JP6194585B2 - 貯水槽の防水カバー取付け構造 - Google Patents

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本発明は、貯水槽に設けられた水位検出用の電極の配線接続部の防水を図るための技術に関する。
本発明でいう配線接続部の防水とは、配線接続部に雨水やその他の水が掛かからないようにすること、または掛かり難くすることを意味する。
貯水槽の一例として、特許文献1に記載の凝縮水用の中和処理槽がある。
同文献に記載された中和処理槽は、中和剤を内部に収容したものであり、潜熱回収型の給湯装置において発生した強酸性の凝縮水が導入口から内部に導入されると、この凝縮水は中和剤の充填箇所を通過して排出口に到達し、外部に排出される。この過程において、強酸性の凝縮水は中和処理される。このような中和処理槽においては、排出口などに詰まりを生じて中和処理槽内の水位が異常上昇する事態が生じた場合、これを的確に察知できるようにすることが望まれる。そこで、中和処理槽には、異常水位検出用の電極が設けられている。
前記した電極の上部は、中和処理槽の上壁部上に露出して設けられており、この部分が配線接続部となっている。この配線接続部に水が掛かると、配線接続部に電気的な短絡を生じるなどして、異常水位を正確に検出できなくなる虞がある。
これに対し、従来においては、前記したような虞があるにも拘わらず、電極の配線接続部に水が掛かられないようにするための簡易かつ適切な手段が講じられていないのが実情である。したがって、配線接続部に水が掛かることを的確に防止する観点から、未だ改善の余地があった。
特開2009−599号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、水位検出用の電極の配線接続部に水が掛かることを、簡易な構成によって適切に防止することが可能な貯水槽の防水カバー取付け構造提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される貯水槽の防水カバー取付け構造は、水位検出用の電極を有し、かつこの電極の配線接続部が上壁部上に設けられている貯水槽と、この貯水槽に設けられた孔部にその上方から差し込まれる支持片部、およびこの支持片部に連設され、かつ前記配線接続部の上方を覆うための上片部を有する防水カバーと、を備えており、前記支持片部は、上部が前記上片部に繋がった非折り返し部と、水平方向において前記非折り返し部を挟んで前記上片部とは反対側に位置する折り返し部との下部どうしが繋がった谷折り状であり、かつ前記非折り返し部および前記折り返し部を弾性復元力を伴わせて互いに接近させることが可能なバネ性を有している、貯水槽の防水カバー取付け構造であって、前記支持片部は、前記孔部に差し込まれていない自然状態においては、下部に進むほど前記非折り返し部と前記折り返し部との相互間隔が狭くなる下細り状の形態であり、前記孔部に前記支持片部が差し込まれた状態においては、前記非折り返し部の上下高さ方向中間領域の一部が前記孔部の内周面または内周縁の一部に部分的に当接し、かつ前記折り返し部が前記孔部の内周面または内周縁の他の一部に弾性復元力を伴って圧接していることにより、前記上片部を下方に付勢する力が生じるように構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、電極の配線接続部の上方を防水カバーの上片部によって覆うことにより、配線接続部に水が掛からないようにすることができる。このことにより、配線接続部に電気的短絡などが生じる不具合を防止し、水位検出の信頼性を高めることができる。
第2に、貯水槽に対する防水カバーの取り付けは、防水カバーの支持片部を貯水槽に設けられた孔部に差し込むことによって行なわれているが、前記支持片部は、バネ性をもつ谷折り状に形成されており、孔部に差し込まれた状態においては、折り返し部および非折り返し部を、折り返し部の弾性復元力を利用して孔部の内周面または内周縁に対し、互いに正反対の向きに圧接させることができる。したがって、孔部に支持片部を差し込む簡易な構造であるにも拘わらず、支持片部の位置決め固定、ひいては防水カバー全体の位置決め固定を的確に図り、防水カバーが容易に位置ずれするといった不具合を生じ難くすることができる。
第3に、防水カバーの全体構成は簡易であり、また貯水槽には防水カバーの支持片部を差し込むための孔部が設けられていればよい。したがって、全体の製造が容易であり、製造コストを廉価にすることができる。貯水槽に防水カバーを取り付ける場合には、既述したように、防水カバーの支持片部を貯水槽の孔部に差し込めばよく、組立作業性もよい。したがって、全体の製造コストをより廉価にすることができる。
さらに、前記した構成によれば、防水カバーの上片部が電極の配線接続部の上方に大きく浮き上がるといったことを無くし、配線接続部の防水性能(水が掛かり難い性能)を高めることができる。防水カバーの上片部を下方に付勢させる力は、折り返し部の弾性復元力を利用して発生させており、前記の付勢力を発生させるための専用手段を別途設ける必要はない。したがって、構造の複雑化や製造コストの上昇を抑制しつつ、防水性能を高める上で、より好ましいものとなる。
本発明において、好ましくは、前記折り返し部および前記非折り返し部の少なくとも一方には、前記防水カバーが上方に移動することを規制するように、前記孔部の下部周縁部に係合する係合用凸部が設けられている。
このような構成によれば、防水カバーの支持片部が貯水槽の孔部からその上方に抜け外れるようなことがなく、防水カバーの取り付け状態をより信頼性の高いものとすることができる。
本発明において、好ましくは、前記防水カバーは、1枚の樹脂製シートを折ることによって形成されている。
このような構成によれば、たとえば防水カバーを樹脂成形するような場合と比較すると、その製造コストは格段に廉価となり、製造コストを低減する上でより好ましいものとなる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
(a)は、本発明に係る貯水槽の防水カバー取付け構造の一例を示す斜視図であり、(b)は、(a)の要部分解斜視図である。 (a)は、図1(a)のIIa−IIa断面図であり、(b)は、(a)のIIb−IIb断面図である。 図1(a)のIII−III断面図である。 (a)は、図1〜図3に示す防水カバーの展開図であり、(b)は、(a)に示す展開状態から防水カバーを組み立てる途中状態を示す斜視図であり、(c)は、図1〜図3に示す防水カバーの斜視図である。 貯水槽の防水カバー取付け構造の他の例を示す要部断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す貯水槽の防水カバー取付け構造Aは、貯水槽1と、防水カバー2とを備えている。
貯水槽1は、潜熱回収型の給湯装置において発生する強酸性の凝縮水を中和するための中和処理槽として構成されており、上部開口状の貯水槽本体部10と、この貯水槽本体部10の上部開口部を塞ぐ上壁部11とを有している。本実施形態において、上壁部11は、貯水槽本体部10用の蓋体である。貯水槽1内には、凝縮水を中和するための中和剤(図示略)が充填されている。上壁部11には、凝縮水用の導入口12が形成された配管接続用の筒状部13が起立して設けられており、貯水槽1の底部には、貯水槽1内を通過して中和処理を終えた凝縮水を外部に排出するための排出口14が設けられている。
貯水槽1の上壁部11には、上向きに膨出した膨出部15と、この膨出部15の一側方に位置するスリット状の孔部16とが形成されている。孔部16は、後述するように、防水カバー2の取り付けに利用される。図2および図3に示すように、膨出部15には、水位検出用の一対の電極3が取り付けられている。各電極3は、ビスなどのネジ体を利用して構成されており、各電極3の下部側は貯水槽1内に位置している。各電極3の上部(ネジ体の頭部)は、膨出部15の上側に露出し、かつ電気配線コード39との導通接続が図られた配線接続部30となっている。一対の電極3には、電気配線コード39を介して電圧印加が図られており、貯水槽1内の水位が異常上昇して一対の電極3が凝縮水に浸漬すると、これら一対の電極3間が通電する。この原理により、水位異常を検出可能である。
防水カバー2は、配線接続部30を覆うことにより配線接続部30に水が掛かることを防止するためのものであり、後述する樹脂製シート2Aを折ることにより製作されている。図4(c)に示すように、この防水カバー2は、上片部20、第1ないし第3の側片部21a〜21c、支持片部22、および後述する他の部位を有している。上片部20と第
1ないし第3の側片部21a〜21cは、下面および一側面が開口した略直方体状のケース部23を構成しており、このケース部23によって配線接続部30の上方および周囲三方を覆うことが可能である。ケース部23の一側面の開口部23aは、配線コード39を通すのに利用される。開口部23aを大きく開口させたままとしたのでは、防水性が劣ることとなる。このため、図2および図3に示すように、上片部20には、開口部23aの上側領域を覆う補助片部24が連設され、かつこの補助片部24には、第1および第2の延設片部25a,25bがさらに連設されている。
支持片部22は、貯水槽1の孔部16に差し込むことによって防水カバー2の全体の取り付けを図るための部分であり、第1の側片部21aの下部に連設され、かつ第1の側片部21aよりも幅狭状とされている。この支持片部22は、谷折り状(V字状またはこれに類する形状)に屈曲しており、下部どうしが繋がった折り返し部22bと非折り返し部22aとに区分されている。非折り返し部22aは、第1の側片部21aから下向きに突出している。折り返し部22bは、非折り返し部22aの下部から斜め上方に起立している。折り返し部22bの位置は、非折り返し部22aおよび第1の側片部21aを挟んで上片部20とは反対側である。折り返し部22bは、非折り返し部22aに対向する方向に揺動させることが可能であるが、この揺動方向にバネ性を有しており、折り返し部22bを非折り返し部22aに接近させた際には、折り返し部22bは元の状態に復帰しようとする弾性復元力を発揮する。好ましくは、折り返し部22bの上端部の高さは、上片部20と略同等の高さとされている。このような構成によれば、折り返し部22bを非折り返し部22aに接近させる操作が容易となり、支持片部22を孔部16に差し込む際の作業性をよくすることができる。
図2および図3に示すように、折り返し部22bおよび非折り返し部22aの双方が、孔部16にその上側から差し込まれている。このことにより、貯水槽1に対する防水カバー2の取り付けが図られている。この取り付け時においては、折り返し部22bがその自然状態(負荷が作用していない状態)よりも非折り返し部22a側に接近した状態にあり、折り返し部22bが非折り返し部22aから離反する方向に弾性復元力(弾発力)F1を発揮する状態とされている。
図2(b)に示すように、非折り返し部22aの両側縁部には、この非折り返し部22aの幅方向外方に向けて突出した係合用凸部29が設けられている。この係合用凸部29は、孔部16の下部周縁部に係合し、支持片部22ひいては防水カバー2の全体が上方に移動することを阻止可能な構成とされている。支持片部22を孔部16に差し込む際には、係合用凸部29を適度に変形させることによって孔部16に通過させることが可能である。係合用凸部29は、非折り返し部22aに代えて、または加えて、折り返し部22bに設けた構成とすることもできる。
図1および図2(a)に示すように、第1の延設片部25aは、先下がりの傾斜状であり、この第1の延設片部25aの先端部は、上壁部11に形成されている凹溝部18上に位置している。このような構成によれば、防水カバー2に掛かった水の一部を凹溝部18にガイドし、この凹溝部18に水を溜める作用が期待できる。これは、上壁部11からその下方に流れ落ちる水量を少なくするのに役立つ。第1の延設片部25aは、配管接続用の筒状部13との干渉を避けるように設けられている。
図3に示すように、第2の延設片部25bは、配管接続用の筒状部13の外周面に対面接触するように設けられている。このことにより、防水カバー2が筒状部13側に移動することは阻止され、防水カバー2のより確実な位置決めが図られる。
防水カバー2は、図4(a)に示すような樹脂製シート2Aを折ることにより製作され
ている。同図(b)は、製作途中の状態を示している。樹脂製シート2Aは、たとえばポリカーボネート製である。図4(a),(b)において、樹脂製シート2Aに付されている仮想線は山折り線であり、破線は谷折り線である。樹脂製シート2Aの各部については、組み立て完了後の防水カバー2の対応部分と同一の符号を付している。組み立て手順の詳細は省略するが、樹脂製シート2Aを図示された山折り線および谷折り線に沿って折り曲げることにより、防水カバー2を簡単に製作することが可能である。
次に、前記した貯水槽の防水カバー取付け構造Aの作用について説明する。
まず、電極3の配線接続部30の上方およびその周囲を防水カバー2によって覆うために、配線接続部30に水が掛からないようにすることができる。したがって、配線接続部30に雨水やその他の水が掛かることに起因する電気的短絡などを防止し、水位検出の信頼性を高めることができる。
貯水槽1に対する防水カバー2の取り付けは、図2および図3を参照して説明したように、防水カバー2の支持片部22を孔部16に差し込むことによって行なわれているが、支持片部22は、バネ性を有する谷折り状とされ、折り返し部22bおよび非折り返し部22aは、弾性復元力F1により、孔部16の内周面または内周縁に圧接している。これらの圧接方向は、互いに正反対である。したがって、孔部16に支持片部22を差し込むだけの簡易な構造であるにも拘わらず、支持片部22の位置決め固定、ひいては防水カバー2の全体の位置決め固定を的確に図ることが可能である。その結果、防水カバー2が容易に位置ずれするといった不具合も生じ難くなる。
とくに、本実施形態では、折り返し部22bは、非折り返し部22aに対して上片部20とは反対側に位置しているために、折り返し部22bが弾性復元力F1によって孔部16の内周面または内周縁に圧接することの反作用として、上片部20側を下方に向けて付勢する力F2が生じることとなる。したがって、防水カバー2の上片部20側が上方に浮き上がることを防止し、配線接続部30を保護する上でより好ましいものとなる。
非折り返し部22aに設けられた係合用凸部29は、孔部16の下部周縁部に係合しているために、支持片部22が孔部16から容易に抜け外れる虞はない。また、図3を参照して説明したように、配管接続用の筒状部13も防水カバー2の位置決め手段として利用されているために、防水カバー2の取り付け状態はより安定したものとなる。
防水カバー2は、その全体構成が簡易であり、図4を参照して説明したように、樹脂製シート2Aから容易に製作することができる。一方、貯水槽1については、防水カバー2を取り付けるための手段として、孔部16が設けられていればよい。したがって、製造が容易であり、製造コストも廉価にすることができる。貯水槽1に防水カバー2を取り付けるには、支持片部22を孔部16に差し込めばよいため、組立作業性もよい。
図5に示す実施形態においては、折り返し部22bおよび非折り返し部22aの配置が、前記実施形態とは左右逆となっており、折り返し部22bは、非折り返し部22aに対して上片部20が位置する側に設けられている。
本実施形態においては、前記実施形態とは異なり、上片部20側を下方に付勢する力を生じさせることはできないものの、折り返し部22bおよび非折り返し部22aを孔部16の内周面または内周縁に圧接させることが可能であるため、防水カバー2の位置決め固定を的確に図ることができる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る貯水槽の防水カバー取付け構造の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
防水性能を高める上では、電極の配線接続部の上方や周囲を防水カバーによって隙間なく囲み込むことが好ましいものの、本発明では、配線接続部の上方を防水カバーの上片部によって覆うことにより、配線接続部に水が掛かり難くしただけの構成であってもよい。防水カバーは、少なくとも上片部と支持片部とを備えていればよく、これ以外の部分を有する構成と、有しない構成とのいずれであってもよい。支持片部の上部に上片部が直接繋がった構成とすることも可能である。コスト低減の観点からすると、防水カバーを樹脂製シートから作製することが好ましいものの、やはりこれに限定されず、樹脂成形品とすることもできる。
防水カバーの支持片部は、谷折り状に屈曲していることにより、下部どうしが繋がった折り返し部と非折り返し部とを有し、かつ折り返し部を非折り返し部に接近させた際に弾性復元力を発揮するバネ性を有していればよい。本発明でいう「谷折り状」とは、側面視もしくは側面断面視における形状がV字状またはこれに類する形状である。上述の実施形態では、折り返し部の上端高さを上片部と略同等高さとなるように形成したが、折り返し部や非折り返し部の具体的なサイズなどは限定されない。
防水カバーの支持片部が差し込まれる孔部は、貯水槽の上壁部以外の箇所に設けることが可能である。たとえば、貯水槽本体部の上部寄りの位置に、貯水槽本体部の側面部から略水平状に突出する突出部を形成し、かつこの突出部に孔部を設けることによって、この孔部に支持片部を差し込む構成としてもよい。
本発明でいう貯水槽は、酸性の凝縮水を中和するための中和処理槽を含む概念であるが、中和処理とは異なる処理を行なうための処理槽や、格段の処理を行なうことなく水を単に貯留するだけに用いられる貯水槽も含む概念である。水位検出用の電極を備えた貯水槽であれば、その具体的な種類や機能を問わず、本発明の適用対象となり得る。電極は、ネジ体を用いたものに限定されず、単なる棒状の電極でもよく、その具体的な形態などは問わない。
A 貯水槽の防水カバー取付け構造
1 貯水槽
2 防水カバー
2A 樹脂製シート
3 電極
11 上壁部(貯水槽の)
16 孔部
20 上片部
22 支持片部
22a 非折り返し部
22b 折り返し部
29 係合用凸部
30 配線接続部

Claims (3)

  1. 水位検出用の電極を有し、かつこの電極の配線接続部が上壁部上に設けられている貯水槽と、
    この貯水槽に設けられた孔部にその上方から差し込まれる支持片部、およびこの支持片部に連設され、かつ前記配線接続部の上方を覆うための上片部を有する防水カバーと、
    を備えており、
    前記支持片部は、上部が前記上片部に繋がった非折り返し部と、水平方向において前記非折り返し部を挟んで前記上片部とは反対側に位置する折り返し部との下部どうしが繋がった谷折り状であり、かつ前記非折り返し部および前記折り返し部を弾性復元力を伴わせて互いに接近させることが可能なバネ性を有している、貯水槽の防水カバー取付け構造であって、
    前記支持片部は、前記孔部に差し込まれていない自然状態においては、下部に進むほど前記非折り返し部と前記折り返し部との相互間隔が狭くなる下細り状の形態であり、
    前記孔部に前記支持片部が差し込まれた状態においては、前記非折り返し部の上下高さ方向中間領域の一部が前記孔部の内周面または内周縁の一部に部分的に当接し、かつ前記折り返し部が前記孔部の内周面または内周縁の他の一部に弾性復元力を伴って圧接していることにより、前記上片部を下方に付勢する力が生じるように構成されていることを特徴とする、貯水槽の防水カバー取付け構造。
  2. 請求項1に記載の貯水槽の防水カバー取付け構造であって、
    前記折り返し部および前記非折り返し部の少なくとも一方には、前記防水カバーが上方に移動することを規制するように、前記孔部の下部周縁部に係合する係合用凸部が設けられている、貯水槽の防水カバー取付け構造。
  3. 請求項1または2に記載の貯水槽の防水カバー取付け構造であって、
    前記防水カバーは、1枚の樹脂製シートを折ることによって形成されている、貯水槽の防水カバー取付け構造。
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