JP6200190B2 - 放射性廃棄物検査装置および放射性廃棄物検査方法 - Google Patents

放射性廃棄物検査装置および放射性廃棄物検査方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、放射性廃棄物検査装置および放射性廃棄物検査方法に関する。
従来から、一般的な放射性廃棄物検査装置は、重量測定装置、表面汚染密度測定検査装置、外観検査装置、表面線量当量率測定検査装置、放射能量測定検査装置、ラベリング装置、および搬送クレーンで構成されている。外観検査では、廃棄体の上面、側面、および下面の外観が検査され、また、表面線量当量率測定検査では、廃棄体の上面、側面、下面、および側面から所定距離だけ離れた位置における表面線量当量率が測定され検査される。
このような従来の放射性廃棄物検査装置においては、放射性廃棄物検査装置への搬入、各検査装置間の移動および放射性廃棄物検査装置からの搬出に至るまで、放射性廃棄物の移動には搬送クレーンが使われていた。
しかしながら、このような検査フローでは、多くの検査測定時間が掛かってしまい、1日における廃棄体の処理本数能力が少なくなり、より多くの処理本数を要求された場合のニーズには対応できないという問題があった。
特開2009−162704号公報 特開2011−247828号公報
本発明が解決しようとする課題は、廃棄体に対する検査処理能力が高い放射性廃棄物検査装置および放射性廃棄物検査方法を提供することである。
実施形態の放射性廃棄物検査装置は、第1乃至第3の検査部と搬送コンベアとを持つ。前記搬送コンベアは、被検査体である放射性廃棄物を前記第1の検査部から前記第2の検査部へ移動させ、前記放射性廃棄物を前記第2の検査部から前記第3の検査部へ移動させる。前記第1の検査部は、前記放射性廃棄物の側面線量当量率検査および放射能量測定以外の検査を実行する第1の検査装置群を含む。前記第2の検査部は、前記放射性廃棄物の側面表面線量当量率検査と前記放射性廃棄物の放射能量測定とを実行する第2の検査装置群を含む。前記第3の検査部は、前記放射性廃棄物にラベルを貼り、印字するラベリング装置を含む。
実施形態1による放射性廃棄物検査装置の斜視図。 図1に示す装置の平面図。 図1に示す装置による測定、検査および放射性廃棄物移動のタイムチャート。 実施形態2による放射性廃棄物検査装置の平面図。 図4に示す装置による測定、検査および放射性廃棄物移動のタイムチャート。 実施形態1による放射性廃棄物検査方法のフローチャート。 実施形態2による放射性廃棄物検査方法のフローチャート。
以下、実施形態のいくつかについて図面を参照しながら説明する。図面において、同一の部分には同一の参照番号を付し、その重複説明は適宜省略する。
(A)放射性廃棄物検査装置
(1)実施形態1
(装置構成)
図1は、実施形態1による放射性廃棄物検査装置の概略構造を示す斜視図であり、図2は、図1に示す装置の平面図である。図1および図2に示す放射性廃棄物検査装置は、搬入クレーンCL1、第1乃至第3の検査領域RT1〜RT3にそれぞれ設けられた第1乃至第3の検査部UT1〜UT3、ドラム搬送コンベア3、および搬出クレーンCL2を含む。
搬入クレーンCL1は、被検査体である放射性廃棄物を収納した容器、例えばドラム缶(以下、適宜「廃棄体」と呼ぶ)Dを、装置外の移動可能な荷役台、例えば図1に示すパレット2からドラム搬送コンベア3まで移動させる。搬出クレーンCL2は、全ての検査に合格となった廃棄体Dを装置外の移動可能な保管設備、例えば図1に示すコンテナ8まで移動させる。ドラム搬送コンベア3は、廃棄体Dを第1の検査領域RT1から第3の検査領域RT3にまで平行に移動させる。これらの搬入クレーンCL1、ドラム搬送コンベア3および搬出クレーンCL2は、互いに独立して構成される。
なお、第1乃至第3の検査部UT1〜UT3において不合格となった廃棄体Dは、ドラム搬送コンベア3によって、図示しない不合格ドラム缶用置き台や不合格パレットに移動された後に、不合格ドラム缶用置き台の廃棄体Dは搬入クレーンCL1によって回収され、不合格パレットの廃棄体Dは荷物を運搬するための特殊自動車、例えばフォークリフトによって回収される。
第1検査部UT1は、重量測定装置13、表面汚染密度測定検査装置12、および外観検査装置9を含む。重量測定装置13は、廃棄体Dの重量をそれぞれ測定する。表面汚染密度測定検査装置12は、廃棄体Dの表面をろ布でふき取り、ふき取り終わったろ布を測定することにより廃棄体D全表面の放射性物質汚染密度を確認し、Ge測定時のコリメータ密度を決定する。本実施形態における表面汚染密度測定検査装置12は、廃棄体Dへの押し付け力が一定になるように構成され、また、不定曲面でのふき取りも可能な構成となっている。
外観検査装置9は、廃棄体Dにおける傷やへこみの有無や廃棄体製造番号を確認するための装置であり、本実施形態の外観検査装置9は、後述する第2検査部UT2で所定離隔位置側面線量当量率測定と上下側面表面線量当量率測定とが行われる前に廃棄体Dの全表面の外観を連続して録画する。このため、第2検査部UTにおいて所定離隔位置側面線量当量率測定と上下側面表面線量当量率測定とが行われている間中はいつでも録画映像での外観確認を行える機能構成となっている。
本実施形態において、重量測定装置13、表面汚染密度測定検査装置12、および外観検査装置9は例えば第1の検査装置群に対応する。
第2検査部UT2は、上下側面表面線量当量率測定検査装置10と、所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11と、放射能量測定装置15とを含む。
上下側面表面線量当量率測定検査装置10は、廃棄体Dの上下側面の表面からの最大放射線量当量率を測定し埋設基準に合格しているかを確認する。所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11は、廃棄体Dから所定距離だけ離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する。この所定距離は、本実施形態において約1mである。放射能量測定装置15は、廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度を同定する。
本実施形態において、上下側面表面線量当量率測定検査装置10、所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11、および放射能量測定装置15は、例えば第2の検査装置群に対応する。
第3検査部UT3は、ラベリング装置16を含む。
(動作)
図1および図2に示す放射性廃棄物検査装置の動作について図3のタイムチャートを参照しながら説明する。
まず、搬入クレーンCL1により、廃棄体Dをパレット2から取り出し、ドラム搬送コンベア3に移動する。移動後、ドラム搬送コンベア3により廃棄体Dを第1検査部UT1の検査場所に移動する。
第1検査部UT1では、まず重量測定装置13が重量測定を行い、続いて表面汚染密度測定検査装置12が表面汚染密度測定を行う。表面汚染密度測定は、ろ布で廃棄体表面の拭き取りを行った後でろ布の汚染密度測定を行う。一般的な表面汚染密度測定検査装置では、廃棄体Dの表面をろ布でふき取るためのアーム部からろ布が離れる恐れがあるため、外観検査を実施した後に表面汚染密度測定が行われていた。しかしながら、本実施形態の放射性廃棄物検査装置に設置される表面汚染密度測定検査装置12は、信頼性が向上しているため、表面汚染密度測定後に外観検査が可能となり、そのために、第1検査部UT1への配置が可能になった。
表面汚染密度測定に引き続いて、外観検査装置9が廃棄物の外観検査を行う。外観検査では廃棄物を収容するドラム缶における傷の有無などの検査を行い、外観検査の判断結果が入力されると、次の検査部に移動する。なお、表面汚染密度測定結果が出る前であっても外観検査の判断結果が入力されると、次の検査・測定に移ることが可能となっている。
外観検査の結果は、帳票記録ができるよう、録画画像をモニタ画面(図示せず)に表示させ、ドラム缶番号、ドラム缶製造者(製造年月日含む)番号等を帳票にて出力させることが可能になっている。また、モニタ(図示せず)上の任意の画面に対し、タッチペンでのマーキングやコメントの追記を行い、その画面を帳票に印刷することも可能な構成になっている。
外観検査に合格すると、廃棄体Dは次の検査部である第2検査部UT2へドラム搬送コンベア3により移動する。
第2検査部UT2では、まず、上下側面表面線量当量率測定検査装置10が廃棄体Dの上下側面の各表面からの最大放射線量当量率を測定し埋設基準に合格にしているかを確認する。上下側面の放射線量当量率が基準に合格していることが確認されると、所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11により、廃棄体Dから所定距離だけ離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する。この所定距離は、本実施形態において約1mである。
次いで、放射能量測定装置15により、廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度が同定される。
これらの表面線量当量率測定検査、所定離隔位置側面線量当量率測定検査および放射能量測定に合格した廃棄体Dは、ドラム搬送コンベア3により第3検査部UT3へ移動される。
第3検査部UT3では、ラベリング装置16が廃棄体Dの側面に所要のラベリングを貼付し、貼付後、整理番号等を印字する。ラベリングおよび印字後は廃棄体Dの全体をカメラにて目視確認し、整理番号等を自動認識した後、搬出クレーンCL2へとドラム搬送コンベア3により搬送される。搬送された廃棄体Dは、検査結果に応じて不合格パレット(図示せず)、抜取り廃棄体パレット(図示せず)またはコンテナに搬出クレーンCL2にて収納される。
第3検査部UT3における廃棄体Dへのラベリングおよび印字の目視確認は、図示しない撮像装置によりリアルタイム映像で外観検査が行われている。この撮像装置(図示せず)ではズーム機能、回転速度変更/逆回転/一時停止を自由に行えるように構成され、これにより、異常が確認された場合に早急に対応することが可能となっている。
このように、本実施形態の放射性廃棄物検査装置によれば、廃棄体Dは一旦検査領域に搬入されると、第1検査部UT1から第3検査部UT3に至るまでドラム搬送コンベア3により平行移動して検査されるので、移動に要する時間が短くなり、その分だけ全体の処理時間が短縮される。
例えば、廃棄体Dの移動に要する時間を約3分とし、例えば重量測定装置13→表面汚染密度測定検査装置12→外観検査装置9→上下側面表面線量当量率測定検査装置10→所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11→放射能量測定装置15→ラベリング装置16の順で各検査・測定装置間を移動させるとすると、検査領域内での廃棄体Dの移動だけで約3分×6回=約18分の時間を要することになる。
これに対して本実施形態によれば、廃棄体Dの移動は第1検査部UT1から第2検査部UT2まで、および第2検査部UT2から第3検査部UT3までの2回に限られるので、検査領域内での廃棄体Dの移動は約3分×2回=約6分の時間で済み、スループットを3倍向上させることができる。
(2)実施形態2
(装置構成)
図4は、実施形態2による放射性廃棄物検査装置の概略構成を示す平面図である。図2との対比により明らかなように、本実施形態の特徴の一つは、上下側面表面線量当量率測定検査装置10に代えて上下面表面線量当量率測定検査装置102および側面表面線量当量率測定検査装置104を含み、ラベリング以外の上述した検査装置および測定装置のうち、放射能量測定装置15と側面表面線量当量率測定検査装置104のみを第2検査部UT2に配置し、他の検査装置および測定装置を全て第1検査部UT1に配置した点にある。
すなわち、第1検査部UT1には、重量測定装置13、外観検査装置9、所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11、表面汚染密度測定検査装置12および上下面表面線量当量率測定検査装置102が配置される。これらの検査装置は、本実施形態において、例えば第1の検査装置群に対応する。
そして、第2検査部UT2では、放射能量測定装置15および側面表面線量当量率測定検査装置104が配置される。これらの検査装置は、本実施形態において、例えば第2の検査装置群に対応する。
(動作)
図4に示す放射性廃棄物検査装置の動作について図5のタイムチャートを参照しながら説明する。図3との対比により明らかなように、本実施形態の放射性廃棄物検査装置の動作における特徴の一つは、第1検査部UT1および第2検査部UT2のそれぞれの領域内では、廃棄体Dがドラム搬送コンベア3によって移動することなく、検査・測定がなされる点にある。
まず、搬入クレーンCL1が廃棄体Dをパレット2から取り出し、第1検査部UT1内でドラム搬送コンベア3上に移動する。
第1検査部UT1では、まず重量測定装置13が重量測定を行う。続いて、外観検査装置9が廃棄体Dの上面、下面および側面に亘る外観検査を行う。次いで、所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置11により、廃棄体Dから所定距離だけ離れた位置、例えば約1m離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する。既に外観検査により廃棄体Dの全表面の外観が録画されているので、所定離隔位置側面線量当量率の測定中に同時進行で録画映像での外観確認を行ことが可能である。
続いて、表面汚染密度測定検査装置12が、廃棄体Dの上面に対して汚染密度の測定検査を行い、次いで廃棄体Dの下面に対して汚染密度の測定検査を行う。
表面汚染密度測定検査装置12はさらに、廃棄体Dの側面に対して汚染密度の測定検査を行う。表面汚染密度測定検査装置12による廃棄体側面の汚染密度測定検査と同時に、上下面表面線量当量率測定検査装置102が廃棄体Dの上下面の各表面からの最大放射線量当量率を測定し埋設基準に合格にしているかを確認する。
表面汚染密度測定検査装置12による、廃棄体上面の汚染密度測定検査、廃棄体下面の汚染密度測定検査、および上下面表面線量当量率測定検査装置102による上下面の線量当量率測定の間、廃棄体Dは図示しない昇降機構および回転機構により垂直移動および回転を行う。既に外観検査により廃棄体Dの全表面の外観が録画されているので、上下面線量当量率の測定中に同時進行で録画映像での外観確認を行ことが可能である。
上下面の放射線量当量率が基準に合格していることが確認されると、合格した廃棄体Dをドラム搬送コンベア3が第2検査部UT2へ移動させる。
第2検査部UT2では、放射能量測定装置15が、廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度を同定する。この放射能量測定装置15の測定に並行して、側面表面線量当量率測定検査装置104が廃棄体Dの側面からの最大放射線量当量率を測定し埋設基準に合格にしているかを確認する。これにより、第2検査部UT2では、放射能量測定装置15による検査時間の範囲内で測定検査を終了させることができる。
第2検査部UT2では、第1検査部UT1で合格となりドラム搬送コンベア3により運搬されてきた廃棄体Dに対し、側面表面線量当量率の測定と放射能量測定とを同時に行う。このように同時測定が可能ではあるが、埋設基準を確認するために、まず側面表面線量当量率を測定し、それから放射能量測定により廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度を同定することとしてもよい。
第2検査部UT2での側面表面線量当量率測定検査および放射能量測定に合格した廃棄体Dは、ドラム搬送コンベア3により第3検査部UT3へ移動される。
第3検査部UT3では、前述した実施形態1と同様に、ラベリング装置16が廃棄体Dへのラベリングおよび印字を行う。
本実施形態によれば、検査・測定に最も処理時間を要する放射能量測定装置15を配置した第2検査部UT2において、放射能量測定装置15以外には放射能量測定装置15の動作と並行処理が可能な側面表面線量当量率測定検査装置104のみを配置するので、第2検査部UT2の処理時間を可能な限り短くすることができ、これにより、ひいては放射性廃棄物検査装置全体の処理能力を向上させることができる。
また、各検査部内において、廃棄体Dを移動させることなく全ての検査・測定が可能な配置になっているので、ドラム搬送コンベア3による廃棄体Dの移動も、第1検査部UT1から第2検査部UT2への移動、および第2検査部UT2から第3検査部UT3への移動に限定される。これにより、廃棄体Dの移動に要する時間をさらに短縮することができるので、放射性廃棄物検査装置全体の処理能力向上に寄与するほか、廃棄体Dの移動回数も少なくなってドラム缶を傷つける可能性もその分低減し、放射性廃棄物検査の安全性がさらに向上する。
また、第1検査部UT1で所定離隔位置側面線量当量率の測定と上下面表面線量当量率の測定が終了しているので、その分だけ第2検査部UT2での検査測定時間が短くなり、廃棄体処理を合理的に実施することができる。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の放射性廃棄物検査装置によれば、搬入クレーンCL1により装置内に一旦搬入されると、第1検査部UT1から第3検査部UT3に至るまで廃棄体Dはドラム搬送コンベア3により平行移動して検査されるので、移動に要する時間が短くなり、その分だけ全体の処理時間が短縮される。また、第1検査部UT1から第3検査部UT3まではクレーンのアームなどによる、廃棄物自身の重量に抗した保持・懸架の動作を受けないので、ドラム缶を傷つける恐れも落下のリスクもないので、高い安全性で検査を実施することができる。
(B)放射性廃棄物検査方法
(1)実施形態1
以下、実施形態1による放射性廃棄物検査方法について図6のフローチャートを参照しながら説明する。図6のフローチャートにおいて、ステップS11からS16までの工程は第1検査領域RT1(図1参照)、ステップS21からS25までの工程は第2検査領域RT2(図1参照)、およびステップS31からS33の工程は第3検査領域RT3(図1参照)における検査・測定である。
第1検査領域RT1から第2検査領域RT2への廃棄体Dの移動、および、第2検査領域RT2から第3検査領域RT3への廃棄体Dの移動は、例えば図1に示すドラム搬送コンベア3を用いた平行移動により行われる。
まず、被検査体である廃棄体Dを第1検査領域RT1へ移動させる(ステップS1)。このときの移動は、ドラム搬送コンベア3とは独立した搬入クレーン、例えば図1に示す搬入クレーン1を用いることが望ましい。
次に、廃棄体Dのそれぞれに対して重量測定を行う(ステップS11)。次いで、廃棄体Dに対して表面汚染密度の測定検査を行う。表面汚染密度は例えば上下面について行った(ステップS12)後、側面について行う(ステップS13)。このとき、図示しない昇降機構および回転機構を用いて廃棄体Dを垂直に移動させ、回転させる。
続いて、廃棄体Dの外観検査を行う(ステップS14)。より具体的には、廃棄物を収容するドラム缶における傷の有無などを検査する。
ここで、第1検査領域RT1での検査・測定に合格したかどうかを各廃棄体Dについて判定する(ステップS15)。合格した廃棄体Dはドラム搬送コンベア3などにより第2検査領域RT2へ移動する。不合格となった廃棄体Dがある場合には、同様にドラム搬送コンベア3などにより、不合格ドラム缶用置き台(図示せず)へ搬出される(ステップS16)。
次に、第1検査領域RT1での検査・測定に合格した廃棄体Dに対し、上下面および側面に亘って表面線量当量率を測定する(ステップS21)。
次いで、廃棄体Dから所定距離だけ離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する(ステップS22)。この所定距離は、本実施形態において約1mである。
さらに、放射能量測定により、廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度を同定する(ステップS23)。
第2検査領域RT2での検査・測定を終えた廃棄体Dに対し、合否判定を行う(ステップS24)。合格した廃棄体Dは、ドラム搬送コンベア3などにより第3検査領域RT3へ移動する。不合格となった廃棄体Dがある場合には、ドラム搬送コンベア3などにより、不合格廃棄体用のパレット(図示せず)へ搬出される(ステップS25)。
次いで、第3検査領域RT3では、第2検査領域RT2での検査・測定に合格した廃棄体Dに対し、ラベリングを行う(ステップS31)。より具体的には、廃棄体Dの側面に所要のラベリングを貼付し、貼付後、整理番号等を印字する。
ラベリング工程を終えた廃棄体Dについて、最終的な合否判定が行われる(ステップS32)。合格した廃棄体Dは、例えば図1に示す搬出クレーンCL2などにより、移動可能な保管設備、例えば図1に示すコンテナ8まで移動させる(ステップS41)。不合格の廃棄体Dがあった場合は、ドラム搬送コンベア3などにより、不合格廃棄体用のパレット(図示せず)へ搬出される(ステップS33)。
なお、上述の説明では、各検査領域での検査・測定が終了する毎に合否判定を行う態様について説明したが、合否判定のタイミングはこれに限るものではなく、例えば後述する実施形態2のように各検査領域内で適宜実施することが可能である。
本実施形態の放射性廃棄物検査方法によれば、一旦検査領域に搬入されると、第1検査領域RT1から第3検査領域RT3に至るまで廃棄体Dはドラム搬送コンベア3(図1参照)などにより平行移動して検査されるので、移動に要する時間が短くなり、その分だけ全体の処理時間が短縮される。
例えば、廃棄体Dの移動に要する時間を約3分とし、例えば重量測定→表面汚染密度(上下、側面)測定→外観検査→表面(上下、側面)線量当量率測定→所定離隔位置側面線量当量率測定→放射能量測定→ラベリングの順で各検査・測定間で移動させるとすると、検査領域内での廃棄体Dの移動だけで約3分×6回=約18分の時間を要することになる。
これに対して本実施形態によれば、廃棄体Dの移動は第1検査領域RT1から第2検査領域RT2まで、および第2検査領域RT2から第3検査領域RT3までの2回に限られるので、検査領域内での廃棄体Dの移動は約3分×2回=約6分の時間で済み、スループットを3倍向上させることができる。
(2)実施形態2
次いで、実施形態2による放射性廃棄体検査方法について図7のフローチャートを参照しながら説明する。図7のフローチャートにおいて、ステップS61からS67までの工程は第1検査領域RT1、ステップS71からS73までの工程は第2検査領域RT2、およびステップS81からS83の工程は第3検査領域RT3における検査・測定である。第1検査領域RT1から第2検査領域RT2への廃棄体Dの移動、および、第2検査領域RT2から第3検査領域RT3への廃棄体Dの移動は、例えば図1に示すドラム搬送コンベア3を用いた平行移動により行われる。ただし、本実施形態において、各検査領域内では廃棄体Dが平行移動することなく、検査・測定がなされる。
まず、前述した実施形態1と同様に、被検査体である廃棄体Dを第1検査領域RT1へ移動させる(ステップS51)。このときの移動は、ドラム搬送コンベア3とは独立した搬入クレーン、例えば図1に示す搬入クレーンCL1を用いることが望ましい。
次に、廃棄体Dのそれぞれに対して重量測定を行う(ステップS61)。次いで、廃棄体Dの上面、下面および側面に亘る外観検査を行い、さらに、廃棄体Dから所定距離だけ離れた位置、例えば約1m離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する(ステップS62)。外観検査では、廃棄物を収容するドラム缶における傷の有無などを検査する。このとき、図示しない昇降機構および回転機構を用いて廃棄体Dを垂直に移動させ、回転させる。既に外観検査により廃棄体Dの全表面の外観が録画されているため、所定離隔位置側面線量当量率の測定中に同時進行で録画映像での外観確認を行ことが可能である。
ここで、外観検査および所定離隔位置側面線量当量率測定検査に合格したかどうかを各廃棄体Dについて判定する(ステップS63)。合格した廃棄体Dは次の検査・測定を受ける。不合格となった廃棄体Dがある場合には、同様にドラム搬送コンベア3などにより、不合格ドラム缶用置き台(図示せず)へ搬出される(ステップS64)。
次に、外観検査および所定離隔位置側面線量当量率測定検査に合格した廃棄体Dに対し、表面汚染密度の測定検査を行う。表面汚染密度は例えば上面について行った(ステップS65)後、下面について行う(ステップS66)。
続いて、廃棄体Dの側面に対して表面汚染密度の測定検査を行い、これと同時に、廃棄体Dの上下面の各表面からの最大放射線量当量率を測定し埋設基準に合格にしているかを確認する(ステップS67)。
廃棄体上下面および側面の汚染密度測定検査、上下面の線量当量率測定の間、廃棄体Dは図示しない昇降機構および回転機構により垂直移動および回転を行う。既に外観検査により廃棄体Dの全表面の外観が録画されているので、上下面線量当量率の測定中に同時進行で録画映像での外観確認を行ことが可能である。
汚染密度測定検査、上下面の線量当量率測定が終了すると、廃棄体Dは例えばドラム搬送コンベア3(図1参照)などにより第2検査領域RT2へ平行移動される。
第2検査領域RT2では、廃棄体Dの側面からの最大放射線量当量率を測定し埋設基準に合格にしているかを確認するとともに、廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度を同定する(ステップS71)。これにより、第2検査部UT2では、放射能量測定装置15による検査時間の範囲内で測定検査を終了させることができる。
第2検査領域RT2での検査・測定を終えた廃棄体Dに対し、合否判定を行う(ステップS72)。合格した廃棄体Dは、ドラム搬送コンベア3などにより第3検査領域RT3へ移動する。不合格となった廃棄体Dがある場合には、ドラム搬送コンベア3などにより、不合格廃棄体用のパレット(図示せず)へ搬出される(ステップS73)。
次いで、第3検査領域RT3では、第2検査領域RT2での検査・測定に合格した廃棄体Dに対し、ラベリングを行う(ステップS81)。より具体的には、廃棄体Dの側面に所要のラベリングを貼付し、貼付後、整理番号等を印字する。
ラベリング工程を終えた廃棄体Dについて、最終的な合否判定が行われる(ステップS82)。合格した廃棄体Dは、例えば図1に示す搬出クレーンCL2などにより、移動可能な保管設備、例えば図1に示すコンテナ8まで移動させる(ステップS91)。不合格の廃棄体Dがあった場合は、ドラム搬送コンベア3などにより、不合格廃棄体用のパレット(図示せず)へ搬出される(ステップS83)。
本実施形態によれば、検査・測定に最も処理時間を要する放射能量測定を行う第2検査領域RT2において、放射能量測定以外には該放射能量測定と並行処理が可能な側面表面線量当量率測定のみを行うので、第2検査領域RT2での処理時間を可能な限り短くすることができ、これにより、放射性廃棄物検査全体のスループットを向上させることができる。また、各検査領域内においては、廃棄体Dを移動させることなく全ての検査・測定を行うので、ドラム搬送コンベア3(図1参照)などによる廃棄体Dの平行移動も、第1検査領域RT1から第2検査領域RT2への移動、および第2領域から第3検査領域RT3への移動に限定される。これにより、廃棄体Dの移動に要する時間をさらに短縮することができるので、放射性廃棄物検査全体のスループット向上に寄与するほか、廃棄体Dの移動回数も少なくなってドラム缶を傷つける可能性もその分低減し、放射性廃棄物検査の安全性がさらに向上する。
また、第1検査領域RT1で所定離隔位置側面線量当量率の測定と上下面表面線量当量率の測定が終了しているので、その分だけ第2検査領域RT2での検査測定時間が短くなり、廃棄体処理を合理的に実施することができる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の放射性廃棄物検査方法によれば、廃棄体Dは、第1検査領域RT1から第3検査領域RT3に至るまでドラム搬送コンベア3(図1参照)などにより平行移動して検査されるので、クレーンのアームなどによる、廃棄物自身の重量に抗した保持・懸架の動作を受けることがない。そのため、ドラム缶を傷つける恐れも落下のリスクもないので、高い安全性で検査を実施することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
3…ドラム搬送コンベア、9…外観検査装置、10…上下側面表面線量当量率測定検査装置、11…所定離隔位置側面線量当量率測定検査装置、12…表面汚染密度測定検査装置、13…重量測定装置、15…放射能量測定装置、16…ラベリング装置、102…上下面表面線量当量率測定検査装置、104…側面表面線量当量率測定検査装置、CL1…搬入クレーン、CL2…搬出クレーン、D…廃棄体(廃棄物)、RT1〜RT3…検査領域、UT1〜UT3…(第1乃至第3の)検査部。

Claims (7)

  1. 第1乃至第3の検査部を有する検査領域と、
    被検査体である放射性廃棄物の検査領域における平行移動を前記第1の検査部から前記第2の検査部への平行移動と、前記第2の検査部から前記第3の検査部への平行移動のみに限る搬送コンベアと、
    を備え、
    前記第1の検査部は、前記放射性廃棄物の側面線量当量率検査および放射能量測定以外の検査を実行する第1の検査装置群を含み、
    前記第2の検査部は、前記放射性廃棄物の側面表面線量当量率検査と前記放射性廃棄物の放射能量測定とを並行処理する第2の検査装置群を含み、
    前記第3の検査部は、前記放射性廃棄物にラベルを貼り、印字するラベリング装置を含む、
    放射性廃棄物検査装置。
  2. 前記第2の検査部は、前記放射性廃棄物中に含有する放射性物質の量および濃度を同定する放射能量測定装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の放射性廃棄物検査装置。
  3. 前記第2の検査部は、前記放射性廃棄物の側面表面からの最大放射線当量率を測定し埋設基準に合格にしているかどうかを確認する側面表面放射線量当量率測定装置をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の放射性廃棄物検査装置。
  4. 前記第1の検査部は、
    前記放射性廃棄物のそれぞれの重量を測定する重量測定装置と、
    前記放射性廃棄物の全表面の放射性物質汚染密度を測定する表面汚染密度測定検査装置と、
    放射性廃棄物における損傷または変形の有無、および製造番号を読み取る外観検査装置と、
    前記放射性廃棄物の上下表面からの最大放射線当量率を測定し埋設基準に合格しているかどうかを確認する上下面表面線量当量率測定検査装置と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の放射性廃棄物検査装置。
  5. 前記第1の検査部は、
    前記放射性廃棄物から所定距離離れた位置における側面からの最大放射線当量率を測定する側面線量当量率測定検査装置をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の放射性廃棄物検査装置。
  6. 前記放射性廃棄物を前記搬送コンベア上に搬入する搬入クレーンと、
    前記放射性廃棄物を前記搬送コンベアから搬出する搬出クレーンと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の放射性廃棄物検査装置。
  7. 第1乃至第3の検査部を有する検査領域と、
    被検査体である放射性廃棄物の検査領域における平行移動を前記第1の検査部から前記第2の検査部への平行移動と、前記第2の検査部から前記第3の検査部への平行移動のみに限る搬送コンベアと、
    を備える放射性廃棄物検査装置を用いる放射性廃棄物検査方法であって、
    前記搬送コンベアにより、被検査体である放射性廃棄物を前記第1の検査から前記第3の検査に至るまで順次に平行に移動させることと、
    前記第2の検査において前記放射性廃棄物の側面線量当量率検査と放射能量測定とを並行処理にて実行することと、
    前記第1の検査において、前記放射性廃棄物の側面線量当量率検査および放射能量測定以外の検査を実行することと、
    前記第3の検査において前記放射性廃棄物にラベルを貼り、印字することと、
    を備える、放射性廃棄物検査方法。
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