JP6213338B2 - 情報処理装置、画像読取システム、プログラム - Google Patents

情報処理装置、画像読取システム、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、画像読取システム、プログラムに関する。
公報記載の従来技術として、原稿をスキャンして画像データを取得可能なスキャナに対し操作コマンドを生成して送信し、これに応答してスキャナから返送される応答コマンドを解析してスキャナを操作可能な操作部と、スキャナで生成された画像データを取得可能な画像データ取得部と、コンピュータネットワークを介してスキャナ宛てに操作コマンドを送信し、スキャナから受信したデータから応答コマンドまたは画像データを抽出可能なネットワーク対応部とを有し、ネットワーク対応部は、他の装置からコンピュータネットワークを介してトリガー情報を受信し、画像データ取得部を稼動または稼動に繋がる一連の処理を開始させるトリガー機能を備え、さらに、コンピュータネットワークを介してスキャナにアクセスした際に、スキャナが異なったジョブに専有され使用不可能であることを示すロック情報を受信すると、そのロック情報の少なくとも1部を出力する接続確認機能を備えているスキャナ制御装置が存在する(特許文献1参照)。
特許第3904008号公報
本発明は、認証装置のない読取装置を複数の使用者で共有する場合に、使用者毎の画像情報の管理を容易にすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、読取装置を使用する者の使用者識別情報と、使用者毎に固有の識別用媒体の画像から抽出された使用者特徴量情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記読取装置が前記識別用媒体を読み取って得た第1の画像情報を取得する第1の情報取得手段と、前記第1の情報取得手段によって取得された前記第1の画像情報から特徴量を抽出して得た画像特徴量情報と前記記憶手段に記憶された前記使用者特徴量情報とから前記読取装置による読み取りを許可する場合には、当該読取装置に読み取りを許可する指示情報を送出する送出手段と、前記指示情報を送出した後に前記読取装置が原稿を読み取って得た第2の画像情報を取得する第2の情報取得手段と、前記使用者識別情報に対応付けて前記第2の画像情報を前記記憶手段に記憶させる手段とを含む情報処理装置である。
請求項2記載の発明は、前記第1の情報取得手段によって取得された前記第1の画像情報から特徴量を抽出して前記画像特徴量情報を得る特徴量抽出手段と、前記特徴量抽出手段によって抽出された前記画像特徴量情報と前記記憶手段に記憶された前記使用者特徴量情報とから、前記読取装置による読み取りを許可するか否かを判定する判定手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項3記載の発明は、前記使用者識別情報を含む前記読取装置の使用要求があった場合に、当該使用要求に含まれる当該使用者識別情報と前記記憶手段から読み出した当該使用者識別情報に対応する前記使用者特徴量情報とを関連付けた占有指示を、予約データとして登録することにより、当該読取装置の使用予約を行う予約手段と、前記特徴量抽出手段によって抽出された前記画像特徴量情報と、前記予約手段による前記使用予約における前記使用者特徴量情報とを照合する照合手段と、前記照合手段による前記照合において前記画像特徴量情報に一致する前記使用者特徴量情報が存在しなかった場合に、前記読取装置による原稿の読み取りを禁止するための前記指示情報を前記送出手段に送出させる禁止手段とをさらに含むことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置である。
請求項4記載の発明は、前記予約手段は、前記使用予約が開始されるとともに予め決められた制限時間の計時を開始し、当該制限時間が経過した後は当該使用予約を削除することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置である。
請求項5記載の発明は、記録材に形成された画像を読み取る読取手段と、前記読取手段を使用する者の使用者識別情報と、使用者毎に固有の識別用媒体の画像から抽出された使用者特徴量情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記読取手段が前記識別用媒体を読み取って得た第1の画像情報を取得する第1の情報取得手段と、前記第1の情報取得手段によって取得された前記第1の画像情報から特徴量を抽出して得た画像特徴量情報と前記記憶手段に記憶された前記使用者特徴量情報とから前記読取手段による読み取りを許可する場合には、当該読取手段に読み取りを許可する指示情報を送出する送出手段と、前記指示情報を送出した後に前記読取手段が原稿を読み取って得た第2の画像情報を取得する第2の情報取得手段と、前記使用者識別情報に対応付けて前記第2の画像情報を前記記憶手段に記憶させる手段とを含む画像読取システムである。
請求項6記載の発明は、コンピュータに、読取装置を使用する者の使用者識別情報と、使用者毎に固有の識別用媒体の画像から抽出された使用者特徴量情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる機能と、前記読取装置が前記識別用媒体を読み取って得た第1の画像情報を取得する機能と、取得した前記第1の画像情報から特徴量を抽出して得た画像特徴量情報と記憶された前記使用者特徴量情報とから前記読取装置による読み取りを許可する場合には、当該読取装置に読み取りを許可する指示情報を送出する機能と、前記指示情報を送出した後に前記読取装置が原稿を読み取って得た第2の画像情報を取得する機能と、前記使用者識別情報に対応付けて前記第2の画像情報を前記記憶手段に記憶させる機能とを実現させるプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、認証装置のない読取装置からであっても、読み取った画像を格納領域に格納することができる。
請求項2記載の発明によれば、使用者の誤判定を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、より簡易な構成で、原稿の読み取りを予約した使用者とは異なる使用者が原稿を読み取らせることを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、予約の量が増大することを抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、読取装置を複数の使用者で共有する場合に、使用者毎の画像情報の管理を容易にすることができる。
請求項6記載の発明によれば、認証装置のない読取装置からであっても、読み取った画像を格納領域に格納することができる。
実施の形態が適用されるスキャンサービスシステムの全体構成例を示した図である。 実施の形態1におけるサーバの構成例を説明するための図である。 実施の形態1におけるスキャナの構成例を説明するための図である。 認証用カードの一例を示した図である。 ユーザデータ記憶部に記憶されるユーザデータの構成例を説明するための図である。 予約記憶部に記憶される予約データの構成例を説明するための図である。 実施の形態1におけるスキャンサービスシステムの第1の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。 実施の形態1におけるスキャンサービスシステムの第2の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。 実施の形態2におけるサーバの構成例を説明するための図である。 実施の形態2におけるスキャナの構成例を説明するための図である。 実施の形態2におけるスキャンサービスシステムの第1の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。 実施の形態2におけるスキャンサービスシステムの第2の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。 実施の形態3におけるスキャナおよび占有設定装置の構成例を説明するための図である。 占有設定装置のハードウェア構成例を示した図である。 実施の形態3におけるスキャンサービスシステムの第1の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。 実施の形態3におけるスキャンサービスシステムの第2の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態が適用されるスキャンサービスシステム1の全体構成例を示した図である。
このスキャンサービスシステム1は、第1クライアント11、第2クライアント12および第3クライアント13を含むクライアント群10とサーバ20とスキャナ30とを、ネットワーク40を介して接続した構成を有している。
このスキャンサービスシステム1では、複数のユーザが、クライアント群10を介して1台のスキャナ30を共有する。また、このスキャンサービスシステム1では、各ユーザがスキャナ30を用いて原稿200を読み取らせて得た画像データ(原稿画像データと呼ぶ)を、ユーザ毎にサーバ20に記憶させる。さらに、このスキャンサービスシステム1では、サーバ20が、ユーザ毎に原稿画像データを管理する。さらにまた、このスキャンサービスシステム1では、あるユーザがスキャナ30を用いた原稿200の読み取りを所望した際に、クライアント群10およびサーバ20を介して、このユーザにスキャナ30を占有させる。そして、このスキャンサービスシステム1では、あるユーザにスキャナ30を占有させるに際して、このユーザが所有する認証用カード100をスキャナ30で読み取らせて得た画像データ(認証用画像データと呼ぶ)に基づく認証を行う。なお、この例においては、認証用画像データが第1の画像情報として、原稿画像データが第2の画像情報として、それぞれ機能している。
クライアント群10を構成する第1クライアント11〜第3クライアント13のそれぞれは、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータやスマートフォンなどのコンピュータ装置によって構成される。そして、クライアント群10を構成するコンピュータ装置のそれぞれは、ウェブページを閲覧するためのウェブブラウザを有している。なお、ここでは、クライアント群10を3台のクライアントで構成しているが、クライアントの台数についてはこれに制限されない。また、複数のユーザが、1台のクライアントを共有する場合もあり得る。
サーバ20も、コンピュータ装置によって構成される。本実施の形態のサーバ20は、上述したように、スキャナ30を用いて原稿200を読み取って得た原稿画像データを、ユーザ毎に記憶する機能を備えている。
読取装置あるいは読取手段の一例としてのスキャナ30は、読取対象となる認証用カード100や原稿200に形成された画像を読み取るように構成されている。なお、スキャナ30による読み取り方式としては、読取対象を静止した状態で読み取るものや、読取対象を搬送しながら読み取るものなどが挙げられる。
図2は、実施の形態1におけるサーバ20の構成例を説明するための図である。
本実施の形態のサーバ20は、ネットワーク40(図1参照)との間で各種データを入出力する入出力部21と、それぞれのユーザに設定されたデータ(ユーザデータと呼ぶ)を管理するユーザデータ管理部22と、ユーザデータを記憶するユーザデータ記憶部23と、ユーザによりクライアント群10を構成するいずれかのクライアントから送られてきたスキャナ30の占有要求(使用要求)に基づいて占有指示を作成する占有指示作成部24と、占有指示作成部24が作成した占有指示に基づいてスキャナ30の占有設定(使用予約)を行う占有設定部25とを備えている。なお、詳細は後述するが、ユーザデータ記憶部23に記憶されるユーザデータには、本実施の形態のスキャンサービスシステム1を利用する各ユーザが所有する認証用カード100を読み取って得られた認証用画像データに、公知の特徴量抽出処理を施して得られた特徴量(ユーザ特徴量と呼ぶ)が含まれている。また、占有指示作成部24が作成する占有指示にも、占有要求を行ったユーザに対応するユーザ特徴量が含まれている。なお、特徴量としては、認証用画像データから数学的に算出された値、認証用画像上の文字情報から算出された値などがあり、これらの算出された値を複数組み合わせてもよい。
ここで、本実施の形態では、入出力部21が、第1の情報取得手段、第2の情報取得手段あるいは送出手段の一例としての機能を有しており、ユーザデータ記憶部23が、記憶手段の一例としての機能を有している。
また、本実施の形態において、サーバ20に設けられた占有設定部25は、占有指示作成部24から送られてきた占有指示に基づいてスキャナ30の占有状態を管理する占有状態管理部251と、スキャナ30の占有指示を予約データとして記憶する予約記憶部252と、スキャナ30から送られてきた認証用画像データに画像処理を施して特徴量(読取特徴量と呼ぶ)を抽出する特徴量抽出部253と、特徴量抽出部253が抽出した読取特徴量(画像特徴量情報の一例)と占有指示を行ったユーザに対応付けられたユーザ特徴量とを照合する照合部254とを備えている。
ここで、本実施の形態では、占有状態管理部251が、予約手段の一例としての機能を有しており、特徴量抽出部253が、特徴量抽出手段の一例としての機能を有している。また、本実施の形態では、照合部254が、判定手段、照合手段あるいは禁止手段の一例としての機能を有している。
図3は、実施の形態1におけるスキャナ30の構成例を説明するための図である。
本実施の形態のスキャナ30は、ネットワーク40(図1参照)との間で各種データを入出力する入出力部31と、画像読取動作の制御を行う読取制御部32と、認証用カード100や原稿200(ともに図1参照)を含む読取対象の画像を読み取る画像読取部33とを備えている。
図4は、識別用媒体の一例としての認証用カード100の一例を示した図である。ここでは、認証用カード100として、ユーザの顔写真が掲載された社員証を例示している。この認証用カード100においては、図中左側に会社名(○○株式会社)およびユーザの氏名(××太郎)が記載されており、図中右側にユーザの顔写真が掲載されている。また、認証用カード100として社員証等を用いる場合、認証用カード100には、ICチップを内蔵することによる電子情報の付加や、磁気テープを備えることによる磁気情報の付加が行われることもある。
ここで、図4には、認証用カード100の全面を含む全体領域100aと、認証用カード100における一部領域(この例では中央部)を含む特定領域100bとが示されている。以下の説明においては、認証用カード100の全体領域100aの読取データから抽出された特徴量を全体特徴量と呼び、認証用カード100の特定領域100bの読取データから抽出された特徴量を部分特徴量と呼ぶ。なお、上述したユーザ特徴量には、全体特徴量(ユーザ全体特徴量Aと呼ぶ)および部分特徴量(ユーザ部分特徴量Bと呼ぶ)が存在し、上述した読取特徴量にも、全体特徴量(読取全体特徴量aと呼ぶ)および部分特徴量(読取部分特徴量bと呼ぶ)が存在する。
図5は、ユーザデータ記憶部23(図2参照)に記憶されるユーザデータの構成例を説明するための図である。
本実施の形態において、ユーザデータは、各々のユーザに付与された使用者識別情報の一例としてのユーザID(Identification)と、各ユーザが所有する認証用カード100を予め読み取っておくことによって得た使用者特徴量情報の一例としてのユーザ特徴量(ユーザ全体特徴量Aおよびユーザ部分特徴量B)と、各ユーザがスキャナ30を用いて原稿200を読み取ることによって得た原稿画像データを含むユーザ画像データCとを対応付けたものとなっている。
図5に示す例では、図4に示す認証用カード100の所有者(○○株式会社の××太郎)に、ユーザIDとして「000001」が割り当てられているものとする。すると、ユーザID「000001」に対応するユーザ全体特徴量A1は、図4に示す認証用カード100の全体領域100aの読取結果に基づいたものとなり、ユーザID「000001」に対応するユーザ部分特徴量B1は、図4に示す認証用カード100の特定領域100bの読取結果に基づいたものとなる。なお、図5には、3人のユーザ(ユーザID「000001」〜「000003」)に関するユーザデータを例示しているが、実際には、本サービスを利用するユーザの数だけユーザデータが存在する。
図6は、予約記憶部252(図2参照)に記憶される予約データの構成例を説明するための図である。
本実施の形態において、予約データは、予約番号と、占有指示と、残り時間とを関連付けたものとなっている。ここで、占有指示は、占有要求を行ったユーザIDと、このユーザIDに対応するユーザ特徴量(ユーザ全体特徴量Aおよびユーザ部分特徴量B)とを対応付けたもので構成される。また、残り時間は、予約記憶部252に予約が登録された時点からカウントダウンが開始されるものであって、残り時間が0:00となると、対応する予約番号の予約内容が削除されるようになっている。
図6に示す例では、ユーザID「000001」および「000003」による2つの予約が設定されているものとする。なお、受け付けることのできる予約の数は2つに限定されるものではなく、1つであってもよいし3つ以上であってもかまわない。
図7は、実施の形態1におけるスキャンサービスシステム1の第1の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図7は、占有要求による予約を行ったユーザが、残り時間がタイムアウトとなる前にスキャナ30を使用する場合を例示している。
まず、クライアント群10を構成するいずれかのクライアントにおいて、ユーザが、スキャンサービスに対応するウェブブラウザを開くことによってスキャンサービスの使用が開始される。続いて、ウェブブラウザ上でユーザがスキャナ30の占有要求を実行することにより、このクライアントからサーバ20に向けて占有要求が出力される。なお、この占有要求には、要求を行ったユーザのユーザIDが含まれている。
サーバ20では、入出力部21を介して、占有指示作成部24が占有要求を受け取る。次いで、占有指示作成部24は、受け取った占有要求に含まれるユーザIDを取得し、取得したユーザIDをユーザデータ管理部22に送る。すると、ユーザデータ管理部22は、ユーザデータ記憶部23に記憶されるユーザデータを参照し、このユーザIDに対応するユーザ特徴量(ユーザ全体特徴量Aおよびユーザ部分特徴量B)を読み出す。それから、ユーザデータ管理部22は、このユーザIDに対応するユーザ特徴量を占有指示作成部24に送り返す。そして、占有指示作成部24は、占有要求に含まれるユーザIDに、ユーザデータ管理部22から受け取ったユーザ特徴量を対応付けた占有指示を作成し、占有設定部25へと出力する。
次に、占有設定部25では、占有指示を受け取った占有状態管理部251が、この占有指示を予約記憶部252に予約データとして登録し、且つ、タイマを用いた残り時間のカウントダウンを開始する。
一方、クライアントを介して占有指示を行ったユーザは、スキャナ30の設置場所において、画像読取部33にユーザ自身が所有する認証用カード100をセットし、画像の読み取りを行わせる。このようにして認証用カード100を読み取って得られた認証用画像データは、読取制御部32および入出力部31を介して、スキャナ30からサーバ20に向けて出力される。
サーバ20では、入出力部21を介して、占有設定部25に設けられた特徴量抽出部253が認証用画像データを受け取る。次に、特徴量抽出部253は、受け取った認証用画像データに対して特徴量の抽出を行い、全体領域100aに基づく読取全体特徴量aと特定領域100bに基づく読取部分特徴量bとを含む読取特徴量を得る。そして、特徴量抽出部253は、得られた読取特徴量を照合部254へと送る。
それから、照合部254は、占有状態管理部251に問い合わせを行い、占有状態管理部251は、予約記憶部252に記憶されている予約データの内容を照合部254へと送り返す。続いて、照合部254は、特徴量抽出部253から受け取った読取特徴量と占有状態管理部251から受け取った予約データの内容(ユーザ特徴量)とを照合し、一致するものがあるか否かを判断する。
読取特徴量と一致するユーザ特徴量が予約データ内に存在していた場合、照合部254は、指示情報の一例としての原稿読取要求を、入出力部21を介して、サーバ20からスキャナ30へと出力する。
スキャナ30では、入出力部31を介して読取制御部32が原稿読取要求を受け取る。次に、原稿読取要求を受け取った読取制御部32は、ユーザに対し、原稿200の読み取りを許可する。続いて、ユーザが、原稿200を画像読取部33にセットし、画像の読み取りを行わせる。このようにして原稿200を読み取って得られた原稿画像データは、読取制御部32および入出力部31を介して、スキャナ30からサーバ20に向けて出力される。
サーバ20では、入出力部21を介して、ユーザデータ管理部22が原稿画像データを受け取る。次いで、ユーザデータ管理部22は、受け取った原稿画像データを、対応するユーザIDに関連付けてユーザデータ記憶部23にユーザ画像データCとして登録(記憶)させ、一連の処理を完了する。
なお、ここでは、ユーザデータ記憶部23において、ユーザIDに関連付けてユーザ画像データCそのものを記憶させるようにしたが、これに限られるものではない。例えばサーバ20の外部に設けたデータサーバ(図示せず)にユーザ画像データCを記憶させておく構成を採用する場合にあっては、ユーザデータ記憶部23では、ユーザIDに関連付けてユーザ画像データCを記憶させたデータサーバのURL(Uniform Resource Locator)を登録しておくようにしてもかまわない。
図8は、実施の形態1におけるスキャンサービスシステム1の第2の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図8は、占有要求による予約を行っていない、あるいは、占有要求による予約を行ったもののタイムオーバーにより予約が解除されたユーザがスキャナ30を使用する場合を例示している。また、図8に示す例は、サーバ20で照合を行うまでは、図7に示す例と同じ手順となるので、ここではその詳細な説明を省略する。
読取特徴量と一致するユーザ特徴量が予約データ内に存在していなかった場合、照合部254は、エラー通知を、入出力部21を介して、サーバ20からスキャナ30へと出力する。
スキャナ30では、入出力部31を介して読取制御部32がエラー通知を受け取る。次に、エラー通知を受け取った読取制御部32は、ユーザに対し、画像読取部33を用いた原稿200の読み取りを禁止し、一連の処理を完了する。
<実施の形態2>
実施の形態1では、サーバ20にスキャナ30の占有設定機能を設けていた。これに対し、本実施の形態では、スキャナ30自身にスキャナ30の占有設定機能を設けるようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9は、実施の形態2におけるサーバ20の構成例を説明するための図である。
本実施の形態のサーバ20は、入出力部21と、ユーザデータ管理部22と、ユーザデータ記憶部23と、占有指示作成部24とを備えている。
図10は、実施の形態2におけるスキャナ30の構成例を説明するための図である。
本実施の形態のスキャナ30は、入出力部31と、読取制御部32と、画像読取部33と、占有設定部34とを備えている。
また、本実施の形態において、スキャナ30に設けられた占有設定部34は、占有状態管理部341と、予約記憶部342と、特徴量抽出部343と、照合部344とを備えている。これら占有状態管理部341〜照合部344のそれぞれの機能は、実施の形態1における占有状態管理部251〜照合部254のそれぞれと共通である。
図11は、実施の形態2におけるスキャンサービスシステム1の第1の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図11は、占有要求による予約を行ったユーザが、残り時間がタイムアウトとなる前にスキャナ30を使用する場合を例示している。
まず、クライアント群10を構成するいずれかのクライアントにおいて、ユーザが、スキャンサービスに対応するウェブブラウザを開くことによってスキャンサービスの使用が開始される。続いて、ウェブブラウザ上でユーザがスキャナ30の占有要求を実行することにより、このクライアントからサーバ20に向けて占有要求が出力される。なお、この占有要求には、要求を行ったユーザのユーザIDが含まれている。
サーバ20では、入出力部21を介して、占有指示作成部24が占有要求を受け取る。次いで、占有指示作成部24は、受け取った占有要求に含まれるユーザIDを取得し、取得したユーザIDをユーザデータ管理部22に送る。すると、ユーザデータ管理部22は、ユーザデータ記憶部23に記憶されるユーザデータを参照し、このユーザIDに対応するユーザ特徴量(ユーザ全体特徴量Aおよびユーザ部分特徴量B)を読み出す。それから、ユーザデータ管理部22は、このユーザIDに対応するユーザ特徴量を占有指示作成部24に送り返す。そして、占有指示作成部24は、占有要求に含まれるユーザIDに、ユーザデータ管理部22から受け取ったユーザ特徴量を対応付けた占有指示を作成し、入出力部21を介して、サーバ20からスキャナ30に向けて出力する。
スキャナ30では、入出力部31を介して、占有設定部34に設けられた占有状態管理部341が、占有指示を受け取る。そして、占有状態管理部341は、この占有指示を予約記憶部342に予約データとして登録し、且つ、タイマを用いた残り時間のカウントダウンを開始する。
一方、クライアントを介して占有指示を行ったユーザは、スキャナ30の設置場所において、画像読取部33にユーザ自身が所有する認証用カード100をセットし、画像の読み取りを行わせる。このようにして認証用カード100を読み取って得られた認証用画像データは、読取制御部32および入出力部31を介して占有設定部34に送られる。続いて、スキャナ30では、占有設定部34に設けられた特徴量抽出部343が、認証用画像データを受け取る。次に、特徴量抽出部343は、受け取った認証用画像データに対して特徴量の抽出を行い、全体領域100aに基づく読取全体特徴量aと特定領域100bに基づく読取部分特徴量bとを含む読取特徴量を得る。そして、特徴量抽出部343は、得られた読取特徴量を照合部344へと送る。
それから、照合部344は、占有状態管理部341に問い合わせを行い、占有状態管理部341は、予約記憶部342に記憶されている予約データの内容を照合部344へと送り返す。続いて、照合部344は、特徴量抽出部343から受け取った読取特徴量と占有状態管理部341から受け取った予約データの内容(ユーザ特徴量)とを照合し、一致するものがあるか否かを判断する。
読取特徴量と一致するユーザ特徴量が予約データに存在していた場合、照合部344は、読取制御部32に対して原稿読取要求を出力する。次に、原稿読取要求を受け取った読取制御部32は、ユーザに対し、原稿200の読み取りを許可する。続いて、ユーザが、原稿200を画像読取部33にセットし、画像の読み取りを行わせる。このようにして原稿200を読み取って得られた原稿画像データは、読取制御部32および入出力部31を介して、スキャナ30からサーバ20に向けて出力される。
サーバ20では、入出力部21を介して、ユーザデータ管理部22が原稿画像データを受け取る。次いで、ユーザデータ管理部22は、受け取った原稿画像データを、対応するユーザIDに関連付けてユーザデータ記憶部23にユーザ画像データCとして登録(記憶)させ、一連の処理を完了する。
図12は、実施の形態2におけるスキャンサービスシステム1の第2の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図12は、占有要求による予約を行っていない、あるいは、占有要求による予約を行ったもののタイムオーバーにより予約が解除されたユーザがスキャナ30を使用する場合を例示している。また、図12に示す例は、スキャナ30で照合を行うまでは、図11に示す例と同じ手順となるので、ここではその詳細な説明を省略する。
読取特徴量と一致するユーザ特徴量が予約データ内に存在していなかった場合、照合部344は、エラー通知を、読取制御部32に出力する。そして、エラー通知を受け取った読取制御部32は、画像読取部33を用いた原稿200の読み取りを禁止し、一連の処理を完了する。
<実施の形態3>
実施の形態2では、スキャナ30自身にスキャナ30の占有設定機能を設けていた。これに対し、本実施の形態では、占有設定機能を有する占有設定装置50(後述する図13参照)を、スキャナ30とUSB(Universal Serial Bus)等を介してローカル接続するようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1、2と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。また、本実施の形態において、サーバ20の構成は、実施の形態2で説明したもの(図9参照)と同じである。
図13は、実施の形態3におけるスキャナ30および占有設定装置50の構成例を説明するための図である。
ここで、本実施の形態におけるスキャナ30の基本的な構成は、実施の形態1で説明したもの(図3参照)と同じである。
また、占有設定装置50は、スキャナ30との間で各種データを入出力する入出力部500と、占有状態管理部501と、予約記憶部502と、特徴量抽出部503と、照合部504とを備えている。これら占有状態管理部501〜照合部504のそれぞれの機能は、実施の形態2における占有状態管理部341〜照合部344のそれぞれと共通である。
図14は、占有設定装置50のハードウェア構成例を示した図である。
占有設定装置50は、コンピュータ装置により実現される。そして図示するように、占有設定装置50は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)51と、記憶手段であるメインメモリ52およびHDD(Hard Disk Drive)53とを備える。ここで、CPU51は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ52は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD53は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。さらに、占有設定装置50は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)54を備えている。なお、CPU51が実行するプログラムは、予めメインメモリ52に記憶させておく形態の他、例えばCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU51に提供したり、あるいは、ネットワーク40(図1参照)を介してCPU51に提供したりすることも可能である。
また、詳細については説明を行わなかったが、実施の形態1においてサーバ20に設けられていた占有設定部25、あるいは、実施の形態2においてスキャナ30に設けられていた占有設定部34も、図14に示す占有設定装置50と共通するハードウェア構成を有している。
図15は、実施の形態3におけるスキャンサービスシステム1の第1の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図15は、占有要求による予約を行ったユーザが、残り時間がタイムアウトとなる前にスキャナ30を使用する場合を例示している。
まず、クライアント群10を構成するいずれかのクライアントにおいて、ユーザが、スキャンサービスに対応するウェブブラウザを開くことによってスキャンサービスの使用が開始される。続いて、ウェブブラウザ上でユーザがスキャナ30の占有要求を実行することにより、このクライアントからサーバ20に向けて占有要求が出力される。なお、この占有要求には、要求を行ったユーザのユーザIDが含まれている。
サーバ20では、入出力部21を介して、占有指示作成部24が占有要求を受け取る。次いで、占有指示作成部24は、受け取った占有要求に含まれるユーザIDを取得し、取得したユーザIDをユーザデータ管理部22に送る。すると、ユーザデータ管理部22は、ユーザデータ記憶部23に記憶されるユーザデータを参照し、このユーザIDに対応するユーザ特徴量(ユーザ全体特徴量Aおよびユーザ部分特徴量B)を読み出す。それから、ユーザデータ管理部22は、このユーザIDに対応するユーザ特徴量を占有指示作成部24に送り返す。そして、占有指示作成部24は、占有要求に含まれるユーザIDに、ユーザデータ管理部22から受け取ったユーザ特徴量を対応付けた占有指示を作成し、入出力部21を介して、サーバ20からスキャナ30に向けて出力する。
スキャナ30では、入出力部31が占有指示を受け取る。そして、入出力部31は、受け取った占有指示を、占有設定装置50に転送する。
占有設定装置50では、入出力部500を介して、占有状態管理部501が、占有指示を受け取る。そして、占有状態管理部501は、この占有指示を予約記憶部502に予約データとして登録し、且つ、タイマを用いた残り時間のカウントダウンを開始する。
一方、クライアントを介して占有指示を行ったユーザは、スキャナ30の設置場所において、画像読取部33にユーザ自身が所有する認証用カード100をセットし、画像の読み取りを行わせ、得られた認証用画像データを出力する。この認証用画像データは、画像読取部33から読取制御部32および入出力部31を介して、スキャナ30から占有設定装置50へと出力される。
占有設定装置50では、入出力部500を介して、特徴量抽出部503が認証用画像データを受け取る。次に、特徴量抽出部503は、受け取った認証用画像データに対して特徴量の抽出を行い、全体領域100aに基づく読取全体特徴量aと特定領域100bに基づく読取部分特徴量bとを含む読取特徴量を得る。そして、特徴量抽出部503は、得られた読取特徴量を照合部504へと送る。
それから、照合部504は、占有状態管理部501に問い合わせを行い、占有状態管理部501は、予約記憶部502に記憶されている予約データの内容を照合部504へと送り返す。続いて、照合部504は、特徴量抽出部503から受け取った読取特徴量と占有状態管理部501から受け取った予約データの内容(ユーザ特徴量)とを照合し、一致するものがあるか否かを判断する。
読取特徴量と一致するユーザ特徴量が予約データ内に存在していた場合、照合部504は、原稿読取要求を、入出力部500を介して、占有設定装置50からスキャナ30へと出力する。
スキャナ30では、入出力部31を介して読取制御部32が原稿読取要求を受け取る。次に、原稿読取要求を受け取った読取制御部32は、ユーザに対し、原稿200の読み取りを許可する。続いて、ユーザが、原稿200を画像読取部33にセットし、画像の読み取りを行わせる。このようにして原稿200を読み取って得られた原稿画像データは、読取制御部32および入出力部31を介して、スキャナ30からサーバ20に向けて出力される。
サーバ20では、入出力部21を介して、ユーザデータ管理部22が原稿画像データを受け取る。次いで、ユーザデータ管理部22は、受け取った原稿画像データを、対応するユーザIDに関連付けてユーザデータ記憶部23にユーザ画像データCとして登録(記憶)させ、一連の処理を完了する。
図16は、実施の形態3におけるスキャンサービスシステム1の第2の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図16は、占有要求による予約を行っていない、あるいは、占有要求による予約を行ったもののタイムオーバーにより予約が解除されたユーザがスキャナ30を使用する場合を例示している。また、図16に示す例は、占有設定装置50で照合を行うまでは、図15に示す例と同じ手順となるので、ここではその詳細な説明を省略する。
読取特徴量と一致するユーザ特徴量が予約データ内に存在していなかった場合、照合部504は、エラー通知を、入出力部500を介して、占有設定装置50からスキャナ30へと出力する。
スキャナ30では、入出力部31を介して読取制御部32がエラー通知を受け取る。次に、エラー通知を受け取った読取制御部32は、ユーザに対し、画像読取部33を用いた原稿200の読み取りを禁止し、一連の処理を完了する。
なお、実施の形態1〜3では、スキャンサービスシステム1を、所謂サーバ−クライアントシステムとして構成する場合を例として説明を行った。ただし、これに限られるものではなく、スキャンサービスシステム1を、所謂クラウドコンピューティングシステムで構成してもかまわない。
1…スキャンサービスシステム、10…クライアント群、20…サーバ、21…入出力部、22…ユーザデータ管理部、23…ユーザデータ記憶部、24…占有指示作成部、25…占有設定部、30…スキャナ、31…入出力部、32…読取制御部、33…画像読取部、34…占有設定部、40…ネットワーク、50…占有設定装置、100…認証用カード、100a…全体領域、100b…特定領域、200…原稿

Claims (6)

  1. 読取装置を使用する者の使用者識別情報と、使用者毎に固有の識別用媒体の画像から抽出された使用者特徴量情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記読取装置が前記識別用媒体を読み取って得た第1の画像情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報取得手段によって取得された前記第1の画像情報から特徴量を抽出して得た画像特徴量情報と前記記憶手段に記憶された前記使用者特徴量情報とから前記読取装置による読み取りを許可する場合には、当該読取装置に読み取りを許可する指示情報を送出する送出手段と、
    前記指示情報を送出した後に前記読取装置が原稿を読み取って得た第2の画像情報を取得する第2の情報取得手段と、
    前記使用者識別情報に対応付けて前記第2の画像情報を前記記憶手段に記憶させる手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記第1の情報取得手段によって取得された前記第1の画像情報から特徴量を抽出して前記画像特徴量情報を得る特徴量抽出手段と、
    前記特徴量抽出手段によって抽出された前記画像特徴量情報と前記記憶手段に記憶された前記使用者特徴量情報とから、前記読取装置による読み取りを許可するか否かを判定する判定手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記使用者識別情報を含む前記読取装置の使用要求があった場合に、当該使用要求に含まれる当該使用者識別情報と前記記憶手段から読み出した当該使用者識別情報に対応する前記使用者特徴量情報とを関連付けた占有指示を、予約データとして登録することにより、当該読取装置の使用予約を行う予約手段と、
    前記特徴量抽出手段によって抽出された前記画像特徴量情報と、前記予約手段による前記使用予約における前記使用者特徴量情報とを照合する照合手段と、
    前記照合手段による前記照合において前記画像特徴量情報に一致する前記使用者特徴量情報が存在しなかった場合に、前記読取装置による原稿の読み取りを禁止するための前記指示情報を前記送出手段に送出させる禁止手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記予約手段は、前記使用予約が開始されるとともに予め決められた制限時間の計時を開始し、当該制限時間が経過した後は当該使用予約を削除することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 記録材に形成された画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段を使用する者の使用者識別情報と、使用者毎に固有の識別用媒体の画像から抽出された使用者特徴量情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記読取手段が前記識別用媒体を読み取って得た第1の画像情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報取得手段によって取得された前記第1の画像情報から特徴量を抽出して得た画像特徴量情報と前記記憶手段に記憶された前記使用者特徴量情報とから前記読取手段による読み取りを許可する場合には、当該読取手段に読み取りを許可する指示情報を送出する送出手段と、
    前記指示情報を送出した後に前記読取手段が原稿を読み取って得た第2の画像情報を取得する第2の情報取得手段と、
    前記使用者識別情報に対応付けて前記第2の画像情報を前記記憶手段に記憶させる手段と
    を含む画像読取システム。
  6. コンピュータに、
    読取装置を使用する者の使用者識別情報と、使用者毎に固有の識別用媒体の画像から抽出された使用者特徴量情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる機能と、
    前記読取装置が前記識別用媒体を読み取って得た第1の画像情報を取得する機能と、
    取得した前記第1の画像情報から特徴量を抽出して得た画像特徴量情報と記憶された前記使用者特徴量情報とから前記読取装置による読み取りを許可する場合には、当該読取装置に読み取りを許可する指示情報を送出する機能と、
    前記指示情報を送出した後に前記読取装置が原稿を読み取って得た第2の画像情報を取得する機能と、
    前記使用者識別情報に対応付けて前記第2の画像情報を前記記憶手段に記憶させる機能と
    を実現させるプログラム。
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