JP6205162B2 - 光電センサ及び受光器 - Google Patents
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上記課題を解決する光電センサは、投光器から出射された可視光を、前記投光器に対向配置された受光器で受光する光電センサであって、前記受光器は、筒状をなす金属製のケースを備え、前記ケースの内側にはフランジが一体形成されており、前記フランジによって囲まれた開口部を、前記可視光を通過させる受光窓とするとともに、前記フランジの両面のうち前記投光器側に位置する面を、前記可視光を反射可能な反射面とし、前記ケースにおける少なくとも前記反射面の部分は、粗面化された非鏡面であり、前記反射面は、前記受光窓を覆う透光性のカバーを取着するための取着面になっている。
この構成によれば、受光窓を覆うカバーによって反射面を保護することが可能となる。
この構成によれば、ケースにおける少なくとも反射面の部分を切削加工することで、適度に粗面化された反射面をケースに対して自然に生じさせることが可能となる。
この構成によれば、反射面で反射した可視光をより一層視認しやすくすることが可能となる。
この構成によれば、光軸が一致した場合に可視光のスポットが反射面全体に照射されるので、光軸の一致度を視認しやすくすることが可能となる。
この構成によれば、光軸調整の確認を反射面での視認と合わせて行うことができるので、光軸調整を容易に行うことが可能となる。
図1に示すように、光電センサの一例としての透過型のレーザセンサ11は、投光器12と、投光器12に対向配置された受光器13と、制御部14とを備えている。制御部14は、投光器12及び受光器13とケーブル15,16を介してそれぞれ電気的に接続されて投光器12及び受光器13をそれぞれ制御する。そして、レーザセンサ11は、制御部14からの制御信号に基づいて投光器12から出射した可視光のレーザ光Lを受光器13で受光する。
さて、投光器12と受光器13との光軸調整を行う場合には、まず、投光器12と受光器13とを対向配置し、投光器12と受光器13とを光軸調整が可能な仮止め状態で支持する。この状態では、図4に示すように、投光器12からのレーザ光Lは、受光窓42に対してずれた状態で受光器13に照射される。したがって、投光器12からのレーザ光Lを受光器13の受光素子46で受光することができない。つまり、投光器12と受光器13との光軸がずれた状態になっている。
(1)受光器13の受光側ケース40における受光窓42が形成された面である内側フランジ41の外側の面には、投光器12から出射されるレーザ光Lを反射可能な反射面43が一体形成されている。このため、投光器12と受光器13との光軸調整を行う際に、受光側ケース40に一体形成された反射面43でレーザ光Lが反射することで、投光器12から出射されたレーザ光Lが受光器13のどの位置に当たっているのかを容易に認識することができる。したがって、部品点数を増やすことなく、投光器12と受光器13との光軸調整を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・反射面43は、必ずしも受光側カバー44を取着するための取着面になっている必要はない。
・反射面43は、必ずしも非鏡面である必要はない。
・反射面43は、内側フランジ41の外側の面における受光窓42の周縁部分のみに形成するようにしてもよい。
・チップLEDランプ52は、省略してもよい。
・光電センサとしてレーザセンサ11に適用したが、これに限るものではなく、レーザ光以外の光を用いた光電センサに適用してもよい。
(イ)前記カバーは、合成樹脂によって構成され、その表面にはシボが形成されていることを特徴とする請求項4に記載の光電センサ。
(ロ)前記受光器には、当該受光器と前記投光器との光軸調整が良好に行われた場合に、その旨を報知する報知部が設けられていることを特徴とする上記(イ)または請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の光電センサ。
Claims (6)
- 投光器から出射された可視光を、前記投光器に対向配置された受光器で受光する光電センサであって、
前記受光器は、筒状をなす金属製のケースを備え、
前記ケースの内側にはフランジが一体形成されており、前記フランジによって囲まれた開口部を、前記可視光を通過させる受光窓とするとともに、前記フランジの両面のうち前記投光器側に位置する面を、前記可視光を反射可能な反射面とし、
前記ケースにおける少なくとも前記反射面の部分は、粗面化された非鏡面であり、
前記反射面は、前記受光窓を覆う透光性のカバーを取着するための取着面になっていることを特徴とする光電センサ。 - 前記ケースにおける少なくとも前記反射面の部分は、切削加工によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光電センサ。
- 前記反射面は、平面で、且つ前記投光器と前記受光器との光軸に対して垂直に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光電センサ。
- 前記投光器から出射される前記可視光のスポット径は、前記反射面の外径と同一であることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の光電センサ。
- 前記受光器は、前記可視光の受光状態を外部に報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の光電センサ。
- 投光器に対向配置され、前記投光器から出射された可視光を受光する受光器であって、
筒状をなす金属製のケースを備え、
前記ケースの内側にはフランジが一体形成されており、前記フランジによって囲まれた開口部を、前記可視光を通過させる受光窓とするとともに、前記フランジの両面のうち前記投光器側に位置する面を、前記可視光を反射可能な反射面とし、
前記ケースにおける少なくとも前記反射面の部分は、粗面化された非鏡面であり、
前記反射面は、前記受光窓を覆う透光性のカバーを取着するための取着面になっていることを特徴とする受光器。
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