JP6203999B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
逆に先読み演出の信頼度が低く当否判定との結果が大きく相違すると、先読み演出がなされても遊技者はこれを軽視する。
そこで本発明は前記事情に鑑み、先読み関する演出効果を向上することができ、もって遊技者の注目度を高めて先読み演出の有用性が高い弾球遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
主制御装置は、遊技盤に設けられた始動口への遊技球の入球を検出する始動口入賞検出手段と、
始動口への入賞に起因して乱数値が抽出され、該乱数値を保留記憶として記憶せしめる保留記憶手段と、
始動口への入賞に応じて、保留記憶数を示す保留個数指定コマンドをサブ制御装置へ送信する保留個数指定コマンド送信手段と、
前記乱数値に基づいて遊技者に有利な特別遊技に移行するか否かの当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定手段よりも先に前記乱数値を参照して先読み判定する先読み判定手段と、を備え、
サブ制御装置は、前記保留個数指定コマンド受信に基づいて前記図柄表示装置にて保留図柄を表示し、前記先読み判定手段の判定に基づいて前記保留図柄を先読み図柄に変化させる先読み演出と、
前記当否判定手段の判定結果に対応して前記図柄表示装置にて表示される擬似図柄、音声、ランプの点灯態様にて演出する演出モードと、を備え、
該演出モードは、遊技状態に拘わらず異なる態様の演出モードを複数備える構成であり、
前記先読み演出は、特定の演出モードが選択されていることを第1条件とし、該第1条件達成時に前記保留個数指定コマンドを受信し、指定された保留個数が所定個数以上であることを第2条件として演出の実行が許可されるものであり、
前記サブ制御装置は、前記先読み判定手段からの先読み判定コマンドを受信したときに前記第1条件、第2条件を満たしている場合に先読み演出を実行する構成とする。
前記先読み演出フラグ制御手段は、前記遊技条件として、前記当否判定手段による当否判定回数が予め設定された所定の回数に達すると先読み演出フラグをリセットせしめる。
また前記遊技条件として、先読み演出回数、普通図柄の変動回数、時間の経過、遊技球の発射数(封入式の遊技機のように発射数を検出するもの)、過剰入賞数(例えば過剰入賞数が10個で条件達成など)、確変や時短などの遊技状態の変化、としてもよい。
通常状態と遊技球の入球が容易な状態とに切換可能な電動役物に前記始動口を設けるとともに、前記大当り遊技の終了後の遊技状態を前記電動役物の入球が容易な時間を延長せしめる開放延長制御手段を備え、
前記先読み演出フラグを前記開放延長中にセット可能にする。
前記図柄表示装置に表示される背景図柄、音声、ランプの点灯態様当が異なる複数の演出モードが設けられ、
前記先読み演出フラグを予め設定された演出モードのときにセットする。
前記先読み判定コマンドを受信したときに、先読み判定の内容を記憶する先読み判定記憶手段を備え、
先読み演出を開始するときに、前記先読み判定記憶手段の記憶内容を参照し、
予め設定された先読み判定の内容であれば、該判定内容を起因に先読み演出を開始する。
複数の先読み演出パターンを備え、
前記先読み演出フラグがセットされている状態での始動口への保留記憶数の上限数を超える過剰入賞の回数をカウントし、該回数に応じて先読み演出パターンを変更する。
前枠52の板ガラス61の奥には前記内枠に保持された遊技盤10(図2)が設けてある。
前枠52の下半部には上皿55と下皿63とが形成してある。下皿63の右側には発射ハンドル64が設けてあり、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤10に向けて発射される。
下皿63は上皿55から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
尚、図1の39は、前枠52および前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠39に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠52を開放する。
センターケース14の左側には普通図柄の始動ゲート(通過口)21と、その下方に風車20が設置されている。
尚、遊技盤10の遊技領域13には、多数の遊技釘が植設されている。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当する。
主制御装置80は、大入賞口25の開閉駆動する大入賞口ソレノイドを制御して大入賞口を開放作動せしめる。また第2特図始動口22Bを開閉する普電役物ソレノイドの作動を制御する。
パチンコ機50は、始動ゲート21への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置18の図柄変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置18に普図の当り図柄を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口22Bへの入賞が可能となる。
第1又は第2特図始動口22A,22Bへの入賞があると、これに起因して乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて特図の当否判定を行い、第1又は第2特図表示装置16A,16B、および演出図柄表示装置15の図柄変動を開始する。判定結果が大当りであれば、各表示装置15,16A,16Bに大当り図柄を確定表示して大入賞口25の開放を伴う大当り遊技(特別遊技)を実行する。
図柄変動中に第1又は第2特図始動口22A,22Bへの入賞があると、入賞に応じて抽出された乱数値を第1又は第2特図の保留記憶として記憶される。また保留記憶の乱数値を、前記当否判定の事前に先読みし、保留記憶の中に当りとなる記憶があるか否かといった予告をする先読み演出が実行される。
大当り遊技終了後は、当選確率が高確率となる確変機能および特別図柄の変動時間が短縮されるとともに普電役物(第2特図始動口22B)の開放時間が延長される開放延長機能を含む時短機能が付与される特典遊技状態となる。尚、特典遊技状態は大当り当選時の条件により確変、時短の期間が異なる。また、特別遊技終了後は遊技の進行に応じて、第1および第2特図の変動パターンを変更するように構成されている。
図6に示す「始動口入賞確認処理」は前記入賞確認処理(S108)のサブルーチンで、この始動口入賞確認処理では、第1、第2特図始動口22,23への入賞を確認し、入賞時に抽出した各種乱数値の記憶処理と図柄変動開始時の当否判定(抽選)に先立って、先読み判定を行う処理であり、特許請求の範囲に記載した本発明における「始動口入賞検出手段」、「始動口入賞指定コマンド送信手段」、「保留記憶手段」、「保留個数指定コマンド送信手段」および「先読み判定手段」とを含む処理となる。
続いて、特図保留数表示装置17の点灯数を増加させると共にサブ統合制御装置83に現在の保留記憶数を送信する保留個数指定コマンド送信処理を行う(S205)。尚、このS205の処理における保留個数指定コマンドは保留記憶数が上限に達している場合には送信されない(保留個数が0〜3個の場合に送信される)。S205の処理後、又はS200、S201が否定判定(S200:no、S201:no)であれば、サブ統合制御装置83へ始動口への入賞を示す始動口入賞指定コマンドを送信し(S206)、リターンする。
確変中であれば(S305:yes)、確変時の当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り判定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S306)。
確変中でなければ(S305:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り判定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S307)。
大当りであれば(S308:yes)、前記読み出した保留記憶の大当り図柄決定用乱数の値に基づいて大当り図柄を決定し(S309)、前記保留記憶の変動パターン決定用乱数の値および現在の遊技状態(時短状態、通常状態)によって変動パターン(変動時間)を決定する(S310)。次に、S311の大当り設定処理では前記大当り図柄決定用乱数の値に基づいて大当り遊技(特別遊技)の内容(ラウンド数や第1大入賞口20の開放回数、開放時間、オープニング演出時間、エンディング演出時間等)および特別遊技終了後の遊技状態(確変、時短、通常遊技)の設定を行なう(S311)。
サブ統合制御装置83側では、前記変動開始更に変動開始コマンドはサブ統合制御装置83を介して演出図柄制御装置82に送られ、コマンドの受信により演出図柄制御装置82は、特図に対応する擬似演出図柄の変動を開始する。
尚、前記擬似演出図柄の種類および変動演出の種類の決定は、サブ統合制御装置83により決定される構成に限るものではなく、同じサブ制御装置である演出図柄制御装置82にて決定する構成でもよい。
図柄停止コマンドを受信したサブ統合制御装置83は演出図柄制御装置82に予め決めておいた擬似演出図柄を確定表示させる指示信号を出力し、演出図柄制御装置82は、その信号により演出図柄表示装置15を制御して擬似演出図柄を確定表示させる。これにより、特別図柄と擬似演出図柄の変動の開始と終了が同じタイミングになる(同期する)。
また時短フラグが1か否か(現在が時短遊技状態であるか否か)を確認し(S328)、時短フラグが1であれば(S328:yes)、時短フラグに0をセットし(S329)、「特別遊技処理」へ移行する。
次に時短フラグを確認し(S336)、時短フラグが1であれば(S336:yes)、時短フラグに0をセットし(S337)、かつ時短カウンタのカウント値を記憶し(S338)、「特別遊技処理」へ移行する。
次に時短フラグが1か確認する(S344)。時短フラグが1であれば(S344:yes)、時短カウンタを減算し(S345)、カウント値が0か否か確認する(S346)。カウント値が0ならば(S346:yes)、時短フラグに0をセットし(S347)、「特別遊技処理」へ移行する。
S401の処理で大入賞口が開放中でなければ(S401:no)、インターバル中か確認し(S402)、インターバル中でなければ(S402:no)、大当り終了演出中か確認し(S403)、大当り終了演出中でなければ(S403:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S404)、大当り開始演出時間が経過していれば(S404:yes)、S405の大入賞口開放処理で大入賞口25を開放してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S415:no)、大入賞口25の開放処理(S417)を実行してリターンする。
その後、演出図柄制御装置82およびサブ統合制御装置83へ大当り遊技終了のコマンドを送信するとともに(S428)、前記高確率遊技状態か否か、開放延長か否かの情報を状態指定コマンドして送信する(S429)。その後にリターンする。
保留個数指定コマンドの受信がなければ(S501:no)、第1、第2始動口22A,22Bの過剰入賞であり、続いて、先読み演出を実行することを指示する先読み演出フラグを確認して(S502)、先読み演出フラグが「1」でなければ、(S502:no)、先読み演出フラグに「1」をセットする(S503)。
先ず、主制御装置80からの図柄停止コマンドを受信したことを確認すると(S600:yes)、先読み演出フラグが「1」であるか否か確認する(S601)。先読み演出フラグが「1」であれば(S601:yes)、先読み演出の開始時からの特図の変動回数(当否判定回数)をカウントする変動カウント処理(S602)を実行する。
一方、変動カウント数が30回に達していなければ(S603:no)、その変動カウント数を記憶する(S606)。
S605の処理又はS606の処理の後、S607の擬似図柄停止表示処理において、演出図柄表示装置15で変動表示中の擬似図柄を停止表示させる。
図15に示すように先ず、受信した制御装置80からの先読み判定コマンドの内容が「大当り」であるか確認し(S700)、「大当り」であれば(S700:yes)、前記保留個数指定コマンドの保留個数を参照して(S701)、保留個数が4個か確認する(S702)。
保留個数が4個であれば(S702:yes)、「大当り」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行い(S703)、演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「大当り」用の先読み図柄を表示せしめる(S704)。
また、S705の処理で保留個数が3個でなければ(S705:no)、保留個数が2個か確認し(S708)、2個であれば(S708:yes)、「大当り」用の先読み図柄の選択処理を行い(S709)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S710)。
更にS708の処理で保留個数が2個でなければ(S708:no)、保留個数は1個であり、「大当り」用の先読み図柄の選択処理を行い(S711)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S712)。
保留個数が4個であれば(S722:yes)、「SPリーチ」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行い(S723)、演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「SPリーチ」用の先読み図柄を表示せしめる(S724)。
また、S725の処理で保留個数が3個でなければ(S725:no)、保留個数が2個か確認し(S728)、2個であれば(S728:yes)、「SPリーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S729)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S730)。
更にS728の処理で保留個数が2個でなければ(S728:no)、保留個数は1個であり、「SPリーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S731)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S732)。
保留個数が4個であれば(S742:yes)、「リーチ」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行い(S743)、演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「リーチ」用の先読み図柄を表示せしめる(S744)。
また、S745の処理で保留個数が3個でなければ(S745:no)、保留個数が2個か確認し(S748)、2個であれば(S748:yes)、「リーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S749)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S750)。
更にS748の処理で保留個数が2個でなければ(S748:no)、保留個数は1個であり、「リーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S751)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S752)。
保留個数が4個であれば(S761:yes)、「ハズレ」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行う(S762)。「ハズレ」用の先読み図柄は通常の保留図柄と同一にすることが望ましい。そして演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「ハズレ」用の先読み図柄を表示せしめる(S763)。
また、S764の処理で保留個数が3個でなければ(S764:no)、保留個数が2個か確認し(S767)、2個であれば(S767:yes)、「ハズレ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S768)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S769)。
更にS767の処理で保留個数が2個でなければ(S767:no)、保留個数は1個であり、「ハズレ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S770)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S771)。
図19(b)に示すように、第1、第2始動口22A,22Bへの過剰入賞により先読み演出が開始されると、表示画面の上部左側に、透視モード(先読み演出)に突入したことを示す説明表示154を表示する。この場合、先読み演出が開始される前から記憶されている保留記憶に関しては先読み演出がなされず、表示は保留図柄153のままである。
また図20に示すように、先読み図柄は前記「先読み図柄表示処理1」に対応して、先読み判定が「ハズレ」では単に保留図柄153を、先読み判定が「リーチ」では先読み図柄155を、先読み判定が「SPリーチ」では先読み図柄157を、先読み判定が「大当り」では先読み図柄156等の異なる図柄を表示する。
また過剰入賞により開始された先読み演出を、先読み演出開始からの特図の変動回数が所定の回数に達する等の所定の遊技条件が成立するまで継続させる構成としたので、従来のように稀にしか連続しない過剰入賞のある間に実行するものよりも先読み演出を長い間継続することができ、遊技者の注目度を高めて先読み演出の有用性を高めることができる。
更にまた、第1、第2始動口22A,22Bへの過剰入賞には、主制御装置80は前記保留個数指定コマンドを送信せず、サブ統合制御装置83で保留個数指定コマンドの受信の有無により好適に前記過剰入賞を判断することができる。
保留個数指定コマンドの受信がなく過剰入賞であれば(S611:no)、先読み演出フラグが「1」であるか確認し(S612)、先読み演出フラグが「1」であれば(S612:yes)、先読み演出の開始時からの第1、第2始動口22A,22Bへの過剰入賞の回数をカウントする過剰入賞の回数カウント処理(S613)を実行する。
一方、過剰入賞の回数のカウント数が30回に達していなければ(S614:no)、そのカウント数を記憶する(S617)。
先読み図柄の表示があれば(S621:yes)、先読み演出の開始時からの先読み図柄の表示回数をカウントする先読み図柄表示回数カウント処理(S622)を実行する。
一方、先読み図柄の表示回数のカウント数が30回に達していなければ(S623:no)、そのカウント数を記憶する(S626)。
尚、本実施形態の基本構成は前記第1の実施形態のパチンコ機のそれとほぼ同一で、相違点を中心に説明する。
続いて、特図保留数表示装置の点灯数を増加させると共にサブ統合制御装置に現在の保留記憶数を送信する保留個数指定コマンド送信処理を行う(S215)。
S211の処理で保留記憶数が上限に達しているときは(S211:no)、はその過剰入賞を指定する情報を含む保留個数指定コマンドをサブ統合制御装置に送信する(S216)。
過剰入賞の指定があれば(S511:yes)、先読み演出を実行することを指示する先読み演出フラグを確認して(S502)、先読み演出フラグが「1」でなければ、(S512:no)、先読み演出フラグに「1」をセットする(S513)。
保留個数指定コマンドの受信がなければ(S521:no)、第1、第2始動口の過剰入賞であり、続いて、先読み演出を実行することを指示する先読み演出フラグを確認して(S522)、先読み演出フラグが「1」でなければ、(S522:no)、次に前記開放延長機能が作動(ON)中であるか否かを確認して(S523)、開放延長機能が作動中であれば(S523:yes)、先読み演出フラグに「1」をセットする(S524)。
また、開放延長中は、始動口への入賞率が著しく向上しているため過剰入賞が頻発する。ベースの維持が主目的なのだが、先読み演出の起因として用いることにより、開放延長中の過剰入賞に新たな意義を持たせることができるようになる。
保留個数指定コマンドの受信がなければ(S531:no)、第1、第2始動口の過剰入賞であり、続いて、先読み演出を実行することを指示する先読み演出フラグを確認して(S532)、先読み演出フラグが「1」でなければ、(S532:no)、次に演出モードが先読み演出を可能なモードであるか否かを確認して(S533)、先読み演出を可能なモードであれば(S533:yes)、先読み演出フラグに「1」をセットする(S534)。
保留個数指定コマンドの受信がなければ(S541:no)、第1、第2始動口の過剰入賞であり、続いて、先読み演出を実行することを指示する先読み演出フラグを確認して(S542)、先読み演出フラグが「1」でなければ、(S542:no)、先読み演出フラグに「1」をセットする(S543)。
保留個数指定コマンドの受信がなければ(S561:no)、第1、第2始動口の過剰入賞であり、続いて、先読み演出を実行することを指示する先読み演出フラグを確認して(S562)、先読み演出フラグが「1」でなければ、(S562:no)、先読み演出フラグに「1」をセットする(S563)。
一方、前記S565の処理で、過剰入賞のカウント数が5回未満でなく(S565:no)、過剰入賞のカウント数が10回未満であれば(S567:yes)、先読み演出パターンの「パターンB」を選択する(S568)。
更に前記S567の処理で、過剰入賞のカウント数が10回未満でなければ(S567:no)、先読み演出パターンの「パターンc」を選択する(S569)。
図31に示すように先ず、受信した制御装置80からの先読み判定コマンドの内容が「大当り」であるか確認し(S800)、「大当り」であれば(S800:yes)、前記保留個数指定コマンドの保留個数を参照して(S801)、保留個数が4個か確認する(S802)。
保留個数が4個であれば(S802:yes)、前記「先読み演出開始処理6」で選択された先読み演出パターンを参照し(S803)、続くS804の処理で前記先読み演出パターンに応じて「大当り」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行い、演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「大当り」用の先読み図柄を表示せしめる(S805)。
また、S705の処理で保留個数が3個でなく(S806:no)、保留個数が2個であれば(S810:yes)、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S811)、該演出パターンに応じて「大当り」用の先読み図柄の選択処理を行い(S812)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S813)。
更にS810の処理で保留個数が2個でなければ(S810:no)、保留個数は1個であり、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S814)、該演出パターンに応じて「大当り」用の先読み図柄の選択処理を行い(S815)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S816)。
保留個数が4個であれば(S822:yes)、前記「先読み演出開始処理6」で選択された先読み演出パターンを参照し(S823)、続くS824の処理で前記先読み演出パターンに応じて「SPリーチ」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行い、演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「SPリーチ」用の先読み図柄を表示せしめる(S825)。
また、S826の処理で保留個数が3個でなく(S826:no)、保留個数が2個であれば(S830:yes)、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S831)、該演出パターンに応じて「SPリーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S832)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S833)。
更にS830の処理で保留個数が2個でなければ(S830:no)、保留個数は1個であり、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S834)、該演出パターンに応じて「SPリーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S835)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S836)。
保留個数が4個であれば(S842:yes)、前記「先読み演出開始処理6」で選択された先読み演出パターンを参照し(S843)、続くS844の処理で前記先読み演出パターンに応じて「リーチ」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行い、演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「リーチ」用の先読み図柄を表示せしめる(S845)。
また、S846の処理で保留個数が3個でなく(S846:no)、保留個数が2個であれば(S850:yes)、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S851)、該演出パターンに応じて「リーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S852)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S853)。
更にS850の処理で保留個数が2個でなければ(S850:no)、保留個数は1個であり、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S854)、該演出パターンに応じて「リーチ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S855)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S856)。
保留個数が4個であれば(S861:yes)、前記「先読み演出開始処理6」で選択された先読み演出パターンを参照し(S862)、続くS863の処理で前記先読み演出パターンに応じて「ハズレ」の先読み演出に用いる先読み図柄の選択処理を行う。「ハズレ」用の先読み図柄は通常の保留図柄と同一にすることが望ましい。そして演出図柄表示装置15における保留記憶の4個目を示す位置に前記選択された「ハズレ」用の先読み図柄を表示せしめる(S864)。
また、S865の処理で保留個数が3個でなく(S865:no)、保留個数が2個であれば(S869:yes)、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S870)、該演出パターンに応じて「ハズレ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S871)、演出図柄表示装置15における保留記憶の2個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S872)。
更にS869の処理で保留個数が2個でなければ(S869:no)、保留個数は1個であり、前記選択された先読み演出パターンを参照し(S873)、該演出パターンに応じて「ハズレ」用の先読み図柄の選択処理を行い(S874)、演出図柄表示装置15における保留記憶の1個目を示す位置に前記選択された先読み図柄を表示せしめる(S875)。
図に示す分類1は、入賞した保留に対する先読み予告としてのセリフ。分類2は、入賞検出を起因に当該変動中のものに対する予告としてのセリフ。分類3は、全ての保留を対象にした予告としてのセリフである。
これらが始動口入賞時にランダムに選択されて表示されるため、遊技者は入賞した保留に対するものなのか、当該変動中のものなのか、はたまた保留全てに対するセリフなのか予測する楽しみを与えることができる。
例えば図の分類2の「・・・ふむ。」というセリフはハズレが濃厚であることを示す予告であるが、分類1の「・・・ふむ。」は大当り濃厚であることを示す。また分類3の「動く時が来た・・・。」はスーパーリーチが濃厚であることを示すが、分類2の「動く時が来た・・・。」は大当りが濃厚であることを示す。このように、同じセリフでもどの分類により選択されたセリフであるかにより、予告内容は大きく異ならせることができる。
また、例えば始動口入賞時に分類1の「・・・ふむ。」が出現し、その保留による変動が開始されている時に分類2の「動く時が来た・・・。」が表示されると、自ずと分類が推測することができ、これは大当り濃厚であると判明するといったことも可能になる。
逆に「・・・。」や「時代がやってきた・・・。」など特有のセリフを用意しておけば、推測する必要なしに予告内容を把握することができ、1つのセリフでわかる状況、前後のセリフでわかる状況など、多様な楽しみを与えることができる。
なお、1度のセリフ予告の出現タイミングに、演出ボタンを操作することにより、ランダムに異なる分類のセリフが複数表示される構成も考えられる。前記の例では数変動に跨いで推測させる遊技性だったが、これだと1度の予告タイミング中に推測が可能となる。
15 演出図柄表示装置(表示装置)
22A 第1の特別図柄始動口
22B 第2の特別図柄始動口(電動役物)
50 パチンコ機(弾球遊技機)
80 主制御装置(始動口入賞検出手段、始動口入賞指定コマンド送信手段、保留記憶手段、保留個数指定コマンド送信手段、当否判定手段、先読み判定手段、開放円著制御手段)
83 サブ統合制御装置(サブ制御装置、先読み演出フラグ制御手段、先読み演出制御手段)
Claims (1)
- 主制御装置により遊技の進行を制御せしめ、サブ制御装置により遊技盤に設けられた図柄表示装置等の表示を制御せしめる弾球遊技機において、
主制御装置は、遊技盤に設けられた始動口への遊技球の入球を検出する始動口入賞検出手段と、
始動口への入賞に起因して乱数値が抽出され、該乱数値を保留記憶として記憶せしめる保留記憶手段と、
始動口への入賞に応じて、保留記憶数を示す保留個数指定コマンドをサブ制御装置へ送信する保留個数指定コマンド送信手段と、
前記乱数値に基づいて遊技者に有利な特別遊技に移行するか否かの当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定手段よりも先に前記乱数値を参照して先読み判定する先読み判定手段と、を備え、
サブ制御装置は、前記保留個数指定コマンド受信に基づいて前記図柄表示装置にて保留図柄を表示し、前記先読み判定手段の判定に基づいて前記保留図柄を先読み図柄に変化させる先読み演出と、
前記当否判定手段の判定結果に対応して前記図柄表示装置にて表示される擬似図柄、音声、ランプの点灯態様にて演出する演出モードと、を備え、
該演出モードは、遊技状態に拘わらず異なる態様の演出モードを複数備える構成であり、
前記先読み演出は、特定の演出モードが選択されていることを第1条件とし、該第1条件達成時に前記保留個数指定コマンドを受信し、指定された保留個数が所定個数以上であることを第2条件として演出の実行が許可されるものであり、
前記サブ制御装置は、前記先読み判定手段からの先読み判定コマンドを受信したときに前記第1条件、第2条件を満たしている場合に先読み演出を実行することを特徴とする弾球遊技機。
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