JP6198935B2 - インクカートリッジチップ、インクカートリッジ、及びインクカートリッジのアダプターフレーム - Google Patents

インクカートリッジチップ、インクカートリッジ、及びインクカートリッジのアダプターフレーム Download PDF

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Description

本発明は2013年7月11日に「インクカートリッジチップ及びチップを備えたインクカートリッジ」の名称で中国特許庁に出願された、中国特許出願第201310303587.9号、2013年9月17日に「インクカートリッジチップ、インクカートリッジ、及びインクカートリッジアダプター」の名称で中国特許庁に出願された中国特許出願第201310424805.4号の利益を主張する。これらの出願の全開示は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
本発明は印刷や画像形成の技術分野に関するものであり、特にインカカートリッジチップ、インクカートリッジ及び、インクカートリッジアダプターに関するものである。
プリンターやコピー機やファックス機等の画像形成装置は今日の人々の仕事や生活において一般的な道具である。画像形成装置は、一般的に二部分すなわち、本体部とインクカートリッジを備える。消耗品であるインクカートリッジは画像形成装置の本体部内に着脱可能に設置されており、簡単に交換することができる。
従来例の画像形成装置では、使用期間の長期化のために複数のインクカートリッジが設けられたり、多色画像といった使用者の需要に応じるために多色のインクカートリッジが設けられていたりする。各インクカートリッジの設置位置の正確さを確保するためにインクカートリッジの位置を検出する技術が提案されている。
発光と受光によりインクカートリッジの位置検出技術は実現することができる。光源がインクカートリッジのチップに設けられ、受光装置が画像形成装置の本体部に設けられる。あるインクカートリッジの位置を検出するために、そのインクカートリッジは受光装置に対向する位置に設置され、インクカートリッジのチップの光源は発光するように制御され、受光装置は光を受け、光を検出し、光量を記録する。そして、隣接するインクカートリッジが発光するよう制御され、受光装置は光を受け、光を検出し、光量を記録する。受光装置が位置検出下にあるインクカートリッジに対向しているため、位置検出対象のインクカートリッジから受ける光量は隣接するインクカートリッジのそれよりも多く、事前設定されている閾値よりも多い。このようにして、画像形成装置の本体部はインクカートリッジの位置が正確かを検出する。
しかしながら、従来例のインクカートリッジチップは以下の性質がある。画像形成装置に複数のインクカートリッジチップが設置された場合、これらのインクカートリッジチップに制御された光源は同時に発光する。すなわち、画像形成装置に設置された全インクカートリッジにこのようなインクカートリッジチップが設けられている場合、全インクカートリッジは常に同時に発光と消灯をする恐れがある。インクカートリッジの位置検出技術において、受光装置で受けたインクカートリッジの光源からの光量がインクカートリッジの位置検出に使われるため、従来例のインクカートリッジチップが同時に発光するという性質は受光装置が受ける光量を一定にしてしまい、従来例のインクカートリッジチップはインクカートリッジの位置を検出できない。
本開示では、画像形成装置内のインクカートリッジの位置の検出をするためにインクカートリッジチップとインクカートリッジとインクカートリッジアダプターが設けられている。
本開示のインクカートリッジチップはインターフェース部と制御部と記憶部を備える。
画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信し、光制御コマンドがインクカートリッジ識別情報を含むようにインターフェース部は構成されている。
自動生成識別情報と状態フラグを記憶し、状態フラグが実行可能状況若しくは、実行不可能状況を備えるように記憶部は構成されている。
任意の発光部に接続され、光制御コマンドを制御するように制御部は構成されている。光制御コマンドの種類は発光コマンド若しくは、消灯コマンドである。
インターフェース部と記憶部に接続され、光制御コマンドをインターフェース部が受信した時に、光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて光制御コマンドを実行するよう発光部を制御し、発光部が光制御コマンドを実行した後にインクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報との対応関係に基づいて、状態フラグを再検出するよう制御部は構成されている。
記憶部が発光設定情報をさらに備え、発光設定情報が計数結果と制御情報の対応関係を備え、制御情報が発光禁止情報と発光可能情報を含むことが好ましい。
さらに、インターフェース部が光制御コマンドを受信した時に、事前設定計数対象を計数することで取得できる現計数結果を取得し、前記発光設定情報から前記現計数結果に対応する制御情報を取得し、前記光制御コマンドの種類と前記制御情報に基づいて発光部を制御し、光制御コマンドの種類が、前記計数対象と同一か判定し、計数対象は発光コマンド若しくは、消灯コマンドであり、前記光制御コマンドの種類が、前記計数対象と同一の場合、前記インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の関係を基に前記現計数結果を一段階増加させるかを判定するよう制御モジュールが構成される。
制御部がコマンド識別モジュールとインクカートリッジ識別モジュールとマッチカウンターと発光スイッチモジュールを備えることが好ましい。
インターフェース部で受信された光制御コマンドを識別するよう、コマンド識別モジュールが構成される。
コマンド識別モジュールで識別された光制御コマンドが、発光コマンドの場合に現計数結果を取得し、現計数結果と対応する制御情報を記憶部内の発光設定情報から取得し、制御情報を実行し発光部を制御するよう発光スイッチモジュールが構成される。
インクカートリッジ識別情報が自動生成識別情報と関連しているかを判定するように前記インクカートリッジ識別モジュールが構成される。
インクカートリッジ識別情報が自動生成識別情報と関連している場合に現計数結果を一段階増加するようにマッチカウンターが構成される。
記憶部がコマンド受信フラグをさらに記憶し、コマンド受信フラグは発光スイッチモジュールの機能状態を記録するために使われ、機能状態は利用可能状態若しくは、利用不可能状態であることが好ましい。
コマンド受信フラグが発光スイッチモジュールを利用可能と示した場合、コマンド識別モジュールに識別された光制御コマンドが発光コマンドであれば現計数結果を取得し、現計数結果と対応する制御情報を記憶部内の発光設定情報から取得し、制御情報を実行し発光部を制御するよう発光スイッチモジュールが構成されることが好ましい。
画像形成装置の光検出性質とインクカートリッジチップの設置場所を基に発光設定情報が判定されることが好ましい。
インクカートリッジチップがパワーアップ初期状態にあると判定された場合、発光コマンドを実施するために制御部を制御するよう制御部が構成されることが好ましい。
好ましくは、発光部がインクカートリッジチップに設けられている。
さらに本開示において、インクカートリッジは上記いずれかの一つのインクカートリッジチップを備えている。
好ましくは、インクカートリッジが通信バスによって前記画像形成装置に接続されている。
本開示において、インクカートリッジはインターフェース部とコントロール部と記憶部を備える。
インターフェース部が画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信するよう構成され、光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を含む。
記憶部は自動生成識別情報と状態フラグを記憶するよう構成され、状態フラグは実行可能状態若しくは実行不可能状態を備える。
制御部は任意の発光部にも接続され、光制御コマンドを実行するように構成され、光制御コマンドの種類は発光コマンド若しくは消灯コマンドである。
インターフェース部と記憶部に接続され、インターフェース部が光制御コマンドを受信すると光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、光制御コマンドを実行するために発光部を制御し、発光部が光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に状態フラグを再判定するよう制御部は構成される。
好ましくは、インターフェース部と少なくとも一つのコントロール部と少なくとも一つの記憶部と少なくとも一つの発光部をインクカートリッジアダプターは備える。
インターフェース部が画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信するよう構成され、前記光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を含む。
記憶部は自動生成識別情報と状態フラグを記憶するよう構成され、状態フラグは実行可能状態若しくは実行不可能状態を備える。
制御部は発光部に接続され、光制御コマンドを実行するように構成され、光制御コマンドの種類は発光コマンド若しくは消灯コマンドである。
インターフェース部と前記記憶部に接続され、インターフェース部が光制御コマンドを受信すると光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、光制御コマンドを実行するために発光部を制御し、発光部が光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に状態フラグを再判定するよう制御部は構成される。
好ましくは、インクカートリッジアダプターは一つのインターフェース部と一つの制御部と一つの記憶部と少なくとも一つの発光部を備える。
光制御コマンドを受信すると光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、光制御コマンドを実行するために対応する発光部を制御し、発光部が光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に状態フラグを再判定するよう制御部が構成される。
好ましくは、制御部と前記記憶部と前記発光部の数は同じであり、前記制御部と前記記憶部と前記発光部は1対1の対応関係にある。
制御部は対応する発光部に接続され、光制御コマンドを実行するように構成され、光制御コマンドの種類は発光コマンド若しくは消灯コマンドである。
対応する前記インターフェース部と前記記憶部に接続され、前記インターフェース部が前記光制御コマンドを受信すると前記光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、前記光制御コマンドを実行するために対応する前記発光部を制御し、前記発光部が前記光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に前記状態フラグを再判定するよう制御部は構成される。
本開示では、インクカートリッジチップがインターフェース部と制御部とを備え、インターフェース部が画像形成装置からの光制御コマンドを受信するように構成され、光制御コマンドがインクカートリッジ識別情報を備え、記憶部が自己識別情報と状態フラグを記憶し、状態フラグが実行可能フラグ若しくは実行不可能フラグを備え、制御部が光制御コマンドを実行するよう任意の発光部に接続され、光制御コマンドの種類が方向コマンド若しくは消灯コマンドで、制御部はインターフェース部が光制御コマンドを受信した時に発光部を制御し光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて光制御コマンドを実行させ、発光部が光制御コマンドを実行した後にインクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に状態フラグを再検出するようにインクカートリッジチップが設けられている。開示のインクカートリッジチップを利用することで、画像形成装置内のインクカートリッジの位置検出を実現できる。
本発明の技術案を明確に理解してもらうために、実施形態の説明に必要な図面が以下に示される。以下の図面の説明は、開示された一部の実施形態である。当業者は創造的造作なく提供された図面を基に他の図面を得ることが可能である。
図1aは開示の実施形態に適用可能なインクカートリッジの位置検出の原理を示す説明図である。 図1bは開示の実施形態に適用可能なインクカートリッジの位置検出の原理を示す説明図である。 図2は第一実施形態のインクカートリッジチップの様式図である。 図3は第一実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。 図4は従来例のインクカートリッジを使用したインクカートリッジの位置検出のフローチャートである。 図5は開示の第一実施形態のインクカートリッジチップを利用したインクカートリッジの位置検出のフローチャートである。 図6は開示の第二実施形態のインクカートリッジチップの制御部の様式図である。 図7は開示の第二実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。 図8は開示の第三実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。 図9は開示の第三実施形態のインクカートリッジチップを利用したインクカートリッジの位置検出のフローチャートである。 図10は開示の第四実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。 図11は開示の第四実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。 図12はインクカートリッジアダプターの様式図である。
開示の技術案を明確に理解してもらうために、実施形態の説明に必要な図面が以下に示される。以下の説明の実施形態は、開示された実施形態一部である。開示された実施形態を基に当業者が創造的造作なく得られる他の全ての実施形態は本開示の保護範囲内に該当する。
本開示の目的、技術案、効果を明確に理解してもらうために、以下、本発明について、図面と実施例を用いて詳細に説明する。
以下は従来例のインクジェットプリンターを例にとった典型的なインクカートリッジの位置検出である。
インクジェットプリンターの正常な印刷を保障し、インクカートリッジの設置位置の誤差による印刷ずれを防止するために、インクカートリッジがインクジェットプリンターに設置された後にインクカートリッジがインクジェットプリンターの正しい位置に設置されたかどうかの判定が通常必要となる。図1aと図1bは本開示の実施形態のインクカートリッジの位置検出の原理を示す図である。図1aが示すように四つのインクカートリッジがインクジョットプリンターに設置されており、説明のためにそれぞれインカートリッジBK、インクカートリッジY、インクカートリッジC、インクカートリッジMとする。インクカートリッジはインクジェットプリンターのインクカートリッジ設置位置である位置A、位置B、位置C、位置Dにそれぞれ設置される。四つのインクカートリッジは通信バスによってインクジェットプリンターに接続され、インクジェットプリンターからインクカートリッジに送信される、発光起動情報を各インクカートリッジは受信することが可能である。図1aと図1bが示すように、受光装置はインクジェットプリンターに固定の位置に設けられ、全てのインクカートリッジはキャリッジ部に設置される。インクカートリッジはキャリッジ部を動かすことで移動するため、インクカートリッジ上の発光部とインクジェットプリンターの受光装置の相対的位置関係は変化する。
インクカートリッジの位置検出は主に、検出対象のインクカートリッジの対向位置の検出と、隣接するインクカートリッジからの隣接光の検出を含み、画像形成装置にあるインクカートリッジを個々に検出対象のインクカートリッジとして検出する必要がある。対向位置の検出はインクジェットプリンターが検出対象の受光装置に対向しているインクカートリッジの発光部を発光するよう起動し、受光装置が受けた光量が過去の値よりも大きいか判定する工程を指す。隣接光の検出は検出対象のインクカートリッジが受光装置に対向する位置に保持され、インクジェットプリンターが任意の隣接するインクカートリッジの発光部を発光させるために起動し、受光装置で受けた光量が対向位置での検出時に受けた光量よりも少ないかどうかを判定する工程を指す。図1aに示すように、検出対象としてインクカートリッジYは受光装置に対向する位置に移動され、検出対象インクカートリッジYの発光部は発光するよう制御され、受光装置は光を受けて第1光量S1を取得し、第1光量S1が前設定の閾値よりも多いか判定される。第1光量S1が前設定の閾値よりも多い場合、対向位置検出対象のインクカートリッジは検出に合格となる。図1bに示すようにインクカートリッジの位置は変えずに、検出対象インクカートリッジYに隣接するインクカートリッジBKの発光部は発光するよう制御され、受光装置は光を受け、第2光量S2を取得し、第2光量S2が前設定の閾値よりも少ないかどうか判定される。第2光量S2が前設定の閾値よりも少ない場合、検出対象インクカートリッジYの隣接光の検出は合格となる。その他の場合は対向位置の検出若しくは隣接光の検出は不合格と判定される。両検出が合格の場合のみインクカートリッジの位置は正確と判断される。上記の検出対象インクカートリッジは、対抗位置の検出が行われるインクカートリッジであり、隣接するインクカートリッジは上記の検出対象インクカートリッジに隣接している任意のインクカートリッジである。インクカートリッジBKが検出対象のインクカートリッジの場合、インクカートリッジBKは受光装置に対向する位置に移動され、インクカートリッジYが隣接するインクカートリッジとなる。インクジェットプリンターはインクカートリッジYの発光部を発光するよう制御し、これがインクカートリッジBKの隣接光の検出となる。インクカートリッジYが検出対象のインクカートリッジBKに隣接する位置にあるため、この場合はインクカートリッジYの隣接位置の検出ともされる。原則として、インクジェットプリンターは同じインクカートリッジの対向位置の検出と隣接位置を1度ずつ行う。
第一実施形態
図2は開示の実施形態のインクカートリッジチップの様式図である。インクカートリッジチップはインターフェース部21と制御部22と記憶部23を備える。制御部22は発光部24に接続されている。
インターフェース部21は画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信するように構成され、光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を含む。
本実施形態では、光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を含む。インクカートリッジ識別情報は他色インクのインクカートリッジと区別するためにも使われる。同時に光制御コマンドは発光部を発光若しくは、消灯するコマンド情報をさらに備える。光制御コマンドは発光コマンドと消灯コマンドの2種類のコマンドを備え、消灯コマンドを備えるコマンド情報は発光部を消灯するコマンドを備え、発光コマンドを備えるコマンド情報は発光部を投稿するコマンドを備える。さらに、インターフェース部は有線もしくは無線方式で画像形成装置に接続されてもよい。
記憶部23は自動生成識別情報と状態フラグを記憶するように構成され、状態フラグは実行可能フラグと実行不可能フラグを備える。
本実施形態では、記憶部はインクカートリッジに関する情報を記憶してもよい。インクカートリッジに関する情報とは、インクカートリッジ自体の識別情報やインクカートリッジの製造者や製造日、使用されたインクの量やインクの残量などであり、インクカートリッジ自体の識別情報とはインクの色や、記憶部のデバイスアドレスやインクカートリッジの種類を区別するその他情報であり。本実施形態では、状態フラグが記憶部にも記憶され、インクカートリッジチップの実行可能状態若しくは実行不可能状態を識別するために使用される。
実際の記憶部は、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、強誘電体メモリ、相変化メモリといった不揮発性メモリや、SRAM+バッテリ若しくは蓄電器、DRAM+バッテリ若しくは蓄電器、といった電力供給が付随した揮発性メモリが一般的である。記憶部の詳細な形態はこれに限らない。
実際には状態フラグの変化を誘引する条件が揃うと、記憶部内の状態フラグは変化する。すなわち、状態フラグの変化はインクカートリッジチップが現行の状態から別の状態に変化したことを意味する。例えば、状態フラグは1ビットサイン‘flag’で示され、flag=0はインクカートリッジチップが実行可能状態にあることを意味し、flag=1はインクカートリッジチップが実行不可能状態にあることを意味する。flag=1の時、状態フラグの変化を誘引する条件が揃った場合、状態フラグの‘flag’はflag=1からflag=0へ変化し、それ以外の場合はflag=1は変化しない。
さらに、状態フラグの初期ディフォルト値ではインクカートリッジチップの状態は実行可能状態又は実行不可能状態を示す。具体的には、画像形成装置の光感知性質を基に状態フラグの初期ディフォルト値はそれぞれ設定されるとよい。例えば、画像形成装置がインクカートリッジの対向位置の検出を隣接位置の検出の前に行う場合、状態フラグの初期ディフォルト値はインクカートリッジチップが実行可能状態を示すように設定される。画像形成装置がインクカートリッジの隣接位置の検出を対向位置の検出の前に行う場合、状態フラグの初期ディフォルト値はインクカートリッジチップが実行不可能状態を示すように設定される。
さらに、状態フラグの初期ディフォルト値ではインクカートリッジチップの状態は実行可能状態又は実行不可能状態を示す。具体的には、画像形成装置の光感知性質を基に状態フラグの初期ディフォルト値はそれぞれ設定されるとよい。例えば、画像形成装置がインクカートリッジの対向位置の検出を隣接位置の検出の前に行う場合、状態フラグの初期ディフォルト値はインクカートリッジチップが実行可能状態を示すように設定される。画像形成装置がインクカートリッジの隣接位置の検出を対向位置の検出の前に行う場合、状態フラグの初期ディフォルト値はインクカートリッジチップが実行不可能状態を示すように設定される。インクカートリッジチップが起動され初期化されたり(すなわち画像形成装置がインクカートリッジチップに電力の供給を開始)、画像形成装置がインクカートリッジチップへの電力の供給を停止したり、特定のインクカートリッジ識別情報を備えた光制御コマンドが受信された場合に状態フラグの値は初期ディフォルト値を復元する。
発光部24は制御部22に接続され、光制御コマンドを実行するように構成されている。光制御コマンドの種類として発光コマンドと消灯コマンドを備える。
開示の実施形態では、発光部はインクカートリッジチップに設けられていたり、インクカートリッジチップに設けられる代わりに接続部品によって制御部に接続されていたりする。具体的には、接続部品はケーブル、電気接続、無線方式の接続によって実現される。
さらに、具体的には発光ダイオード(LED)やレーザーダイオード、蛍光剤、タングステンランプといったエレクトロルミセンスで発光部は構成されるがこれに限らない。同時に発光部から出射した光は可視光でも非可視光でもよい。
発光部が受光装置と直接対向する位置に設けられても、偏向位置に設けられ光が光誘導部品によって受光装置に誘導されても良いことを当業者は理解できる。
制御部22はインターフェース部21と記憶部23に接続され、インターフェース部が光制御コマンドを受信した時に、光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて光制御コマンドを実行するよう発光部を制御し、発光部が光制御コマンドを実行した後にインクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報との対応関係に基づいて、状態フラグを再検出するよう制御部は構成されている。
実施形態では、制御部はインターフェース部で受信された光制御コマンドを処理し、光制御コマンドとインクカートリッジチップの状態フラグに基づいて発光部の発光若しくは消灯を制御する。つまり、インクカートリッジチップが実行可能状態にある場合、発光コマンドに基づいて発光部を制御部は発光し、インクカートリッジチップが実行不可能状態にある場合には発光コマンドは実行されず、これは発光部を現状の状態でロックすることにあたる(すなわち、消灯状態若しくは発光状態を維持する)。本実施形態の状態フラグは発光コマンドが実行できるかどうかを示すためだけに使用されるとも言える。
具体的には、インターフェース部が発光コマンドを受信すると制御部はインクカートリッジチップが実行可能状態にあるかどうかを検出する。検出結果が実行可能状態の場合、制御部は発光部が発光するように制御し、インクカートリッジチップが実施不可能状態の場合、制御部は発光部を発光する制御を行わない。さらに、制御部毎に反応率に違いがあるため、インクカートリッジが実行可能状態にあると検出した場合、制御部は発光部が発光するように直接制御したり、数クロックサイクル(例えば300ms)遅れて制御したりする。
さらに、発光コマンドが実行されるかどうか制御部が検出した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の関係を基に状態フラグは再検出される。すなわち、インクカートリッジチップの状態を更新する。具体的には、インターフェース部に受信された発光コマンド若しくは消灯コマンドに備えられたインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶された自動生成識別情報と関連する場合、制御部は記憶部の状態フラグを変更して、インクカートリッジの現行状態を変更する。インクカートリッジ識別情報が自動生成識別情報と一致若しくは相同関係にある若しくは、16進と8進で同値がそれぞれ記録されるといった情報が特定の関係にある場合、インクカートリッジ識別情報の対応関係が示される。
本実施形態のインクカートリッジチップは通信バスによって画像形成装置に接続されても良く、上記実施形態が示すように複数のインクカートリッジが全て画像形成装置に接続される必要がある場合は、これら複数のインクカートリッジは共通の通信バスで画像形成装置に接続され、画像形成装置からの光制御コマンドを受信しても良い。
図3は開示の実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。具体的にはこの工程図は工程S01から工程S08を含む。
工程S01では、画像形成装置から送信されたインクカートリッジ識別情報を含む光制御コマンドが受信される。
工程S02では、光制御コマンドが発光コマンドかどうか検出され、その場合は工程S04に進み、そうでない場合は工程S03に進む。
光制御コマンドの検出はコマンドが発光コマンド若しくは消灯コマンドであると検出することを意味する。
工程S03では発光部は消灯される。
工程S04では現行のインクカートリッジチップの状態フラグが実行可能状態であるかどうかが検出され、その場合は工程S05へ進み、そうでない場合は工程S08へ進む。
インクカートリッジチップの状態の検出結果に基づいて発光部の発光が必要か否か判定される。インクカートリッジチップが実行不可の場合、発光部は発光されず、インクカートリッジチップが実行可能状態の場合、発光部は発光される。
工程S05では発光部は発光される。
工程S06ではインクカートリッジ識別情報が自動生成識別情報と関連しているか判定され、関連している場合は工程S07へ進み、そうでない場合は工程S08へ進む。
工程S07ではインクカートリッジチップの現行状態フラグが変更される。
現行の状態が実行可能状態の場合、状態は実行不可能状態に変更され、現行の状態が実行不可能状態の場合は実行可能状態へ変更される。
工程S08では現行のインクカートリッジの状態は維持される。
工程S02と工程S04はそれぞれ、光制御コマンドの種類とインクカートリッジチップの状態フラグの状態の検出に関係し、実際には二つの工程は同時に実行されても良く、インクカートリッジチップの状態が光制御コマンドの種類の検出の前に検出されても良い。この二つの工程の実行の順序は実施形態の実施に影響を及ぼさない。
上記の工程S06では画像形成装置の性質に基づいて発光コマンド若しくは消灯コマンドを使って比較をする。発光コマンドと消灯コマンドは常に連続的に対となるため、対応するインクカートリッジ識別情報も同様に比較のために一つ選ばれる。すなわち、コマンドが一種類だけインクカートリッジ識別情報と比較するために選ばれ、発光コマンドのみが対応するインクカートリッジ識別情報を備え、発光コマンドに対応するインクカートリッジ識別方法のみがインクカートリッジチップに記憶された識別情報と比較するために選ばれる。
さらに、本実施形態のインクカートリッジチップが起動し、制御部がインクカートリッジは起動時の初期状態にあると検出すると、インクカートリッジチップは画像形成装置からの発光コマンドの受信を待たずに発光部の発光をする。本実施形態のインクカートリッジチップが画像形成装置に設置され、画像形成装置から電力の供給をすでに受けている場合、発光部は瞬時に発光するため使用者はこの現象からインクカートリッジチップと画像形成装置の電気接続が正常であることを事前に知ることが可能である。これは発光部が可視光を出射する場合のみの利点ではない。紫外線といった非可視光を発光部が出射する場合でも発光部からの光が届く範囲のインクカートリッジや画像形成装置上に蛍光性材料があれば、紫外線は蛍光性材料を発光させ、これが使用者への通知の役割を果たす。
図4は従来例のインクカートリッジチップを利用したインクカートリッジ位置検出のフローチャートであり、図5は開示の本実施形態のインクカートリッジチップを利用したインクカートリッジ位置検出のフローチャートである。図4と図5の比較により本実施形態のインクカートリッジチップの長所はさらに説明される。
図4の工程S11からS17と、図5の工程S21からS27はそれぞれ一対一の対応関係にある。図4と図5の(B)は何れもインクカートリッジ位置検出用の制御方法であり、いずれの(A)も発光部の発光現象の図解である。基本的に隣接位置の検出の前に対向位置の検出を画像形成装置はインクカートリッジに行う。
図4の工程S11と工程S13はそれぞれインクカートリッジCに対して行われる対向位置の検出と隣接位置の検出である。これら四つのインクカートリッジは画像形成装置に一つの通信バスで接続されているため、各インクカートリッジは画像形成装置がどのインクカートリッジに送信した光制御コマンドも受信する。画像形成装置がインクカートリッジCの識別情報を含む発光コマンドを送信した場合、インクカートリッジCの識別情報はインクカートリッジCのチップにのみ記憶されているため、インクカートリッジCのみが発光し、発光状態は一定期間持続された後、画像形成装置から送信された消灯コマンドによってインクカートリッジCは消灯する(消灯コマンドの効果は図4には図示されていない)。
工程S12と工程S15はインクカートリッジMに実施された対向位置の検出と隣接位置の検出をそれぞれ図示している。これら二つの工程では画像形成装置はインクカートリッジMの識別情報を含む発光コマンドを送信し、インクカートリッジMのみが発光し、発光状態は一定期間持続された後、画像形成装置から送信された消灯コマンドによってインクカートリッジMは消灯する。
工程S14と工程S17はインクカートリッジYに実施された対向位置の検出と隣接位置の検出をそれぞれ図示している。これら二つの工程では画像形成装置はインクカートリッジYの識別情報を含む発光コマンドを送信し、インクカートリッジYのみが発光し、発光状態は一定期間持続された後、画像形成装置から送信された消灯コマンドによってインクカートリッジYは消灯する。
工程S16はインクカートリッジBKに実施された対向位置の検出である。インクカートリッジBKは最後の検出対象のインクカートリッジであり、先述のインクカートリッジが全て正確な位置に設置されている場合、インクカートリッジBKも正確な位置に設置されているので、大半の場合インクカートリッジBKの対向位置の検出のみ実施される。この工程では、画像形成装置はインクカートリッジBKの識別情報を含む発光コマンドを送信し、インクカートリッジBKのみが発光し、発光状態は一定期間持続された後、画像形成装置から送信された消灯コマンドによってインクカートリッジBKは消灯する。
図5では、インクカートリッジC、M、Y、BKの初期ディフォルト値がインクカートリッジチップの実行可能状態を示している。これら四つのインクカートリッジは画像形成装置に一つの通信バスで接続されており、各インクカートリッジは画像形成装置がどのインクカートリッジに送信した光制御コマンドも受信するため、工程S21では全てのインクカートリッジの発光部が発光する。工程S11においては、画像形成装置がインクカートリッジCの識別情報を含む発光コマンドを送信するため、インクカートリッジCのみが発光し、インクカートリッジCの状態のみ実行可能状態から実行不可能状態への更新が必要となる。
工程S22では、実行不可能状態であるインクカートリッジCを除いて、他は全て実行可能状態にある。つまり、インクカートリッジMの識別情報を備えた発光コマンドが受信されるとインクカートリッジM、Y、BKは発光し、インクカートリッジCは発光しない。上記工程と同様にインクカートリッジMの状態が、実行可能状態から実行不可能状態へ変化する。
工程S23では、インクカートリッジCとインクカートリッジMのインクカートリッジチップはそれぞれ実行不可能状態であり、そのため、画像形成装置から送信されたインクカートリッジCの識別情報を備えた発光コマンドが受信された時、インクカートリッジCとインクカートリッジMのいずれの発光部も発光せず、インクカートリッジYとインクカートリッジBKの両発光部が発光し、インクカートリッジCの状態が実行可能状態に変化する。
工程S24では上記工程と同様にインクカートリッジチップの状態が実行可能状態のインクカートリッジC、Y、BKは発光し、インクカートリッジMは発光せず、インクカートリッジYの状態は実行不可能状態へ変化する。
工程S25では、インクカートリッジC、BKは発光し、インクカートリッジM、Yは発光しない。インクカートリッジMの状態は実行可能状態に変化する。
工程S26では、インクカートリッジC、M、BKは発光し、インクカートリッジYは発光しない。インクカートリッジBKの状態は実行不可能状態に変化する。
工程S27では、インクカートリッジC、Mは発光しインクカートリッジY、BKが発光しない。インクカートリッジYの状態は実行可能状態に変化する。
上記比較に見られるように、図5の対向位置の検出の工程S21、S22、S24、S26では少なくとも二つのインクカートリッジの発光部が同時に発光し、対向位置の検出工程で受光装置が受ける光量は増加する。図4記載の対応する工程S13、S15、S17と比較して隣接位置の検出の工程S23、S25、S27では、発光すべき発光部が発光せず、隣接位置の検出工程で受光装置が受ける光量は減少する(発光部が一定の方向に光を拡散することを防ぐ更なる仕組みがインクカートリッジの構造にある場合は受光する光は更に減少する)。そのため、発光部やインクカートリッジの製造誤差が原因となる画像形成装置の誤警報率を減少させるために、開示の実施形態のインクカートリッジチップと発光制御方法は、従来例のインクカートリッジチップに状態フラグを追加するのみで良い。さらに、複数のインクカートリッジのチップが同時に発光若しくは消灯するという欠点のために、画像形成装置によるインクカートリッジの設置位置のミスの検出が困難という点を避けることができる。
第二実施形態
いくつかの従来例の画像形成装置は光検出を実施する前に回転検出の実施を必要とする。図4のインクカートリッジの配置を例にとると、所謂回転検出とは受光装置を何れか一つのインクカートリッジに対向させ、インクカートリッジの発光部を左側から順番にインクカートリッジC、M、Y、BKの発光部を一度ずつ順番に発光させるというように一方向から順番に一度ずつ発光させ、受光装置が毎回受光するか判定することである。上記実施形態のインクカートリッジチップは回転検出に合格せず、画像形成装置がインクカートリッジは不適当或いは違法と判断しかねない。そのため、本実施形態のインクカートリッジチップは画像形成装置の光検出だけでなく、回転検出も合格する。
本実施形態のインクカートリッジチップは第一実施形態のインクカートリッジと同様の構造を持ち、インターフェース部と制御部と記憶部を備える。制御部は任意の発光部に接続され、発光部を制御する。インクカートリッジチップに係る接続やインクカートリッジ内の各部の存在形態は第一実施形態のそれと同様であり、繰り返しここでは説明させず、差異部分のみ提示される。
本実施形態のインクカートリッジに備えられる記憶部は、少なくとも自動生成識別情報と発光設定情報を備える。図6は本実施形態のインクカートリッジチップの制御部の様式図である。制御部22はコマンド識別モジュール221、インクカートリッジ識別モジュール222、マッチカウンター223、発光スイッチモジュール224を備える。
コマンド識別モジュールは、インターフェース部で受信された光制御コマンドの種類を識別し、受信された光制御コマンドが発光コマンド若しくは消灯コマンドかを特定するように構成される。発光スイッチモジュールは、コマンド識別モジュールで識別されたコマンドが発光コマンドの場合に現行の計数結果を取得し、記憶部の発光設定情報から現行の計数結果に対応し発光禁止と発光可能を示す制御情報を取得し、発光部を制御し制御情報を実行するよう構成される。インクカートリッジ識別モジュールはインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶されている自動生成識別情報と関連しているか判定するように構成される。マッチカウンターは、インクカートリッジ識別情報が自動生成識別情報と関連している場合に現行の計量結果を1増加させるように構成されている。
マッチカウンターは記憶部のインクカートリッジ識別情報と関連している光制御コマンドが受信された回数を数えるよう構成される。発光スイッチモジュールは制御部に接続された発光部を発光設定情報とマッチカウンターの計数結果と光制御コマンドに基づいて、発光若しくは消灯する。
記憶部に記憶された発光設定情報と現行の計数結果はインクカートリッジチップの状態フラグを示し、発光設定情報は計数結果と制御情報の対応関係を備えても良く、制御情報は発光禁止と発光可能を示し、制御情報は発光スイッチモジュールの発信を示しても良い。記憶部は発光スイッチモジュールの機能状態を記録するためのコマンド受信フラグをさらに記憶しても良く、機能状態は可能状態若しくは不可能状態である。コマンド受信フラグはインクカートリッジチップの初期状態を示すよう構成されても良い。すなわち、コマンド受信フラグは例えば、インクカートリッジチップが回転検出の間に全ての発光コマンドや消灯コマンドを受信したかどうかを記録するために使用される。インクカートリッジが回転検出を要求し、インクカートリッジチップが回転検出の間に全ての発光コマンド若しくは消灯コマンドを受信した場合、コマンド受信フラグは上記の工程を記録する。インクカートリッジチップが初期化された場合、コマンド受信フラグの初期値は、回転検出の間にインクカートリッジチップが全ての発光コマンド若しくは消灯コマンドを受信しなかったと示す。インクカートリッジ識別モジュールは、コマンド受信フラグが初期値の場合にインクカートリッジチップが回転検出の間に全ての発光コマンド若しくは消灯コマンドを受信したかどうかを検出するようにさらに構成されても良い。対応するように、インクカートリッジチップの記憶部はさらに他の全てのインクカートリッジのインクカートリッジ識別情報を記憶する必要がある。インクカートリッジ識別モジュールが、インクカートリッジチップが回転検出の間に、既に全ての発光コマンド若しくは消灯コマンドを受信したと判定した場合、コマンド受信フラグの初期値は全ての発光コマンド若しくは消灯コマンドを受信した値へと変更される。コマンド受信フラグが初期値の場合発光スイッチモジュールは発光部を発行することができない。
インクカートリッジ識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドはほとんどの場合において連続して対となるため、インクカートリッジ識別モジュールが発光コマンドのみを識別し、それにしたがって、マッチカウンターが発光コマンドのみを計数しても良い。同様にインクカートリッジ識別モジュールが消灯コマンドのみを識別し、それにしたがって、マッチカウンターが消灯コマンドのみを計数しても良い。同様にコマンド受信フラグが、インクカートリッジチップが回転検出の間に全ての発光コマンドを受信したかのみを記録したり、全ての消灯コマンドを受信したかのみを記録したりしても良い。
本実施形態のインクカートリッジチップを使用したインクカートリッジ位置の検出工程は下記の通り説明される。画像形成装置が回転検出を先に実施すると想定される。その後、図4のS11からS17に示された光検出工程が実施される。画像形成装置に設置されたインクカートリッジの種類や順番位置は、図4のインクカートリッジC、M、Y、BKと同様である。表1の光制御コマンドを送信する順番で回転検出は四つのインクカートリッジに実施される。最後に、インクカートリッジの回転検出と光検出の完了後に、画像形成装置は使用者に、検出に不合格若しくは使用寿命が切れそうな一つもしくはそれ以上のインクカートリッジをインクカートリッジチップに発光コマンドと消滅コマンドを交互に送信して点滅によって使用者に通知する。不合格のインクカートリッジを使用者に通知する場合、画像形成装置は正確な方法で表示しなければならない。
Figure 0006198935
0から始まりマッチカウンターの計数がますます増加すると想定すると、インクカートリッジ識別モジュールは、受信したインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶された自己生成識別情報と関連すると判定した場合、マッチカウンターは計数を1増加させ、発光コマンドのみを計数する。同時に、画像形成装置の光検出性質に基づいて、インクカートリッジC、M、Yの記憶部の発光設定情報は下記のように事前に設定される。
マッチカウンターの計数が0の場合、制御情報は発光スイッチモジュールが発光部を発光することを禁止する。
マッチカウンターの計数が1の場合、制御情報は発光スイッチモジュールが発光部を発光することを可能にする。
マッチカウンターの計数が2の場合、制御情報は発光スイッチモジュールが発光部を発光することを禁止する。
マッチカウンターの計数が3以上の場合、制御情報は発光スイッチモジュールの機能の解放を表し、インクカートリッジ識別モジュールが受信した発光コマンドのインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶された自動生成識別情報と関連していると判定した場合、発光スイッチモジュールは発光部を発光する。
コマンド受信フラグの初期値はインクカートリッジチップが回転検出の間にまだ全ての発光コマンドを受信していないと示す。
図4の工程S16ではインクカートリッジBKに対して、対向位置の検出のみ実施され、隣接位置の検出は実施されていないため、他のインクカートリッジチップの発光設定情報と異なり、インクカートリッジBKの発光設定情報はマッチカウンターの計数が2以上の場合に制御情報は発光スイッチモジュールの機能の解放を表す。
表1のコマンド1から8の期間、光受装置はインクカートリッジCに対向し、回転検出がインクカートリッジC、M、Y、BKに対して実施される。これら四つのインクカートリッジの発光部は順番に発光し消灯する。
コマンド1から2の間、この時点で全てのインクカートリッジチップのマッチカウンターの計数が0のため、コマンド識別モジュールによりそれぞれのインクカートリッジチップが、コマンド1の種類は発光コマンドであると判定した場合でも、記憶部の発光設定情報に基づいたこの時点での発光スイッチモジュールによって発光する発光部は無い。そして、インクカートリッジ識別モジュールは発光コマンド1がインクカートリッジCの識別情報を備えていると判定し、インクカートリッジCのみマッチカウンターが1増加し当該マッチカウンターは1に変化する。コマンド識別モジュールがコマンド2のコマンドの種類は消灯コマンドであると判定した場合、発光設定情報に影響されることなく、発光スイッチモジュールは発光部を消灯する。インクカートリッジ識別モジュールとマッチカウンターは消灯コマンド2を処理しない。
コマンド3から4の間、コマンド識別モジュールによりそれぞれのインクカートリッジチップが、コマンド1の種類は発光コマンドであると判定した場合、この時点でインクカートリッジM、Y、BKのマッチカウンターの計数が0のため、記憶部の発光設定情報に基づいて、インクカートリッジM、Y、BKの発光部はこの時点の発光スイッチモジュールで発光されない。インクカートリッジCのマッチカウンターは1のため、記憶部の発光設定情報に基づいてインクカートリッジCの発光スイッチモジュールは利用可能となる。しかし、コマンド受信フラグが初期値のため、インクカートリッジCの発光部は発光しない。その後、インクカートリッジ識別モジュールは発光コマンド3がインクカートリッジMの識別情報を備えていると判定する。そのため、インクカートリッジMのみマッチカウンターが1増加し当該マッチカウンターは1に変化する。コマンド識別モジュールが、コマンド4の種類は消灯コマンドであると判定した場合、発光設定情報に影響されることなく、発光スイッチモジュールは発光部を消灯する。インクカートリッジ識別モジュールとマッチカウンターは消灯コマンド4を処理しない。
コマンド5から6の間、同様にどのインクカートリッジの発光部も発光しない。インクカートリッジ識別モジュールが発光コマンド5はインクカートリッジYの識別情報を含むと判定し、インクカートリッジYマッチカウンターが1増加し当該マッチカウンターは1に変化する。
コマンド7から8の間、同様にどのインクカートリッジの発光部も発光しない。インクカートリッジ識別モジュールが発光コマンド7インクカートリッジBKの識別情報を含むと判定し、インクカートリッジBKマッチカウンターが1増加し当該マッチカウンターは1に変化する。この時点までに、それぞれのインクカートリッジチップのマッチカウンターの計数は1となり、各チップのインクカートリッジ識別モジュールは既に、回転検出の期間に全種類の発光コマンドを受信したと判定する。そのため、各インクカートリッジチップのコマンド受信フラグは初期値から、回転検出の期間に全種類の発光コマンドを受信した値に変わる。コマンド識別モジュールがコマンド8の種類は消灯コマンドであると判定した場合、発光設定情報に影響されることなく、発光スイッチモジュールは発光部を消灯する。インクカートリッジ識別モジュールとマッチカウンターは消灯コマンド8を処理しない。
そのため、回転検出の期間中、どのインクカートリッジチップの発光部も発光はしない。回転検出の終了後、インクカートリッジへの光検出を画像形成装置は実施する。光検出の期間中、図4の工程S11からS17と同様の順番で同様の光制御コマンドが画像形成装置から、インクカートリッジチップへ送信される。
工程S11のインクカートリッジCの識別情報を備えた発光コマンドを受信すると、それぞれのインクカートリッジチップのマッチカウンターは1であり、それぞれのインクカートリッジチップのコマンド受信フラグは初期値から回転検出の期間中の発光コマンドを全種類受信した値に変わっているため、全インクカートリッジチップは制御部に接続されている発光部を発光する。発光コマンドがインクカートリッジCの識別情報を含むため、インクカートリッジCのマッチカウンターは計数を1増加し、当該マッチカウンターは2に変化する。消灯コマンドを受信すると全インクカートリッジは発光部を消灯する。
工程S12のインクカートリッジMの識別情報を含む発光コマンドを受信すると、インクカートリッジCのマッチカウンターは既に2のためインクカートリッジCの発光部は発光せず、それ以外の発光部は発光する。発光コマンドがインクカートリッジMの識別情報を含むため、インクカートリッジMのマッチカウンターは計数を1増加し、当該マッチカウンターは2に変化する。消灯コマンドを受信すると全インクカートリッジは発光部を消灯する。
工程S13のインクカートリッジCの識別情報を含む発光コマンドを受信すると、インクカートリッジCとMの両マッチカウンターは2のため、インクカートリッジCとMの発光部は発光せず、それ以外の発光部は発光する。発光コマンドがインクカートリッジCの識別情報を含むため、インクカートリッジCのマッチカウンターは計数を1増加し、当該マッチカウンターは3に変化する。消灯コマンドを受信すると全インクカートリッジは発光部を消灯する。
工程S14のインクカートリッジYの識別情報を含む発光コマンドを受信すると、インクカートリッジCとMのマッチカウンターはそれぞれ3と2のため、マッチカウンターが3の時の先行発光設定情報に基づき、発光スイッチモジュールの機能は解放される。そのため、インクカートリッジCとMの発光部は発光せず、それ以外の発光部は発光する。発光コマンドがインクカートリッジYの識別情報を含むため、インクカートリッジYのマッチカウンターは計数を1増加し、当該マッチカウンターは2に変化する。消灯コマンドを受信すると全インクカートリッジは発光部を消灯する。
工程S15のインクカートリッジMの識別情報を含む発光コマンドを受信すると、インクカートリッジC、M、Yのマッチカウンターはそれぞれ3、2、2のため、マッチカウンターが3の時の先行発光設定情報に基づき、発光スイッチモジュールの機能は解放される。そのため、インクカートリッジC、M、Y、の発光部は発光せず、インクカートリッジBKの発光部のみ発光する。発光コマンドがインクカートリッジMの識別情報を含むため、インクカートリッジMのマッチカウンターは計数を1増加し、当該マッチカウンターは3に変化する。消灯コマンドを受信すると全インクカートリッジは発光部を消灯する。
工程S16のインクカートリッジBKの識別情報を含む発光コマンドを受信すると、インクカートリッジC、M、Yのマッチカウンターはそれぞれ3、3、2のため、マッチカウンターが3の時の先行発光設定情報に基づき、発光スイッチモジュールの機能は解放される。そのため、インクカートリッジC、M、Y、の発光部は発光せず、インクカートリッジBKの発光部のみ発光する。発光コマンドがインクカートリッジBKの識別情報を含むため、インクカートリッジBKのマッチカウンターは計数を1増加し、当該マッチカウンターは2に変化する。消灯コマンドを受信すると全インクカートリッジは発光部を消灯する。
工程S17のインクカートリッジYの識別情報を含む発光コマンドを受信すると、インクカートリッジC、M、Y、BKのマッチカウンターはそれぞれ3、3、2、2のため、インクカートリッジC、Mのマッチカウンターが3の時とインクカートリッジBKのマッチカウンターが2の時の先行発光設定情報に基づき、発光スイッチモジュールの機能は解放される。そのため、どのインクカートリッジC、M、Y、BKの発光部も発光しない。発光コマンドがインクカートリッジYの識別情報を含むため、インクカートリッジYのマッチカウンターは計数を1増加し、当該マッチカウンターは3に変化する。消灯コマンドを受信すると全インクカートリッジは発光部を消灯する。本実施形態の発光部の発光現象は図9左側の発光現象と同様と言える。
ここまで、全インクカートリッジチップのマッチカウンターは、それぞれどの発光スイッチモジュールを解放するかの定義のために計数し、正確な発光制御を画像形成装置は特定のインクカートリッジに実施している。そのため、画像形成装置がインクカートリッジへ回転検出と光検出を実施した後、インクカートリッジが間違った位置に設置されている若しくは、使用寿命が切れそうな(一般的に、検出によるとインクが切れそうになっている場合を意味する)場合、使用者に通知するために、該当するインクカートリッジの識別情報を含む光制御コマンドを送信しインクカートリッジの発光部が点滅するよう制御する。インクカートリッジとその制御方法は機能の正確なプロンプトに影響を与えなくてもよい。
回転検出と光検出の期間中に、画像形成装置からインクカートリッジチップへ送信された発光コマンドは、回転検出と光検出後に送信される発光コマンドとは異なる。例えば、回転検出と光検出の期間では、インクカートリッジCの識別情報を含む発光コマンドのフォーマットは同じであり、回転検出と光検出の後では異なるフォーマットとなる。二つの異なるフォーマットの光制御コマンドを受信すると、インクカートリッジチップは発光部を別様に制御する。すなわち、回転検出と光検出の期間中にインクカートリッジチップが発光コマンドを受信すると、発光部は一定の電圧で駆動され、発光を常に維持する。回転検出と光検出の後に、インクカートリッジチップが発光コマンドを受信すると、発光部はパルス幅変調(PWM)制御の電圧で駆動され、点滅する。そのためコマンドは点滅発光コマンドと呼ばれる。常時発光コマンドと点滅発光コマンドには顕著に違いがあるため、発光設定情報は発光スイッチモジュールの発光機能を解放する必要のない常時発光コマンドのみに設定され、インクカートリッジチップが発光機能を解放する方式で点滅発光コマンドを処理してもよい。すなわち、受信した点滅発光コマンドは記憶部に記憶された自己生成識別コマンドと関連していると、インクカートリッジ識別モジュールが判定した場合、発光スイッチモジュールは発光部を発光する。
インクカートリッジチップが起動されて初期化された場合若しくは、画像形成装置がインクカートリッジの起動を停止した場合に、本実施形態のマッチカウンターとコマンド受信フラグは0若しくは、ディフォルト値に再設定される。さらに、本実施形態ではインクカートリッジチップが起動されると、インクカートリッジチップはパワーアップ初期状態にあると制御部は判定し、画像形成装置からの発光コマンドの受信を待たずに、発光部を事前に発光する。この利点は、本実施形態のインクカートリッジチップ付きのインクカートリッジが画像形成装置に設置され、同時に画像形成装置がインクカートリッジチップを起動した場合、発光部は発光し、この現象により、インクカートリッジチップと画像形成装置の電気接続が正常であることを使用者は事前に知ることができる。
第三実施形態
本実施形態のインクカートリッジチップは第一実施形態のインクカートリッジと同様の構造を持ち、インターフェース部と制御部と記憶部と発光部を備える。インクカートリッジチップに係る接続やインクカートリッジ内の各部の存在形態は第一実施形態のそれと同様であり、繰り返しここでは説明させず、差異部分のみ提示される。
本実施形態のインクカートリッジチップは少なくとも一つの自己生成識別情報を記憶する。消灯条件が揃った場合、本実施形態のインクカートリッジチップの制御部は消灯コマンドのみを実行し、発光部を消灯する。
具体的には、インクカートリッジチップが起動されると、インクカートリッジチップが起動初期状態にあると検出した制御部が、画像形成装置からの発光コマンドの受信を待たずに、発光部を事前に発光する。この利点は、本実施形態のインクカートリッジチップ付きのインクカートリッジが画像形成装置に設置され、同時に画像形成装置がインクカートリッジチップに起動した場合、発光部は発光し、この現象により、インクカートリッジチップと画像形成装置の電気接続が正常であることを使用者は事前に知ることができる。
発光部は既に発光しているため、制御部が、発光コマンドを以降受信しても、発光コマンドは実行されない。暫くしてから、画像形成装置は消灯コマンドを送信し、消灯コマンドをインターフェース部を介して受信後、制御部は予め設定された消灯条件が揃ったかどうか判定をする。すなわち、記憶部に記憶された自己生成識別情報と受信したインクカートリッジ識別情報が関連しているか判定し、関連していると判定した場合は、制御部は発光部を制御し消灯する。
図7は開示の実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。工程図は工程S31から36を含む。
工程S31では、画像形成装置がインクカートリッジを起動した時、すなわちインクカートリッジが起動され初期化された時、制御部に接続された発光部は発光する。
工程S32では、制御部はインクカートリッジ識別情報を備えた発光コマンドをインターフェース部を介し受信する。
工程S33では、制御部が光制御コマンドは消灯コマンドであるかどうか判定し、消去コマンドの場合は工程S35へ進み、それ以外の場合は工程S34へ進む。
工程S34では、光制御コマンドは実行されず、発光部の状態は維持される。
発光部の状態が発光中の場合は発光状態が維持され、発光部の状態が消灯中の場合は消灯状態が維持される。
工程S35では、制御部がインクカートリッジ識別情報は記憶部に記憶された自己生成識別情報と関連しているか判定し、関連している場合は工程S36へ進み、そうでない場合は工程S34へ進む。
工程S36では、制御部が発光部を制御し消灯する。
インクカートリッジチップの上記工程は、画像形成装置から送信された光制御コマンドがインクカートリッジ識別情報を含むことを必要とする。しかしながら、多様な画像形成装置から送信された光制御コマンドは、必ずしもインクカートリッジ識別情報を備えていない。そのため、本実施形態のインクカートリッジチップには下記の変更が加えられる。
自己生成識別情報を記憶する以外に、インクカートリッジチップの記憶部は少なくとも状態フラグを記憶する。状態フラグは、インクカートリッジチップの実行可能状態若しくは、実行不可能状態を表すために使われ、その定義とディフォルト値設定モードは第一実施形態で説明されているためここ改めて説明はしない。第一実施形態と異なり、本実施形態の状態フラグは消灯コマンドが、実施可能かどうか表すために使われる。
さらに、光制御コマンドが発光コマンドであると判定した後、制御部が現トリガ状態に基づいてインクカートリッジの状態を更新しても良い。具体的には、インターフェース部で受信された発光コマンドに備えられたインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶された自己生成識別情報と関連している場合、制御部は記憶部の状態フラグを書き直す。これにより、インクカートリッジの状態は変更される。
図8は本実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。インクカートリッジチップの記憶部は状態フラグを記憶する。工程図は工程S41からS48を含む。
工程S41では画像形成装置がインクカートリッジを起動した時、すなわちインクカートリッジチップが起動され初期化された時、制御部に接続された発光部は発光する。
工程S42では、制御部はインクカートリッジ識別情報を備えた発光コマンドをインターフェース部を介し受信する。
工程S43では、制御部が光制御コマンドは消灯コマンドであるかどうか判定し、消去コマンドの場合は工程S44へ進み、それ以外の場合は工程S45へ進む。
工程S44では、インクカートリッジチップの状態フラグが実行可能状態であるか判定され、実行可能状態の場合は工程S64へ進み、そうでない場合は工程S47へ進む。
現消灯条件が揃っているかの判定にはインクカートリッジチップの状態がその通り発光部を消灯しているかも含む。
工程S45では、インターフェース部で受信された発光コマンドに備えられたインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶された自己生成識別情報と関連しているかを制御部が判定する。関連している場合は工程S47へ進み、そうでない場合は工程S48へ進む。
工程S46では、制御部は発光部を制御し消灯する。
工程S47では、光制御コマンドは実行されず、発光部の状態は維持される。
工程S48では、インクカートリッジの状態が変更される。
状態が実行可能状態の場合は実行不可能状態に変更され、状態が実行不可能状態の場合は実行可能状態に変更される。
記憶部に状態フラグが導入されているため、受信した消灯コマンドがインクカートリッジ識別情報を備えていなくても、適切なインクカートリッジチップの発光部は発光コマンドに備えられたインクカートリッジ識別情報を基に正確に消灯される。このため、他の消灯してはいけない発光部の消灯を防ぐことができる。
画像形成装置から送信された、インクカートリッジ識別情報を含む光制御コマンドは下記の例のように処理される。図9は第三実施形態のインクカートリッジチップを使用したインクカートリッジの位置検出のフローチャートであり、パート(A)とパート(B)で表される。本実施形態の利点を説明する。記憶部の状態フラグのディフォルト値はインクカートリッジチップが実行不可能状態にあると表す。
工程S51では、画像形成装置がインクカートリッジを起動し始めた時、すなわちインクカートリッジチップが起動され初期化された時、制御部に接続された発光部は発光する。
工程S52では、インクカートリッジCの識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドが正常に受信されている。
画像形成装置から送信されたインクカートリッジCの識別情報を含む発光コマンドをインクカートリッジチップは最初に受信し、全インクカートリッジの発光部は当初の発光状態を維持する。状態フラグを記憶部が記憶するインクカートリッジチップであるインクカートリッジCのインクカートリッジチップは状態フラグを変更、すなわちインクカートリッジの状態フラグを実行不可状態から実行可能状態へ変更する。暫くしてから、画像形成装置から送信されたインクカートリッジCの識別情報を含む消灯コマンドをインクカートリッジチップは受信する。インクカートリッジCの状態フラグは実行可能状態のため、消灯条件は揃っており、少なくとも一つの自己生成識別情報を記憶するインクカートリッジチップに消灯コマンドは実行できる。インクカートリッジCの発光部は消灯され(消灯コマンドの効果は図9に図示せず)、インクカートリッジ識別情報はインクカートリッジCの記憶部に記憶された自己生成識別情報と関連しているため、事前設定消灯条件は揃っており、インクカートリッジCの発光部は消灯される。他のインクカートリッジチップも消灯コマンドを受信するが、発光を消灯する事前設定消灯条件が揃わないため、発光状態は維持される。
工程S53では、インクカートリッジMの識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドが正常に受信されている。
発光コマンドに関しては、インクカートリッジCの発光部は消灯状態を維持し、他の全てのインクカートリッジM、Y、BKの発光部は発光状態を維持する。状態フラグを記憶するインクカートリッジチップに関しては、インクカートリッジMのインクカートリッジチップは状態フラグを変更、すなわちインクカートリッジチップの状態フラグを実行不可能状態から実行可能状態へ変更する。続く消灯コマンドに関しては、インクカートリッジMのインクカートリッジチップは事前設定消灯条件を揃えているため、インクカートリッジMの発光部は消灯されるが、インクカートリッジYとBKは発光状態を維持する。
工程S54では、インクカートリッジCの識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドが正常に受信されている。
発光コマンドに関しては、インクカートリッジCとMの発光部は消灯状態を維持し、他の全てのインクカートリッジYとBKの発光部は発光状態を維持する。この時点でのインクカートリッジCのインクカートリッジチップの状態フラグは意味をなさず、この時点でインクカートリッジチップの状態フラグを変更しても、状態フラグの変更を一度だけ許可する(そのためこの時点で状態フラグは変更できない)ように設定しても良い。続く消灯コマンドに関しては、両インクカートリッジYとBKは事前設定消灯条件を揃えないため、インクカートリッジYとBKは発光状態を維持する。
工程S55では、インクカートリッジYの識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドが正常に受信されている。
発光コマンドに関しては、インクカートリッジCとMの発光部は消灯状態を維持し、インクカートリッジYとBKの発光部は発光状態を維持する。状態フラグを記憶するインクカートリッジチップに関しては、インクカートリッジYのインクカートリッジチップは状態フラグを変更、すなわちインクカートリッジチップの状態フラグを実行不可能状態から実行可能状態へ変更する。続く消灯コマンドに関しては、インクカートリッジYのインクカートリッジチップは事前設定消灯条件を揃えているため、インクカートリッジYの発光部は消灯されるが、インクカートリッジBKの発光部は発光状態を維持する。
工程S56では、インクカートリッジMの識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドが正常に受信されている。
発光コマンドに関しては、インクカートリッジC、M、Yの発光部は消灯状態を維持し、インクカートリッジBKの発光部は発光状態を維持する。この時点でのインクカートリッジMのインクカートリッジチップの状態フラグは意味をなさず、この時点でインクカートリッジチップの状態フラグを変更しても、状態フラグの変更を一度だけ許可する(そのためこの時点で状態フラグは変更できない)ように設定しても良い。続く消灯コマンドに関しては、インクカートリッジBKは事前設定消灯条件を揃えないため、インクカートリッジYとBKは発光状態を維持する。
工程S57では、インクカートリッジBKの識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドが正常に受信されている。
発光コマンドに関しては、インクカートリッジC、M、Yの発光部は消灯状態を維持し、インクカートリッジBKの発光部は発光状態を維持する。状態フラグを記憶するインクカートリッジチップに関しては、インクカートリッジBKのインクカートリッジチップは状態フラグを変更、すなわちインクカートリッジチップの状態フラグを実行不可能状態から実行可能状態へ変更する。続く消灯コマンドに関しては、インクカートリッジBKのインクカートリッジチップは事前設定消灯条件を揃えているため、インクカートリッジYの発光部は消灯される。この時点で、全インクカートリッジの発光部は消灯される。
工程S58では、インクカートリッジYの識別情報に対応する発光コマンドと消灯コマンドが正常に受信されている。
発光コマンドに関しては、インクカートリッジC、M、Y、BKの発光部は消灯状態を維持する。この時点でのインクカートリッジYのインクカートリッジチップの状態フラグは意味をなさず、この時点でインクカートリッジチップの状態フラグを変更しても、状態フラグの変更を一度だけ許可する(そのためこの時点で状態フラグは変更できない)ように設定しても良い。続く消灯コマンドに関しては、全インクカートリッジの発光部は発光状態を維持する。
実施形態のインクカートリッジチップと発光制御方法の二つのソリューションでは発光コマンドは実行されなくとも良く、事前設定条件が揃っているかどうかを基に消灯コマンドが選択的に実行されたら良い。これは第一実施形態の、複数のインクカートリッジのチップが同時に発光若しくは消灯するという欠点のために、画像形成装置によるインクカートリッジの設置位置のミスの検出が困難という点を避けるという技術効果を達成する。
第四実施形態
本実施形態のインクカートリッジチップは第一実施形態のインクカートリッジと同様の構造を持ち、インターフェース部と制御部と記憶部と発光部を備える。インクカートリッジチップに係る接続やインクカートリッジ内の各部の存在形態は第一実施形態のそれと同様であり、繰り返しここでは説明させず、差異部分のみ提示される。
本実施形態の記憶部は少なくとも一つの自己生成識別情報を記憶する。制御部は発光コマンドと消灯コマンドを同時に実行し、インクカートリッジチップが消灯コマンドを受信した時に消灯条件が揃うと発光部を消灯する。
画像形成装置から送信された発光コマンドを受信した場合、発光コマンドと一緒に送信されたインクカートリッジ識別コマンドを考慮せずに、すなわち制御対象がどれかを考慮せずに、制御部は接続された発光部を直ちに若しくは一定期間遅らせて制御して発光する。暫くしてから、画像形成装置は消灯コマンドを送信し、消灯コマンドのインターフェース部を介して受信後、制御部は予め設定された消灯条件が揃ったかどうか判定をする。すなわち、記憶部に記憶された自己生成識別情報と受信したインクカートリッジ識別情報が関連しているか判定し、関連していると判定した場合は、制御部は発光部を制御し消灯する。
図10は本実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。工程図は工程S61からS67を含む。
工程S61では、制御部は発光コマンドとインクカートリッジ識別情報をインターフェース部を介し受信する。
工程S62では、制御部が光制御コマンドは発光コマンドであるかどうか判定し、発光コマンドの場合は工程S63へ進み、それ以外の場合は工程S66へ進む。
工程S63では、制御部が受信したインクカートリッジ識別情報は記憶部に記憶された自己生成識別情報と関連しているか判定し、関連している場合は工程S64へ進み、そうでない場合は工程S65へ進む。
工程S64では、発光コマンドは実行されず、発光部の状態は維持される。
発光部の状態が発光中の場合は発光状態が維持され、発光部の状態が消灯中の場合は消灯状態が維持される。
工程S65では、制御部が発光部を制御し消灯する。
工程S66では、制御部は計時を開始し、計時が終了するまでに新たな光制御コマンドが受信されるかを判定する。受信した場合は工程S62へ進み、そうでない場合は工程S67へ進む。
計時がポイントTで終了すると推定した時、計時の開始からポイントTでの終了までの工程で制御部は新たな光制御コマンドが受信されるかを判定し、受信した場合は工程S62へ進む。一方で、工程内で新たな光制御コマンドが受信されなかった場合は工程S67へ進む。
異なる構成部での反応率の違いと本実施形態の論理回路を考慮し、発光部の発光条件が揃ったと判定された場合、発光部は発光するよう直ちに制御されたり、数クロックサイクル(例えば、10msと950msの任意の値)後に遅れて発光するよう制御されたりする。インクカートリッジチップ間で同一に若しくは異なって設定される。
工程S67では、計時が終了すると発光部は発光する。
計時がTに到達すると、すなわち計時が終了すると、制御部は発光部を制御し発光する。これは、Tの後に発光部を制御して発光することに相当する。
インクカートリッジチップの上記工程図は画像形成装置から送信された光制御コマンドがインクカートリッジ識別情報を含むことを必要とする。しかしながら、多様な画像形成装置から送信された光制御コマンドは、必ずしもインクカートリッジ識別情報を備えていない。そのため、本実施形態のインクカートリッジチップには下記の変更がさらに加えられる。
自己生成識別情報を記憶する以外に、インクカートリッジチップの記憶部は少なくとも状態フラグを記憶する。状態フラグは、インクカートリッジチップの実行可能状態若しくは、実行不可能状態を表すために使われ、その定義とディフォルト値設定モードは第一実施形態で説明されているためここ改めて説明はしない。第一実施形態と異なり、本実施形態の状態フラグは消灯コマンドが、実施可能かどうか表すために使われる。
さらに、光制御コマンドが発光コマンドであると判定した後、制御部が事前設定トリガ状態に基づいてインクカートリッジの状態を更新しても良い。具体的には、インターフェース部で発光コマンドと受信されたインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶された自己生成識別情報と関連している場合、制御部は記憶部の状態フラグを書き直す。これにより、インクカートリッジの状態は変更される。制御部が発光部を消灯すると、発光部も記憶部の状態フラグを書き直し、これにより、インクカートリッジの状態は変更される。制御部が消灯コマンドを受信し、インクカートリッジの状態が実行可能状態の場合、制御部は発光部を消灯する。
図11は開示の本実施形態のインクカートリッジチップの工程図である。工程図は工程S71からS80を含む。
工程S71では、制御部はインクカートリッジ識別情報を備えた発光コマンドをインターフェース部を介し受信する。
工程S72では、制御部が光制御コマンドは発光コマンドであるかどうか判定し、発光コマンドの場合は工程S73へ進み、それ以外の場合は工程S77へ進む。
工程S73では、制御部は計時を開始し、計時が終了するまでに新たな光制御コマンドが受信されるかを判定する。受信した場合は工程S72へ進み、そうでない場合は工程S74へ進む。
制御部が光制御コマンドは発光コマンドであると判定した場合、制御部は計時を開始する。計時がポイントTで終了すると推定した時、計時の開始からポイントTでの終了までの工程で制御部は新たな光制御コマンドが受信されるかを判定し、受信した場合は工程S72へ進む。一方で、工程内で新たな光制御コマンドが受信されなかった場合は工程S74へ進む。
工程S74では、計時が終了すると発光部は発光する。
計時がTに到達すると、すなわち計時が終了すると、制御部は発光部を制御し発光する。これは、Tの後に発光部を制御して発光することに相当する。
工程S75では、制御部が光制御コマンドは発光コマンドであると判定すると、受信したインクカートリッジ識別情報が記憶部に記憶された自己生成識別コマンドと関連しているか制御部は判定する。関連していない場合は工程S76へ進み、関連している場合は工程S80へ進む。
工程S76ではインクカートリッジチップの状態が維持される。
発光部の状態が実行可能状態の場合は実行可能状態が維持され、発光部の状態が実行不可能状態の場合は実行不可能状態が維持される。
工程S77では、制御部が発光コマンドは消灯コマンドであると判定した場合、インクカートリッジチップの状態フラグが実行可能状態にあるかどうか制御部は判定する。実行可能状態の場合は工程S78へ進み、実行不可能状態の場合はS79へ進む。
工程S78では制御部は発光部を制御して消灯し工程S80へ進む。
工程S79では消灯コマンドは実行されず、発光部の状態は維持される。
発光部の状態が発光中の場合は発光状態が維持され、発光部の状態が消灯中の場合は消灯状態が維持される。
工程S80では、インクカートリッジチップの状態が変更される。
状態が実行可能状態の場合は実行不可能状態に変更され、状態が実行不可能状態の場合は実行可能状態に変更される。
記憶部に状態フラグが導入されているため、受信した消灯コマンドがインクカートリッジ識別情報を備えていなくても、適切なインクカートリッジチップの発光部は発光コマンドに備えられたインクカートリッジ識別情報を基に正確に消灯される。このため、他の消灯してはいけない発光部の消灯を防ぐことができる。
本実施形態のインクカートリッジチップとその発光方法は、第一実施形態の複数のインクカートリッジのチップが同時に発光若しくは消灯するという欠点のために、画像形成装置によるインクカートリッジの設置位置のミスの検出が困難であるという点を避けるという技術効果を達成する。
さらに、本開示ではインクカートリッジがさらに設けられている。上記実施形態のインクカートリッジは少なくとも一つのインクカートリッジチップと備える。インクカートリッジの複数のインクカートリッジチップは共通の通信バスによって画像形成装置に接続され、画像形成装置からの光制御コマンドを受信しても良い。本実施形態では、インクカートリッジがさらに備えられているため、インクカートリッジと一体化されていないインターフェース部と制御部と記憶部をそのインクカートリッジが備えている。インクカートリッジに備えられたインターフェース部と制御部と記憶部の作動原理と制御方法は、上記実施形態のインクカートリッジチップと一体化されたインターフェース部と制御部と記憶部のそれと同様である。具体的には、インクカートリッジはインターフェース部と制御部と記憶部を備える。制御部は画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信するよう構成され、光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を含む。記憶部は自己生成識別情報と状態フラグを記憶するように構成され、状態フラグは実行可能状態若しくは、実行不可能状態を備える。制御部は任意の発光部に接続され、光制御コマンドを実行するように構成されている。光制御コマンドの種類は発光コマンドと消灯コマンドを含む。制御部はインターフェース部と記憶部に接続され、光制御コマンドが受信された時に光制御コマンドの種類と記憶部の状態フラグを基に発光部を制御して光制御コマンドを実行し、光制御コマンドが発光部で実行された後にインクカートリッジ識別情報と自己生成識別情報の対応関係に基づいて状態フラグを再検出するよう制御部は構成されている。
簡単に説明された下記のケースは上記全ての実施形態に適用できるが、上記実施形態の範囲を狭めるものではない。
1.延滞後に発光
異なる構成部での反応率の違いと本実施形態の論理回路を考慮し、発光部の発光条件が揃ったと判定された場合、発光部は発光するよう直ちに制御されたり、数クロックサイクル(例えば、10msと950msの任意の値)後に遅れて発光するよう制御されたりする。インクカートリッジチップ間で同一に若しくは異なって設定される。
2.保護カバーが開いた時の工程
インクカートリッジの交換が必要な時若しくは、インクカートリッジの設置位置が正常でない場合、使用者はメンテナンスのために画像形成装置の保護カバーを開ける必要がある。インクカートリッジは保護カバーの下に設置されている。上記実施形態では、画像形成装置が光検出を終え、インクカートリッジチップが発光部への制御をしない。上記の各ソリューションの発光した発光部は各インクカートリッジ識別情報に対応できないため、インクカートリッジは不具合や他の状態であると画像形成装置が発光部を介して使用者に通知し、使用者を誤解させやすい。保護カバーが開いた画像形成装置がインクカートリッジチップの状態を使用者に発光部の点滅によってフィードバックする時に送信される光制御コマンド(例えば、前述の点滅発光コマンド)は、画像形成装置がインクカートリッジに光検出を行う時の光制御コマンド(例えば、前述の常時発光コマンド)とは異なる。使用者の誤解を避けるためにインクカートリッジチップが画像形成装置の保護カバーが開いている時に送信された光制御コマンドを実行しない、すなわち発光部が発光しない制御をするように設定しても良い。
3.インクカートリッジアダプター
インクカートリッジアダプターの様式図の図12に示すように、アダプター400の複数の発光部410にインクカートリッジチップの制御部と記憶部は一緒に設けられても良い。アダプター400はインクカートリッジと画像形成装置の本体部の間に設けられ、アダプター400には複数のインクカートリッジを収容する空間420が設けられている。すなわち、アダプター400が画像形成装置の本体部にまず設置され、複数のインクカートリッジがアダプター400に設置され、この時複数のインクカートリッジに一対一で対応する各発光部410が設置される。前述のインクカートリッジチップの機能はアダプターと一体化され、発光部は対応する制御部によって制御される若しくは、全発光部が一つの制御部によって制御されても良い。記憶部に対応する各発光部はそれぞれのインクカートリッジチップ識別情報を一対一で記憶し、上記実施形態のそれぞれの制御方法に基づいて記憶部に対応する発光部は制御され発光する。
図12では、インクカートリッジアダプター400に複数のインクカートリッジが設置され、インクカートリッジアダプター上の制御部と記憶部と発光部の数は同じであっても良い。制御部と記憶部と発光部の間には一対一の対応関係がある。制御部は対応するインターフェース部と記憶部に接続され、光制御コマンドが受信された時に光制御コマンドの種類と記憶部の状態フラグを基に発光部を制御して光制御コマンドを実行し、光制御コマンドが発光部で実行された後にインクカートリッジ識別情報と自己生成識別情報の対応関係に基づいて状態フラグを再検出するよう制御部は構成されている。
あるいは、共通部は一体化され、インクカートリッジアダプター400が、インターフェース部と制御部と記憶部を各一つだけと少なくとも一つの発光部を備えても良い。具体的には制御コマンドが受信された時に光制御コマンドの種類と記憶部の状態フラグを基に発光部を制御して光制御コマンドを実行し、光制御コマンドが発光部で実行された後にインクカートリッジ識別情報と自己生成識別情報の対応関係に基づいて状態フラグを再検出するよう制御部は構成されている。インクカートリッジアダプターに設置されるインクカートリッジの数を基に複数の発光部が構成されるため、複数の発光部は各自のインクカートリッジ識別情報に対応し、発光部に対応する光制御コマンドは光制御コマンドに備えられたインクカートリッジ識別情報によって確認されても良い。
さらに、図12のインクカートリッジアダプターと違い、一つのインクカートリッジ用のインクカートリッジアダプターが設けられても良い。すなわち、インクカートリッジアダプターにインクカートリッジが一つだけ設置され、インクカートリッジアダプターがインターフェース部と、少なくとも一つの制御部と、少なくとも一つの記憶部と、少なくとも一つの発光部を備えても良い。インターフェース部と制御部と記憶部と発光部が通常一つのプリント回路板上に設けられる前述の実施形態のインクカートリッジチップと異なり、このインクカートリッジアダプターではインターフェース部と制御部と記憶部は一構造として設けられ、一つのプリント回路板上には設けられていない。
4.消灯コマンドを実行するかどうかを制御するためのマッチカウンターの使用
第二実施形態に記載されたマッチカウンターと同様に、第三実施形態や第四実施形態に適用された消灯コマンドの実行の働きかけに、画像形成装置が送信した光制御コマンドの規律を基に、特定の消灯コマンドが受信された時に発光部の消灯操作が実施されるようインクカートリッジチップは設定されても良い。例えば、マッチカウンターは記憶部の自己生成識別情報と関連した光制御コマンドが受信された数を計数するように構成される。制御部はマッチカウンターの事前設定の特定値の計数を見つけた場合、受信された光制御コマンドは実行され、マッチカウンターが事前設定の特定値を計数しなかったり、事前設定の特定値を超えたりした場合受信された光制御コマンドは実行されない。同様に、インクカートリッジが初期化のために起動されたりパワーダウンされたりすると、マッチカウンターの再設定モードは0に復帰若しくは再設定される。
上記実施形態の工程の全て若しくは、一部がプログラムコマンドや関連ハードウェアによって達成できると当業者であれば理解できる。前述のプログラムはコンピューター可読記憶媒体に記憶されて上記実施形態を含む工程が実施されても良い。前述のコンピューター可読記憶媒体はROM・RAMディスクやコンパクトディスクといったプログラムコードを記憶する多様な媒体を含む。
方法実施形態と基本的には対応する装置実施形態には、方法実施形態の実際の記載に関連して参照される。上記の装置実施形態は説明であり別々の部分として説明されている箇所は物理的に離れていたり、離れていなかったりし、部分として表されている部分が物理的な部分であったりなかったりする。すなわち、部分や箇所が一か所にあったり、複数のネットワーク部に配分されていたりする。部分や全モジュールは実施形態のソリューションの目的を達成するために必要に応じて選択される。当事者はソリューションを創造する必要なく理解し実行できる。
本開示では、第一や第二といった関係を示す用語は実体や操作を別の実体や操作と区別するために配置され、必ずしもこれら実体や操作の間の実際の関係や順番を表していない。さらに、「含む」、「備える」やそれらが変形した用語は非占有包合含を含み、工程、方法、物体、装置が一連の要素だけでなく、他の明確に記載されていない要素や、工程、方法、物体、装置に固有の要素を含んでいても良い。それ以上の限定が無い場合「を含み」という記載は、その工程、方法、物体、装置に存在する他の似たような要素を排除しない。
これまで詳細に説明された開示の実施形態のインクカートリッジチップ、インクカートリッジ、インクカートリッジアダプターは開示の原理や実行方法を説明するために使われた特定の例であり、上記実施形態の記載は開示の方法や中心的な発明の理解を助けるために使われている。同時に、当事者は開示の発明を基に特定の実行方法や適用範囲の変更を考えても良い。開示の内容は開示の限定とはならない。

Claims (14)

  1. インターフェース部と制御部と記憶部を備え、
    前記インターフェース部が画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信するよう構成され、前記光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を備え、
    前記記憶部が自動生成識別情報と状態フラグを記憶するよう構成され、前記状態フラグは実行可能状態若しくは実行不可能状態を備え、
    前記制御部が任意の発光部にも接続され、前記光制御コマンドを実行するように構成され、光制御コマンドの種類としては発光コマンド若しくは消灯コマンドを備え、
    前記制御部が前記インターフェース部と前記記憶部に接続され、前記インターフェース部が前記光制御コマンドを受信すると前記光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、前記光制御コマンドを実行するために前記光部を制御し、前記光部が前記光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に前記状態フラグを再判定するよう構成されたことを特徴とするインクカートリッジチップ。
  2. 前記記憶部が発光設定情報を記憶するように構成され、前記発光設定情報は計数結果と制御情報の対応関係を備え、前記制御情報は発光禁止情報と発光可能情報を備え、
    前記インターフェース部が前記光制御コマンドを受信した時に事前設定計数対象を計数することで取得できる現計数結果を取得し、前記発光設定情報から前記現計数結果に対応する制御情報を取得し、前記光制御コマンドの種類と前記制御情報に基づいて発光部を制御し、前記光制御コマンドの種類が、前計数対象と同一か判定し、計数対象は発光コマンド若しくは、消灯コマンドであり、前記光制御コマンドの種類が、前計数対象と同一の場合、前記インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に前記現計数結果を一段階増加させるかを判定するよう前記制御部が構成されることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジチップ。
  3. 前記制御部がコマンド識別モジュールとインクカートリッジ識別モジュールとマッチカウンターと発光スイッチモジュールを備え、
    前記インターフェース部で受信された前記光制御コマンドを識別するよう前記コマンド識別モジュールが構成され、
    前記コマンド識別モジュールで識別された前記光制御コマンドが前記発光コマンドの場合に前記現計数結果を取得し、前記現計数結果と対応する制御情報を前記記憶部内の前記光設定情報から取得し、前記制御情報を実行し前記発光部を制御するよう前記発光スイッチモジュールが構成され、
    前記インクカートリッジ識別情報が前記自動生成識別情報と関連しているかを判定するように前記インクカートリッジ識別モジュールが構成され、
    前記インクカートリッジ識別情報が前記自動生成識別情報と関連している場合に前記現計数結果を1段階増加するように前記マッチカウンターが構成されていることを特徴とする請求項2に記載のインクカートリッジチップ。
  4. 前記記憶部がコマンド受信フラグを記憶し、前記コマンド受信フラグは前記発光スイッチモジュールの機能状態を記録するために使われ、前記機能状態は利用可能状態若しくは利用不可能状態であることを特徴とする請求項3に記載のインクカートリッジチップ。
  5. 前記コマンド受信フラグが前記発光スイッチモジュールは利用可能と示した場合、前記コマンド識別モジュールに識別された前記制御コマンドが前記発光コマンドであれば前記現計数結果を取得し、前記現計数結果と対応する制御情報を前記記憶部内の前記光設定情報から取得し、前記制御情報を実行し前記発光部を制御するよう前記発光スイッチモジュールが構成されることを特徴とする請求項4に記載のインクカートリッジチップ。
  6. 前記画像形成装置の光検出性質と前記インクカートリッジチップの設置場所を基に前記発光設定情報が判定されることを特徴とする請求項2〜5何れかに記載のインクカートリッジチップ。
  7. 前記インクカートリッジチップが起動され、前記インクカートリッジチップが起動初期状態にあると判定された場合、前記発光コマンドを実施するために前記発光部を制御するよう前記制御部がさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジチップ。
  8. 前記光部が前記インクカートリッジチップに設けられていることを特徴とする請求項1〜5、7何れかに記載のインクカートリッジチップ。
  9. 請求項1〜8いずれかに記載の前記インクカートリッジチップを少なくとも一つ備えるインクカートリッジ。
  10. 前記インクカートリッジが通信バスによって前記画像形成装置に接続されていることを特徴とする請求項9に記載のインクカートリッジ。
  11. インターフェース部と制御部と記憶部を備え、
    前記インターフェース部が画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信するよう構成され、前記光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を備え、
    前記記憶部が自動生成識別情報と状態フラグを記憶するよう構成され、前記状態フラグは実行可能状態若しくは実行不可能状態を備え、
    前記制御部が任意の発光部にも接続され、前記光制御コマンドを実行するように構成され、光制御コマンドの種類としては発光コマンド若しくは消灯コマンドを備え、
    前記制御部が前記インターフェース部と前記記憶部に接続され、前記インターフェース部が前記光制御コマンドを受信すると前記光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、前記光制御コマンドを実行するために前記光部を制御し、前記光部が前記光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に前記状態フラグを再判定するよう構成されたことを特徴とするインクカートリッジ。
  12. インターフェース部と少なくとも一つの制御部と少なくとも一つの記憶部と少なくとも一つの発光部を備え、
    前記インターフェース部が画像形成装置から送信された光制御コマンドを受信するよう構成され、前記光制御コマンドはインクカートリッジ識別情報を備え、
    前記記憶部が自動生成識別情報と状態フラグを記憶するよう構成され、前記状態フラグは実行可能状態若しくは実行不可能状態を備え、
    前記制御部が任意の発光部にも接続され、前記光制御コマンドを実行するように構成され、光制御コマンドの種類としては発光コマンド若しくは消灯コマンドを備え、
    前記制御部が前記インターフェース部と前記記憶部に接続され、前記インターフェース部が前記光制御コマンドを受信すると前記光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、前記光制御コマンドを実行するために前記光部を制御し、前記光部が前記光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に前記状態フラグを再判定するよう構成されたことを特徴とするインクカートリッジアダプター。
  13. 一つのインターフェース部と一つの制御部と一つの記憶部と少なくとも一つの発光部を備え、
    前記光制御コマンドを受信すると前記光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、前記光制御コマンドを実行するために対応する前記発光部を制御し、前記発光部が前記光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に前記状態フラグを再判定するよう前記インターフェース部が構成されたことを特徴とする請求項12に記載のインクカートリッジアダプター。
  14. 前記制御部と前記記憶部と前記発光部の数が同じであり、前記制御部と前記記憶部と前記発光部は1対1の対応関係にあり、
    前記制御部は対応する前記光部に接続され、前記光制御コマンドを実行するように構成され、光制御コマンドの種類は発光コマンド若しくは消灯コマンドであり、
    前記制御部は対応する前記インターフェース部と前記記憶部に接続され、前記インターフェース部が前記光制御コマンドを受信すると、前記光制御コマンドの種類と記憶部内の状態フラグに基づいて、前記光制御コマンドを実行するために対応する前記光部を制御し、前記光部が前記光制御コマンドを実行した後に、インクカートリッジ識別情報と自動生成識別情報の対応関係を基に前記状態フラグを再判定するよう構成されたことを特徴とする請求項12に記載のインクカートリッジアダプター。
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