JP6200190B2 - 放射性廃棄物検査装置および放射性廃棄物検査方法 - Google Patents
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Description
(1)実施形態1
(装置構成)
図1は、実施形態1による放射性廃棄物検査装置の概略構造を示す斜視図であり、図2は、図1に示す装置の平面図である。図1および図2に示す放射性廃棄物検査装置は、搬入クレーンCL1、第1乃至第3の検査領域RT1〜RT3にそれぞれ設けられた第1乃至第3の検査部UT1〜UT3、ドラム搬送コンベア3、および搬出クレーンCL2を含む。
図1および図2に示す放射性廃棄物検査装置の動作について図3のタイムチャートを参照しながら説明する。
まず、搬入クレーンCL1により、廃棄体Dをパレット2から取り出し、ドラム搬送コンベア3に移動する。移動後、ドラム搬送コンベア3により廃棄体Dを第1検査部UT1の検査場所に移動する。
外観検査の結果は、帳票記録ができるよう、録画画像をモニタ画面(図示せず)に表示させ、ドラム缶番号、ドラム缶製造者(製造年月日含む)番号等を帳票にて出力させることが可能になっている。また、モニタ(図示せず)上の任意の画面に対し、タッチペンでのマーキングやコメントの追記を行い、その画面を帳票に印刷することも可能な構成になっている。
(装置構成)
図4は、実施形態2による放射性廃棄物検査装置の概略構成を示す平面図である。図2との対比により明らかなように、本実施形態の特徴の一つは、上下側面表面線量当量率測定検査装置10に代えて上下面表面線量当量率測定検査装置102および側面表面線量当量率測定検査装置104を含み、ラベリング以外の上述した検査装置および測定装置のうち、放射能量測定装置15と側面表面線量当量率測定検査装置104のみを第2検査部UT2に配置し、他の検査装置および測定装置を全て第1検査部UT1に配置した点にある。
図4に示す放射性廃棄物検査装置の動作について図5のタイムチャートを参照しながら説明する。図3との対比により明らかなように、本実施形態の放射性廃棄物検査装置の動作における特徴の一つは、第1検査部UT1および第2検査部UT2のそれぞれの領域内では、廃棄体Dがドラム搬送コンベア3によって移動することなく、検査・測定がなされる点にある。
第1検査部UT1では、まず重量測定装置13が重量測定を行う。続いて、外観検査装置9が廃棄体Dの上面、下面および側面に亘る外観検査を行う。次いで、所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11により、廃棄体Dから所定距離だけ離れた位置、例えば約1m離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する。既に外観検査により廃棄体Dの全表面の外観が録画されているので、所定離隔位置側面線量当量率の測定中に同時進行で録画映像での外観確認を行ことが可能である。
(1)実施形態1
以下、実施形態1による放射性廃棄物検査方法について図6のフローチャートを参照しながら説明する。図6のフローチャートにおいて、ステップS11からS16までの工程は第1検査領域RT1(図1参照)、ステップS21からS25までの工程は第2検査領域RT2(図1参照)、およびステップS31からS33の工程は第3検査領域RT3(図1参照)における検査・測定である。
次いで、廃棄体Dから所定距離だけ離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する(ステップS22)。この所定距離は、本実施形態において約1mである。
次いで、実施形態2による放射性廃棄体検査方法について図7のフローチャートを参照しながら説明する。図7のフローチャートにおいて、ステップS61からS67までの工程は第1検査領域RT1、ステップS71からS73までの工程は第2検査領域RT2、およびステップS81からS83の工程は第3検査領域RT3における検査・測定である。第1検査領域RT1から第2検査領域RT2への廃棄体Dの移動、および、第2検査領域RT2から第3検査領域RT3への廃棄体Dの移動は、例えば図1に示すドラム搬送コンベア3を用いた平行移動により行われる。ただし、本実施形態において、各検査領域内では廃棄体Dが平行移動することなく、検査・測定がなされる。
Claims (7)
- 第1乃至第3の検査部を有する検査領域と、
被検査体である放射性廃棄物の検査領域における平行移動を前記第1の検査部から前記第2の検査部への平行移動と、前記第2の検査部から前記第3の検査部への平行移動のみに限る搬送コンベアと、
を備え、
前記第1の検査部は、前記放射性廃棄物の側面線量当量率検査および放射能量測定以外の検査を実行する第1の検査装置群を含み、
前記第2の検査部は、前記放射性廃棄物の側面表面線量当量率検査と前記放射性廃棄物の放射能量測定とを並行処理する第2の検査装置群を含み、
前記第3の検査部は、前記放射性廃棄物にラベルを貼り、印字するラベリング装置を含む、
放射性廃棄物検査装置。 - 前記第2の検査部は、前記放射性廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度を同定する放射能量測定装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の放射性廃棄物検査装置。
- 前記第2の検査部は、前記放射性廃棄物の側面表面からの最大放射線当量率を測定し埋設基準に合格にしているかどうかを確認する側面表面放射線量当量率測定装置をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の放射性廃棄物検査装置。
- 前記第1の検査部は、
前記放射性廃棄物のそれぞれの重量を測定する重量測定装置と、
前記放射性廃棄物の全表面の放射性物質汚染密度を測定する表面汚染密度測定検査装置と、
放射性廃棄物における損傷または変形の有無、および製造番号を読み取る外観検査装置と、
前記放射性廃棄物の上下表面からの最大放射線当量率を測定し埋設基準に合格しているかどうかを確認する上下面表面線量当量率測定検査装置と、
を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の放射性廃棄物検査装置。 - 前記第1の検査部は、
前記放射性廃棄物から所定距離離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する側面線量当量率測定検査装置をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の放射性廃棄物検査装置。 - 前記放射性廃棄物を前記搬送コンベア上に搬入する搬入クレーンと、
前記放射性廃棄物を前記搬送コンベアから搬出する搬出クレーンと、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の放射性廃棄物検査装置。 - 第1乃至第3の検査部を有する検査領域と、
被検査体である放射性廃棄物の検査領域における平行移動を前記第1の検査部から前記第2の検査部への平行移動と、前記第2の検査部から前記第3の検査部への平行移動のみに限る搬送コンベアと、
を備える放射性廃棄物検査装置を用いる放射性廃棄物検査方法であって、
前記搬送コンベアにより、被検査体である放射性廃棄物を前記第1の検査部から前記第3の検査部に至るまで順次に平行に移動させることと、
前記第2の検査部において前記放射性廃棄物の側面線量当量率検査と放射能量測定とを並行処理にて実行することと、
前記第1の検査部において、前記放射性廃棄物の側面線量当量率検査および放射能量測定以外の検査を実行することと、
前記第3の検査部において前記放射性廃棄物にラベルを貼り、印字することと、
を備える、放射性廃棄物検査方法。
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