JP4689369B2 - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents

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本願発明は、食器洗浄乾燥機に関し、詳しくは、漏水を検出して、漏水異常を報知する漏水検出手段を備えた食器洗浄乾燥機に関する。
従来の食器洗浄乾燥機には、水漏れを早期に検出し、外部への漏水を防止するために、漏水を検知する漏水検出手段を備えたものがある。
図8は従来の食器洗浄乾燥機の構造を示す図、図9は従来の食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段の配設態様を示す図、図10は従来の食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段の構成を示す図である。
この食器洗浄乾燥機50は、本体ケース51内に蓋(図示せず)を備えた洗浄槽52が収容され、ドア53を操作することにより、洗浄槽52を本体ケース51から引き出すことができるように構成されており、本体ケース51の底部には、水漏れを検出するための漏水検出手段54(図9参照)が配設されている。 なお、漏水検出手段54は、洗浄槽52を移動させるためのレール55より少し下側の位置において、漏水検出手段54を保持するための保持部56にビス(図示せず)により取り付けられている。
ところで、この食器洗浄乾燥機50において用いられている漏水検出手段54は、図10に示すように、2つの電極61a,61bを樹脂製の電極台62に上から嵌め込んで取り付け、横から各電極61a,61bに、ハーネス63との接続用のコネクタ64a,64bを嵌め込むように構成されており、食器洗浄乾燥機50内で水漏れが発生したときに、本体ケース51の底部に溜まった水が2つの電極61a,61bに接触することにより、電極61a,61b間が通電し、水漏れを検知するように構成されている。
しかしながら、上記従来の食器洗浄乾燥機50において用いられている漏水検出手段54は、電極61a,61bを上方から電極台62の電極収納スペース65に嵌め込むように構成されているため、食器洗浄乾燥機50のドア53を引き出したときに洗浄槽52の蓋から電極61a,61b上に少量の水滴が滴下しただけで(漏水ではないのに)漏水と誤って検出してしまうという問題点がある。なお、漏水と検出されると漏水の報知がなされることになり、食器洗浄乾燥機50の運転を停止したりすることが必要になり、取扱性が悪いという問題点がある。
また、上記従来の食器洗浄乾燥機50においては、メンテナンスの際に、漏水検出手段54(電極台62)が作業の支障となるため、ビスを外して漏水検出手段54(電極台62)を取り外すようにしているが、ビスを外したりするのに手間がかかり、作業性が悪いという問題点がある。
また、上述の食器洗浄乾燥機の他にも、漏水検出手段を備えた食器洗浄乾燥機は種々提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)が、上述のような構成の食器洗浄乾燥機において、上方からの水滴の滴下に対して具体的な対策が施されているものは提案されていないのが実情である。
特開平10−160547号公報 特開2003−52608号公報
本願発明は、上記課題を解決するものであり、漏水検出手段を備えた食器洗浄乾燥機において、水滴の落下などのような上部からの少量の水を、漏水検出手段が誤って漏水と判断するような誤動作を確実に防止することが可能で、信頼性の高い食器洗浄乾燥機、さらには、漏水検出手段の着脱が容易で、メンテナンスの際の作業性にも優れた食器洗浄乾燥機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明(請求項1)の食器洗浄乾燥機は、
本体ケース内に洗浄槽が収容された構造を有し、漏水を検出して、漏水異常を報知する漏水検出手段を備えた食器洗浄乾燥機において、
上部からの水の侵入を阻止できるように構成された電極台の内部に、
(a)複数の電極と、
(b)前記電極とハーネスを接続するコネクタと
を収容し、かつ、前記電極台の下部から前記複数の電極の下端部を露出させた構造を有する漏水検出手段が、前記本体ケースの底部近傍に配設され、
漏水して前記本体ケースの底部に溜まった水により、前記漏水検出手段の、前記電極台の下部から露出した複数の電極のうち、少なくとも一対の電極間が通電することにより漏水を検出して、漏水異常を報知するように構成されているとともに、
前記電極台は、前記複数の電極をそれぞれ独立して収容する複数の電極収容スペースを備え、かつ、
前記複数の電極収納スペースのそれぞれには、前記複数の電極の1つと、当該電極を前記ハーネスに接続するための前記コネクタとが収容されていること
を特徴としている。
また、請求項2の食器洗浄乾燥機は、請求項1記載の発明の構成において、前記本体ケースへの、前記漏水検出手段の取り付けが、前記電極台に設けられた電極台側係合部を、前記本体ケースに設けられた係合部に係合させることにより行われ、前記本体ケースからの、前記漏水検出手段の取り外しが、前記電極台に設けられた電極台側係合部を、前記本体ケースに設けられた係合部から外すことにより行われるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項3の食器洗浄乾燥機は、請求項2の発明の構成において、前記電極台側係合部が、前記電極台の両側部に配設されており、前記本体ケースに設けられた係合部を両側から把持することにより、漏水検出手段が前記本体ケースに取り付けられるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項4の食器洗浄乾燥機は、請求項2または3の発明の構成において、前記電極台の上面側にも、前記本体ケースに設けられた係合部と係合する上面側係合部が配設され、両側部に配設された前記電極台側係合部と、前記上面側係合部により、前記漏水検出手段が、取り外し可能に本体ケースに取り付けられていることを特徴としている。
本願発明(請求項1)の食器洗浄乾燥機は、本体ケース内に洗浄槽が収容された構造を有し、漏水を検出して、漏水異常を報知する漏水検出手段を備えた食器洗浄乾燥機において、上部からの水の侵入を阻止できるように構成された電極台の内部に、(a)複数の電極と、(b)電極とハーネスを接続するコネクタとを収容し、かつ、電極台の下部から複数の電極の下端部を露出させた構造を有する漏水検出手段を、本体ケースの底部近傍に配設し、漏水して本体ケースの底部に溜まった水により、漏水検出手段の、電極台の下部から露出した複数の電極のうち、少なくとも一対の電極間が通電することにより漏水を検出して、漏水異常を報知するように構成されているとともに、電極台は、複数の電極をそれぞれ独立して収容する複数の電極収容スペースを備え、かつ、複数の電極収納スペースのそれぞれには、複数の電極の1つと、当該電極を前記ハーネスに接続するための前記コネクタとが収容されているので、水滴の落下などのような上部からの少量の水により、漏水検出手段が誤動作することを確実に防止することが可能になり、信頼性の高い食器洗浄乾燥機を提供することが可能になる。
なお、上部からの水の侵入を阻止できるような構成としては、例えば、電極や、コネクタを取り付けるためのコネクタ取り付け部を電極台内に組み込んで蓋をするようにした構成などが例示される。このような構成とすることにより、洗浄槽の上部などから滴下するわずかな水滴に対して漏水検出手段が誤動作する(漏水していないのに漏水であると判断する)ことのない構成とすることが可能になる。
また、電極台が、複数の電極をそれぞれ独立して収容する電極収容スペースを備え、かつ、複数の電極収納スペースのそれぞれには、複数の電極の1つと、当該電極をハーネスに接続するためのコネクタとが収容されているので、電極台の電極収容スペースの内部に水が浸入した場合にも、個々の電極収容スペースが独立していることから、電極台の内部で電極間が通電することを防止して、電極台の内部に水が侵入した場合にも、漏水を検出することがなく、電極台から露出した下端部における電極間の通電の有無のみにより漏水を検出することが可能になり、信頼性の高い漏水検出を行うことが可能になる。
なお、複数の電極をそれぞれ独立して収容する、個々の電極収容スペースは必ずしも密閉状態になっている必要はなく、少量の水が侵入した場合にも複数の電極間が通電することを防止できるような態様で配設されていればよい。
また、請求項2の食器洗浄乾燥機のように、請求項1記載の発明の構成において、本体ケースへの、漏水検出手段の取り付けが、電極台に設けられた電極台側係合部を、本体ケースに設けられた係合部に係合させることにより行われ、本体ケースからの、漏水検出手段の取り外しが、電極台に設けられた電極台側係合部を、本体ケースに設けられた係合部から外すことにより行われるように構成した場合、漏水検出手段の着脱を容易かつ確実に行うことが可能になり、メンテナンスの際の作業性にも優れた食器洗浄乾燥機を提供することが可能になる。
また、請求項の食器洗浄乾燥機のように、請求項の発明の構成において、電極台側係合部を、電極台の両側部に配設し、本体ケースに設けられた係合部を両側から把持することにより、漏水検出手段を本体ケースに取り付けるように構成した場合、容易かつ確実に漏水検出手段の着脱を行うことが可能になり、本願発明をより実効あらしめることができる。
また、請求項の食器洗浄乾燥機のように、請求項の発明の構成において、電極台の上面側にも、本体ケースに設けられた係合部と係合する上面側係合部を配設し、両側部に配設された電極台側係合部と、上面側係合部により、漏水検出手段を、取り外し可能に本体ケースに取り付けるようにした場合、より確実に漏水検出手段を取り付けることが可能になり、さらに信頼性の高い漏水検出を行うことが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることが可能になる。
以下に本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機の構造を示す図、図2は本願発明の食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段の配設態様を示す図である。
また、図3は本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段を示す図であり、(a)は漏水検出手段を構成する電極台を開けて、電極およびコネクタを収納した状態を示す図、(b)は電極台を閉じて、上部からの水の侵入を阻止することが可能な状態にするとともに、電極台の下部から電極の下端部を露出させた状態を示す図、図4は漏水検出手段において用いられている電極を示す斜視図である。
この実施例の食器洗浄乾燥機10は、図1に示すように、本体ケース1内に蓋(図示せず)を備えた洗浄槽2が収容され、ドア3を操作することにより、洗浄槽2を本体ケース1から引き出すことができるように構成されており、本体ケース1の底部には、水漏れを検出するための漏水検出手段4(図2参照)が配設されている。
なお、漏水検出手段4は、図2に示すように、洗浄槽2を移動させるためのレール5より少し下側の位置において、漏水検出手段4を保持するための係合部(係合孔)22(図5参照)に着脱可能に取り付けられている。
この漏水検出手段4は、漏水して本体ケース1の底部に溜まった水により、電極台12の下部から露出した一対の電極11a,11bが導通(通電)することにより漏水を検出して、漏水異常を報知するように構成されている。
また、漏水検出手段4は、図3(a),(b)に示すように、上部からの水の侵入を阻止できるように構成された電極台12の内部に、漏水検出用の2つの電極11a,11bと、電極11a,11bとハーネス13を接続するコネクタ14a,14bとを収容し、かつ、電極台12の下部から2つの電極11a,11bの下端部を露出させた構造を有している。
なお、電極11a,11bは、図4に示すように、金属板を折り曲げ加工することにより形成されており、電極台12の下部から露出する下端部111と、下端部111とは逆側の端部であって、コネクタ14a,14bと接続される接続用端部112とを備えている。
また、電極台12は、2つの電極11a,11bをそれぞれ独立して収容する電極収容スペース15a,15bを備えており、電極収容スペース15a,15bは、少量の水が侵入した場合にも、収容されている電極11a,11bどうしが導通(通電)するおそれのないように、所定の間隔をおいて配設されている。
すなわち、電極収容スペース15a,15bは、内部に水が浸入した場合にも、電極11a,11b間において電極台12の内部で導通することがないため、電極台12への少量の水の侵入を、漏水と判断するような誤動作をすることがなく、電極台12から露出した電極11a,11bの下端部111における電極11a,11b間の導通の有無のみにより漏水を検出することができるように構成されている。
なお、この実施例では、電極収容スペース15a,15bには、電極11a,11bの主要部および、電極11a,11bとハーネス13を接続するためのコネクタ14a,14bと電極11a,11bとの接続部分が収容されるように構成されている。
さらに、電極台12は、図3(a),(b)に示すように、コネクタ14a,14bと電極11a,11bの接続部分を収容する本体部分12aと、2つの電極11a,11bの下端部111を露出させつつ、電極収容スペース15a,15bを封止する蓋部分12bとを備えている。
また、本体ケース1への、漏水検出手段4の取り付けは、図5および図6に示すように、電極台12に設けられた爪状係合部(電極台側係合部)21を、本体ケース1に設けられた係合部(この実施例では係合孔)22に係合させることにより行われている。
すなわち、この実施例では、図5(本体ケース1に設けられた係合孔22への、爪状係合部21の取り付け前)および図6(本体ケース1に設けられた係合孔22への、爪状係合部21の取り付け後)に示すように、電極台12の両端側に設けられた爪状係合部21を、電極台12とともに、本体ケース1の係合部(係合孔)22に挿入し、爪状係合部21の中央部に設けられた突起部21aが係合部(係合孔)22を通過し、本体ケース1に設けられた係合孔22の壁部1aが電極台12の本体部分12aに設けられた当接部(突起)23に当接するまで押し込むことにより、本体ケース1に設けられた係合孔22の壁部1aが、爪状係合部21の突起部21aと、電極台12の本体部分12aに設けられた当接部(突起)23との間に保持され、漏水検出手段4が本体ケース1に取り付けられた状態とすることができる。
また、漏水検出手段4を取り外す場合には、爪状係合部21を電極台12の本体部分12aに押し付けるようにして変形させた状態で、電極台12を本体ケース1の係合部(係合孔)22から引き出すことにより、漏水検出手段4を本体ケース1から容易に取り外すことができるように構成されている。
なお、図7に示すように、電極台12の上面側にも一対の上面側爪状係合部(上面側係合部)31を設けるとともに、係合部(係合孔)22の上辺側に、一対の上面側爪状係合部31が嵌入する凸部22aを設け、左右両側の爪状係合部21と上面側爪状係合部31を係合部(係合孔)22に押し込むことにより、本体ケース1の係合部(係合孔)22と電極台12の間に隙間(ガタ)がある場合にも、上面側爪状係合部31により電極台12を下方に押し付けて、漏水検出手段4を本体ケース1の係合部(係合孔)22に確実に保持させることが可能になる。
また、この実施例の食器洗浄乾燥機は、漏水検出手段4が漏水を検出した場合に漏水を知らせる報知手段(特に図示せず)を備えている。
上述のように構成されたこの実施例の食器洗浄乾燥機10においては、上部からの水の侵入を阻止できるように構成された電極台12の内部に、電極11a,11bと、電極11a,11bとハーネス13を接続するコネクタ14a,14bとを収容し、かつ、電極台12の下部から電極11a,11bの下端部111を露出させた構造を有する漏水検出手段4を、本体ケース1の底部近傍に配設するようにしているので、漏水して本体ケース1の底部に溜まった水によって、漏水検出手段4の、電極台12の下部から露出した電極11a,11b間が導通(通電)することにより、漏水を確実に検出することができる。
すなわち、水滴の落下などのような上部からの少量の水により、電極11a,11b間が互いに導通して漏水と誤って判断することを防止し、信頼性の高い漏水検出を行うことが可能な食器洗浄乾燥機を提供することが可能になる。
また、電極台12として、電極11a,11bを独立して収容する、電極収容スペース15a,15bを備えた構成のものを用いるようにしているので、電極台12の電極収容スペース15a,15bの内部に水が浸入した場合にも、個々の電極収容スペース15a,15b内の電極11a,11b間が導通することを防止して、電極台12から露出した下端部111における電極11a,11b間の導通の有無のみにより漏水を検出することが可能になり、信頼性の高い漏水検出を行うことができる。
また、本体ケース1への、漏水検出手段4の取り付けを、電極台12に設けられた爪状係合部21を、本体ケース1に設けられた係合部(係合孔)22に係合させることにより行うようにしているので、爪状係合部21を、係合部(係合孔)22に係合させ、あるいは係合部(係合孔)22から取り外すことにより、容易かつ確実に漏水検出手段4の着脱を行うことが可能になり、メンテナンスの際の作業性にも優れた食器洗浄乾燥機を提供することが可能になる。
また、電極台12の上面側にも、本体ケース1に設けられた係合部(係合孔)22の上辺の凸部22aと係合する上面側爪状係合部(上面側係合部)31を配設し、電極台12の両側部に配設された爪状係合部21と、上面側爪状係合部31により、漏水検出手段4を、本体ケース1に取り付けるようにした場合、本体ケース1の係合部(係合孔)21と電極台12の間に隙間(ガタ)がある場合にも、上面側爪状係合部31により電極台を下方に押し付けて、漏水検出手段4を本体ケース1の係合部(係合孔)22に確実に保持させることができる。
なお、上記実施例では、2つの電極を備えた漏水検出手段を有する食器洗浄乾燥機を例にとって説明したが、本願発明は、3つ以上の電極を備えた漏水検出手段を用いる場合にも適用することが可能であり、その場合にも同様の作用効果を得ることができる。
本願発明は、さらにその他の点においても上記実施例に限定されるものではなく、電極台の具体的な構成や細部の構造、電極収容スペースの配設態様、電極台に収容される電極やコネクタの具体的な形状や構造、電極台に設けられた係合部の具体的な構造やその配設態様、本体ケースに設けられた係合部の位置や構造などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
上述のように、本願発明によれば、上部からの水の侵入を阻止できるように構成された電極台の内部に、(a)複数の電極と、(b)電極とハーネスを接続するコネクタとを収容し、かつ、電極台の下部から複数の電極の下端部を露出させた構造を有する漏水検出手段を、本体ケースの底部近傍に配設し、漏水して本体ケースの底部に溜まった水により、漏水検出手段の、電極台の下部から露出した複数の電極のうち、少なくとも一対の電極間が通電することにより漏水を検出して、漏水異常を報知するように構成しているので、水滴の落下などのような上部からの少量の水により、漏水検出手段が誤動作することを確実に防止することが可能になり、信頼性の高い食器洗浄乾燥機を提供するとができる。
また、本体ケースへの、漏水検出手段の取り付けを、電極台に設けられた電極台側係合部を、本体ケースに設けられた係合部に係合させることにより行うようにしているので、漏水検出手段を取り外すことが必要になるメンテナンスの際の作業性にも優れた食器洗浄乾燥機を提供することができる。
したがって、本願発明は、漏水を検出する漏水検出手段を備えた食器洗浄乾燥機の分野に広く適用することが可能である。
本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機の構造を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段の配設態様を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段を示す図であり、(a)は漏水検出手段を構成する電極台を開けている状態を示す図、(b)は電極台を閉じて、電極台の下部から電極の下端部を露出させた状態を示す図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機における漏水検出手段において用いられている電極を示す斜視図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機における電極台の両端側に設けられた爪状係合部(電極台側係合部)を、電極台とともに、本体ケースの係合部(係合孔)に挿入する前の図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機における電極台の両端側に設けられた爪状係合部(電極台側係合部)を、電極台とともに、本体ケースの係合部(係合孔)に挿入した後の図である。 本願発明の一実施例にかかる食器洗浄乾燥機における左右両側の爪状係合部(電極台側係合部)と上面側爪状係合部(上面側係合部))を係合させる状態を説明する図である。 従来の食器洗浄乾燥機の構造を示す図である。 従来の食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段の配設態様を示す図である。 従来の食器洗浄乾燥機において用いられている漏水検出手段の構成を示す図である。
1 本体ケース
1a 係合孔の壁部
2 洗浄槽
3 ドア
4 漏水検出手段
5 レール
10 食器洗浄乾燥機
11a,11b 電極
12 電極台
12a 電極台の本体部分
12b 電極台の蓋部分
13 ハーネス
14a,14b コネクタ
15a,15b 電極収容スペース
21 爪状係合部(電極台側係合部)
21a 爪状係合部の突起部
22 係合部(係合孔)
22a 係合部(係合孔)の上辺の凸部
23 電極台の本体部分に設けられた当接部(突起)
31 上面側爪状係合部(上面側係合部)
111 電極の下端部
112 電極の接続用端部

Claims (4)

  1. 本体ケース内に洗浄槽が収容された構造を有し、漏水を検出して、漏水異常を報知する漏水検出手段を備えた食器洗浄乾燥機において、
    上部からの水の侵入を阻止できるように構成された電極台の内部に、
    (a)複数の電極と、
    (b)前記電極とハーネスを接続するコネクタと
    を収容し、かつ、前記電極台の下部から前記複数の電極の下端部を露出させた構造を有する漏水検出手段が、前記本体ケースの底部近傍に配設され、
    漏水して前記本体ケースの底部に溜まった水により、前記漏水検出手段の、前記電極台の下部から露出した複数の電極のうち、少なくとも一対の電極間が通電することにより漏水を検出して、漏水異常を報知するように構成されているとともに、
    前記電極台は、前記複数の電極をそれぞれ独立して収容する複数の電極収容スペースを備え、かつ、
    前記複数の電極収納スペースのそれぞれには、前記複数の電極の1つと、当該電極を前記ハーネスに接続するための前記コネクタとが収容されていること
    を特徴とする食器洗浄乾燥機。
  2. 前記本体ケースへの、前記漏水検出手段の取り付けが、前記電極台に設けられた電極台側係合部を、前記本体ケースに設けられた係合部に係合させることにより行われ、
    前記本体ケースからの、前記漏水検出手段の取り外しが、前記電極台に設けられた電極台側係合部を、前記本体ケースに設けられた係合部から外すことにより行われるように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の食器洗浄乾燥機。
  3. 前記電極台側係合部が、前記電極台の両側部に配設されており、前記本体ケースに設けられた係合部を両側から把持することにより、漏水検出手段が前記本体ケースに取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の食器洗浄乾燥機。
  4. 前記電極台の上面側にも、前記本体ケースに設けられた係合部と係合する上面側係合部が配設され、両側部に配設された前記電極台側係合部と、前記上面側係合部により、前記漏水検出手段が、取り外し可能に本体ケースに取り付けられていることを特徴とする請求項3記載の食器洗浄乾燥機。
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