JP6210437B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、内部回路が配設された電気接続箱に係り、特に、内部回路に導通する電気部品を装着する部品装着部がケース外面に設けられた電気接続箱に関するものである。
従来から、自動車等に搭載される電気接続箱として、内部回路が配設され、内部回路に導通するリレーやヒューズ等の電気部品を装着する電気部品装着部を備えたものが知られている。例えば、特開平9−35605号公報(特許文献1)に記載のものがそれである。
ところで、かかる電気部品は、所定の電気部品装着部に嵌合されて装着されており、電気部品装着部から抜けてしまうことのないようにロック手段により保持されている。例えば特許文献1に示されているように、リレー装着部の側壁には、リレーを間に挟んで対向する両側に自由端とされた先端部側がケースの上方に向かって突出する弾性突片が設けられている。その弾性突片の先端には、リレー装着部の内側に突出してリレーに備えられている突部状の被係止部に係止可能な係止部が形成されており、リレー装着部内の上方からリレーが挿入される際に、係止部がリレーに当接して弾性突片がリレー装着部の外側に撓んでリレーの挿入が許容されるようになっている。そして、リレーがさらに下方に押し込まれて係止部がリレーに設けられた被係止部を乗り越えると、弾性突片がリレー装着部の内側に弾性復帰することで係止部が被係止部に係合する。これにより、リレーがリレー装着部から離脱することなく所望の嵌合位置に保持される。
ところが、このようなロック手段では、弾性突片の係止部が被係止部を乗り越え可能に外側に弾性変形した後、弾性復帰して被係止部の上方に配設される構造ゆえ、ロック手段の正規嵌合位置において、被係止部の上端部と係止部の下端部との間に隙間が生じることとなる。それゆえ、車両走行時等の振動が加えられた際に、かかる隙間に起因してリレーが上下方向に振動してしまい、リレーの装着状況が不安定になったり、リレーがリレー装着部の底壁に繰り返し当接して異音が発生するおそれがあった。
特開平9−35605号公報
本発明は、上述の如き事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、電気部品装着部に設けた係止部と電気部品に設けた被係止部の係合後に、それらの間に生じる隙間をなくすことができる、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
本発明の第一の態様は、内部回路が配設されたケースを備え、該ケースの外面に前記内部回路に導通する電気部品を装着する電気部品装着部が配設されており、前記電気部品装着部の側壁には、弾性突片が突設されており、前記弾性突片に設けられた係止部が前記電気部品の周壁に設けられた被係止部に対して係合することにより、前記電気部品の前記電気部品装着部からの離脱が防止されるようになっている電気接続箱において、前記電気部品装着部の底壁には、前記電気部品を上方に付勢して、前記弾性突片の前記係止部を前記電気部品の前被係止部に対して当接状態に保持する付勢部が設けられており、前記底壁に形成された一対のスリット間に両端が前記底壁に連結された撓み片が構成されている一方、前記電気部品装着部の前記底壁に前記電気部品の底面全体を当接させた際に、前記電気部品の装着方向で前記弾性突片の前記係止部と前記電気部品の前記被係止部間に生じる隙間寸法よりも大きな高さ寸法で突出する突起が前記撓み片の中央部に設けられており、前記撓み片と前記突起の協働により前記付勢部が構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、電気部品装着部の底壁に、電気部品を上方に付勢して電気部品装着部に設けた弾性突片の係止部を電気部品の被係止部に対して当接状態に保持する付勢部が設けられている。これにより、電気部品装着部に電気部品を装着する際に、電気部品装着部の側壁に設けられた弾性突片の係止部が、電気部品の被係止部に当接して外側に撓み変形した後、被係止部を乗り越えて弾性復帰して被係止部の直上に配設された際に、係止部と被係止部の間に生じる隙間を消失することができる。それゆえ、かかる隙間に起因して電気部品が上下方向に振動するリスクを低減乃至は解消することができ、電気部品の装着状態が不安定になったり、異音が発生する問題を未然に防止することができる。
なお、電気部品を上方に付勢する付勢部としては、例えば係止部が被係止部を乗り越える動きを許容した後、それらの間の隙間を埋める必要があることから、ばね性を有する構造が望ましく、電気部品装着部の底壁にコイルばねを配置した構造や、電気部品装着部の底壁から上方に向かって円弧状に突出された撓み片を設けた構造など任意の構造が採用可能である。
本態様によれば、撓み片の中央部に、電気部品装着部の底壁に電気部品の底面全体を当接させた際に、電気部品の装着方向で電気部品の被係止部と電気部品装着部の係止部間に生じる隙間寸法よりも大きな高さ寸法で突出する突起が設けられていることから、電気部品が電気部品装着部に上方から押し込まれると、撓み片の突起が電気部品の底面に当接して撓み片が下方に向かって押圧変形される。これにより、係止部が被係止部を乗り越えることが許容されて、被係止部の直上に係止部が配設される係合状態が実現される。そして、係止部が弾性復帰した後は、撓み片の弾性復元力により電気部品が上方に付勢され、係止部と被係止部が当接状態に保持される。このように、底壁にスリットと突起を設ける簡単な構造により、別部品を要することなく付勢部を構成することができるのである。
本発明の第の態様は、内部回路が配設されたケースを備え、該ケースの外面に前記内部回路に導通する電気部品を装着する電気部品装着部が配設されており、前記電気部品装着部の側壁には、弾性突片が突設されており、前記弾性突片に設けられた係止部が前記電気部品の周壁に設けられた被係止部に対して係合することにより、前記電気部品の前記電気部品装着部からの離脱が防止されるようになっている電気接続箱において、前記電気部品装着部の底壁には、前記電気部品を上方に付勢して、前記弾性突片の前記係止部を前記電気部品の前記被係止部に対して当接状態に保持する付勢部が設けられており、前記底壁が撓み変形可能に薄肉とされている一方、前記電気部品装着部の前記底壁に前記電気部品の底面全体を当接させた際に、前記電気部品の装着方向で前記弾性突片の前記係止部と前記電気部品の前記被係止部間に生じる隙間寸法よりも大きな高さ寸法で突出する突起部が前記薄肉の底壁の中央部に設けられており、前記薄肉の底壁と前記突起部の協働により前記付勢部が構成されていることを特徴とする
本態様によれば、薄肉とされた底壁の中央部に、電気部品の被係止部と電気部品装着部の係止部間の隙間寸法よりも大きな高さ寸法で突出する突起部が設けられている。したがって、底壁は上下方向に撓み変形可能であり、電気部品が電気部品装着部に上方から押し込まれると、突起部が電気部品の底面に当接して底壁が下方に向かって押圧変形される。これにより、係止部が被係止部を乗り越えることが許容されて、被係止部の直上に係止部が配設される係合状態が実現される。そして、係止部が弾性復帰した後は、底壁の弾性復元力により電気部品が上方に付勢され、係止部と被係止部が当接状態に保持される。このように、薄肉にした底壁の中央部に突起部を設ける簡単な構造により、別部品を要することなく付勢部を構成することができる。
本発明によれば、電気部品装着部の底壁に、電気部品を上方に付勢して電気部品装着部に設けた弾性突片の係止部を電気部品の被係止部に対して当接状態に保持する付勢部が設けられている。これにより、電気部品装着部に電気部品を装着する際に、係止部と被係止部の間に生じる隙間を消失することができる。それゆえ、かかる隙間に起因して電気部品が上下方向に振動するリスクを低減乃至は解消することができ、電気部品の装着状態が不安定になったり、異音が発生する問題を未然に防止することができる。
本発明の一実施形態としての電気接続箱を示す分解斜視図。 図1に示す電気接続箱の組付状態の斜視図。 図1に示すケースの平面図。 図2に示す電気接続箱の平面図。 図4におけるV−V断面の要部拡大図。 本発明の電気接続箱を構成するケースの電気部品装着部の他の態様を示す平面図であって、図3に対応する図。 図6に示すケースの電気部品装着部に電気部品を組付けた状態の平面図であって、図4に対応する図。 図7におけるVIII−VIII断面の要部拡大図。 従来の電気接続箱における電気部品装着部の断面拡大図であって、図5に対応する図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜5に、本発明の一実施形態としての電気接続箱10を示す。電気接続箱10は、内部に図示しない内部回路が配設されたケース12を備えて構成されている。なお、ケース12は、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。また、以下の説明において、上方とは、図1中の上方、下方とは、図1中の下方を言うものとする。
図1〜2に示されているように、ケース12は、全体として略矩形ブロック形状を呈している。ケース12の外面14の略中央部分には、電気部品装着部である高圧リレー装着部16が配設されている。そして、高圧リレー装着部16には、高圧用の電気部品である高圧リレー18が装着されている。より詳細には、高圧リレー装着部16は、ケース12の外面14から上方に向かって突出する平面視で略ロの字状の側壁20と、かかる側壁20によって囲まれたケース12の外面14によって構成された底壁22を有して構成されている。側壁20を構成する側壁20a〜dのうち、ケース12の長さ方向(図3中、左右方向)に対向する側壁20a,20cの中央部にはそれぞれ、上下方向に開口する正面視で略矩形状の切欠部24が形成されており、切欠部24内には正面視で略矩形枠体状の弾性突片26が底壁22から上方に向かって突設されている。そして、弾性突片26の自由端とされた先端側には係止部である係合孔28が板厚方向に貫設されており、かかる係合孔28に対して高圧リレー18の対向する周壁に突設された略三角断面形状の被係止部であるロック部30が上方側から係合されることにより、高圧リレー18が高圧リレー装着部16に固定されて、高圧リレー18の高圧リレー装着部16からの離脱が防止されるようになっている。
一方、高圧リレー装着部16の底壁22の幅方向(図3中、上下方向)の両側にはそれぞれ、長さ方向(図3中、左右方向)に延びる一対のスリット32,32が設けられており、かかる一対のスリット32,32の間に両端が底壁22に連結され板厚方向に撓み変形可能とされた撓み片34が構成されている。また、撓み片34の長さ方向の中央部には、略半円断面形状で上方に向かって突出する突起36が設けられている。かかる突起36の高さ寸法:H1(図5参照)は、高圧リレー装着部16の底壁22に高圧リレー18の底面38全体を当接させた際、すなわち従来構造の電気接続箱2の高圧リレー装着部4の底壁6に高圧リレー18を載置した際に高圧リレー18の装着方向(図9中、上下方向)で高圧リレー18のロック部30と高圧リレー装着部4の係合孔28間に生じる隙間8の寸法:h(図9参照)よりも大きくなるように形成されている。なお、図3に示されているように、平面視において、底壁22の二対のスリット32に設けられた2つの突起36が、それらの間に高圧リレー18の重心が位置するように配設されている。さらに、高圧リレー装着部16の底壁22の中央部には、一対の高圧リレー端子挿通孔40,40が設けられており、高圧リレー18の端子が挿通されることにより、高圧リレー18が内部回路に導通されるようになっている。
次に、高圧リレー装着部16に高圧リレー18を装着する際の詳細について説明する。まず高圧リレー18を上方から高圧リレー装着部16に挿入する。図5に示されているように、高圧リレー18のロック部30の下端面42がテーパ状の傾斜面とされていることから、高圧リレー18のロック部30の下端面42が高圧リレー装着部16の弾性突片26の先端部に当接した状態からさらに下方に押し込むことで、テーパ状の傾斜面の作用により、弾性突片26の自由端とされた先端側が高圧リレー装着部16の外方に向かって弾性変形されて、高圧リレー装着部16の奥方への高圧リレー18の挿入が許容されるようになっている。そして、高圧リレー18が高圧リレー装着部16の奥方へとさらに押し入れられて、高圧リレー18のロック部30が弾性突片26の係合孔28の上端面を越えると、弾性突片26が弾性復帰して高圧リレー18のロック部30が弾性突片26の係合孔28に挿入される。これにより、高圧リレー18のロック部30が弾性突片26の係合孔28と係合されて、高圧リレー18が高圧リレー装着部16に対して保持されるようになっているのである。かかる状態においては、従来構造の電気接続箱2と同様に、高圧リレー18のロック部30と係合孔28間に隙間8が生じるが(図9参照)、本実施形態では、高圧リレー装着部16の底壁22に、かかる隙間8の寸法よりも大きな高さ寸法で突設された突起36を有しかつ板厚方向に撓み変形可能とされた撓み片34が形成されている。それゆえ、撓み片34と突起36の協働により、高圧リレー18を上方に付勢して、高圧リレー18のロック部30を弾性突片26の係合孔28に対して当接状態に保持できる、すなわち高圧リレー18のロック部30と係合孔28間の隙間8を消失することができるようになっているのである。要するに、高圧リレー18を上方に付勢してロック部30を係合孔28に対して当接状態に保持する付勢部が、撓み片34と突起36の協働により構成されているのである。
このような構造とされた本実施形態の電気接続箱10によれば、高圧リレー18を上方に付勢してロック部30を係合孔28に対して当接状態に保持する付勢部が、高圧リレー装着部16の底壁22における撓み片34と突起36の協働により構成されている。これにより、高圧リレー装着部16と高圧リレー18との係合が、高圧リレー装着部16の弾性突片26の係合孔28と高圧リレー18のロック部30によって構成されている場合であっても、従来係合孔28とロック部30間に生じていた隙間8をなくすることができる。それゆえ、かかる隙間8に起因して高圧リレー18が上下方向に振動するリスクを低減乃至は解消することができ、高圧リレー18の装着状態が不安定になったり、異音が発生する問題を未然に防止することができる。しかも、高圧リレー装着部16の底壁22に撓み片34と突起36を設けるという簡単な構造により、別部品を要することなく付勢部を構成することができる。加えて、平面視において、底壁22の二対のスリット32に設けられた2つの突起36が、それらの間に高圧リレー18の重心が位置するように配設されていることから、高圧リレー18を2つの突起36で安定して保持できるようになっている。
次に、図6〜8を用いて、上記実施形態の高圧リレー装着部16の他の態様について詳述するが、上記実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、上記実施形態と同一の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略する。本実施形態の高圧リレー装着部44では、底壁46が撓み変形可能に薄肉とされていると共に、底壁46の中央部に隙間8の寸法:hよりも大きな高さ寸法:H2(図8参照)で突出する突起部48が設けられており、薄肉の底壁46と突起部48の協働により付勢部が構成されている点に関して、上記実施形態と異なる実施形態を示すものである。
より詳細には、底壁46は上下方向に撓み変形可能な厚さ寸法:tの薄肉とされている一方、側壁20は高圧リレー18を安定保持する剛性が要求される厚さ寸法:Tの厚肉とされている(図8参照)。それゆえ、高圧リレー18が高圧リレー装着部44に上方から押し込まれると、薄肉の底壁46に突設された突起部48が高圧リレー18の底面38に当接して薄肉の底壁46が下方に向かって押圧変形される。これにより、ロック部30が弾性突片26の先端部を乗り越えることが許容されて、高圧リレー18のロック部30と弾性突片26の係合孔28との係合状態が実現される。かかる係合状態において、底壁46の弾性復元力により高圧リレー18が上方に付勢されることから、高圧リレー18のロック部30と弾性突片26の係合孔28が当接状態に保持される。このように、本実施形態においても、薄肉の底壁46の中央部に突起部48を設けるという簡単な構造により、別部品を要することなく付勢部を構成することができるのである。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、付勢部の構造は、上記実施形態に例示したものの他に、コイルばね等を配置した構造など、高圧リレー18を上方に付勢して高圧リレー18のロック部30と弾性突片26の係合孔28を当接状態に保持する任意の構造が採用可能である。また、高圧リレー18と高圧リレー装着部44の係合も例示の係合孔28とロック部30によるものに限定されるものではなく、任意の構造が採用可能である。さらに、上記実施形態では、底壁22に二対のスリット32を設けて、それぞれに撓み片34と突起36による付勢部を形成していたが、スリット32は一対でも三対以上設けてもよい。加えて、上記実施形態の他の態様では、底壁46に複数の突起部48を設けられていてもよい。そして、複数の突起部48を高圧リレー18の重心の周囲に均等に配設することにより、高圧リレー18を複数の突起部48により安定して保持することができる。
10:電気接続箱、12:ケース、14:外面、16,44:高圧リレー装着部(電気部品装着部)、18:高圧リレー(電気部品)、20,20a〜d:側壁、22:底壁、26:弾性突片、28:係合孔(係止部)、30:ロック部(被係止部)、32:スリット、34:撓み片(付勢部)、36:突起(付勢部)、38:底面、46:底壁(付勢部)、48:突起部(付勢部)

Claims (2)

  1. 内部回路が配設されたケースを備え、該ケースの外面に前記内部回路に導通する電気部品を装着する電気部品装着部が配設されており、
    前記電気部品装着部の側壁には、弾性突片が突設されており、前記弾性突片に設けられた係止部が前記電気部品の周壁に設けられた被係止部に対して係合することにより、前記電気部品の前記電気部品装着部からの離脱が防止されるようになっている電気接続箱において、
    前記電気部品装着部の底壁には、前記電気部品を上方に付勢して、前記弾性突片の前記係止部を前記電気部品の前記被係止部に対して当接状態に保持する付勢部が設けられており、
    前記底壁に形成された一対のスリット間に両端が前記底壁に連結された撓み片が構成されている一方、前記電気部品装着部の前記底壁に前記電気部品の底面全体を当接させた際に、前記電気部品の装着方向で前記弾性突片の前記係止部と前記電気部品の前記被係止部間に生じる隙間寸法よりも大きな高さ寸法で突出する突起が前記撓み片の中央部に設けられており、前記撓み片と前記突起の協働により前記付勢部が構成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 内部回路が配設されたケースを備え、該ケースの外面に前記内部回路に導通する電気部品を装着する電気部品装着部が配設されており、
    前記電気部品装着部の側壁には、弾性突片が突設されており、前記弾性突片に設けられた係止部が前記電気部品の周壁に設けられた被係止部に対して係合することにより、前記電気部品の前記電気部品装着部からの離脱が防止されるようになっている電気接続箱において、
    前記電気部品装着部の底壁には、前記電気部品を上方に付勢して、前記弾性突片の前記係止部を前記電気部品の前記被係止部に対して当接状態に保持する付勢部が設けられており、
    前記底壁が撓み変形可能に薄肉とされている一方、前記電気部品装着部の前記底壁に前記電気部品の底面全体を当接させた際に、前記電気部品の装着方向で前記弾性突片の前記係止部と前記電気部品の前記被係止部間に生じる隙間寸法よりも大きな高さ寸法で突出する突起部が前記薄肉の底壁の中央部に設けられており、前記薄肉の底壁と前記突起部の協働により前記付勢部が構成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
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