JP6215986B2 - 除塵装置を備えた露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、除塵装置を備えた露光装置に関する。
プリント基板、半導体基板等の各種基板の製造には、フォトレジスト(感光材料)を塗布したワーク(感光性基板)に所定のパターンを露光して焼き付け、その後エッチング工程によりワーク上にパターンを形成するフォトグラフィ技術を用いた露光装置が広く用いられている。このような露光装置には、マスクとワークを密着させて露光するコンタクト露光方式、マスクとワークが非接触のプロキシミティギャップ方式およびプロジェクション方式、マスクを持たないダイレクト露光方式等の各種が知られている。また、ワークの両面を露光する両面露光方式、片面のみに露光を行う片面露光方式も知られている。
いずれの方式の露光装置においても、外部環境において塵、ゴミあるいは異物等(以下では適宜これらを「塵」と総称する)に汚染されたワークが露光装置内に入ると、汚染されたワーク自体に露光欠陥、現像欠陥が生じてしまう。また、ワークを載置する露光テーブルや、マスクを用いる装置ではマスクに塵が転写されてしまい、同様に露光欠陥、現像欠陥の原因となる可能性がある。また、ワークのフォトレジストからの発塵も同様の問題を生じさせる。
特開2002−162749号公報 特開2007−25436号公報 特開2009−157249号公報
特許文献1、2、3は、このような露光装置の除塵対象物(ワーク、露光テーブルあるいはマスク)の除塵を行うため、周面に粘着材を有する除塵ローラ(粘着ローラ)を除塵対象物表面で転動させる除塵装置を提案している。
しかしながら、特許文献1の除塵装置は、除塵ローラがマスクと露光テーブルの上で転動するとき、一旦除塵ローラに付着した塵が再びマスクまたは露光テーブルに移動(再付着)するおそれがある。特許文献2の除塵装置は、マスク除塵用の除塵ローラと露光テーブル除塵用の除塵ローラを個別に設けているが、同様に、一旦除塵ローラに付着した塵が再びマスクまたは露光テーブルに移動(再付着)するおそれがある。特許文献3の除塵装置は、ワーク、露光テーブル及びマスクのそれぞれを除塵する除塵ローラを1つのクリーニングユニットに設けているため、装置が大型化、重量化してしまう。また、特許文献1、2の除塵装置と異なり、ワークの搬送装置との兼用化ができないという問題がある。
本発明は、従来装置についての以上の問題意識に基づき、除塵中に除塵部材(除塵ローラ)に一旦付着して除去された塵、ゴミあるいは異物等が除塵対象物に再付着するおそれのない除塵装置を備えた露光装置を得ることを目的とする。
本発明の除塵装置を備えた露光装置は、感光性基板に対してパターンを露光する露光装置において、前記露光装置内の除塵対象物の除塵表面を複数に分割した分割除塵表面に対応する複数の除塵部材と、前記複数の除塵部材が対応する前記分割除塵表面を除塵するように、前記複数の除塵部材と前記除塵対象物を相対移動させる移動機構と、を備え、前記分割除塵表面は、前記分割除塵表面と前記除塵部材の相対移動方向に並んでいること、及び前記移動機構は、前記複数の除塵部材を前記相対移動方向に個別に移動させること、を特徴としている。
前記複数の除塵部材は、その一態様では、前記除塵対象物の前記除塵表面を2つに分割した第1、第2の分割除塵表面を除塵する第1、第2の除塵部材を有することができ、前記移動機構は、前記第1の除塵部材による前記第1の分割除塵表面の除塵と、前記第2の除塵部材による前記第2の分割除塵表面の除塵を交互に行わせるように複数の前記第1、第2の除塵部材を移動させることができる
本発明の除塵装置を備えた露光装置は、さらに、前記除塵部材に付着した塵を集塵して清掃する集塵装置を備えることができ、前記移動機構は、複数の前記除塵部材をそれぞれ、前記分割除塵表面に接触する接触位置と接触しない非接触位置との間で移動させ、かつ、前記接触位置において、複数の前記除塵部材を前記分割除塵表面に対して移動させ、さらに前記非接触位置において、複数の前記除塵部材を前記集塵装置に接触させて複数の前記除塵部材に付着した塵を前記集塵装置に移して清掃する動作を実行すること、ができる。
本発明の除塵装置を備えた露光装置は、前記露光装置内の前記除塵対象物として、前記感光性基板、露光テーブル及びマスクの1つ以上を含むことができる。
本発明によれば、露光装置中の除塵対象物の除塵中に、除塵部材(除塵ローラ)に一旦付着して除去された塵、ゴミあるいは異物等が除塵対象物に再付着するおそれのない除塵装置を備えた露光装置を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る露光装置の除塵装置の概略構成を示す側面透視図である。 除塵装置(クリーニングユニット)の詳細な構成を示す平面図である。 除塵装置(クリーニングユニット)の詳細な構成を示す側面図である。 除塵ローラと転写ローラとの位置関係を示す二面図である。 第1除塵ローラ及び第2除塵ローラの周長(有効径)と除塵対象物であるワークの除塵表面との関係を示す図である。 第1除塵ローラ及び第2除塵ローラの周長(有効径)と除塵対象物である露光テーブルの除塵表面との関係を示す図である。 第1除塵ローラ及び第2除塵ローラの周長(有効径)と除塵対象物であるマスクの除塵表面との関係を示す図である。 露光装置の除塵装置の動作を示す第1工程図である。 露光装置の除塵装置の動作を示す第2工程図である。 露光装置の除塵装置の動作を示す第3工程図である。 露光装置の除塵装置の動作を示す第4工程図である。 露光装置の除塵装置の動作を示す第5工程図である。 露光装置の除塵装置の動作を示す第6工程図である。 露光装置の除塵装置の動作を示す第7工程図である。
以下、図1ないし図14を参照して、本発明による露光装置の除塵装置の一実施形態について説明する。本実施形態は、マスクとワークを密着させて露光するコンタクト露光方式によりワークの両面に露光するタイプの露光装置EXに本発明を適用したものである。以下の説明におけるx、y、zの各方向は、図中に記載した矢線方向を基準としている。
本実施形態で使用するワーク(感光性基板、除塵対象物)Wは、露光及びエッチング処理後に回路配線として残る金属膜とフォトレジスト層とを両面に夫々積層した平面基材からなる。
<露光装置の全体構成>
図1に示すように、露光装置EXは、図1中の左側から右側に向けて順に、投入部1、第1露光部2、反転部3、第2露光部4、及び排出部5を備えている。
投入部1は、未露光のワーク(感光性基板、除塵対象物)Wを露光装置EXの外部から内部に搬入するための搬入口である。投入部1には、作業者または搬送装置(図示せず)によって搬入されたワークWを載置するためのステージ1aが設けられている。
第1露光部2は、未露光のワークWの第1面(上面)に露光するための露光装置である。第1露光部2は、ワークWを載置する露光テーブル(除塵対象物)8と、この露光テーブル8の上方に位置する所定のパターンが描かれたマスク(除塵対象物)10と、このマスク10の上方に位置する光源14とを備えている。第1露光部2は、露光テーブル8をマスク10に対して昇降させる昇降機構(図示せず)を備えており、この昇降機構によって露光テーブル8をマスク10に向けて上昇させたとき、露光テーブル8に載置されたワークWの第1面(上面)にマスク10が密着する。ワークWとマスク10を密着させた状態で、光源14によってワークWのフォトレジスト層を感光させる波長帯域の光(例えば紫外光)を照射すると、マスク10に描かれた所定のパターンがワークWの第1面(上面)のフォトレジスト層に露光される。なお、露光テーブル8の上面には多数の吸引口(図示せず)が形成されており、この吸引口を通じて空気が吸引されることによって、露光テーブル8の表面にワークWが吸着固定される。
反転部3は、第1露光部2によって第1面(上面)が露光されたワークWの上下面を反転させる反転装置9を備えている。反転部3(反転装置9)によってワークWの上下面を反転させると、露光済みのワークWの第1面が下面を向き、未露光のワークWの第2面が上面を向く。
第2露光部4は、第1面(下面)が露光済みのワークWの第2面(上面)に露光するための露光装置である。第2露光部4の構成は、第1露光部2の構成と同一であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
排出部5は、第1露光部2と第4露光部4によって両面に露光が施されたワークWを露光装置EXの内部から外部へ搬出するための搬出口である。排出部5には、露光済みのワークWを載置するためのステージ5aが設けられており、ステージ5a上に載置されたワークWが作業者または搬送装置(図示せず)によって搬出される。
露光装置EXは、ワークWを保持してこれを投入部1から第1露光部2そして反転部3へと移動させる第1ハンドラ(ワーク移動機構)6を備えている。第1ハンドラ6は、ワークWを投入部1のステージ1aから第1露光部2の露光テーブル8に移動させる搬入ハンドラ6aと、ワークWを第1露光部2の露光テーブル8から反転部3の反転装置9に移動させる搬出ハンドラ6bとを独立した構成要素として備えている。搬入ハンドラ6aと搬出ハンドラ6bは、ワークWを着脱自在に吸着する吸着パッドP(図2、図3)を備えている。搬入ハンドラ6aと搬出ハンドラ6bは、後述する搬送フレーム20によって図1中の左右方向に独立して移動可能となっている。
露光装置EXは、ワークWを保持してこれを反転部3から第2露光部4そして排出部5へと移動させる第2ハンドラ(ワーク移動機構)7を備えている。第2ハンドラ7は、ワークWを反転部3の反転装置9から第2露光部4の露光テーブル8に移動させる搬入ハンドラ7aと、ワークWを第2露光部4の露光テーブル8から排出部5のステージ5aに移動させる搬出ハンドラ7bとを独立した構成要素として備えている。搬入ハンドラ7aと搬出ハンドラ7bは、ワークWを着脱自在に吸着する吸着パッドP(図2、図3)を備えている。搬入ハンドラ7aと搬出ハンドラ7bは、後述する搬送フレーム20によって図1中の左右方向に独立して移動可能となっている。
<除塵装置の構成>
第1露光部2及び第2露光部4にはそれぞれ同一構成の除塵装置(クリーニングユニット)12が設けられている。図2、図3では、第1露光部2に設けられた除塵装置12のみを描いており、第2露光部4の構成要素に対応する符号を括弧書きで示している。
図2、図3に示すように、除塵装置12は、互いに対向する第1除塵装置12aと第2除塵装置12bとを備えている。
第1除塵装置12a及び第2除塵装置12bは、第1露光部2(第2露光部4)内に配置された搬送フレーム20によって保持されている。搬送フレーム20は、y方向(ワーク搬送方向)に延びる固定部材である一対のガイドレール21、この一対のガイドレール21によってy方向(ワーク搬送方向)にスライド自在に支持された一対のy方向移動テーブル22、一対のガイドレール21に跨るようにしてy方向移動テーブル22に掛け渡されたx方向に延びる接続フレーム23、一対のy方向移動テーブル22によってz方向(重力方向)にスライド自在に支持された一対のz方向移動テーブル25、及びこの一対のz方向移動テーブル25からy方向に向けて互いに接近するように突出形成された一対のステー26を備えている。一対のz方向移動テーブル25は、z方向(重力方向)に延びる固定部材である一対のガイドレール24にスライド自在に支持されている。y方向移動テーブル22とz方向移動テーブル25は、図示しないアクチュエータによってガイドレール21とガイドレール24に対してスライドして位置決めされる。
第1除塵装置12aは、回転軸をx方向に向けた第1除塵ローラ(第1除塵部材、除塵部材)16aを備えている。この第1除塵ローラ16aは、一対のステー26の一方の先端部に回転自在に支持されている。第2除塵装置12bは、回転軸をx方向に向けた第2除塵ローラ(第2除塵部材、除塵部材)16bを備えている。この第2除塵ローラ16bは、一対のステー26の他方の先端部に回転自在に支持されている。第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの外周面には粘着材の層が形成されている。第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの材質は、除塵対象に合わせて適宜選択することができ、一般的にはシリコンゴム系の材質が選択される。
搬送フレーム20は、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bを、除塵対象物であるワークW、露光テーブル8またはマスク10の除塵表面に対して接離移動させるとともに、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの周面を除塵対象物の除塵表面に接触させながら回転駆動して、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bと除塵対象物とを相対移動させる移動機構を構成する。搬送フレーム20の移動に従動して、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bが除塵対象物の除塵表面上を回転移動すると、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの外周面の粘着材の粘着力により、除塵対象物の除塵表面上に付着している塵を絡め取ることができる。
露光装置EXには、搬送フレーム(移動機構)20による第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの駆動を制御する制御部16cが備えられている。制御部16cは、第1除塵ローラ16aによる除塵対象物上の転動と第2除塵ローラ16bによる除塵対象物上の転動とを交互に行わせる。すなわち制御部16cは、第1除塵ローラ16aと第2除塵ローラ16bが同時に除塵対象物上を転動しないように搬送フレーム20を制御する。これにより、除塵対象物上で第1除塵ローラ16aと第2除塵ローラ16bが干渉するのを防止することができる。
図2、図3に示すように、搬送フレーム20の一対の接続フレーム23の一方と他方には第1ハンドラ6の搬入ハンドラ6aと搬出ハンドラ6b(第2ハンドラ7の搬入ハンドラ7aと搬出ハンドラ7b)がそれぞれ固定されており、第1除塵ローラ16aと搬入ハンドラ6a(搬入ハンドラ7a)及び第2除塵ローラ16bと搬出ハンドラ6b(搬出ハンドラ7b)は一体となって移動する。すなわち搬送フレーム20は、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bを移動させる移動機構を構成するとともに、第1ハンドラ6及び第2ハンドラ7と協働してワークWを移動させるワーク移動機構を構成している(移動機構とワーク移動機構を兼ねている)。
図1、図3、図4に示すように、露光装置EXは、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの外周面に付着した塵を集塵し外周面を清掃する転写ローラ(集塵装置)18を備えている。転写ローラ18は、第1露光部2及び第2露光部4に設けられたフレーム17(搬送フレーム20とは別個独立している)に支持されている。転写ローラ18は、チェーンやギヤ等の公知の伝達装置を介して、駆動モータ27によって回転駆動され、その外周面には、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bよりも強い粘着力を有するテープが巻かれている。第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bは、その清掃位置において転写ローラ18に接触し、転写ローラ18が回転することによって従動回転する。その結果、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの外周面に付着していた塵は、転写ローラ18の表面に転写されて回収される。このように転写ローラ18によって回収された塵は、転写ローラ18の外周面から粘着テープを一巻分剥ぎ取られることによって、廃棄される。また、剥ぎ取りや転写ローラ18の交換の利便性のため、フレーム17の基部にはガイドレール19が設けられており、不図示のストッパーを外すことによって転写ローラ18を作業者側に引き出すことが可能となっている。またフレーム17には、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bが清掃位置にあるとき、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの静電除去を行うための除電器28が設けられている。
いま、図5、図6、図7を参照しながら、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの周長(有効径)に注目する。図5は露光テーブル8に載置されたワークWを除塵対象物とした場合、図6は露光テーブル8を除塵対象物とした場合、図7はマスク10を除塵対象物とした場合をそれぞれ示している。
図5に示すように、除塵対象物であるワークWの除塵表面WSは、第1除塵表面(分割除塵表面)WS1と第2除塵表面(分割除塵表面)WS2とに均等に分割されており、第1除塵ローラ16aが第1除塵表面WS1上を転動し、第2除塵ローラ16bが第2除塵表面WS2上を転動するようになっている。そして、第1除塵ローラ16aの周長16arは、第1除塵ローラ16aの周面と第1除塵表面WS1との接触移動距離(図5中の第1除塵表面WS1の幅)よりも長く設定されており、第2除塵ローラ16bの周長16brは、第2除塵ローラ16bの周面と第2除塵表面WS2との接触移動距離(図5中の第2除塵表面WS2の幅)よりも長く設定されている。
図6に示すように、除塵対象物である露光テーブル8の除塵表面8Sは、第1除塵表面(分割除塵表面)8S1と第2除塵表面(分割除塵表面)8S2とに均等に分割されており、第1除塵ローラ16aが第1除塵表面8S1上を転動し、第2除塵ローラ16bが第2除塵表面8S2上を転動するようになっている。そして、第1除塵ローラ16aの周長16arは、第1除塵ローラ16aの周面と第1除塵表面8S1との接触移動距離(図6中の第1除塵表面8S1の幅)よりも長く設定されており、第2除塵ローラ16bの周長16brは、第2除塵ローラ16bの周面と第2除塵表面8S2との接触移動距離(図6中の第2除塵表面8S2の幅)よりも長く設定されている。
図7に示すように、除塵対象物であるマスク10の除塵表面10Sは、第1除塵表面(分割除塵表面)10S1と第2除塵表面(分割除塵表面)10S2とに均等に分割されており、第1除塵ローラ16aが第1除塵表面10S1上を転動し、第2除塵ローラ16bが第2除塵表面10S2上を転動するようになっている。そして、第1除塵ローラ16aの周長16arは、第1除塵ローラ16aの周面と第1除塵表面10S1との接触移動距離(図7中の第1除塵表面10S1の幅)よりも長く設定されており、第2除塵ローラ16bの周長16brは、第2除塵ローラ16bの周面と第2除塵表面10S2との接触移動距離(図7中の第2除塵表面10S2の幅)よりも長く設定されている。
したがって、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bが除塵対象物の除塵表面を転動して除塵するとき、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの周面上の同一部分が除塵対象物の除塵表面に二度接触することがない(第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bが1回転未満の転動で除塵する)。このため、除塵中に第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bに一旦付着して除去された塵が除塵対象物に再付着するおそれがなく、再付着に起因する露光欠陥や現像欠陥を未然に防止することができる。
<露光装置の除塵装置の動作>
図8ないし図14を参照して、本実施形態の露光装置EXの除塵装置12の動作を説明する。ここでは、第1露光部2のマスク10と露光テーブル8を除塵対象物として、マスク10を除塵した後に露光テーブル8を除塵する場合を例示して説明する。
まず、作業者または搬送装置(図示せず)によって搬入された未露光のワークWが投入部1のステージ1aに載置される。次いで、第1ハンドラ6の搬入ハンドラ6aによってワークWが投入部1のステージ1aから第1露光部2の露光テーブル8に移動される。露光テーブル8に移動されたワークWは、露光テーブル8の上面に形成された吸引口(図示せず)によって吸着固定される。次いで、昇降機構(図示せず)によって露光テーブル8をマスク10に向けて上昇させて、露光テーブル8に載置されたワークWの第1面(上面)にマスク10を密着させる。次いで、この密着状態で、光源14によってワークWのフォトレジスト層を感光させる波長帯域の光(例えば紫外光)を照射することにより、マスク10に描かれた所定のパターンをワークWの第1面(上面)のフォトレジスト層に露光する。次いで、昇降機構(図示せず)によって露光テーブル8をその上面がパスレベルと面一となるまで下降させるとともに(図1)、露光テーブル8の吸引口(図示せず)によるワークWの吸着を解除する。そして、第1ハンドラ6の搬出ハンドラ6bによってワークWを第1露光部2の露光テーブル8から反転部3の反転装置9に移動させる。
ワークWが反転部3の反転装置9に移動した後に、除塵装置12による第1露光部2のマスク10と露光テーブル8の除塵作業が実行される。
まず、図8に示すように、第1除塵装置12a及び第2除塵装置12bを初期位置に移動させた後、搬送アーム20によって第1除塵装置12aの第1除塵ローラ16aを駆動することで、第1除塵ローラ16aに第1除塵表面10S1上を転動させて、マスク10の第1除塵表面10S1を除塵する。
次いで、図9に示すように、搬送アーム20によって第1除塵ローラ16aを転写ローラ18と接触する清掃位置に移動させ、転写ローラ18を回転させることで第1除塵ローラ16aの清掃を開始する。同時に、搬送アーム20によって第2除塵装置12bの第2除塵ローラ16bを駆動することで、第2除塵ローラ16bに第2除塵表面10S2上を転動させて、マスク10の第2除塵表面10S2を除塵する。
次いで、図10に示すように、搬送アーム20によって第2除塵ローラ16bを転写ローラ18と接触する清掃位置に移動させ、転写ローラ18を回転させることで第2除塵ローラ16bの清掃を開始する。
図11に示すように、第1除塵ローラ16aの清掃が終了すると、第2除塵ローラ16bの清掃を継続したまま、搬送アーム20によって第1除塵装置12aの第1除塵ローラ16aを駆動することで、第1除塵ローラ16aに第1除塵表面8S1上を転動させて、露光テーブル8の第1除塵表面8S1を除塵する。露光テーブル8の第1除塵表面8S1を除塵している間に、第2除塵ローラ16bの清掃が終了する。
次いで、図12に示すように、搬送アーム20によって第1除塵ローラ16aを転写ローラ18と接触する清掃位置に移動させ、転写ローラ18を回転させることで第1除塵ローラ16aの清掃を開始する。同時に、搬送アーム20によって第2除塵装置12bの第2除塵ローラ16bを駆動することで、第2除塵ローラ16bに第2除塵表面8S2上を転動させて、露光テーブル8の第2除塵表面8S2を除塵する。
次いで、図13に示すように、搬送アーム20によって第2除塵ローラ16bを転写ローラ18と接触する清掃位置に移動させ、転写ローラ18を回転させることで第2除塵ローラ16bの清掃を開始する。
最後に、図14に示すように、第1除塵ローラ16aの清掃が終了して第1除塵装置12aを初期位置に移動させ、その後、第2除塵ローラ16bの清掃が終了して第2除塵装置12bを初期位置に移動させる。
以上説明したように、本実施形態の露光装置EXの除塵方法では、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bによる除塵対象物の除塵工程と、除塵工程が終了した第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの周面を転写ローラ18によって清掃する清掃工程とを交互に実行する。
ここでは、第1露光部2における除塵動作を説明したが、第2露光部4においても全く同様の除塵動作が行われる。第1露光部2及び第2露光部4において除塵を行うタイミングは、露光テーブル8とマスク10の間に空間ができるタイミングであればよく、予め一定の露光サイクルで除塵を開始する態様、あるいは任意の露光が完了してワークWが排出したタイミングで除塵を開始する態様が可能である。
また第1露光部2及び第2露光部4において除塵を行う順序はあくまで一例であってこれに限定されるものではない。例えば、第2除塵装置12b(第2除塵ローラ16b)による除塵を先に行って、第1除塵装置12a(第1除塵ローラ16a)による除塵を後に行ってもよい。また露光テーブル8の除塵を先に行って、マスク10の除塵を後に行ってもよい。さらには第1除塵装置12a(第1除塵ローラ16a)と第2除塵装置12b(第2除塵ローラ16b)が同時に除塵動作を開始してもよい。
このように本実施形態によれば、第1除塵ローラ16aの周長16arを、第1除塵ローラ16aの周面と除塵対象物の第1除塵表面(WS1、8S1、10S1)との接触移動距離よりも長く設定し、第2除塵ローラ16bの周長16brを、第2除塵ローラ16bの周面と除塵対象物の第2除塵表面(WS2、8S2、10S2)との接触移動距離よりも長く設定している。したがって、1回の除塵工程において、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bが除塵対象物の除塵表面を転動して除塵するとき、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの周面上の同一部分が除塵対象物の除塵表面に二度接触することがない(第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bが1回転未満の転動で除塵する)。このため、除塵中に第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bに一旦付着して除去された塵が除塵対象物に再付着するおそれがなく、再付着に起因する露光欠陥や現像欠陥を未然に防止することができる。
以上の実施形態では、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの2つの除塵ローラを設けた場合を例示して説明したが、単一の除塵対象物の全除塵表面上を転動する単一の除塵ローラを設ける態様も可能である。この場合、単一の除塵ローラの周長(有効径)を、単一の除塵ローラの周面と除塵対象物の除塵表面との接触移動距離よりも長く設定する。
以上の実施形態では、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの2つの除塵ローラを設けた場合を例示して説明したが、3つ以上の除塵ローラを設ける態様も可能である。この場合、各除塵ローラの周長(有効径)を、各除塵ローラの周面と除塵対象物の各分割除塵表面との接触移動距離よりも長くする。
以上の実施形態では、マスクとワーク(感光性基板)を密着させて露光するコンタクト露光方式によりワークの両面に逐次露光するタイプの露光装置EXを例示して説明したが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではない。例えば本発明は、コンタクト露光方式の他にも、マスクとワークが近接しかつ非接触のプロキシミティギャップ方式、マスクを持たず、光を変調しながら走査しパターンを直接描画するダイレクト露光方式、マスクと基板の間に投影光学系が設けられるプロジェクション方式等の各種の方式の露光装置に適用することができる。また本発明は、ワークの両面を同時に露光する両面同時露光方式やワークの片面のみに露光する片面露光方式の露光装置に適用することができる。
以上の実施形態では、ワークを水平方向に搬送しながら露光を行う横型露光装置を例示して説明したが、ワークを鉛直方向に搬送しながら露光を行う縦型露光装置にも本発明は適用可能である。
以上の実施形態では、ワーク(感光性基板)、露光テーブルまたはマスクを除塵対象物とした場合を例示して説明したが、露光装置の内部において塵が付着し得るあらゆる部材を除塵対象物とすることができる。
以上の実施形態では、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bに付着した塵を集塵する転写ローラ(集塵装置)18を用いた場合を例示して説明した。しかし転写ローラ(集塵装置)18を省略して、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bによる除塵動作が終了する度に、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの外周面から粘着材(粘着テープ)を一巻分剥ぎ取る態様も可能である。この態様では、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの外周面から粘着材(粘着テープ)を剥ぎ取る度にその周長が小さくなっていくので、粘着材(粘着テープ)の巻き量が最も少ない状態を基準として、第1除塵ローラ16a及び第2除塵ローラ16bの周長を設定する。
EX 露光装置
W ワーク(感光性基板、除塵対象物)
WS 除塵表面
WS1 第1除塵表面(分割除塵表面)
WS2 第2除塵表面(分割除塵表面)
1 投入部
1a ステージ
2 第1露光部
3 反転部
4 第2露光部
5 排出部
5a ステージ
6 第1ハンドラ(ワーク移動機構)
6a 搬入ハンドラ
6b 搬出ハンドラ
7 第2ハンドラ(ワーク移動機構)
7a 搬入ハンドラ
7b 搬出ハンドラ
8 露光テーブル(除塵対象物)
8S 除塵表面
8S1 第1除塵表面(分割除塵表面)
8S2 第2除塵表面(分割除塵表面)
9 反転装置
10 マスク(除塵対象物)
10S 除塵表面
10S1 第1除塵表面(分割除塵表面)
10S2 第2除塵表面(分割除塵表面)
12 除塵装置(クリーニングユニット)
12a 第1除塵装置
12b 第2除塵装置
14 光源
16a 第1除塵ローラ(第1除塵部材、除塵部材)
16ar 第1除塵ローラの周長(有効径)
16b 第2除塵ローラ(第2除塵部材、除塵部材)
16br 第2除塵ローラの周長(有効径)
16c 制御部
17 フレーム
18 転写ローラ(集塵装置)
19 ガイドレール
20 搬送フレーム(移動機構、ワーク移動機構)
21 ガイドレール
22 y方向移動テーブル
23 接続フレーム
24 ガイドレール
25 z方向移動テーブル
26 ステー
27 駆動モータ
28 除電器

Claims (4)

  1. 感光性基板に対してパターンを露光する露光装置において、
    前記露光装置内の除塵対象物の除塵表面を複数に分割した分割除塵表面に対応する複数の除塵部材と、
    前記複数の除塵部材が対応する前記分割除塵表面を除塵するように、前記複数の除塵部材と前記除塵対象物を相対移動させる移動機構と、
    備え、
    前記分割除塵表面は、前記分割除塵表面と前記除塵部材の相対移動方向に並んでいること、及び
    前記移動機構は、前記複数の除塵部材を前記相対移動方向に個別に移動させること、を特徴とする除塵装置を備えた露光装置
  2. 請求項1記載の除塵装置を備えた露光装置において、
    前記複数の除塵部材は、前記除塵対象物の前記除塵表面を2つに分割した第1、第2の分割除塵表面を除塵する第1、第2の除塵部材を有し、
    前記移動機構は、前記第1の除塵部材による前記第1の分割除塵表面の除塵と、前記第2の除塵部材による前記第2の分割除塵表面の除塵を交互に行わせるように複数の前記第1、第2の除塵部材を移動させる除塵装置を備えた露光装置
  3. 請求項1または2記載の除塵装置を備えた露光装置において、
    さらに、前記除塵部材に付着した塵を集塵して清掃する集塵装置を備え、
    前記移動機構が、複数の前記除塵部材をそれぞれ、前記分割除塵表面に接触する接触位置と接触しない非接触位置との間で移動させ、かつ、前記接触位置において、複数の前記除塵部材を前記分割除塵表面に対して移動させ、さらに前記非接触位置において、複数の前記除塵部材を前記集塵装置に接触させて複数の前記除塵部材に付着した塵を前記集塵装置に移して清掃する動作を実行すること、を特徴とする除塵装置を備えた露光装置
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の除塵装置を備えた露光装置において、
    前記除塵対象物は、前記感光性基板、露光テーブル及びマスクの1つ以上を含んでいる除塵装置を備えた露光装置
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