域部分に貼着された一部の剥離紙を剥離させ、露出させた粘着層のうち、フラップに施された部分を配管の外周面に貼り付け、それ以外の部分をスラブの表面に下方から貼り付け、切割り部に対し、残りのフラップ含む一方側領域部分に貼着された、残りの一部の剥離紙を剥離させ、露出させた粘着層のうち、残りのフラップに施された部分を配管の外周面に貼り付け、それ以外の部分をスラブの表面に下方から貼り付ける、といった取付け手順を必要とする。
このように、特許文献1の隙間閉塞体では、設置作業が煩雑であり、一人での作業が難しいことに加えて作業性が悪い。加えて、フラップが配管の正規の位置から位置ずれして貼着されてしまうというおそれがある。
そこで本発明は、取付け作業が容易であって、正確な位置に取付けることができる隙間閉塞体の提供を課題とする。
本発明は、壁体の壁面に形成された挿通穴と該挿通穴を挿通した配管との間の隙間を閉塞するための隙間閉塞体であって、一方側表面の略全面に粘着層が施されたシート状の基材と、前記粘着層の全面に剥離可能に貼付けられた剥離シートとを備えた積層体とされ、前記基材は、前記配管の外周面に貼着される複数のフラップとなるよう、切込線部の形成により設けられた複数のフラップ予定部と、前記壁体の壁面に先行して貼着される先行貼着部と、前記先行貼着部以外であって、前記フラップ予定部を含み前記先行貼着部が前記壁面に貼着された後に該壁面に貼着される後続貼着部とを備え、前記剥離シートは、前記先行貼着部と前記後続貼着部との境界に形成された剥離線部により、前記先行貼着部に貼着された第一剥離部と、該第一剥離部とは分断され前記後続貼着部に貼着された第二剥離部とを備え、前記剥離線部は、前記切込線部に対し前記積層体の面方向外側位置に配置されたことを特徴としている。
上記構成を備えた本発明の隙間閉塞体では、その一方側表面が剥離シートを介して壁体の壁面に当たるように重ねるとともに、配管の外周面にフラップ予定部を当てることでフラップ予定部を配管の外周面に沿うよう折ってフラップとし、基材の先行貼着部に相当する部分を、積層体の後続貼着部に対して剥離線部の位置で壁面から離れる方向に折り、剥離シートのうち第一剥離部を先行貼着部から剥離し、先行貼着部を壁面側に戻して粘着層の粘着力により先行貼着部を壁体の壁面に貼着することで、基材を壁面に止めて基材を位置決めし、基材の後続貼着部を先行貼着部に対して切込線部で壁面から離れる方向に折り、剥離シートのうち第二剥離部を、フラップ部を含む後続貼着部から剥離し、粘着層によってフラップ部を配管の外周面に貼着するとともにフラップ部以外の後続貼着部を壁面に貼着するようにして、壁体の挿通穴を配管が挿通した状態において、挿通穴と配管の間の隙間を閉塞する。つまり、先行貼着部による位置決め状態で後続貼着部を、壁面および配管の外周面に貼着できるため、設置時に壁面および配管に対して、位置ずれが生じにくい。
本発明の隙間閉塞体では、前記剥離線部は、前記第一剥離部の面積が前記第二剥離部の面積に比べて小さく設定される部位に位置付けられた構成を採用できる。
上記構成のように、第一剥離部の面積を第二剥離部の面積に比べて小さく設定することで、面積を小さくした分だけ先行貼着部の面積が小さくなり、第一剥離部の剥離面積が小さいことで、その剥離作業および壁面への貼着作業が楽である。
本発明の隙間閉塞体では、前記切込線部は、前記積層体の面方向中心部を基準として放射状に形成され、前記積層体の面方向中心部から端縁に亘る分断線部の形成により、前記積層体の一部が前記分断線部を介して二つの分断部に分断されており、該分断部は前記後続貼着部側に形成され、前記剥離線部は、前記面方向中心部を基準に、前記後続貼着部のうち前記分断線部を形成した側とは反対側にあって、且つ前記切込線部に対し前記面方向外側位置に形成された構成を採用できる。
上記構成のように、剥離線部を、積層体の面方向中心部を基準に、分断線部を形成した後続貼着部側とは反対側で、且つ切込線部に対し面方向外側位置に形成したことで、フラップ予定部から外れ、且つ分断線部から外れた部分に先行貼着部が形成される。このため、分断線部を介した配管の嵌込み、およびフラップの配管への貼着作業を先行貼着部が阻害しない。
本発明の隙間閉塞体では、前記積層体は矩形に形成され、前記剥離線部は、前記積層体の矩形縁のうちの隣合う端縁に亘って形成された構成を採用できる。
上記構成によれば、剥離線部が積層体の矩形縁のうちの隣合う端縁に亘ることで、第一剥離部は剥離シートの一つの角を含むことになるから、第一剥離部を剥離させ易い。
本発明の隙間閉塞体では、前記剥離線部の途中部分が、前記切込線部に接触している構成を採用できる。
上記構成のように、剥離線部の途中部分が切込線部の端部に接触していれば、剥離シートの第二剥離部は、切込線部を境界に二分可能となるから、その分だけ、第二剥離部を剥離させる際の作業性が向上する。
本発明の隙間閉塞体では、前記剥離線部の途中部分が、前記分断線部の延長上に交差した位置に配置された構成を採用できる。
上記構成の隙間閉塞体では、積層体の面方向中心部を基準に、分断線部を形成した後続貼着部側とは反対側にあって、且つ切込線部に対し面方向外側位置に配置された剥離線部の位置を基準に、先行貼着部を壁面に貼着させた状態の基材を折って、壁面および配管の外周面に後続貼着部の貼着を行える。また、後続貼着部を分断線部を介して別々に折れるから、その分だけ作業性が向上する。
本発明は上記いずれかに記載の隙間閉塞体であって、壁体に貫通するよう形成した挿通穴を配管が挿通した状態において、前記挿通穴を埋戻した埋戻材を留めるべく、前記壁体の壁面における前記挿通穴の外周部、および前記配管の外周面の一部に貼着される構成を採用できる。
上記構成を備えた本発明の隙間閉塞体では、その一方側表面が剥離シートを介して壁体の壁面に当たるように重ねるとともに、配管の外周面にフラップ予定部を当てることでフラップ予定部を配管の外周面に沿うよう折ってフラップとし、基材の先行貼着部に相当する部分を、積層体の後続貼着部に対して剥離線部の位置で壁面から離れる方向に折り、剥離シートのうち第一剥離部を先行貼着部から剥離し、先行貼着部を壁面側に戻して粘着層の粘着力により先行貼着部を壁体の壁面に貼着することで、基材を壁面に止めて位置決めし、基材の後続貼着部を先行貼着部に対して切込線部で壁面から離れる方向に折り、剥離シートのうち第二剥離部を、フラップ部を含む後続貼着部から剥離し、粘着層によってフラップ部を配管の外周面に貼着するとともにフラップ部以外の後続貼着部を壁面に貼着するようにして、壁体の挿通穴を配管が挿通した状態において、挿通穴を埋戻した埋戻材を留める。つまり、先行貼着部による位置決め状態で後続貼着部を、壁面および配管の外周面に貼着できるため、設置時に壁面および配管に対して、位置ずれが生じにくい。
本発明の隙間閉塞体では、基材の一方側表面に施された粘着層に剥離可能に貼付けられた剥離シートが、基材の先行貼着部と後続貼着部との境界に形成した剥離線部により分割されて、先行貼着部に貼着された第一剥離部と、後続貼着部に貼着された第二剥離部とを備えているから、第一剥離部を先行貼着部から剥離してこれを壁面に貼着し、壁面に位置決めした状態で後続貼着部を壁面、あるいは配管に貼着する手順により、隙間閉塞体の取付け作業性を著しく向上させ得る。
本発明の一実施形態に係る隙間閉塞体の、取付け対象部位への取付け状態を表す一部断面図である。 同隙間閉塞体の分解斜視図である。 同隙間閉塞体の単体図であり、基材側からの平面図である。 同隙間閉塞体の、剥離シート側からの平面図である。 同隙間閉塞体の、厚み方向からの平面図である。 同隙間閉塞体の取付け対象部位への取付け途中を表し、支持工程の説明図である。 同隙間閉塞体の取付け対象部位への取付け途中を表し、先行貼着部貼着工程の説明図である。 同隙間閉塞体の取付け対象部位への取付け途中を表し、後続貼着部貼着工程の説明図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の単体図であり、分解斜視図である。 同隙間閉塞体の、剥離シート側からの平面図である。 本発明の他の実施形態に係る隙間閉塞体の単体図であり、分解平面図である。 同隙間閉塞体における分割積層体の、組付後の平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る隙間閉塞体を、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、隙間閉塞体1は、多層階構造物の壁体である床スラブ2の一部に、上下方向に貫通して形成した挿通穴3に、排水管である円筒状の配管4を挿通させた状態において、配管4と挿通穴3との隙間を閉塞するようにして、挿通穴3を埋戻した未硬化のモルタル5(埋戻し材の一例)を留めるために用いられる。
すなわち、隙間閉塞体1は、モルタル5を床スラブ2の下側で留めるよう配置され、隙間閉塞体1の取付け対象部位は、床スラブ2の天井面6および配管4である。具体的には、隙間閉塞体1は、床スラブ2の壁面である天井面6における挿通穴3の外周部、および配管4の外周面7の一部に貼着される。
図2に示すように、隙間閉塞体1は、シート状の基材10と、剥離シート11を備えた積層体とされている。図3a,図3bに示すように、基材10および剥離シート11の積層体は、四つの端縁1a,1b,1c,1dを備えた矩形に形成されている。この場合の矩形とは長方形であり、一方の一対の端縁1a,1cに対し、他方の一対の端縁1b,1dのほうが長く形成されている。
基材10はウレタンフォームにより形成され、図3cに示すように、一方側表面の略全面に粘着層12が施され、他方側表面の略全面に、不燃性材料である金属箔13が固着(貼着)されてなる。基材10は、先行貼着部14、フラップ予定部15を含む後続貼着部16、および巻付帯予定部17を備える。先行貼着部14は先行して天井面6に貼着される部分である。後続貼着部16は、先行貼着部14が天井面6に貼着された後に、天井面6に貼着される部分である。特に、フラップ予定部15は、配管4の外周面7に貼着されるフラップ15A(図1参照)となる部分である。巻付帯予定部17は、フラップ15Aに外側から巻付ける巻付帯17A(図1参照)となる部分である。なお、図2に先行貼着部14と後続貼着部16との境界に仮想線を付した。
剥離シート11には剥離紙が用いられており、剥離シート11は粘着層12を介して基材10の全面に剥離可能に貼付けられている。剥離シート11は、第一剥離部11A、第二剥離部11Bを備えている。第一剥離部11Aは、基材10の先行貼着部14に貼着されている部分である。第二剥離部11Bは、基材10の、フラップ予定部15を含む後続貼着部16に貼着されている部分である。
以下の説明において、後述する切込線部L1、分断線部L2、および巻付帯切除線部L3は、積層体すなわち基材10および剥離シート11の厚み方向に亘って形成され、横通線部L4は基材10にのみ形成され、剥離線部L5は、剥離シート11のみに形成されている。
ここで、説明の便宜上、巻付帯予定部17について説明する。巻付帯予定部17は、基材10に横通線部L4が形成されることで設けられている。横通線部L4は、基材10の長手方向一方側の端寄りに、短辺側の端縁1a,1cと平行に形成されている。横通線部L4は、配管4の外周面7に貼着されるフラップ15Aに、外側から巻付ける巻付帯17Aとなる巻付帯予定部17を形成するための、直線状の切込みである。横通線部L4は、互いに平行に、2本配置されている。各横通線部L4は、一方の長辺側の端縁1bから他方の長辺側の端縁1dに亘って直線状に形成されている。
積層体において、基材10の巻付帯予定部17を除く領域は、四辺が等しい長さの正方形領域18となっている。したがって、隙間閉塞体1(積層体)は、正方形領域18と、巻付帯予定部17を備えた帯状領域19とを備える。正方形領域18における面方向略中心部には、補助穴1Aが厚み方向に貫通して形成されている。フラップ予定部15は、補助穴1Aの周りに配置されており、フラップ予定部15の径内方向側端縁は円弧状に形成されている。なお、この面方向とは、正方形領域18において、円形の補助穴1Aを中心とした積層体の、平面上での広がり方向を意味する。
図2、図3に示すように、正方形領域18において、積層体には前記切込線部L1が形成されている。切込線部L1は、フラップ予定部15を形成するための直線状の切込みである。切込線部L1は、補助穴1Aの仮想中心を中心として放射状に形成されている。該仮想中心を中心とする各切込線部L1の長さは、等しく設定されている。本実施形態では、切込線部L1は周方向に等間隔で8本形成されている。したがって、フラップ予定部15は、切込線部L1によって、補助穴1A周りの8箇所に形成されている。各フラップ予定部15は、同一の扇形状に形成されている。
正方形領域18において、積層体には前記分断線部L2が形成されている。分断線部L2は、後続貼着部16において、積層体の一部を2つの分断部16A(図2参照)に分断する直線状の切込みである。すなわち分断部16Aは、後続貼着部16の一部であり、分断線部L2を介してその両側にあって、同一平面内に配置されている。各分断部16Aに振り分けて、フラップ予定部15が設けられている。分断線部L2は、切込線部L1のうちの1本の切込線部L1(L1a)の先端に接続して、1つの端縁1bまで延長されている。この場合の1つの端縁1bは、長辺側の端縁1bであり、切込線部L1(L1a)は、短辺側の端縁1a,1bに平行に形成されている。
正方形領域18において、剥離シート11には剥離線部L5が形成されている。剥離線部L5は、基材10における先行貼着部14と後続貼着部16との境界に形成されている。剥離線部L5は、補助穴1Aの中心を基準に、分断線部L2を形成した側とは反対側の領域にあって、且つ切込線部L1に対し面方向外側位置に形成されている。
剥離線部L5は長手方向に沿う直線状に形成され、その途中部分が、複数の切込線部L1のうち、補助穴1Aの中心を基準にして、分断線部L2を形成した反対側の切込線部L1(L1b)の先端に連続している。換言すれば、剥離線部L5の途中部分が、分断線部L2の延長上に交差した位置に配置されている。この場合の面方向外側とは、面方向中心に配置された補助穴1Aを中心として、径外方向へ外れる側である。連続とは、直交する方向で接続されている状態を意味する。
剥離線部L5により、剥離シート11は、先行貼着部14に貼着されている第一剥離部11Aと、後続貼着部16に貼着されている第二剥離部11Bとを備える。第一剥離部11Aの面積は、第二剥離部11Bの合計面積に比べて小さく形成されている。換言すれば、剥離線部L5は、第一剥離部11Aの面積を第二剥離部11Bの面積に比べて小さくする位置に形成されている。なお、剥離線部L5は、製品製造の便宜上から、剥離シート11の端縁1cに達するよう帯状領域19に延長されている。
切込線部L1および分断線部L2は、基材10および剥離シート11の厚み方向に亘って形成され、剥離シート11において、剥離線部L5の途中部分が、補助穴1Aの中心を基準にして、分断線部L2を形成した反対側の切込線部L1(L1b)の先端に連続している構成である構成から、第二剥離部11Bは、切込線部L1および分断線部L2を介して、2枚の分割剥離部110に分割されている。
図3bに示すように、前記巻付帯切除線部L3は、正方形領域18と帯状領域19との境界に一致する位置で、剥離線部L5の途中部分に接続されるよう、積層体の端縁1dから直線状に延長して形成されている。
上記構成の隙間閉塞体1は、多層階構造物の床スラブ2の一部を貫通して形成した上下方向の挿通穴3に配管4を挿通させた状態において、挿通穴3と配管4との間の隙間を閉塞するようにして、挿通穴3を埋戻した未硬化のモルタル5を落下させないように用いられる。
この隙間閉塞体1は、一例として、次の手順で設置される。以下には、(1)「分離工程」、(2)「支持工程」、(3)「先行貼着部貼着工程(位置決め工程)」、(4)「後続貼着部貼着工程」、(5)「巻付工程」、の順で前記隙間を閉塞する場合を説明する。
(1)「分離工程」
分離工程は、帯状領域19と正方形領域18とを分離する工程である。作業者は、帯状領域19を正方形領域18から分離して、正方形領域18のみで扱えるように準備する。この際、積層体には巻付帯切除線部L3が形成され、基材10には横通線部L4が形成されているから、作業者は、剥離シート11を、正方形領域18と帯状領域19との境界位置に沿うよう切除するのみで、容易に帯状領域19を正方形領域18から分離できる。
(2)「支持工程」
支持工程は、隙間閉塞体1を天井面6の所定の位置に支持する工程である。作業者は、正方形領域18において、剥離シート11を剥離させていない状態で、後続貼着部16の分断部16Aどうしを、分断線部L2を介して割って、配管4を分断部16Aの間に嵌め込む。また、先行貼着部14を、剥離シート11を介して天井面6に当てて支持し、フラップ予定部15を除く後続貼着部16(双方の分断部16A)を、剥離シート11を介して天井面6に当てて支持する(図4参照)。
フラップ予定部15は、配管4を分断部16Aの間に嵌め込む際に、配管4の外周面7の長手方向である上下方向に沿うよう折曲げて、フラップ15Aとする。基材10はウレタンフォームにより形成されて弾性を有しているので、フラップ15Aと他の基材10部分とが直交するように、フラップ予定部15を折曲げて癖付けることが好ましい。フラップ予定部15は補助穴1Aの周りに配置されており、フラップ予定部15の径内方向側端縁は、円弧状に形成されている。このためフラップ15Aは、配管4の外周面7に沿い易い。このようにして、作業者は、隙間閉塞体1を、配管4を中心として天井面6に支持する。
(3)「先行貼着部貼着工程(位置決め工程)」
先行貼着部貼着工程(位置決め工程)は、先行貼着部14を天井面6に貼着して、隙間閉塞体1を所定の位置に位置決めする工程である。作業者は、支持工程によって隙間閉塞体1を支持した状態で、先行貼着部14に相当する部分を、後続貼着部16に対して剥離線部L5の位置で天井面6から離れる方向に折る(図5参照)。そして、剥離シート11のうち第一剥離部11Aを、仮想線でしめすように、先行貼着部14から剥離し、先行貼着部14を天井面6に戻して粘着層12の粘着力により先行貼着部14を天井面6に貼着する。
このようにすることにより、隙間閉塞体1の一部が天井面6に固定され(図6参照)、隙間閉塞体1を支持している場所に位置決めすることができる。第一剥離部11Aの面積は、第二剥離部11Bの面積に比べて小さく設定されていることで、その分だけ先行貼着部14の面積が小さくなっており、第一剥離部11Aの剥離面積が小さいことで、その剥離作業および天井面6への先行貼着部14の貼着作業を楽に行うことができる。
(4)「後続貼着部貼着工程」
後続貼着部貼着工程は、後続貼着部16を所定の位置に貼着する工程である。作業者は、後続貼着部16を、先行貼着部14に対して剥離線部L5の位置で天井面6から離れる方向に折り、図6の仮想線で示すように、剥離シート11のうち第二剥離部11Bを、フラップ予定部15を含む後続貼着部16から剥離する。このとき、第二剥離部11Bは、切込線部L1および分断線部L2を介して、2枚の分割剥離部110に分割されている。このため作業者は、第二剥離部11Bの剥離作業がし易い。
続いて作業者は、粘着層12によって、フラップ15A以外の後続貼着部16を天井面6に貼着し、粘着層12によってフラップ15Aを配管4の外周面7に貼着する。この場合、位置決め工程により既に基材10は位置決めされているから、作業者は積層体を支持していなくても、後続貼着部16の貼着ができる。しかも、位置決め工程により既に基材10の先行貼着部14は貼着されて、基材10は位置決めされているから、先行貼着部14を基準とすることで、後続貼着部16を正確な位置に貼着させられる。
正方形領域18に形成された分断線部L2は、後続貼着部16の一部を2つの分断部16Aに分断している。このため作業者は、後続貼着部16における分断部16Aごとに、別々に天井面6に貼着することができる。また、フラップ予定部15は、各分断部16Aに振り分けて設けられている。このため、分断部16Aごとに別々にフラップ15Aを配管4の外周面7のうち、天井面6に近い位置に貼着することができる。
支持工程において、フラップ15Aと他の基材10部分とはできるだけ直交させるようにフラップ予定部15を折曲げてあることにより、フラップ予定部15の基部およびその外周部分近傍の領域でもって、床スラブ2の下側において、挿通穴3と配管4の間の隙間を確実に閉塞することができる。このため、前記隙間に打設されるモルタル5を留めることができる。
(5)「巻付工程」
巻付工程は、フラップ15Aに巻付帯17Aを巻付ける工程である。作業者は、分離工程において予め正方形領域18から取外しておいた帯状領域19が備える巻付帯予定部17を、剥離シート11から取外し、配管4の外周面7に貼着されているフラップ15Aに、外側から巻付帯17Aとして巻付ける。巻付帯17Aは、できるだけフラップ15Aの折曲げ部分に近い位置(フラップ15Aの上端)に巻付けることで、前記隙間の閉塞がいっそう確実になる(図1参照)。
以上のような、「分離工程」、「支持工程」、「先行貼着部貼着工程(位置決め工程)」、「後続貼着部貼着工程」、「巻付工程」を経て、隙間閉塞体1が構造物の取付け対象部位に取付けられる。なお上記では、「分離工程」を初めに行う場合を示したが、「分離工程」は「巻付工程」の前であれば、任意のタイミングで行うことができる。
本発明の実施形態に係る隙間閉塞体1は、先行貼着部14および後続貼着部16を備え、先行貼着部14を後続貼着部16に先行して天井面6に貼着することで積層体の設置位置を決めて保持させた状態とし、この状態で後続貼着部16を貼着するから、基材10の貼着作業が容易であり、しかも所定の位置に正確に貼着できて、前記隙間を確実に閉塞することができる。また、基材10の他方側表面の略全面に、不燃性材料である金属箔13が固着されているから、火災発生時でも隙間閉塞体1の消失が抑えられる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば上記実施形態では、積層体に正方形領域18および帯状領域19を備えた場合を例示した。しかしながら、帯状領域19は必ずしも必要でなく、正方形領域18とは別に製造して準備しておくことができる。また、正方形領域18は正方形としたが、四つの端縁1a,1b,1c,1dに長短を有する矩形や、多角形、あるいは図7に示すように、円形形状とすることができる。
上記実施形態では、剥離線部L5は直線状の切込みの場合を例示した。しかしながら、剥離線部L5は、その一部に曲線状部分を含んでいてもよいし、鋸歯形状部分を含んでいてもよい。また、剥離線部L5は、図8に示すように、傾斜する直線状であってもよい。あるいは図9に示すように、2本あるいはそれ以上の本数の直線の組合せであってもよい。剥離線部L5は、例えば、図10、11に示すように、矩形領域の1つの角部を含むよう、隣合う2辺に亘るよう形成されていてもよい。図10に示す例では、分断線部L2が、補助穴1Aから積層体の一つの角部に亘って形成されている。図11に示す例は、第二剥離部11Bは分割されず1枚である(以下に説明する、図12、13、14の場合も同様)。
上記実施形態では、剥離線部L5は、補助穴1Aの中心を基準に、分断線部L2を形成した側の反対側に相当する領域にあって、且つ切込線部L1に対し面方向外側位置に形成され、しかも切込線部L1の先端に連続している場合を例示した。しかしながら、剥離線部L5は、図12に示すように、分断線部L2を形成した側に相当する領域に配置されていてもよい。これは、分断線部L2を形成した側に相当する領域に剥離線部L5を形成して、分断線部L2を介して、第一剥離部11Aが貼着された先行貼着部を2箇所に形成した構成である。この実施形態では、2箇所の先行貼着部のうちの一方の第一剥離部11Aを剥離してその先行貼着部を天井面に貼着することで隙間閉塞体1を所定の位置に位置決めし、その後に第一剥離部11Aのうちの他方を剥離してその先行貼着部を天井面に貼着し、残りの第二剥離部11Bを基材から剥離してこれを後続貼着部として貼着する、という手順により取付けることが好ましい。但し双方の第一剥離部11Aを剥離して基材の先行貼着部を天井面に貼着し、残りの第二剥離部11Aを剥離して基材の後続貼着部を天井面、あるいは配管の外周面に貼着することもできる。また、図示しないが、剥離線部は、分断線部を基準としてその一方側にのみ形成することもできる。この場合では、第一剥離部を剥離して先行貼着部を天井面に貼着し、その後に残りの第二剥離部を剥離して後続貼着部を天井面、あるいは配管の外周面に貼着する。また、図13に示すように、剥離線部L5は、分断線部L2を形成した側の反対側に相当する領域と、分断線部L2を形成した側の領域の双方に亘るよう形成されていてもよい。
図14に示すように、分断線部L2を形成した側の反対側に相当する領域と、分断線部L2を形成した側の領域の双方に亘り、1つの端縁に分断線部L2が亘るよう形成することもできる。剥離線部L5は、必ずしも切込線部L1に接触させず、離間させた配置でもよく、あるいは切込線部L1に交差させてもよい。
図15a,図15bで表した実施形態における隙間閉塞体1では、8本の切込線部L1のうち4本の切込線部L1を延長させて、4本の剥離線部L5が形成されている。基材10には、1本の分断線部L2が形成され、この分断線部L2は、4本の剥離線部L5のうちの1本に一致した位置に形成されている。
この実施形態では、4本の剥離線部L5によって分割された4つの剥離部11Cを備える。この4つの剥離部11Cのうち何れか1枚分の領域が第一剥離部として用いられ、残りの3枚分の領域が第二剥離部として用いられる。そしてこの場合では、何れの剥離部11Cも第一剥離部、あるいは第二剥離部となり得、第一剥離部および第二剥離部は、フラップ予定部15の一部に対応する領域を有している。
上記実施形態では、隙間閉塞体1は一枚の基材10と、これに剥離可能に貼付けられた剥離シート11とを備えた構成を例示した。しかしながら、図16a,図16bに示すように、積層体は予め2分割された分割積層体100とされ、分割積層体100どうしを組合せることで、隙間閉塞体1とすることも可能である。この場合、剥離線部L5は、何れかの分割積層体100の剥離シート11に形成されるか、双方の分割積層体100の剥離シート11に形成される。
例えば、図16に示すように、一方の分割積層体100に剥離線部L5が設けられている場合では、一方の分割積層体100において、フラップ予定部15の面方向外側位置に第一剥離部11Aが形成され、それ以外の剥離シート11部分が、第二剥離部11Bであり、他方の分割積層体100においては、剥離シート11の全体が第二剥離部11Bとされる。したがって、積層体が予め2分割された分割積層体100から構成されている場合では、一方の分割積層体100を他方の分割積層体100に先んじて取付け、一方の分割積層体100を基準にして、他方の分割積層体100を取付けることで、隙間閉塞体1を容易に、且つ正確に取付け対象部位に取付けることができる。
上記各実施形態では、積層体に補助穴1Aを形成した場合を例示した。しかしながら、補助穴1Aは必ずしも必要ではない。補助穴1Aを形成せずとも、切込線部L1を形成することでフラップ予定部15を形成することができる。
上記各実施形態では、隙間閉塞体1を、多層階構造物の床スラブ2の挿通穴3に配管4を挿通させた状態において、配管4と挿通穴3との隙間を閉塞する未硬化のモルタル5を留めるために用いる場合を例示した。しかしながら、埋戻し材として、モルタルの代わりにコンクリートやパテが用いられる場合があり、この場合でも、本発明の隙間閉塞体1を適用できる。
上記各実施形態では、第二剥離部11Bの面積に比べて第一剥離部11Aの面積を小さく設定した場合を例示した。しかしながら、積層体の形状によっては、第二剥離部11Bの面積に比べて第一剥離部11Aの面積を大きく設定することも可能である。
上記各実施形態では、切込線部L1、分断線部L2、巻付帯切除線部L3、横通線部L4は切込みとしたが、ミシン目による切断線とすることもできる。
上記実施形態では、隙間閉塞体1は、床スラブ2の上下方向の挿通穴3に配管4を挿通させた状態において、挿通穴3と配管4との間の隙間を閉塞するようにして、挿通穴3を埋戻した未硬化のモルタル5を落下させないように用いる場合を例示した。しかしながら、配管としては排水管に限定されず、他に、例えば上下方向に立設された縦壁を貫通する排気ダクト等が考えられる。そして、挿通穴と配管の間の隙間に埋戻し材が施されない場合が考えられる。このような構造物においても、隙間閉塞体を適用させることができる。
埋戻し材が施されていない場合にでも、挿通穴と配管のわずかな隙間を閉塞できるから、例えば、火災時に発生する煙や有毒ガス等が隣接する部屋、上下階に侵入するのを抑制することができる。
1…隙間閉塞体、1A…補助穴、1a,1b,1c,1d…端縁、2…床スラブ、3…挿通穴、4…配管、5…モルタル、6…天井面、7…外周面、10…基材、11…剥離シート、11A…第一剥離部、11B…第二剥離部、12…粘着層、13…金属箔、14…先行貼着部、15…フラップ予定部、15A…フラップ、16…後続貼着部、16A…分断部、17…巻付帯予定部、17A…巻付帯、18…正方形領域、19…帯状領域、100…分割積層体、110…分割剥離部、L1…切込線部、L2…分断線部、L3…巻付帯切除線部、L4…横通線部、L5…剥離線部

Claims (7)

  1. 壁体の壁面に形成された挿通穴と該挿通穴を挿通した配管との間の隙間を閉塞するための隙間閉塞体であって、
    一方側表面の略全面に粘着層が施されたシート状の基材と、前記粘着層の全面に剥離可能に貼付けられた剥離シートとを備えた積層体とされ、
    前記基材は、前記配管の外周面に貼着される複数のフラップとなるよう、切込線部の形成により設けられた複数のフラップ予定部と、
    前記壁体の壁面に先行して貼着される先行貼着部と、
    前記先行貼着部以外であって、前記フラップ予定部を含み前記先行貼着部が前記壁面に貼着された後に該壁面に貼着される後続貼着部と、を備え、
    前記剥離シートは、前記先行貼着部と前記後続貼着部との境界に形成された剥離線部により、前記先行貼着部に貼着された第一剥離部と、該第一剥離部とは分断され前記後続貼着部に貼着された第二剥離部とを備え、
    前記剥離線部は、前記切込線部に対し前記積層体の面方向外側位置に配置されたことを特徴とする隙間閉塞体。
  2. 前記剥離線部は、前記第一剥離部の面積が前記第二剥離部の面積に比べて小さく設定される部位に位置付けられた請求項1に記載の隙間閉塞体。
  3. 前記切込線部は、前記積層体の面方向中心部を基準として放射状に形成され、
    前記積層体の面方向中心部から端縁に亘る分断線部の形成により、前記積層体の一部が前記分断線部を介して二つの分断部に分断されており、該分断部は前記後続貼着部側に形成され、
    前記剥離線部は、前記面方向中心部を基準に、前記後続貼着部のうち前記分断線部を形成した側とは反対側にあって、且つ前記切込線部に対し前記面方向外側位置に形成されている請求項1または請求項2に記載の隙間閉塞体。
  4. 前記積層体は矩形に形成され、
    前記剥離線部は、前記積層体の矩形縁のうちの隣合う端縁に亘って形成されている請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の隙間閉塞体。
  5. 前記剥離線部の途中部分が、前記切込線部に接触している請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の隙間閉塞体。
  6. 前記剥離線部の途中部分が、前記分断線部の延長上に交差した位置に配置されている請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の隙間閉塞体。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の隙間閉塞体であって、壁体に貫通するよう形成した挿通穴を配管が挿通した状態において、前記挿通穴を埋戻した埋戻材を留めるべく、前記壁体の壁面における前記挿通穴の外周部、および前記配管の外周面の一部に貼着されるように構成されている隙間閉塞体。
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