JP6212727B2 - 配線用遮断器 - Google Patents

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本発明は、配線用遮断器に関するものである。
配線用遮断器には、オプションとして選択できる各種の付属機器(補助スイッチ、警報スイッチ、電圧引外し装置、不足電圧引外し装置など)が用意されている。
配線用遮断器内に付属機器を取り付ける構造として、付属部品のリード線を結束した状態に保持してベース(付属部品の機能部品を組み付けたカセット容器)の側面に沿って引出した後、ベースを被覆するカバーと、このカバーの上面を開閉自在に被覆するトップカバーとの間の隙間を通じて、リード線を、配線用遮断器の本体ケースの左右サイドから側方に引き出した構造が開示されている(特許文献1)。
しかし、分電盤内では、複数の配線用遮断器が隣接して配置されているため、特許文献1のように、リード線を配線用遮断器の本体ケースの左右サイドから側方に引き出す構造とした場合、配線用遮断器を分電盤等に取り付けた状態では、リード線の引出しが困難であり、付属機器を新たに取り付ける場合には、隣接する他の配線用遮断器を取り外す作業が必要となり、付属機器の取り付けに手間がかかるという問題があった。
特開2006−140100号公報
本発明の目的は前記の問題を解決し、配線用遮断器内に付属機器を取り付けてリード線の引出を行う作業を、複数の配線用遮断器が隣接して配置された状態においても、付属機器を取り付ける配線用遮断器に隣接する他の配線用遮断器を取り外すことなく、簡単に行うことができる技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明の配線用遮断器は、両端に端子部を備え、該端子部間に機構部を搭載したベースを配置した多極式の配線用遮断器であって、前記ベースを被覆するメインカバーと、メインカバーの上部を開閉自在に被覆するサブカバーを備え、前記メインカバーに、付属装置を取り付ける付属装置格納部を形成するとともに、隣接する極間を区分する位置に対応させてリード線配設用溝部を形成し、前記付属装置から引き出されるリード線を、前記リード線配設用溝部に配線して前記端子部側に設けたリード線出線部に導くことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の配線用遮断器において、前記リード線出線部を、前記端子部のコーナー部に設けたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の配線用遮断器において、前記リード線配設用溝部と前記リード線出線部とを非直線状に配置し、該リード線配設用溝部とリード線出線部とを繋ぐ傾斜溝部を設けたことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の配線用遮断器において、前記付属装置格納部とリード線配設用溝部を、各々、複数形成し、各付属装置格納部に取り付けた付属装置から引き出されるリード線を、各々異なるリード線配設用溝部に配線したことを特徴とするものである。
多極式の配線用遮断器のベースを被覆するメインカバーに、付属装置を取り付ける付属装置格納部を形成するとともに、隣接する極間を区分する位置に対応させてリード線配設用溝部を形成し、前記付属装置から引き出されるリード線を、前記リード線配設用溝部に配線して前記端子部側に設けたリード線出線部に導く構成とした本発明によれば、配線用遮断器内に付属機器を取り付けてリード線の引出を行う作業を、複数の配線用遮断器が隣接して配置された状態においても、付属機器を取り付ける配線用遮断器に隣接する他の配線用遮断器を取り外すことなく、簡単に行うことができる。また、隣接する極間を区分する位置に対応させてリード線配設用溝部を形成しているため、従来使用されていなかった空きスペースを利用することができ、内部機器の収納効率を向上させることができる。
請求項2記載の発明のように、前記リード線出線部を、前記端子部のコーナー部に設ける構成とすることにより、主回路の端子部の配線を邪魔することなく、リード線の配線スペースを確保することができる。
請求項3記載の発明は、前記リード線配設用溝部と前記リード線出線部とを非直線状に配置し、該リード線配設用溝部とリード線出線部とを繋ぐ傾斜溝部を設ける構成とすることにより、リード線を引っ張る力が加わった場合であっても、その力が付属装置に到達する前に、傾斜溝部で分散し、付属装置に直接かかる張力を低減することができ、付属装置の信頼性の向上が図られる。
請求項4記載の発明のように、前記付属装置格納部とリード線配設用溝部を、各々、複数形成し、各付属装置格納部に取り付けた付属装置から引き出されるリード線を、各々異なるリード線配設用溝部に配線する構成とすることにより、配線間違えの事故を確実に回避することができる。
配線用遮断器の全体斜視図である。 サブカバーを開放した状態の斜視図である。 サブカバーを除いた状態の上面図である。 サブカバーを除いた状態の断面図である。 サブカバーを除いた状態の断面図である。 サブカバーを除いた状態の前面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1、図2に示すように、配線用遮断器は、両端に端子部1を備え、中央部分は、ベース上に配置された3極の機構部をメインカバー2で被覆し、メインカバー2の上部を、サブカバー3で開閉自在に被覆した構造を有している。
図3に示すように、メインカバー2は、極ごとに区画されている。本実施形態では、中央極を被覆するメインカバー部4には、ハンドル15を備え、ハンドル15及びトリップテストを行うトリップスイッチの窓部5が配置され、中央極に隣接する一方の極を被覆するメインカバー部6には、漏電テストスイッチ及び漏電表示部の窓部7が形成されている。
中央極に隣接する他方の極を被覆するメインカバー部8には、警報スイッチ10や補助スイッチ11などの付属装置の本体が、ワンタッチで取り付けられる付属装置格納部9が形成されている。
警報スイッチ10および補助スイッチ11からは、各々、3本ずつのリード線12が引き出されている。これらのメインカバー部4、6、8が一体に形成されてメインカバー2を構成している。
付属装置から引き出されたリード線12は、図4、図5に示すように、隣接する極間に設けたリード線配設用溝部13、14に、3本のリード線を上下に重ねて配線される。
本実施形態では、3極の配線用遮断器を用いているため、図3に示すように、リード線配設用溝部は2本形成されている。このうち、中央極を被覆するメインカバー部4と、付属装置格納部9が形成されたメインカバー部8との間に形成されたリード線配設用溝部13への配線は、付属装置格納部9から直接行われる。一方、中央極を被覆するメインカバー部4と、漏電テストスイッチ及び漏電表示部の窓部7が形成されメインカバー部6との間に形成されたリード線配設用溝部14への配線は、ハンドル15を挟んで引き外し部20とはハンドルの機構部と反対側に位置する箇所に、付属装置格納部9からリード線配設用溝部14に向けて配線を横方向に導くハンドル迂回用溝部16を介して行われる。メインカバー部4が被覆する引き外し部20はハンドル15の機構部の付近には、引き外し部もあり、部品密度が高くなっているため、本実施形態では、ハンドル15を挟んで引き外し部20とはハンドルの機構部と反対側に位置する箇所にハンドル迂回用溝部16を形成している。
また、サブカバー3には、図2に示すように、リード線配設用溝部13、14に対応した位置に突辺19が形成されている。突辺19は、リード線配設用溝部13、14に配線したリード線3の移動を規制するとともに、サブカバー3の強度を向上させるリブとしての機能も有している。
図3に示すように、リード線配設用溝部13、14に沿って配線されたリード線12は、端子部間に形成された傾斜溝部17を経て、端子部1のコーナーに設けたリード線出線部18から出線される。このように、リード線配設用溝部13、14から直接出線せず、端子部間に形成された傾斜溝部17を経て非直線状に配線して出線する構造とすることにより、リード線12を引っ張る力が加わった場合であっても、その力が付属装置に到達する前に、傾斜溝部17で分散し、付属装置に直接かかる張力を低減することができる。また、図6に示すように、端子部1のコーナーに設けたリード線出線部18から出線する構造とすることにより、端子部1への電線接続を行う際、リード線12に邪魔されることなく作業を行うことができる。
1 端子部
2 メインカバー
3 サブカバー
4 メインカバー部
5 窓部
6 メインカバー部
7 窓部
8 メインカバー部
9 付属装置格納部
10 警報スイッチ
11 補助スイッチ
12 リード線
13、14 リード線配設用溝部
15 ハンドル
16 ハンドル迂回用溝部
17 傾斜溝部
18 リード線出線部
19 突辺
20 引き外し部

Claims (4)

  1. 両端に端子部を備え、該端子部間に機構部を搭載したベースを配置した多極式の配線用遮断器であって、
    前記ベースを被覆するメインカバーと、メインカバーの上部を開閉自在に被覆するサブカバーを備え、
    前記メインカバーに、付属装置を取り付ける付属装置格納部を形成するとともに、隣接する極間を区分する位置に対応させてリード線配設用溝部を形成し、
    前記付属装置から引き出されるリード線を、前記リード線配設用溝部に配線して前記端子部側に設けたリード線出線部に導くことを特徴とする配線用遮断器。
  2. 前記リード線出線部を、前記端子部のコーナー部に設けたことを特徴とする請求項1記載の配線用遮断器。
  3. 前記リード線配設用溝部と前記リード線出線部とを非直線状に配置し、該リード線配設用溝部とリード線出線部とを繋ぐ傾斜溝部を設けたことを特徴とする請求項2記載の配線用遮断器。
  4. 前記付属装置格納部とリード線配設用溝部を、各々、複数形成し、各付属装置格納部に取り付けた付属装置から引き出されるリード線を、各々異なるリード線配設用溝部に配線したことを特徴とする請求項1記載の配線用遮断器。
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