JP6215679B2 - 補強土擁壁及びその構築方法 - Google Patents
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Description
出願人は、補強土擁壁に係る発明として、以下の特許文献1乃至4に記載される構造を開発している。
(1)壁面材の落下対策
特許文献1,2における連結材(3)、特許文献3における連結手段(70)、又は特許文献4における拘束具(40)に相当する部材(以下「拘束具」という。)は、該盛土体の土圧による壁面材の変位を防止すべく、壁面材と盛土体とを繋いでいるため、壁面材の変位拘束機能と同時に、壁面材の落下防止機能をも備えているともいえる。
しかし、地震や異常気象などによって、壁面材と盛土体とを繋ぐ拘束具の連結箇所が破損したり、拘束具自体が破断したりするような想定外の事象が発生した場合、壁面材が盛土体からの土圧に耐えきれずに変位して脱落し、地上への落下事故が発生するおそれがある。
(2)盛土材の流出対策
壁面材が脱落してしまうと、該壁面材の脱落部分から内部の盛土材が露出するため、周辺の家屋等へ盛土材の流出事故が発生するおそれがある。
また、本願の第2発明は、前記第1発明において、前記盛土体を構成する盛土層の端部を覆う包囲シートを更に設けたことを特徴とする。
また、本願の第3発明は、前記第1又は第2発明において、前記壁面材と盛土体との間に、粒状物を充填してなる緩衝層を更に設けたことを特徴とする。
また、本願の第4発明は、擁壁を構成する壁面材と、壁面材の背面に設けた盛土体と、盛土体の土圧による壁面材の変位を拘束するように、壁面材と盛土体とを繋ぐ拘束具と、を少なくとも有する補強土擁壁の構築方法であって、壁面材と盛土体との間を、前記拘束具とは別体の連結具で、余長を残した状態で連結することを特徴とする、補強土擁壁の構築方法を提供するものである。
(1)壁面材の落下防止
盛土体の土圧による壁面材の変位を防止すべく設けた拘束具のほかに、盛土体の土圧の影響を受けない態様で別途連結具を取り付けることで、前記拘束具の変位拘束機能が失われて壁面材が前方に変位しても、前記連結具によって落下を防止することができる。
(2)盛土材の流出防止
前記(1)の通り、壁面材の落下を阻止するため、壁面材の抜けた部分が大きく露出することがなく、盛土材が外へこぼれでることを最小限に抑えることができる。
また、盛土層の壁面材側の端部に包囲シートを設けておけば、該包囲シートが盛土を包み込むため、壁面材の変位によって生じた露出部分から盛土がこぼれだすことをも確実に抑制することができる。
図1は、本発明に係る補強土擁壁の一例を示す概要図である。
本発明に係る補強土擁壁は、擁壁を構成する壁面材10と、壁面材10の背面に設けた盛土体20と、盛土体20の土圧による壁面材10の変位を拘束するように、壁面材10と盛土体20とを繋ぐ拘束具30と、を少なくとも有する。
以下、各要素の詳細について説明する。
壁面材10は、縦横に積層して擁壁を構築する部材である。
壁面材10は、コンクリート製のブロックで構成することが一般的である。
壁面材10の背面側には、単数又は複数の突出部11を設ける。この突出部11により、壁面材10は平面視して、T型やΠ型等の形状を呈する。
前記突出部11には、壁面材の左右水平方向に貫通して形成する連結孔12を前記突出部11の上下方向に適宜間隔を空けて複数設ける。
これらの連結孔12は、前記した拘束具30又は連結具40を挿通するための連結孔として兼用することができる。
図1では、壁面材10の上下辺近傍の連結孔12を、拘束具30用とし、中央の連結孔12を連結具40用としてあるが、本発明は、連結孔12の数、配置及び用途ともに当該実施例に限定されるものではない。
すなわち、前記連結孔12は、あくまで拘束具3の連結用として用いつつ、壁面材10に別途連結具40用の接続部(図示せず)を設けた構成であってもよい。
盛土体20は、壁面材10の背面側に盛土材(土砂)を充填してなる構造体である。
盛土体20は、上下に積層した複数の盛土層21と、上下方向に適宜間隔を設けて内部に埋設する盛土補強材22とを有する。
盛土層21は、壁面材10の背面側において、所定の高さまで土砂を撒き転圧してなる構造体である。この盛土層21を順次積層していくことで盛土体を構築する。
盛土層21には、該盛土層21の端部を所定の範囲に亘って包囲する包囲シート211を設けておいても良い。
包囲シート211は、盛土層21内の土砂の流出を阻止するとともに、各盛土層21の端部(壁面材側)の土砂を補強するために機能する。
包囲シート211には、例えば不織布、織布等の高分子製のシート材を使用できる。
盛土補強材22は、盛土体20の内部に略水平に埋設して、該盛土体20を補強するシート材である。
盛土補強材22には、いわゆるジオグリッドを用いることができ、前記盛土体20を構成する盛土層21毎に配置することが一般的である。
拘束具30は、壁面材10の変位を拘束するための部材である。
拘束具30はその一方を壁面材10に接続し、その他方を盛土体中に埋設して使用し、盛土体20との摩擦抵抗を利用して壁面材の変位を拘束する。
拘束具30は、盛土体20を構成する各部材の何れかに接続した態様であってもよい。
拘束具30は、耐引張強度と耐腐食性に優れた、可撓性を有する素材で形成したものを使用する。
拘束具30の素材としては、例えば車のシートベルトに用いられる高強度繊維、或いは繊維性ベルトの表面を樹脂加工して耐衝撃性や耐候性を高めたものを使用できる。
拘束具30の好ましい形態として、盛土材と拘束具30とのインターロッキング効果をもって引き抜き抵抗が増すようにメッシュ状に開口した構造が望ましい。
その他の拘束具30の形態としては、無孔構造のフラットなベルトや、ベルトの表面に凹凸を形成したものとすることができる。
拘束具30を壁面材10の連結孔12に挿通するにあたっては、この挿通箇所に相当する部分に樹脂製の保護チューブを外装するなどして、拘束具30が前記連結孔12のエッジによって切断されることを防止するよう構成してもよい。
連結具40は、拘束具30の変位拘束機能が失われた際に、壁面材の落下を防止するための部材である。
連結具40を介して、壁面材10と盛土体20とを繋ぐ態様としては、拘束具30と同様に、盛土体20内に埋設する方法が考えられるが、盛土補強材22に接続する方法もある。
前記の通り連結具40は、拘束具30と同様、壁面材10と盛土体20とを繋いであるが、拘束具30のように、通常時に壁面材10の変位拘束機能を発揮するものではない。
すなわち、連結具40は、補強土擁壁の通常状態において、壁面材10の初期位置からの変位を拘束しない態様で壁面材10と盛土体20とを繋いだ態様とする。
この例として、通常状態(壁面材10が所定の位置にある状態)において、連結具40そのものに余長41を残した状態で、壁面材10と盛土体20とを繋いでおく方法がある。
連結具40は、紐状や帯状の繊維製部材などを用いることができる。
また、前記したように、連結具40は、繋いである壁面材10の重量で破断しない程度の強度を少なくとも有していればよく、拘束具30と同等程度の強度を必要としないことが理解できる。
以下、本発明に係る補強土擁壁の作用について、通常状態と異常状態とに分けて説明する。
拘束具30は盛土体20の鉛直方向に作用する土圧による摩擦抵抗を受けて支持されており、各壁面材10は拘束具30を介して支持される。
したがって、盛土体20の側方に作用する土圧は、各壁面材10と拘束具30を介して盛土体20に支持される。
また、拘束具30は適度の可撓性を有するので、盛土体20が圧密変形しても拘束具は破断することなく盛土体20の変形に追従できる。
さらには、拘束具30が耐腐食性に優れた素材で形成されているため、拘束具30がその全長に亘って錆びに因る破断の恐れが完全になくなり、半永久的に壁面材の保持機能を維持した状態となる。
一方、連結具40は、通常状態において、盛土体20の土圧等によって壁面材10を変位させようとする力に対し、拘束具30は抵抗するものの、連結具40は余長41があるため、抵抗しない。
壁面材10が脱落しかけた状態を図2に示す。
想定外の規模の地震や土砂滑り等によって、壁面材10の破損や、拘束具30の破断が生じて、拘束具30による壁面材10の変位拘束機能が失われると、盛土体20の土圧によって壁面材10が前方の空間へと押し出され、脱落しかけることとなる。
この状態になってから、連結具40は、変位して脱落しかけた壁面材10の重量を支え、壁面材10の落下を抑止することになる。
本発明に係る補強土擁壁は、壁面材10と盛土体20との間に緩衝層50を設けてもよい。
緩衝層50は、盛土体20の変形を吸収すると共に、その変形力を遮断して壁面材10へ該変形力が伝達されるのを防止するために機能する。
図3では、各壁面材10の背面と盛土体20との間に形成された空間内の全域に充填した粒状物により緩衝層50を構成している。
この緩衝層50は、盛土体20の変形吸収機能だけでなく、雨水の排水路としても機能し得る。
したがって、本実施例に係る補強土擁壁は、前記した参考例1,2の効果に加えて、大地震等により盛土体20が万一、変形を起こしても、盛土体20の側面の変形を緩衝層50で吸収できるので、壁面材10の飛び出しやずれを効果的に回避できるので、前記実施例1に記載の補強土擁壁と比較して全体の安定性がさらに向上するという利点が得られる。
本発明に係る補強土擁壁は、盛土層21の壁面材10側の端部に、補助型枠ユニット60を設けてもよい。
補助型枠ユニット60は、目の粗い板状の網体を法面勾配に対応して略L字形に折曲加工して形成した型枠である。
図4に示すように、補助型枠ユニット60は、水平な裾部61と、裾部61の一端に起立部62を一体に成形し、裾部61と起立部62の間に補強用の斜材(図示せず)を配置してなる。
本実施例では、粒状物の充填前において、各壁面材10の背面と盛土体20の間に、前記実施例2に記載の緩衝層50を形成するための空間が存在する。
そのため、補助型枠ユニット60の内側に包囲シートを配置して盛土する際に、盛土の転圧により補助型枠ユニット60の平面状の起立部62が土圧により変形して円弧状にはらみ出す。したがって、法面側の盛土層21の締め固めを確実に行うことができる。
11 突出部
12 連結孔
20 盛土体
21 盛土層
211 包囲シート
22 盛土補強材
30 拘束具
40 連結具
41 余長
50 緩衝層
60 補助型枠ユニット
61 裾部
62 起立部
Claims (4)
- 擁壁を構成する壁面材と、壁面材の背面に設けた盛土体と、盛土体の土圧による壁面材の変位を拘束するように、壁面材と盛土体とを繋ぐ拘束具と、を少なくとも有する補強土擁壁であって、
壁面材と盛土体との間を、余長を残した状態で繋いだ連結具を更に設け、
前記拘束具の変位拘束機能が失われた際に、前記連結具によって前記壁面材の落下を防止する、補強土擁壁。 - 前記盛土体を構成する盛土層の端部を覆う包囲シートを更に設けたことを特徴とする、請求項1に記載の補強土擁壁。
- 前記壁面材と盛土体との間に、粒状物を充填してなる緩衝層を更に設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の補強土擁壁。
- 擁壁を構成する壁面材と、壁面材の背面に設けた盛土体と、盛土体の土圧による壁面材の変位を拘束するように、壁面材と盛土体とを繋ぐ拘束具と、を少なくとも有する補強土擁壁の構築方法であって、
壁面材と盛土体との間を、前記拘束具とは別体の連結具で、余長を残した状態で連結することを特徴とする、
補強土擁壁の構築方法。
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