JP6200631B2 - 乾式界壁 - Google Patents

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Description

本発明は、空間と空間との境界を形成するための乾式界壁に係り、特に、境界を形成するにあたり、高い遮音性と耐火性とを双方実現することを可能とした乾式界壁に関するものである。
昨今、共同住宅、長屋、寄宿舎等のように住戸等が連続して存在する建築物が多数建築されている。
これらの建築物は、隣接する住戸等を分離する戸境壁としての界壁を有している。
なお、界壁は、隣接する住戸等を分離する所謂「境界」を形成するために使用される。
一般的に、この界壁は、上下(上階床及び当該階床)にランナーを取り付け、その上下ランナーにスタッドを立て、そのスタッドを下地として石膏ボードを貼り付けることによって立設される。
他の方法としては、フレームにスタッドを予め取り付けておき、パネル化されたものの上下を上階床及び当該階床に固定し、石膏ボードを貼り付ける方法がとられる。
また、これらに加え、壁等の遮音性能を向上させるためには、「面材増貼り」や「遮音シート貼り」等の方法が用いられることが多い。
更に、特に耐火性能もまた要求される間仕切壁(界壁)の場合には、その要求性能を満たす仕様の壁に面材や遮音シートを増貼りするしかないというのが現状であった。
このような状況下において、性能を向上させるために、裏面に鉛シートを取付けた間仕切壁(界壁)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、間仕切壁が開示されている。
この間仕切壁は、壁下地と、壁下地の表裏面に各々貼付される複数枚の耐火ボードにより基本構成されている。
また、耐火ボードの壁下地側方向を向く面側には、遮音性能を向上させる機能を有する鉛シートが備えられている。
このように、鉛シートを備えることによって、遮音性能を向上させることに加えて、耐火ボードに付加された熱が、鉛シートの溶融及び流下による吸熱により除去されて、この作用により耐火性能を向上させることができる。
特許4241322号公報
確かに、特許文献1に係る技術においては、鉛シートを外張りした所謂「鉛シート付き耐火ボード」を外付けすることなく、耐火性及び遮音性を実現することができる。
しかし、鉛シートを面材に貼付すると、面材1枚当たりの重量が大きくなり、運搬・搬入・施工に負担がかかるという問題があった。
また、鉛は比較的硬度が低いため、什器や手摺を界壁に取付ける際の下地にはならないという問題もあった。
しかも、鉛シートを使用すると、鉛は融点が約330℃であるため、耐火性能(1時間耐火)を満足させることができないという問題点もある。
このため、耐火性能(1時間耐火)を満足させるためには、遮熱材を必要とするが、施工の手間が増えてコストが増加する。そしてこれに伴い、ビス本数等も増加し、コストが増加する。
更に、鉛は重金属であり、廃棄等にコストがかかり、ハンドリングし難いという問題点もあった。
また、遮音性能を向上させるために面材を増貼りすることも一般的に行われているが、当該方法をとると、界壁の厚みが大きくなり、部屋を圧迫するとともに施工手間が増えてコストも増大する。
通常、界壁の表裏面には、石膏ボードが貼付されているが、通常の石膏ボードでは、加熱開始15分程度で脱落するため、更なる耐火性が求められる。
このような状況下において、高い耐火性能及び遮音性能を両立させるとともに、施工性の良好な界壁の開発が望まれていた。
本発明の目的は、上記各問題点を解決することにあり、高い耐火性能と遮音性能を兼ね備えた乾式界壁を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、既存の界壁の壁厚を大きくすることなく、施工性が良好でコスト面においても有利な乾式界壁を提供することにある。
上記課題は、請求項1に係る乾式界壁によれば、上下方向に延びる1組の縦枠及び左右方向に延びる1組の横枠により略矩形環状に組立てられたパネルフレームと、前記パネルフレームの表裏面に各々配設されるとともに、1組の前記横枠を架橋連結するように延びる胴縁と、該胴縁に支持される複数の面材と、を少なくとも備え、複数の前記面材は、コインシデンス周波数の異なるものの組として使用されるとともに、前記面材の前記組は、前記パネルフレームの表裏面に各々備えられており、前記面材は、複数の締結部材によって、前記組を構成する前記面材が積層された状態で前記胴縁に取付けられ、前記組を構成する複数の前記面材は、第1面材及び第2面材で構成されており、前記第1面材及び前記第2面材は、各々石膏ボード及び強化石膏ボードであり、前記第2面材の厚みは、前記第1面材の厚みよりも大きくなるように構成されており、前記第2面材は、前記第1面材よりも壁体外側となるように積層固定されており、前記第2面材の前記パネルフレーム側の面には、網体が配設されていることにより解決される。
このように本発明に係る乾式界壁では、コインシデンス周波数の異なる面材を組合わせて表面材とし、遮音性能向上を実現した。
つまり、本発明においては、コインシデンス周波数の異なる面材を組合わせて使用することにより面材の振動による遮音性能の低下を低減させることができる。
更に、本発明においては、遮音性能を向上させるために一般的に行われている面材の増貼りの必要性がなく、界壁の厚みが大きくなることを回避し、部屋を圧迫することなく広い部屋面積を確保することができる。また、施工手間が減少し、コストを低減することができる。
このようにして、コインシデンス周波数を異ならせ、遮音性を有効に向上させることができる。
なお、第1面材の厚みとしては、約9.5〜約12.5mm、第2面材の厚みとしては約12.5〜15.0mm程度が望ましく、最適な組合せとしては、約9.5mm厚の第1面材が使用されるとともに、約15mm厚の第2面材が使用されるとよい。
このように構成されていることにより、熱加温による壁体の崩壊を防止し、耐火性を更に向上させることができる。
つまり、網体をパネルフレーム側(第1面材側)に向けた状態で第1面材の外側面側に重ねて配設することにより、網体の配設側が逆の場合(網体が外側面側に向けた状態で配設された場合)に比して、有効に耐火性を向上させることができる。
また、このとき、隣接する前記締結部材の距離は、前記パネルフレーム外周部分よりも中央部分の方が大きくなるように構成されていると好適である。
このように構成することで、面材を固定する締結材の距離(所謂、ビスピッチ)を周囲部分と中央部分とで変えることにより耐火性能を確保することができる。
このビスピッチは、本発明においては、端部約200mm、中央部約300mmが最適である。
このように構成されることによって、耐火性能を確保するとともに、施工上の混乱がなくなり、施工性が向上する。
つまり、本発明では、コインシデンス周波数の異なる面材を組合わせて表面材として遮音性能を向上させるとともに、面材を固定する締結材の距離(所謂、ビスピッチ)を周囲部分と中央部分とで変えることにより耐火性能をもまた実現することができることとなる。
また、前述した課題は、本発明に係る乾式界壁によれば、上下方向に延びる1組の縦枠及び左右方向に延びる1組の横枠により略矩形環状に組立てられたパネルフレームと、前記パネルフレームの表裏面に各々配設されるとともに、1組の前記横枠を架橋連結するように延びる胴縁と、該胴縁に支持される複数の面材と、を少なくとも備え、複数の前記面材は、コインシデンス周波数の異なるものの組として使用されるとともに、前記面材の前記組は、前記パネルフレームの表裏面に各々備えられており、前記面材は、複数の締結部材によって、前記組を構成する前記面材が積層された状態で前記胴縁に取付けられ、遮音面材を更に備え、前記遮音面材は、複数の鉄板片の集合体として構成されており、前記鉄板片が前記面材よりも前記パネルフレーム側に敷き詰められた状態で配設されて、前記遮音面材が、前記面材よりも前記パネルフレーム側に配設されるよう、前記面材に積層されて固定されることにより解決される。
このように構成されていると、遮音性能を更に向上させることができる。
また、鉄板である遮音面材は、什器等の取付け下地とすることができる。
さらに、鉄板を複数枚の鉄板片に分割したことにより(小さくしたことにより)、取付けが容易で、施工性が向上する。
また、複数枚の鉄板片を、面材よりもパネルフレーム側に敷き詰められた状態で配設したことにより、遮音性を一層向上させることができる。
更に、このとき、前記鉄板片は、前記面材とともに前記締結部材によって前記胴縁に固定されるとともに、前記胴縁に対する固定部分以外の場所において、前記面材の外側面からビスが打ち込まれていると好適である。
このように構成されているため、第1面材及び第2面材を鉄板側に引き寄せ、鉄板片の振動を抑えて、更に遮音性を向上させることができる。
なお、ビスは、鉄板片の中央部分に打たれると好適である。
また、具体的には、前記遮音面材の厚さは、1mmを超えないよう構成されていると好適である。
このように薄肉の遮音面材(鉄板)を使用することにより、遮音面材を入れたことによって、乾式界壁の総厚みはほとんど変わらない。
本発明に係る遮音面材(鉄板)は、1mm以下の薄肉の鉄板が使用されるが、最適には、肉厚約0.8mmの遮音面材(鉄板)を使用することが好ましい。
本発明に係る乾式界壁においては、面材を固定する締結材の距離(所謂、ビスピッチ)を周囲部分と中央部分とで変えるとともに、コインシデンス周波数の異なる面材を組合わせて表面材とすることにより耐火性能を有する乾式界壁に、高い遮音性能を付与することが可能となる。
また、面材に網体を配設することにより、一層の耐火性を確保するとともに、複数の面材の内側(石膏ボードの壁体内部側)に遮音面材(鉄板)を配設することにより、既存の界壁の壁厚を大きくすることなく、一層の遮音効果を実現することが可能となる。
このように、本発明においては、高い耐火性能と遮音性能とを双方兼ね備えることができるとともに、既存の界壁の壁厚を大きくすることなく、施工性が良好でコスト面においても有利な乾式界壁を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る乾式界壁の分解説明図である。 本発明の一実施形態に係る乾式界壁の三面図である。 本発明の一実施形態に係る乾式界壁の縦方向端面図である。 本発明の一実施形態に係る胴縁取付金物の三面図である。 本発明の一実施形態に係る胴縁取付金物の使用説明図である。 本発明の一実施形態に係る乾式界壁の組立状態を示す拡大説明図である。 本発明の改変例に係る乾式界壁の分解説明図である。 本発明の改変例に係る鉄板片の固定状態を示す説明図である。 本発明の改変例に係る遮音試験結果を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、高い耐火性能と遮音性能とを双方兼ね備えることができるとともに、既存の界壁の壁厚を大きくすることなく、施工性が良好でコスト面においても有利な乾式界壁に関するものである。
図1乃至図9は、本発明に係る一実施形態を示すものであり、図1は乾式界壁の分解説明図、図2は乾式界壁の三面説明図、図3は乾式界壁の縦方向端面図、図4は胴縁取付金物の三面図、図5は胴縁取付金物の使用説明図、図6は乾式界壁の組立状態を示す拡大説明図である。
図7乃至図9は改変例を示すものであり、図7は乾式界壁の分解説明図、図8は鉄板片の固定状態を示す説明図、図9は遮音試験結果を示すグラフである。
図1乃至図6により、本実施形態に係る乾式界壁Wについて説明する。
なお、本実施形態に係る「乾式界壁」とは、石膏ボードを使用した壁を指し、コンクリート等を型に流し込んで硬化させることにより形成する「湿式壁」に対する用語として使用する。
本実施形態に係る乾式界壁Wは、乾式二重構造の壁体であり、パネルフレームF、第1面材としての第1石膏ボードB1,B1、第2面材としての第2石膏ボードB2,B2、ロックウールGを主要構成要素として構成されている。
なお、図1においては、パネルフレームFを2個水平方向に柱Pを介して連結して、その空洞部にロックウールGを配設し、その表裏面に第1石膏ボードB1,B1、第2石膏ボードB2,B2、を各々貼付した例を示した。
しかし、パネルフレームF、第1石膏ボードB1、第2石膏ボードB2、ロックウールGの使用個数、配置例等はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、使用場所やその狭広等に応じて、どのようにでも構成することができる。
例えば、パネルフレームFを一個使用し、その表裏面に第1石膏ボードB1,B1、第2石膏ボードB2,B2、を各々貼付したものであってもよい。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るパネルフレームFは、金属製の長尺状部材を組み立てたもので、フレーム本体1と、複数の面材取付け用胴縁2を有して構成されている。面材取付け用胴縁2が、特許請求の範囲の「胴縁」に相当する。
フレーム本体1は、2本の縦枠11,11と、2本の横枠12,12と、2本の中間横枠13,13を有して構成されている。
なお、本実施形態においては、更に、ブレース14,14を備えて構成されている。
これらブレース14の使用個数や配置等は、本実施形態における例に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、どのように設定されていてもよい。
また、中間横枠13等他の部材も同様である。
本実施形態においては、2本の縦枠11,11と、2本の横枠12,12としては、溝型鋼が使用されており、これらが矩形フレーム状に組み立てられて一体化されている。
また、本実施形態においては、中間横枠13,13は、リップ付き溝型鋼が使用されており、縦枠11,11の高さ方向略中央部を連結するように、横枠12,12に対して略並行となるよう所定距離離隔して配設されている。
また、パネルフレームFの内隅部を対角線上に連結するように、2本のブレース14,14が配設されている。
更に、本実施形態に係る面材取付け用胴縁2は、長尺状のリップ付溝型鋼であり、2本の横枠12,12間に渡って架橋するように配設される。
面材取付け用胴縁2は、一定間隔離隔して、水平方向(縦枠11と略並行な方向)に並列するように取付けられる。
このとき、縦枠11と、この縦枠11に隣接する面材取付け用胴縁2(水平方向最端部側に配設される面材取付け用胴縁2)との距離t1は、互いに隣接する面材取付け用胴縁2,2(水平方向中央側に配設される面材取付け用胴縁2,2)間の距離t2よりも小さくなるように構成されている。
なお、本実施形態においては、面材取付け用胴縁2は、中間横枠13の表裏面に各々配設され、1個のパネルフレームFに対して、表裏面に各々4本ずつ、合計8本使用されている。
面材取付け用胴縁2の取付け方法を図3乃至図5により説明する。
面材取付け用胴縁2は、胴縁取付金物Sを介して、中間横枠13の所定位置に取付けられる。
図4に示すように、胴縁取付金物Sは、略矩形平板状の底面部51、前面部52、後面部53、側面材54,54を有して構成されている。
前面部52は、底面部51の一長辺から立上がる略矩形平板状部であり、後面部53は、底面部51の一長辺(前面部51が立上がる長辺と対向する長辺)から、前面部51と同方向に立上がっている。
前面部52の両端部は、外側(後面部53が配設される側と逆側)に向けて若干反り返っており、この部分を以下、「前面部把持羽根部52a」と記す。
また、後面部53は、断面略く字形状に屈曲している。
後面部53は、底面部51から、内側方向(前面部52が配設される側)に向けて立上がるとともに、前面部52の高さ(底面部51からの距離)より若干高い位置で外側(前面部52が配設される側と逆側)方向に屈曲して、断面略く字形状を形作っている。
なお、この屈曲部分を以下、「後面部弾性把持部53a」と記す。
側面材54は、底面部51の相対向する両短辺(前面部52及び後面部53が立上がる長辺と略直交している2辺)から、前面部52及び後面部53と同方向に立ち上がる側壁である。
側面材54は、前面部52(前面部把持羽根部52a)及び後面部53(後面部弾性把持部53a)と所定の間隔が形成されるように配置される。
側面材54前方部と前面部52(前面部把持羽根部52a)との距離をu1、側面材54後方部と後面部53(後面部弾性把持部53a)との距離をu2とすると、u1は、面材取付け用胴縁2の厚みより若干小さめ(圧入可能な程度)となるように構成されるとともに、u2は、中間横枠13の厚みより若干小さめ(圧入可能な程度)となるように構成される。
図5に示すように、中間横枠13の端部は、側面材54後方部と、後面部53を構成する後面部弾性把持部53aとの間に把持固定される。
つまり、上述のように、u2は、中間横枠13の厚みとほぼ同じ(若干小さめ)となるように構成されているため、この間隙に中間横枠13の端部を圧入すると、中間横枠13の端部は当該箇所に把持される。
このとき、中間横枠13は、この間隙を押し広げるように圧入されるため、後面部53の復元力を後面部弾性把持部53aから受ける。よって、中間横枠13の端部はこの空間に確実に把持される。
また、面材取付け用胴縁2の端部(リップ部分)は、側面材54前方側と、前面部52を構成する前面部把持羽根部52aとの間に把持固定される。
つまり、上述のように、u1は、面材取付け用胴縁2の厚みより若干小さめとなるように構成されているため、この間隙に面材取付け用胴縁2の端部(リップ部分)を圧入すると、この端部は当該箇所に把持される。
このとき、面材取付け用胴縁2の端部(リップ部分)は、この間隙を押し広げるように圧入されるため、前面部52を構成する前面部把持羽根部52aからの復元力を受ける。
よって、面材取付け用胴縁2の端部(リップ部分)は、この空間に確実に把持される。
このようにして、面材取付け用胴縁2は、胴縁取付金物Sを介して、中間横枠13に取付けられる。
本実施形態に係るロックウールGは、一般的に使用されるロックウールであり、パネルフレームFの間隙に配設される。
最適には、密度30kg/m以上、かつ厚み55mm以上のロックウールを使用することが望ましい。
このロックウールGは、縦枠11,11、横枠12,12、中間横枠13,13、ブレース14,14と、8本の面材取付け用縦胴縁2とで囲まれた空間に詰め込まれる状態で配設される。
これにより、遮音性能が向上する。
本実施形態に係る第1石膏ボードB1は、所謂壁材として使用される石膏ボードであり、第2石膏ボードB2は、所謂壁材として使用される強化石膏ボードである。
なお、第2石膏ボードB2の一面側には、網体としての網B21が配設されている。
これは、加温による壁体の崩壊を防止し、耐火性を向上させるためである。
第1石膏ボードB1と、第2石膏ボードB2とは、遮音性を高めるため、コインシデンス周波数の異なる組合せとする必要があるため、両者の肉厚は異なるものが使用されている。
第1石膏ボードB1の肉厚としては、約9.5〜約12.5mm、第2石膏ボードB2の肉厚としては約12.5〜15.0mm程度が望ましく、本実施形態においては、最適な組合せとして、約9.5mm肉厚の第1石膏ボードB1が使用されるとともに、約15mm肉厚の第2石膏ボードB2が使用されている。
第1石膏ボードB1は、フレーム本体1側に配設され、第2石膏ボードB2は、網B21をフレーム本体1側(第1石膏ボードB1側)に向けた状態で第1石膏ボードB1の外側面側に重ねて配設される。
つまり、第2石膏ボードB2は、網B21をフレーム本体1側に向けた状態で、固定される。
また、第2石膏ボードB2は、第1石膏ボードB1の外側面側に重ねられた状態で、つまり、第1石膏ボード1を第2石膏ボードB2と面材取付け用胴縁2とで挟持した状態で、面材取付け用胴縁2に固定される。
なお、本実施形態においては、第2石膏ボードB2は、網B21をフレーム本体1側に向けた状態で、第1石膏ボードB1の外側面側に重ねて配設されるが、これは、逆の場合(網B21が外側面側に向けた状態で配設された場合)に比して耐火性が向上するためである。
また、第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2は、フレーム本体1の表裏面に各々同様に配設される。
図6により、第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2の貼付状態を説明する。
第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2は、面材取付け用胴縁2に取付けられる。
図6に示すように、第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2は積層された状態で、複数の面材取付け用胴縁2に締結材Tによって取付けられる。
第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2は、一箇所につき3本の締結材Tで取付けられる。本実施形態においては、第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2は、複数の小片が集合することにより構成されており、締結材Tの取付け箇所としては、隣接する小片の結合箇所となっている。
なお、本実施形態においては、一箇所につき3本の締結材Tを使用したが、締結材Tの本数・取付方等は、これに限られることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、どのように設定されていてもよい。
また、第1石膏ボードB1と第2石膏ボードB2の結合箇所は異なるように構成されており、つまり、第1石膏ボードB1が結合箇所の外側には、第2石膏ボードB2の結合箇所は配置されないようになっている。
そして、この位置においては、2本の締結部材Tが、第1石膏ボードB1の境界部分を挟む位置に各々配設され、それらの中間地点の位置において、積層された第2石膏ボードB2の外側から面材取付け用胴縁2へと締結部材Tが1本配設される。
更に、第2石膏ボードB2が結合箇所の内側には、第1石膏ボードB1の結合箇所は配置されないようになっている。
この位置においては、積層された第2石膏ボードB2の外側から面材取付け用胴縁2へ向けて、2本の締結部材Tが、第2石膏ボードB2の境界部分を挟む位置に各々配設され、それらの中間地点の位置において、第1石膏ボードB1の外側から面材取付け用胴縁2へ向けて、締結部材Tが1本配設される。
なお、隣接する面材取付け用胴縁2,2には、互いに異なる結合部位が配設されるように構成される。つまり、ある面材取付け用胴縁2に第1石膏ボードB1の結合部位が配設されれば、これに隣接する面材取付け用胴縁2には、第1石膏ボード1の結合部位は配設されず、第2石膏ボードB2の結合部位が配設される。
また、表裏面に配設される第1石膏ボードB1と第2石膏ボードB2も同様であり、ある表面側の面材取付け用胴縁2に第1石膏ボードB1の結合部位が配設されれば、この裏面側の面材取付け用胴縁2には、第1石膏ボードB1の結合部位は配設されず、第2石膏ボードB2の結合部位が配設される。
更に、本実施形態においては、所謂「ビスピッチ」が、第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2共に、端部200mm、中央部300mmとしている。
このように構成されることによって、耐火性能を確保するとともに、施工上の混乱がなくなり、施工性が向上する。
次いで、図3及び図6により、乾式界壁Wの立設状態について一例を説明する。
なお、乾式界壁Wの立設場所により、若干の差異はあるが、基本的な構造は同様である。
上記のとおり、縦枠11,11、横枠12,12、中間横枠13,13、ブレース14,14で組み立てられた矩形フレーム状のフレーム本体1には、その中空部分にロックウールGが詰められるとともに、面材取付け用胴縁2は、胴縁取付金物Sを介して、中間横枠13の所定位置に取付けられる。
また、図3に示すように、この中間横枠13,13の所定位置には、複数の面材取付け用胴縁2が、複数の胴縁取付金物Sを介して、取付けられる。
更に、フレーム本体1を水平方向に連結する際には、図6に示すように、柱Pの水平方向に対抗する側壁に、縦枠11,11をボルトにより各々締結する。
つまり、柱Pを介してフレーム本体1,1が連結されることとなる。
フレーム本体1は、図3に示すように、上部に配設される横枠12を上部梁H1に連結するとともに、下部に配設される横枠12を下部梁H2に連結することにより、上下部梁H1,H2間に配設される。
そして、横枠12,12間に配設された複数の面材取付け用胴縁2に第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2が配設される。
配設方法は、上記の通りであるため、説明を省略する。
(改変例)
次いで、図7及び図8により、本実施形態の改変例を説明する。
なお、改変箇所を除いては、上記実施形態に係る乾式界壁Wの構成と同様の構成であるため、同様の構成部分の説明は省略する。
本例においては、上記例の第1石膏ボードB1よりも内側(面材取付け用胴縁2側)に肉薄の遮音面材としての鉄板Iを配設した。
これにより、遮音性能を更に向上させることができる。
また、鉄板Iを什器等の取付け下地とすることができる。
本実施形態に係る鉄板Iは、1mm以下の薄肉の鉄板が使用され(本実施形態においては、肉厚0.8mmの鉄板を使用する)、複数枚の略矩形状に形成された鉄板片I1の集合体として使用される。
このように、薄肉の鉄板Iを使用することにより、乾式界壁Wの総厚みがほとんど変化しない(つまり、厚くなりすぎることがない)。
また、本実施形態においては、一枚の鉄板片I1のサイズは、450mm×800mmとし、これを間隙無く、第1石膏ボードB1よりも内側(面材取付け用胴縁2側)に貼り詰める。
このように鉄板Iを複数枚の鉄板片I1に分割し、上記サイズとしたことにより(小さくしたことにより)、取付けが容易で、施工性が向上する。
この張り詰め方法は、どのような方法でもよいが、一例として、図8による方法を示す。
この方法では、鉄板片I1の水平方向両端辺側にクリップ部I11,I11を各々形成
する。
そして、これらクリップ部I11,I11により、隣接する面材取付け用胴縁2,2間を突っ張り固定することにより、鉄板片I1を隣接する面材取付け用胴縁2,2間に固定する。
クリップ部I11は、本体接合部I11a、爪部I11bを有して構成されている。
本体接合部I11aは、その一端部が鉄板片I1に固定されている。
そして、他端側は、鉄板片I1から水平方向に延出した後、壁体内側方向に鈍角を成して屈曲している。
そして、本体接合部I11aの他端部には、爪部I11bが形成されている。
爪部I11bは、本体接合部I11aと、鉄板片I1から離れる方向に形成される角度が鋭角を成すように、本体接合部I11aの他端側に溶接されている。
なお、爪部I11bと、本体接合部I11aとが、鉄板片I1から離れる方向に形成する内隅(鋭角を成す)を、「胴縁当接部I111」と記す。
また、一枚の鉄板片I1の水平方向両端辺側に形成された2個のクリップ部I11,I11を構成する2個の胴縁当接部I111,I111間の距離は、隣接する面材取付け用胴縁2,2間の距離よりも若干大きくなるように構成されている。
鉄板片I1は、胴縁当接部I111に面材取付け用胴縁2のリップ側外隅部を保持することにより、面材取付け用胴縁2に取付けられる。
このとき、上記の通り、一枚の鉄板片I1の水平方向両端辺側に形成された2個のクリップ部I11,I11を構成する2個の胴縁当接部I111,I111間の距離は、隣接する面材取付け用胴縁2,2間の距離よりも若干大きくなるように構成されているため、隣接する面材取付け用胴縁2,2間に鉄板片I1を取付ける際には、隣接する面材取付け用胴縁2,2間に、一枚の鉄板片I1の水平方向両端辺側に形成された2個のクリップ部I11,I11(本体接合部I11a,I11a)を圧入することとなる。
このようにして、隣接する面材取付け用胴縁2,2のリップ側外隅部を胴縁当接部I111,I111に嵌入すると、本体接合部I11a,I11aの復元力により、鉄板片I1は、隣接する面材取付け用胴縁2,2に突っ張り固定されることとなる。
このように、現場で簡易に複数の鉄板片I1を短時間で貼付することが可能となる。
また、本実施形態においては、鉄板片I1を第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2に引き付けるように、鉄板片I1の中央部分に、第2石膏ボードB2の外側から、ビスを打ち付けてある。
これにより、鉄板片I1の振動を抑えて、更に遮音性を向上させることができる。
図9に、鉄板Iを使用した際の防音性能試験の結果を示す。
このように、鉄板Iを使用することにより、Rr−55以上の高遮音性能を実現することができることがわかる。
なお、この複数枚の鉄板片I1の貼付は、上記クリップの代わりに両面テープにより行ってもよい。
そして、本例においては、鉄板片I1の中央部分にビス打ちを施す構成とした。
これにより、第2石膏ボードB2(及び第1石膏ボードB1)に鉄板Iを引き寄せることができるため、鉄板片I1の振動を抑え、より一層防音性能を高めることが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る乾式界壁Wは、パネルフレームFの骨組み空間部にロックウールGを詰め込み、そのパネルフレームFの表裏面に各々第1石膏ボードB1,B1、第2石膏ボードB2,B2、を貼付することにより構成される。
このとき、本実施形態においては、最適な肉厚の組合せとして、約9.5mm肉厚の第1石膏ボードB1を使用するとともに、約15mm肉厚の第2石膏ボードB2を使用した。
このため、コインシデンス周波数の異なる組合せとなり、遮音性が向上する。
また、第2石膏ボードB2の一面側(フレーム本体1側)には、網B21が配設されているため、加温による壁体の崩壊が防止され、耐火性が向上する。
更に、ビスピッチを、第1石膏ボードB1及び第2石膏ボードB2共に、端部200mm、中央部300mmとしたため、施工上の混乱がなくなり、施工性が向上する。
これらに加え、第1石膏ボードB1よりも内側(面材取付け用胴縁2側)に肉薄の鉄板Iを配設すると、遮音性能を更に向上させることができる。
また、鉄板Iを什器等の取付け下地とすることができる。
更に、鉄板Iを複数枚の鉄板片I1に分割したことにより、取付けが容易で、施工性が向上する。
また、更に、分割した鉄板片I1の中央部のビスを捨て打ちすることにより、鉄板片I1を第2石膏ボードB2及び第1石膏ボードB1に引き付けて振動を抑制し、防音性能を高めることができる。
このように、様々な技術の組合せにより、耐火性能と防音性能とを兼ね備えるとともに、高い施工性を持つ乾式界壁Wを提供することが可能となった。
1 フレーム本体
11 縦枠
12 横枠
13 中間横枠
14 ブレース
2 面材取付け用胴縁(胴縁)
51 底面部
52 前面部
52a 前面部把持羽根部
53 後面部
53a 後面部弾性把持部
54 側面材
B1 第1石膏ボード(第1面材)
B2 第2石膏ボード(第2面材)
B21 網(網体)
F パネルフレーム
G ロックウール
H1 上部梁
H2 下部梁
I 鉄板(遮音面材)
I1 鉄板片
I11 クリップ部
I11a 本体接合部
I11b 爪部
I111 胴縁当接部
P 柱
S 胴縁取付金物
T 締結材
W 乾式界壁

Claims (5)

  1. 上下方向に延びる1組の縦枠及び左右方向に延びる1組の横枠により略矩形環状に組立てられたパネルフレームと、
    前記パネルフレームの表裏面に各々配設されるとともに、1組の前記横枠を架橋連結するように延びる胴縁と、
    該胴縁に支持される複数の面材と、を少なくとも備え、
    複数の前記面材は、コインシデンス周波数の異なるものの組として使用されるとともに、前記面材の前記組は、前記パネルフレームの表裏面に各々備えられており、
    前記面材は、複数の締結部材によって、前記組を構成する前記面材が積層された状態で前記胴縁に取付けられ、
    前記組を構成する複数の前記面材は、第1面材及び第2面材で構成されており、
    前記第1面材及び前記第2面材は、各々石膏ボード及び強化石膏ボードであり、
    前記第2面材の厚みは、前記第1面材の厚みよりも大きくなるように構成されており、
    前記第2面材は、前記第1面材よりも壁体外側となるように積層固定されており、
    前記第2面材の前記パネルフレーム側の面には、網体が配設されていることを特徴とする乾式界壁。
  2. 隣接する前記締結部材の距離は、前記パネルフレーム外周部分よりも中央部分の方が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の乾式界壁。
  3. 上下方向に延びる1組の縦枠及び左右方向に延びる1組の横枠により略矩形環状に組立てられたパネルフレームと、
    前記パネルフレームの表裏面に各々配設されるとともに、1組の前記横枠を架橋連結するように延びる胴縁と、
    該胴縁に支持される複数の面材と、を少なくとも備え、
    複数の前記面材は、コインシデンス周波数の異なるものの組として使用されるとともに、前記面材の前記組は、前記パネルフレームの表裏面に各々備えられており、
    前記面材は、複数の締結部材によって、前記組を構成する前記面材が積層された状態で前記胴縁に取付けられ、
    遮音面材を更に備え、
    前記遮音面材は、複数の鉄板片の集合体として構成されており、
    前記鉄板片が前記面材よりも前記パネルフレーム側に敷き詰められた状態で配設されて、前記遮音面材が、前記面材よりも前記パネルフレーム側に配設されるよう、前記面材に積層されて固定されることを特徴とする乾式界壁。
  4. 前記鉄板片は、前記面材とともに前記締結部材によって前記胴縁に固定されるとともに、
    前記胴縁に対する固定部分以外の場所において、前記面材の外側面からビスが打ち込まれていることを特徴とする請求項に記載の乾式界壁。
  5. 前記遮音面材の厚さは、1mmを超えないことを特徴とする請求項又は請求項に記載の乾式界壁。
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