JP6214330B2 - ケミカルルーピング燃焼システム - Google Patents
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Description
従来のCLCシステムは、同図に示すように、空気反応器1と燃料反応器2で構成され、その間を金属粒子(MeO)4と金属粒子(Me)5が循環流動するシステムになっている。
MexOy-1+0.5O2→MexOy・・・(1)
酸化した金属粒子(MeO)4は、サイクロン(図示せず)で排ガス(N2,O2など)8と分離され、燃料反応器2へ送られる。燃料反応器2では高温の金属粒子(MeO)4と固体燃料(例えば石炭)7が接触して、金属粒子(MeO)4の酸素と固体燃料7が反応する。このとき、固体燃料7を酸化した金属粒子(MeO)4は還元されて金属粒子(Me)5となり、再び空気反応器1へ戻る循環ループを形成する。
空気反応器1からは窒素や残存酸素を含んだ排ガス8が排出され、燃料反応器2からはCO2ガス9やH2O10(水蒸気)などが排出される。これらのガスは高温であるため、排熱回収ボイラ(図示せず)で熱回収して、発電に利用する(非特許文献1参照)。
同図に示すようにCLCシステムは、空気反応器1、燃料反応器2、サイクロン12、排ガス浄化装置14、熱交換器15、空気予熱器16、熱交換器17、CO2浄化装置18、CO2圧縮液化装置30ならびにCO2貯留装置31などを備えている。
一方、チャーの反応速度を基準に1つの燃焼反応器を設計すると、揮発分の滞留時間が長くなり、そのために反応容積が巨大化し、コストアップとなる。
そのため前述のような、排気ラインへの粒子の放出、あるいはガス逆流などの諸問題が生じていた。
例えばイルメナイト(FeTiO3)などの酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第1の反応層に例えば石炭などの固体燃料と、例えばCO2やH2O(水蒸気)などのガス化剤を供給して前記固体燃料を熱分解させて、生成した固体成分をそのまま残して前記第1の反応層で酸化反応を行う燃料反応器と、
前記燃料反応器で生成した気体成分を取り出して、酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第2の反応層に導入して気体成分の酸化反応を行う揮発分反応器と、
前記燃料反応器によって還元された前記酸素キャリア粒子を燃料反応器から取り出して、空気で酸化して酸素キャリア粒子とする空気反応器と、
前記空気反応器で生成した酸素キャリア粒子と排気ガスを分離して、分離された前記酸素キャリア粒子を前記揮発分反応器に供給する例えばサイクロンなどの固体・気体分離器を備え、
前記酸素キャリア粒子が前記燃料反応器−空気反応器−固体・気体分離器−揮発分反応器−燃料反応器の間を循環流動するように構成されている。
前記粒子量変動検知手段の検知結果から前記酸素キャリア粒子の循環量の変動が少なくなるように前記酸素キャリア粒子の循環量を制御する例えば後述する流量制御器と弁からなる粒子循環量制御手段を備えたことを特徴とするものである。
さらに、本発明の第1の手段は、前記燃料反応器と前記空気反応器の間が第1のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第1のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第1の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記固体・気体分離器と前記揮発分反応器の間が第2のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第2のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第2の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記揮発分反応器と前記燃料反応器の間が第3のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第3のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第3の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記粒子量変動検知手段の検知結果に基づいて、前記第1の搬送ガス供給手段の搬送ガス供給量を制御する構成になっていることを特徴とするものである。
酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第1の反応層に固体燃料とガス化剤を供給して前記固体燃料を熱分解させて、生成した固体成分をそのまま残して前記第1の反応層で酸化反応を行う燃料反応器と、
前記燃料反応器で生成した気体成分を取り出して、酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第2の反応層に導入して気体成分の酸化反応を行う揮発分反応器と、
前記燃料反応器によって還元された前記酸素キャリア粒子を燃料反応器から取り出して、空気で酸化して酸素キャリア粒子とする空気反応器と、
前記空気反応器で生成した酸素キャリア粒子と排気ガスを分離して、分離された前記酸素キャリア粒子を前記揮発分反応器に供給する固体・気体分離器を備え、
前記酸素キャリア粒子が前記燃料反応器−空気反応器−固体・気体分離器−揮発分反応器−燃料反応器の間を循環流動するように構成されており、
さらに、前記燃料反応器内における前記酸素キャリア粒子の量の変動を検知する粒子量変動検知手段と、
前記粒子量変動検知手段の検知結果から前記酸素キャリア粒子の循環量の変動が少なくなるように前記酸素キャリア粒子の循環量を制御する粒子循環量制御手段を備え、
前記燃料反応器と前記空気反応器の間が第1のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第1のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第1の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記固体・気体分離器と前記揮発分反応器の間が第2のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第2のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第2の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記揮発分反応器と前記燃料反応器の間が第3のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第3のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第3の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記粒子量変動検知手段の検知結果に基づいて、前記第1、第2ならびに第3の搬送ガス供給手段の搬送ガス供給量を制御する構成になっていることを特徴とするものである。
前記固体・気体分離器から排出される排気ガスを浄化する排ガス浄化手段を備え、
前記排ガス浄化手段から得られた窒素ガスを前記搬送ガス供給手段の粒子搬送ガスとして利用する構成になっていることを特徴とするものである。
前記第2ならびに第3の搬送ガス供給手段により供給される粒子搬送ガスとして、前記揮発分反応器から排出される排気ガスを利用する構成になっていることを特徴とするものである。
本発明の基本的な特徴点は、本来の燃焼反応器を別個に独立した燃料反応器2と揮発分反応器3の2塔に分けたことである。従ってCLCシステムは図2に示すように、空気反応器1と燃料反応器2と揮発分反応器3から主に構成されており、これらの間を金属粒子(MeO)4と金属粒子(Me)5が循環流動するシステムになっている。なお、揮発分反応器3は、燃料反応器2よりも上方に配置されている。
同図に示すようにCLCシステムは、空気反応器1、燃料反応器2、揮発分反応器3、サイクロン12、排ガス浄化装置14、熱交換器15、空気予熱器16、熱交換器17、CO2浄化装置18、CO2圧縮液化装置30ならびにCO2貯留装置31などを備え、図に示すような接続関係になっている。
酸化反応: 4Fe3O4+O2(空気)⇒6Fe2O3+発熱 ・・・(4)
金属粒子(MeO)4として酸化鉄を使用した場合、金属粒子(MeO)4はFe2O3、金属粒子(Me)5はFe3O4に相当する。そして空気反応器1では前記式(4)に示すFe3O4と空気の酸化反応が生じ、燃料反応器2と揮発分反応器3では前記式(3)に示すFe2O3の還元反応が生じる。
CO+3Fe2O3⇒CO2+2Fe3O4 ・・ (6)
H2+3Fe2O3⇒H2O+2Fe3O4 ・・ (7)
次に本発明に至った経過について説明する。図17で説明したように、石炭が熱分解すると気体成分の揮発分と固体成分のチャーが生成する。揮発分は金属粒子(MeO)との固−気反応であるため反応時間は数秒オーダと速いが、一方のチャーは反応完了時間が遅い。従って、チャーの反応が律速反応となり、チャーの反応速度に適した反応器の設計が必要である。
そして、この反応によって生成したCOガス濃度と残留チャー重量からチャー反応の経時変化を求め、時間とチャーの未反応率との関係をFe2O3の有無別に図4にまとめた。
この図4の試験結果から明らかなように、時間の経過とともにチャーの未反応率は低下するが、Fe2O3を添加した方がFe2O3無添加のものに比べてチャーの未反応率は極端に下がっている。これにより、Fe2O3が反応促進の要因となることが明らなになった。
空気反応器1は、導入した金属粒子(Me)5を空気6により上昇させるため、空気6の空塔速度が金属粒子(Me)5の終末速度1.3m/s(1000℃、粒径150μm、密度5.15g/cm3)よりも速くなるように、空気反応器1の断面積を設計する。
次の表1は、各反応器1,2,3を設計する際の基準仕様を示すものである。
次にLバルブについて説明する。本発明では金属粒子の流量制御に、ニューマティックバルブが使用している。このニューマティックバルブには、Lバルブの他に例えばJバルブやNバルブなどがある。
ガス化剤19には、例えばCO2ガスやH2O(水蒸気)などが用いられる。また、揮発分反応器3で生成したCO2ガスやH2O(水蒸気)をガス化剤19として利用すると、コスト低減になる。
ガス中にCO2以外に水分、灰、硫黄化合物、微量重金属などが含まれることがあり、それらを除去するためにCO2浄化装置18として脱水装置、除塵装置、脱硫装置、重金属回収装置などを設けることもできる。
(1).燃料反応器2に移動層32を採用することで、反応器内でのチャーの滞留時間を分オーダで確保できるため、チャーの未反応率が低減でき、CLCシステムでのCO2回収効率を向上することができる。さらに、本システムを発電システムに利用する場合には、発電効率を向上することができる。
(3).揮発分反応器3の流動化ガスに揮発分13を流用するため、金属粒子との接触効率が高く、反応効率の向上に寄与できる。また、外部からの流動化ガスが不要なため、揮発分反応器3の容積を小さくして、システムのコンパクト化が図れる。
以上のように、チャーの反応律速の問題において、チャーと揮発分の酸化反応を2塔に分けて行うことで、チャーの未反応率が低減でき、CLCシステムの高効率化が図れる。
例えば図1において、粒子循環量が急激に低下した場合は、燃料反応器2は粒子量が増加して圧力損失が増加→Lバルブ22の粒子搬送量が低下→揮発分反応器3の粒子量が増加して圧力損失の増加→Lバルブ20aの粒子搬送量が低下→サイクロン12の排ガス出口から粒子が放出するといった危険がある。
さらに固定燃料のガス化反応を維持するための燃料反応器2内の粒子滞留時間も同時に制御できるといった効果もある。
(1)本実施例によれば、CLCシステム内の金属粒子循環量の変動を、燃料反応容器2内の粒子層差圧を測定することで、容易に検知することできる。そして金属粒子循環量の変動を制御できるため、燃料反応容器2や揮発分反応器3内の粒子量の過不足、サイクロン12からの粒子の放出、固体燃料7や生成ガスの空気反応器1への逆流といったリスクが回避でき、CLCシステムの安定した運転が可能となる。
実施例1では図1に示すように、1個所のLバルブ22に供給する粒子搬送ガス25で、システム全体の金属粒子循環量を制御していた。
図14に示すように、L字型の単管からなる粒子層高測定用単管43の垂直管部を燃料反応器2の移動層32中に所定深さ差し込み、粒子層高測定用単管43にCO2ガスからなる粒子層高測定用ガス44を供給する。そして、燃料反応器2の空塔部と粒子層高測定用単管43の間に粒子層高差圧計23が設置されて、粒子層の差圧を検知している。
2:燃料反応器、
3:揮発分反応器、
4:金属粒子(MeO)、
5:金属粒子(Me)、
6:空気、
7:固体燃料、
9:CO2ガス、
10:H2O(水蒸気)、
11:気体成分、
12:サイクロン、
13:揮発分、
14:排ガス浄化装置、
19:ガス化剤、
20a:Lバルブ(第2のLバルブ)、
20b:Lバルブ(第3のLバルブ)、
21:粒子搬送ガス、
22:粒子循環量制御用Lバルブ(第1のLバルブ)、
23:粒子層高差圧計、
24:流量制御器、
25:粒子搬送ガス、
26:弁、
27:フローメータ、
32:移動層(第1の反応層)、
33:流動層(第2の反応層)、
34:散気管、
39:CO2戻しライン、
40:弁、
41:フローメータ、
42:排ガス戻しライン。
Claims (4)
- 酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第1の反応層に固体燃料とガス化剤を供給して前記固体燃料を熱分解させて、生成した固体成分をそのまま残して前記第1の反応層で酸化反応を行う燃料反応器と、
前記燃料反応器で生成した気体成分を取り出して、酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第2の反応層に導入して気体成分の酸化反応を行う揮発分反応器と、
前記燃料反応器によって還元された前記酸素キャリア粒子を燃料反応器から取り出して、空気で酸化して酸素キャリア粒子とする空気反応器と、
前記空気反応器で生成した酸素キャリア粒子と排気ガスを分離して、分離された前記酸素キャリア粒子を前記揮発分反応器に供給する固体・気体分離器を備え、
前記酸素キャリア粒子が前記燃料反応器−空気反応器−固体・気体分離器−揮発分反応器−燃料反応器の間を循環流動するように構成されており、
さらに、前記燃料反応器内における前記酸素キャリア粒子の量の変動を検知する粒子量変動検知手段と、
前記粒子量変動検知手段の検知結果から前記酸素キャリア粒子の循環量の変動が少なくなるように前記酸素キャリア粒子の循環量を制御する粒子循環量制御手段を備え、
前記燃料反応器と前記空気反応器の間が第1のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第1のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第1の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記固体・気体分離器と前記揮発分反応器の間が第2のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第2のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第2の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記揮発分反応器と前記燃料反応器の間が第3のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第3のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第3の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記粒子量変動検知手段の検知結果に基づいて、前記第1の搬送ガス供給手段の搬送ガス供給量を制御する構成になっていることを特徴とするケミカルルーピング燃焼システム。 - 酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第1の反応層に固体燃料とガス化剤を供給して前記固体燃料を熱分解させて、生成した固体成分をそのまま残して前記第1の反応層で酸化反応を行う燃料反応器と、
前記燃料反応器で生成した気体成分を取り出して、酸素キャリア粒子を供給しながら形成した第2の反応層に導入して気体成分の酸化反応を行う揮発分反応器と、
前記燃料反応器によって還元された前記酸素キャリア粒子を燃料反応器から取り出して、空気で酸化して酸素キャリア粒子とする空気反応器と、
前記空気反応器で生成した酸素キャリア粒子と排気ガスを分離して、分離された前記酸素キャリア粒子を前記揮発分反応器に供給する固体・気体分離器を備え、
前記酸素キャリア粒子が前記燃料反応器−空気反応器−固体・気体分離器−揮発分反応器−燃料反応器の間を循環流動するように構成されており、
さらに、前記燃料反応器内における前記酸素キャリア粒子の量の変動を検知する粒子量変動検知手段と、
前記粒子量変動検知手段の検知結果から前記酸素キャリア粒子の循環量の変動が少なくなるように前記酸素キャリア粒子の循環量を制御する粒子循環量制御手段を備え、
前記燃料反応器と前記空気反応器の間が第1のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第1のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第1の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記固体・気体分離器と前記揮発分反応器の間が第2のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第2のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第2の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記揮発分反応器と前記燃料反応器の間が第3のニューマティックバルブと配管で接続されて、前記第3のニューマティックバルブに粒子搬送ガスを供給する第3の搬送ガス供給手段が設けられ、
前記粒子量変動検知手段の検知結果に基づいて、前記第1、第2ならびに第3の搬送ガス供給手段の搬送ガス供給量を制御する構成になっていることを特徴とするケミカルルーピング燃焼システム。 - 請求項1または2に記載のケミカルルーピング燃焼システムにおいて、
前記固体・気体分離器から排出される排気ガスを浄化する排ガス浄化手段を備え、
前記排ガス浄化手段から得られた窒素ガスを前記搬送ガス供給手段の粒子搬送ガスとして利用する構成になっていることを特徴とするケミカルルーピング燃焼システム。 - 請求項2に記載のケミカルルーピング燃焼システムにおいて、
前記第2ならびに第3の搬送ガス供給手段により供給される粒子搬送ガスとして、前記揮発分反応器から排出される排気ガスを利用する構成になっていることを特徴とするケミカルルーピング燃焼システム。
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