JP6211208B2 - レンズ用の電動式位置調節駆動部 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載した、光軸線に沿って光学要素を位置調節するための電動式駆動部を備えたレンズ(ないし対物レンズ Objektiv)に関する。
電動式駆動部は、写真レンズの焦点合わせや焦点距離調節のための様々な実施形態において知られている。この際、主として、小型に構成されてコンパクトであり、ギヤユニット(伝動ユニット)を備えた、DCモータ、超音波モータ、ステップモータなどが使用される。
EP 1 166 424 B1 EP 1 841 048 A2 US 2007/0200452 A1 DE 197 18 189 A1 EP 1 884 813 A1
同様に駆動部として、リングモータとして構成されてレンズの枠体の周部に配設されている超音波モータが知られている。リングモータは、多くの場合、ギヤ伝動部を用い、軸方向の位置調節のために設けられた焦点合わせ及び焦点距離調節要素を軸方向において駆動する。またリングモータは、高い電圧を用いた複雑な電子制御を必要とする。ステータとロータの間の機械的な摩擦は、レンズ鏡胴の内部に汚染物を発生させ、光学要素への付着により結像能力を損なわせる。
本発明の課題は、レンズ鏡胴内の可動要素を軸方向に位置決めするためのメインテナンスフリーで騒音の少ない駆動部を創作することであり、該駆動部は、モータ回転数を焦点合わせ運動へ変換するためのモータギヤ(伝動ユニット)を伴わずに利用可能である。また本発明の更なる課題は、従来技術の駆動部の欠点を回避し、電気的な運動エネルギーを機械的な運動エネルギーへ変換する際により良い効率を有する駆動システムを提供することである。つまり大容積と大質量が減少されるべきである。
前記課題は、請求項1の特徴に従った、枠体と駆動部とを備えたレンズ装置により解決される。
即ち本発明の一視点により、外側の枠体と、該外側の枠体内で内側の枠体内に保持された光学要素とを有するレンズ装置であって、前記内側の枠体は、前記外側の枠体内で直線的に案内され、カム支持体において軸方向に摺動可能に支持されており、前記カム支持体は、電動式に駆動可能であるというレンズ装置であり、前記カム支持体は、前記外側の枠体及び前記内側の枠体とは別個に設けられており、前記カム支持体のための駆動部として、中空シャフト駆動部が設けられており、該中空シャフト駆動部は、前記カム支持体と結合されたロータと、前記外側の枠体と結合されたステータとから構成され、前記ロータは、周回する溝部を構成しており且つ少なくとも一方の内壁面部に永久磁石要素が配設された円筒要素として構成されており、前記ステータは、円筒形状のコイルから構成され、該コイルは、前記永久磁石要素との電磁相互作用のために、前記カム支持体の回転軸線と同軸で軸方向において位置固定的に前記溝部内へ挿入されていることを特徴とするレンズ装置が提供される。
有利な他の構成と展開構成は、下位請求項の対象である。尚、本願の特許請求の範囲に付記されている図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
有利には、電動式ブラシレス中空シャフト駆動部として駆動部が構成されている。このようにして騒音の少ないモータが実現されており、該モータは、同時にコンパクトに構成されている。
本発明において、以下の形態が可能である。
(形態1)外側の枠体と、該外側の枠体内で内側の枠体内に保持された光学要素とを有するレンズであって、前記内側の枠体は、前記外側の枠体内で直線的に案内され、カム支持体において軸方向に摺動可能に支持されており、前記カム支持体は、電動式に駆動可能であるというレンズであり、前記カム支持体のための駆動部として、中空シャフト駆動部が設けられており、該中空シャフト駆動部は、前記カム支持体と結合されたロータと、前記外側の枠体と結合されたステータとから構成され、前記ロータは、周回する溝部を構成しており且つ少なくとも一方の内壁面部に永久磁石要素が配設された円筒要素として構成されており、前記ステータは、円筒形状のコイルから構成され、該コイルは、前記永久磁石要素との電磁相互作用のために、前記カム支持体の回転軸線と同軸で前記溝部内へ入り込んでいること。
(形態2)前記カム支持体の前記回転軸線は、前記レンズの光軸線と一致しており、前記光学要素の運動は、前記光軸線に沿って直線的に双方向において行われることが好ましい。
(形態3)前記カム支持体は、前記ロータの端面部と結合されていることが好ましい。
(形態4)前記カム支持体は、交換可能に前記ロータの端面部と結合されていることが好ましい。
(形態5)前記円筒要素の外側の周面部、又は前記カム支持体の外面部は、前記外側の枠体内において回転可能に支持されていることが好ましい。
(形態6)前記円筒要素の外側の底面部は、前記中空シャフト駆動部の軸方向の方向付けのために前記外側の枠体における突出部に載置されており、前記ステータは、前記溝部の開放側を覆っていることが好ましい。
(形態7)前記カム支持体には、又は前記円筒要素の外側の周面部には、対応するよう前記外側の枠体に作り込まれており前記光軸線に対して直角に延在する少なくとも1つの円周カム部内へ前記カム支持体及び/又は前記ロータの軸方向の支持のために係合するガイド要素が配設されていることが好ましい。
(形態8)前記溝部内には、前記円筒要素の前記内壁面部において両側で、交互の極性を有する磁石が、これらの間において前記ステータの円筒形状の前記コイルを受容するための空隙が構成されているように配設されていることが好ましい。
(形態9)軸方向において前記光学要素の終端ポジションを検知するためにアブソリュート型で測定する終端位置センサと、前記カム支持体の軸方向の中間ポジションを一義的に検知するためにインクリメンタル型又はアブソリュート型で測定するセンサとが、前記外側の枠体内か又は前記枠体に接して設けられていることが好ましい。
(形態10)前記中空シャフト駆動部と、軸方向に摺動すべき前記光学要素との間の力及び運動の伝達機構が、直接駆動部として、増速又は減速ギヤを伴わずに構成されていることが好ましい。
本質的な認識は、例えば、レンズ(ないし対物レンズ)、接眼レンズ、単眼又は双眼の遠距離光学機器のような光学システムにおける電動式位置調節のためにそのような中空シャフト駆動部を使用することに適していることである。本発明は、中空シャフトモータの貫通開口内径が該中空シャフトモータ内で可動に支持されている光学要素のために利用可能であるという認識を利用する。
従来の中空シャフトモータにおけるエネルギー密度は、有利には、例えばNdFeB材料から製造されるネオジム磁石のような、ロータの部材として強力な永久磁石により高められる。モータは、ステータとして極めて薄壁状の(円筒の壁部の厚さは開口直径の10%よりも小さい値を有する)円筒コイルの使用に基づき、極めてスリムに構成されている。中空シャフトの内側で動かされる光学要素のための構成空間は、有利には、大きなレンズ直径のために利用することができる。円筒コイルは、システム内で固定されており、ステータとして作用する。このようにして、コイルへ電気エネルギーを伝送するための滑り接触の使用を排除することができる。この措置は、騒音の少ないモータを保証する。
コイルは、例えば、円筒状に形成された2つの金属板から構成可能であり、この際、これらの金属板には、例えば銅合金から成り且つレーザ法又はエッチング法により生成される導体路構造が作り込まれる。これらの円筒は、所謂「コンポジットステータ」を構成するために、追加的な電気絶縁中間層を介して互いに差し込まれる。内側の円筒と外側の円筒との間の貫通コンタクト部(貫通ビア Durchkontaktierung)により巻線が生成される。引き続き、不安定な部分コイルから構成された円筒体を、機械的な安定性(強度)を向上させるために支持材料を用いて鋳固めることが可能である。
代替的に、電線から成るコイル要素を円筒状の補助体に巻き付けることも可能である。引き続きそれらのコイルを例えばエポキシ樹脂又は繊維強化ファイバグラスのような支持材料を用いて鋳固めることが可能である。
このようにして円筒体の内部に3つ又はそれよりも多くのコイル要素を実現することができる。例えば、貫通コンタクト部は、ずらされた各3番目の巻線が互いに接続されるという3重にずらされた回路パターンにより設けることが可能である。このようにして3つの別個の相ないしコイルが、形状的に安定したスリムな円筒体ボディ内に構成される。
この方法により、極めてスリムで形状的に安定しており、個々のコイル要素から構成された、薄いパイプ形状のコイル装置が設けられ、該コイル装置は、その端面部において制御電流を供給するための複数のコンタクト部(コンタクト端子)を有する。
個々のコイル要素は、規則的な間隔をもって円筒の周部上に分配されており、このようにして1つの円筒コイルを構成する。
この際、円筒コイルは、別々に制御可能な個別巻線から構成されるか、又は複数のグループにまとめられたグループコイルとして構成され、この際、個別巻線又はグループコイルは、移動する電磁場を発生させるために、既知の方式により、詳細には説明しない電気制御部から、位相のずらされた交互の制御電流を用いて制御される。
グループコイルの数は、ロータの周部において極性を交互にして配設された複数の磁石、並びにトルクの要求精度に対して適合させることが可能である。
つまりブラシレスの回転位置決め可能な永久磁石励磁式の直流モータを実現することが可能である。
例えば、3つのコイルグループにおいて、位相のずらされた交互に切り替えられる3つの直流を用いることにより、磁石を装備したロータが追従する回転磁界を発生させることが可能である。この際、これらの3つのコイルグループは、ロータにおいて交互に且つその周部に亘って均等に分配された複数の磁石に対して適合させることが可能である。
円筒コイルは、例えば上記特許文献1の欧州特許に基づいて構成し、製造することができる。そこで記載された円筒コイルの稼働方式と制御方式は、同様に上記特許文献1において開示されている。そのような薄壁状の円筒コイルの他の一実施形態を上記特許文献2から読み取れることができ、これは本発明の実施可能性のための使用例と言える。これらの特許文献に記載された内容は、本明細書に組み込み記載されているものとする。
ステータとして既述の肉薄のコイルの要素と、永久磁石を装備したロータとから成るブラシレスモータは、上記特許文献3に記載されている。ステータにおける三相制御信号の時間的制御を改善するために、ステータにおいてホール効果センサの固定配設が考慮されている。
例えば焦点合わせ要素のような摺動可能な光学要素を軸方向において位置決めするために、インクリメンタル型又はアブソリュート型の測定システムが、枠体内か又は枠体に接して設けられている。
終端ポジションを検知するためには、終端位置センサが使用される。
終端位置センサは、軸方向における終端位置を検知するためのセンサとして理解され、この際、ライトバリア、誘導型又は容量型の接近センサ、又は機械的なプッシュボタンが使用可能である。これらのセンサは、全ての可動の機械部材において適切な結合部により固定可能である。
インクリメンタル型の測定システムとしては、例えば、レンズ枠体に位置固定的に配設されたセンサと、焦点合わせ要素の周部に装着されたタイミングスケール(Taktlineal)とを使用することが可能である。
本発明の実施例を模式的な図面に基づいて説明する。
一レンズを横断面図として示す図である。 図1aによるレンズの一部分の拡大図である。 図1bによる一部分を更に大きくした拡大図である。 図1によるレンズの一変形例を横断面図として示す図である。 図2aによるレンズの一部分の拡大図である。 永久磁石要素を用いた配設構成を示す図である。 中空シャフト駆動部の領域における他の一変形例を示す図である。 直線ガイド部を示す図である。 タイミングスケールを備えたカム支持体を示す図である。 タイミングスケールを備えたカム支持体の斜視図である。 図2による変形例の内側の枠体の斜視図である。 図2による変形例の外側の枠体を示す図である。 レンズのカム支持体を横から見た図である。 レンズの原理図を横断面図として示す図である。
図1aは、枠体(外側の枠体)2を有するレンズ(組みレンズないし対物レンズ Objektiv)1を示しており、該枠体2内では、光学要素3が光軸線(光学軸)4に沿って電動式に軸方向に摺動可能に支持されている。光学要素3の位置調節のために、光軸線4をリング状に取り囲む中空シャフト駆動部5が設けられている。
中空シャフト駆動部5は、枠体2に位置固定的に結合されており円筒形状で薄壁状(薄肉状)のコイル7を備えたステータ(固定子)6と、回転可能に支持された中空シャフト8として形成されたロータ(回転子)9とから構成されている。
中空シャフト8の外壁部には、周回する溝部10を構成しており軟磁性材料から成る円筒要素11が形成されている。図1cでより正確に図示された円筒要素11の内壁面部12には、溝部10内において、コイル7との電磁相互作用のための永久磁石13が配設されている。永久磁石13とコイル7を備えた円筒要素11により磁気回路が構成される。コイル7は、中空シャフト8の回転軸線と同軸で溝部10内へ入り込んでおり、即ち挿入されている。中空シャフト8の回転軸線は、光軸線4と一致している。中空シャフト駆動部5は、カム支持体(溝カム機構を有する支持体 Kurventraeger)14を有する。
カム支持体14には、周部において軸方向で上り勾配(即ち昇りラセン状)になるようにカム輪郭部(ラセン状カム部)15が作り込まれ、即ち開けられており、該カム輪郭部15内へ、光学要素3と結合されたガイド要素16が係合している。同時に光学要素3は、直線ガイド要素18により、光軸線4と平行に配設された(枠体2の)直線ガイド部17と作用結合状態にあり、光軸線4の周りの光学要素3の回転が阻止されている。カム支持体14の回転時には、このようにして光学要素3が回転運動を伴うことなく軸方向において光軸線4に沿って摺動される。
図1bは、図1aの中空シャフト駆動部5の一部分の拡大図を示している。
枠体2内において円筒要素11の外側の周面部19が回転可能に支持されている。そのために枠体2は、その内面部(内周部)において、形成されたスライド領域20を有する。カム支持体14は、カム支持体14が中空シャフト8の内面部23と結合されている図1aの構成と異なり、ここではアダプタ結合部21を介し、交換可能に中空シャフト8の端面部22と結合されている。中空シャフト8の(半径方向の)回転支持は、カム支持体14のために枠体2の内面部に配設されたもう一つのスライド面部24を介しても行うことが可能である。この実施例においてカム支持体14の外面部25は、枠体2のスライド面部24において回転可能に支持され、また軸方向の遊びに抗して確実に支持されている。
図1cは、図1a及び図1bの更なる部分拡大図を示している。中空シャフト駆動部5の領域における構造が明確に示されている。この際、溝部10内の円筒要素11の内壁面部12には、磁石13が配設されている。極性の指向性は、SとNで図示されており、半径方向に延在し、即ち内側から外側へ延在している。内壁面部12と磁石13との間の間隙は、内壁面部12と磁石13との間の結合を確立する接着剤で満たされている。磁石13と、中空シャフト8の外壁面部26との間の間隙(ギャップ)内には、コイル7が入り込んでおり、即ち挿入されている。コイル7は、溝部10を覆うステータ6と結合されており、該ステータ6は、枠体2へねじ込み固定されている。
軸方向において円筒要素11は、その外側の底面部(段差部)27を用いて(枠体2の)突出部(リング状肩部)28’において支持されている。追加的に又は選択的に軸方向の支持は、カム支持体14の端面部29に対応する(枠体2の)突出部28”においても行うことが可能である。これに対する対向の支持は、円筒要素11とステータ6との間において行われる。
図2aは、本発明による中空シャフト駆動部5の一変形例を示している。この実施例において、周回する溝部10を構成する円筒要素11は、別個の構成部材として実施されており、カム支持体14において一方の端面部29とは反対側のカム支持体14の端部に形成されたカム支持体溝部38へ固定されている。図1bに記載されたアダプタ結合部21の機能を担うこの箇所において、様々なカム支持体14の交換を簡単に行うことが可能である。図2aにおいて、円筒要素11とカム支持体14から構成されるロータ9の軸方向の支持は、図1におけるように枠体2の突出部28’及び突出部28”において行われるわけではない。この実施例において、軸方向の支持は、ガイド要素31を介して行われ、該ガイド要素31は、枠体2へ作り込まれた即ち開けられた(光軸線に対して直角方向に延在する)円周カム部32と係合状態にある。好ましくは、例えば円筒ローラとして実施された3つのガイド要素31がカム支持体14の周部において120°ずつずらされて設けられている。
ロータ9の軸方向の支持のこの形式は、図1による実施例においても使用することが可能であり、その際、ガイド要素31は、好ましくはカム支持体14の端面部29の領域(近傍)に設けられている。
図2bは、磁石13’、13”の位置決め状態を明確にするための更なる部分拡大図を示している。これらの磁石の極性は、磁束の方向を明確にするために、磁石13’のN1とS1、並びに磁石13”のN2とS2を用いて図示されている。光学要素3の枠体(内側の枠体)30は、双方向矢印の方向において摺動可能に支持されている。光学要素3の軸方向の摺動の終端位置を検知するために、枠体30に割り当てられた終端位置センサ100が模式的に図示されている。
溝部10の周部に配設された磁石13’、13”の極性の代替的な配設構成が、図2cにおいて模式的に図示されている。
図示の様々な実施例は、本発明が図1aによる実施例の中空シャフト駆動部5に限定されないことを示しており、図1aによる実施例においては、ロータ9が、円筒要素11、中空シャフト8、カム支持体14のような機能的に特徴付けられた複数の部分領域から一体的に構成可能であり、また図1bによる実施例においては、カム支持体14(もはや中空シャフト8に形成された部分ではない)がアダプタ結合部21を介して中空シャフト8から取外し可能となっている。この実施例において円筒要素11の内周部は、カム支持体14が固定可能である中空シャフト8を機能的に構成している。回転運動される質量体が好ましくは減少されている、本発明の他の実施例が、図3に示されている。
この実施例において、円筒要素11の内周部(図1、図2)を構成する円筒部材33は、円筒要素11とは別個(別体)であり、コイル7と共にステータ6に固定され、従ってもはや回転不能に固定されている。この変形例において、図1、図2の実施例において定義された中空シャフト8の領域は、機能的にカム支持体14と一致している。中空シャフト8/カム支持体14の領域は、回転可能に支持された円筒要素11に固定されるか又は形成されており、このようにしてロータ9を構成している。円筒部材33と円筒要素11は、共同で前述の溝部10を構成している。
図4は、枠体(外側の枠体)2を模式的に図示している。光学要素3のための直線ガイド要素18は、直線ガイド部(スリット部)17において軸方向に摺動可能に支持されている。
図5は、インクリメンタル型又はアブソリュート型で測定するセンサ34を模式的に図示しており、該センサ34は、この図5では非図示の枠体2に固定されている。センサ34は、円筒要素11の周部に配設されたタイミングスケール(目盛要素)35と協働し、円筒要素11の回転位置を決定するための信号を発生させる。カム支持体14におけるカム輪郭部(ラセン状カム部)15の傾斜と共に、ここでは非図示の光学要素3の軸方向のポジションを決定することが可能である。光学要素3は、カム輪郭部15内へ係合するガイド要素16を介し、カム支持体14の回転により軸方向に摺動される。センサ34の信号は、光学要素3の軸方向の位置決め装置である中空シャフト駆動部5のためのここでは非図示の電子制御装置(開ループ制御及び/又は閉ループ制御を行う)と共に利用することが可能である。
図6には、円筒要素11の斜視図が図示されており、円筒要素11の外側の周面部19には、タイミングスケール35が配設されている。(内側の枠体30の)ガイド要素16は(内側の枠体30の)内部に支持された光学要素3を軸方向に摺動させるために(カム支持体14の)カム輪郭部15に沿って走行する。(内側の枠体30の)直線ガイド要素18は、ここでは非図示の(外側の枠体2の)直線ガイド部17と協働する。終端位置センサ100は、マイクロプッシュボタンや、フォークトライトバリア36の光遮断器として実施されている。
図7は、開口した中空円筒である光学要素3の枠体(内側の枠体)30を示している。各々の端面部の領域には、カム支持体14のカム輪郭部15内へ係合するためのガイド要素16と、枠体(外側の枠体)2の直線ガイド部17内へ係合するための直線ガイド要素18とが図示されている。
図8は、円周カム部(Umfangskurve)32においてここでは非図示のロータの軸方向の支持を行う、図2による構造変形例の枠体(外側の枠体)2が図示されている。枠体2には、ロータの回転ポジションを検知するためのインクリメンタル型センサ機構のセンサ34が取り付けられている。枠体2には、円周カム部32の3つの区画が作り込まれ、即ち開けられている。円周カム部32内には、ここでは非図示のカム支持体14と結合されたガイド要素31が軸方向の支持のために案内されている。円周カム部32は、枠体2において、光軸線4に対して直角に周部において作り込まれ、即ち開けられており、それに対し、直線ガイド部17は、円周カム部32に対して直角に且つ光軸線4と平行に延在している。直線ガイド部17には、(内側の枠体30の)直線ガイド要素18が備えられている。枠体2の下部領域には、非図示のカメラへ結合するためのバヨネット37が固定されている。
図9は、タイミングスケール35を備えた円筒要素11と、ここでは非図示の枠体(外側の枠体)2に固定されたセンサ34とを示している。カム支持体14には、カム輪郭部(ラセン状カム部)15が作り込まれ、即ち開けられている。これらのカム輪郭部15内には、枠体(内側の枠体)30に固定されているガイド要素16が案内されている。カム支持体14には、ガイド要素31が固定されており、これらのガイド要素31は、枠体2のここでは非図示の円周カム部32内へ係合する。カム支持体14には、終端位置センサ100が固定されている。光学要素3の枠体(内側の枠体)30は、直線ガイド要素18を有し、これらの直線ガイド要素18は、ここでは非図示の(外側の枠体2の)直線ガイド部17内へ係合する。
図10は、機能的に必要な部材の全てを備えたレンズ1の原理図を横断面図として示している。レンズ1の外側の枠体2内には、内側の枠体30内に複数の光学要素3が保持されている。内側の枠体30は、外側の枠体2に設けられた直線ガイド部17に沿って直線的に案内されており、カム支持体14のカム輪郭部15に沿ってガイド要素16を介して軸方向に摺動可能に支持されている。カム支持体14は、回転のために電動式に駆動可能である。
カム支持体14のための駆動部として、中空シャフト駆動部5が設けらている。
中空シャフト駆動部5のロータ9は、カム支持体14と結合されている。中空シャフト駆動部5のステータ6は、外側の枠体2と位置固定的に結合されている。ロータ9は、周回する溝部10の形式の円筒要素11として構成されている。円筒要素11の少なくとも一方の内壁面部12には、複数の永久磁石13が配設されている。
中空シャフト駆動部5のステータ6は、薄壁状の円筒形状のコイル7から成り、該コイル7は、磁石要素13との電磁相互作用のために、カム支持体14の回転軸線と一致する光軸線4と同軸で溝部10内へ入り込んでおり、即ち挿入されている。
ここで紹介されて説明された複数のバリエーションが最も汎用的に使用可能ではあるが、ここで図示された複数の実施例だけが保護対象として請求されるわけではない。電気的な接続配線が中空シャフト駆動部の非可動部材、即ちステータに装着されているので、カム機構(カム部)や他の機械的なストッパが回転運動を人工的に制限しないのであれば、基本的に360°よりも大きな回転運動が可能である。適切な伝動部及び周回カム部を用い、長い焦点合わせストローク又は位置調節が問題なく可能である。また詳細には説明しなかった実施形態においては、電気配線が可動部材に接続されていることも考慮可能である。この場合には、磁石が枠体に固定され、ステータの一部とコイルが周回する溝部内へ入り込むであろうが、モータの可動部材に固定されるものとなり、従ってロータの一部を構成するものとなるであろう。この中空シャフトモータの可能な回転角度は、制御信号供給のための電気的な接続線の長さと柔軟性により制限される。
1 レンズ(対物レンズ)
2 レンズの枠体(外側の枠体)
3 光学要素
4 光軸線(光学軸)
5 中空シャフト駆動部
6 ステータ(固定子)
7 コイル
8 中空シャフト
9 ロータ(回転子)
10 溝部
11 円筒要素
12 内壁面部
13 永久磁石
13’ 永久磁石
13” 永久磁石
14 カム支持体
15 カム輪郭部(ラセン状カム部)
16 ガイド要素
17 直線ガイド部
18 直線ガイド要素
19 外側の周面部
20 スライド領域
21 アダプタ結合部
22 中空シャフトの端面部
23 内面部
24 スライド面部
25 外面部
26 外壁面部
27 外側の底面部
28’ 突出部
28” 突出部
29 カム支持体の端面部
30 光学要素の枠体(内側の枠体)
31 ガイド要素
32 円周カム部
33 円筒部材
34 センサ
35 タイミングスケール
36 フォークトライトバリア
37 バヨネット
38 カム支持体溝部
100 終端位置センサ

Claims (10)

  1. 外側の枠体(2)と、該外側の枠体(2)内で内側の枠体(30)内に保持された光学要素(3)とを有するレンズ装置(1)であって、
    前記内側の枠体(30)は、前記外側の枠体(2)内で直線的に案内され、カム支持体(14)において軸方向に摺動可能に支持されており、前記カム支持体(14)は、電動式に駆動可能であるというレンズ装置(1)であり、
    前記カム支持体(14)は、前記外側の枠体(2)及び前記内側の枠体(30)とは別個に設けられており、
    前記カム支持体(14)のための駆動部として、中空シャフト駆動部(5)が設けられており、該中空シャフト駆動部(5)は、前記カム支持体(14)と結合されたロータ(9)と、前記外側の枠体(2)と結合されたステータ(6)とから構成され、
    前記ロータ(9)は、周回する溝部(10)を構成しており且つ少なくとも一方の内壁面部(12)に永久磁石要素(13、13’、13”)が配設された円筒要素(11)として構成されており、
    前記ステータ(6)は、円筒形状のコイル(7)から構成され、該コイル(7)は、前記永久磁石要素(13、13’、13”)との電磁相互作用のために、前記カム支持体(14)の回転軸線と同軸で軸方向において位置固定的に前記溝部(10)内へ挿入されていること
    を特徴とするレンズ装置
  2. 前記カム支持体(14)の前記回転軸線は、前記レンズ装置(1)の光軸線(4)と一致しており、前記光学要素(3)の運動は、前記光軸線(4)に沿って直線的に双方向において行われること
    を特徴とする、請求項1に記載のレンズ装置
  3. 前記カム支持体(14)は、前記ロータ(9)の端面部(22)と結合されていること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載のレンズ装置
  4. 前記カム支持体(14)は、交換可能に前記ロータ(9)の端面部(22)と結合されていること
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ装置
  5. 前記円筒要素(11)の外側の周面部、又は前記カム支持体(14)の外面部は、前記外側の枠体(2)内において回転可能に支持されていること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ装置
  6. 前記円筒要素(11)の外側の底面部(27)は、前記中空シャフト駆動部(5)の軸方向の方向付けのために前記外側の枠体(2)における突出部(28’)に載置されており、前記ステータ(6)は、前記溝部(10)の開放側を覆っていること
    を特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ装置
  7. 前記カム支持体(14)には、又は前記円筒要素(11)の外側の周面部(19)には、対応するよう前記外側の枠体(2)に作り込まれており前記光軸線(4)に対して直角に延在する少なくとも1つの円周カム部(32)内へ前記カム支持体(14)及び/又は前記ロータ(9)の軸方向の支持のために係合するガイド要素(31)が配設されていること
    を特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ装置
  8. 前記溝部(10)内には、前記円筒要素(11)の両方の前記内壁面部において、交互の極性(N/S)を有する磁石(13’、13”)が、これらの間において前記ステータ(6)の円筒形状の前記コイル(7)を受容するための空隙が構成されているように配設されていること
    を特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のレンズ装置
  9. 軸方向において前記光学要素(3)の終端ポジションを検知するためにアブソリュート型で測定する終端位置センサ(100)と、前記カム支持体(14)の軸方向の中間ポジションを一義的に検知するためにインクリメンタル型又はアブソリュート型で測定するセンサ(34)とが、前記外側の枠体(2)内か又は前記枠体(2)に接して設けられていること
    を特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズ装置
  10. 前記中空シャフト駆動部(5)と、軸方向に摺動すべき前記光学要素(3)との間の力及び運動の伝達機構が、直接駆動部として、増速又は減速ギヤを伴わずに構成されていること
    を特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のレンズ装置
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