JP6171182B2 - 分電盤 - Google Patents

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本発明は、変流器や電流センサ等の電流測定手段を組み込んだ分岐ブレーカを複数搭載した分電盤に関するものである。
特許文献1には、分岐ブレーカに設けられた電流計測手段である各変流器の検出信号線を、分岐ブレーカの負荷側に設けたコネクタから出線して、分岐ブレーカの負荷側の近傍を通って盤内の電流計測ユニットまで配線した構造が開示されている。
各変流器で検出された検出信号は、検出信号線によって、分電盤内に配置された電流計測ユニットに送信されるため、分電盤内には、複数の分岐ブレーカから引き出され、電流計測ユニットまで配線される複数の検出信号線が存在することになる。
しかし、特許文献1のように、分岐ブレーカに設けられた電流計測手段の検出信号線を分岐ブレーカの負荷側の近傍を通って盤内の電流計測ユニットまで配線する構造では、分岐ブレーカに接続された負荷電線と電流計測手段の検出信号線とが混ざって配線の作業性が悪く、美観も優れないという問題があった。
特開2008-289301号公報
本発明の目的は前記の問題を解決し、CTや電流センサ等の電流測定手段を組み込んだ分岐ブレーカを複数搭載した分電盤において、電流測定手段で検出された検出信号を外部に送信する検出信号線を、分電盤内で整然と簡易に配線することができる技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明の分電盤は、電流測定手段を組み込んだ分岐ブレーカを複数搭載した分電盤であって、分電盤内には、分岐ブレーカが取付けられる機器取付板を備え、該機器取付板の下部に形成された閉鎖空間の側面のうち、検出信号線を引き込む方向の側面を側面閉塞部で閉塞するとともに、この側面閉塞部に開口部を形成し、各分岐ブレーカ内の電流測定手段で検出された検出信号を外部に送信する検出信号線を、分岐ブレーカから引出した後、前記開口部を通じて閉鎖空間内に引き込んで収納したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の分電盤において、該検出信号線を、該閉鎖空間内に導く配線規制部を有することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の分電盤において、前記側面閉塞部によって該閉鎖空間と隔てた空間を負荷電線配線空間としたことを特徴とするものである。
本発明に係る分電盤は、分岐ブレーカが取付けられる機器取付板を備え、各分岐ブレーカ内の電流測定手段で検出された検出信号を外部に送信する検出信号線を、分岐ブレーカから引出した後、側面閉塞部の開口部を通じて閉鎖空間内に引き込んで該機器取付板の下部に形成される閉鎖空間に収納することにより、分電盤内で整然と簡易に配線することができる。
配線規制部を有する請求項2記載の発明によれば、検出信号線を、該閉鎖空間内に導くことができ、側面閉塞部を形成する請求項3記載の発明によれば、検出信号線用の配線収納空間と負荷電線用の配線空間とを、的確に区画することができる。
電盤の内部を示す正面図である。 要部断面図である。 要部斜視図である。 他の実施形態における要部斜視図である。 他の実施形態における要部斜視図である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態を示す。この実施形態の分電盤は、中央に3極の主幹バー6を備え、分岐ブレーカ5の電源側端子部7をプラグイン接続するタイプのものである。
図1は実施形態の分電盤の内部を示す正面図、図2は要部断面図である。これらの図において、1は合成樹脂製の本体ベースで、この本体ベース1上には、主幹ブレーカ4やその他の内部機器が装着される主幹ブレーカ取付基板2と、多数の分岐ブレーカ5やその他の内部機器が装着される機器取付板が取り付けられている。
本体ベース1には配線用の孔部9が設けられ、孔部9の上方に分岐ブレーカ5の負荷側付近が位置するように配置されている。
機器取付板3の先端は孔部9の上方に位置しており、本実施形態では、この機器取付板3の先端に、側面閉塞部である塞板10を取り付けている。塞板10は、図2に示すように、下端部を内側に向けて折り曲げて折り曲げ辺14を形成し、強度向上を図っている。この塞板10は、後記する閉鎖空間11に検出信号線8を引き込む方向の側面に設けられている。
この塞板10により、孔部9の上方空間を二分し、機器取付板3の下方に、機器取付板3と塞板10と本体ベース1で囲まれた閉鎖空間11と、負荷電線配線空間12を形成している。この塞板10によって、本体ベース1の外側から孔部9を通して負荷電線を配線する際に、誤って負荷電線が閉鎖空間11に入り込むのを防止することができる。
主幹ブレーカ4の側部に上下2列に配置した分岐ブレーカ5の内部には、CTや電流センサ等の電流測定手段(図示しない)が組込まれており、分岐ブレーカ5から電流測定手段で検出された検出信号を外部に送信する検出信号線8が引き出されている。
電流測定手段として、ホール素子を基板の略U字状の腕部に供えたものを用いる場合には、検出信号線8の他に、電流測定手段への電源供給を行う電源線(図示しない)も、分岐ブレーカ5から引き出され、2芯ケーブルが使用されて常に一体に取り扱われる。
分電盤の内部には、主幹ブレーカ4と、多数の分岐ブレーカ5の他に、電流計測ユニット18が取り付けられており、ここに、分岐ブレーカ5から引き出された検出信号線8が接続される。
本実施形態では、各分岐ブレーカ5から引き出された検出信号線8を、分岐ブレーカ5から引き出した後、閉鎖空間11内に的確に導く配線規制部として、図3に示すように、塞板10の上部には、下側開口部より上側開口部が幅広であり、上側が大きい逆凸状に形成されたスリット15を形成している。
検出信号線8は、スリット15から閉鎖空間11内に引き込まれ、閉鎖空間11内で纏められた後、閉鎖空間11から電流計測ユニット18に配線されている。また、電流計測ユニットからの検出信号線8には各々の接続コネクタ13が設けられ、この接続コネクタ13をスリット15の上側開口部20から挿通させて各々の分岐ブレーカ5からの検出信号線8の接続コネクタ13に接続した後、接続コネクタ部分をスリット15の下側開口部21に係合させて固定するものである。分岐ブレーカのない空きスペースや、電流検出機能のない分岐ブレーカに交換するときなど、接続コネクタを使用しないときには、図5のようにスリット15の下側開口部21に係合するようにしておけば、見栄えもよく、配線作業も容易なものである。また、スリット15付近に接続コネクタ13が位置しない場合や接続コネクタがない場合には、下側開口部21をさらに幅狭のものとして、検出信号線8を直接係止するようにしてもよい。なお、スリット15は機器取付板3の端部の設けたものでもよい。
塞板10は、図3、4に示すように、だるま孔16によって、機器取付板3と着脱自在に取り付けられており、検出信号線8の上記配線作業の後に取り付けてもよいし、手前方向にスライドして作業スペースを確保しながら配線作業を行うこともできる。
この他にも、配線作業の作業性の観点からは、あらかじめ電流計測ユニット18から複数本の配線ごとに接続コネクタを延長させ機器取付板の適宜複数箇所に配置し、塞板10を取り外すことなく、手前方向にスライドして作業スペースを確保した状態で、各接続コネクタ13を接続するのみで配線接続が完了するようにしてもよい。また、このように、接続コネクタを用いる場合、分岐ブレーカの取替えに際にも、接続コネクタの箇所で検出信号線8との接続を解除することができるため、検出信号線8を直接電流計測ユニット18に接続するものに比べて、検出信号線8をたどる距離が少なくて済み、作業性の向上を図ることができる。
上記実施形態では、塞板10の上部にスリット15を形成していたが、他の実施形態として図5に示すように、塞板10の下部に下部スリット17を形成し、その先端に略U字状の配線係合部19を設け、この配線係合部19から検出信号線8を閉鎖空間11内に引き込む構造とすることもできる。
そのほか、上記実施形態では、塞板10を、機器取付板3と着脱自在に取り付ける独立部材として説明したが、塞板10は、機器取付板の先端部に一体に形成したものでよいし、または本体ベースと着脱自在に取り付ける独立部材とすることもできる。
1 本体ベース
2 主幹ブレーカ取付基板
3 機器取付板
4 主幹ブレーカ
5 分岐ブレーカ
6 主幹バー
7 電源側端子
8 検出信号線
9 孔部
10 塞板
11 閉鎖空間
12 負荷電線配線空間
13 接続コネクタ
14 折り曲げ辺
15 スリット
16 だるま孔
17 下部スリット
18 電流計測ユニット
19 配線係合部
20 上側開口部
21 下側開口部

Claims (3)

  1. 電流測定手段を組み込んだ分岐ブレーカを複数搭載した分電盤であって、
    分電盤内には、分岐ブレーカが取付けられる機器取付板を備え、
    該機器取付板の下部に形成された閉鎖空間の側面のうち、検出信号線を引き込む方向の側面を側面閉塞部で閉塞するとともに、この側面閉塞部に開口部を形成し、
    各分岐ブレーカ内の電流測定手段で検出された検出信号を外部に送信する検出信号線を、分岐ブレーカから引出した後、前記開口部を通じて閉鎖空間内に引き込んで収納したことを特徴とする分電盤。
  2. 該検出信号線を、該閉鎖空間内に導く配線規制部を有することを特徴とする請求項1記載の分電盤。
  3. 前記側面閉塞部によって該閉鎖空間と隔てた空間を負荷電線配線空間としたことを特徴とする請求項1または2記載の分電盤。
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