JP6211203B2 - 電磁石装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コイルボビン及び電磁石装置に関するものである。
従来の電磁石装置は、コイルを巻いたコイルボビンの内部に、貫通した可動鉄心を有する。このコイルボビンと可動鉄心とは可動するため、可動鉄心の可動によりコイルボビンが磨耗する。コイルボビンが磨耗すると、コイルボビンから発生する可動磨耗粉が増加し、可動時の可動鉄心の摩擦力が増加する。これにより、可動鉄心の動作が不安定となり、電磁石装置の寿命が低下する。そのため、可動鉄心に硬質塩化ビニル樹脂の皮膜を施し、または、可動鉄心に凹凸面を設け、凹部内を油溜まりとすることにより、可動性を向上させ、寿命を確保する。上述のようなコイルボビンと可動鉄心とが可動する電磁石装置は、従来の技術として開示されている。
特開平3−83304号公報 特開2010−212016号公報
しかしながら、従来の技術においては、可動鉄心に硬質塩化ビニル樹脂の膜を施した場合でも、電磁接触器等の開閉により硬質塩化ビニル樹脂の膜が剥がれていくと、剥がれた部分から可動鉄心がコイルボビンを削り、可動磨耗粉が発生してしまう。また、従来の技術においては、可動鉄心に凹凸面を設け、凹部内を油溜まりとする場合、油の経年劣化により、可動鉄心とコイルボビンとが吸着する懸念がある。
上述のように、従来の技術には、上記硬質塩化ビニル樹脂の膜の剥がれにより可動磨耗粉が増加し、または可動鉄心とコイルボビンとが吸着する問題があった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、コイルボビンと可動鉄心との可動磨耗を減少し、可動磨耗粉を少なくすることを目的とする。
この発明にかかる電磁石装置は、可動鉄心と、胴体にコイルを巻き付けて用いられ、胴体の中央に筒中空部が設けられ、この筒中空部の両開口部のいずれか一方から可動鉄心が挿入されるコイルボビンと、可動鉄心の一端に連結される第1の可動鉄心板と、可動鉄心の他端に連結される第2の可動鉄心板と、第1の可動鉄心板を吸着させるための固定鉄心と、第2の可動鉄心板を吸着させるための補助鉄心と、を備え、コイルボビンに可動鉄心が挿入された状態で、両開口部をほぼ同じ高さに維持し、コイルに通電することにより発生する磁力によって可動鉄心を動作させる電磁石装置であって、コイルボビンの筒中空部の内周面に第1の突起、第2の突起及び第3の突起が形成され、コイルボビンの両開口部と中間点までの範囲の内の一方において、可動鉄心の下半分の一部に対向する第1の突起、及び可動鉄心の上半分の一部に対向する第3の突起が筒中空部の内周面に形成され、コイルボビンの両開口部と中間点までの範囲の内の他方において、可動鉄心の上半分の一部に対向する筒中空部の内周面にはいかなる突起も形成されずに、他方において、可動鉄心の下半分の一部に対向する第2の突起が筒中空部の内周面に形成され、可動鉄心が動作する時に、可動鉄心は第1の突起と第2の突起とで支持され、一方、可動鉄心が動作しない時に、第1の可動鉄心板が磁力によって固定鉄心に吸着することにより可動鉄心が支持され、または第2の可動鉄心板が電磁石装置が備える永久磁石の磁力によって補助鉄心に吸着することにより可動鉄心が支持されるものである。
この発明は、この発明に係る突起部を備えることにより、コイルボビンと可動鉄心との可動磨耗を減少でき、可動鉄心の可動性を従来の電磁石装置に比べ、更に向上させることができる。
この発明に係る実施の形態1の電磁石装置を横方向から見た断面図である。 この発明に係る実施の形態1の図1のA1領域を示す詳細図である。 この発明に係る実施の形態1の図1のB1領域を示す詳細図である。 この発明に係る実施の形態1の図1のA1領域を示す断面図である。 この発明に係る実施の形態1の図1のA2領域を示す断面図である。 この発明に係る実施の形態1のコイルボビンを横方向から見た断面図である。 この発明に係る実施の形態3の電磁石装置を横方向から見た断面図である。 この発明に係る実施の形態3のコイルボビンを横方向から見た断面図である。 この発明に係る実施の形態3の図8のコイルボビンのC−C方向を示す断面図である。 この発明に係る実施の形態3の図8のコイルボビンのD−D方向を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、図1、図2、及び図3を用いてこの発明の実施の形態について説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、この発明に係る実施の形態1の電磁石装置を横方向から見た断面図である。図1において、電磁石装置の各構成を説明する。
1は、U字型に形成される固定鉄心である。2は、この固定鉄心1の開口部を中心として内側面の上部と下部とに、一方の磁極面(例えばS極面)が当接される永久磁石である。3は、固定鉄心1の内側面の上部と下部とに当接された永久磁石2の他方の磁石面(例えばN極面)にそれぞれ当接される補助鉄心である。4はコイルである。5は、表面にコイル4が巻きつけられているコイルボビンである。なお、このコイルボビン5は、図1に示すとおり、上記の補助鉄心3の他方に当接するように配置する。また、このコイルボビン5は、非磁性体の材質であり、胴体の中央に筒中空部を設けている。6は、コイルボビン5の両開口部をほぼ同じ高さに維持した状態で、両開口部のいずれか一方から挿入して設置する可動鉄心である。なお、この可動鉄心6は、電磁石装置の動作時において、図1に示す矢印方向にコイルボビン5の筒中空部を自在に可動する。7〜10は、可動鉄心が可動する方向において、可動鉄心6の両側部に連結される可動鉄心板である。この可動鉄心板7〜10は、可動鉄心6の可動に連動して移動する。ここでの電磁石装置は開閉器である。
次に、コイルボビン5と可動鉄心6との可動磨耗粉を減少するため、特徴的な構成及びその原理を説明する。
可動鉄心板9、10を配置した側を入口側とし、可動鉄心板7、8を配置した側を出口側と定義すると、この発明の実施の形態では、入口側とその出口側との中間点から入口側までの範囲に、及び、中間点から出口側までの範囲に、それぞれ可動鉄心6の下半分または上半分の一部に対向する突起を筒中空部の内部に形成するものである。
この発明の実施の形態では、両開口部と中間点までのそれぞれの範囲において、可動鉄心6の下半分の一部に対向する突起を筒中空部の内部に形成している。そして、可動鉄心6が可動する時に、可動鉄心6を上記の2つの突起で支持している。例えば、両開口部の一方である入口とその反対側開口部である出口との中間点から入口までの範囲に、第1の突起を形成し、中間点から出口までの範囲に、第2の突起を形成し、可動鉄心6が可動する時に、可動鉄心6を第1の突起と第2の突起とで支持し、可動する。
図1に示すように、この実施の形態1において、コイルボビン5の筒中空部の両開口部から中間点までのそれぞれの範囲A1、A2において、可動鉄心6の下半分に対向する筒中空部に第1の突起11A1、第2の突起11A2を設け、入口から中間点までの範囲B1において、可動鉄心6の上半分に対向する筒中空部に第3の突起11B1を設ける一例を説明する。
図1において、可動鉄心6が可動する方向に対して、第1の突起は、筒中空部の入口とその反対側の開口部である出口との中間点から入口までの範囲の下に設けられ、第2の突起は、筒中空部の両開口部の中心軸に対し、上記の中間点から出口までの範囲の下に、第1の突起とは対称となる位置A2に設けられる。これらの突起部は、電磁石装置がONまたはOFFの動作過程中に、可動鉄心6と接触し、可動する。
この実施の形態1では、水平方向に可動する可動鉄心6に対し、入口側のコイルボビン5の筒中空部の中の可動鉄心6の鉛直下方A1に設けた第1の突起11A1と、出口側の可動鉄心6の鉛直下方A2に設けた第2の突起11A2とが、筒中空部の中心軸に対し、対向する配置となる。また、可動鉄心6の鉛直上方B1に第3の突起を設ける。
図2は、この実施の形態1におけるコイルボビン5の図1のA1領域の詳細図である。図2において、11A1は、電磁石装置がONまたはOFFになった状態で、コイルボビン5の筒中空部の入口側の内周面において、可動鉄心6が可動する方向に対し、可動鉄心6の鉛直下方A1に配置された第1の突起である。この第1の突起11A1は、可動鉄心6の可動時にこの可動鉄心6に接触する接触部11aと、この接触部11aと筒中空部の内周面との間の段差を緩やかに接続する傾斜部11bとを備える。この接触部11aは、コイルボビン5の筒中空部の内周面の円周に沿った面を有する。電磁石装置がONまたはOFF動作過程中の場合、接触部11aが可動鉄心6と接触し、可動鉄心6の可動する方向以外の動きを抑制できる。また、この第1の突起11A1は、可動鉄心6の重量を支える。図1の出口から中間点までの領域A2に、第2の突起11A2は設置されている。この第2の突起11A2は、第1の突起11A1と同様の構成と機能である。
12は、非突起部である。電磁石装置がONまたはOFFの動作過程中で、可動鉄心6は、コイルボビン5の筒中空部の中を可動する。この際、可動鉄心6は、第1の突起11A1と、第2の突起11A2との接触部11aに接触した状態で可動する。この可動の結果、可動磨耗粉が発生する。この可動磨耗粉は可動鉄心6の可動により、傾斜部11bを通して非突起部12へ落下していくため、接触部11aには溜まらない。
図3は、この実施の形態1における図1のB1領域の詳細図である。図3において、11B1は、電磁石装置がONまたはOFFになった状態で、コイルボビン5の筒中空部の入口側の内周面において、可動鉄心6が可動する方向に対し、可動鉄心6の鉛直上方B1に配置された第3の突起である。この第3の突起11B1は、図2の第1の突起11A1と同様、コイルボビン5の筒中空部の内周面の円周に沿った面を有する接触部11aと、傾斜部11bとを有している。また、これらの突起部の材質はコイルボビン5と同様、非磁性体である。
また、電磁石装置がONまたはOFF動作過程中で、第1の突起11A1と第2の突起11A2の接触部11aは、可動鉄心6と接触し、その時に摩擦力が働く。その摩擦力を避けようとする動きで、可動鉄心6は、浮き上がる。このため、動作時において、可動鉄心6の重力方向と逆方向に設けられた第3の突起11B1が、可動鉄心6の浮き上がりを抑制する。
図4は、コイルボビン5の入口側から見た断面図である。図5は、コイルボビン5の出口側から見た断面図である。また、図4、図5において、それぞれの突起の形状を示している。
図6は、コイルボビン5を横方向から見た断面図である。図6において、コイルボビン5の下方に第1の突起11A1、第2の突起11A2を設け、上方に第3の突起11B1を設けることを示している。
上記の第1の突起11A1、第2の突起11A2、及び第3の突起11B1の形状は、図4、図5に示すような断面アーチ状のものである。
一例として、コイルボビン5の直径を11.6mm、可動鉄心6の直径を11mmとする場合、図2と図3に示す第1の突起11A1、第の突起11B1の寸法は、可動鉄心6が可動する方向における接触部11aの長さが3mmであり、傾斜部11bの長さが3mmである。突起は、ここでの形状と長さには限定されない。
次に、この実施の形態1における動作について説明する。
可動鉄心6は、図1の矢印方向(X方向、Y方向)にコイルボビン5の筒中空部で可動する。コイル4に電圧を印加すると、コイル4から発生する磁界により、可動鉄心6、可動鉄心6に連結されている可動鉄心板7、8、9、10は図示しないバネの復帰力に抗して駆動され、可動鉄心板8,10がU字型の固定鉄心1へ吸着する。吸着する結果、電磁石装置が、ON状態となる。
なお、コイル4の励磁を解いたとき、可動鉄心6、可動鉄心板7、8、9、10は、図示しないバネの力で戻される。可動鉄心板9が補助鉄心3に吸着した時に、電磁石装置がOFF状態となり、永久磁石2の力でOFF状態を保持することができる。
上記のような電磁石装置の基本構造において、電磁石装置がONまたはOFF状態になった場合、コイルボビン5と可動鉄心6との間にクリアランスを持たせているため、コイルボビン5と可動鉄心6との間は接触しない状態である。電磁石装置がONまたはOFFの動作過程中において、可動鉄心6がコイルボビン5の筒中空部の内部で可動する。このため、従来では、可動鉄心6とコイルボビン5とが接触し、電磁石装置がONまたはOFFの動作過程中、可動鉄心6の下部は、コイルボビン5の筒中空部の下部と接触し、可動鉄心6の可動する方向へ可動する。この実施の形態1では、下方より第1の突起11A及び第2の突起11A2が可動鉄芯6を下方から支持すると共に可動動作するため、可動鉄心6と第1の突起11A1及び第2の突起11A2とは面接触となり、可動磨耗粉が従来の接触より少なくなる。よって、可動磨耗粉は従来より減少する。
なお、発生した可動磨耗粉は可動鉄心6の可動により、傾斜部11bを通して非突起部12へ落下していくため、接触部11aには溜まらず、可動に影響しない。
ここで、電磁石装置がONまたはOFFの動作過程中における、可動鉄心6が可動する方向に対し、可動鉄心6の可動磨耗は、主にコイルボビン5の筒中空部の内周面の下方に設けた突起との可動により生じる。この実施の形態1で生じるコイルボビン5の筒中空部の下方の可動磨耗は、可動鉄心6と入口側の下端部A1に設けた第1の突起11A1の接触部及び出口側の下端部A2に設けた第2の突起11A2の接触部との可動磨耗である。しかし、可動鉄心6と第1の突起11A1及び第2の突起11A2とは面接触であるため、可動磨耗粉が従来より少なくなる。よって、可動磨耗粉は従来より減少する。また、発生した可動磨耗粉が非突起部12に溜まっても、可動磨耗粉が少ないので、可動に影響しない。この結果、可動鉄心6はコイルボビン5の筒中空部での可動が安定する。
上記、実施の形態1の構成を説明したが、この実施の形態1のコイルボビン5の上方に設けた突起において、第3の突起11B1の配置に限定されるものではない。両開口部と中間点までのそれぞれの範囲において、可動鉄心6の上半分の一部に対向する筒中空部の内部に突起を配置してもよい。
この実施の形態1では、可動鉄心6の可動方向以外の無駄な動き、例えば、縦の動きを抑えると共に、可動磨耗を低減させるので、可動磨耗粉の発生も抑制できる。また、可動磨耗粉が発生したとしても、発生した可動磨耗粉は、傾斜部11bを介して非突起部12へ落下していく。これにより、突起部の接触部11aには、可動磨耗粉が溜まらないため、可動鉄心6の摩擦力の増加を抑えることができる。よって、コイルボビン5の筒中空部において、可動鉄心6の円滑で、安定動作を確保することが出来る。また、電磁石装置の寿命を長くすることが出来る。
この実施の形態1において、コイルボビン5の筒中空部の内周面に対称となる位置に配置された突起部が一般的な円錐形状、半円形状等の先端突起の形状である場合は、可動鉄心6と接触する面が小さくなるため、磨耗が速くなり、可動磨耗粉は多くなる。
また、軸受けなどの形状である場合は、可動鉄心6と接触する面が大きくなり、それに伴い、摩擦が大きくなる。これらにより、一般的な先端突起または軸受けなどを設ける場合、ONまたはOFFの動作に影響することになる。
ここで、説明の便益上、コイルボビン5の筒中空部の両端の上方及び下方に突起を設ける場合について、説明したが、なお、突起の配置位置はコイルボビン5の両端の設置に限定されるものではない。
また、この実施の形態1の突起において、第1の突起11A1のような形状と構成に限定されるものではない。例えば、第1の突起11A1は、複数の突起から構成されてもよい。この場合、これら複数の突起は、コイル4が通電することにより発生する磁力によって、可動鉄心6が筒中空部内を可動する場合に、可動鉄心6の最下点が入口の下端に接触しないように、最下点を挟んだ可動鉄心6の側面の少なくとも2点を支持する位置に配置されている。
一方、第2の突起11A2も、第1の突起11A1のような複数の突起から構成されてもよい。上述にように、第1の突起11A1または第2の突起11A2が複数の突起から構成される場合、可動鉄心6が可動する時に、可動鉄心6の片側を第1の突起11A1又は第2の突起11A2で支持し、可動鉄心6の他側の下半分の側面を挟んで支持する。または、第1の突起11A1と第2の突起11A2とが両方複数の突起から構成される場合、可動鉄心6が可動する時に、両側とも可動鉄心6の下半分の側面を挟んで支持する。
実施の形態2.
以下、図1を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1と共通する構成要素については、同符号を付して説明する。
上記実施の形態1の電磁石装置において、第1の突起11A1、第2の突起11A2は、可動鉄心6の可動する方向に対して垂直方向において、コイルボビン5の筒中空部の入口側の内周面における可動鉄心6に対して鉛直下方の領域A1と、コイルボビン5の筒中空部の出口側の内周面における可動鉄心6に対して鉛直下方の領域A2とに設けられ、第3の突起11B1が入口側のコイルボビン5の筒中空部の内周面の可動鉄心6の鉛直上方B1に設けられていた。この発明の実施の形態2は、実施の形態1の第1の突起11A1、第2の突起11A2、及び第3の突起11B1を配置した上で、更にコイルボビン5の筒中空部の出口側の内周面の可動鉄心6の鉛直上方B2に第4の突起を設けるものである。
つまり、図1に示すように、この実施の形態2において、コイルボビン5の筒中空部の入口側の内周面の可動鉄心6の鉛直下方A1と鉛直上方B1とに突起をそれぞれ設けるとともに、出口側の内周面の可動鉄心6の鉛直下方A2と鉛直上方B2とに突起をそれぞれ設けるものである。この構成において、可動鉄心6の可動する方向に対し、コイルボビン5の入口側及び出口側には、筒中空部の内周面の可動鉄心6の下方A1及びA2に可動鉄心6を支える突起部を設け、また、コイルボビン5の入口側および出口側には、筒中空部の内周面の可動鉄心6の上方B1及びB2に可動する時の可動鉄心6の浮き上がりを抑制する突起部を設けたものである。つまり、第3の突起と第4の突起は、可動鉄心6の可動時に、可動鉄心6の浮き上がりを抑制するものである。
そして、この発明の実施の形態2では、コイルボビン5の筒中空部の内周面に設ける突起により、実施の形態1と同様で、コイルボビン5と可動鉄心6との可動安定化の効果を得られる。
実施の形態3.
以下、図7、図8、図9、及び図10を用いてこの発明の実施の形態3について説明する。上記の実施の形態と共通する構成要素については、同符号を付して説明する。
図7は、この実施の形態3の突起を設けた電磁石装置の断面図である。図7において、コイルボビン5の筒中空部の入口側の下方A1と出口側の上方B1とに突起をそれぞれ設け、この2つの突起を配置する上に、図示ない突起を複数設けるものである。ここで、第1の突起11A1、第2突起11B1をそれぞれ基準にして左右120度ずらした位置に突起を設けるものを説明する。
図8は、この発明に係る実施の形態によるコイルボビン5の断面図である。コイルボビン5の入口の下方に第1の突起を設け、出口の上方に第2の突起を設ける。
図9は、図8のコイルボビン5のC−Cの方向から見た場合の断面図を示す。図は、可動鉄心6の可動する方向に対する垂直方向において、コイルボビン5の筒中空部の入口側の内周面に設けられた複数の突起部である。
図9を示すように、第1の突起11A1は、可動鉄心6の可動する方向に対し、図7のコイルボビン5の筒中空部の入口側の内周面の可動鉄心6の鉛直下方の領域A1に設けられている。この第1の突起11A1を基準にして、左右120度ずらした位置にさらに二つの突起部11C、11Dを設けている。つまり、コイルボビン5の筒中空部の入口側の内周面に3つの突起部11A1、11C、11Dが配置されている。突起部11Cは、コイルボビン5の筒中空部の内周面の円周上に第1の突起11A1から左に120度の位置に配置する。また、突起部11Dは、コイルボビン5の筒中空部の内周面の円周上に第1の突起11A1から右に120度の位置に配置する。なお、配置角度は120度には限られない。
図10は、図8コイルボビン5のD−Dの方向から見た場合の断面図を示す。図10は、可動鉄心6の可動する方向に対し、出口側のコイルボビン5の筒中空部の内周面に設けられた複数の突起部である。
図10に示すように、第2の突起11B1は、可動鉄心6の可動する方向に対し、図7のコイルボビン5の筒中空部の出口側の内周面における可動鉄心6に対して鉛直上方の領域B1に設けられている。図9と同様、第2の突起11B1を基準にして、左右120ずらした位置にさらに二つの突起部11E、11Fを設けている。口側は、口側と同様、コイルボビン5の筒中空部の内周面にも3つの突起部11B1、11E、11Fを配置する。突起部11Eは、コイルボビン5の筒中空部の内周面の円周上に第2の突起11B1から左に120度の位置に配置する。また、突起部11Fは、コイルボビン5の筒中空部の内周面の円周上に第2の突起11B1から右に120度の位置に配置する。なお、配置角度は120度には限られない。
この実施の形態3の電磁石装置は、コイルボビン5の筒中空部の内周面の円周表面に複数設置される突起を備える。これらの突起が、配置されたことにより、電磁石装置がONまたはOFFの動作過程中において、上下方向だけではなく、左右方向、斜め方向の可動鉄心6の動きを抑制することでき、安定した可動を確保することが出来る。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4について説明する。
この実施の形態4は、実施の形態3の配置を、入口側と、出口側とで置き換えたものであり、出口側の下方に設けた突起を基準にして、左右120度ずらした位置にさらに2つ突起部を設け、入口側の上方に設けた突起を基準にして、左右120度ずらした位置にさらに2つ突起を設けたものである。
実施の形態4は、実施の形態3の配置を、入口側と、出口側とで置き換えたことにより、実施の形態3の効果と同様、電磁石装置がONまたはOFFの動作過程中で、上下方向だけではなく、左右方向、及び斜め方向の可動鉄心6の動きを抑制することができ、安定した可動を確保することが出来る。
上記の実施の形態1から実施の形態4までにおいて、コイルボビンの両端側にそれぞれ対称して配置された突起のみを用いて説明したが、配置は対称に限られない。
この発明の電磁石装置は、開閉器、電磁接触器などに利用できる。
1 固定鉄心、2 永久磁石、3 補助鉄心、4 コイル、5 コイルボビン、6 可動鉄心、7〜10 可動鉄心板、11A1 第1の突起、11B1 第3の突起(実施の形態1)、11B1 第2の突起(実施の形態3)、11C 突起部、11D 突起部、11E 突起部、11F 突起部、11a 接触、11b 傾斜部、12 非突起部

Claims (6)

  1. 可動鉄心と、
    胴体にコイルを巻き付けて用いられ、前記胴体の中央に筒中空部が設けられ、この筒中空部の両開口部のいずれか一方から前記可動鉄心が挿入されるコイルボビンと、
    前記可動鉄心の一端に連結される第1の可動鉄心板と、
    前記可動鉄心の他端に連結される第2の可動鉄心板と、
    前記第1の可動鉄心板を吸着させるための固定鉄心と、
    前記第2の可動鉄心板を吸着させるための補助鉄心と、を備え、
    前記コイルボビンに前記可動鉄心が挿入された状態で、前記両開口部をほぼ同じ高さに維持し、前記コイルに通電することにより発生する磁力によって前記可動鉄心を動作させる電磁石装置であって、
    前記コイルボビンの前記筒中空部の内周面に第1の突起、第2の突起及び第3の突起が形成され、
    前記コイルボビンの前記両開口部と中間点までの範囲の内の一方において、前記可動鉄心の下半分の一部に対向する前記第1の突起、及び前記可動鉄心の上半分の一部に対向する前記第3の突起が前記筒中空部の内周面に形成され、前記コイルボビンの前記両開口部と前記中間点までの範囲の内の他方において、前記可動鉄心の上半分の一部に対向する前記筒中空部の内周面にはいかなる突起も形成されずに、前記他方において、前記可動鉄心の下半分の一部に対向する前記第2の突起が前記筒中空部の内周面に形成され、
    前記可動鉄心が動作する時に、前記可動鉄心は前記第1の突起と前記第2の突起とで支持され、一方、前記可動鉄心が動作しない時に、前記第1の可動鉄心板が前記磁力によって前記固定鉄心に吸着することにより前記可動鉄心が支持され、または前記第2の可動鉄心板が前記電磁石装置が備える永久磁石の磁力によって前記補助鉄心に吸着することにより前記可動鉄心が支持されることを特徴とする電磁石装置。
  2. 前記第1の突起、または前記第2の突起は、複数の突起から構成され、
    これら複数の突起は、前記コイルが通電することにより発生する磁力によって前記可動鉄心が前記筒中空部内で動作する場合に、前記可動鉄心の最下点が前記両開口部の一方である入口の下端に接触しないように、前記最下点を挟んだ前記可動鉄心の側面の少なくとも2点を支持する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電磁石装置。
  3. 前記第1の突起、及び前記第2の突起は、前記筒中空部の中で動作する前記可動鉄心の鉛直下方に設けられることを特徴とする請求項1に記載の電磁石装置。
  4. 前記第3の突起は、前記筒中空部の中で動作する前記可動鉄心の鉛直上方に設けられることを特徴とする請求項に記載の電磁石装置。
  5. 前記第1の突起、及び前記第3の突起は、前記可動鉄心の動作時に前記可動鉄心に接触する接触部と、この接触部と前記筒中空部の内周面との間の段差を緩やかに接続する傾斜部とを備えることを特徴とする請求項に記載の電磁石装置。
  6. 前記第2の突起は、前記可動鉄心の動作時に前記可動鉄心に接触する接触部と、この接触部と前記筒中空部の内周面との間の段差を緩やかに接続する傾斜部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁石装置。
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