JP6206081B2 - 画像処理システム、画像処理装置及び携帯端末装置 - Google Patents

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Description

この発明は、多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像処理装置と、該画像処理装置を音声入力により遠隔操作可能なスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置とを備えた画像処理システム、画像処理装置及び携帯端末装置に関する。
スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置から無線接続された前記MFP等の画像処理装置を遠隔操作する技術は既に公知である。
そして、最近では、携帯端末装置にユーザーがタッチパネル等を操作することなく音声入力による操作指示を行うことで、画像処理装置を操作する技術が考えられている。
しかし、音声入力を行うと音声の内容が周囲に聞こえてしまい、音声の内容が機密情報に関わるものであった場合には、この機密情報が漏れてしまう恐れがあった。
なお、特許文献1には、音声入力を行う際に、機密情報が周囲に漏れないようにするため、音声入力データを変換するシステムが提案されている。
特開2006−178203号公報
ところが、前記特許文献1に記載の技術は、携帯端末装置から無線接続された前記MFP等の画像処理装置を遠隔操作する技術ではないため、携帯端末装置側の機密情報についての漏洩を防止することはできなかった。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、画像処理装置を携帯端末装置から音声入力により遠隔操作する場合に、機密情報を音声として発することによる機密情報の漏洩を防止できる画像処理システム、画像処理装置及び携帯端末装置を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像処理装置と該画像処理装置を音声入力により遠隔操作可能な携帯端末装置とを備えた画像処理システムであって、前記携帯端末装置に設けられた音声入力手段と、
前記画像処理装置に設けられ、前記携帯端末装置の音声入力手段からユーザーにより音声入力された操作指示を受信する受信手段と、前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくともいずれかに設けられ、前記操作指示に対応する操作に関連する設定値の種類が機密情報として設定されているかどうかを判断する判断手段と、前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくともいずれかに設けられ、前記設定値の種類が機密情報として設定されていると判断された場合、前記携帯端末装置または前記画像処理装置のうちの一方が、他方から取得した前記設定値と自装置が保有する前記設定値とを纏めるとともに、各設定値を別の識別情報に置換する置換手段と、前記携帯端末装置に設けられ、前記置換された識別情報を置換前の設定値と対応させて表示する表示手段と、前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくともいずれかに設けられ、前記携帯端末装置の音声入力手段により音声入力された前記識別情報から該識別情報に対応する設定値を特定する特定手段と、前記画像処理装置に設けられ、前記特定された設定値を用いて、前記音声入力された前記操作指示に対応する操作を実行する実行手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。
(2)前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくとも一方は、ユーザー操作に基づいて、前記設定値の種類を機密情報として解除可能に設定する設定手段を備えている前項1に記載の画像処理システム。
(3)前記識別情報は、ユーザーにより操作情報が音声入力される毎に、または一定時間毎に変更される前項1または2に記載の画像処理システム。
(4)前項1〜3のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる画像処理装置。
(5)前項1〜3のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる携帯端末装置。
前項(1)に記載の発明によれば、携帯端末装置からユーザーが音声入力による操作指示を行うと、対応する操作に関連する設定値の種類が機密情報として設定されているかどうかが判断される。機密情報として設定されていると判断された場合、携帯端末装置または画像処理装置のうちの一方が、他方から取得した前記設定値と自装置が保有する前記設定値とを纏めるとともに、各設定値を別の識別情報に置換し、この置換された識別情報を置換前の設定値と対応させて携帯端末装置の表示手段に表示する。
ユーザーが、置換された識別情報を携帯端末装置から音声入力すると、識別情報に対応する設定値が特定され、この特定された設定値を用いて、音声入力された操作指示に対応する操作が実行される。
このように、設定値の種類が機密情報である場合は、携帯端末装置または画像処理装置のうちの一方が、他方から取得した設定値と自装置が保有する設定値とを纏めるとともに、各設定値を別の識別情報に置換するから、ユーザーはこの置換された識別情報を音声入力すれば良いから、音声が周囲に漏れたとして、機密情報そのものは漏れることはなく、機密漏洩を防止してセキュリティに優れたシステムとすることができる。
前項(2)に記載の発明によれば、ユーザーは設定値の種類を機密情報として扱うかどうかを設定することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、機密情報である設定値と置換される識別情報は、ユーザーにより操作情報が音声入力される毎に、または一定時間毎に変更されるから、機密漏洩の防止をより確実に行うことができる。
前項(4)に記載の発明によれば、ユーザーが携帯端末装置から音声入力により画像処理装置を遠隔操作する場合に、機密漏洩を防止してセキュリティに優れた画像処理装置となしうる。
前項(5)に記載の発明によれば、ユーザーが携帯端末装置から音声入力により画像処理装置を遠隔操作する場合に、機密漏洩を防止してセキュリティに優れた携帯端末装置となしうる。
この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成図である。 画像処理装置及び携帯端末装置の主要部の構成を示すブロック図である。 携帯端末装置の音声入力待ち受けトップ画面である。 画像処理装置の音声入力待ち受けトップ画面である。 機密情報の設定を行うために画像処理装置に表示された機密情報設定画面である。 メール送信宛先置換テーブルの一例を示す表である。 ユーザーが携帯端末装置から「メール」と音声入力したときに、画像処理装置に表示されるメール宛先一覧の画面である メール送信宛先の置換テーブルを画像処理装置から受信した後に携帯端末装置に表示される画面である。 ファイル名置換テーブルの一例を示す表である。 ユーザーが携帯端末装置から「ファイル」と音声入力したときに、画像処理装置に表示されるファイル名一覧の画面である ファイル名置換テーブルを画像処理装置から受信した後に携帯端末装置に表示される画面である。 携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。 図12のステップS13の音声入力に応じたタスク実行処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 図14のステップS29の音声入力に応じたタスク実行処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成図である。このシステムは画像処理装置1と携帯端末装置2とを有し、これらが無線通信により接続可能となっている。
画像処理装置1は図1(A)に示すように無線アクセスポイント3に接続し、携帯端末装置2と無線アクセスポイント3を経由で通信しても良いし、図1(B)に示すように画像処理装置に無線LAN(Local Area Network)機能が搭載されている場合は、直接に携帯端末装置2に接続し、通信しても良い。
この実施形態では、画像処理装置1としてコピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を備えた前述のMFPが用いられている。以下、画像処理装置をMFPとも記す。また、携帯端末装置を携帯端末とも記す。携帯端末2には、スマートフォン、タブレット端末、電子ペーパー等が用いられる。
図2は、前記MFP1と携帯端末2の主要部の構成を示すブロック図である。
MFP1及び携帯端末2は、それぞれシステム制御部41、表示出力部42、ネットワーク制御部43、音声入力部44、音声認識部45、機密情報設定部46、置換テーブル生成部47、置換データ比較部48、タスク実行部49等を備えている。
なお、MFP1及び携帯端末2の各構成部材を区別して説明する必要があるときは、各構成部材の番号の後ろにM(MFPの構成部材)またはK(携帯端末の構成部材)を付す。例えば、MFP1の表示出力部は42M、携帯端末2の表示出力部は42Kで示す。
システム制御部41は、自装置であるMFP1あるいは携帯端末2の全体を制御するものであり、図示しないCPUと、CPUの動作プログラム等が格納されたROMと、CPUが動作プログラムに従って動作する際の作業領域を提供するためのRAM等を備えている。MFP1及び携帯端末2には、それぞれ基本OSの他、携帯端末2からMFP1を音声操作するためのアプリケーションがインストールされている。
表示出力部42は画面やメッセージ、装置の状態等を表示するものであり、タッチパネル付きの液晶表示装置等で構成されている。
ネットワーク制御部43は、ネットワークとの通信状態を制御するものである。また、音声入力部44はユーザーの音声を入力するものであり、マイクロフォン等から構成されており、音声認識部45は音声入力部で入力された音声データを認識するものである。
機密情報設定部46は、保持している情報を機密として扱うかどうかをユーザーが設定するためのものである。機密として扱うことを設定した場合、その解除も可能である。
置換テーブル生成部47は、機密として扱うことが設定された情報を設定値として設定する操作が指示されたときに、各設定値を別の識別情報に置換した置換テーブルを生成する。この際、置換テーブル生成部47は、相手装置から取得した設定値と自装置内の設定値を組み合わせて纏めるとともに、各設定値をそれぞれ別の識別情報に置換する。
置換データ比較部48は、ユーザーが音声により識別情報を入力したときに、前記置換テーブル生成部47により生成された置換テーブルと識別情報とを比較して、識別情報に対応する設定値を特定する。
タスク実行部49は、前記特定された設定値を用いて、音声入力された操作指示に対する操作を実行する。
また、図示は省略したが、MFP1及び携帯端末2はそれぞれハードディスク装置等から構成される記憶部を備え、例えば複数のメール送信宛先やファイル名が付されたファイル等を記憶している。
次に、画像処理システムの動作を説明する。
図3は、携帯端末2の音声入力待ち受けトップ画面である。ユーザーが使用したいMFP1を携帯端末2で指定し、音声入力モードを起動すると、携帯端末2は自装置を音声入力モードにセットすると共に、自身の識別番号を含めた音声入力モード起動メッセージをMFP1に送信する。識別番号は、単純な整数でも良く、MACアドレスの様な文字列でも良い。
図4は、MFP1の音声入力待ち受けトップ画面である。MFP1は携帯端末2から音声入力モード起動メッセージを受信すると、音声入カモードを起動し、自身の識別番号を含めたレスポンスメッセージを携帯端末2に送信する。識別番号は、単純な整数でも良く、MACアドレスの様な文字列でも良い。
図5は、機密情報の設定を行うためにMFP1の表示出力部に表示された機密情報設定画面である。ユーザーは、どの設定値を機密情報として扱うかを選択できる。また、機密情報として扱わないよう無効に設定することも出来る。
この実施形態では、設定内容を有効にするための有効ボタンと、無効にするための無効ボタンと、設定可能な設定値の種類としてメールの送信宛先ボタン、FTP送信宛先ボタン、SMB送信宛先ボタン、ファイル名ボタン、キャンセルボタン及びOKボタン等が表示されている。ハッチングで示されたボタン及び設定値は、選択されていることを示しており、有効ボタン、メールの送信宛先ボタン、ファイル名ボタンが選択されている。OKボタンを押すと選択が確定し、キャンセルボタンを押すと選択がキャンセルされる。
なお、機密情報として扱うか否かやどの設定値を機密情報として扱うかの設定は、携帯端末2から行っても良い。
ユーザーが、携帯端末2から音声入力により操作指示を行うと、音声認識部がこれを認識し、音声データをMFP1に送信する。
MFP1は指示された操作が機密情報の設定がなされた設定値の設定操作かどうかを判断する。機密情報の設定がなされた設定値の設定操作と判断した場合、携帯端末2が保有している設定値を携帯端末2から取得すると共に、取得した設定値と自装置が保有している機密情報としての設定値を組み合わせて纏め、各設定値を別の識別情報に置換して置換テーブルを生成する。
例えば、ユーザーが携帯端末2で「メール」と音声入力すると、MFP1と携帯端末2はそれぞれユーザーの音声を認識する。携帯端末2は機密情報として設定されている設定値としての自身のメール宛先情報を、MFP1からの要求に基づいてMFP1に送信する。MFP1は機密情報として設定されている設定値としての自身のメール宛先情報と、携帯端末2から受信したメール宛先情報を纏め、各メール宛先情報を別の識別情報に置換すると共に、いずれの装置が保持している宛先情報かを表す情報を加えて、1つのメール宛先置換テーブルを生成し、携帯端末2に生成した宛先置換テーブルを送信する。
図6はメール宛先置換テーブルの一例を示す表である。
例えば、メール送信宛先が「Abe」は「Atesaki1」という識別情報に置換され、MFP1に保有されている設定値であることが示されている。また、メール送信宛先が「Andou」は「Receiver1」という識別情報に置換され、携帯端末2に保有されている設定値であることが示されている。
置換後の識別情報の文字列は、作成日時や更新日時を利用して生成されても良いし、ランダムな文字列でも良い。また、識別情報は、ユーザーにより操作情報が音声入力される毎に、または一定時間毎に変更される構成としても良い。例えば、音声入力によって他の画面に遷移した後に再度メール宛先画面に遷移したり一定時間が経過すると、再度置換される。MFP1は、生成された置換テーブルを携帯端末2に送信する。このように、機密情報である設定値と置換される識別情報が変更されることで、機密漏洩の防止をより確実に行うことができる。
図7は、ユーザーが携帯端末2から「メール」と音声入力したときに、MFP1の表示出力部に表示されるメール宛先一覧の画面であるが、メール送信宛先の置換テーブルを携帯端末2に送信しているため、宛先一覧は表示されず、「携帯端末に表示中」というメッセージが表示されている。ただし、何も表示されなくても良い。
図8はメール送信宛先の置換テーブルをMFP1から受信した後に携帯端末2に表示される画面である。この画面には、MFP1から受信した置換テーブルの置換前後のメール送信宛先が表示されている。
ユーザーが、例えば「Receiver1」と発言すると、MFP1と携帯端末2はそれを音声認識し、置換テーブルから該当するメール送信宛先を探し、「Receiver1」に該当する宛先として「Andou」を特定する。このメール送信宛先は携帯端末2が保持する情報(設定値)であるため、携帯端末2はメールの送信宛先として「Andou」を設定する。
次に、ユーザーは、メール送信するファイルを指定するために「ファイル」と発言し音声入力する。携帯端末2は音声認識し、MFP1は携帯端末2から送信された音声データを認識する。携帯端末2は自身に保存されているファイル名の情報をMFP1に送信し、MFP1は自身の記憶装置の記憶領域であるボックスに保存されたファイル名の情報、携帯端末2から受信したファイル名の情報を纏め、設定値としての各ファイル名の情報について別の識別情報に置換すると共に、いずれの装置が保持しているファイル名の情報かを表す情報を加えて、1つのファイル名置換テーブルを生成し、携帯端末2に生成したファイル名置換テーブルを送信する。
図9はファイル名置換テーブルの一例を示す表である。
例えば、ファイル名が「鈴木技研業務委託.xls」は「aaa」という識別情報に置換され、携帯端末2に保有されている設定値であることが示されている。また、ファイル名が「プレゼン資料.ppt」は「bbb」という識別情報に置換され、MFP1に保有されている設定値であることが示されている。
図10は、ユーザーが携帯端末2から「ファイル」と音声入力したときに、MFP1の表示出力部に表示されるファイル名一覧の画面であるが、ファイル名置換テーブルを携帯端末2に送信しているため、ファイル名一覧は表示されず、「携帯端末に表示中」というメッセージが表示されている。ただし、何も表示されなくても良い。
図11はファイル名置換テーブルをMFP1から受信した後に携帯端末2に表示される画面である。この画面には、MFP1から受信した置換テーブルの置換前後のファイル名が表示されている。
ユーザーが、例えば「bbb」と発言すると、MFP1と携帯端末2はそれを音声認識し、置換テーブルから該当するファイル名を探し、「bbb」に該当するファイル名として「プレゼン資料.ppt」を特定する。このファイル名のファイルはMFP1が保持するファイル(設定値)であるため、MFP1はメールの送信ファイルとして「プレゼン資料.ppt」を設定する。この前に、メール宛先設定していた携帯端末2は、設定した宛先情報をMFP1に送信する。
その後、ユーザーが「送信」と発言すると、MFP1は「Andou」宛に「プレゼン資料.ppt」を添付してメール送信する。
このように、この実施形態では、設定値が機密情報である場合は、MFP1が携帯端末2から取得した設定値と自装置が保有する設定値とを組み合わせて纏めるとともに、各設定値を別の識別情報に置換するから、ユーザーはこの置換された識別情報を音声入力すれば良く、音声が周囲に漏れたとして周囲の第三者はその内容を理解することができない。従って機密情報そのものは漏れることはなく、機密漏洩を防止してセキュリティに優れたシステム、MFP1及び携帯端末2とすることができる。
図12は、携帯端末2の動作を示すフローチャートである。
携帯端末2は、ステップS1で、ユーザ−が選択したMFP1のMACアドレスを使用してネットワークにブロードキャストし、ステップS2で応答(レスポンス)があるかどうかを調べる。レスポンスがなければ(ステップS2でNO)、ステップS14で、エラーが発生した旨を画面に表示して、処理を終了する。レスポンスがあれば(ステップS2でYES)、MFP1と通信接続していると判断し、ステップS3で、ユーザーの操作に基づいて音声入力モード起動の命令信号が入るのを待つ(ステップS3でNO)。
音声入力モード起動の命令信号が入ると(ステップS3でYES)、ステップS4で、音声入力モードを起動したのち、ステップS5で、自身の識別番号を含めた音声入力モード起動メッセージをMFP1に送信する。
次いでステップS6では、一定時間内にMFP1から応答があったかどうかを判断する。なければ(ステップS6でNO)、ステップS14でエラー表示をした後、処理を終了する。MFP1から応答があった場合(ステップS6でYES)、ステップS7で音声入力待ちとなる。
ステップS8では、MFP1から置換テーブルが送信されたかどうかを判断する。送信されると(ステップS8でYES)、ステップS9で置換テーブルの内容を画面に表示したのち、ステップS10に進む。置換テーブルが送信されなければ(ステップS8でNO)、そのままステップS10に進む。
ステップS10では、音声が入力されたかどうかを判断し、入力されなければ(ステップS10でNO)、ステップS8に戻る。この状態でMFP1から再度置換テーブルを受信した場合、置換テーブルの表示を更新する。
音声入力されると(ステップS10でYES)、ステップS11で音声を認識したのち、ステップS12で、ユーザーにより操作終了が指示されたかどうかを判断する。
操作終了が指示されなければ(ステップS12でNO)、ステップS13で、音声入力に応じたタスク実行処理を行い、ステップS8に戻る。操作終了が指示されると(ステップS12でYES)、処理を終了する。
図13は、図12のステップS13の音声入力に応じたタスク実行処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS131では、入力音声の指示が機密画面に移行するものかどうか、換言すれば機密情報である設定値を設定する必要のある操作が指示されたかどうかを判断する。入力音声の指示が機密画面に移行するものでなければ(ステップS131でNO)、ステップS138で、該当の処理を実行した後、サブルーチンを終了し図12のフローチャートにリターンする。
入力音声の指示が機密画面に移行するものである場合(ステップS131でYES)、ステップS132で、該当の画面に遷移した後、MFP1からメッセージを受信し、ステップS134で、そのメッセージが機密情報として設定された設定値を要求するメッセージかどうかを調べる。機密情報として設定された設定値を要求するメッセージであれば(ステップS134でYES)、ステップS135で、機密の設定値をMFP1に送信した後、ステップS136で、MFP1から置換テーブルを受信し画面に表示したのち、本サブルーチンを終了する。
機密情報として設定された設定値を要求するメッセージでなければ(ステップS134でNO)、ステップS137で、該当の画面に遷移したのち、本サブルーチンを終了する。
図14は、MFP1の動作を示すフローチャートである。
MFP1は、ステップS21で、携帯端末2から音声入力モード起動メッセージを受信するのを待つ(ステップS21でNO)。
音声入力モード起動メッセージを受信すると(ステップS21でYES)、ステップS22で、音声入力モードを起動したのち、ステップS23で、自身の識別番号を含めたレスポンスメッセージを携帯端末2に送信する。次いでステップS24で音声入力待ちとなる。
置換テーブルを生成するまでは、ステップS25の処理を実行することなく、ステップS26で、音声が入力されたかどうかを判断し、入力されなければ(ステップS26でNO)、ステップS25に戻る。
音声入力されると(ステップS26でYES)、ステップS27で音声を認識したのち、ステップS28で、ユーザーにより操作終了が指示されたかどうかを判断する。
操作終了が指示されなければ(ステップS28でNO)、ステップS29で、音声入力に応じたタスク実行処理を行い、ステップS5に戻る。操作終了が指示されると(ステップS28でYES)、処理を終了する。
ステップS29のタスク実行処理で置換テーブルが生成された場合、ステップS25で、置換テーブル生成後一定時間が経過したかどうかを判断する。一定時間経過すると(ステップS25でYES)、ステップS30で、再度置換テーブルを生成し、携帯端末2に送信した後、ステップS26に進む。置換テーブル生成後一定時間が経過していなければ(ステップS25でNO)、そのままステップS26に進む。
図15は、図14のステップS29の音声入力に応じたタスク実行処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS2901では、入力音声の指示が機密画面に移行するものかどうか、換言すれば機密情報である設定値を設定する必要のある操作が指示されたかどうかを判断する。入力音声の指示が機密画面に移行するものでなければ(ステップS2901でNO)、ステップS2910で、該当の処理を実行した後、サブルーチンを終了し図14のフローチャートにリターンする。
入力音声の指示が機密画面に移行するものである場合(ステップS2901でYES)、ステップS2902で、該当の画面に遷移した後、ステップS2903で機密設定が有効かどうかを判断する。
機密設定が有効である場合(ステップS2903でYES)、ステップS2904で、「携帯端末に一覧を表示中」というメッセージを表示したのち、ステップS2905で、携帯端末2に機密情報の設定値の要求メッセージを送信し、ステップS2906に進む。
ステップS2906では、一定時間内に携帯端末2から設定値が送信されてきたかどうかを調べ、送信されてきたときは(ステップS2906でYES)、ステップS2907で置換テーブルを生成し、携帯端末2に送信した後、本サブルーチンを終了し、図 のフローチャートに戻る。一定時間内に携帯端末2から設定値が送信されないときは(ステップS2906でNO)、ステップS2908でエラーが発生した旨を画面に表示した後、本サブルーチンを終了する。
ステップS2903で、機密設定が有効でない場合(ステップS2903でNO)、ステップS2909で、該当の画面に遷移した後、ステップS2910で、携帯端末2に置換テーブルを送信しない旨のメッセージを送信した後、本サブルーチンを終了する。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。
例えば、置換テーブルをMFP1で生成する場合を示したが、置換テーブルは携帯端末2により生成されても良い。この場合、MFP1は保有している機密情報としての設定値を携帯端末2に送信し、携帯端末2は受信したMFP1の設定値と自装置が保有している設定値を纏め、各設定値について別の識別情報に置換する。
また、操作指示に対応する操作に関連する設定値が機密情報として設定されているかどうかの判断をMFP1が行うものとしたが、携帯端末2により行われても良い。
1 画像処理装置
2 携帯端末装置
41 システム制御部
42 表示出力部
43 ネットワーク制御部
44 音声入力部
45 音声認識部
46 機密情報設定部
47 置換テーブル生成部
48 置換データ比較部
49 タスク実行部

Claims (5)

  1. 画像処理装置と該画像処理装置を音声入力により遠隔操作可能な携帯端末装置とを備えた画像処理システムであって、
    前記携帯端末装置に設けられた音声入力手段と、
    前記画像処理装置に設けられ、前記携帯端末装置の音声入力手段からユーザーにより音声入力された操作指示を受信する受信手段と、
    前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくともいずれかに設けられ、前記操作指示に対応する操作に関連する設定値の種類が機密情報として設定されているかどうかを判断する判断手段と、
    前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくともいずれかに設けられ、前記設定値の種類が機密情報として設定されていると判断された場合、前記携帯端末装置または前記画像処理装置のうちの一方が、他方から取得した前記設定値と自装置が保有する前記設定値とを纏めるとともに、各設定値を別の識別情報に置換する置換手段と、
    前記携帯端末装置に設けられ、前記置換された識別情報を置換前の設定値と対応させて表示する表示手段と、
    前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくともいずれかに設けられ、前記携帯端末装置の音声入力手段により音声入力された前記識別情報から該識別情報に対応する設定値を特定する特定手段と、
    前記画像処理装置に設けられ、前記特定された設定値を用いて、前記音声入力された前記操作指示に対応する操作を実行する実行手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記携帯端末装置または前記画像処理装置の少なくとも一方は、ユーザー操作に基づいて、前記設定値の種類を機密情報として解除可能に設定する設定手段を備えている請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記識別情報は、ユーザーにより操作情報が音声入力される毎に、または一定時間毎に変更される請求項1または2に記載の画像処理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる画像処理装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理システムに用いられる携帯端末装置。
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