JP6209283B2 - 車両ボンネットのためのエアバッグデバイス - Google Patents

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Description

本願は、車両ボンネット内に搭載可能であって、歩行者を衝撃から保護するためのエアバッグデバイスに関する。本発明の態様は、エアバッグ装置、エアバッグデバイスを搭載したボンネット装置、および車両に関する。
道路交通事故の負傷者および死亡者の大半は歩行者である。交通規制および歩行者に対する教育により、負傷者および死亡者の数を低減することができるが、近年、衝突事故が生じた際に歩行者が負傷する可能性を低減するために、車両設計を改良しようとすることに焦点が当てられてきた。
1つの開発領域は、「パッシブ(受動的な)」手法において、衝突時に歩行者が衝撃を受ける可能性の高い車両部位(車両ポイント)を柔軟にすることであった。既知の手法は、車両および特にパッセンジャーセルの構造的な品位を保ちながら、バンパ(フェンダ)、ボンネット(フード)、ウィンドスクリーン、およびAピラーを衝突時により従順なものとするように再設計することである。
パッシブ手法に加えて、衝突時のエネルギ伝達をより効率的に制御することができる、いわゆる「アクティブ(能動的な)」システムが開発されてきた。こうしたアクティブシステムは、衝突時、アクチュエータがボンネット全体を上方に展開するポップアップ式(跳ね上げ式)ボンネットを含む。ここで、ボンネットの比較的に従順な構造は、通常スチール鋼であるが、歩行者にとって衝撃を緩衝表面として機能し、上方に展開したボンネットは、エンジンルームからのクリアランス(空間)を増大し、その内部にあるより硬い部品(エンジンおよびサスペンション部品)への衝突から保護者を保護するものである。このようなシステムは、エネルギ伝達制御を改善する手法を提供し、ボンネットが実質的な質量を有するため、ボンネットが展開する速度が制限され、ボンネットが展開する速度は通常、ボンネットをできるだけ迅速に展開することが好ましいため、ボンネットの質量は展開速度と折り合いを付ける(妥協点を見出す)。
別のアクティブシステムが知られている。1つの具体例では、車両のカウル内に搭載され、歩行者との衝突時、ボンネットの下方から展開するエアバッグデバイスが知られている。このシステムでは、ボンネットは同様に、上方に短い距離だけ展開する。こうしたデバイスのエアバッグユニットは、完全に膨張したとき、通常、U字状の形態を有し、膨張したエアバッグの水平方向のベース部は、ウィンドスクリーンの下側端部上に配置され、膨張したエアバッグのアーム部は、ウィンドスクリーンの両サイドにあるAピラー上に多少なりとも延びているので、これらの車両の硬い領域(硬いポイント)の緩衝表面を提供することができる。こうしたシステムは、ボンネットの後方部分、ウィンドスクリーンベース部、およびAピラーとの衝突時、歩行者をある程度保護することができるが、その有効性は、こうした(車両カウル内に容量を必要とする)エアバッグを格納するために利用可能な限定的空間との間で妥協点を見出すことになり、こうした空間は、通常、エアコン空気の取入管およびウィンドスクリーンのワイパー部品等の既存の構成部品を格納するために用いられるものである。さらにボンネットの全体質量を展開させる必要があり、これはシステムの全体エネルギ消費量を増大させ、展開時間を制限する。
本発明は、こうした背景の下でなされたものである。本発明に係る実施形態は、車両のための改善されたエアバッグデバイスを提供するものである。本発明に係る他の目的および利点は、以下の明細書、クレーム、および図面から明らかとなる。
本発明の態様によれば、車両ボンネット内に搭載されるエアバッグデバイスが提供され、このエアバッグデバイスは、エアバッグと展開可能なカバーパネルとを含むエアバッグハウジングを有し、カバーパネルは、キャリア部品に接続された外側部品を有し、キャリア部品は、エアバッグハウジングに接続され、エアバッグが膨張したとき、エアバッグハウジングから分離するように構成される。
別の態様によれば、本発明は、エアバッグデバイスのためのカバーパネルに存在し、カバーパネルは、キャリア部品に接続された外側部品を有し、キャリア部品は、エアバッグデバイスのエアバッグハウジングに固定可能であり、エアバッグデバイスが膨張したとき、エアバッグハウジングから分離するように構成される。
本発明に係る実施形態は、エアバッグの上方位置に展開するカバーパネルとエアバッグとを組み合わせることにより、衝突時の歩行者を保護するとともに、車両の車体が受ける損傷から保護する手段を提供する。2つの構成部品を組み合わせると、カバー部品の車両上の位置に関して最適化することができ、第1に車両の外側表皮の一部として外側部品の視覚的外観において最適化し、第2に周辺環境条件に対する効率的な対抗において最適化するように外側部品を最適化する一方、キャリア部品をエアバッグハウジングに接続する構造的機能のために特別に設計することができる。
好都合にも、本発明に係る実施形態のエアバッグデバイスは、ボンネット内に搭載することができ、既知のシステムのようにボンネット全体ではなく、カバーパネルのみが展開可能である。エアバッグデバイスは、展開に係る質量を小さくするので、展開時間を低減する。さらにエアバッグデバイスは、既知のシステムのようにボンネットの下方に格納されないので、展開容量に制限がなく、エアバッグの畳み込み条件を簡略化し、展開時間を低減することができる。
さらなる利点によれば、カバーパネルを外側から視認できるので、エアバッグデバイスとして適当に印を付けることができ、これはいくつかの国では、点検作業員および緊急作業員等に対して爆発部品の存在を警告するために規則で定められている。
好都合にも、外側部品をキャリア部品に接着接合することができ、これは、2つの構成部品を接合するための迅速で効率的な手段であり、クリップ、ねじ、ボルト等の機械式固定部品の必要性を排除するものである。外側部品は、キャリア部品の周縁部に接着接合することができ、1つの実施形態では、実質的に連続したビード状接合化合物を用いて接合される。こうした技術は、視認される表面上の不必要な表面品位を引き起こし得る上側部品に加わる力の配分を最適化して、たとえば温度変化等の環境ストレスの下で局部的に累積した力に対抗して保護することができる。
対費用効果、軽量、および強度を考慮して、外側部品とキャリア部品はともにポリマ製であって、1つの実施形態では、低温時の高い衝撃強度を有するポリカーボネイト/アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン(PC−ABS)等の適当な合成樹脂であってもよい。
キャリア部品は、ねじれスパイン(脊柱)として機能する強化部品を採用してもよく、金属で作製され、任意的にはアルミニウム合金等の金属シートで作製されてもよい。強化部品は、展開するエアバッグが与える頭部衝撃力より大きな展開力で衝撃を与えるとき、過剰湾曲に対抗する追加的な剛性をカバーパネルに与える。
エアバッグデバイスは、カバーパネルがエアバッグハウジングから展開できる距離を規制するために、カバーパネルに固定される1つまたはそれ以上のテザーを含むテザーシステムを採用してもよい。任意的には、1つまたはそれ以上のテザーは、カバーパネルのキャリア部品に固定してもよい。テザーは、カバーパネルおよびエアバッグハウジングの関連する後方端部に固定してもよい。しかし、展開時のカバーパネルの位置をより確実なものとするために、1つまたはそれ以上のテザーを、カバーパネルおよびエアバッグハウジングの前方端部または前方端部に向かって固定してもよい。カバーパネルは、その前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置において、1つまたはそれ以上のテザーを用いて、エアバッグハウジングの後方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置で係留してもよい。択一的または追加的には、カバーパネルは、その後方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置において、1つまたはそれ以上のテザーを用いて、エアバッグハウジングの後方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置で係留してもよい。
1つまたはそれ以上のテザーの長さは、展開状態にあるカバーパネルの高さを制御するように選択される。1つの実施形態において、前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さより短く、展開時、カバーパネルを前方傾斜させる(前方がより低い状態で傾斜させる)ように仕向ける。後方テザーが前方テザーより短くなるように構成すると逆に、展開時、カバーパネルを後方傾斜させ(前方がより低い状態で傾斜させ)、いくつかの状況では好ましいものである。
カバーパネルの展開時間を制御するために、カバーパネルは、エアバッグの展開時、所定の張力負荷の下で破砕するように構成された1つまたはそれ以上の固定部を介してエアバッグハウジングに接続してもよい。1つの実施形態では、1つまたはそれ以上の固定部は、ヒートステークであり、その寸法は、エアバッグの展開時、1つまたはそれ以上のヒートステークが所定の張力負荷の下で破砕するように選択される。
別の態様によれば、本発明は、車両ボンネット内に搭載されるエアバッグデバイスに存在し、エアバッグデバイスは、エアバッグハウジングとカバーパネルとを有する。カバーパネルは、エアバッグハウジングから分離され、エアバッグハウジングからのカバーパネルの変位を規制するようにエアバッグハウジングに係留される。したがって好都合にも、エアバッグデバイスは、ボンネット装置から分離される独立型ユニットであり、車両の製造プロセス中に、ボンネット内に組み込むことができる。エアバッグデバイスは、独立型ユニットであるため、交換を必要とするような不具合が生じた場合、ボンネット装置から容易に取り外すことができる。また衝突事象が生じた後、エアバッグデバイスを新しいものに容易に交換することができ、車両が損傷していなければ、ボンネット装置を車両の所定位置に設置することができる。
カバーパネルをエアバッグハウジングにテザーで係留することにより、展開時のカバーパネルの最大の動きおよび向きを制御することができる。カバーパネルは、1つまたはそれ以上のテザーで、前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留され、かつ後方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留されてもよい。カバーパネルは、前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留され、かつ1つまたはそれ以上のテザーで、後方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留されてもよい。択一的または追加的に、カバーパネルは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留され、かつ1つまたはそれ以上のテザーで、前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留されてもよい。展開状態にあるとき、カバーパネルの向きを選択するように、テザーの長さが選択される。たとえば1つの実施形態では、前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さより短く、展開時のカバーパネルを前方方向に傾斜させる。
別の態様によれば、本発明は、上記説明したようにエアバッグデバイスが搭載される開口部を画定するカバーパネルを有する車両ボンネット装置に存在する。
ねじれ力に対抗するようにボンネット装置を強化するために、横方向に延びるスパーをボンネット装置内に配設してもよく、任意的には、開口部に隣接して配設してもよい。
エアバッグが展開したとき、カバーパネルは、膨張したエアバッグの少なくとも一部の上方に配置されるような位置を採用してもよい。こうした構成は、展開状態にあるとき、エアバッグデバイスの被覆を増大させる。
1つの実施形態では、エアバッグは、第1および第2の外側エアバッグ部の間にある中央エアバッグ部を有する。第1および第2の外側エアバッグ部は、関連車両の各Aピラー上に拡張し、中央エアバッグ部は、車両ボンネット装置の後方に配置される関連車両のカウル領域を実質的に覆う。エアバッグは、エアバッグハウジング内に梱包するように詰め込む必要があるため、空間効率性を最適化するために、中央エアバッグ部が丸められた形態を有し、第1および第2の外側エアバッグ部が丸められ、折り畳まれた形態を有するように構成される。
エアバッグをテザーシステムの周りに適合させるために、エアバッグは、1つまたはそれ以上のテザーに対応する1つまたはそれ以上のチャンネルを有し、展開状態にあるとき、1つまたはそれ以上のチャンネルが1つまたはそれ以上のテザーを収容してもよい。チャンネルは、中央エアバッグ部と第1および第2の外側エアバッグ部との間の接合部に画定されてもよい。
すなわち別の態様によれば、本発明は、車両ボンネット内に搭載される、エアバッグハウジングとカバーパネルとを含むエアバッグデバイスのためのエアバッグに存在する。カバーパネルは、エアバッグハウジングからのカバーパネルの変位を規制するために、1つまたはそれ以上のテザーを介してエアバッグハウジングに係留され、エアバッグは、1つまたはそれ以上のテザーに対応する1つまたはそれ以上のチャンネル、通路、または凹領域を有し、エアバッグが展開状態にあるとき、1つまたはそれ以上のチャンネル、通路、または凹領域が1つまたはそれ以上のテザーを収容する。
さらなる態様によれば、本発明は、エアバッグ装置のためのエアバッグに存在し、エアバッグは、畳み込まれた状態および畳み込まれていない状態を有し、畳み込まれた状態において、エアバッグは、エアバッグ装置の1つまたはそれ以上のテザーを収容するように機能する1つまたはそれ以上のチャンネル、通路、または凹領域を有する。
本発明に係る第1の態様のさまざまな任意的な特徴が、本発明に係る第2の態様に採用され、同様に、本発明に係る第2の態様のさまざまな任意的な特徴が、本発明に係る第1の態様に採用される。
上記段落、クレーム、および/または以下の明細書および図面に記載されたさまざまな態様、実施形態、具体例、および択一例は、独立してまたは組み合わせて採用することができる。1つの実施形態に関連して説明された特徴は、その特徴が矛盾するものでなければ、すべての実施形態に適用することができる。
添付図面を参照しながら、本発明に係る1つまたはそれ以上の実施形態を単なる具体例として以下説明する。
非展開状態にある歩行者エアバッグデバイスを含むボンネット装置を搭載した車両の斜視図である。 展開状態にあるエアバッグデバイスを示す図1の車両の斜視図である。 車両から分離したエアバッグデバイスの前方斜視図である。 図3のエアバッグデバイスを下方から見た斜視図である。 いくつかの構成部品を示すために分解された、図3のエアバッグデバイスの斜視図である。 別の角度から見た図5と同様のエアバッグデバイスの分解斜視図である。 いくつかの構成部品を示すために分解された、図6のエアバッグデバイスのカバーパネルの斜視図である。 ボンネット装置を搭載したエアバッグデバイスを示す上側ボンネットパネルの下側斜視図である。 下側ボンネットパネルとともに、図4の上側ボンネットパネルの下側斜視図である。 ボンネット装置の所定位置に配置されたエアバッグデバイスを示す断面図である。 ボンネット装置の所定位置に配置されたエアバッグデバイスを示す断面図である。 エアバッグデバイスが展開した状態を示す、図1および図2の車両の前方領域を上から見た平面図である。 図13aは非展開状態にあるエアバッグデバイスの概略断面図であり、これとの対比で、図13bおよび図13cは、択一的な展開状態にあるエアバッグデバイスの概略断面図である。
図1および図2を参照すると、スポーツ用多目的車すなわちSUVの形態を有する乗用車2は、ボンネット装置4およびウィンドスクリーン6を備え、ウィンドスクリーン6は、ボンネット装置4の後方であって、これとはカウル8を介して分離されている。カウル8は、ウィンドスクリーン6の下方に配置されているため、適当なワイパモータ、および一連のウィンドスクリーンワイパ9を駆動する関連機構を収容する。通常の手法において、ボンネット装置4は、車両2の乗客キャビンの前方部分に配置され、この特別の車両のエンジンルームとして機能し、サスペンション部品等を収容するコンパートメント12をカバーする。しかしながら、特にミッドエンジン車両およびリアエンジン車両のいくつかの車両では、このような前方コンパートメントは、エンジンルームとしては機能せず、むしろ、たとえば荷物またはスペアタイヤの格納コンパートメントとして機能する。車両2の前方において、車両の先端部または先端表面を形成するバンパまたはフェンダ14が設けられる。
ボンネット装置4は、歩行者との衝突を制御するための受動的および能動的な手段の両方を提供する。とりわけボンネット装置4は、比較的に大きな第1の衝撃領域20と、比較的に小さな第2の衝撃領域22とを有する。
第1の衝撃領域20は、歩行者との衝突時、エネルギ制御を最適化するために当業者に知られた適当な強度プロファイル(強度形状)、変形可能な領域、吸収材料、および犠牲容量等の第1の衝撃領域に伝わるエネルギを制御するための受動的な手段を備える。第1の衝撃領域は、こうした受動的手段を備えているので、以下において、受動的衝撃領域20という。
第2の衝撃領域22は、詳細後述するが、歩行者との衝突時、第2の衝撃領域に伝わるエネルギを制御するための能動的な手段を備える。第2の衝撃領域22は、以下において、能動的衝撃領域22という。
車両のバンパ14は、1つまたはそれ以上の衝突センサ24を収容し、これらのセンサは、能動的衝撃領域22の起動を制御するための適当な制御システム(図示せず)に統合される。
図2は、展開状態にある能動的衝撃領域22を示す。能動的衝撃領域22は、可動パネル26を有し、制御システムが事前設定した起動条件が合致した場合、可動パネルはそれ以外のボンネット装置4から分離することができる。図中、能動的衝撃領域22の可動パネル26は、ボンネット装置4の周辺上側表面27から上方に展開し、エアバッグ28は可動パネル26の下方から展開していることが図示されている。エアバッグ28は、車両の制御システムにインターフェイス接続されるインフレータユニット(膨張ユニット、図1および図2では図示せず)により爆発的に(花火のように)展開してもよく、詳細後述するように、エアバッグデバイスの一部を構成するものである。
エアバッグ28は、通常、U字状の形態を有し、ボンネット装置4の横方向全体に幅方向に延びる中央エアバッグ部30と、中央エアバッグ部より大きく、車両2のAピラー上に延びる第1および第2の外側エアバッグ部32,34とを有する。
可動パネル26は、エアバッグの展開により上方および前方に力を受けるため、可動パネル26は、エアバッグ28の少なくとも一部の上方に配置される。したがって、可動パネル26は、衝突時、歩行者に衝突する衝撃表面として機能する。好都合にも、可動パネル26は、エアバッグ28を補完するエネルギ吸収構造体を提供する。衝突時、展開した可動パネル26に激突した歩行者は、可動パネル26の長さに沿って可動パネルを変形および湾曲させることにより、衝突時の運動エネルギを消失させることかできる。最初の衝撃の後、衝突時の運動エネルギが可動パネル26の慣性力を克服し、エアバッグ28に対抗して下方に移動し始め、移動に伴い、エアバッグを徐々に押し潰す。可動部品26は、エアバッグ28の上方に配置されているので、初期的なエネルギ吸収構造体として機能し、エアバックに対する要求が低減される。したがってエアバッグの寸法を低減して、展開時間および梱包空間を低減し、より小さい容量のインフレータを用いることにより重量を軽減し、あるいはインフレータ重量を維持することによりインフレータの容量を増大し、膨張速度を増大することができる。さらに可動パネルは、展開した状態で、その一部がエアバッグを超えて拡張するように構成することができる。このように、上方配置されたパネルを用いることなく、エアバッグを単独で利用する場合に比較すると、より大きな有効衝撃領域を提供することができる。
さらに、ここでは図示されていないが、テザーシステムは、カバーパネルを所定位置に保持し、ボンネット装置から離れる(飛び出す)ことを制限する。カバーパネルおよびテザーシステムは、エアバッグをウィンドスクリーン上の所定位置内に下方へ保持することを支援し、歩行者に対する保護を改善することができる。
図1および図2を参照してボンネット装置4および能動的衝撃領域22の全体的構成について上記説明したが、能動的衝撃領域22を提供するボンネット装置4のエアバッグデバイス36の特徴に焦点を当てて、以下詳細に説明する。この観点において、図3〜図7は、ボンネット装置4から分解したエアバッグデバイス36のさまざまな図面を示す。全体的には、エアバッグデバイス36は、3つの主要な構成部品またはアセンブリを有し、すなわちエアバッグハウジング40、エアバッグユニット42、およびカバーパネル44を有する。エアバッグユニット42は、図1および図2を参照して上記説明したエアバッグ28を有し、カバーパネル44は、可動パネル26を構成することに留意されたい。
エアバッグハウジング40は、本実施形態では、主として構造的に剛性が高く、加工が容易であるため、金属シートで作製された細長い構造体の形態を有するが、他の材料の私用を排除するものではない。エアバッグハウジング40は、トラフ状(樋状)の形態を有し、通常、矩形状のトラフまたはチャンネル46と、チャンネル46の周囲に延びるフランジ48とを有する。フランジ48は、エアバッグデバイス36をボンネット装置4に固定するための実装ポイントとして機能するが、以下詳述するように、同様にカバーパネル44をハウジング40に実装するための実装ポイントとして機能する。
図3および図4に示すように、カバーパネル44がエアバッグハウジング40に固定されたとき、チャンネル46は、その内部にエアバッグユニット42を完全に収容するように適当な形状を有し、カバーパネル44がエアバッグユニット42をチャンネル46内に封止する。
おそらく図5および図6に最も明確に図示されているように、エアバッグユニット42も同様に、チャンネル46の形状とほぼ一致するような細長い形状を有する。これらの図面において、図2に示す展開状態とは対照的に非展開状態にあるときのエアバッグユニット42を示し、図示のように、エアバッグユニットは、中央エアバッグ部30と、その両側に配置された第1および第2の外側エアバッグ部32,34とを有する。中央エアバッグ部30は、丸められた形態を有し、その中に供給するインフレータモジュール50を有する。丸められた形態を有する中央エアバッグ部30は、膨張時、それより大きな容量を有する第1および第2の外側エアバッグ部32,34に接続されている。第1および第2の外側エアバッグ部32,34をチャンネル46内に収容するために、第1および第2の外側エアバッグ部はZ形状に折り畳まれる。このように中央エアバッグ部30が丸められた形態を有するとともに、第1および第2の外側エアバッグ部32,34が丸められ、折り畳まれた形態を有することにより、比較的に大きな容量のエアバッグをエアバッグハウジング40の小さいパッケージ容量内に収容することができる。想定されるように、これに限定するものと考えるべきではないが、展開状態にあるエアバッグの全容量は100〜120リットルの範囲になる。必要とされる梱包空間およびエアバッグの必要とされる展開運動エネルギに依存して、他の折り曲げ構成が実施可能である。
インフレータモジュール50は、エアバッグユニット42をエアバッグハウジング40に確実に取り付けることができるようにハードポイント(重量強化点)として機能する。この目的のため、インフレータモジュール50は、ボルト49等の機械式の固定部品を用いてエアバッグハウジング40の壁部に実装できる実装ブラケット51を有する。エアバッグユニット42は、外側エアバッグ部32,34上のバックルポイント53において、エアバッグハウジング40に固定される。追加的なバックルポイント53は、エアバッグユニット42が、広く離間した配置ホール53aでエアバッグハウジング40に固定され、実装ブラケット51の中央部分を補足し、展開時、エアバッグユニット42の両端部を保持するように機能する。
図面には示されていないが、インフレータモジュール50は、その起動を制御するために、インフレータモジュールを車両制御システムに接続するワイヤ治具等の適当な制御インターフェイスを有する。
上記説明したように、エアバッグユニット42は、エアバッグハウジング40内であって、ボンネット装置4の外側可視表面(外側表皮面)として機能するとともに、歩行者との衝突時、エネルギ吸収構造体として機能するカバーパネル44により囲まれている。したがってカバーパネル44は、効率的に衝撃を吸収するのに十分な剛性を与え、外的な環境条件に対して頑健であり、かつ実装される車両の適当な審美的表面を提供するように機械的な特性を適当に調整(ブレンド)する必要がある。そのためカバーパネル44は、図6および図7に特に明確に示すように複数部品の構造体を有する。
概観すると、カバーパネル44は、外側部品52、キャリア部品54、および強化部品56を有する。これら3つの部品は、一体に連結され、エアバッグデバイス36の適度な剛性、環境耐性、および外見上美しい外側表面を形成する。
本実施形態では、外側部品52およびキャリア部品54はポリマであり、強化部品56は金属である。外側部品52およびキャリア部品54の好適な材料は、とりわけ約85℃〜約−30℃の広範な温度範囲(ただし、その他の広範な温度範囲も想定される。)において高い衝撃強度を有するため、たとえばPC−ABSである。想定されるように、強化部品は、チタニウムまたはスチール等の他の材料も同様に用いることができるが、主にコストおよび強度特性ならびに重量特性の観点からアルミニウム合金の圧延シートである。
キャリア部品54は、外側部品52の平面プロファイル(平面形状)に合致するようなほぼ矩形の形状を有する。しかしながら、キャリア部品54は、対応した形状を有する隆起中央領域60とほぼ位置合わせされた重量削減手段として細長い開口部58を画定する。隆起中央領域60は、エアバッグハウジング40の内部であって、エアバッグユニット42のためのカバーパネル44の下方に可能な限り大容量を提供し、強化部品に剛性を与えるものである。キャリア部品54は、エアバッグハウジング40内の空間を最大化する細長い開口部内に隆起中央領域60が収まるような深さを有する。
強化部品56は、外側フランジ領域62を有し、外側フランジ領域は、複数の実装ポイント63(明確にするために、図7ではいくつかの実装ポイントのみを図示している。)を含み、各実装ポイントに、キャリア部品54の下側表面に設けたステーク(杭)64が挿入されている。生産時、ステーク64は、湾曲させるために部分的に加熱した後、冷却して強化部品56をキャリア部品54に固定する。択一的には、強化部品56をキャリア部品54に狭持させてもよい。
「ヒートステーク」を用いて、キャリア部品54と強化部品56が結合される一方、キャリア部品54の上側表面に設けた接合手段を用いて、外側部品52がキャリア部品54に接着接合される。特に図7を参照すると、接合手段は、第1の接合トラック66を有し、第1の接合トラックは、キャリア部品54の外縁部の周りに延びる実質的に連続したビード状接着化合物の形態を有する。同様に接合手段は、第2の接合トラック68を有し、第2の接合トラックは、実質的に連続的なビード状接着化合物の形態を有するが、キャリア部品54の細長い開口部58の外縁部の周りに延び、第1の接合トラック66に比して半径方向内側に配置される。
キャリア部品54の上側表面は、外側部品52との間隔を制御し、接着剤の厚みを制御するためのリブまたはピップ69の形態を有するスペーサ部品69を備える。また強化部品56は、スペーサ部品65(図10に図示)を有し、スペーサ部品65は、隆起中央領域60の上側表面に接合されたリブの形態を有し、振動減衰手段として外側部品52の下側表面に当接する。分かり易くするために、いくつかのスペーサ部品65,69のみが符号をもって図示されていることに留意されたい。ここでキャリア部品54のスペーサ部品69は、環状本体部上に設けられているため、キャリア部品の環状形状に起因して、キャリア部品の幅全体にわたって延びていない。しかしながら、キャリア部品54のスペーサ部品69および強化部品56のスペーサ部品65は、機能的に組み合わされて、外側部品52を補強し、キャリア部品54と強化部品56が互いに対抗してアセンブリ全体の振動減衰、強度、および梱包空間を提供する。
任意の適当な接着剤として高強度エポキシ接着剤等を用いることができるが、特定に適したものとして現在考えられている接着剤は、適当なエンジニアリンググレードのエポキシ接着剤か、または剥離することなく衝撃力に耐え、広範な温度範囲において接合状態を維持することができるホットメルト式ポリウレタン反応型接着剤である。
外側接合トラック66および内側接合トラック68により、外側部品52は、キャリア部品54に確実に接合することができ、カバー部品54の下側表面上に設けたスタッドやヒートステーク等の機械式固定手段を用いる必要性を排除することができる。モールド成形されたカバー部品は、機械式固定部品を外側部品内に一体成形することにより生じ得る表面欠陥をなくすことができる。したがって外側部品は、さらなる表面仕上げ処理を行なうことなく、車両の審美的な外装面として好適に利用することができる。連続的なビード状接着剤について上記説明したが、複数の個別のポイント状接着剤も同様に利用できる。ただし連続的なビード状接着剤を用いると、高温環境下において特に頑健性を増大させることができる。実質的に連続的なビード状接着剤は、高い衝撃力および高い温度条件を最も高い可能性で満足させる、広範で均一に分布した接合領域に供給できると考えられる。
キャリア部品54は、外側部品52のための実装構造体であることに加え、エアバッグハウジング40に固定されるカバーパネル44のための実装手段を提供する。この目的のために、図4、図6、および図10に最も明確に図示されているが、キャリア部品54の下側部分には、配置ポスト70および一連の機械式固定部71が設けられている。
この実施形態では、3つの配置ポスト70(必要ならば、それ以上またはそれ以下の配置ポスト)がキャリア部品54の前方端部54aから下方に延びている。配置ポスト70はそれぞれ、エアバッグハウジング40のフランジに設けた各開口部72に受容可能であり、第1に、エアバッグハウジング40上のキャリア部品54を配置するように機能し、第2に、後述するように、エアバッグハウジング40をボンネット装置4内に固定するための配置特徴部品を提供する。
キャリア部品54の下側部品の周囲の複数の位置において、機械式固定部品71(図面を明確にするために、いくつかの機械式固定部品のみを図示している。)が配置され、この実施形態では、機械式固定部品は、キャリア部品54のモールド成形本体部の一体部品であるヒートステークの形態を有する。エアバッグハウジング40に対するヒートステーク71の配置位置が図10に図示されている。ここでエアバッグデバイス36は、カバーパネル44をエアバッグハウジング40に固定するために、ヒートステーク71を部分的に加熱することにより変形させてアセンブリされた状態を示す。アセンブリ状態に至る前、ヒートステーク71は、キャリア部品54から垂れ下がり、フランジ48に設けた対応する開口部71aを貫通して延びる細長いボスである。ヒートステーク71は、アセンブリ段階では、開口部71aを貫通して適合するように小型に形成されている。しかしアセンブリしているときには、ヒートステーク71は、開口部71aに適合するように拡張するように加熱および圧縮されて、ヒートステーク71のベース部71c上にヘッド部71bを形成して、キャリア部品54をエアバッグハウジング40上に固定する。ヒートステーク手法は、迅速な接合技術であり、溶接等の他の接合技術と比較すると経済的(安価)である。しかし、溶接も同様に利用することができ、さらに局部的に加熱することなく、ステーク71を冷温形成することもできる。ヒートステーク71は、エアバッグユニット42が展開した時、破砕して、カバーパネル44がエアバッグハウジング40から分離するように構成され、ヒートステークの壁部の厚みは、それに応じて選択される。ここでは、ヘッド部71bとベース部71cとの間の接合部がヒートステーク71の脆弱領域であるから、ヘッド部71bは、ベース部71cからポキンと(容易に)折れる。脆弱領域は、接合部における材料厚みの機能を有し、現在のところ、たとえば約0.5mmであると想定されている。ステークの最小厚みは、モールド成形容量に多少とも影響を受けるので、任意的には、接合部は展開力を適当に調整できる穿孔を含んでもよい。この文脈において、こうしたステーク71は、破砕するために800N程度の力を必要とするものであってもよい。
同様に、図10は、エアバッグハウジング40およびボンネット装置4に対する、キャリア部品54の配置ポスト70の配置位置を示す。ここでは、配置ポスト70(図10では、ただ1つの配置ポストを図示している。)は、エアバッグハウジング40のフランジ48およびボンネット装置4の外側パネル76ならびに内側パネル78を貫通して延びている。この図に示すように、外側部品52の下側部分は、キャリア部品54の配置ポスト70と位置合わせされた低プロファイルペグ75を有する。これは、接合プロセスを実施する前に、外側部品52をキャリア部品54上に配置することを支援するものである。
ボンネット装置4の製造時、エアバッグハウジング40は、図8から明らかなように、外側ボンネットパネル76の後方端部79に隣接して形成された開口部77に取り付けられる。ここで、エアバッグハウジング40が開口部77内に配置され、外側ボンネットパネル76の下側部分が図示されている。ボルト等の適当な機械式固定部を用いて永続的に固定する前に、配置ポスト70により、エアバッグハウジング40を正しい位置に配置することができる。一連の「3次クリップ」73がエアバッグハウジング40のフランジの下側表面上に配設される。クリップ73は、返し(戻り)の形状を有するペグまたはポストの形態を有する。エアバッグデバイス36を実装するとき、クリップ73は、外側ボンネットパネル76に設けた適当な開口部(図示せず)に係合し、エアバッグハウジング40を下方に永続的にボルト締めする前に、エアバッグハウジング40を一時的に所定位置に固定するように機能する。ここでは図示されていないが、配置ポスト70は、必要ならば返し(戻り)の形態を有してもよい。
同様に図8に示すように、アルミニウムまたはスチール等の圧延金属からなる横方向スパー(けた)80の形態を有する支持手段が、構造的な剛性を増大させて、開口部77の領域における外側ボンネットパネル76を補強するために、スポット溶接または他の適当な技術を用いて、外側ボンネットパネル76の下側表面に固定される。
図9は、完全にアセンブリされたボンネット装置4の下側部分を示し、内側ボンネットパネル78は外側ボンネットパネル76に固定され、内側ボンネットパネルと外側ボンネットパネルの間に形成されたキャビティ内にエアバッグハウジング40を包囲している。キャビティは図10に示す。
上記説明から理解されるように、エアバッグユニット42が展開すると、カバーパネル44は、エアバッグハウジング40から展開することができる。カバーパネル44の動きを制御するために、エアバッグデバイス36はテザーシステムを有し、特に図5、図11、図12、および図13a〜図13cを参照してテザーシステムについて以下説明する。
テザーシステムの目的は、カバーパネル44がエアバッグハウジング40から離れるときの動き(変位)を制御することであるが、同様に、カバーパネル44の向きを制御して、歩行者との衝突に備えてカバーパネル44を最適な方向に仕向けることである。
図5を参照すると、テザーシステムは、一連の前方テザー90と、一連の後方テザー92と有する。テザーのためのさまざまな材料が適当であるが、この実施形態に係るテザーは、エアバッグ用布地として用いられた、ナイロン織地またはポリエステル織地からなる平坦なリボン状のウェビング(テープ状生地)で形成された袋(セクション)である。こうしたウェビング材料は、きわめて大きい張力強度を有し、リボン状形状を有するため、エアバッグハウジング40内に効率的に梱包(パッケージ)される。ただし原則的には、理解されるように、コード、ロープ、またはチェイン等の大きな張力強度を有する任意のフレキシブル材料が適当である。
一連の前方テザー90は、エアバッグハウジング40のフランジ48の前方端部48aに沿って互いに離間する第1および第2のテザーを有する。各前方テザー90の内側端部90aは、本実施形態ではテザーを確実に受容する固定眼の形態を有するが、適当な機械式アンカポイント94でフランジ48に固定される。本実施形態では、図11に示すように、固定眼90aは、エアバッグハウジング40にボルト締めされる。
前方テザー90の他方の端部90bは、留め具(クラスプ)98の形態を有する固定手段を担持し、留め具はカバーパネル44のキャリア部品54の下側表面に固定される。図5では、固定されていない状態の留め具98が図示されているが、図11では、キャリア部品54内の所定位置に固定された留め具98が図示されている。
同様に、一連の後方テザー92は、エアバッグハウジング40のフランジ48の後方端部48bに沿って互いに離間する第1および第2のテザーを有する。各後方テザー92の内側端部92aは、前方テザー90と同様の固定眼の形態を有するが、適当な機械式アンカポイント96でフランジ48に固定され、各後方テザー92の外側端部92bはそれぞれ、留め具(クラスプ)99を担持し、留め具はキャリア部品54の下側表面に固定される。
したがって、テザーシステムは、前方端部および後方端部に沿って2つのポイントでカバーパネル44を支持する。このように展開したときのカバーパネルの展開高さを制御することができるように、4つのテザーを各端部に2つずつ配置して、カバーパネルの四分の一をそれぞれ支持する。各端部の2つのテザーは、現在のところ、必要な支持力をカバーパネル44に与えるために十分であると考えられるが、必要ならば、たとえばより位置安定性が要求される場合、より数多い、またはより数少ないテザーを配置してもよい。カバーパネル44の高さは、テザーの長さを選択することにより特定される。たとえば、展開時、カバーパネル44が前方傾斜した(前方がより低い状態で傾斜した)高度を与えるために、前方テザー90の長さは、後方テザー92より短くなるように選択される。
これを解説するために、まず図13aを参照すると、カバーパネル44は、非展開状態にあることを示し、前方テザー90および後方テザー92は、エアバッグハウジング40に収容されて弛緩状態にある。図13aは、エアバッグハウジング40のほぼ中央を貫通する垂直面で切断した断面図であり、前方テザー90および後方テザー92は、面外位置を表すために破線で図示されている。このとき、前方テザー90の長さは、後方テザー92の長さより短くすることにより、展開時のエアバッグハウジング40およびエアバッグ28に対するカバーパネル44の位置を調整する。この点において、図13bを図13aと比較すると、エアバッグ28が展開して、カバーパネル44がエアバッグハウジング40から分離していることが図示されている。エアバッグ28は、カバーパネル44の下方で膨張して、後方に拡張する。前方テザー90および後方テザー92の長さは、カバーパネル44の上方への動きを規制し、カバーパネル44は、エアバッグ28の上部(頂部)上にあり、前方テザー90および後方テザー92の長さが異なることから、カバーパネル44が前方傾斜する。
図13bの断面図において、後方テザー92は、エアバッグ28の本体部を貫通するように図示されていることに留意されたい。しかし、図12を参照すると、エアバッグ28が膨張した時、各後方テザー92は、エアバッグ28の後方側に配置された各テザーチャンネル100内に配置されている。これにより、第1に、後方テザー92がエアバッグ28の膨張に悪影響を与えることがなく、第2に、エアバッグ28の膨張がカバーパネル44の展開に悪影響を与えることがない。テザーチャンネル100は、中央エアバッグ部30と第1および第2の外側エアバッグ部32,34との間の接合部で画定され、テザーチャンネル100が本質的に中央エアバッグ部30と第1および第2の外側エアバッグ部32,34との間の接合部で画定されることに留意されたい。
図13bの実施形態において、同様に図12に示すように、カバーパネル44がエアバッグ28の上部(頂部)上に実質的にあるように図示されている。このとき、エアバッグ28は、カバーパネル44の後方端部を多少なりとも超えて延び、車両のウィンドスクリーンのベース部の上方を保護する。
図13cは、カバーパネル44およびエアバッグ28の択一的な配置位置を示す。この実施形態では、図13bと比較すると、エアバッグユニット42の展開時、カバーパネル44が上方および後方に力を受けるように、前方テザー90および後方テザー92の長さが調整されている。エアバッグ28は、カバーパネル44よりいくぶん前方に拡張し、カバーパネル44の前方端部は、エアバッグ28の上に配置される。好都合にも、この実施形態において、カバーパネル44とエアバッグ28とはあまり重ならず、より広い保護面積がエアバッグデバイス36により提供される。カバーパネル44は、図13bに示すものより高い位置に達し、保護を改善することができる。図13cには図示されていないが、外側エアバッグ32,34は、中央領域およびカバーパネル44の後方端部を支持する。このときカバーパネル44は、エアバッグの湾曲した周縁部より高く浮遊し、カバーパネルが保護する深さを改善する(増大させる)。任意的には、カバーパネル44の前方領域に向けて固定された1つまたはそれ以上の追加的なテザー102を設けてもよい。展開時、エアバッグ28は、追加的なテザー102に対して押圧し、追加的なテザー102は、カバーパネル44を後方へ付勢する。テザー装置に依存するが、図13cに示すように、テザーチャンネル100をエアバッグの前方サイドで用いてもよい。
しかしながら、エアバッグの前方部分内でテザーチャンネルを構成することが実務的でない状況において、前方テザーをより長くして、エアバッグの前方部分の周りで膨張させるか、むしろカバーパネルの前方端部および後方端部に安定性を与えるように後方テザーに依拠して、前方テザーを省略することができる。
ストラップの形態を有するテザーは、展開時、カバーパネルをエアバッグハウジングに固定する手段として上記説明したが、エアバッグに対するカバーパネルの相対的な位置を制御するための択一的な手段(図示せず)が、カバーパネルをエアバッグの一部に固定することができる。
本願明細書は、さまざまな実施形態に係るエアバッグデバイス36について上記説明した。当業者ならば理解されるように、ここに記載された実施形態は単なる具体例であり、その具体例において本発明に係る特定の態様を実現することができ、本発明を具現化できるすべての方法に関する網羅的に説明したものではない。また特徴物は、必ずしも実寸通りではなく、特定の構成要素を注目するため、いくつかの特徴物は、誇張して、または最小限に記載されている。記載された実施形態が不明確になることを防止するために、広く知られた構成部品、材料、または方法は、必ずしも詳細には記載されていない。疑義を解消するため、構造的または機能的な詳細は限定するものと解釈すべきではなく、むしろクレームの基礎を提供するものである。さらに「前方」、「後方」、「上方」、「下方」、「上側」、「下側」、「外側」、および「内側」等の用語は、図面の方向に関連して用いられたものであり、これらの用語は、本発明の概念の範囲を制限するものと解釈すべきではない。
本発明に係るさらなる態様は、番号が付された以下の段落に記載されている。
段落1:
車両ボンネット内に搭載されるエアバッグデバイスであって、
エアバッグと展開可能なカバーパネルとを含むエアバッグハウジングを有し、
カバーパネルは、キャリア部品に接続された外側部品を有し、
キャリア部品は、エアバッグハウジングに接続され、エアバッグが膨張したとき、エアバッグハウジングから分離するように構成された、エアバッグデバイス。
段落2:
外側部品は、キャリア部品に接着接合された、段落1に記載のエアバッグデバイス。
段落3:
外側部品は、キャリア部品の周縁部の周りで接着接合された、段落2に記載のエアバッグデバイス。
段落4:
外側部品は、実質的に連続的なビード状接合化合物により、キャリア部品の周縁部の周りで接着接合された、段落3に記載のエアバッグデバイス。
段落5:
外側部品は、ポリマ製である、段落1に記載のエアバッグデバイス。
段落6:
キャリア部品は、ポリマ製である、段落1に記載のエアバッグデバイス。
段落7:
キャリア部品は、これに固定された強化部品を有する、段落1に記載のエアバッグデバイス。
段落8:
強化部品は金属である、段落7に記載のエアバッグデバイス。
段落9:
カバーパネルがエアバッグハウジングから展開することができる距離を規制するために、カバーパネルに固定された1つまたはそれ以上のテザーを有する、段落1に記載のエアバッグデバイス。
段落10:
展開状態にあるとき、カバーパネルの位置および向きを制御するように、テザーの長さが選択される、段落9に記載のエアバッグデバイス。
段落11:
カバーパネルのキャリア部品に固定された1つまたはそれ以上のテザーを有する、段落9に記載のエアバッグデバイス。
段落12:
カバーパネルは、エアバッグハウジングの前方端部および後方端部に対応する前方端部および後方端部を有し、
カバーパネルは、前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーによりエアバッグハウジングに係留される、段落9に記載のエアバッグデバイス。
段落13:
カバーパネルは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーによりエアバッグハウジングに係留される、段落12に記載のエアバッグデバイス。
段落14:
前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さより短い、段落13に記載のエアバッグデバイス。
段落15:
カバーパネルは、その前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置において、1つまたはそれ以上のテザーを用いて、エアバッグハウジングの1つまたはそれ以上の位置で係留される、段落12に記載のエアバッグデバイス。
段落16:
カバーパネルは、エアバッグの展開時、所定の張力負荷の下で破砕するように構成された1つまたはそれ以上の固定部を介してエアバッグハウジングに接続される、段落1に記載のエアバッグデバイス。
段落17:
1つまたはそれ以上の固定部は、ヒートステークであり、その寸法は、エアバッグの展開時、1つまたはそれ以上のヒートステークが所定の張力負荷の下で破砕するように選択された、段落16に記載のエアバッグデバイス。
段落18:
車両ボンネット内に搭載されるエアバッグデバイスであって、
エアバッグハウジングとカバーパネルとを有し、
カバーパネルは、エアバッグハウジングから分離され、エアバッグハウジングからのカバーパネルの動きを規制するようにエアバッグハウジングに係留される、エアバッグデバイス。
段落19:
カバーパネルは、エアバッグハウジングの前方端部および後方端部に対応する前方端部および後方端部を有し、
カバーパネルは、前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留される、段落18に記載のエアバッグデバイス。
段落20:
カバーパネルは、前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに1つまたはそれ以上のテザーを介して係留される、段落19に記載のエアバッグデバイス。
段落21:
前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さより短い、段落20に記載のエアバッグデバイス。
段落22:
カバーパネルは、その前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置において、1つまたはそれ以上のテザーを用いて、エアバッグハウジングの1つまたはそれ以上の位置で係留される、段落19に記載のエアバッグデバイス。
段落23:
1つまたはそれ以上のテザーの長さは、展開状態にあるカバーパネルの位置および向きを制御するように選択される、段落19に記載のエアバッグデバイス。
段落24:
カバーパネルは、エアバッグの展開時、所定の負荷の下で破砕するように構成された1つまたはそれ以上の固定部を介してエアバッグハウジングに固定される、段落18に記載のエアバッグデバイス。
段落25:
1つまたはそれ以上の固定部は、ヒートステークであり、その寸法は、エアバッグの展開時、1つまたはそれ以上のヒートステークが所定の張力負荷の下で破砕するように選択された、段落24に記載のエアバッグデバイス。
段落26:
カバーパネルは、エアバッグデバイスが搭載されるボンネットの表皮面を画定する外側部品と、外側部品に固定されるキャリア部品とを有する、段落18に記載のエアバッグデバイス。
段落27:
キャリア部品は、外側部品より高い剛性を有する、段落26に記載のエアバッグデバイス。
段落28:
外側部品は、キャリア部品に接着接合される、段落26に記載のエアバッグデバイス。
段落29:
外側部品は、キャリア部品の周縁部に接着接合される、段落28に記載のエアバッグデバイス。
段落30:
外側部品は、実質的に連続したビード状接合化合物を用いて、キャリア部品の周縁部に接着接合される、段落28に記載のエアバッグデバイス。
段落31:
外側部品は、ポリマ製である、段落26に記載のエアバッグデバイス。
段落32:
キャリア部品は、ポリマ製である、段落26に記載のエアバッグデバイス。
段落33:
キャリア部品は、これに固定された強化部品を有する、段落26に記載のエアバッグデバイス。
段落34:
強化部品は金属である、段落33に記載のエアバッグデバイス。
段落35:
エアバッグは、第1および第2の外側エアバッグ部の間にある中央エアバッグ部を有し、展開状態にあるとき、第1および第2の外側エアバッグ部は、中央エアバッグ部を超えて拡張する、段落18に記載のエアバッグデバイス。
段落36:
非展開状態にあるとき、中央エアバッグ部が丸められた形態を有するとともに、第1および第2の外側エアバッグ部が丸められ、折り畳まれた形態を有する、段落35に記載のエアバッグデバイス。
段落37:
エアバッグは、1つまたはそれ以上のテザーに対応する1つまたはそれ以上のチャンネルを有し、
展開状態にあるとき、1つまたはそれ以上のチャンネルが1つまたはそれ以上のテザーを収容する、段落19を引用する段落35に記載のエアバッグデバイス。
段落38:
1つまたはそれ以上のチャンネルは、中央エアバッグ部と第1および第2の外側エアバッグ部との間の接合部に画定される、段落37に記載のエアバッグデバイス。
段落39:
段落1に記載のエアバッグデバイスが実装される開口部を画定するパネルを有する車両ボンネット装置。
段落40:
車両ボンネット装置のカバーパネルは、ねじり力に対抗して車両ボンネット装置を強化するように開口部に隣接した横方向スパー(けた)を有する、段落39に記載の車両ボンネット装置。
段落41:
エアバッグは、第1および第2の外側エアバッグ部の間にある中央エアバッグ部を有し、展開状態にあるとき、第1および第2の外側エアバッグ部は、関連車両の各Aピラー上に拡張し、中央エアバッグ部は、車両ボンネット装置の後方に配置される関連車両のカウル領域を実質的に覆う、段落39に記載の車両ボンネット装置。
段落42:
非展開状態にあるとき、中央エアバッグ部が丸められた形態を有するとともに、第1および第2の外側エアバッグ部が丸められ、折り畳まれた形態を有する、段落41に記載の車両ボンネット装置。
段落43:
エアバッグは、1つまたはそれ以上のテザーに対応する1つまたはそれ以上のチャンネルを有し、
エアバッグが展開状態にあるとき、1つまたはそれ以上のチャンネルが1つまたはそれ以上のテザーを収容する、段落41に記載の車両ボンネット装置。
段落44:
段落39に記載の車両ボンネット装置を搭載した車両。
段落45:
段落1に記載のエアバッグデバイスを搭載した車両。
2…乗用車、4…ボンネット装置、6…ウィンドスクリーン、8…カウル、9…ウィンドスクリーンワイパ、12…コンパートメント、14…バンパ(フェンダ)、20…第1の衝撃領域(受動的衝撃領域)、22…第2の衝撃領域(能動的衝撃領域)、24…衝突センサ、26…可動パネル、27…上側表面、28…エアバッグ、30…中央エアバッグ部、32,34…外側エアバッグ部、36…エアバッグデバイス、40…エアバッグハウジング、42…エアバッグユニット、44…カバーパネル、46…トラフ(チャンネル)、48…フランジ、49…ボルト、50…インフレータモジュール、51…実装ブラケット、52…外側部品、53…バックルポイント、54…キャリア部品、56…強化部品、58…細長い開口部、60…隆起中央領域、62…外側フランジ領域、63…実装ポイント、64…ステーク(杭)、65…スペーサ部品、66…外側接合トラック、68…内側接合トラック、69…リブ(ピップ)、70…配置ポスト、71…機械式固定部、72…開口部、73…クリップ、75…ペグ、76…外側パネル、78…内側パネル、80…横方向スパー(けた)、90…前方テザー、90a,90b…端部、92…後方テザー、92a,92b…端部、96…アンカポイント、98…留め具(クラスプ)、102…追加的テザー。

Claims (45)

  1. 車両ボンネット内に搭載されるエアバッグデバイスであって、
    エアバッグと展開可能なカバーパネルとを含むエアバッグハウジングを有し、
    カバーパネルは、キャリア部品に接続された外側部品を有し、
    キャリア部品の上側表面は、該キャリア部品の上側表面と外側部品の下側との間の間隔を制御するために、複数のスペーサ部品を有し、
    キャリア部品は、エアバッグハウジングに接続され、エアバッグが膨張したとき、エアバッグハウジングから分離するように構成されたことを特徴とするエアバッグデバイス。
  2. 外側部品は、キャリア部品に接着接合されたことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグデバイス。
  3. 外側部品は、キャリア部品の周縁部の周りで接着接合されたことを特徴とする請求項2に記載のエアバッグデバイス。
  4. 外側部品は、実質的に連続的なビード状接合化合物により、キャリア部品の周縁部の周りで接着接合されたことを特徴とする請求項3に記載のエアバッグデバイス。
  5. 外側部品は、ポリマ製であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のエア
    バッグデバイス。
  6. キャリア部品は、ポリマ製であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  7. キャリア部品は、これに固定された強化部品を有する、請求項1〜6のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  8. 強化部品は金属であることを特徴とする請求項7に記載のエアバッグデバイス。
  9. カバーパネルがエアバッグハウジングから展開することができる距離を規制するために、カバーパネルに固定された1つまたはそれ以上のテザーを有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  10. 展開状態にあるとき、カバーパネルの位置および向きを制御するように、テザーの長さが選択されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  11. カバーパネルのキャリア部品に固定された1つまたはそれ以上のテザーを有することを特徴とする請求項9に記載のエアバッグデバイス。
  12. カバーパネルは、エアバッグハウジングの前方端部および後方端部に対応する前方端部および後方端部を有し、
    カバーパネルは、前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーによりエアバッグハウジングに係留されることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  13. カバーパネルは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーによりエアバッグハウジングに係留されることを特徴とする請求項12に記載のエアバッグデバイス。
  14. 前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さより短いことを特徴とする請求項13に記載のエアバッグデバイス。
  15. カバーパネルは、その前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置において、1つまたはそれ以上のテザーを用いて、エアバッグハウジングの1つまたはそれ以上の位置で係留されることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  16. カバーパネルは、エアバッグの展開時、所定の張力負荷の下で破砕するように構成された1つまたはそれ以上の固定部を介してエアバッグハウジングに接続されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  17. 1つまたはそれ以上の固定部は、ヒートステークであり、その寸法は、エアバッグの展開時、1つまたはそれ以上のヒートステークが所定の張力負荷の下で破砕するように選択されたことを特徴とする請求項16に記載のエアバッグデバイス。
  18. キャリア部品の下側は、キャリア部品をエアバッグハウジングに位置付けするために、一つ又は複数の配置ポストを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエアバッグデバイス。
  19. 車両ボンネット内に搭載されるエアバッグデバイスであって、
    エアバッグハウジングとカバーパネルとを有し、
    カバーパネルは、エアバッグハウジングから分離され、エアバッグハウジングからのカバーパネルの動きを規制するように、一つ又は複数のテザーによってエアバッグハウジングに係留され
    エアバッグハウジングは、展開状態に展開可能なエアバッグを含み、
    エアバッグは、一つ又は複数のテザーに対応する一つ又は複数のチャンネルを有し、エアバッグが展開状態にあるとき、該チャンネル内にテザーが収容されるように構成されていることを特徴とするエアバッグデバイス。
  20. カバーパネルは、エアバッグハウジングの前方端部および後方端部に対応する前方端部および後方端部を有し、
    カバーパネルは、前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに係留されることを特徴とする請求項19に記載のエアバッグデバイス。
  21. カバーパネルは、前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置でエアバッグハウジングに1つまたはそれ以上のテザーを介して係留されることを特徴とする請求項20に記載のエアバッグデバイス。
  22. 前方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さは、後方端部に沿った1つまたはそれ以上のテザーの長さより短いことを特徴とする請求項21に記載のエアバッグデバイス。
  23. カバーパネルは、その前方端部に沿った1つまたはそれ以上の位置において、1つまたはそれ以上のテザーを用いて、エアバッグハウジングの1つまたはそれ以上の位置で係留されることを特徴とする請求項20〜22のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  24. 1つまたはそれ以上のテザーの長さは、展開状態にあるカバーパネルの位置および向きを制御するように選択されることを特徴とする請求項20〜23のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  25. カバーパネルは、エアバッグの展開時、所定の負荷の下で破砕するように構成された1つまたはそれ以上の固定部を介してエアバッグハウジングに固定されることを特徴とする請求項19〜24のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  26. 1つまたはそれ以上の固定部は、ヒートステークであり、その寸法は、エアバッグの展開時、1つまたはそれ以上のヒートステークが所定の張力負荷の下で破砕するように選択されたことを特徴とする請求項25に記載のエアバッグデバイス。
  27. カバーパネルは、エアバッグデバイスが搭載されるボンネットの表皮面を画定する外側部品と、外側部品に固定されるキャリア部品とを有することを特徴とする請求項19〜26のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  28. キャリア部品は、外側部品より高い剛性を有することを特徴とする請求項27に記載のエアバッグデバイス。
  29. 外側部品は、キャリア部品に接着接合されることを特徴とする請求項27または28に記載のエアバッグデバイス。
  30. 外側部品は、キャリア部品の周縁部に接着接合されることを特徴とする請求項29に記載のエアバッグデバイス。
  31. 外側部品は、実質的に連続したビード状接合化合物を用いて、キャリア部品の周縁部に接着接合されることを特徴とする請求項30に記載のエアバッグデバイス。
  32. 外側部品は、ポリマ製であることを特徴とする請求項27〜31のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  33. キャリア部品は、ポリマ製であることを特徴とする請求項27〜32のいずれか1に記
    載のエアバッグデバイス。
  34. キャリア部品は、これに固定された強化部品を有することを特徴とする請求項27〜33のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  35. 強化部品は金属であることを特徴とする請求項34に記載のエアバッグデバイス。
  36. エアバッグは、第1および第2の外側エアバッグ部の間にある中央エアバッグ部を有し、展開状態にあるとき、第1および第2の外側エアバッグ部は、中央エアバッグ部を超えて拡張することを特徴とする請求項19〜35のいずれか1に記載のエアバッグデバイス。
  37. 非展開状態にあるとき、中央エアバッグ部が丸められた形態を有するとともに、第1および第2の外側エアバッグ部が丸められ、折り畳まれた形態を有することを特徴とする請求項36に記載のエアバッグデバイス。
  38. 1つまたはそれ以上のチャンネルは、中央エアバッグ部と第1および第2の外側エアバッグ部との間の接合部に画定されることを特徴とする請求項37に記載のエアバッグデバイス。
  39. 請求項1〜38のいずれか1に記載のエアバッグデバイスが実装される開口部を画定するパネルを有する車両ボンネット装置。
  40. 車両ボンネット装置のカバーパネルは、ねじり力に対抗して車両ボンネット装置を強化するように開口部に隣接した横方向スパーを有することを特徴とする請求項39に記載の車両ボンネット装置。
  41. エアバッグは、第1および第2の外側エアバッグ部の間にある中央エアバッグ部を有し、展開状態にあるとき、第1および第2の外側エアバッグ部は、関連車両の各Aピラー上に拡張し、中央エアバッグ部は、車両ボンネット装置の後方に配置される関連車両のカウル領域を実質的に覆うことを特徴とする請求項39または40に記載の車両ボンネット装置。
  42. 非展開状態にあるとき、中央エアバッグ部が丸められた形態を有するとともに、第1および第2の外側エアバッグ部が丸められ、折り畳まれた形態を有することを特徴とする請求項41に記載の車両ボンネット装置。
  43. エアバッグは、1つまたはそれ以上のテザーに対応する1つまたはそれ以上のチャンネルを有し、
    エアバッグが展開状態にあるとき、1つまたはそれ以上のチャンネルが1つまたはそれ以上のテザーを収容することを特徴とする請求項11〜15および請求項18〜23のいずれか1を引用する請求項41または42に記載の車両ボンネット装置。
  44. 請求項39〜43のいずれか1に記載の車両ボンネット装置を搭載した車両。
  45. 請求項1〜38のいずれか1に記載のエアバッグデバイスを搭載した車両。
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