JP6202156B1 - シーラントフィルム、それを用いた積層フィルムおよび包装袋 - Google Patents

シーラントフィルム、それを用いた積層フィルムおよび包装袋 Download PDF

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Abstract

【課題】低吸着性に優れ、かつ十分な低温シール性とシール強度を有するシーラントフィルムを提供すること。【解決手段】ポリオレフィンを主成分として含むポリオレフィン層と、最外層としてポリシクロオレフィンを主成分として含むポリシクロオレフィン層とを備える、シーラントフィルム。ポリシクロオレフィンは、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位(B)、および、ノルボルネン系化合物由来の構造単位(C)から選択される2種以上の構造単位を含み、ポリシクロオレフィンのガラス転移温度が80℃以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、シーラントフィルム、それを用いた積層フィルムおよび包装袋に関する。
従来、食品、飲料、医薬品などの内容物を収納する包装容器としては、例えば、樹脂フィルムや紙からなる基材シートとシーラントフィルムとが積層されてなる積層フィルムから構成される包装袋が広く使用されている。また、内容物の酸素による劣化、内容物の外部放散による減少などを抑制するために、ガスバリアフィルムをさらに積層したり、基材シートにガスバリア性を付与したりして、積層フィルムの透過性を低下している。
一方で、内容物に接するシーラントフィルム(特に、ポリオレフィン系フィルム等)に、内容物(特に薬効成分、香気成分など)が吸着または吸収され、これにより内容物の量が減少したり、品質が劣化するという問題もある(例えば、特開2015−137130号公報(特許文献1)参照)。
なお、特開2010−6985号公報(特許文献2)には、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位ならびにノルボルネン系化合物由来の構造単位が特定の割合で含む開環共重合体の水素添加物が製造時の溶液安定性に優れ、また、この水素添加物を樹脂成分として含む成形材料が高透明性、高防湿性、および適度な耐熱性を有することが開示されている。
特開2015−137130号公報 特開2010−6985号公報
シーラントフィルムへの内容物の吸着または吸収を抑制するために、シーラントフィルムの材料として、EVOH(エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート)系樹脂、ポリアクリロニトリル(PAN)などの薬効成分、香気成分等の内容物が吸着または吸収され難い低吸着性の材料を使用することが検討されている。しかしながら、これらの材料は、低温シール性に劣ったり、シール強度が不足したりするという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、低吸着性に優れ、かつ十分な低温シール性とシール強度を有するシーラントフィルムを提供することを目的とする。
[1]
ポリオレフィンを主成分として含むポリオレフィン層と、
最外層としてポリシクロオレフィンを主成分として含むポリシクロオレフィン層とを備える、シーラントフィルムであって、
前記ポリシクロオレフィンは、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位(B)、および、ノルボルネン系化合物由来の構造単位(C)から選択される2種以上の構造単位を含み、
前記ポリシクロオレフィンのガラス転移温度が80℃以下である、シーラントフィルム。
[2]
前記ポリシクロオレフィンは、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位(B)、および、ノルボルネン系化合物由来の構造単位(C)を含む、[1]に記載のシーラントフィルム。
[3]
前記ポリシクロオレフィンのガラス転移温度が40℃以上である、[1]または[2]に記載のシーラントフィルム。
[4]
前記ジシクロペンタジエン系化合物はトリシクロ[5.2.1.02,6]デカ−3,8−ジエン(ジシクロペンタジエンと同義)もしくはその誘導体であり、前記テトラシクロドデセン系化合物はテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセンもしくはその誘導体であり、前記ノルボルネン系化合物はビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エンもしくはその誘導体である、[1]〜[3]のいずれかに記載のシーラントフィルム。
[5]
前記ポリシクロオレフィンは、前記ジシクロペンタジエン系化合物、前記テトラシクロドデセン系化合物および前記ノルボルネン系化合物から選択される2種以上の化合物の開環メタセシス重合体であり、炭素−炭素二重結合が水素化されている、[1]〜[4]のいずれかに記載のシーラントフィルム。
[6]
基材フィルムと、
[1]〜[5]のいずれかに記載のシーラントフィルムと、を積層してなる積層フィルム。
[7]
さらに、ガスバリアフィルムを前記基材フィルムと前記シーラントフィルムとの間に積層してなる、[6]に記載の積層フィルム。
[8]
厚みが100μm以下である、[6]または[7]に記載の積層フィルム。
[9]
[6]〜[8]のいずれかに記載の積層フィルムを、前記シーラントフィルム同士が融着されるようにシールされてなる、包装袋。
本発明によれば、低吸着性に優れ、かつ十分な低温シール性とシール強度を有するシーラントフィルムを提供することができる。
実施形態1のシーラントフィルムを示す概略断面図である。 実施形態2のシーラントフィルムを示す概略断面図である。 実施形態3の積層フィルムを示す概略断面図である。 実施形態4の積層フィルムを示す概略断面図である。 実施形態5の積層フィルムを示す概略断面図である。 実施形態6の積層フィルムを示す概略断面図である。 実施形態7の積層フィルムを示す概略断面図である。 実施形態8の積層フィルムを示す概略断面図である。 実施形態9の積層フィルムを示す概略断面図である。 実施形態10の積層フィルムを示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表す。
<シーラントフィルム>
[実施形態1]
図1を参照して、本実施形態のシーラントフィルム1は、ポリオレフィン層11(基材シート側)とポリシクロオレフィン層12(シール側)との2層からなるシーラントフィルムである。
(ポリオレフィン層:基材シート側)
ポリオレフィン層11は、ポリオレフィンを主成分として含む。なお、「主成分として含む」とは、例えば、ポリオレフィン層11の全量に対してポリオレフィンの含有量が50質量%より多いことであり、ポリオレフィンの含有量は、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上である(以下、同様)。
ポリオレフィンとしては、ポリエチレンを好適に用いることができる。ポリエチレンとしては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)などを好適に用いることができる
(ポリシクロオレフィン層:シール側)
ポリシクロオレフィン層12は、ポリシクロオレフィンを主成分として含む。なお、特許文献2に開示されるような他の高分子材料、各種添加剤などを配合してもよい。
ポリシクロオレフィンは、ジシクロペンタジエン系化合物、テトラシクロドデセン系化合物、および、ノルボルネン系化合物から選択される2種以上の化合物(シクロオレフィンモノマー)に由来する単位構造を含む。すなわち、ポリシクロオレフィンは、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位(B)、および、ノルボルネン系化合物由来の構造単位(C)から選択される2種以上の構造単位を含む。
好ましくは、ポリシクロオレフィンは、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位(B)、および、ノルボルネン系化合物由来の構造単位(C)を含む。
ポリシクロオレフィンが、構造単位(A)、(B)および(C)を含む場合、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)の比率は、好ましくは5〜80モル%である。テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位(B)の比率は、好ましくは10〜90モル%である。ノルボルネン系化合物由来の構造単位(C)の比率は、好ましくは5〜50モル%である。
ジシクロペンタジエン系化合物としては、例えば、ジシクロペンタジエン(トリシクロ[5.2.1.02,6]デカ−3,8−ジエン)およびその誘導体などが挙げられる。ジシクロペンタジエンの誘導体としては、例えば、2−メチルジシクロペンタジエン、2,3−ジメチルジシクロペンタジエン、2,3−ジヒドロキシジシクロペンタジエンなどが挙げられる。
また、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)としては、例えば、ジシクロペンタジエンに由来する構造単位が挙げられる。
テトラシクロドデセン系化合物としては、例えば、テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセンおよびその誘導体が挙げられる。テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセンの誘導体としては、例えば、8−メチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、8−エチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、8−エチリデンテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、8,9−ジメチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、8−エチル−9−メチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、8−エチリデン−9−メチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、8−メチル−8−カルボキシメチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセンなどが挙げられる。
また、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造としては、例えば、テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセンに由来する構造単位が挙げられる。
ノルボルネン系化合物としては、例えば、ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン(慣用名:ノルボルネン)およびその誘導体が挙げられる。ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エンの誘導体としては、例えば、5−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5,5−ジメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−エチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−エチリデン−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−ビニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−プロペニルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−メトキシカルボニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−メチル−5メトキシカルボニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エンなどが挙げられる。
また、ノルボルネン系化合物由来の構造単位としては、例えば、ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エンに由来する構造単位が挙げられる。
ポリシクロオレフィンは、好ましくは、上記のシクロオレフィンモノマーを開環メタセシス共重合し、その後C−C二重結合を水素化することで得られるものである。このようなポリシクロオレフィンの製造は、特許文献2に基づいて実施することができる。
また、ポリシクロオレフィンのガラス転移温度(Tg)は、80℃以下であり、好ましくは75℃以下である。この場合、非吸着性に加えて、適正なシール強度と低温シール性を有するシーラントフィルムを得ることができる。なお、Tgは、JIS K7121に基づいて測定することができる。
なお、ポリシクロオレフィンのTgが室温と同じになるとシーラントフィルムが溶融してしまう虞があるため、ポリシクロオレフィンのTgは、好ましくは40℃以上であり、より好ましくは50℃以上である。
シーラントフィルム1は、例えば、上記のポリオレフィン層(フィルム状半成形体)とポリシクロオレフィン層(フィルム状半成形体)とを2層共押出しすることにより2層構造のフィルムとして作製することができる。シーラントフィルム1の厚みは、好ましくは100μm以下である。また、シーラントフィルム1の厚みは、好ましくは10μm以上である。
本実施形態のシーラントフィルム1は、上記のような特定の2種以上のシクロオレフィンモノマーに由来する構造単位を含むポリシクロオレフィンから構成される層を備えることにより、内容物(薬効成分、香気成分など)の吸着または吸収が抑制された非吸着性のものであり、かつ十分なシール強度と低温シール性も備えている。
なお、シーラントフィルム1を構成するポリオレフィン層は、フィルムを柔軟性にする役割を有している。ジシクロペンタジエン系化合物、テトラシクロドデセン系化合物およびノルボルネン系化合物から選択される2種以上の化合物の開環メタセシス重合体からなるポリシクロオレフィン層は単層だと、フィルムがかたく、コロナ処理や製膜が困難であり、包装袋として製造することが非常に3難しい。そこで、ポリオレフィン層をポリシクロオレフィン層に隣接して用いることで、処理性、製膜適性を向上させることで包装袋として製造することが可能になった。
低温シール性に関して、具体的には、例えば、シーラントフィルムのシール強度の立上り温度(シール可能な最低温度の指標)は、120℃以下であることが好ましい。なお、シール強度の立上り温度は、温度に水準を採りJIS Z0238により測定される。
シール強度に関して、具体的には、シーラントフィルムのシール強度は、140℃、0.2MPa、1.0秒のシール条件で、5.0N/15mm以上であることが好ましい。なお、シール強度は、JIS Z0238により測定される。
また、本実施形態のシーラントフィルムは、防湿性にも優れている。防湿性に関して、具体的には、シーラントフィルムとノンバリア性の基材シートとを貼り合わせてなる厚さ50μm以下の積層フィルムの水蒸気透過度は、5.0g/(m・24h)以下であることが好ましい。なお、透湿度(水蒸気透過度)は、JIS K7129Aに基づいて、40℃、90%RHの条件で測定される。
[実施形態2]
図2を参照して、本実施形態のシーラントフィルムは、ポリオレフィンとポリシクロオレフィンとのブレンド樹脂からなるブレンド層13を、ポリオレフィン層11とポリシクロオレフィン層12との間に備える点以外は、実施形態1と同様である。
ブレンド層13は、長尺状のポリシクロオレフィン層12を作製する際に、トリミングによってカットされる両端部のポリシクロオレフィン材料などを再利用したものであることが好ましい。すなわち、ブレンド層13は、再生ポリシクロオレフィンとポリオレフィンとのブレンド樹脂から構成されることが好ましい。
このようなブレンド層13を設けることにより、ブレンド層13が無い場合に比べてポリシクロオレフィン層12の厚みを薄くしても、同等の効果を得ることができる。したがって、比較的高価な材料であるポリシクロオレフィンの原料コストを低減することができる。
<積層フィルム>
[実施形態3]
図3を参照して、本実施形態の積層フィルム2(包装材料)は、実施形態1のシーラントフィルム1と、接着層41と、基材シート31と、がこの順に積層されてなる積層フィルムである。
基材シート31としては、機械的強度や寸法安定性を有するものであれば特に限定されないが、プラスチックフィルム、紙、不織布などが使用できる。プラスチックフィルムの構成材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、6−ナイロンなどのポリアミド、ポリカーボネート、ポリアクリロニトリル、ポリイミドなどが挙げられる。プラスチックフィルムは、好ましくは二軸延伸されたフィルムである。なお、本実施形態において、基材シート31は、PETフィルムである。
接着層41を構成する接着剤としては、特に限定されないが、ドライラミネート用接着剤を好適に用いることができる。ドライラミネート用接着剤としては、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などが挙げられる。尚、このような接着剤を用いてシーラントフィルム1とガスバリアフィルム6とを貼り合わせる方法としては、ドライラミネート法が挙げられる。
上記接着剤の中では、優れた接着力と内容物の化学成分で接着力が低下し難い二液硬化型接着剤を好適に用いることができる。二液硬化型接着剤は、主剤と硬化剤からなるものであり、例えば、ポリエステル、ポリオールと多官能ポリイソシアネートからなる二液硬化型接着剤が挙げられる。
本実施形態の積層フィルムは、実施形態1のシーラントフィルムを備えることにより、実施形態1と同様に、内容物(薬効成分、香気成分など)の吸着または吸収が抑制された非吸着性のものであり、かつ十分なシール強度と低温シール性も備えており、また、防湿性にも優れている。なお、以下の実施形態4〜10においても、実施形態1のシーラントフィルムを備えることにより、同様の効果が奏される。
[実施形態4]
図4を参照して、本実施形態の積層フィルム2は、実施形態1のシーラントフィルム1と、押出しPE層51と、アンカーコート層43と、基材シート31(PETフィルム)と、がこの順に積層されてなる積層フィルムである。
基材シート31の一方の面に、アンカーコート剤(二液硬化型ウレタン接着剤、ポリアリルアミン等)を塗布することでアンカーコート層41を形成し、PEを溶融させ基材シート31およびシーラントフィルム1と共押出しすることにより、積層フィルム2を作製することができる。
[実施形態5]
図5を参照して、本実施形態の積層フィルムは、内容物の酸素ガスによる劣化、内容物の外部放散による減少などを抑制するために、ガスバリアフィルム6が中間に積層されている点以外は、実施形態3と同様である。ただし、アルミニウム箔などのガスバリアフィルム6をシーラントフィルム1に接着するための接着層42を有している。
ガスバリアフィルム6としては、例えば、アルミニウム箔が挙げられる。他にも、アルミニウム蒸着膜を有するフィルム、無機酸化物蒸着膜を有するフィルムなどが使用できる。具体的には、例えば、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルムなどの延伸フィルムにアルミニウム蒸着膜または無機酸化物蒸着膜を形成したものが使用できる。また、ガスバリアフィルム6として、エチレン・ビニル共重合体のフィルムも使用できる。
接着層42を構成する接着剤としては、上記接着層41と同様の材料を用いることができる。なお、接着層41を構成する接着剤と接着層42を構成する接着剤とは、同じ成分であってもよく、異なる成分であってもよい。
[実施形態6]
図6を参照して、本実施形態の積層フィルムは、接着層42に代えて、押出しPE層51およびアンカーコート層43が積層される点以外は、実施形態5と同様の積層フィルムである。
[実施形態7]
図7を参照して、本実施形態の積層フィルムは、接着層41に代えて、押出しPE層51が積層される点以外は、実施形態5と同様の積層フィルムである。
[実施形態8]
図8を参照して、本実施形態の積層フィルムは、接着層41に代えて、押出しPE層51が積層され、また、接着層42に代えて、押出しPE層52およびアンカーコート層43が積層される点以外は、実施形態5と同様の積層フィルムである。
[実施形態9]
図9を参照して、本実施形態の積層フィルムは、基材シート33がガスバリア性を有する点以外は、実施形態3と同様の積層フィルムである。なお、本実施形態において、基材シート33は、ガスバリア性を有するPE系樹脂フィルムである。
[実施形態10]
図10を参照して、本実施形態の積層フィルムは、接着層41に代えて、押出しPE層51およびアンカーコート層43が積層される点以外は、実施形態9と同様の積層フィルムである。
<包装袋>
上記のようにして形成された積層フィルムを用い、所望の形状に製袋し包装袋を形成する。例えば、ピロータイプの包装袋、カゼットタイプの包装袋、自立タイプの包装袋など(特許文献1参照)を、目的(包装袋のデザイン、内容量や使い易さなど)に応じて作製すればよい。
内容物としては、例えば、医薬品、医薬部外品、食品、飲料などが挙げられる。本実施形態の包装袋は、特に薬効成分、香気成分など(包装袋に吸着または吸収され易い成分、または、包装袋に吸着または吸収されることが問題となる成分)を含有する内容物について、好適に使用することができる。具体的には、本実施形態の包装袋は、例えば、薬効成分を含んだ経皮吸収剤または洗口液、香料などの香気成分を含んだ化粧品、コーヒーなどを収容するために好適に用いることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
実施形態3と同様に、基材シートと実施形態1のシーラントフィルムとを2液硬化型ポリエステル、ポリウレタン接着剤を介して積層し、積層フィルムを作製した。
基材シート(PET)の厚みは12μmであり、シーラントフィルムの厚みは30μmである。なお、接着層の厚みは無視できる。
シーラントフィルムは、ポリオレフィン層およびポリシクロオレフィン層からなり、ポリオレフィン層の厚みは10μmであり、ポリシクロオレフィン層の厚みは20μmである。
基材シートは、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる。また、ポリオレフィン層は、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる。ポリシクロオレフィン層は、下記のポリシクロオレフィンAからなる。
ポリシクロオレフィンA:
トリシクロ[5.2.1.02,6]デカ−3,8−ジエン、
テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、および、
ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン
からなる3種のシクロオレフィンモノマーの3元共重合体。
(実施例2)
シーラントフィルムにおいて、ポリオレフィン層の厚みを15μmとし、ポリシクロオレフィン層の厚みを15μmとした以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作成した。
(実施例3)
シーラントフィルムにおいて、ポリオレフィン層の厚みを20μmとし、ポリシクロオレフィン層の厚みを10μmとした以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作成した。
(実施例4)
シーラントフィルムを構成するポリオレフィン層と、ブレンド層(ポリオレフィンとポリシクロオレフィンとのブレンド樹脂を主成分として含む層)と、ポリシクロオレフィン層とを順に積層してなる3層構造のフィルムである点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。なお、ポリオレフィン層の厚み、ブレンド層の厚み、ポリシクロオレフィン層の厚みは、全て10μmである。
(実施例5)
シーラントフィルムのポリシクロオレフィン層を構成するポリシクロオレフィンとして、下記のポリシクロオレフィンBを用いた点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
ポリシクロオレフィンB:
2−メチルジシクロペンタジエン、
8−メチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、および、
5−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン
からなる3種のシクロオレフィンモノマーの3元共重合体。
(実施例6)
シーラントフィルムのポリシクロオレフィン層を構成するポリシクロオレフィンとして、下記のポリシクロオレフィンCを用いた点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
ポリシクロオレフィンC:
2,3−ジメチルジシクロペンタジエン、
8−エチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、および、
5,5−ジメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン
からなる3種のシクロオレフィンモノマーの3元共重合体。
(実施例7)
シーラントフィルムのポリシクロオレフィン層を構成するポリシクロオレフィンとして、下記のポリシクロオレフィンDを用いた点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
ポリシクロオレフィンD:
2,3−ジヒドロキシジシクロペンタジエン、
8−エチリデンテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン、および、
5−エチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン
からなる3種のシクロオレフィンモノマーの3元共重合体。
(比較例1)
シーラントフィルムのポリシクロオレフィン層を構成するポリシクロオレフィンとして、下記のポリシクロオレフィンEを用いた点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
ポリシクロオレフィンE:
ジシクロペンタジエン、および、
テトラシクロドデセン(テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデカ‐4‐エン)
からなる2種のシクロオレフィンモノマーの2元共重合体。
(比較例2)
シーラントフィルムのポリシクロオレフィン層を構成するポリシクロオレフィンとして、下記のポリシクロオレフィンFを用いた点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
ポリシクロオレフィンF:
2−メチルジシクロペンタジエン、および、
8−メチルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセン
からなる2種のシクロオレフィンモノマーの2元共重合体。
(比較例3)
シーラントフィルムがPET系化合物(PET1:PET−G:タマポリ株式会社製)からなる単層フィルムである点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
(比較例4)
シーラントフィルムがPET系化合物(PET2:帝人株式会社製)からなる単層フィルムである点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
(比較例5)
シーラントフィルムがPET系化合物(PET3:東洋紡株式会社製)からなる単層フィルムである点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
(比較例6)
シーラントフィルムがEVOH(エチレンの構造単位の比率:47モル%)からなる単層フィルムである点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
(比較例7)
シーラントフィルムがPAN(タマポリ株式会社製)からなる単層フィルムである点以外は、実施例1と同様にして、積層フィルムを作製した。
<評価試験1>
評価試験1として、非吸着性の評価を行った。
具体的には、実施例1〜7および比較例1〜7の各々の積層フィルムを所定の形状にカットし、2枚の積層フィルムをシーラントフィルム同士が接触するように重ねた状態で製袋機に載置し、所定の領域をシールすることで、3方製袋タイプの包装袋を作成した。尚、この時点では、包装袋の上端(天シール部)は、内容物を充填するために未だシールされていない。
次に上記包装袋の上端より、ツロブテロール(277mg/m)、l−メントール(2543mg/m)、サリチル酸メチル(2801mg/m)、および、DL−カンファー(552mg/m)のいずれかを窒素雰囲気下で充填し、包装袋の上端(天シール部)をシールすることで、内容物を密封した。なお、これら各成分は、一般にシーラントフィルムに吸着されやすい成分である。
上記のようにして内容物が収容された包装袋を、40℃に維持された恒温槽内で1、3または6ヶ月間保存した。保存後に包装袋を開封して、シーラントフィルム中のみからエタノール抽出により各成分を抽出し、抽出された各成分の量を高速液体クロマトグラフィーを用いて測定した。その測定値を基に、初期量に対する各保存期間後の残存量の比率を薬剤残存率(%)として算出した。薬剤残存率の測定結果を表1に示す。
<評価試験2>
評価試験2として、シール強度の評価を行った。
具体的には、実施例1〜7および比較例1〜7の各々の積層フィルムを、シーラントフィルムを内側にしてシールした。シール条件は、シール温度を140℃、シール圧を0.2MPa、シール時間を1.0秒とした。シールされた2枚の積層フィルムの剥離強度(N/15mm)を、短冊状にカットした積層フィルムについて、JIS Z0238に基づいて測定した。剥離強度(シール強度)の測定結果を表1に示す。
<評価試験3>
評価試験3として、低温シール性の評価を行った。
具体的には、実施例1〜7および比較例1〜7の各々の積層フィルムを、シール条件を、シール圧:0.2MPa、シール時間:1.0秒として、シール温度を変化させて、評価試験2と同様にシールした。そして、シール強度が増加し始める温度をJIS Z0238に基づいて、シール立上り温度として求めた。
<評価試験4>
評価試験4として、防湿性の評価を行った。
具体的には、実施例1〜7および比較例1〜7の各々の積層フィルムについて、JIS K7129(A法)に基づいて、温度40℃、湿度90%RHの条件下で水蒸気透過度テスター(LYSSY社製:L80−5000型)を用いて、透湿度を測定した。透湿度の測定結果を表1に示す。なお、透湿度の値が低いものほど、水蒸気透過性が低く、防湿性が高い。
以上の評価試験1〜4の結果を表1に示す。なお、実施例1〜7および比較例1〜7に用いた各シーラントフィルム(実施例1〜7についてはポリシクロオレフィン層)について、示差走査熱量分析計を用いてJIS K 7121に基づいて測定したガラス転移温度(Tg)を合わせて表1に示す。
Figure 0006202156
表1の結果から、2種以上の特定のシクロオレフィンポリマーの共重合体であり、ガラス転移温度(Tg)が80℃以下であるポリシクロオレフィンを含むポリシクロオレフィン層と、ポリオレフィン層との積層体であるシーラントフィルムを用いた実施例1〜7の積層フィルムは、非吸着性に優れ、かつ、適正なシール強度と低温シール性を有し、さらに防湿性も有していることが分かる。
これに対して、Tgが80℃を超えるポリシクロオレフィンを用いた比較例1および2では、シール強度が低く、シール立上り温度が高くなることが分かる。また、シーラントフィルムとしてPET系化合物から構成される単層フィルムを用いた比較例3〜5では、透湿度が高くなり、比較例4では、さらにシール強度が低く、シール立上り温度が高くなることが分かる。また、シーラントフィルムとしてEVOHから構成される単層フィルムを用いた比較例6では、シール強度が低く、シール立上り温度が高くなり、透湿度も高くなることが分かる。また、シーラントフィルムとしてPANから構成される単層フィルムを用いた比較例7では、透湿度が極めて高くなることが分かる。
今回開示された実施形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のシーラントフィルムは、包装袋を構成する積層フィルムの最内層として用いることができる。
1 シーラントフィルム、11 ポリオレフィン層、12 ポリシクロオレフィン層、13 ブレンド層、2 積層フィルム、31,32,33 基材シート、41,42,43 接着層、51,52 押出しPE層、6 ガスバリアフィルム。

Claims (8)

  1. ポリオレフィンを主成分として含むポリオレフィン層と、
    最外層としてポリシクロオレフィンを90質量%以上含むポリシクロオレフィン層とを備える、シーラントフィルムであって、
    前記ポリシクロオレフィンは、ジシクロペンタジエン系化合物由来の構造単位(A)、テトラシクロドデセン系化合物由来の構造単位(B)、および、ノルボルネン系化合物由来の構造単位(C)含み、
    前記ポリシクロオレフィンのガラス転移温度が80℃以下である、シーラントフィルム。
  2. 前記ポリシクロオレフィンのガラス転移温度が40℃以上である、請求項1記載のシーラントフィルム。
  3. 前記ジシクロペンタジエン系化合物はトリシクロ[5.2.1.02,6]デカ−3,8−ジエンもしくはその誘導体であり、前記テトラシクロドデセン系化合物はテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]−3−ドデセンもしくはその誘導体であり、前記ノルボルネン系化合物はビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エンもしくはその誘導体である、請求項1または2に記載のシーラントフィルム。
  4. 前記ポリシクロオレフィンは、前記ジシクロペンタジエン系化合物、前記テトラシクロドデセン系化合物および前記ノルボルネン系化合物から選択される2種以上の化合物の開環メタセシス重合体であり、炭素−炭素二重結合が水素化されている、請求項1〜のいずれか1項に記載のシーラントフィルム。
  5. 基材フィルムと、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のシーラントフィルムと、を積層してなる積層フィルム。
  6. さらに、ガスバリアフィルムを前記基材フィルムと前記シーラントフィルムとの間に積層してなる、請求項に記載の積層フィルム。
  7. 厚みが100μm以下である、請求項またはに記載の積層フィルム。
  8. 請求項のいずれか1項に記載の積層フィルムを、前記シーラントフィルム同士が融着されるようにシールされてなる、包装袋。
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