JP6205030B2 - 鉄道網上の列車イベントの位置を特定する方法 - Google Patents

鉄道網上の列車イベントの位置を特定する方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道網上の列車イベントの位置特定方法およびシステムに関する。
列車が鉄道網上を走行する際に発生する運行上の障害、例えば信号システム障害や運転手によるミスは、一般的に鉄道網インフラストラクチャと車上列車システムとのインタラクションを伴う。近年では、列車の運行や車両エラー・障害を分析するのに、地理情報システム(GIS)を使用することが多い。そのようなシステムにおいては、GISツールや機能により、イベントの登録位置に応じて列車運行イベントをマッピングする。位置は、例えば全地球測位システム(GPS)装置や走行距離計の情報などの車上位置特定ユニット、もしくは地上側システムに基づいて、登録することができる。
しかしながら、イベントマッピングの正確さは、位置特定ユニット精度、マップ精度、イベントレコードタイミング精度などによって制限される。例えば、GPSの測定精度は、5〜100mの差がある。特に駅周辺では、複数の基準点の位置(典型的には、鉄道網インフラストラクチャの特定項目)は、同様のもしくはより狭い間隔で配置される場合がある。測定精度誤差以外にも、列車イベントのレコード作成自体が、データ収集、処理、通信等に必要とされる有限で可変な時間が原因で遅れを有する場合がある。これらのことから、位置測定タイミングとイベント発生タイミングは異なる場合があり、それによりレコードに記載されるイベント位置に不正確さが生じる。
これらの制限により、操作員(例えば状況モニタおよびデータ分析システムのユーザ)は、イベントとインフラストラクチャの関連性を理解しにくい場合がある。特に、マッピング誤差が大きい場合、操作員は、インフラストラクチャの特定の項目でイベントが発生したことを認識できず、単にその付近でイベントが発生したと認識してしまう。
一つの方法は、単純に位置測定精度を向上させることであるが、この実施にはコストも時間もかかってしまう。そのため、鉄道網においてイベントマッピングを向上させる別の方法が望まれる。
一般的には、本願発明は鉄道網基準点のタイプ(例えばインフラストラクチャタイプ)と列車イベント間の既知の関係を利用して、基準点とイベント間の地理的関係を正しく特定する。
本発明の第一の態様によると、鉄道網上の列車イベントの位置を特定する方法であって、
前記鉄道網上の基準点の位置を特定し、さらに各基準点のそれぞれのタイプを特定する基準点データベースを提供するステップと、
前記列車イベントと前記列車イベントに関連する基準点タイプの各組み合わせに対して異なる列車イベントを各基準点タイプに関連付け、また、前記イベントの位置に対する基準点タイプの距離しきい値判定基準および前記鉄道網の所定の方向に沿って基準点からの距離を特定する基準点調整ベクトルを特定する関連データベースを提供するステップと、
前記鉄道網上を運行する列車に対するイベントレポートであり、前記列車イベントを特定しかつ前記鉄道網における列車イベントの位置を割り出す当該イベントレポートを受信するステップと、
前記関連データベースにおいて前記イベントレポートの前記列車イベントに関連するタイプの前記鉄道網における基準点であり、かつ、各距離しきい値判定基準を満足する割り出し位置に対応する前記鉄道網上の位置にある当該基準点を特定するために、前記イベントレポートを前記基準点データベースおよび前記関連データベースと比較するステップと、
前記イベントレポートの前記列車イベントの位置を、前記各基準点調整ベクトルによって調整された、前記特定された基準点の位置に特定するステップとを有する方法が提供される。
有利なことに、この方法によると、イベントの測定精度の向上を要求することなく、列車イベントのマッピングを向上させることができる。特に、本方法により、鉄道網上のイベントの位置特定精度が必ずしも向上するわけではないものの、ある基準点に対するイベントの位置を特定することにより、マッピングが向上し、位置に関連するデータに対する操作員の理解を助ける。本明細書において使われる「割り出す」および「割り出した」という表現は、イベントレポートにおけるイベントの初期位置が最終的に明記された位置よりも精度が低いことを意味するわけではない。
本発明のさらなる態様によると、コンピュータを実行する際に、前記第一の態様の方法を該コンピュータに実行させるコードを含むコンピュータプログラム、および第一の態様の方法を実行するためにプログラムされたコンピュータシステムが提供される。
例えば、(第一の態様にかかる)コンピュータシステムは、鉄道網における列車イベントの位置を特定するために提供され、該システムは以下を含む:
前記ネットワーク上の基準点の位置を特定する基準点データベースと、該基準点データベースはさらに、各基準点の各タイプを特定し;
列車イベントとそれに関連する基準点タイプとの各組み合わせについて、異なる列車イベントを各基準点タイプに関連付ける関連データベースであって、該関連データベースはイベントの位置に対応する基準点タイプのための距離しきい値判定基準を特定し、基準点調整ベクトルは鉄道網の所定の方向において基準点からの距離を特定し;
一つ以上のプロセッサが以下のステップを実行するよう構成される:
(a)鉄道網上を運行される列車のイベントレポートを受信し、該レポートは列車イベントを識別して、該イベントの鉄道網上の位置を割り出し;
(b)該イベントレポートを基準点データベースおよび関連データベースと比較して、該イベントレポートの列車イベントに対して関連データベースにおいて関連するタイプである鉄道網上の基準点を識別し、その基準点は各距離しきい値判定基準を満足する割り出された位置に対する鉄道網上の位置を有し;
(c)該イベントレポートにおける列車イベントの位置を、各基準点調整ベクトルによって調整された、確認された基準点の位置として特定する。
例示されたシステムの前記各データベースは、コンピュータ可読媒体に格納されてよい。このシステムはさらに、鉄道網のマップ上に列車イベントの位置を明確に表示する表示装置を含んでも良い。
本発明の更なる特徴を以下に記す。これらの特徴は、単体でも、本発明の他の態様と組み合わされてもよい。
前記関連データベースは、列車イベントとそれに関連する基準点タイプとの各組み合わせに関する一つ以上の運行上の判定基準を特定してもよく、比較ステップにおいて前記イベントレポートは前記一つ以上の運行上の判定基準を満足してもよい。例えば、イベントとして電気雑音を含む組み合わせの場合、運行上の判定基準は、列車の電気がオンである、ということであってよい。そのような運行上の判定基準により、基準点の識別が容易となる。
この方法はさらに、前記鉄道網上に列車を運行し、前記列車の運行を監視し、監視された運行が所定の検出判断基準を満足する場合、前記イベントレポートを作成する各予備ステップをさらに有してもよい。
前記関連データベースはさらに、列車イベントとそれに関連する基準点タイプとの各組み合わせに対してそれぞれ優先度を特定してもよい。前記比較ステップにおいて複数の基準点が最初に特定されており、該最初に特定された基準点のうちの一つが各優先度に基づいて次の特定ステップにおいて選択され使用されてもよい。この方法により、いくつかの可能性のある基準点ポイントが最初に確認された場合、優先度を利用することにより基準点を識別することができる。
前記受信するステップ、比較するステップおよび特定するステップは、複数のイベントレポートに対して繰り返されてもよい。
便利なことに、この方法は、前記鉄道網のマップ上に前記列車イベントの位置を明記して表示するステップをさらに有しても良い。
前記基準点位置は、信号、駅、スイッチ、軌道セクション、ニュートラルセクション、AC/DC切替部、ポイント、橋、トンネル、第3軌条、軌道形状(例えばカーブおよびまたは傾斜)および列車運行位置(例えば高速位置、速度制限位置、ブレーキ位置、停止位置、警笛操作位置、ドア操作位置およびまたは回路遮断器操作位置)などの鉄道網インフラストラクチャの位置であってよい。データベースに明記される基準点タイプは、このような鉄道網インフラストラクチャのタイプを含んでもよい。
しかしながら、この方法は、他の(基準)列車イベントに対して列車イベントの位置を特定するためにも利用することができる。これは、基準列車イベントを基準点とすることもできるよう、基準列車イベントを基準点データベースに登録することにより達成可能である。基準列車イベントの位置は、一般的には固定されておらず(鉄道網インフラストラクチャの項目は典型的には固定されている)、鉄道網上の任意の位置にあってよい。例えば、この方法はさらに、前記鉄道網上を運行される列車に関する基準イベントレポートを受信し、該基準レポートは基準列車イベントを識別し、前記鉄道網における前記基準イベントの位置を特定し、前記基準点データベースを更新することにより前記基準イベントの位置を前記ネットワークの基準点として特定し、前記更新された基準点データベースはさらに、前記基準イベントの各タイプを特定する各予備ステップをさらに有してもよい。例えば、基準イベントのデータベースに特定されるイベントタイプは、電気雑音、機械音、ブレーキ、警笛操作、ドア操作、回路遮断器操作などからなるグループから選択される一つ以上のイベントタイプであってよい。このように、基準列車のイベントはインフラストラクチャ位置と同じように扱うことができる。便利なことに、基準点データベースは、鉄道網上のインフラストラクチャ基準点位置を特定するインフラストラクチャ部分、および鉄道網上のイベント基準点として基準イベントの位置を特定する基準イベント部分を有することができる。有利なことに、一般的には、大きく、複雑で比較的変化のないインフラストラクチャ部分は、基準イベントが作成されたり削除されたりする度に更新される必要はない。
この方法は、列車内のローカルイベントの位置、例えば列車内の特定の車両または部品(ドア等)に関連するイベントの位置、を決定することにも使用できる。特に、この方法は、前記列車における複数の位置のそれぞれに対して、前記列車の一つの基準点から前記列車の所定の方向に沿ったある位置への距離を特定する内部調整ベクトルを特定する、相対的位置データベースを提供する。前記列車における内部イベントレポートを受信し、該内部イベントレポートは、列車内部イベントおよび前記列車における前記イベントの位置を明記し、前記列車内部イベントと列車基準点とを明記する二次的なイベントレポートを作成するステップをさらに有する。前記二次的なイベントレポートは、前記受信するステップ、比較するステップおよび特定するステップにおける前記イベントレポートとして使用され、該方法はさらに、前記内部調整ベクトルによって調整された特定された基準点の明記された位置を、前記列車内部イベントの位置として決定することができる。列車内の距離は、列車設計データに基づいて容易に決定できるため、別の相対的位置データベースを使用するのが便利である。対象となる列車に応じて、基準点データベースや関連データベースを調整する必要はなく、操作員はその列車に応じた適切な相対的位置データベースを選択するか、相対的位置データベースに必要な調整を行うことができる。この方法はさらに、前記列車内部イベントの決定された位置を鉄道網のマップ上に表示するステップを有してもよい。
図1は、鉄道網における列車イベント位置特定システムの全体構成を示す図である。 図2は、図1のシステムにより実施される、列車イベントの位置特定プロセスのフローチャートの全体を示す図である。 図3は、イベントの位置に対する調整を概略的に示す図である。 図4は、図2に示すプロセスにおける、複数のイベントレポートに対するループ処理の内容を示すフローチャートである。 図5は、調整された注目点をマップに表示する例を示す図である。 図6は、関係のあるイベントの基準点の関連を概略的に表示する図である。 図7は、列車内の局部的な位置において発生するイベントの位置を特定するプロセスを概略的に示す図である。
ここでの記載は、好ましい例示的実施例を提供するのみであり、発明の範囲、適用性、または構成を制限するものではない。むしろ、好ましい例示的実施例についての以降の記載は、熟練の当業者に対して本発明の好ましい例示的実施例の実施を可能とするものであって、本発明の範囲を逸脱することなく要素の機能及び配置に様々な変更を加えることができることと解される。
実施形態の十分な理解のため、以下の記載には特定の詳細内容が示される。しかしながら、当業者であれば、当該実施形態は当該特定の詳細内容なくしても実施可能であることが理解される。例えば、実施形態を不明瞭にすることを避けるため、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、及び技術を、不要な詳細内容を説明することなく、示すことができる。
また、実施形態は、フローチャート、フロー図、データフロー図、構造線図、またはブロック図として描写されるプロセスとして説明することができる。フローチャートにおいて、操作を一連のプロセスとして説明している場合でも、多くの操作は並行してまたは同時に行うことができる。加えて、操作の順番は異なっても構わない。プロセスは、全ての操作が完了した場合に終了するが、図に含まれない追加的ステップを含むことができる。プロセスが、方法、機能、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラム等に相当しても構わない。プロセスが機能に相当する場合、その終了は、当該機能の呼び出し機能または主機能への復帰に相当する。
ここに開示する通り、「コンピュータ可読媒体」とは、リード・オンリー・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、マグネティックRAM、コアメモリ、磁気ディスク記憶媒体、光学記録媒体、フラッシュメモリ装置、及びまたは他の情報保存用機械可読媒体を含む、一つ以上のデータ保存用デバイスを意味することができる。「コンピュータ可読媒体」という用語は、携帯または固定記憶装置、光学記憶装置、無線チャネル、及び命令及びまたはデータを保存、収容または携帯可能な様々な他の媒体を含むが、これに限定されない。
また、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそのあらゆる組み合わせにより実施可能である。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実施する場合、必要なタスクを実施するプログラムコードまたはコードセグメントを記憶媒体などの機械可読媒体に保存することができる。プロセッサが必要なタスクを実施してもよい。コードセグメントがプロシージャ、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、またはプログラム文のあらゆる組み合わせ、を表してもよい。コードセグメントは、情報、データ、アーギュメント、パラメータ、または記憶内容をパス及びまたは受領することで、他のコードセグメントまたはハードウェア回路と結合されてもよい。情報、アーギュメント、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ受渡し、トークンパッシング、ネットワーク伝送等を含むあらゆる適切な手段経由で、パスし、転送し、または伝達することができる。
図1は、鉄道網における列車イベントの位置を特定するシステム100のアーキテクチャの概略を示す。システムは、列車3の車上システムによって作成されるイベントレポート2を含む、位置およびイベントデータベース1を有する。各イベントレポートは、イベントおよびイベントの起こった位置を特定する。車上システムは、列車の位置を割り出すためのGPSや走行距離計装置などの位置センサ4を含む。車上システムは、さらに、信号データ、運転操作監視データ等のセンサ測定値を取得する状態監視ユニット5を含む。各列車は、通信ユニット6aを有し、イベントレポートをシステム100の地上側通信ユニット6bを介して位置およびイベントデータベース1に送信する。通信ユニット6aおよび6bのどちらかもしくは両方は、位置データおよびセンサ測定値に前処理を施して、複数のセンサからのデータを組み合わせ、およびまたはマップを参照することにより、位置精度を向上させることができる。さらに、もしくはそれに替えて、通信ユニット6aおよび6bのどちらかもしくは両方は、センサ測定値に検出論理(例えばしきい値化やif−thenテスト)を適用することにより、イベントを検出することができる。地上側へのデータ送信は、リアルタイム(例えばワイヤレス)で行ってもよく、または一つの行程が終わったときやいくつかの行程が終わったときなどに、バッチ転送によって行っても良い。
図1には示していないが、イベントは、列車3の車上で検出する代わりに、システム100の一部として地上側で検出してもよい。その場合、列車は単に位置データおよびセンサ測定値を送信すればよい。
システム100は、割り出されたイベント位置を前処理して複数のデータ元を組み合わせ、マップマッチングを行うことにより精度を高めるための、任意の位置特定ユニット9を有しても良い。
システム100は、軌道の配置データを蓄積する軌道データベース12および鉄道網の路線上での各基準点の緯度・経度座標(またはその他の位置コード)を蓄積する基準点データベース7を有する。基準点データベースは、インフラストラクチャ基準点の位置を示すインフラストラクチャ部分および基準イベントの位置を示す基準イベント部分の2つの部分から構成しても構わない。しかしながら、もしシステムが他の(基準)列車イベントに比較して列車イベントの位置を特定する必要がない場合、基準点データベース7はインフラストラクチャ部分のみから構成してもよい。
表1は、基準点データベース7のインフラストラクチャ部分の一部を示す概略例である。各行は独立したデータベースレコードであり、8つの異なるインフラストラクチャ基準点の名称およびタイプ(信号システムA、信号システムB、ニュートラルセクション、駅、スイッチ、滑りやすい位置等)を規定する。各基準点の位置は、所定の鉄道網の路線(線Aまたは線B)、その路線上のポイント、および路線上の上下方向を記して記号化される。
加えて、システム100はイベントタイプと基準点タイプの関係を定義する予め定義された知識を蓄積する関連データベース8を有する。
表2は、関連データベース8の一部を示す概略例である。各行は独立したデータベースレコードを示し、列車イベント(電気雑音、信号障害A、車輪滑りまたは電装部品障害)および基準点タイプ(ニュートラルセクション、信号システムA、滑りやすい位置または電気雑音)の各組み合わせを特定する。さらに各組み合わせに対しては、距離しきい値とオプションとしての走行方向に関して定義された距離しきい値判定基準、および調整ベクトルが提供される。いくつかの組み合わせは他の判定基準を規定することもある。例えば、表2において、電気雑音とニュートラルセクションの組み合わせは、列車の電源がONでなければならないということを規定する追加の運行上の判定基準を有する。加えて、各組み合わせには優先度を付与することができる。
表2の最初の3つのレコードは、鉄道網インフラストラクチャの項目である基準点タイプを有する。表2の4つ目のレコードは、インフラストラクチャの一つ以上の特定の項目に関するものではなく、基本的には鉄道網のどの位置でも起こりうるイベント(電気雑音)に関する基準点タイプであるという点で異なる。これらのレコードを利用するために、基準点データベース7はさらに、基準列車イベントを有しても良い。例えば、基準点データベース7は、位置的に固定されない基準列車イベントのために、図1に示す基準イベント部分を有しても良い。基準イベント部分は、一般的に長く保存される必要がないため、RAMのみに形成されても良い。鉄道網上を運行される列車の基準イベントレポートを受け取った場合、基準レポートは基準列車イベント(例えば電気雑音)を識別し、基準イベントの鉄道網上の位置を特定する。その後、基準点データベース7の基準イベント部分は、基準イベントを記録することができる。このように、表3は基準点のリストを示しており、ほとんどの基準点はインフラストラクチャ基準点である(つまり、表1のエントリに対応している)が、表の最後のエントリは基準イベント基準点である。
メンテナンス技術者や管理人等の操作員が、例えばシステム100のマップや別のユーザインタフェース11に示されたイベントレポートデータを見ようとすると、列車イベントの位置を特定するプロセスが開始される。これを図2の全体フローチャート図に示す。操作員がユーザインタフェース上で選択したイベントレポートが、位置およびイベントデータベース1から抽出される。該イベントは、関連データベース8のレコードと照合され、該イベントと関係するかもしれない基準点タイプを確認する。例えば、表2を参照して、イベントが電気雑音である場合、可能性のある基準点タイプはニュートラルセクションである。二つ目の例として、イベントが電装部品障害である場合、可能性のある基準点タイプは電気雑音である。関連データベースによれば、可能性のある基準点タイプだけでなく、対応する距離しきい値判定基準や調整ベクトルも提供される。基準点データベース7のインフラストラクチャ部分(および、使用中であれば、基準イベント部分)にアクセスして、距離しきい値判定基準を満足する可能性のあるタイプの実際の基準点を確認する。軌道データベース12を利用して、イベントを、調整ベクトルによって調整された特定の基準点の位置として与えられるイベントの位置でもって、ネットワークのマップ上に表示することができる。イベントが電気雑音であり、基準点タイプがニュートラルセクションである第一の例においては、結果としてイベント位置が鉄道網インフラストラクチャに対応して規定される。イベントが電装部品障害であり、基準点タイプが電気雑音である第二の例においては、結果としてイベント位置は前回の基準イベントの位置に対応して規定される。
該プロセスの結果を概略的に図3に示し、鉄道網の軌道の一部および該路線上の基準点の位置を表す。イベントレポートは、基準点の右側(上り方向)にある位置Aのイベントの割り出された位置を提供する。しかしながら、このイベントは関連データベース8内の基準点のタイプに関連しており、該イベントは対応する距離しきい値判定基準を満足する。このようにイベントの位置は、対応する調整ベクトル(下り方向に30m)によって調整された基準点の位置であるところの位置Bに調整される。
図4は、このプロセスを、位置およびイベントデータベース1内の全てのイベントレポートに対応するループとして示し、操作員によってプロセスが開始されたとき、全てのイベントの位置を調整する。図4に示すとおり、もし1つ以上の基準点が所定のイベントレポートに対応する場合、一つの方法は、関連データベース8に保存された優先度に基づいて最も高い優先度を有する基準点、もしくはイベントレポートに最も適した基準点を受け入れることである。別の方法としては、調整されたイベント位置に対して加重平均値(例えば、優先度に基づく加重平均値)をとることである。競合がある場合には、さらなる簡単な方法として、イベントの位置を調整しないという方法がある。その場合、当該イベントは競合に係るものとしてフラグ付けすることができる。
全てのイベントが処理された後、それらは、例えばマップまたはイベントリストとして表示することができる。マップ表示の場合、元々登録された(割り出した)位置を表示してもよく、または現在表示されている位置は調整された位置であるということを意味するその他の情報を表示しても良い。図5は、一つの基準点のみに対して、上述したようなマップ表示の例を示す。イベントの調整された位置は、元々登録された位置よりも正確でない場合もあるが、基準点に対して調整された位置を表示することにより、操作員はイベントと基準点の間の可能性のある関係をより理解しやすくなる。
マップ表示において、所定の基準点に関する全てのイベントは、例えば、同じアイコンまたは色によって表示したり、基準点に対して線で結んだりすることにより、イベント間の関連を明示できる。図6に示すとおり、ある基準点およびそれに関連するイベントは灰色で示され、かつ線で結ばれており、一方、関連しないイベントは白色で示される。このような関連性は、イベント位置を調整する前に、マップに表示することができる。別の方法として、操作員が、例えばマウスオーバーやクリックをしたり、タッチスクリーンをタップしたり、リストから選択することにより、表示を促した時に限って、基準点とイベントの関連性を表示することができる。操作員が、調整されたイベント位置は間違っていると考える場合は、鉄道網路線に沿ってイベントを別の位置にドラッグすることができる。
イベントリストにおいて、調整されたイベント位置を、マップにおける位置(典型的には、路線の始点または路線の基準点からの距離)として示してもよく、または緯度/経度形式で示してもよい。位置が調整されたものであるという警告を付け足しても良い。
関連データベース8を構成するイベントタイプと基準点タイプの関連性は、さまざまな方法で作成することができる。一つの方法は、手作業で作成することである。しかしながら、自動学習の方法を採用することもできる。例えば、上述した関連性は、列車イベントと基準点の間の時空的相関性から推測してもよい。同じく、距離しきい値判定基準もまた手作業で作成してもよいし、イベントと基準点の間の距離の統計データを分析することによって作成してもよい。
システムが適切に機能するかどうかは、基準点データベース7において、各基準点の位置がどれだけ正確に規定されているかにかかっている。もし、各イベントが持続的に基準点の距離しきい値判定基準から外れるようであれば、その基準点位置が不正確に規定されているということを示している可能性がある。そのため、このシステムはそのような持続的な判定基準からの外れを操作員にフラグにより報告し、基準点位置が誤って規定された可能性について調査するよう促すことができる。
このシステムは、イベントの位置を高い精度で認識する必要のある場合に使用することができる。このシステムにより、列車は何百メートルもの長さに及ぶことが可能となり、車両や構成部品は列車に沿って異なる位置に配置されてよい。列車全体の位置は、一般的に、列車の所定の基準点、例えばGPSアンテナや運転席位置に基づいて、定義することができる。しかしながら、列車の基準点からの車両や構成部品の距離に応じて、各車両や構成部品に関するイベントの相対的位置データベースを提供することができる。このデータベースは、上述したシステムと組み合わせて使用することにより、ローカルイベントの正確な位置を見つけ出すことができる。特に、列車上でローカルイベントが発生した場合は、常に、二次的なイベントを列車基準点と関連づけることができる。二次的なイベントの位置が、上述したように基準点を参照して調整された場合、ローカルイベントの位置は、さらなる内部調整ベクトルを使って調整位置に対して決定することができる。
別の相対的位置データベースを使用することは、列車内の距離が列車設計データに基づいて簡単に決定することができるという理由で、便利である。関連する列車によって、操作員はその列車に関する適切な相対的位置データベースを容易に選択でき、また相対的位置データベースに必要な調整を行うことができる。
この方法を、図7を参照して説明する。列車が駅のプラットホームに停車した時、列車の各車両やドアは、プラットホームに沿って分布する。駅の構造がGPSによる衛星信号と干渉する時には、GPSを使って駅の位置を正確に測定することは困難である。しかしながら、列車上の内部イベントが発生した場合、概して数メートルレベルの位置精度が要求される。
しかしながら、列車はGPSまたは運転席に基づく列車基準点を有し、駅はプラットホームの端の位置を基準点として有している。プラットホームにおける列車の停車位置は予め定義されており、また、基準点は、列車が予め定義された停車位置にある場合、プラットホームの端から列車基準点の位置までの距離を示す、関連データベース内の調整ベクトルと関連付けられている。図7に、ローカルイベントの例を二つ示している。一つは、ドア2において発生し(例えば、ドア2が開かない)、もう一つは車両2において発生している(例えば、車両2の全てのドア故障)。これらローカルイベントはそれぞれ、列車基準点に関連付けられた二次的なイベントレポートの作成を促す。二次的なイベントがプラットホームの端の基準点と照合されると、調整ベクトルは予め定義された停止位置に対しての列車基準点を正確に位置させ、列車基準点に対するドア2および車両2の位置についての内部調整ベクトルを相対的位置データベースから抽出し、調整された列車基準点位置に対する各ローカルイベントの位置を正確に決定する。
列車が、プラットホームをオーバーランして、予め定義された停止位置に停車しなかった場合、二次的なイベントレポートの作成を抑制することもできる。さらに、列車のオーバーランが発生すると、通常はその列車に対する別のイベントレポートが作成されることになる。
1 位置およびイベントデータベース、2 イベントレポート、3 列車、
4 位置センサ、5 状態監視ユニット、6 通信ユニット、7 基準点データベース、8 関連データベース、9 位置特定ユニット、11 ユーザインタフェース、
12 軌道データベース、100 システム

Claims (16)

  1. 鉄道網上の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記鉄道網上の基準点の位置を特定し、さらに当該各基準点のそれぞれのタイプを特定する基準点データベースを提供するステップと、
    前記列車イベントと前記列車イベントに関連する基準点タイプの各組み合わせに対して異なる列車イベントを各基準点タイプに関連付け、また、前記列車イベントの位置に対する基準点タイプの距離しきい値判定基準および前記鉄道網の所定の方向に沿って前記基準点からの距離を特定する基準点調整ベクトルを特定する関連データベースを提供するステップと、
    前記鉄道網上を運行する列車に対するイベントレポートであり、前記列車イベントを特定しかつ前記鉄道網における列車イベントの位置を割り出す当該イベントレポートを受信するステップと、
    前記関連データベースにおいて前記イベントレポートの前記列車イベントに関連するタイプの前記鉄道網における基準点であり、かつ、各距離しきい値判定基準を満足する割り出し位置に対応する前記鉄道網上の位置にある当該基準点を特定するために、前記イベントレポートを前記基準点データベースおよび前記関連データベースと比較するステップと、
    前記イベントレポートの前記列車イベントの位置を、前記各基準点調整ベクトルによって調整された、前記特定された基準点の位置に特定するステップと
    を有する方法。
  2. 請求項1に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記関連データベースは、前記列車イベントと前記列車イベントに関連する基準点タイプの各組み合わせに対する一つ以上の運行上の判定基準を特定し、
    前記比較するステップでは、前記イベントレポートは前記一つ以上の運行上の判定基準も満足する
    ことを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記鉄道網上に列車を運行するステップと、
    前記列車の運行を監視し、監視された前記運行が所定の検出判断基準を満足する場合に前記イベントレポートを作成するステップと
    を予備ステップとしてさらに有する方法。
  4. 求項1から3のいずれか1項に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記関連データベースはさらに、前記列車イベントと前記列車イベントに関連する基準点タイプとの各組み合わせに対してそれぞれ優先度を特定し、
    前記比較するステップでは、複数の基準点が最初に特定され、該最初に特定された基準点のうちの一つが前記各優先度に基づいて次の前記特定するステップにおいて選択され使用される
    ことを特徴とする方法。
  5. 求項1から4のいずれか1項に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記受信するステップ、前記比較するステップおよび前記特定するステップは、複数の前記イベントレポートに対して繰り返される
    ことを特徴とする方法。
  6. 求項1から5のいずれか1項に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記鉄道網のマップ上に前記列車イベントの位置を明記して表示するステップ
    をさらに有する方法。
  7. 請求項6に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記表示するステップでは、前記基準点が前記マップ上に表示される
    ことを特徴とする方法。
  8. 請求項6または7に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記表示するステップでは、前記列車イベントの割り出された位置が前記マップ上に表示される
    ことを特徴とする方法。
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記表示するステップでは、前記イベントレポートが前記マップ上に表示される
    ことを特徴とする方法。
  10. 求項1から9のいずれか1項に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記基準点データベースに規定される前記基準点のタイプは、信号、駅、スイッチ、軌道セクション、ニュートラルセクション、AC/DC切替部、ポイント、橋、トンネル、第3軌条、軌道形状および列車運行位置から成るグループの鉄道網インフラストラクチャタイプの一つ以上を含む
    ことを特徴とする方法。
  11. 求項1から10のいずれか1項に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記鉄道網上を運行する列車に対する基準イベントレポートであり、基準列車イベントを識別しかつ前記鉄道網における当該基準列車イベントの位置を特定する当該基準イベントレポートを受信するステップと、
    前記基準イベントの位置を前記鉄道網上の基準点として特定するために前記基準点データベースを更新するステップと、前記更新された基準点データベースがさらに前記基準イベントの各タイプを特定するステップと
    を予備ステップとしてさらに有する方法。
  12. 求項1から11のいずれか1項に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記列車における複数の位置のそれぞれに対して、前記列車の一つの基準点から前記列車の所定の方向に沿った当該位置への距離を特定する内部調整ベクトルを特定する、相対的位置データベースを提供するステップと、
    前記列車における内部イベントレポートであり、列車内部イベントおよび前記列車における当該列車内部イベントの位置を特定する当該内部イベントレポートを受信するステップと、
    前記列車内部イベントと列車基準点とを特定する二次的なイベントレポートを作成するステップと
    をさらに有し、
    前記二次的なイベントレポートは、前記受信するステップ、前記比較するステップおよび前記特定するステップにおける前記イベントレポートとして使用され、
    当該方法はさらに、
    前記列車内部イベントの位置を、前記内部調整ベクトルによって調整された、前記特定された基準点が明示された位置に決定するステップ
    を有する方法。
  13. 請求項12に記載の列車イベントの位置を特定する方法であって、
    前記列車内部イベントの決定された位置を前記鉄道網のマップ上に表示するステップ
    をさらに有する方法。
  14. 求項1から13のいずれか1項に記載した方法を実行するプログラムされたコンピュータシステム。
  15. コンピュータを実行する際に、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法を該コンピュータに実行させるコードを含むコンピュータプログラム。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読媒体。
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