JP6201912B2 - ディスク装置、及び、そのディスク判別方法 - Google Patents

ディスク装置、及び、そのディスク判別方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディスク装置、及び、そのディスク判別方法に関する。
ディスク装置として、光ディスクを載置したディスクトレイをロード位置に引き込んで光ディスクをターンテーブルとクランパーとで挟持してターンテーブルをモータで回転させる光ディスク記録再生装置等が知られている。
特許文献1に示されるディスク装置は、ターンテーブルが示されていないが、ディスクトレイにディスクが有るか否か、及び、ディスクトレイにセットされたディスクのサイズを判定している。このディスク装置は、ディスクトレイが閉じたことを検出した後、スピンドルモータを起動させ、起動から一定時間経過後のスピンドルモータの回転数を検出している。このディスク装置のディスク判定手段は、回転数の増加量が大きい場合にディスク無しと判定し、回転数の増加量が小さい場合に12cmディスクと判定し、回転数の増加量が中間的である場合に8cmディスクと判定している。この判定を行うためには、ターンテーブルとクランパーとでディスクを挟持した後にターンテーブルを回転させる必要がある。
特開2004−127367号公報
光ディスクの有無や光ディスクのサイズを速やかに判別することができると、光ディスクから情報を再生する待ち時間を短くすることができる。尚、このような課題は、光ディスク記録再生装置に限らず、種々のディスク装置についても、同様に存在する。
本発明は、ディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を速やかに判別することが可能なディスク装置を提供する目的を有している。
本発明のディスク装置は、ディスクをロード位置に引き込む引き込み手段と、
解放位置から前記ロード位置にあるディスクの挟持位置に移動可能なターンテーブルと、
前記挟持位置に到達する前に前記ターンテーブルを予め回転状態にする事前回転手段と、
前記ターンテーブルの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記ターンテーブルが回転状態になった後に検出された回転数に基づいてディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を判別するディスク判別手段とを備えた、態様を有する。
また、本発明は、ディスクをロード位置に引き込む引き込み手段と、解放位置から前記ロード位置にあるディスクの挟持位置に移動可能なターンテーブルと、を備えたディスク装置のディスク判別方法であって、
前記挟持位置に到達する前に前記ターンテーブルを予め回転状態にし、
前記ターンテーブルの回転数を検出し、
前記ターンテーブルが回転状態になった後に検出された回転数に基づいてディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を判別する、態様を有する。
請求項1に係る発明によれば、ディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を速やかに判別することが可能なディスク装置を提供することができる。
請求項2,7に係る発明では、ディスク判別精度を向上させることができる。
請求項3,4に係る発明では、ディスクの有無及びディスクのサイズを速やかに判別することが可能なディスク装置を提供することができる。
請求項5,6に係る発明では、ディスクの有無をさらに速やかに判別することが可能となる。
請求項8に係る発明では、ディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を速やかに判別することが可能なディスク装置のディスク判別方法を提供することができる。
ディスク装置100の各種状態の例を模式的に示す図。 ディスク装置100の例を示す分解斜視図。 チャッキング機構70の例を模式的に示す縦断面図。 ディスク装置100の電気回路構成の例を模式的に示すブロック図。 ディスク判別処理の第一の例を示すフローチャート。 (a)は検出回転数Ndの閾値を用いてディスク判別処理を行う例を模式的に示す図、(b)は回転数減少量DNの閾値を用いてディスク判別処理を行う例を模式的に示す図。 (a)はディスクが無い場合のセンサ出力信号の例を模式的に示す図、(b)は12cmディスクが有る場合のセンサ出力信号の例を模式的に示す図。 ディスク判別処理の第二の例を示すフローチャート。 ディスク判別処理の第三の例を示すフローチャート。 ディスク判別処理の第四の例を示すフローチャート。 ディスク判別処理の第五の例を示すフローチャート。 ディスク判別処理の第六の例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下に説明する実施形態は、本発明を例示するものに過ぎない。
(1)ディスク装置、及び、そのディスク判別方法の概要:
まず、図1〜12を適宜参照して、ディスク装置、及び、そのディスク判別方法の概要を説明する。
[態様1](図1〜12参照)
ディスク装置100は、基本要素として、引き込み手段U1、ターンテーブル71、事前回転手段U2、回転数検出手段U3、及び、ディスク判別手段U4を備える。引き込み手段U1は、ディスクDKをロード位置P1に引き込む。ターンテーブル71は、解放位置P3から前記ロード位置P1にあるディスクDKの挟持位置P4に移動可能である。事前回転手段U2は、前記挟持位置P4に到達する前に前記ターンテーブル71を予め回転状態にする。回転数検出手段U3は、前記ターンテーブル71の回転数を検出する。ディスク判別手段U4は、前記ターンテーブル71が回転状態になった後に検出された回転数Ndに基づいてディスクDKの有無とディスクDKのサイズの少なくとも一方を判別する。
以上より、挟持位置P4に到達する前にターンテーブル71が予め回転状態になった後に検出された回転数Ndに基づいてディスクDKの有無とディスクDKのサイズの少なくとも一方が判別される。従って、本技術は、ディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を速やかに判別することが可能なディスク装置を提供することができる。
尚、ディスクには、BD(ブルーレイディスク)、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、等が含まれる。ディスク装置には、ディスクに対して記録及び再生を行うことが可能なディスク記録再生装置、ディスクに対して再生のみ行うディスク再生装置、表示装置といった別の装置と一体化されたディスク装置、等が含まれる。むろん、ディスク装置は、車載用でもよいし、車載用でなくてもよい。
前記事前回転手段U3は、前記挟持位置P4に到達する前に前記ターンテーブル71の回転数を目標回転数Ntにしてもよい。前記ディスク判別手段U4は、前記ターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntに達した後に検出された回転数Ndに基づいてディスクDKの有無とディスクDKのサイズの少なくとも一方を判別してもよい。
[態様2](図5,8,11,12参照)
前記ディスク判別手段U4は、前記ターンテーブル71が前記挟持位置P4に到達した時に検出された回転数Ndに基づいてディスクDKの有無とディスクDKのサイズの少なくとも一方を判別してもよい。ターンテーブル71が挟持位置P4に到達した時にはターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntに達しているので、検出される回転数Ndの精度が向上する。従って、本態様は、ディスク判別精度を向上させることができる。
[態様3](図5参照)
前記ディスク判別手段U4は、前記検出された回転数Ndが第一所定値THn1以上である場合にディスクDKが無いと判別し、前記検出された回転数Ndが前記第一所定値THn1よりも小さい第二所定値THn2以上、且つ、前記第一所定値THn1未満である場合に第一のディスク(例えば8cmディスク)があると判別し、前記検出された回転数Ndが前記第二所定値THn2未満である場合に前記第一のディスクよりも大きい第二のディスク(例えば12cmディスク)が有ると判別してもよい。この態様は、ディスクの有無及びディスクのサイズを速やかに判別することが可能なディスク装置を提供することができる。
尚、第一所定値THn1よりもごく僅かに小さい値をTHn1’とするとき、Nd>THn1’であることはNd≧THn1と同じであり、Nd≦THn1’であることはNd<THn1と同じであり、いずれの場合も上記態様に含まれる。また、第二所定値THn2よりもごく僅かに小さい値をTHn2’とするとき、Nd>THn2’であることはNd≧THn2と同じであり、Nd≦THn2’であることはNd<THn2と同じであり、いずれの場合も上記態様に含まれる。以下、類似する場合も、同じことが言える。
[態様4](図8参照)
前記ディスク判別手段U4は、前記検出された回転数Ndの減少量DNが第一所定量THd1以上である場合に第一のディスクが有ると判別し、前記検出された回転数Ndの減少量DNが前記第一所定量THd1よりも小さい第二所定量THd2以上、且つ、前記第一所定量THd1未満である場合に前記第一のディスクよりも小さい第二のディスクが有ると判別し、前記検出された回転数Ndの減少量DNが前記第二所定量THd2未満である場合にディスクDKが無いと判別してもよい。この態様も、ディスクの有無及びディスクのサイズを速やかに判別することが可能なディスク装置を提供することができる。
尚、回転数の減少量DNには、目標回転数Ntと前記検出された回転数Ndとの差、目標回転数Ntに対する前記差の比、等が含まれる。
[態様5](図9参照)
前記ディスク判別手段U4は、前記ターンテーブル71が前記挟持位置P4に到達するまで前記検出される回転数Ndの減少量DNが所定量(THd1)以上になるか否かを判断し、前記検出された回転数Ndの減少量DNが前記所定量(THd1)以上になった場合にはディスクDKが有ると判別し、前記検出された回転数Ndの減少量DNが前記所定量(THd1)未満のまま前記ターンテーブル71が前記挟持位置P4に到達した場合にはディスクDKが無いと判別してもよい。この態様は、ディスクDKが有る場合にはターンテーブル71の挟持位置P4への到達を待たずにディスク有りと判別することができるので、ディスクの有無をさらに速やかに判別することが可能となる。
[態様6](図10参照)
前記ディスク判別手段U4は、前記ターンテーブル71が前記挟持位置P4に到達するまで前記検出される回転数Ndが所定値(THn1)以下になるか否かを判断し、前記検出された回転数Ndが前記所定値(THn1)以下になった場合にはディスクDKが有ると判別し、前記検出された回転数Ndが前記所定値(THn1)よりも大きいまま前記ターンテーブル71が前記挟持位置P4に到達した場合にはディスクDKが無いと判別してもよい。この態様も、ディスクDKが有る場合にはターンテーブル71の挟持位置P4への到達を待たずにディスク有りと判別することができるので、ディスクの有無をさらに速やかに判別することが可能となる。
[態様7](図5〜12参照)
前記事前回転手段U2は、ディスクDKから情報を再生する場合の前記ターンテーブル71の回転数よりも少ない回転数、且つ、ディスクDKから情報を再生する場合の前記ターンテーブル71の回転トルクよりも小さい回転トルクで前記ターンテーブル71を回転させてもよい。この態様は、検出される回転数Ndの精度が向上するので、ディスク判別精度を向上させることができる。
[態様8](図1〜12参照)
上記態様1〜7のいずれかのディスク判別を行う方法の態様も、上述した効果を奏する。
(2)ディスク装置の構成例の説明:
まず、後述する各種の例に共通のディスク装置構成の例を説明する。
図1は、ディスク装置100の各種状態の例を模式的に示している。図2は、ディスク装置100の例を分解して示している。図3は、チャッキング機構70の縦断面の例を模式的に示している。図4は、ディスク装置100の電気回路構成の例を模式的に示している。むろん、図1〜4に示す構成はあくまでも当業者が実施可能なように示した一例に過ぎず、ディスク装置の構成は図1〜4に示す構成に限定されない。
ディスク装置100は、メインシャーシ10にディスク駆動機構2(引き込み手段U1)が組み込まれている。ディスク駆動機構2に備わるディスクトレイ20は、メインシャーシ10の前面に設けられた開口3を通ってメインシャーシ内のロード位置P1とメインシャーシ前側のアンロード位置P2との間で出退可能とされている。メインシャーシ10には、ディスク駆動機構2を収容するためのディスク駆動機構収容部4が設けられている。ディスク駆動機構収容部4には、ディスクDKに対する光学的処理を行うために必要となる機構部品が組み込まれ、ディスクトレイ20がディスク駆動機構収容部4に取り付けられている。前記機構部品には、チャッキング機構70、ドライブシャーシ30、該ドライブシャーシの昇降制御機構51、及び、桁部材60が含まれる。チャッキング機構70は、ターンテーブル71とクランパー72を有し、ディスクトレイ20からディスクDKを受け取って回転させる。昇降制御機構51は、ドライブシャーシ30を上下動させる。桁部材60は、ディスク駆動機構収容部4に横架されている。ドライブシャーシ30には、昇降制御機構51の作用で上昇してディスクDKをディスクトレイ20から受け取るターンテーブル71が設けられている。桁部材60の横方向中央部には、ターンテーブル71と共働してディスクDKを挟持するクランパー72が取り付けられている。
ドライブシャーシ30は、光ピックアップ(OPU)80、その駆動機構、等を搭載している。ドライブシャーシ30の後端部の左右両側には、ディスク駆動機構収容部4の軸受機構41に対して回転可能に支持される横向き軸部31が設けられている。ドライブシャーシ30の前端部には、昇降制御機構51のカム溝52に対して摺動可能に係合した前向き軸部32が設けられている。昇降制御機構51が横方向(水平方向)へスライドすると、前向き軸部32がカム溝52により上下方向へ案内されてドライブシャーシ30が横向き軸部31を支点として上下動する。
メインシャーシ10の支軸12には、ディスクトレイ20を出退動作させるためのトレイギヤ21が回転可能に保持されている。このトレイギヤ21は、図示しないモータによって正方向又は逆方向に回転駆動される。
次に、チャッキング機構70の一連の動作を説明する。図1の上部に示すようにディスクトレイ20がアンロード位置P2にあるオープン状態であるとき、ディスクトレイ20のディスク受け部22に対してディスクDKを着脱することが可能である。このとき、ドライブシャーシ30に搭載されているターンテーブル71は解放位置P3にあり、チャッキングセンサSR2はオフとされている。図1の中間部に示すようにディスクトレイ20がロード位置P1まで引き込まれると(引き込み完了状態)、チャッキング機構70の動作が開始する。すると、昇降制御機構51が横方向へスライドして横向き軸部31を支点としてドライブシャーシ30を上昇させ、上昇するターンテーブル71がディスクトレイ20の開口スペースSPを通過してディスク受け部22上のディスクDKを受け取る。これにより、ディスクDKは、ディスク受け部22から浮き上がり、クランパー72とターンテーブル71とで挟持される。図1の下部に示すようにターンテーブル71が挟持位置P4に到達すると(チャッキング状態)、チャッキングセンサSR2がオンとなり、ディスクDKの記録面から情報を再生することが可能となる。
一方、図1の下部に示すようにターンテーブル71が挟持位置P4にあるとき、昇降制御機構51が上記とは逆方向へスライドして横向き軸部31を支点としてドライブシャーシ30を下降させると、ディスクDKがターンテーブル71からディスクトレイ20に受け渡される。このとき、チャッキングセンサSR2がオフとなる。図1の中間部に示すようにターンテーブル71が解放位置P3まで退避すると、ターンテーブル71をロード位置P1からアンロード位置P2まで引き出すことが可能である。図1の上部に示すようにターンテーブル71がアンロード位置P2まで引き出されると、ディスクトレイ20からディスクDKを取り上げることができる。
図4に示すディスク装置100は、光ピックアップ(OPU)80、ドライブ回路82,83、サーボモータ84,85、スレッド86、RF(Radio Frequency)アンプ87、主制御部90、操作部94、等を備えている。主制御部90は、映像音声処理部91、メモリ92、CPU(Central Processing Unit)93、等を備えている。メモリ92には、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)が含まれる。
光ピックアップ80は、ディスクDKにレーザー光(光線LT)を集束する対物レンズ81を有し、ディスクDKに記録された情報を再生したりディスクDKに情報を記録したりするためにレーザー光を出射すると共にディスクDKからの反射光を受光する。スピンドルモータ(ディスクモータ)84は、ディスクDKを所定の回転方向へ回転させる。スピンドルモータ84には、スピンドルモータ84の回転数、すなわち、ターンテーブル71の回転数を検出するFG(Frequency Generator)センサSR1(回転数検出手段U3)が取り付けられている。FGセンサSR1は、いわゆるFGシステムと呼ばれる回転数検出システムを構成する検出手段である。スピンドルドライブ回路83は、スピンドルモータ84を駆動する。スレッドモータ85は、光ピックアップ80を搭載したスレッド86をディスクDKの半径方向(トラッキング方向)DT1へ移動させる。半径方向DT1は、ディスクDKの面状データ記録層に沿って対物レンズ81をディスクDKの回転軸に対して接近及び離隔させる方向であり、データ記録層に対して厳密に平行な方向に限定されない。スレッドドライブ回路82は、スレッドモータ85を駆動する。
RFアンプ87は、ディスクDKの再生時にディスクDKからの再生信号(読取信号)を入力して該再生信号よりRF信号を作成して増幅する。映像音声処理部91は、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を含むPLL(Phase Locked Loop)によりRF信号からデータと同期信号を分離し、前記データをデコード化して映像(ビデオ)信号と音声(オーディオ)信号を出力する。これら映像信号と音声信号は、最終的にテレビジョン受像機(TV)200といった外部機器に供給される。
操作部94及びリモコン(リモートコントローラ)95は、ディスク装置100の本体電源のオンオフ操作や再生操作といった各種操作を行うための複数のキーを有している。操作部94は、リモコン95からの操作指令を示す光信号を受信する受光手段を備え、この受光手段により光信号を電気信号に変換して主制御部90に指令信号を出力する。操作部94は、例えば、ディスク装置100の本体の前面に設けられる。
主制御部90は、メモリ92に記憶されているプログラムや情報に従ってディスク装置全体の処理を行うCPU93に従って上記各構成要素を制御する。主制御部90は、LSI(Large Scale Integration)を主体とした回路で構成することができる。例えば、主制御部90は、RAM(メモリ92)に記憶されている判別結果に従ってディスクDKに対する再生や記録等の制御を行う。また、主制御部90は、スレッドドライブ回路82を介してスレッド86を駆動して光ピックアップ80をディスクDKの半径方向DT1へ移動させる制御を行い、スピンドルドライブ回路83を介してスピンドルモータ84を駆動してディスクDKを回転させる制御を行う。尚、主制御部90は、ディスク判別手段U4を含み、スピンドルモータ84及びスピンドルドライブ回路83とともに事前回転手段U2を構成する。
(3)ディスク装置の第一の例、及び、そのディスク判別方法の説明:
図5は、主制御部90が主体となって行うディスク判別処理の第一の例を示している。図6(a)は、検出回転数Ndの閾値を用いてディスク判別処理を行う例を模式的に示している。
図5に示す処理は、図1に示すようなオープン状態になったときに行われる。図8〜12に示す処理も、同様である。尚、ステップS104の処理を行う主制御部90は事前回転手段U2に対応し、ステップS108〜S120の処理を行う主制御部90はディスク判別手段U4に対応している。以下、「ステップ」の記載を省略する。
処理が開始されると、主制御部90は、ディスクトレイ20の引き込み命令を受け付けるまで処理を待機する(S102)。例えば、操作部94に設けられたトレイクローズキー94aの操作、リモコン95に設けられたトレイクローズキー95aの操作、又は、ディスクトレイ20のロード位置P1への押し操作を受け付けることがディスクトレイ20の引き込み命令を受け付けることになる。
S104(図6(a)の「回転開始」)では、スピンドルモータ84を専用回転数(目標回転数Nt)、及び、専用トルク(モータ84への目標電流値)で回転駆動する。これにより、図1の中間部に示すようにターンテーブル71が解放位置P3にある時から回転駆動され、図6(a)に示すように挟持位置P4に到達する前にターンテーブル71が予め目標回転数Ntの回転状態になる。
ディスクDKから映像(情報)を再生する場合のターンテーブル71の回転数(Npとする。)は通常、数千rpmであるが、ディスク判別処理を行うときのターンテーブル71の目標回転数NtはNpよりも1桁程度以上小さくすることが好ましい。そこで、本具体例では、目標回転数NtをディスクDKから映像を再生する場合の回転数Npよりも少ない専用回転数(例えば50〜500rpm程度)に設定している。また、ディスク判別処理を行うときにスピンドルモータ84に供給する電流の目標電流値(Itとする。)は、ディスクDKから映像を生成する場合にモータ84に供給する電流の値(Ipとする。)よりも小さくすることが好ましい。尚、モータ84への電流値は、モータ84が発生させるトルクに対応している。そこで、本具体例では、目標のトルク(目標電流値It)をディスクDKから映像を再生する場合のトルク(電流値Ip)よりも少ない専用トルクに設定している。
S106では、アンロード位置P2にあるディスクトレイ20とともにロード位置P1の方へ引き込む動作を開始させる制御をディスク駆動機構2に行う。これにより、図1の上部から中間部に示すようにディスクDKがアンロード位置P2からロード位置P1の方へ引き込まれていく。S108では、図1の下部に示すようにターンテーブル71が挟持位置P4に到達してチャッキングセンサSR2がオンとなるまで処理を待機させる。図6(a)の「引き込み完了」は図1の引き込み完了状態となった時点を意味し、図6(a)の「チャッキング完了」は図1のチャッキング状態となった時点を意味する。S110では、FGセンサSR1からスピンドルモータ84の検出回転数、すなわち、ターンテーブル71の検出回転数Ndを取得する。検出回転数Ndは、ターンテーブル71が挟持位置P4に到達した時に検出された回転数である。主制御部90は、S112〜S120において、ターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntに達した後に検出された回転数Ndに基づいてディスクDKの有無、及び、ディスクDKのサイズを判別する。
図6(a)に示すように、ディスクトレイ20にディスクDKが無ければ、チャッキング完了時点のターンテーブル71の回転数は、ほぼ目標回転数Ntが維持されるか、減少しても目標回転数Ntに近い回転数となる。ディスクトレイ20にディスクDKが有ると、チャッキング完了時点のターンテーブル71の回転数は、ディスクDKが無い場合と比べて少なくなる。ここで、ディスクDKには、通常、直径8cmのディスクと直径12cmのディスクとがある。8cmディスク(第一のディスク)よりも12cmディスク(第二のディスク)の方が重いため、12cmディスクの回転数の減少量は8cmディスクの回転数の減少量よりも多い。チャッキング完了時点においては、12cmディスクの回転数が8cmディスクの回転数よりも少なくなる。そこで、回転数の閾値について、誤差を考慮して、ディスク無しと8cmディスクとを判別可能な第一所定値THn1と、8cmディスクと12cmディスクとを判別可能な第二所定値THn2とを設定している。ここで、0<THn2<THn1<Ntである。
図7(a)は、ディスクトレイ20にディスクDKが無い場合のFGセンサSR1、及び、チャッキングセンサSR2の出力信号の例を模式的に示している。この場合、チャッキングセンサSR2がオン(ON)からオフ(OFF)に切り換わっても、ターンテーブル71が回転していることを表すパルス状信号がFGセンサSR1から出力されていることが示されている。
図7(b)は、ディスクトレイ20に12cmディスクが有る場合のセンサSR1,SR2の出力信号の例を模式的に示している。この場合、チャッキングセンサSR2がオン(ON)からオフ(OFF)に切り換わる前に、すなわち、ターンテーブル71が挟持位置P4に到達する前にFGセンサSR1からパルス状信号が出力されなくなり、ターンテーブル71の回転が停止したことが示されている。
S112では、ターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntから実質的に減少したか否かを判断する。この判断処理は、例えば、検出回転数Ndが第一所定値THn1未満であるか否かを判断する処理とすることができる。この判断は、THn1以上であるか否かの判断と同じである。Nd≧THn1である場合、主制御部90は、ディスク無しと判別してディスク無しを表す判別結果をメモリ92に格納し(S114)、ディスク判別処理を終了させる。Nd<THn1である場合、主制御部90は、検出回転数Ndが大きく減少したか否かを判断する(S116)。この判断処理は、例えば、検出回転数Ndが第二所定値THn2以上であるか否かを判断する処理とすることができる。THn2≦Nd<THn1である場合、主制御部90は、8cmディスク有りと判別して8cmディスク有りを表す判別結果をメモリ92に格納し(S118)、ディスク判別処理を終了させる。0≦Nd<THn2である場合、主制御部90は、12cmディスク有りと判別して12cmディスク有りを表す判別結果をメモリ92に格納し(S120)、ディスク判別処理を終了させる。
以上説明したように、本具体例は、ターンテーブル71が挟持位置P4に到達してターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntに達した状態でチャッキング動作が行われて速やかにディスク判別処理が行われる。従って、本ディスク装置は、ディスクの有無、及び、ディスクのサイズを速やかに判別可能であり、待ち時間を短くし、使い勝手を向上させることができる。
(4)ディスク装置の第二の例、及び、そのディスク判別方法の説明:
図8は、主制御部90が主体となって行うディスク判別処理の第二の例を示している。図6(b)は、回転数減少量DNの閾値を用いてディスク判別処理を行う例を模式的に示している。
図8に示す処理は、図5で示したS112,S116の代わりにS204,S206があり、S202が追加されている。図5で示した処理と同様の箇所は、同じ符号を付して説明を省略する。図9〜12の説明を行うときも、同様である。
主制御部90は、S102〜S110の処理を行ってFGセンサSR1から検出回転数Ndを取得すると、ターンテーブル71の回転数の減少量DNを算出する(S202)。減少量DNは、回転減少度合いともいうことができ、例えば、目標回転数Ntと検出回転数Ndとの差Nt−Ndで表される。また、減少量DNは、目標回転数Ntに対する差Nt−Ndの比(Nt−Nd)/Ntでもよい。主制御部90は、S204,S206,S114,S118,S120において、ターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntに達した後に検出された回転数Ndの減少量DNに基づいてディスクDKの有無、及び、ディスクDKのサイズを判別する。
図6(b)に示すように、チャッキング完了時点において、8cmディスクの回転数をN1とし、8cmディスクの回転数の減少量DN1をNt−N1とし、12cmディスクの回転数をN2とし、12cmディスクの回転数の減少量DN2をNt−N2とする。0<DN1<DN2となるため、減少量DNの閾値について、誤差を考慮して、ディスク無しと8cmディスクとを判別可能な第一所定量THd1と、8cmディスクと12cmディスクとを判別可能な第二所定量THd2とを設定している。ここで、0<THd1<THd2<Ntである。
S204では、ターンテーブル71の回転数の減少量DNが第一所定量THd1未満であるか否かを判断する。DN<THd1である場合、主制御部90は、ディスク無しと判別する(S114)。DN≧THd1である場合、主制御部90は、減少量DNが第二所定量THd2未満であるか否かを判断する(S206)。THd1≦DN<THd2である場合、主制御部90は、8cmディスク有りと判別する(S118)。THd2≦DN≦Ntである場合、主制御部90は、12cmディスク有りと判別する(S120)。
本具体例も、ターンテーブル71が挟持位置P4に到達してターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntに達した状態でチャッキング動作が行われて速やかにディスク判別処理が行われる。従って、本ディスク装置も、ディスクの有無、及び、ディスクのサイズを速やかに判別可能であり、待ち時間を短くし、使い勝手を向上させることができる。
(5)ディスク装置の第三の例、及び、そのディスク判別方法の説明:
ディスクトレイ20にディスクDKが有れば、チャッキング完了を待たなくても図6(a),(b)に示すようにターンテーブル71の回転数が減少する。そこで、ターンテーブル71が挟持位置P4に到達する前に検出回転数Ndに基づいてディスク判別処理を行ってもよい。
図9は、主制御部90が主体となって行うディスク判別処理の第三の例を示している。図9に示す処理は、図8で示したS102〜S106があり、残りがS302〜S318となっている。
主制御部90は、S102〜S106の処理を行ってディスクトレイ20の引き込みを開始すると、ターンテーブル71の回転数が設計上、目標回転数Ntになる時点で、チャッキング完了を待たずにFGセンサSR1から検出回転数Ndを取得する(S302)。S304では、ターンテーブル71の回転数の減少量DN(例えばNt−Nd)を算出する。S306では、減少量DNが第一所定量THd1以上であるか否かを判断する。DN≧THd1である場合、ディスク有りと判別されることになる。この場合、主制御部90は、減少量DNが第二所定量THd2以上であるか否かを判断する(S308)。DN≧THd2である場合、主制御部90は、12cmディスク有りと判別して判別結果をメモリ92に格納し(S310)、ディスク判別処理を終了させる。THd1≦DN<THd2である場合、主制御部90は、DN≧THd1となった時点から所定時間が経過するか、又は、チャッキングセンサSR2がオンになるまでS308の判断処理を繰り返す(S312)。この間にDN≧THd2となれば、12cmディスクと判別される(S310)。S308の判断処理を繰り返してもDN≧THd2とならなかった場合、THd1≦DN<THd2であることが確定する。この場合、主制御部90は、8cmディスク有りと判別して判別結果をメモリ92に格納し(S314)、ディスク判別処理を終了させる。
S306においてDN<THd1であった場合、主制御部90は、チャッキングセンサSR2がオンになるまでS306の判断処理を繰り返す(S316)。この間にDN≧THd1となれば、ディスク有りと判別される(S308〜S314)。S306の判断処理を繰り返してもDN≧THd1とならなかった場合、DN≧THd1であることが確定する。この場合、主制御部90は、ディスク無しと判別して判別結果をメモリ92に格納し(S318)、ディスク判別処理を終了させる。
以上説明したように、主制御部90は、ターンテーブル71が挟持位置P4に到達するまで検出回転数Ndの減少量DNが所定量(THd1)以上になるか否かを判断し、減少量DNが所定量(THd1)以上になった場合にはディスクDKが有ると判別し、減少量DNが所定量(THd1)未満のままターンテーブル71が挟持位置P4に到達した場合にはディスクDKが無いと判別する。ディスクDKが有る場合にはターンテーブル71の挟持位置P4への到達を待たずにディスク有りと判別することができるので、ディスクの有無が速やかに判別され、待ち時間が短くなり、使い勝手が向上する。
(6)ディスク装置の第四の例、及び、そのディスク判別方法の説明:
図10は、主制御部90が主体となって行うディスク判別処理の第四の例を示している。図10に示す処理は、図9で示したS306,S308の代わりにS402,S404があり、S304が削除されている。
主制御部90は、S102〜S106の処理を行ってディスクトレイ20の引き込みを開始すると、ターンテーブル71の回転数が設計上、目標回転数Ntになる時点で、チャッキング完了を待たずにFGセンサSR1から検出回転数Ndを取得する(S302)。S402では、検出回転数Ndが第一所定値THn1以下であるか否かを判断する。Nd≦THn1である場合、ディスク有りと判別されることになる。この場合、主制御部90は、検出回転数Ndが第二所定値THn2以下であるか否かを判断する(S404)。Nd≦THn2である場合、主制御部90は、12cmディスク有りと判別する(S310)。THn2<Nd≦THn1である場合、主制御部90は、Nd≦THn1となった時点から所定時間が経過するか、又は、チャッキングセンサSR2がオンになるまでS404の判断処理を繰り返す(S312)。この間にNd≦THn2となれば、12cmディスクと判別される(S310)。S404の判断処理を繰り返してもNd≦THn2とならなかった場合、THn2<Nd≦THn1であることが確定する。この場合、主制御部90は、8cmディスク有りと判別する(S314)。
S402においてNd>THn1であった場合、主制御部90は、チャッキングセンサSR2がオンになるまでS402の判断処理を繰り返す(S316)。この間にNd≦THn1となれば、ディスク有りと判別される。S402の判断処理を繰り返してもNd≦THn1とならなかった場合、Nd>THn1であることが確定する。この場合、主制御部90は、ディスク無しと判別する(S318)。
以上説明したように、主制御部90は、ターンテーブル71が挟持位置P4に到達するまで検出回転数Ndが所定値(THn1)以下になるか否かを判断し、検出回転数Ndが所定値(THn1)以下になった場合にはディスクDKが有ると判別し、検出回転数Ndが所定値(THn1)よりも大きいままターンテーブル71が挟持位置P4に到達した場合にはディスクDKが無いと判別する。本具体例も、ディスクDKが有る場合にはターンテーブル71の挟持位置P4への到達を待たずにディスク有りと判別することができるので、ディスクの有無が速やかに判別され、待ち時間が短くなり、使い勝手が向上する。
(7)ディスク装置の第五の例、及び、そのディスク判別方法の説明:
本技術は、ディスクDKのサイズを判別しないことも含む。
図11は、主制御部90が主体となって行うディスク判別処理の第五の例を示している。図11に示す処理は、図5で示したS116〜S120の代わりにS502がある。
主制御部90は、S102〜S112の処理を行ってターンテーブル71の回転数が目標回転数Ntから実質的に減少したか否か、例えば、検出回転数Ndが所定値THn1未満であるか否かを判断し、判断結果に応じて処理を分岐させる。Nd≧THn1である場合、主制御部90は、ディスク無しと判別する(S114)。Nd<THn1である場合、主制御部90は、ディスク有りと判別してディスク有りを表す判別結果をメモリ92に格納し(S502)、ディスク判別処理を終了させる。
本具体例は、挟持位置P4に到達する前にターンテーブル71が予め回転状態になった後に検出された回転数Ndに基づいてディスクDKの有無が判別される。従って、本ディスク装置は、ディスクの有無を速やかに判別可能である。尚、第二、第三、及び、第四の例についても、ディスクDKのサイズを判別せずディスクDKの有無を判別する変形例を実施可能である。
(8)ディスク装置の第六の例、及び、そのディスク判別方法の説明:
本技術は、ディスクDKの有無を判別しないことも含む。
図12は、主制御部90が主体となって行うディスク判別処理の第六の例を示している。図12に示す処理は、図5で示したS112〜S114が削除されている。
主制御部90は、S102〜S110の処理を行って検出回転数Ndを取得すると、検出回転数Ndが大きく減少したか否か、例えば、検出回転数Ndが第二所定値THn2以上であるか否かを判断し、判断結果に応じて処理を分岐させる(S116)。Nd<THn2である場合、主制御部90は、8cmディスク有りと判別する(S118)。Nd≧THn2である場合、主制御部90は、12cmディスク有りと判別する(S120)。
本具体例は、挟持位置P4に到達する前にターンテーブル71が予め回転状態になった後に検出された回転数Ndに基づいてディスクDKのサイズが判別される。従って、本ディスク装置は、ディスクのサイズを速やかに判別可能である。尚、第二、第三、及び、第四の例についても、ディスクDKの有無を判別せずディスクDKのサイズを判別する変形例を実施可能である。
(9)その他変形例:
スピンドルモータ(ディスクモータ)の回転数検知は、いわゆるFGシステムと呼ばれる回転数検出システムだけでなく、DCモータの逆起電圧から回転数を検出する方法を用いてもよい。
上述した処理の各ステップの順番は、適宜、変更可能である。例えば、図5の処理において、スピンドルモータ84を回転駆動するS104の処理の前にディスクトレイ20の引き込みを開始するS106の処理を行ってもよい。
ディスクのサイズは、2種類に限定されず、3種類以上でもよい。
(10)結び:
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、ディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を速やかに判別することが可能な技術等を提供することができる。むろん、独立請求項に係る構成要件のみからなる技術等でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、本発明は、前記実施例に限られない。例えば、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材及び構成等を置換して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材及び構成等と相互に置換可能な部材及び構成等に置換すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材及び構成等の代用として想定し得る部材及び構成等に置換すること
は、いずれも実施可能である。これらの置換した態様も、本発明に含まれる。
2…ディスク駆動機構、4…ディスク駆動機構収容部、
20…ディスクトレイ、22…ディスク受け部、51…昇降制御機構、
70…チャッキング機構、71…ターンテーブル、72…クランパー、
80…光ピックアップ(OPU)、81…対物レンズ、
90…主制御部、100…ディスク装置、
DK…ディスク、DT1…半径方向、
P1…ロード位置、P2…アンロード位置、P3…解放位置、P4…挟持位置、
SR1…FGセンサ、SR2…チャッキングセンサ、
U1…引き込み手段、U2…事前回転手段、U3…回転数検出手段、
U4…ディスク判別手段。

Claims (8)

  1. ディスクをロード位置に引き込む引き込み手段と、
    解放位置から前記ロード位置にあるディスクの挟持位置に移動可能なターンテーブルと、
    前記挟持位置に到達する前に前記ターンテーブルを予め回転状態にする事前回転手段と、
    前記ターンテーブルの回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記ターンテーブルが回転状態になった後に検出された回転数に基づいてディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を判別するディスク判別手段とを備えた、ディスク装置。
  2. 前記ディスク判別手段は、前記ターンテーブルが前記挟持位置に到達した時に検出された回転数に基づいてディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を判別する、請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記ディスク判別手段は、前記検出された回転数が第一所定値以上である場合にディスクが無いと判別し、前記検出された回転数が前記第一所定値よりも小さい第二所定値以上、且つ、前記第一所定値未満である場合に第一のディスクがあると判別し、前記検出された回転数が前記第二所定値未満である場合に前記第一のディスクよりも大きい第二のディスクが有ると判別する、請求項1又は請求項2に記載のディスク装置。
  4. 前記ディスク判別手段は、前記検出された回転数の減少量が第一所定量未満である場合にディスクが無いと判別し、前記検出された回転数の減少量が前記第一所定量以上、且つ、該第一所定量よりも大きい第二所定量未満である場合に第一のディスクが有ると判別し、前記検出された回転数の減少量が前記第二所定量以上である場合に前記第一のディスクよりも大きい第二のディスクが有ると判別する、請求項1又は請求項2に記載のディスク装置。
  5. 前記ディスク判別手段は、前記ターンテーブルが前記挟持位置に到達するまで前記検出される回転数の減少量が所定量以上になるか否かを判断し、前記検出された回転数の減少量が前記所定量以上になった場合にはディスクが有ると判別し、前記検出された回転数の減少量が前記所定量未満のまま前記ターンテーブルが前記挟持位置に到達した場合にはディスクが無いと判別する、請求項1に記載のディスク装置。
  6. 前記ディスク判別手段は、前記ターンテーブルが前記挟持位置に到達するまで前記検出される回転数が所定値以下になるか否かを判断し、前記検出された回転数が前記所定値以下になった場合にはディスクが有ると判別し、前記検出された回転数が前記所定値よりも大きいまま前記ターンテーブルが前記挟持位置に到達した場合にはディスクが無いと判別する、請求項1に記載のディスク装置。
  7. 前記事前回転手段は、ディスクから情報を再生する場合の前記ターンテーブルの回転数よりも少ない回転数、且つ、ディスクから情報を再生する場合の前記ターンテーブルの回転トルクよりも小さい回転トルクで前記ターンテーブルを回転させる、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のディスク装置。
  8. ディスクをロード位置に引き込む引き込み手段と、解放位置から前記ロード位置にあるディスクの挟持位置に移動可能なターンテーブルと、を備えたディスク装置のディスク判別方法であって、
    前記挟持位置に到達する前に前記ターンテーブルを予め回転状態にし、
    前記ターンテーブルの回転数を検出し、
    前記ターンテーブルが回転状態になった後に検出された回転数に基づいてディスクの有無とディスクのサイズの少なくとも一方を判別する、ディスク装置のディスク判別方法。
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