JP6197670B2 - 薬液散布車両用の薬液タンク着脱用具 - Google Patents

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本発明は、薬液散布をすることができる薬液散布車両の薬液タンク着脱用具に関する。
車両に搭載した薬液タンクからの薬液をブームに取り付けたノズルから作物などに噴霧する薬液散布車両は、例えば特開2002−101803号公報などで提案されている。
特開2002−101803号公報
上記特許文献1記載の構成によれば、薬液タンクを車両に着脱自在にしているので、薬液を薬液タンクに補充する場合に、薬液タンクを必要に応じて取り外すことができるが、取り外した際の薬液タンクを安定に維持することが難く、改良の余地があった。
本発明の課題は、車両から取り外した際の薬液タンクの姿勢が安定するようにし、かつ車両からの薬液タンクの着脱作業がし易く、また薬液タンクの保管がし易い薬液散布車両の薬液タンク着脱用具を提供することである。
本発明の上記課題は次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、走行車体フレーム(1)の後部側に設けられた薬液タンク搭載用スペース上で薬液タンク(13)を前後方向に移動自在に薬液タンク(13)の底面を支持して案内する前後案内体(16)と、
前後案内体(16)を移動可能とする接地輪(21)と、を設け、
前後案内体(16)の前部側を、走行車体フレーム(1)の後部に形成する挿入用の孔(1a)に前後案内体(16)の前部を挿入可能にすることを特徴とする薬液散布車両用の薬液タンク着脱用具である。
請求項2記載の発明は、前後案内体(16)は左右一対設け、その後部を前後案内体(16)上を移動した薬液タンク(13)の底面を支持する平面視で略矩形状のロッド(17)の前端部に取り付けることを特徴とする請求項1記載の薬液散布車両用の薬液タンク着脱用具である。
請求項3記載の発明は、前後案内体(16)上を移動した薬液タンク(13)の背面を支持する逆U字状の背面支持体(19)を前記略矩形状のロッド(17)に取り付けることを特徴とする請求項2記載の薬液散布車両用の薬液タンク着脱用具である。
請求項1記載の発明によれば、薬液タンク13を走行車体フレーム1から取り外すときに、走行車体フレーム1に形成する挿入用の孔1aに前後案内体16の前部を挿入可能にしたので、簡単な操作及び構成で前後案内体16を走行車体フレーム1に対して着脱姿勢に支持することができる
また、走行車体フレーム1から前後案内体16を取り外して、薬液タンク13を載せた状態で薬液タンク13を移動し易くすることができる
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、簡単な構成で前後案内体16を設けることができる
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、作業者が背面支持体19を把持可能とすることができる
本発明の一実施例の薬液タンク着脱用具を備えた薬液散布車両の側面図である。 本発明の別実施例の薬液タンク着脱用具を備えた薬液散布車両の側面図(図2(a))と、図2(a)の薬液タンク着脱用具部分の斜視図(図2(b))である。 図1の薬液散布車両の左右両側に広げたブームのノズルから薬液散布をしている状態を示す正面図である。 図1の薬液散布車両に用いる一実施例の薬液タンク着脱用具の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面と共に説明する。図1は本発明の一実施例の薬液タンク着脱用具を備えた薬液散布車両の全体側面図であり、図2は本発明の別実施例の薬液タンク着脱用具を備えた薬液散布車両の全体側面図(図2(a))と、図2(a)の薬液タンク着脱用具部分の斜視図(図2(b))である。なお、本明細書では薬液散布車両の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右という。
走行車体フレーム1に左右一対の前輪2及び後輪3を設け、走行車体フレーム1の前側には図示しないラジエータ及びラジエータの補充用の冷却液を収容するリザーブタンク及びエンジンを搭載し、ボンネット7で覆う構成としている。
ボンネット7の後方にはステアリングハンドル8を設け、ステアリングハンドル8の後方には運転座席9を設けている。ステアリングハンドル8及び運転座席9の下方にはステップ10を設け、ステップ10の下方には燃料タンク11及び図示しないミッションケースを設けている。
運転座席9の後方には薬液を収容する薬液タンク13を載置し、運転座席9の左右一側には操作盤(図示せず)を設け、ポンプ入り切り操作レバー(図示せず)等の薬液散布作業のための各種操作具を備えている。
図1と図2にはサイドブーム15を車体1の両側面に格納して、走行車体フレーム1の左右両側に斜め後ろ上がり姿勢とし、後端部を前方に折り曲げた状態を示す。薬液を散布するブーム15は図3に示すように走行車体フレーム1の左右両側に広げたブーム15に取り付けている多数のノズル15aから薬液タンク13から供給される薬液を散布する。
なお、図1、図2(a)は薬液タンク13を走行車体フレーム1の後部側に設けられた薬液タンク搭載用スペース上に載置した場合と、前記スペースから地上に降ろす途中の状態を示す図である。
図4には、薬液散布車両に用いる一実施例の薬液タンクの着脱用具の斜視図を示す。
前記薬液タンク13の着脱用具は薬液タンク13の底面を支持しながら前後方向に移動自在に案内する前後案内体16と該前後案内体16の後部側に接続して、後ろ斜め下がり姿勢で薬液タンク13をスライドさせて上下移動させる昇降案内体17を主な構成部材とし、前後案内体16の前部側を走行車体フレーム1に支持可能にした構成である。
図4に示す薬液タンクの着脱用具では、一対の同一長さの前後案内体ロッド16a、16bを並列位置に配置した構成からなる前後案内体16と、該前後案内体16の後端部側に昇降案内体17を接続している。
図1の全体側面図に示すように、昇降案内体17は後ろ斜め下がり姿勢で薬液タンク13をスライドさせて上下移動させる機能を備えている。昇降案内体17は平面視でほぼ矩形のロッドからなり、その前端側の第一昇降案内体ロッド17aに一対の同一長さの前後案内体ロッド16a、16bの後端側が溶接接続している。昇降案内体17の第二昇降案内体ロッド17bは2本の同一形状のロッドからなり、第一昇降案内体ロッド17aの両端にそれぞれの第二昇降案内体ロッド17bの前端が溶接接続している。第二ロッド昇降案内体17bの後端側にはそれぞれ接地輪21が取り付けられている。該接地輪21の回転軸は昇降案内体17の第三昇降案内体ロッド17cである。接地輪21は地面上に接して回転し易くするために、第二昇降案内体ロッド17bは接地輪21側が折れ曲がり形状をしている。
また一対の第二昇降案内体ロッド17bの中間部に背面支持体19が掛け渡されている。背面支持体19は背面視で逆U字状の形状であり、一対の第二昇降案内体ロッド17bを貫通して、第二昇降案内体ロッド17b上を摺動する第一短管22に溶接接続した第二短管23に挿脱自在に装着されている。第一短管22は第二昇降案内体ロッド17bを貫通して摺動自在であるが、適切な摺動位置に第一短管22を配置すると、図示しない固定具で第二昇降案内体ロッド17bに締め付けて第一短管22を固定する。
背面支持体19は傾斜位置にある昇降案内体17の上に薬液タンク13が移動した場合に、薬液タンク13が滑り落ちるのを防止するための支持部材である。
また各第一短管22には薬液タンク横転規制部材20の基部が溶接接続されている。薬液タンク横転規制部材20は薬液タンク13が、水平に対して傾斜した時、横転しないように地面との間隔を保つ機能がある。
薬液タンク13を走行車体フレーム1から取り外すときに、薬液タンク13を前後案内体16に沿って後方へ移動させて、次いで、昇降案内体17に沿って地上に下ろすので、薬液タンク13の走行車体フレーム1に対する着脱が円滑に行える。
また、図2(b)に示すように、走行車体フレーム1に形成する挿入用の孔1aに前後案内体16の前部を挿入可能にしたので、簡単な操作及び構成で前後案内体16を走行車体フレーム1に対して着脱姿勢に支持することができる。
昇降案内体17に薬液タンク13の背面を支持する背面支持体19を設け、該背面支持体19を昇降案内体17に沿ってスライド可能な構成としたので、薬液タンク13の後部側を背面支持体19に当接させて順次地上に薬液タンク13を下ろすことができる。
昇降案内体17に薬液タンク13の横転規制部材20を設け、該横転規制部材20は、背面支持体19と共にスライド可能な構成としたので、薬液タンク13の昇降移動中に該薬液タンク13が横転することがなくなる。
また図4に示す実施例では、背面支持体19の両端部は薬液タンク13の背面幅と同等の幅を有し、昇降案内体17に支持される横軸(仮想軸)24を回動中心として支持され、また昇降案内体17から取り外し自在とした。こうして、作業者が背面支持体19を把持可能になり、背面支持体19は昇降案内体17から取り外すことができるので、薬液タンク13を他の場所に持ち出しやすい。
昇降案内体17の後部に接地輪21を設けた場合に走行車体フレーム1から前後案内体16を取り外して、作業者が取り外した前後案内体16を把持して昇降案内体17の上に薬液タンク13を載せた状態で該昇降案内体17と共に薬液タンク13を移動し易くなる。
図2には昇降案内体17に接地輪21を取り付けていない場合の全体側面図を示す。この場合は、接地輪21が無いために、昇降案内体17の接地側の第二昇降案内体ロッド17bの下端部が接地する状態で薬液散布車両を移動させないで、薬液タンク13だけを昇降案内体17から取り外すことが望ましい。
1 走行車体フレーム 2 前輪
3 後輪 7 ボンネット
8 ステアリングハンドル
9 運転座席 10 ステップ
11 燃料タンク 13 薬液タンク
15 ブーム 15a ノズル
16 前後案内体 17 昇降案内体
19 背面支持体 20 横転規制部材
21 接地輪 22 第一短管
23 第二短管 24 横軸(仮想軸)

Claims (3)

  1. 走行車体フレーム(1)の後部側に設けられた薬液タンク搭載用スペース上で薬液タンク(13)を前後方向に移動自在に薬液タンク(13)の底面を支持して案内する前後案内体(16)と、
    前後案内体(16)を移動可能とする接地輪(21)と、を設け、
    前後案内体(16)の前部側を、走行車体フレーム(1)の後部に形成する挿入用の孔(1a)に前後案内体(16)の前部を挿入可能にすることを特徴とする薬液散布車両用の薬液タンク着脱用具。
  2. 前後案内体(16)は左右一対設け、その後部を前後案内体(16)上を移動した薬液タンク(13)の底面を支持する平面視で略矩形状のロッド(17)の前端部に取り付けることを特徴とする請求項1記載の薬液散布車両用の薬液タンク着脱用具。
  3. 前後案内体(16)上を移動した薬液タンク(13)の背面を支持する逆U字状の背面支持体(19)を前記略矩形状のロッド(17)に取り付けることを特徴とする請求項2記載の薬液散布車両用の薬液タンク着脱用具。
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