JP6194818B2 - ケミカルパルプの製造方法、及びそのパルプを含む紙または板紙 - Google Patents

ケミカルパルプの製造方法、及びそのパルプを含む紙または板紙 Download PDF

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本発明は、広葉樹ケミカルパルプの製造方法に関する。さらに詳しくは、高収率に広葉樹ケミカルパルプを製造する方法に関する。
生育時に樹幹に対して、斜め方向の力がかかった木には、あてが形成されることが知られている(非特許文献1参照)。また、あては、遺伝子的に発現させることも可能であることが知られている(特許文献1及び2参照)。
特に広葉樹においては、引張あてを形成し、その結果セルロース量の増加及びリグニン量の減少が起こることが知られている。(非特許文献2参照)。
しかし、今現在にいたるまで、広葉樹あて材とケミカルパルプに関する知見は一切存在していない。
特表2003−509009号公報 特開2004−261015号公報
Westing, A.H., 1965, The Botanical Rev., 31:381. 馬場啓一ら, 1996, 木材学会誌 42:795.
本発明は、高収率に広葉樹ケミカルパルプを製造する方法、及び夾雑物の少ない紙または板紙を提供することを主な目的とする。
本発明者等は、あてを形成した広葉樹材チップと得られるパルプ品質に関して種々検討した結果、蒸解に供される広葉樹材チップのうち、あてを形成した材を用いる割合を絶乾で2質量%以上とすることにより、高収率でパルプを得ることが可能になることを見出した。また、68質量%以下とすることにより、夾雑物の少ない紙または板紙を得ることが可能になることを見出した。すなわち、本願は以下の発明を包含する。
(1)広葉樹材原料チップ中のあて材の配合率を絶乾で2質量%以上60質量%以下とした広葉樹材原料チップをクラフト蒸解工程で蒸解処理することを特徴とする、ケミカルパルプの製造方法。
(2)前記クラフト蒸解工程が、前記広葉樹材原料チップを、硫化度5〜75質量%、有効アルカリ添加率(原料チップ絶乾質量当たり)5〜30質量%、温度130〜170℃で蒸解処理する工程であることを特徴とする(1)に記載のケミカルパルプの製造方法。
(3)前記クラフト蒸解工程後の工程として、二酸化塩素及び/または過酸化水素を用いた漂白処理工程を少なくとも有することを特徴とする、(1)または(2)に記載のケミカルパルプの製造方法。
(4)前記ケミカルパルプが、JIS P 8208で規定する夾雑物が10.0mm/kg以下のケミカルパルプであることを特徴とする、(1)〜(3)のいずれか1項に記載のケミカルパルプの製造方法。
本発明によれば、高収率でケミカルパルプを製造すること、及び夾雑物の少ない紙または板紙を得ることが可能となる。
本発明で用いられる広葉樹材の原料チップは、あてを形成したものである。これにより、ケミカルパルプの製造方法において、収率を高めることができる。あて材の配合率は、パルプの収率をより一層高める観点から、広葉樹材の原料チップ中、絶乾で2質量%以上である。より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、特に好ましくは30質量%以上である。一方、あて材の配合率が68質量%を超えると、理由は定かでないが、未蒸解粕の発生が増加し、紙または板紙のパルプ中の夾雑物が増加する。このため、本発明では68質量%以下とするものである。より好ましくは65質量%以下、更に好ましくは60質量%以下である。本発明では、広葉樹材のあてを形成した部位からなる原料チップと、広葉樹材のあてを形成していない部位からなる原料チップとを用いて、双方の配合率を調節することにより、パルプ収率を調整することができる。
あての形成には、生育時に樹幹に対して斜め方向の力を人工的に加えるほか、傾斜地で木を生育する、遺伝子的に改変しあてを形成する遺伝子を発現させるなどの方法があるが、それらの手法に関してはなんら限定されるものではない。また、本発明に使用されるパルプを得るための蒸解法としては、クラフト蒸解、ポリサルファイド蒸解、ソーダ蒸解、アルカリサルファイト蒸解等の公知の蒸解法を用いることができるが、パルプ品質、エネルギー効率等を考慮すると、クラフト蒸解法が好適に用いられる。
例えば、リグノセルロースをクラフト蒸解する場合、クラフト蒸解液の硫化度は5〜75%、好ましくは15〜45%、有効アルカリ添加率は絶乾木材質量当たり5〜30質量%、好ましくは10〜25質量%、蒸解温度は130〜170℃で、蒸解方式は、連続蒸解法あるいはバッチ蒸解法のどちらでもよく、連続蒸解釜を用いる場合は、蒸解液を多点で添加する修正蒸解法でもよく、その方式は特に問わない。
蒸解に際して、使用する蒸解液に蒸解助剤として、公知の環状ケト化合物、例えばベンゾキノン、ナフトキノン、アントラキノン、アントロン、フェナントロキノン及び前記キノン系化合物のアルキル、アミノ等の核置換体、或いは前記キノン系化合物の還元型であるアントラヒドロキノンのようなヒドロキノン系化合物、さらにはディールスアルダー法によるアントラキノン合成法の中間体として得られる安定な化合物である9,10−ジケトヒドロアントラセン化合物等から選ばれた1種或いは2種以上が添加されてもよく、その添加率は通常の添加率であり、例えば、木材チップの絶乾質量当たり0.001〜1.0質量%である。
広葉樹材の樹種としては、特に限定されないが、例えばEucalyptus(ユーカリ類)、Fagus(ブナ類)、Quercus(ナラ、カシ等)、Beluta(カバ類)、Acacia(アカシア類)等が挙げられる。これらの中でも、フトモモ科ユーカリ属に属する樹種が好ましい。これらは一般に成長性が良好であり、なおかつ非常に多くの樹種が属するため植林地に対して適した樹種を探すことが比較的容易である。フトモモ科ユーカリ属の樹種としては、ユーカリ・グロブラス、ユーカリ・グランディス、ユーカリ・ナイテンス、ユーカリ・ユーロフィラ、ユーカリ・ペリータ及びユーカリ・カマルドレンシスからなる群から選ばれる少なくとも1種が好ましい。また、これらの雑種等であってもよい。
本発明により製造されたケミカルパルプは、後処理として更に漂白工程を経てもよく、また漂白工程を経なくてもよい。あるいは、機械パルプ等と配合して使用してもよい。漂白工程としては、二酸化塩素及び/または過酸化水素を用いた処理段を少なくとも含むことが好ましい。二酸化塩素を用いた処理段としては、例えばD0段、D1段等が挙げられ、一方、過酸化水素を用いた処理段としては、例えばE/OP段等が挙げられ、多段処理を行ってもよい。漂白シーケンス中に二酸化塩素及び/または過酸化水素を用いた処理段があればその他の処理段において、いかなる薬品を用いてもよく、たとえば、オゾンや塩素などを用いた処理段がシーケンス中にあってもよい。これにより、あて材の配合率を増加した場合でも、パルプの白色度を効果的に高めることができる。
本発明では、紙または板紙として抄紙する方法に制限はなく、必要に応じてサイズ剤、填料、歩留向上剤、紙力向上剤、嵩高剤などの市販の抄紙内添用の薬品を自由に組み合わせて使用することもできる。高収率で製造されたケミカルパルプは、蒸解に際して使用薬品を節約でき、コストと環境負荷低下に優れた紙または板紙として好適に用いることができる。本発明における紙または板紙は、JIS P 8208で規定する夾雑物が10.0mm/kg以下であるパルプを用いて製造されることが好ましい。より好ましくは、7mm/kg以下である。あて材の配合率を調節して、未蒸解粕の発生を抑えることにより、パルプの白色度を高め、夾雑物の少ない紙または板紙を得ることができる。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、勿論本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。以下に示す実施例及び比較例においては、特に示さない限り、パルプのカッパー価の測定、パルプ収率の測定等を以下の方法で行った。その結果は、表1に示す通りであった。なお、実施例及び比較例における薬品の添加率は、絶乾チップ質量当たりの質量%示す。
1.パルプのカッパー価の測定
カッパー価の測定は、JIS P 8211に準じて行った。
2.パルプ収率の測定
蒸解後の木材チップをディスインテグレーターにて離解したのち、10カットのフラットスクリーンを用いてパルプと未蒸解粕を分離した。そのパス分の絶乾質量の蒸解に使用したチップに対する割合をパルプ収率とした。また、未蒸解粕の絶乾質量の蒸解に使用したチップに対する割合を粕率とした。
3.白色度の測定
白色度の測定は、JIS P 8150に準じて行った。
4.紙または板紙中の夾雑物の測定
夾雑物の測定は、JIS P 8208に準じて行った。
実施例1
・パルプの作製
あてを形成したユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾100g、あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾900g、合わせて1000gを採取し混合したチップを、液比4、絶乾チップ質量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのパルプのカッパー価は19.0、パルプ収率は48.3%、粕率0.18%であった。
・パルプの後処理
上記パルプの作製で得られたパルプ絶乾質量当たり1.5%の苛性ソーダを添加し、酸素圧0.75MPa、温度100℃、時間60分で酸素晒に供した。酸素晒後のパルプを絶乾パルプ質量当たり0.8%の二酸化塩素を添加し、60℃で60分間D0段処理を行った。得られたパルプを水で濃度3%に希釈した後、濃度10%まで脱水し洗浄した。D0段後のパルプを絶乾パルプ質量当たり苛性ソーダを1.0%、過酸化水素0.3%添加し、酸素ガスで0.15MPaに加圧し、70℃で90分間E/OP段処理を行った。得られたパルプを水で濃度3%に希釈した後、濃度10%まで脱水し洗浄した。E/OP段後のパルプを絶乾パルプ質量当たり二酸化塩素を0.2%と苛性ソーダを0.05%添加し、70℃で180分間D1段処理を行った。得られたパルプを水で濃度3%に希釈した後、濃度30%まで脱水した。このパルプの白色度は85.3%、夾雑物は0.8mm/kgであった。
実施例2
あてを形成したユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾300g、あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾700g、合わせて1000gを採取し混合したチップを、液比4、絶乾チップ重量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのパルプのカッパー価は19.8、パルプ収率は49.6%、粕率0.26%であった。
実施例1のパルプの後処理において、パルプの作製で得られたパルプに代えて上記パルプを用いた以外は実施例1と同様にしてパルプを得た。このパルプの白色度は85.0%、夾雑物は1.2mm/kgであった。
実施例3
あてを形成したユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾600g、あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾400g、合わせて1000gを採取し混合したチップを、液比4、絶乾チップ重量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのパルプのカッパー価は20.6、パルプ収率は48.8%、粕率0.53%であった。
実施例1のパルプの後処理において、パルプの作製で得られたパルプに代えて上記パルプを用いた以外は実施例1と同様にしてパルプを得た。このパルプの白色度は84.6%、夾雑物は2.2mm/kgであった。
実施例4
あてを形成したユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾30g、あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾970g、合わせて1000gを採取し混合したチップを、液比4、絶乾チップ重量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのパルプのカッパー価は18.8、パルプ収率は48.0%、粕率0.09%であった。
実施例1のパルプの後処理において、パルプの作製で得られたパルプに代えて上記パルプを用いた以外は実施例1と同様にしてパルプを得た。このパルプの白色度は85.4%、夾雑物は0.4mm/kgであった。
実施例5
あてを形成したユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾20g、あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾980g、合わせて1000gを採取し混合したチップを、液比4、絶乾チップ重量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのパルプのカッパー価は18.6、パルプ収率は46.0%、粕率0.06%であった。
実施例1のパルプの後処理において、パルプの作製で得られたパルプに代えて上記パルプを用いた以外は実施例1と同様にしてパルプを得た。このパルプの白色度は85.6%、夾雑物は0.3mm/kgであった。
参考例
あてを形成したユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾650g、あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾350g、合わせて1000gを採取し混合したチップを、液比4、絶乾チップ重量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのカッパー価は23.8、パルプ収率は45.1%、粕率2.91%であった。
実施例1のパルプの後処理において、パルプの作製で得られたパルプに代えて上記パルプを用いた以外は実施例1と同様にしてパルプを得た。このパルプの白色度は83.9%、夾雑物は6.5mm/kgであった。
比較例1
あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾1000gを、液比4、絶乾チップ重量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのパルプのカッパー価は19.6、パルプ収率は45.9%、粕率0.04%であった。
実施例1のパルプの後処理において、パルプの作製で得られたパルプに代えて上記パルプを用いた以外は実施例1と同様にしてパルプを得た。このパルプの白色度は84.9%、夾雑物は0.2mm/kgであった。
比較例2
あてを形成したユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾700g、あてを形成していないユーカリ・カマンドレンシス(Eucalyptus Camaldurensis)のチップ絶乾300g、合わせて1000gを採取し混合したチップを、液比4、絶乾チップ重量当たり有効アルカリ20%、蒸解液の硫化度25%、蒸解温度155℃、蒸解時間120分の条件下で実験用間接加熱用オートクレーブを用いてクラフト蒸解した。そのときのパルプのカッパー価は24.6、パルプ収率は44.0%、粕率5.57%であった。
実施例1のパルプの後処理において、パルプの作製で得られたパルプに代えて上記パルプを用いた以外は実施例1と同様にしてパルプを得た。このパルプの白色度は83.1%、夾雑物は10.8mm/kgであった。
Figure 0006194818

Claims (4)

  1. 広葉樹材原料チップ中のあて材の配合率を絶乾で2質量%以上60質量%以下とした広葉樹材原料チップをクラフト蒸解工程で蒸解処理することを特徴とする、ケミカルパルプの製造方法。
  2. 前記クラフト蒸解工程が、前記広葉樹材原料チップを、硫化度5〜75質量%、有効アルカリ添加率(原料チップ絶乾質量当たり)5〜30質量%、温度130〜170℃で蒸解処理する工程であることを特徴とする、請求項1に記載のケミカルパルプの製造方法。
  3. 前記クラフト蒸解工程後の工程として、二酸化塩素及び/または過酸化水素を用いた漂白処理工程を少なくとも有することを特徴とする、請求項1または2に記載のケミカルパルプの製造方法。
  4. 前記ケミカルパルプが、JIS P 8208で規定する夾雑物が10.0mm/kg以下のケミカルパルプであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のケミカルパルプの製造方法。
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