JP6200154B2 - オイルセパレータ及び該オイルセパレータを製造する方法 - Google Patents

オイルセパレータ及び該オイルセパレータを製造する方法 Download PDF

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Description

本特許出願は、2009年9月25日に出願された米国仮出願第61/245,806号の35 U.S.C.第1の19条(e)の下で優先権を主張するものであり、その内容は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
本発明は、冷媒からオイルを分離するよう構成されたオイルセパレータ及び該オイルセパレータを製造する方法に関する。
冷媒システム内のオイルから冷媒を分離するよう構成されたオイルセパレータが知られている。しかしながら、従来のオイルセパレータ設計は、通常、製造時に個々に調整されなければならない、比較的大量の分離成分を使用した製造を必要とする。これは、そのようなオイルセパレータを製造するコストを増加させ(人的資源及び材料において)、信頼性、有用性及び/又は効率を妨げる。
本発明の一様態は、冷媒からオイルを分離するよう構成されたオイルセパレータに関連する。一実施形態において、オイルセパレータは、シリンダ形状ハウジング、第1の環状(annular)シート、第1のスクリーン、第2の環状シート、第2のスクリーン及び合着材料(coalescing material)を含む。シリンダ形状ハウジングは、第1の端部及び第2の端部を有し、オイルアウトレット開口部、インレット開口部及び冷媒アウトレット開口部を形成する。オイルアウトレット開口部は、シリンダ形状ハウジングの第1の端部近くの、シリンダ形状ハウジングの側壁に形成され、シリンダ形状ハウジング内の冷媒から分離されたオイルを、シリンダ形状ハウジングの外側に、放出するよう構成される。インレット開口部は、オイルアウトレット開口部から、シリンダ形状ハウジングの第2の端部の方に間隔が空けられ、シリンダ形状ハウジングの側壁に形成され、オイルが混ざった冷媒のフローを、オイルセパレータへと受けるように構成される。冷媒アウトレット開口部は、シリンダ形状ハウジングの第2の端部に形成され、オイルが除去された冷媒を、シリンダ形状ハウジングの外に放出するよう構成される。第1の環状シートは、インレット開口部と冷媒アウトレット開口部との間のシリンダ形状ハウジングの内表面上に配置され、シリンダ形状ハウジングの内部表面からの、固定された環状の突起部である。第1のスクリーンは、シリンダ形状ハウジングの第2の端部の方に面する第1の環状シートの側部上に設置され(seated)、シリンダ形状ハウジングの横断面に対応する形状を有する。第2の環状シートは、第1の環状シートと冷媒アウトレット開口部との間の、シリンダ形状ハウジングの内部表面上に配置され、シリンダ形状ハウジングの内表面からの、固定された環状の突起部である。第2のスクリーンは、シリンダ形状ハウジングの第1の端部の方に面する第2の環状シートの側部上に設置され、シリンダ形状ハウジングの横断面に対応する形状を有する。合着材料は、第1のスクリーンと第2のスクリーンとの間の、シリンダ形状ハウジング内に配置され、合着材料は、第1の環状シート上に第1のスクリーンを設置する力を、第1のスクリーンに加え、第2の環状シート上の第2のスクリーンを設置する力を、第2のスクリーンに加える。
本発明の他の様態は、オイルを冷媒から分離するよう構成されたオイルセパレータを製造する方法に関する。一実施形態において、方法は、(a)第1の端部及び第2の端部を有する、開いている中空のシリンダを得る段階;(b)前記シリンダの前記第1の端部の近くで、前記シリンダの側壁にオイルアウトレット開口部を形成する段階であって、前記オイルアウトレット開口部は、前記シリンダ内の冷媒から分離されたオイルを、前記シリンダの外へと放出するよう構成される、段階;(c)前記オイルアウトレット開口部から、前記シリンダの前記第2の端部へと離れて間隔が空けられている、前記シリンダの側壁にインレット開口部を形成する段階であって、前記インレット開口部は、オイルが混ざった冷媒のフローを、前記オイルセパレータへと受けるように構成される、段階;(d)前記シリンダの前記第1の端部をスピニングすること(spinning)によって、前記シリンダの前記第1の端部を取り囲む段階;(e)前記インレット開口部と冷媒アウトレット開口部との間で、前記シリンダの内表面上に、第1の環状シートを形成する段階であって、前記第1の環状シートは、前記シリンダの前記内表面からの、固定された環状の突起部である、段階;(f)段階(e)の後に、前記シリンダの前記第2の端部の方に面する前記第1の環状シートの側部上で、前記シリンダ内に、第1のスクリーンを設置する段階であって、前記第1のスクリーンは、前記シリンダの横断面に対応する形状を有する、段階;(g)段階(f)の後に、合着材料を前記シリンダへと挿入する段階であって、前記合着材料は、前記第1のスクリーンに、前記第1の環状シート上に前記第1のスクリーンを設置する力を加える、段階;(h)段階(g)の後に、第2のスクリーンを前記シリンダへと挿入する段階であって、前記第2のスクリーンは前記第1のスクリーンと協働し、前記シリンダ内で前記合着材料を捕獲する、段階;(i)段階(h)の後に、前記第1のスクリーンと前記シリンダの前記第2の端部との間で、前記シリンダの内表面上に、第2の環状シートを形成する段階であって、前記合着材料が、前記第2のスクリーンに、前記第2の環状シート上に前記第2のスクリーンを設置する力を加える、段階であって、前記第2の環状シートは、前記シリンダの内表面からの、固定された環状の突起部である、段階;を含む。
本発明の更に他の様態は、オイルを冷媒から分離するよう構成されたオイルセパレータに関連する。一実施形態において、オイルセパレータは、第1の端部及び第2の端部を有するシリンダ形状ハウジングを含み、前記シリンダ形状ハウジングは:前記シリンダ形状ハウジング内の冷媒から分離されたオイルを、前記シリンダ形状ハウジングの外に放出する手段;オイルが混ざった冷媒のフローを、前記シリンダ形状ハウジングへと受ける手段;及びオイルが除去された冷媒を、前記シリンダ形状ハウジングの外に放出する手段;を形成する。前記オイルセパレータは更に、冷媒及びオイルのフローからオイルを合着する手段;シリンダ形状ハウジング内で、前記合着する手段を捕獲する第1の捕獲手段であって、当該第1の捕獲手段は、前記受ける手段と前記冷媒を放出する手段との間に配置される、第1の捕獲手段;前記シリンダ形状ハウジングで前記第1の捕獲手段を保持する、第1の保持手段であって、前記第1の捕獲手段は、前記シリンダ形状ハウジングの前記第2の端部の方に面する前記第1の保持手段の側部上に配置される、第1の保持手段;前記シリンダ形状ハウジング内で、前記合着する手段を捕獲する、第2の捕獲手段であって、前記第2の捕獲手段は、前記合着する手段の、前記第1の捕獲手段と反対側の側部上に配置される、第2の捕獲手段;及び前記シリンダ形状ハウジング内の第2の捕獲手段を保持する、第2の保持手段であって、前記第2の捕獲手段は、前記シリンダ形状ハウジングの第1の端部の方に面する前記第2の保持手段の側部上に設置される、第2の保持手段;を含む。
本発明のこれら及び他の目的、特徴及び特性、さらに、構造の関連する構成要素に関する動作方法及び機能、そして、各部分と製造の経済性との連係は、すべてが本明細書の一部を構成する、添付の各図面を参照して、以下の説明及び添付する特許請求の範囲を考察することにより、より明らかになるであろう。本発明の一実施形態において、ここで説明された構造的な構成要素は、説明及び記載だけの目的であり、本発明の制限のためではない。さらに、ここでの如何なる一実施形態で示される又は述べられる構造的な特徴は、他の実施形態で同様に使用することができるということが理解されるべきである。しかしながら、図面は、説明及び記載だけの目的であり、本発明の制限の定義として意図されないということが明確に理解されるべきである。本明細書及び特許請求の範囲で使用されるような、単数形の“a”、“an”、“the”は、文脈が明確に示さない限り、複数形も含む。
図1は、本発明の1つ以上の実施形態に係る、オイルセパレータの正面図を説明する。 図2は、本発明の1つ以上の実施形態に係る、オイルセパレータの側面図を説明する。 図3は、本発明の1つ以上の実施形態に係る、オイルセパレータの底面図を説明する。 図4は、本発明の1つ以上の実施形態に係る、オイルセパレータの断面図を説明する。 図5は、本発明の1つ以上の実施形態に係る、オイルセパレータを製造する方法を説明する。
図1−4は、オイルを冷媒から分離するよう構成されたオイルセパレータ10を説明する。オイルセパレータ10は、冷媒システム内の冷媒からオイルを分離するよう構成される。例えば、オイルセパレータ10は、周囲温度及び周囲圧力でガスである、1つ以上の流体を液体にするよう構成された熱交換器システムで配置され得る。その構造及び製造方法のおかげで、オイルセパレータ10は、製造に関するコストを低減し、漏れ不良を低減し、機能を損なう及び/又は他の望ましくない効果(例えば、操作の間の望ましくないノイズなど)をもたらす、構成要素の配列の狂いを低減し得る。図1−3は、各々、オイルセパレータ10の正面図、側面図及び底面図を描く。図4は、図3で示されたライン4−4に沿って取られた、オイルセパレータ10の断面図を描く。
図1−4で見受けられるように、オイルセパレータ10は、シリンダ形状ハウジング12を含む。シリンダ形状ハウジングは中空であり、第1の端部及び第2の端部16の各々で、取り囲まれる。一実施形態において、シリンダ形状ハウジング12は、約0.062インチの壁厚、約1.0インチの内径、及び/又は、約3.5インチの長さを有する。シリンダ形状のハウジング12は、シリンダ形状ハウジング12は、ここでオイルセパレータ10に起因する機能性を容易にするであろう、化学的に及び構造的に安定な材料から形成される。例えば、一実施形態において、シリンダ形状ハウジング12は、銅、アルミニウム及び/又は他の金属材料といった、金属材料から形成される。
シリンダ形状ハウジング12は、オイルアウトレット開口部18、インレット開口部20及び冷媒アウトレット開口部22を形成する。オイルアウトレットライン24は、オイルアウトレット開口部18を介して、シリンダ形状ハウジング12の内部と連絡する。インレットライン26は、インレット開口部20を介して、シリンダ形状ハウジング12の内部と連絡する。冷媒アウトレットライン28は、冷媒アウトレット開口部22を介して、シリンダ形状ハウジング12の内部を連絡する。
オイルアウトレット開口部18は、第1の端部14で又はその近くで、シリンダ形状ハウジング12の側壁に形成される。オイルアウトレットライン24は、オイルアウトレット開口部18で、シリンダ形状ハウジング12に接続され、シリンダ形状ハウジング12内の冷媒から分離されたオイルは、オイルアウトレット開口部18及びオイルアウトレットライン24を通って、シリンダ形状ハウジングから放出される。一実施形態において、オイルアウトレットライン24は、シリンダ形状ハウジング12から放出されたオイルを、それが来たシステムへと戻すように運ぶ(例えば、冷蔵庫用圧縮機)。オイルアウトレット開口部18は、シリンダ形状ハウジング12の側壁に、押し出し掘削(extrusion drilling)によって形成され得る。オイルアウトレット開口部18の直径は、約0.032インチであり得る。オイルアウトレットライン24は、銅チューブ、アルミニウムチューブ及び/又は他のチューブ状材料から形成され得る。
インレット開口部20は、オイルアウトレット開口部18と第2の端部との間で、シリンダ形状ハウジング12の側壁に形成される。インレットライン26は、インレット開口部20で、シリンダ形状ハウジング12に接続され、オイルが混ざった冷媒のフローは、インレットライン26からインレット開口部20を通って、シリンダ形状ハウジング12へと受けられる。図2で見受けられるように、インレット開口部20は、シリンダ形状ハウジング12に形成され、オイルが混ざった冷媒のフローは、シリンダ形状ハウジング12に沿った縦軸に関して軸外である経路に沿って、シリンダ形状ハウジング12へと導入される。インレット開口部20は、フライス加工及び/又は他の技術によって、シリンダ形状ハウジング12の側壁に形成されても良い。インレット開口部20の直径は、約0.25インチであり得る。インレットライン26は、銅チューブ、アルミニウムチューブ及び/又は他の材料から形成され得る。
冷媒アウトレット開口部22は、シリンダ形状ハウジング12の第2の端部16に形成される。一実施形態において、冷媒アウトレット開口部22は、シリンダ形状ハウジング12の縦軸に又はその近くに形成される。これは、冷媒アウトレット開口部22を通るフローを高め得る。しかしながら、この構成は、制限するよう意図されず、冷媒アウトレット開口部22は、シリンダ形状ハウジング12の第2の端部16での又はその近くでの他の位置に形成されても良い。冷媒アウトレットライン28は、オイルが除去された冷媒が、冷媒アウトレット開口部22及び冷媒アウトレットライン28を通って、シリンダ形状ハウジング12の外に流れるよう、冷媒アウトレット開口部22でシリンダ形状ハウジング12に接続される。一実施形態において、冷媒アウトレット開口部22は、シリンダ形状ハウジング12の第2の端部16の取り囲み(enclosure)の間、第2の端部に形成される。具体的には、第2の端部16は、スピニングプロセスによって取り囲まれ、冷媒アウトレット開口部22を形成するへり30が、このスピニングプロセスの間に形成される。へり30の形成のおかげで、冷媒アウトレットライン28が冷媒アウトレット開口部22に接続される冷媒アウトレット開口部22の接合面が拡大される。インレット開口部20の直径は、約0.25であり得る。冷媒アウトレットライン28は、銅チューブ、アルミニウムチューブ及び/又は他の材料から形成され得る。
図4を主として参照して、フィルタ32がインレット開口部20とオイルアウトレット開口部18との間のシリンダ形状ハウジング12内に設置される。フィルタ32は、インレット開口部20を通ってシリンダ形状ハウジング12に入ったオイルを、オイルがオイルアウトレット開口部18を通ってシリンダ形状ハウジング12から放出される前に、フィルタするよう構成される。フィルタ32は、オイルがオイルアウトレット開口部18を通ってシリンダ形状ハウジング12から放出される前に、摩擦適合によって、加圧適合によって、接着剤によって、溶接によって、及び/又はフィルタ32の位置を、シリンダ形状ハウジング12内に固定する他の技術によって、シリンダ形状ハウジング12内に設置され得る。
オイルセパレータ10は、シリンダ形状ハウジング12の内表面に沿って配置された、第1の環状シート34及び第2の環状シート36を含む。第1の環状シート34及び第2の環状シート36の各々は、シリンダ形状ハウジング12の内表面からの、固定された環状の突起部である。これらの環状の突起部は、各々、複数の突起部から形成されたシート(例えば、シリンダ形状ハウジング12へと伸びる、3つ以上のツメのセットのような)と比較して、より安全なシートを供し得る、途切れない又は実質的に途切れなくても良い。一実施形態において、第1の環状シート34及び第2の環状シート36は、それらは、シリンダ形状ハウジング12の実用材料から形成されるという点において、シリンダ形状ハウジング12と一体的に形成される。例えば、第1の環状シート34及び第2の環状シート36の各々は、シリンダ形状ハウジング12を走り回る、シリンダ形状ハウジング12内のビーズ(bead)を転がすことによって、形成することができる。
第1のスクリーン38は、第1の環状シート34上の、第2の端部16の方に面する第1の環状シート34の側部上に、設置される。第1のスクリーン38は、シリンダ形状ハウジング12の横断面に対応する形状を有する。一実施形態において、第1のスクリーン38は、シリンダ形状ハウジング12内で、第1のスクリーン38の一方側から、第1のスクリーン38の他方側へと通る如何なる物体、第1のスクリーン38を通らなければならない(かつ、その側部を囲むように通らない)、形状を有する。第1のスクリーン38の所定の位置への固定を容易にするために、第1のスクリーン38の形状は、シリンダ形状ハウジング12の横断面よりも、わずかに大きくても良い。これにより、第1のスクリーン38を、加圧適合並びに、第1の環状シート34への設置と同様に、第1のスクリーン38を所定の位置に保持する他の力(下記で議論される)によって、12内の所定の位置に保持することができる。第1のスクリーン38が、シリンダ形状ハウジング12の横断面よりもわずかに大きい実施形態において、第1のスクリーン38は、図4に見受けられるように、シリンダ形状ハウジング12内への設置時に、撓むであろう。第1のスクリーン38は、ステンレススチール、アルミニウム及び/又は他の材料から形成され得る。
第2のスクリーン40は、第2の環状シート36上で、第1の端部14のほうに面するオイルアウトレットライン24の側部上に、設置される。第2のスクリーン40の形状は、シリンダ形状ハウジング12の横断面に対応する。一実施形態において、第2のスクリーン40の形状は、第1のスクリーン38の形状と、同じ、又は実質的に同じである。第2のスクリーン40は、ステンレススチール、アルミニウム及び/又は他の材料から形成され得る。
合着材料42は、第1のスクリーン38と第2のスクリーン40との間で、シリンダ形状ハウジング12内に配置される。合着材料42は、第1のスクリーン38及び第2のスクリーン40によって、シリンダ形状ハウジング12内に捕獲される。合着材料42は、次に、第1のスクリーン38及び第2のスクリーン40に、各々、第1の環状シート34上に第1のスクリーン38を設置する、第2の環状シート36上に第2のスクリーン40を設置する、力を加える。合着材料42は、例えば、ウール、スポンジ及び/又は他の多孔質材料といった、多孔質材料を含んでも良い。合着材料42は、ステンレススチール、アルミニウム及び/又は他の材料といった、金属材料から形成され得る。
フェルール(ferrel)44が、シリンダ形状ハウジング12内に配置される。フェルール44は、シリンダ形状ハウジング12の内径よりも、直径でより小さい環状の横断面を有する。一実施形態において、フェルール44の外径は、約0.75インチである。一方の端において、フェルール44は、フェルール44の縦軸に横向きの(transverse)方向で、フェルール44から伸びる、環状のリム(rim)46を含む。フェルール44の位置を、シリンダ形状ハウジング12内に固定するために、リム46は、第1の環状シート34上に設置される。リム46は、第1のスクリーン38によって、第1の環状シート34上の所定の位置に保持される。第1の環状シート34と第1のスクリーン38との間での、フェルール44のリム46の捕獲(capture)は、リム46が、一方側上だけで係合される実施形態よりも、シリンダ形状ハウジング12内のフェルール44の、より確実な固定を供する。これによって、例えば、使用の間、シリンダ形状ハウジング12内のフェルール44の移動と関連付けられるノイズが低減される。
使用において、一緒に混合された冷媒及びオイルのフローは、インレット開口部20を通り、シリンダ形状ハウジング12に入る。冷媒はガス状態にあり、オイル及び/又は他の不純物は、液体状態(冷媒内の蒸気として)及び/又はガス状態であり得る。フローは、幾分、加圧されていても良い。
シリンダ形状ハウジング12に入るとき、冷媒/オイル混合は、シリンダ形状ハウジング12の内表面周辺の(around and around)流路に方向付けられる。流路は、シリンダ形状ハウジング12の内表面及びフェルール44によって形成される。これらの構成要素によって形成された、一般的に円形の流路と、それがシリンダ形状ハウジング12に入るときのフローの加圧によって、冷媒内のオイルは、シリンダ形状ハウジング12の内表面に対して外側に遠心力が作用される。オイルが、シリンダ形状ハウジング12の内表面に達するとき、オイルは、シリンダ形状ハウジング12の内表面上で凝集し、フィルタ32を通って、第1の端部14に滑り落ちる。
この方法で遠心力が作用された冷媒は、最終的に、フェルール44及び第1のスクリーン38を通って、第2の端部16へと向かう。そのようにすると、いくらかのオイルと依然混合されている、この冷媒は、合着材料42を通る。合着材料42は、合着材料42上でのオイルの凝集を引き起こすことによって、実に多くの冷媒のオイルを引き寄せる。この凝集したオイルは、重力のおかげで、第1のスクリーン38、フェルール44及びフィルタ32を通って、第1の端部14の方に戻って、最終的に落ちるであろう。
合着材料42及び第2のスクリーン40を通った後、冷媒は、シリンダ形状ハウジング12から冷媒アウトレット開口部22を通って放出される。以前の遠心力作用及び合着材料42の横断(traversal)のおかげで、シリンダ形状ハウジング12から冷媒アウトレット開口部22を通って放出された冷媒は、実質的に、オイル及び/又は他の不純物がないであろう。
図5は、冷媒からオイルを分離するよう構成されたオイルセパレータを製造する方法48を説明する。下で示された方法48の工程は、説明のためであると意図される。複数の実施形態において、方法48は、述べられない1つ以上の追加的な工程を有して及び/又は議論された工程の1つ以上無しで、遂行され得る。さらに、方法48の工程が図5で説明され、下記で述べられる順番は、制限するものではないと意図される。
工程50において、第1の端部及び第2の端部を有する、開いている中空のシリンダが得られる。シリンダを得ることは、例えば、ある長さのシリンダ形状の手持ちの(stock)材料を切断すること及び/又はそうでなければ作成することを含み得る。一実施形態において、シリンダは、(図1−4で示され、上述された)シリンダ形状ハウジング12と同様又は同じである、シリンダ形状ハウジングであり得る(may for)。
工程52において、1つ以上の開口部が、工程50で得られたシリンダ内に形成される。1つ以上の開口部は、冷媒及び/又はオイルが受け取られ、オイルセパレータから放出される、開口部を含む。一実施形態において、1つ以上の開口部は、オイルアウトレット開口部及びインレット開口部を含む。オイルアウトレット開口部は、第1の端部で又はその近くでシリンダ内に形成される。インレット開口部は、オイルアウトレット開口部とシリンダの第2の端部との間のシリンダ内に形成される。一実施形態において、オイルアウトレット開口部及びインレット開口部は、各々、オイルアウトレット開口部18及びインレット開口部20(図1−4で示され、上述された)と同じ又は同様である。
工程54において、フィルタが、シリンダ内に設置される。設置時、フィルタは、オイルアウトレット開口部とインレット開口部との間で、シリンダ内に配置され、オイルセパレータから放出されるオイルは、放出される前にフィルタによってフィルタされる。一実施形態において、フィルタは、フィルタ32(図4で示され、上述された)と同じ又は同様である。
工程56において、第1の環状シートは、シリンダ内に形成される。第1の環状シートは、シリンダの内表面からの、工程された環状の突起である。一実施形態において、第1の環状シートは、第1の環状シート34(図4で示され、上述された)と同じ又は同様である。
工程58において、工程56の後に、フェルールは、シリンダ内に配置される。フェルールは、フェルールの縦軸に横向きである方向で、フェルールの一方の端部から伸びる、リムを含む。フェルールがシリンダ内に配置されるので、フェルールのリムは、シリンダの第2の端部の方に面する第1の環状シートの側部上の第1の環状シートに接触する。一実施形態において、フェルールは、フェルール44(図4で示され、上述された)と同じ又は同様である。
工程60において、工程58の後に、第1のスクリーンが、シリンダ内に配置される。第1のスクリーンは、シリンダ内に設置され、第1の環状シートの反対側で、フェルールのリムの側部に接触する。これにより、第1のスクリーンと、第1の環状シート上のフェルールとの両方を効率的に設置する。一実施形態において、第1のスクリーンは、第1のスクリーン38(図4で示され、上述された)と同じ又は同様である。
工程62において、工程60の後に、合着材料が、シリンダへと配置される。合着材料は、シリンダの第2の端部の方に面する第1のスクリーンの側部上に配置される。一実施形態において、合着材料は、合着材料42(図4で示され、上述された)と同じ又は同様である。
工程64において、工程62の後に、第2のスクリーンが、シリンダ内で、第1のスクリーンとは反対側の合着材料の側部上に、配置される。一実施形態において、第2のスクリーンは、第2のスクリーン40(図4で示され、上述された)と同じ又は同様である。
工程66において、工程64の後に、第2の環状シートがシリンダ内に形成される。第2の環状シートは、シリンダの内表面からの、工程された突起部である。第2の環状シートの位置は、第2のスクリーンが、第2の環状シート上で、シリンダの第1の端部の方に面する第2の環状シートの側部上に、設置されるようにである。第2の環状シートは、第2の環状シート上の第2のスクリーンの設置が、第1のスクリーンと第2のスクリーンとの間で、シリンダ内の合着材料を捕獲するように構成される。第1のスクリーンと第2のスクリーンとの間のその捕獲のおかげにより、合着材料は、第1のスクリーン及び第2のスクリーンを、各々、第1の環状シート及び第2の環状シート上に設置する力を、第1のスクリーン及び第2のスクリーンに加える。
工程68において、シリンダの第1の端部及び第2の端部が閉じられる。非制限的な例の目的で、シリンダの第1の端部及び第2の端部は、スピニングされて閉じられても(spun closed)良い。
工程70において、冷媒アウトレット開口部は、シリンダの閉じられた第2の端部で又はその近くで形成される。冷媒アウトレット開口部は、オイルが除去された後、オイルから冷媒を放出するよう構成される。一実施形態において、冷媒アウトレット開口部は、工程68でのシリンダの第2の端部の閉鎖の間、少なくとも部分的に形成される。例えば、冷媒アウトレット開口部は、冷媒アウトレット開口部22(図1−4で示され、上述された)と同じ又は同様であっても良い。
工程72において、1つ以上のラインが、工程52及び工程70で、シリンダに形成された開口部に接続される。1つ以上のラインは、シリンダから及びシリンダへと、冷媒及び/又はオイルを運ぶように構成される。一実施形態において、1つ以上のラインは、各々、オイルアウトレットライン24、インレットライン26及び冷媒アウトレットライン28(図1−4で示され、上述された)と同じ又は同様である、オイルアウトレットライン、インレットライン及び冷媒アウトレットラインを含む。
本発明は、現在、最も実用的で好ましい実施形態であると考えられていることにもとづいて、説明の目的で詳細に述べられてきたが、そのような詳細は、単に説明の目的で、本発明は開示された実施形態に制限されないが、一方で、添付した特許請求の範囲の精神と範囲の中で、修正及び同等の構成をカバーすることが意図される、ということが理解されるべきである。例えば、本発明は、可能な程度で、如何なる実施形態の1つ又はそれより多くの特徴が、如何なる他の実施形態の1つ又はそれより多くの特徴と組み合わせることができるということを検討するということが理解され得る。

Claims (15)

  1. 冷媒からオイルを分離するよう構成されたオイルセパレータであって、当該オイルセパレータは、
    (a)第1の端部及び第2の端部を有するシリンダ形状ハウジングであって、当該シリンダ形状ハウジングは:
    (1)前記シリンダ形状ハウジングの前記第1の端部の近くの、前記シリンダ形状ハウジングの側壁にあるオイルアウトレット開口部であって、当該オイルアウトレット開口部は、前記シリンダ形状ハウジング内の冷媒から分離されたオイルを、前記シリンダ形状の外へと放出するように構成される、オイルアウトレット開口部、
    (2)前記シリンダ形状ハウジングの側壁にあり、前記オイルアウトレット開口部から前記シリンダ形状ハウジングの前記第2の端部の方に間隔が空けられている、インレット開口部であって、当該インレット開口部は、オイルが混ざった冷媒のフローを、前記オイルセパレータに受けるように構成されている、インレット開口部、
    (3)前記シリンダ形状ハウジングの前記第2の端部にある冷媒アウトレット開口部であって、当該冷媒アウトレット開口部は、オイルが除去された冷媒を、前記シリンダ形状ハウジングから放出するよう構成されている、冷媒アウトレット開口部、
    を含む、シリンダ形状ハウジング;
    (b)前記インレット開口部と前記冷媒アウトレット開口部との間で、前記シリンダ形状ハウジングの内表面上に配置された、第1の環状シートであって、当該第1の環状シートは、前記シリンダ形状ハウジングの内表面から一体的に形成される、固定された環状の突起部である、第1の環状シート;
    (c)前記シリンダ形状ハウジングの前記第2の端部の方に面する前記第1の環状シートの側部上に設置された第1のスクリーンであって、当該第1のスクリーンは、前記シリンダ形状ハウジングの横断面に対応する形状を有する、第1のスクリーン;
    (d)前記第1の環状シートと前記冷媒アウトレット開口部との間で、前記シリンダ形状ハウジングの内表面上に配置された第2の環状シートであって、当該第2の環状シートは、前記シリンダ形状ハウジングの内表面から一体的に形成される、固定された環状の突起部である、第2の環状シート;
    (e)前記シリンダ形状ハウジングの前記第1の端部の方に面する前記第2の環状シートの側部上に設置された第2のスクリーンであって、当該第2のスクリーンは、前記シリンダ形状ハウジングの横断面に対応する形状を有する、第2のスクリーン;及び
    (f)前記第1のスクリーンと前記第2のスクリーンとの間の前記シリンダ形状ハウジングの容積を充填するように、前記シリンダ形状ハウジング内に配置された、合着材料であって、当該合着材料によって、前記第1のスクリーンに力が加えられて前記第1の環状シート上に前記第1のスクリーンが設置され、かつ、前記第2のスクリーンに力が加えられて前記第2の環状シート上に前記第2のスクリーンが設置される、合着材料;
    を含む、オイルセパレータ。
  2. フェルールを更に含み、当該フェルールは、当該フェルールの縦軸に横断する方向で当該フェルールから伸びる環状のリムを有し、
    前記フェルールの前記リムは前記第1の環状シート上に設置され、かつ、前記第1のスクリーンによって、前記第1の環状シート上の所定の位置に保持されており、前記フェルールの他端は、前記インレット開口部を越えて前記オイルアウトレット開口部に向けて伸びている、
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
  3. フィルタを更に含み、
    当該フィルタは、オイルが、前記シリンダ形状ハウジングから前記オイルアウトレット開口部を通って放出される前に、前記フィルタを通らなければならないように、前記インレット開口部と前記オイルアウトレット開口部との間で、前記シリンダ形状ハウジング内に設置される、
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
  4. 前記第1の環状シート及び/又は前記第2の環状シートの一方又は両方は、前記シリンダ形状ハウジングの内表面の周りに連続的に広がる、切れ目のない環状の突起部を含む、
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
  5. 前記シリンダ形状ハウジングは、前記シリンダ形状ハウジングが形成されるシリンダ形状の材料をスピニングすることで形成される構造によって、前記第1の端部及び前記第2の端部上で閉じられる、請求項1に記載のオイルセパレータ。
  6. 冷媒からオイルを分離するよう構成されたオイルセパレータの製造方法であって、
    当該方法は:
    (a)第1の端部及び第2の端部を有する、開いている中空のシリンダを得る段階;
    (b)前記シリンダの前記第1の端部の近くで、前記シリンダの側壁にオイルアウトレット開口部を形成する段階であって、前記オイルアウトレット開口部は、前記シリンダ内の冷媒から分離されたオイルを、前記シリンダから放出するよう構成される、段階;
    (c)前記シリンダの側壁にあり、前記オイルアウトレット開口部から、前記シリンダの前記第2の端部の方に間隔が空けられている、インレット開口部を形成する段階であって、前記インレット開口部は、オイルが混ざった冷媒のフローを、前記オイルセパレータへと受けるように構成される、段階;
    (d)前記シリンダの前記第1の端部をスピニングすることによって、前記シリンダの前記第1の端部を取り囲む段階;
    (e)前記インレット開口部と冷媒アウトレット開口部との間で、前記シリンダの内表面上に、第1の環状シートを形成する段階であって、前記第1の環状シートは、前記シリンダの前記内表面から一体に形成される、固定された環状の突起部である、段階;
    (f)段階(e)の後に、前記シリンダの前記第2の端部の方に面する前記第1の環状シートの側部上で、前記シリンダ内に、第1のスクリーンを設置する段階であって、前記第1のスクリーンは、前記シリンダの横断面に対応する形状を有する、段階;
    (g)段階(f)の後に、合着材料を前記シリンダへと挿入する段階;
    (h)段階(g)の後に、第2のスクリーンを前記シリンダへと挿入する段階であって、前記第2のスクリーンは前記第1のスクリーンと協働し、前記シリンダ内で前記合着材料を捕獲し、前記合着材料は、前記第1のスクリーンと前記第2のスクリーンとの間の前記シリンダの容積を充填する、段階;
    (i)段階(h)の後に、前記第1のスクリーンと前記シリンダの前記第2の端部との間で、前記シリンダの内表面上に、第2の環状シートを形成する段階であって、前記第2の環状シートは、前記シリンダの内表面から一体に形成される、固定された環状の突起部であり、前記合着材料によって、前記第1のスクリーンに力が加えられて前記第1の環状シート上に前記第1のスクリーンが設置され、かつ、前記第2のスクリーンに力が加えられて前記第2の環状シート上に前記第2のスクリーンが設置される、段階;
    を含む、冷媒からオイルを分離するよう構成されたオイルセパレータの製造方法。
  7. 前記第1の環状シート及び/又は前記第2の環状シートの一方又は両方は、前記シリンダ内に突き出る環状の突起部をもたらす、前記シリンダ内のビーズを回転させることによって形成される、請求項6に記載のオイルセパレータの製造方法。
  8. 前記シリンダの前記第2の端部を取り囲む段階及び前記シリンダの前記第2の端部に、冷媒アウトレット開口部を形成する段階を、段階(i)の後に、更に含み、
    前記冷媒アウトレット開口部は、オイルが除去された冷媒を、シリンダから放出するよう構成される、
    請求項6に記載のオイルセパレータの製造方法。
  9. 前記シリンダ内にフェルールを設置する段階を、段階(e)のに、更に含み、
    前記フェルールは、当該フェルールの縦軸に横断する方向に、当該フェルールから伸びる環状のリムを有し、
    前記シリンダ内に前記フェルールを設置する段階は、前記フェルールの前記リムが、前記第1のスクリーンによって、前記第1の環状シート上の所定の位置に保持されるように、前記第1の環状シート上に、前記フェルールの前記リムを設置する段階を含む、
    請求項6に記載のオイルセパレータの製造方法。
  10. フィルタを設置する段階であって、
    オイルが、前記シリンダから前記オイルアウトレット開口部を通って放出される前に、前記フィルタを通らなければならないように、前記インレット開口部と前記オイルアウトレット開口部との間で、前記シリンダ内に、前記フィルタを設置する段階を、段階(e)の前に、更に含む、
    請求項6に記載のオイルセパレータの製造方法。
  11. 冷媒からオイルを分離するよう構成されたオイルセパレータであって、当該オイルセパレータは、
    (a)第1の端部及び第2の端部を有するシリンダ形状ハウジングであって、当該シリンダ形状ハウジングは:
    (1)前記シリンダ形状ハウジング内の冷媒から分離されたオイルを、前記シリンダ形状ハウジングから放出する、第1の放出手段(18);
    (2)オイルが混ざった冷媒のフローを、前記シリンダ形状ハウジングへと受ける手段(20);及び
    (3)オイルが除去された冷媒を、前記シリンダ形状ハウジングから放出する、第2の放出手段(22);
    を含む、シリンダ形状ハウジング;
    (b)冷媒及びオイルのフローからオイルを合着する手段;
    (c)前記シリンダ形状ハウジング内で、前記合着する手段を捕獲する第1の捕獲手段(38)であって、当該第1の捕獲手段は、前記受ける手段と前記第2の放出手段との間に配置される、第1の捕獲手段;
    (d)前記シリンダ形状ハウジングで前記第1の捕獲手段を保持する、第1の保持手段(34)であって、該第1の保持手段は、前記シリンダ形状ハウジングの内表面から一体的に形成される、固定された環状の突起部であり、前記第1の捕獲手段は、前記シリンダ形状ハウジングの前記第2の端部の方に面する当該第1の保持手段の側部上に配置される、第1の保持手段;
    (e)前記シリンダ形状ハウジング内で、前記合着する手段を捕獲する、第2の捕獲手段(40)であって、前記第2の捕獲手段は、前記合着する手段の、前記第1の捕獲手段と反対側の側部上に、前記受ける手段と前記第2の放出手段との間で、配置される、第2の捕獲手段;及び
    (f)前記シリンダ形状ハウジング内の前記第2の捕獲手段を保持する、第2の保持手段(36)であって、該第2の保持手段は、前記シリンダ形状ハウジングの内表面から一体的に形成される、固定された環状の突起部であり、前記第2の捕獲手段は、前記シリンダ形状ハウジングの前記第1の端部の方に面する前記第2の保持手段の側部上に設置される、第2の保持手段;
    を含み、
    前記合着する手段は、前記第1の捕獲手段と前記第2の捕獲手段との間の前記シリンダ形状ハウジングの容積を充填するように、前記シリンダ形状ハウジング内に配置された合着材料を含み、当該合着材料によって、前記第1の捕獲手段に力が加えられて前記第1の保持手段上に前記第1の捕獲手段が設置され、かつ、前記第2の捕獲手段に力が加えられて前記第2の保持手段上に前記第2の捕獲手段が設置される、オイルセパレータ。
  12. フェルールを更に含み、当該フェルールは、当該フェルールの縦軸に横断する方向で当該フェルールから伸びる環状のリムを有し、
    前記フェルールの前記リムは、前記第1の保持する手段上に設置され、前記第1の保持手段及び前記第1の捕獲手段上の所定の位置に保持される、
    請求項11に記載のオイルセパレータ。
  13. 前記シリンダ形状ハウジングから前記第1の放出手段を通って放出される前のオイルをフィルタする手段を更に含む、請求項11に記載のオイルセパレータ。
  14. 前記第1の保持手段及び前記第2の保持手段の一方又は両方は、前記シリンダ形状ハウジングの内表面の周りに連続的に広がる、切れ目のない環状の突起部を含む、請求項11に記載のオイルセパレータ。
  15. 前記シリンダ形状ハウジングは、前記シリンダ形状ハウジングが形成されるシリンダ形状の材料をスピニングすることで形成される構造によって、前記第1の端部及び前記第2の端部上で閉じられる、請求項11に記載のオイルセパレータ。
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