JP6196804B2 - 回転電機のステータ - Google Patents

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本発明は、例えば、モータや発電機等の回転電機のステータに関し、特にコイルが巻回された複数のティースを環状に配置した回転電機のステータに関する。
例えば、車両の駆動源として搭載されるモータ等の回転電機は、ハウジングに回転自在に軸支される回転主軸に設けられるロータと、ロータの外側に配置されるステータとを有し、ステータは複数の分割コアであるステータセグメントをハウジング内に円形に配置して構成される。各ステータセグメントは、円周方向に延在するヨークと、ヨークから内径方向に突出するティースとを有する略T字形に形成される。各ステータセグメントのティースにボビン状のインシュレータを装着し、インシュレータを介在してティースの外側にコイルが巻回される。
この種のステータにおいて、各ステータセグメントのティースに巻回されるコイルの巻き数を多くし、スロットにおけるコイルの占積率を大きくすることが望まれる。一方、回転電機の効率向上を図ることから、コイルを構成する導線として大径のものが使用される傾向がある。
例えば、図13に要部断面を示すように、各ステータセグメント101のティース103にインシュレータ104を介在してコイル106をティース103の周方向両側面103a及び103b側において同断面形となるように整列して俵積み状に巻回する場合には、第1層として導線105をヨーク102側の基端側から隙間なく巻き始めて内方端の鍔103c側に順に8ターン分整列巻回して送り、第2層として第1層の7ターンと8ターンとの間から基端側に隙間なく8ターンから15ターンの7ターン分整列巻回して戻し、第3層としてヨーク102と15ターンの間から内方端の鍔103c側に順に隙間なく16ターンから22ターンの7ターン分整列巻回して送り、第4層として20ターンと19ターンとの間から基端側に順に隙間なく23ターンから26ターンの4ターン分整列巻回して戻し、第5層としてヨーク102と26ターンの間から内方端側に順に27ターンと28ターンの2ターン分整列巻回すると、28ターン目の導線105が隣設するステータセグメント101のティース102に巻回されるコイル106の28ターン目と干渉して巻けなくなる。即ち、実際には、第5層は27ターン目までしか巻けなくなり、隣接するティース103との間、即ちスロットに大きな空間が形成されることになる。なお、導線105に付した番号は巻順となるターンを示している。
このように、ティースの周方向両面側に同断面形状、即ち対称断面形状にコイルを巻回すると、隣接する各ティースに巻回されるコイルが互いに干渉して巻回数が制限されてスロットにおけるコイルの占積率が低下する。
この種のティースに俵積み状に巻回されるコイルの巻き数を多くして、スロットにおけるコイルの占積率を大きくすることが望まれており、種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1及び2には、コイルを俵積み状に複数層巻回する際に、隣接するティースに巻回されるコイルが互いに干渉しないようにティースの周方向両側面において断面が異なる非対称形状となるように導線を巻回する。これにより、隣接するティースに巻回されるコイルが互いに干渉しないように導線が交互に配置され、コイル巻回数が多くなりコイルの高占積化が図れる。
特開2003−333783号公報 特開2006−353038号公報
上記特許文献1、2によると、ティースに対して周方向両側面側で非対称の断面形状となるようにコイルを巻回することで、コイル占積率が向上する。
しかし、ティースに対してコイルを周方向両側面側で非対称の断面形状に巻回することから、所定の巻付層において巻き付けられる導線間に隙間が形成されて、コイルを巻装する作業の際や、既に巻回されたコイルに崩れの発生が懸念される。特に、巻付層の最内側において導線間に隙間が形成される場合にはより多くコイル崩れ発生が誘発され、円滑なコイル巻装作業が妨げられると共に、ステータの品質に影響する。また、ステータセグメントをハウジング内に環状に配置したステータの内周にモールド型を配置して各ティースに装着されたコイルを樹脂モールドする際に、モールド型の隙間に充填されるモールド樹脂の充填圧力によって巻回されたコイルに崩れが発生することが懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、コイルの占積率が確保できると共にコイル崩れのない高品質の回転電機のステータを提供することにある。
前記目的を達成する請求項1に記載の回転電機のステータの発明は、ヨークの内周面側に周方向に間隔を有して内径方向に突出して形成された断面矩形状の複数のティースのそれぞれに、導線を基端側から内方端側に順次螺旋状に巻回して送り、かつ上記内方端側から基端側に順次螺旋状に巻回する戻しを繰り返すことにより上記ティースの周方向両側面側で非対称の断面形状となるように積層されたコイルを備えた回転電機のステータにおいて、上記コイルは俵積み状に巻回され上記送り及び戻しによる導線の交差がコイルエンド側に配置されると共に、同一層において2つのターンを構成する導線が、コイルエンド側で前記同一層におけるヨークの内径方向最内側で交差し、この交差する2つのターンの導線が、前記コイルエンド側で次のターンを構成する導線であって前記同一層とこれに積層される層とを繋ぐ導線で巻回固定されることを特徴とする。
これによると、ティースに周方向両側面側で非対称の断面形状となるように積層されたコイルを巻回することで、コイルの占積率の高いステータが得られると共に、ティースに巻回されるコイルが同一層で最内側に巻回される2つのターンを構成する導線がコイルエンド側で交差することで巻回された導線の崩れ発生が防止され、安定したコイルの巻回状態が維持できる。また、巻付端部となる最内側に巻回される導線が他の巻回される導線によって巻回固定され導線の崩れ発生が防止され、安定した高品質のコイルの巻回状態が維持できる。
また、コイル巻装作業やコイルを樹脂モールドする際などにおいて、コイル崩れの発生は防止されて、コイル崩れのない高品質のステータが得られる。
請求項2の発明は、請求項1の回転電機のステータにおいて、前記同一層とこれに積層される層を構成する巻回導線は、前記ティースの周方向側面側で、隙間なく前記ティースの側面に沿って配列されていることを特徴とする。
本発明によると、ティースに周方向両側面側で非対称の断面形状となるように積層されたコイルを巻回することで、コイルの占積率の高いステータが得られると共に、ティースに巻回されるコイルが同一層で最内側に巻回される導線がコイルエンド側で最内側にならないように配置されることで巻回された導線の崩れ発生が防止され、安定したコイルの巻回状態が維持できる。
一実施の形態における回転電機の要部断面図である。 図1のII部拡大図である。 ステータセグメントの斜視図である。 コイル組み立て体の斜視図である。 図4のV−V線断面図である。 ティースに導線を巻回する工程を示す説明図である。 ティースに導線を巻回する工程を示す説明図である。 ティースに導線を巻回する工程を示す説明図である。 ティースに導線を巻回する工程を示す説明図である。 ティースに導線を巻回する工程を示す説明図である。 ティースに導線を巻回する工程を示す説明図である。 ティースに導線を巻回する工程を示す説明図である。 従来の回転電機におけるステータのコイル巻回の説明図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は一実施の形態であるモータや発電機等の回転電機の要部断面図であり、図2は図1のII部拡大図である。
この回転電機50は、円筒状のハウジング51を備え、ハウジング51の径方向中心部に図示しない軸受によって回転主軸52が回転自在に支持される。回転主軸52には、ロータ53が設けられ、このロータ53には例えば8個のマグネット54が設けられる。ハウジング51の内面51aに全体的にほぼ円筒状のステータ60がロータ53の外周面を覆うように設けられる。
ステータ60は、例えば12個の分割コアであるステータセグメント61によって形成される。各ステータセグメント61は円周方向に延在する円弧状のヨーク片とこのヨーク片に対して内径方向に突出するティース片とを有するほぼT字形の鋼板製コアシートを積層することによって形成される。
コアシートを所定枚数積層してブロック状に形成されるステータセグメント61は、図3に斜視図を示すように、ハウジング51の内面51aに沿って延在する外周面62a及び内周面62bを有する円周方向に円弧状で延在するヨーク62と、このヨーク62に対して内周面62bから回転主軸52に向けて内径方向に突出してヨーク62と一体形成されたコイル巻回部となるティース63とを有する略T字形に形成される。ヨーク62の円周方向の一方端面に凸部62cが設けられ、他方端面には凹部62dが形成される。
ヨーク62から内径方向に突出するティース63は、周方向両側面63a、63b及びコイルエンド63c、63dを有する断面矩形状でヨーク62の内周面62b側の基端から内径方向に突出し、先端となる内方端側に鍔63eが形成される。
また、後述する図6に示すように、ヨーク62の外周面62aからティース63の一方の側面63aに隣接してヨーク62を貫通する導線挿入孔62eが形成される。各々のステータセグメント61の凸部62cと凹部62dとを嵌合することにより12個のティース63及びスロットを有するステータ60が形成される。
このステータセグメント61のティース63にボビン状の樹脂製インシュレータ64を装着し、インシュレータ64を介してティース63の外周に導線65を基端側から内方端側に順次螺旋状に巻回して送り、かつ内方端側に順次螺旋状に巻回する戻しを繰り返して複数層のコイル66を形成することにより、図4に斜視図を示し、かつ図5に図4のV−V線断面を示すコイル組立体70が形成される。
ティース63に導線65を巻き付けてコイル66を形成する巻回について図5及び図6乃至図12を参照して説明する。なお、図5において導線65に付した番号は巻き順となるターンを示している。
先ず、図6に示すようにステータセグメント61のヨーク62に形成された導線挿入孔62e及びインシュレータ64を貫通してティース63の一方の側面63aの近傍に供給される導線65を、第1層としてティース63の基端となるヨーク62の内周面62bとティース63の一方の側面63aとの間に沿ってコイルエンド63c側からコイルエンド63dに向かって巻き始め、コイルエンド63d側を経由して他方の側面63bに沿ってコイルエンド63c側に向かって1ターン目を巻回し、更にコイルエンド63cに沿って2ターンを巻き始め、1ターンに沿って2ターンを巻回する。同様に内方端の鍔63e側に3、4、5、6、7及び8ターンの順に導線65を整列巻回して送る。この第1層はティース63の基端側の1ターンから最内側の8ターンの順に導線65を螺旋状に隙間なく整列して巻回することで安定した導線65の送りができる。
次に、図7に示すように第1層の終端となる内方端側の8ターンの終端から、第2層の9ターンをコイルエンド63c上の8ターン目の導線65と交差、即ち乗り越えて側面63a側の第1層の7ターンと8ターンとの間に沿って巻回し、コイルエンド63dから側面63b側の7ターンと8ターンとの間に沿って巻回する。同様に側面63a側及び側面63b側における第1層の6ターンと7ターン、6ターンと5ターン、5ターンと4ターン、4ターンと3ターン、3ターンと2ターン、2ターンと1ターンとの各間に順に10、11、12、13、14、15ターンの導線65を整列巻回して基端側に戻す。この第2層は側面63a側及び側面63b側における第1層の隣接する各ターン間に沿って導線65を連続して隙間なく内方端側から基端側に螺旋状に整列巻回して戻すことで安定した導線65の巻回ができる。
次に、図8に示すように第2層の終端となる15ターンの終端から、第3層の16ターンをコイルエンド63c上の15ターン目の導線65上を通過させて側面63a側の15ターンとヨーク62の内周面62bとの間に沿って巻回し、コイルエンド63dから側面63b側の15ターンとヨーク62の内周面62bとの間に沿って巻回する。同様に側面63a側及び側面63b側における第2層の15ターンと14ターン、14ターンと13ターン、13ターンと12ターン、12ターンと11ターンの各間に沿って17、18、19、20ターンの順に導線65を内方端側に整列巻回する。この第3層の16ターンから20ターンは第2層の隣接する各ターンの各間に沿って導線65を隙間なくヨーク62側から内方端側に整列して巻回することでコイル崩れがなく安定した状態で導線65を送る。
次に、20ターンの終端となる側面63b側の11ターンと12ターンとの間から21ターンを図9に示すように、コイルエンド63c上における第2層の12、11及び10ターンの導線65と交差、即ち乗り越えて側面63a側の第3層の最内側となる9ターンと10ターンとの間に沿って巻回し、コイルエンド63d側から側面63b側の9ターンと10ターンとの間に沿って巻回する。この21ターンの巻回は第3層の最内側となる9ターンと10ターンとの間に沿って導線65が配置されて安定した状態で保持される。
次に、21ターンの終端から22ターンを図10に示すように、コイルエンド63c上における21ターンにおける導線65上を交差して側面63a側の2層の10ターンと11ターンとの間、即ち第3層の20ターンと21ターンとの間に挟持されて巻回して、コイルエンド63c上において21ターンにおける導線65を巻回固定し、コイルエンド63d側から側面63b側の第2層の9ターンと10ターンとの間、即ち3層の20ターンと21ターンとの間に挟持して巻回する。
この22ターンの巻回により同一層となる第3層で最内側に巻回される21ターンの導線65のコイルエンド63c側では最内方側とならないように配置され、第3層で最内側に巻回される21ターンの導線65がコイルエンド63c側で他の22ターンで巻回される導線65で巻回固定され、21ターンにおける導線65が第2層の上に締め付けられて固定されてコイル崩れが阻止されて安定した導線65の巻回が実行できる。
次に、22ターンの終端となる側面63b側の21ターンと20ターンの間から図11に示すように、コイルエンド63c上において第4層の23ターンを21ターンの導線65と交差すると共に22ターンにおける導線65を押さえるように巻回して側面63a側の第3層の20ターンと22ターンとの間に沿って巻回してコイルエンド63c上において21ターンにおける導線65及び22ターンにおける導線65を締め付け、コイルエンド63d側から側面63b側の第3層の19ターンと20ターンとの間に巻回する。この23ターンの巻回によりコイルエンド63c上に導線65が巻回されて21ターンにおける導線65及び22ターンにおける導線65が第2層の上に締め付けられて確実に固定されてコイル崩れが阻止されて安定した導線65の巻回が実行できる。
次に、23ターンの終端となる側面63b側の19ターンと20ターンとの間から図12に示すように24ターンを側面63a側の19ターンと20ターンとの間及び側面63b側の18ターンと19ターンとの間に巻回する。同様に、25ターンを側面63b側の18ターンと19ターンとの間から側面63b側の18ターンと19ターン及び側面63b側のターン17ターンと18ターンとの間に沿って巻回し、26ターンを側面63b側の17ターンと18ターンとの間から側面63a側の17ターンと18ターンとの間及び側面63b側の16ターンと17ターンとの間に沿って巻回し、27ターンを側面63b側の16ターンと17ターンとの間から側面63a側の16ターンと17ターンとの間及び側面63b側の26ターンとヨーク12の内面12bとの間に沿って安定した状態で巻回する。更に、第5層の28ターンを側面63b側の26とヨーク12の内周面12bとの間から側面63a側の27ターンとヨーク62の内周面62b及び側面63b側の26ターンと25ターンとの間に沿って巻回する。その後、導線65を切断してコイル66の巻回を終了する。
図5に示すように、巻回されたコイル66の断面は、ティース63に対して周方向両側面63a、63b側で非対称となる。具体的には、第1層、第2層及び第3層では側面63a、63b側でそれぞれ8ターン、7ターン、7ターンずつの対称形状であるが、第4層は側面63a側が5ターン、側面63b側が4ターンで側面63a側と63b側で非対称になっている。同様に、第5層は側面63a側が1ターン、側面63b側が2ターンで側面63a側と側面16b側で非対称になっている。
このようにティース63にコイル65が巻回されたステータセグメント61がステータ60として組み立てたられた際、図2に示すように、図示左側のステータセグメント61のティース63に巻回されたコイル65の側面63b側の第5層における28ターンが、右側のステータセグメント61のティース63に巻回されたコイル65の側面63a側の第4層の27ターン、28ターン及び第5層の28ターンによって形成される空き領域内に侵入する一方、右側のティース63に巻回されコイル65の側面63a側の第5層の23ターンが左側のティース63に巻回されたコイル66の側面63b側の第3層の20ターン、23ターン及び第4層の23ターンによって形成される空き領域内に侵入する。
このように各ステータセグメント61のティース63に巻回されたコイル66は、隣接するステータセグメント61に巻回されたコイル66の空き領域に相互に侵入することでスロットを有効に利用して占積率を向上させている。また、隣接するコイル21が互いに干渉することがない。
各ティース63に巻回されるコイル66、特にティース63のコイルエンド63c上における第3層の最内側の巻付端部となる21ターンにおける導線65が最内側とならないように配置された21ターンにおける導線65の部分が他の巻回される22ターンにおける導線65によって巻回固定され、更に21ターン及び22ターンにおける導線65の部位が23ターンにおける導線65の部位によって巻回固定されてティース63に巻回されたコイル66の崩れ発生が防止され、安定したコイル66の巻回状態が維持できる。
これにより、ステータセグメント61をハウジング51内に環状に配置して形成したステータ60の内周にモールド型を配置して各ティース63に装着されたコイル65を樹脂モールドする際に、モールド型に充填されるモールド樹脂の充填圧力が巻回されたコイル65に付与されてもコイル65が崩れることがなく所望の樹脂モールドを施すことができ、コイル崩れのない高品質の回転電機のステータが得られる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態ではティースにコイルを俵積み状に5層巻回する場合を例に説明したが、5層に限らず他の複数層に巻回することもできる。また、各ステータセグメント61のティース63にコイル66を巻回したコイル組立体の状態でコイルに樹脂モールドを施すこともできる。
50 回転電機
51 ハウジング
52 回転主軸
60 ステータ
61 ステータセグメント
62 ヨーク
63 ティース
63a、63b 側面
63c、63d コイルエンド
63e 鍔
64 インシュレータ
65 導線
66 コイル

Claims (2)

  1. ヨークの内周面側に周方向に間隔を有して内径方向に突出して形成された断面矩形状の複数のティースのそれぞれに、導線を基端側から内方端側に順次螺旋状に巻回して送り、
    かつ上記内方端側から基端側に順次螺旋状に巻回する戻しを繰り返すことにより上記ティースの周方向両側面側で非対称の断面形状となるように積層されたコイルを備えた回転電機のステータにおいて、
    上記コイルは俵積み状に巻回され上記送り及び戻しによる導線の交差がコイルエンド側に配置されると共に、同一層において2つのターンを構成する導線が、コイルエンド側で前記同一層におけるヨークの内径方向最内側で交差し、この交差する2つのターンの導線が、前記コイルエンド側で次のターンを構成する導線であって前記同一層とこれに積層される層とを繋ぐ導線で巻回固定されることを特徴とする回転電機のステータ。
  2. 前記同一層とこれに積層される層を構成する巻回導線は、前記ティースの周方向側面側で、隙間なく前記ティースの側面に沿って配列されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のステータ。
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