JPH04144754A - カートリッジ式インクジェットプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、インクタンクを有する交換自在なヘッドカ
ートリッジを使用したカートリッジ式インクジェットプ
リンタに関する。

［従来の技術］ この種のインクジェットプリンタに使用されるヘッドカ
ートリッジは、印字を行うヘッド部、プリンタ本体と電
気的接続を行う接点部およびインクを収容したインクタ
ンク部から構成されている。

このようなヘッドカートリッジは印字が行われるとイン
クタンク内のインク量が次第に減りやがてインクが無く
なる。そしてインク切れになると新しいヘッドカートリ
ッジと交換することになる。

従来、このようなヘッドカートリッジを使用したインク
ジェットプリンタではヘッドカートリッジの交換時期を
検知して知らせる機能は無かった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしこのようにヘッドカートリッジの交換時期を検知
して知らせる機能が無いと、ヘッドカートリッジがイン
ク切れになるまで使用し続けることになり、このため印
字の途中でインク切れが発生する不都合があった。

そこでこの発明は、ヘッドカートリッジのインク量が無
くなるとそれを判断してヘッドカートリッジの交換時期
を報知できるカートリッジ式インクジェットプリンタを
提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ この発明は、インクタンクを有する交換自在なヘッドカ
ートリッジを使用したカートリッジ式インクジェットプ
リンタにおいて、ヘッドカートリッジに設けられたヒユ
ーズと、このヒユーズの導通の有無を検知する検知手段
と、印字動作に対応して計数動作するカウンタと、検知
手段によりヒユーズの導通が検知されるとカウンタをゼ
ロクリアすると共にヒユーズの溶断信号を出力する初期
化手段と、この初期化手段からの溶断信号によりヒユー
ズを溶断する溶断手段と、電源オフ時カウンタの計数値
を記憶保持し、電源オン時記憶保持した計数値をカウン
タに戻す記憶保持手段と、カウンタの計数値がヘッドカ
ートリッジの使用インク量に対応して設定された許容限
界計数値を越えたときヘッドカートリッジの交換時期を
報知する報知手段とからなるものである。

［作用〕 このような構成においては、未使用のヘッドカートリッ
ジを装着して最初に使用する時にはヒユーズは溶断され
ていないので導通が検知される。

従って初期化手段によりカウンタがゼロクリアされると
共にヒユーズの溶断信号が出力される。この溶断信号に
よりヒユーズは溶断される。

ヒユーズが非導通になるとカウンタはゼロクリアされる
こと無く印字動作に対応して計数動作を行う。すなわち
印字動作によりヘットカートリッジのインク量が減少す
るに対応してカウンタの計数値は大きくなる。

そしてカウンタの計数値はたとえ電源がオフされても記
憶保持手段によって記憶保持され、電源オン時には記憶
保持手段から戻されるので、ヘットカートリッジのイン
ク使用量に対応した計数値となっている。

そしてカウンタの計数値がヘッドカートリッジの使用イ
ンク量に対応して設定された許容限界計数値を越えたと
きヘッドカートリッジの交換時期になったことが報知手
段によって報知される。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１は制御部本体を構成するＣＰＵ　（
中央演算処理装置）である。このＣＰＵ１はデータバス
２により、ｌ１０（インプット・アウトプットインター
フェイス）部３、前記ＣＰＵが行う処理のプログラムデ
ータを格納したＲＯＭ　（リード・オンリー・メモリ）
　、ＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）、不揮発性
メモリ４、レジスタ５、ラッチ回路６およびカウンタ７
と接続されている。

また前記ＣＰＵＩはアドレスバス８により、デコーダ９
とも接続されている。

前記１１０部３には赤色ＬＥＤ　（発光ダイオード）１
０と緑色ＬＥＤＩＩを制御するＬＥＤ駆動回路１２が接
続されている。

前記デコーダ９は前記ＣＰＵＩに制御され電源のオフ時
およびオン時に前記不揮発性メモリ４に対シてアクセス
信号を供給すると共にレジスタ５とラッチ回路６にそれ
ぞれ制御信号を供給している。

前記レジスタ５には後述するヘッドステータス信号（Ｈ
３Ｔ）が−時格納されるようになっている。

前記ラッチ回路６は前記ＣＰＵＩに制御され、前記レジ
スタ５に格納されるヘッドステータス信号がハイレベル
のときリセット信号をカウンタ７に出力するとともにハ
イレベルなカット信号（ＣＵＴ）を出力するようになっ
ている。

前記ラッチ回路６から出力されたカット信号は第２図に
示すようにドライバＩＣｌ３の入力端子に入力されてい
る。前記ドライバＩＣｌ３は入力されるカット信号を反
転して出力するもので、その出力端子は抵抗１４．１５
を直列に介して接地されるとともにヒユーズ１６を介し
て電源供給ライン１７に接続されている。

前記抵抗１４．１５の接続点電圧をヘッドステータス信
号として前記レジスタ５に供給するようになっている。

第３図はヘッドカートリッジの外観を示すもので、この
ヘッドカートリッジ１８は、印字を行うヘッド部１８ａ
、インクを収容したインクタンク部１８ｂおよびプリン
タ本体側と電気的接続を行う接点部１８ｃで構成されて
いる。そして前記ヒユーズ１６をヘッドカートリッジ１
８内に収納している。

第４図は前記ＣＰＵＩが行う要部処理を示す流れ図で、
印字か否かを判断する印字待機状態において、印字開始
が判断されると、レジスタ５に格納されているヘッドス
テータス（ＨＳ　Ｔ）信号がハイレベルか否かを判断す
る。

そしてヘッドステータス信号がハイレベルならばヘッド
カートリッジ１８が新しくセットされたと判断し、前記
ラッチ回路６を制御してリセット信号を出力させ前記カ
ウンタ７をゼロクリアさせると共にカット（ＣＵＴ）信
号をドライバＩＣｌ３に出力させる。

またヘッドステータス信号がローレベルならば、ヘッド
カートリッジ１８が前回のも・のを使用していると判断
し、前記カウンタ７のゼロクリアやカット信号の出力は
行わず、印字に応じて前記カウンタ７の計数動作を行な
わせる。このときカウンタ７による計数は例えば印字枚
数、印字行数、印字文字数等各種が考えられ、どれを計
数するかはプログラムによって予め決定されている。

そして前記カウンタ７の計数値が許容限界計数値を越え
たか否かを判断する。ここで許容限界計数値とは、前記
ヘットカートリッジ１８のインクタンク１８ｂ内に最初
に収容されたインク量に対応して決められた計数値で、
前記カウンタ７がこの許容限界計数値を越えたときイン
クタンク１８ｂ内のインクはほとんど使用されている状
態になっている。

前記カウンタ７の計数値が許容限界計数値以下のときに
は前記１１０部３を介して前記ＬＥＤ駆動回路１２を制
御し、前記緑色ＬＥＤＩ　１を点灯させてヘットカート
リッジ１８がまだ使用できる状態であることを知らせる
ようになっている。

また前記カウンタ７の計数値が許容限界計数値を越えた
ときには前記１１０部３を介して前記ＬＥＤ駆動回路１
２を制御し、前記赤色ＬＥＤ１０を点灯させてヘットカ
ートリッジ１８が交換時期になったことを知らせるよう
になっている。

このような構成の本実施例においては、抵抗１４．１５
の接続点電圧、すなわちヘッドステータス信号はデコー
ダ９に制御されて印字開始毎にレジスタ５に格納される
。

もし印字開始前に未使用のヘッドカートリッジ１８がセ
ットされた場合にはヒユーズ１６が溶断されていないの
で抵抗１４．１５の接続点電圧、すなわちヘッドステー
タス信号はハイレベルとなっている。しかしてＣＰＵＩ
は印字開始時にハイレベルなヘッドステータス信号を判
定してカウンタ７をゼロクリアすると共にカット信号を
ドライブＩＣ１Ｂに出力する。これによりドライブＩＣ
ｌ３の出力がローレベルになり、電源供給ライン１７か
らヒユーズ１６を介してドライブＩＣｌ３の出力端子に
大きな電流が流れヒユーズ１６が溶断される。

これによりヘッドステータス信号はローレベルになる。

しかして以降はＣＰＵＩによるヘッドステータス信号の
レベル判定においでローレベルが判定されるようになる
。モしてカウンタ７は印字動作に対応して計数するよう
になる。例えば印字枚数を計数するようになる。このと
き緑色ＬＥＤ１１が点灯されヘッドカートリッジ１８の
インク量が使用できる状態にあることを知らせる。

そして用紙１枚又は複数枚にわたる１回の印字動作が終
了し、その後次の印字動作が開始されると、同様にＣＰ
ＵＩによるヘッドステータス信号の判定が行われる。今
度はローレベルなヘッドステータス信号が判定されヒユ
ーズ１６が溶断されていることが判断される。すなわち
ヘッドカートリッジ１８が継続して使用されていること
が判断される。

そして印字動作において用紙１枚に印字が行われる毎に
カウンタ７は計数し、その計数値が許容限界計数値と比
較される。この時点ではカウンタ７の計数値はまだ小さ
くヘッドカートリッジ１８のインク量がまだ十分あると
判断されて緑色ＬＥＤＩ　１の点灯状態が継続される。

以降、印字動作が繰り返される毎にヘッドカートリッジ
１８のインク量が減少する。そしてヘッドカートリッジ
１８のインク量が用紙１枚分しか印字できない程度に少
なくなると、カウンタ７の計数値が許容限界計数値を越
えるようになる。

しかして緑色ＬＥＤ１１が消灯し代わって赤色ＬＥＤ１
０が点灯する。これによりヘッドカートリッジ１８のイ
ンクが無くなり交換時期になったことを知る。

こうして直ちにヘッドカートリッジ１８を新しいものと
交換することができる。

そしてヘッドカートリッジ１８の交換後に印字動作を再
開すると、カウンタ７がゼロクリアされ、ヘッドカート
リッジ１８のヒユーズ１６が溶断されるようになる。

このようにヘッドカートリッジ１８のインクが無くなる
とそれをカランタフの計数値で判断して交換時期になっ
たことを知らせることができる。

なお、カウンタ７により用紙の印字枚数を計数する場合
は問題はないが、例えば印字行数や印字文字数を計数す
る場合には、用紙に対する印字の途中で交換時期を知ら
せることも生じ、このときインクがまったく無くなると
困るので、この場合にはカウンタ７の計数値が許容限界
計数値を越えてもヘットカートリッジ１８のインクタン
ク１８ｂ内には印字用紙１枚分の印字が行える程度のイ
ンクが残るようにする必要がある。

なお、この実施例においては、印字動作が開始される毎
にヘッドステータス信号のレベルを確認するようにした
が、さらに加えて電源投入時にも確認するようにしても
良い。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、ヘッドカートリ
ッジのインク量が無（なるとそれを判断してヘッドカー
トリッジの交換時期を報知できるカートリッジ式インク
ジェットプリンタを提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例、を示すもので、第１図はブロ
ック図、第２図は要部回路図、第３図はヘッドカートリ
ッジの外観図、第４図はＣＰＵが行う要部処理の流れ図
である。 １・・・ＣＰＵ。 ４・・・不揮発性メモリ、 ７・・・カウンタ、 １０・・・赤色ＬＥＤ。 １１・・・緑色ＬＥＤ。 １６・・・ヒユーズ、 １８・・・ヘッドカートリッジ。 第１ 図 第 ２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクタンクを有する交換自在なヘッドカートリッジを
   使用したカートリッジ式インクジェットプリンタにおい
   て、前記ヘッドカートリッジに設けられたヒューズと、
   このヒューズの導通の有無を検知する検知手段と、印字
   動作に対応して計数動作するカウンタと、前記検知手段
   によりヒューズの導通が検知されると前記カウンタをゼ
   ロクリアすると共にヒューズの溶断信号を出力する初期
   化手段と、この初期化手段からの溶断信号により前記ヒ
   ューズを溶断する溶断手段と、電源オフ時前記カウンタ
   の計数値を記憶保持し、電源オン時記憶保持した計数値
   を前記カウンタに戻す記憶保持手段と、前記カウンタの
   計数値が前記ヘッドカートリッジの使用インク量に対応
   して設定された許容限界計数値を越えたとき前記ヘッド
   カートリッジの交換時期を報知する報知手段とからなる
   ことを特徴とするカートリッジ式インクジェットプリン
   タ。